○ゆるふわ戦記2018

 

<顛末記>○1月2日(2018)

 初釣りなんてのは新年早々ボウズ食わないことが重要で、手堅く釣れる釣りモノで無難に釣っておいて「こいつぁ春から縁起がいいや」とかなんとかほざいておくのが定石というものであろう。ちょっと遠いけどオイカワとか近場で済ますならコイとかである。なんぼ魚がいっぱいいる釣り堀とはいえ直近の成績がデコ、1匹という惨状で正月から箱詣でせんでも良いんじゃないかという気もしたが、もうちょっとで何か掴みそうな感じに段差の底釣りがなってきているので、元旦からシコシコ段底用のハリス結んで2日から営業している「箱」に出撃。

 7時前に着くともう開場していて、釣り人ボチボチ準備始めてる。この辺のゆるさも箱ならではである。いつもの角が空いていたので釣り座を構える。今日は気温は10度超えてそこそこあるけど風が結構あるようで、寒さ対策で腰から下をすっぽり覆う「スカート」を買ってあったので履いてみた。スカート履くのは姉の制服のスカートをそっと履いてみた13の春以来のことである。正直薄っぺらいナイロン地の何の変哲もない筒状の布でしかなくたいして期待してなかったのだけど、これが結構暖かくて快適。バグパイプ吹きたくなるぐらいだ。みんな履いてるのも納得。今日は日なた側に釣り人びっしりと並んで寒い日陰側には根性で入ってる2人ぐらいだけで15人くらいと相変わらずそこそこ盛況。

スカート

 10尺出して段底。浮子はポ60底ポ、ハリはアスカ5号、3号で下針のハリスは感度重視でパリッと張りのあるフロロカーボン0.3を50センチで始める。餌はダンゴA:B:底釣り、2:1:1で刺し餌は力玉、サナギ玉、ハード供▲轡薀織。

 元日休業で魚も1日釣られていないので朝一がまずは勝負だろうと、気合いを入れてスタートするがなんか浮子の戻しが悪い。前回オモリとか調整済みのはずで棚は下針トントンに粘土オモリで調整したんだけど、なじんだっきり戻ってこないので何でだろうと思って考えたら、そういえば前回使用時に竿にぶつけたのか浮子のボディーにヒビが入っていたのでウレタン塗ったんだった。餌落ちの調整からやり直し。

 気を取り直して打っていると、割とすぐにユラユラし始めてツンッと入る感じのアタリを一ッ発からぶって2発目でヒット。頼むで口にかかっててくれと祈りつつあげてきたらちゃんと口にかかってましたよ。開始30分ほどで早々にデコ脱出ですよ。

明けましておめでとうございます。

 とりあえず朝一勝負はいただきでコレが最後の魚でも、もうデコじゃないもんね。と余裕の次の1投でもズムッと入ったのをアワせたらヒット。銀ぴかの新ベラ。

新ベラ

 コレはハマったのかなと、調子にのってカウンター出してカシャカシャやって、まだ周りも釣れてないので今日は竿がしら取ったルで、と鼻息荒く次を狙ったらそんなに甘くなく、しばらくアタリはあったけど空ぶったりスレたりで、そのうち反応なくなる。魚はイルっぽい浮子の揺れなんだけど風もあって今一自信がない。バラケ小さくしっかり目につけたり逆にテンポ上げたりも効果ないのでハリス交換。ナイロン0.3号60センチに伸ばしてハリもコム2号にして下針トントンから3センチゆるめて食い込ませようとするも明らかにアタらなくなり、じゃあ逆にと40センチぐらいに詰めたら今度はスレて、結局最初のが良いかとフロロ0.3号50センチに戻して地道にアタリを拾って3匹目。1時間ぐらい空いてしまった。その後も同じ感じで粘って5匹まで数を伸ばす。刺し餌は最初のほうハード兇良くて後半は力玉がアタリが多かったと思う。

3匹目 4匹目 5匹目

 この間、私のような下手くそが釣ってるのに、他が釣れてなかったわけがなく特に左隣のメーターウドンセットのオッチャンが9時頃からバコバコ釣り始めた。釣り人は違うんだけど以前横で釣ってた人と同じ感じでパイプトップの小浮子で誘いはほとんどせず抜いてるのかすぐに浮子は止まってそのまま待っている感じ。

 コレは提灯ウドンセットでも釣れるんじゃなかろうかと、10時頃から8尺出して提灯ウドンセット。浮子は前回同様グ45、下針0.2号60センチのイズナ1号。バラケはそのままで始める。まずはバラケを撒いて寄せるのかなとユルくつけてトップが水没したら縦誘い。抜けたらちょっとだけ待って打ち直し。で、割とすぐに浮子のなじみが遅くなりウケ始め、アタリも出始めるんだけどカラツンが多くやっとかけたらスレ。うわずったかなと餌締めてテンポ落とすとアタらない。何か変えるかとハリスを80に伸ばしてシラタキでユックリ落とすのを意識していくと一瞬時合いっぽくなって良いアタリが数発来たけどスレ掛かりなのか2回ほどバラして反応もなくなる。

 その間もお隣さんはコンスタントに釣っていて、そろそろどうやって釣ってるのか聞いた方が早いかなと思い始めた頃、別の人が聞いてくれて聞き耳を立ててみた。「バラケは着水後にすぐ抜けてるかも知れないぐらいにユルくつけてる。しっかりつけて深くなじませるとアタらない。ハリスは47センチ。もっと短いので来るかと思ってたけどこのぐらいが良いようだ。」とのこと、すぐにハリスを詰めてバラケをユルユルでつけてソッと振り込む。魚寄ったのか縦誘いの時にスレ掛かりとかが何度かあったけどアタッてるのが良く分からない感じ。意外とスレで走られても0.2号切れない。流石バリバスというか鮎用ライン。

 浮子を変えてみた。同じサイズのグラスソリッドのトップの浮子だけど、今まで使ってたのは0.7ミリぐらいのを削ってテーパーをつけて餌落ち付近だけ0.4ミリぐらいにした物で、新しいのはトップが根元から先まで0.4ミリのグラスというところが違っている。正直作っててこんなグニャグニャするぐらい細いトップはさすがにあかんのと違うか?と思っていた。餌落ちを先端付近に調整して打ち始めると、まずは表面張力でたわんだトップがビヨーンと立ち上がるのを見て、浮子の立ち上がりに表面張力がかなり関係しているということが実感できたけど、こんなけったいな浮子で大丈夫かと不安になった。ところがこの浮子がなかなか良い感じで、とにかく沈むにしろ戻すにしろ先端だけでなく全体的にユックリした動きになって、ジワジワジワジワとなじんでいく。その途中のツンというアタリとか分かりやすい。空振りも結構あるけど半分に切ったハード兇韮寡ぅ殴奪函8にかかってるのを確認したときは嬉しかった。

提灯ウドンセット 7匹目

 このままのペースでいけるのかと思ったら、2匹の後は結構苦戦して、後3匹だし「つ抜け」はしたいなと飯もバラケが抜けた状態で待ちながら片手で済ます。寄り初めて食いの良いときはハード兇良いけど渋くなってくると力玉が良くなるように思う。今日はサナギ玉とシラタキは今一。なじむ途中の分かりやすいアタリは出にくくなって、餌落ちしてじっと粘ってるとコンときたり、ウケて浮子がなじんでかないなと思って聞き合わせ気味に縦誘い入れると食ってたりする。モチッと柔らかい力玉はアタリも何も分からないまま餌取られてたりして水中でどうなってるのか頭突っ込みたくなる。13時くらいまでかかって顔周りのスレとかもありつつ、しぶとく拾って10匹。最後は上針のバラケ食ってた。ゆるふわ的には大満足の釣果である。隣のオッチャンと対岸の寒い角で釣ってた人はその時点で20ぐらいは釣ってたはず。他は5匹前後が多かったんじゃなかろうか。

8匹 9匹 10匹 

 上針のバラケ食ってきてることからも、うわずらせてしまっているようには思うんだけど、餌小さくしっかりつけたりするとアタリ遠のくし、ハリス30ぐらいに詰めても改善しないので、14時頃一旦トイレ休憩を入れて、つ抜けもしたし変えると来るの法則を期待して13尺出してバラグルセットのバランスの底釣り。割とすぐに1発かけて喜んだらアッパーでその後もたまにアタるけど釣りきれず。段底とウドンセットがだいぶ釣りになってきたから良かったものの、それがなくて頼みの綱がバランスの底だけでは、今日もデコか一匹かという感じで最下層に沈んでいたのかも知れない。午後から周りもアタリが遠くなってるようだけど、隣はペース落ちたけどしぶとくコツコツ掛けてて感心する。

 15時過ぎにあと1時間だし、変えると来るで再度段底か提灯ウドンセットかと考えて、底に餌をつけない宙の釣りって苦手意識あるかもなので提灯ウドンセットの練習で終わることにする。変えたら来るで一発来たけどやっぱり上針のバラケ食っててなんか決め切れてない。

結果あがりベラ

 餌の付け方はゆるめで抜けるぐらいを続けて、ハリス短くしても駄目で戻して、浮子変えてみようと太いパイプトップを半分に切った樋のようなトップを付けたのに変えてみた。ボディーサイズは45ミリで同じ。トップの浮力が小さいのに見やすいという宣伝には嘘偽りはないんだけど、太いトップはビックリするぐらい立ち上がりが遅い。重さ自体は軽いはずなのにコレも表面張力のせいなんだろうか。立ち上がるころには餌落ち近くまで仕掛け沈んでいてなじみ幅が小さくて全然駄目だ。上手い使い方があるのかも知れないがお蔵入りだな。写真下がそのトイ型トップの浮子で上が0.4グラスムクのグ45新型。

新作2本

 浮子グ45新型に戻して、魚は寄ってるくさいけどアタリを出すことができずに苦戦。そろそろみんなが竿を仕舞った終了16時の15分ぐらい前に、釣り人少なくなったので群れがこっちに集中したのか浮子がウニョウニョと揺れ始めてアタリも出だす。一発釣ってあがりベラと気合いを入れるが2連発で口の外で時間切れ。

 でも、11匹はまったくもって悪くない結果で、今日の平均組は5〜10ぐらいだったと思うので中流の上ぐらいに這い上がった気がする。提灯ウドンセットの道具と釣り方がちょっと自分なりにとっかかりが見えてきたのも嬉しい。寒さ対策も割と上手くいってて、暖かい日を狙って冬の間「箱」にもあと何回か通っておきたい。完全に口使わなくなってデコったら春まで休止の予定。

 2018年、好釣と言って良い滑り出し。今年も楽しみます。

 

<浮子>○ゆるふわ第3世代浮子

 ゆるふわ浮子も基本的な性能のものはだいたい揃って、ボチボチ「食い渋り対策」とか「段底専用」とかの特定の釣り方やら状況に合わせたものを作り始めた。

 と同時にトップの色を自分で塗ると自分の見やすいように塗れるし安上がりだしで、パイプは「ハイテクトップ」っていう商品名らしいけど、目盛りまで振られたとても丈夫な安いのをこれまで通り使うけど、ポリカーボネイトとグラスのムク素材は長さやら太さもテーパー含め自分の好きなように出来るのでムク材を買ってきて切って色塗りして作ることにする。

 ということで、今後作る浮子をゆるふわ第3世代として、ついでにマジックで銘を入れてたのをプラカラーで筆で入れることにする。マジック楽だけどボディーにヒビとか入ったときにウレタン塗り直すと文字のインクが流れるので一旦ウレタン塗料で文字を拭き取るのが面倒くさいのでウレタンの溶媒で溶けないアクリル塗料のプラカラーで書く。

第3世代

 写真一番上の「グ45」は0.4ミリのグラスムクトップの提灯ウドンセット用で、同じ名前の前回作ったものがテーパーさせて先端付近が0.4ミリになっているのに対して全体的に元から先まで0.4ミリになっている。0.4ミリのグラスムクってグニャングニャンで立ち上がるときにも表面張力につかまってたわんでしまうぐらいだけど、これが細いので、同じ重さを背負うのに断面積が小さいので当然ながら長さが必要で、結果長くゆっくりと沈みゆっくりと戻す。実戦投入したらアタリがとても取りやすくてなかなかに良いデキ。

 「トイ45」はパイプを半分に縦割りした雨樋みたいな形状のセルのトップ。当然中空のパイプトップと比べて格段に断面積が小さく、細いトップと同じように使えるうえに見やすい浮子になるかもと期待したけど、断面積は小さいけどトップの幅が大きいので表面積が大きく表面張力につかまってなかなか起き上がってこないという使いにくい浮子になってしまった。感度自体はいいので上手い生かし方があれば改良版を作ってみたい。とりあえず企画倒れだった。

 「ポ60底ポ」は段底用に前回作ったのが調子よかったので予備。

 「4ポ80底ポ」はその段底用のを細いボディーで作ったらどうなのか、違いを見てみたい。全体的に長くなると安定して横揺れでサワリが分かるとかが少なくなって、同じオモリ負荷でもボディーが細く体積小さい分感度は良くなるかも。

(2018.1.6)

 

<顛末記>○1月12日

 冬の「管理池」に行くつもりはなかった。まず釣れないだろうことは理解していた。管理池を主戦場にして毎週ほとんどの土日をヘラ釣りに捧げている玄人のSNSで釣果情報をチェックしているのだけど、私がデコってるような日に平気で20匹とか釣っているその御仁が、年末あたりからこっち、デコ覚悟で出かけて実際デコりそうになって段底で何とか1匹とかの釣果で、周りは半数近く「アタリデコ」というアタリすらもらえない激渋の状況らしい。まったくゆるふわにはほど遠く素人に毛が生えかけた程度の腕ではどうにもならんことは分かっていた。「箱」で段底とウドンセットを実戦で使えるところまで鍛えてから、暖かくなるころ行くつもりでいた。ところが買い物で外にでるついでに一駅向こうの小さいけれど割と品ぞろえの良いほぼヘラ専門の釣具屋にハリを補充に行ったところ、今年は正月休みの間にカワウに食い荒らされないように秋と1月に入ってからに分けて新べらの放流を行うという情報を得た。秋の新べら放流にはシーバス忙しくて参戦できなかったので、是非行ってみたかったが話を聞くと、冬の管理池は新べら放流しても相変わらず激渋のことが多く、言外に素人は止めといた方が良いよという雰囲気を漂わせていた。そのときはそれじゃあ行っても仕方ないなと一旦納得したのだけど、ずーっと気になって考えてしまう。魚のいっぱいいるところで魚を掛けなければ技術は上達していかない。でも、渋い状況でもデコを逃れる技術は渋い状況で必死でやらなければ身につかないのではないか?「何十年も修行して達人にでもなるのを待ってから戦場にでる気か?」と心の中で黒い剣士も煽ってくる。まあ、気になるんなら行けばいいんである。別にデコったって失うものといえば、どうせつぶさなきゃならない時間と入場料といくばくかの餌代ぐらいのものである。少なくとも新べら放流して魚の数は増えてるはずだし土日でたたかれる前に行ってしまえば案外チャンスあるかもと自分を鼓舞して、作業服屋で買った厚手のインナーとか着込んでガッチリ防寒対策していざゆかん。

 11日木曜放流で、放流した日から釣れ始めるらしいけど、ちょっと風があるので風の収まる金曜に午前病院行ってから午後半日やることにする。アタリもないような状況だと寒い中1日はキツすぎる。釣り場に着くと桟橋は6、7分の入りでそこそこ賑わっているけど、桟橋奥のあたりにたどり着くまでだれも竿を上げていない。釣れてないし餌打ち返すような釣り方誰もしていない。長竿で沖目狙いの段底が多いのかなと思ったけど、意外と岸向きで短竿の人が多い。岸向きか沖向きか選べる状況だったけど岸向きは既に建物の影に入りつつあり寒そうで、まだしばらく日があたりそうな沖側を選んだ。準備している間に後ろの岸向きの人が1匹釣って「2匹目」と喜んでいた。ちなみに8時半開場で11時をすぎた頃の話である。こりゃ渋いわ。とりあえず沖向きは短竿ダメだった印象があるので13尺で段底で始めてみる。浮子は管理池行くなら13尺の段底するだろうと新しく作ったポ80底竹。下バリはアスカ3号に0.3号フロロ50センチ。両ダンゴA:B:底、2:1:1、刺し餌が力玉、さなぎ玉、ハード供とりあえず餌撒いて寄せなきゃ話になんないんだろうなとゆるめに付けて、なじむけどトップ水没する前ぐらいに戻し始める感じで打っていく。しかし、1時間ほどしてもなんとも反応がない。左となりのバラグルの底釣りの釣り人は「時間の無駄」と吐き捨てるようにつぶやいて帰り支度を始めてしまった。午前中2,3匹釣れてれば先頭グループのようだ。

 このまま座して打ち続けてもどうにもならん気がしてきた。餌もハリスも反応あれば変えて調整していけるけど、何の反応もないので、ちゃんと餌着底してるのか浮子下あってるのかさえ不安になってきて粘土オモリで確認してしまう始末。便所休憩後、思い切って釣り方変えて8尺出して提灯ウドンセット。例のハリス0.2号の仕掛けで下ハリス50センチから始める。餌は同じでゆるっと付けて2回に一回は抜けて「0ナジミ」になるぐらいでバンバン餌撒いていく。3目盛りだしぐらいにした餌落ち目盛りが出て止まるか餌が持ってトップ水没したらたら縦誘い3回ぐらいして10秒待って打ち直し。

 1時間ぐらいして、なんかトップが沈むスピードが遅いなという感じで、魚寄ってるのかどうか自信ないけど、釣れるとしたらここかなと集中する。浮子が立つときにピョコッと跳ねるような変な動きをした。沈む仕掛けが魚の上に乗ったような気がする。魚が下にいるのは間違いなさそうだけど、浮子の動きが揺れたりそれっぽくはなってこない。でも沈む途中のトップが変な位置で止まったので、聞きアワセ気味に縦誘いを入れたら根がかったような感触で何か掛かった。ジワっと引っ張ったら動き出した。しかもデカい感じがする。デカい新べらかと胸が高鳴る。アワセがおとなしかったのでまだ掛かったことに魚が気づいてないのかグネグネと抵抗するだけで上がってくるのでそっと上げてくると、予想以上にデカいのが掛かってた。60弱のコイでしかも腹ビレのあたりにスレてる。意外におとなしく寄ってくるので頭からタモにつっこめば何とかなるかもとタモを構えるけど、惜しいところで2回失敗したらさすがに暴れ始めて沖にダッシュしてハリスが飛んだ。でも0.2号思ったより強いのに驚く。加えて0.4ミリのグラスムクトップの浮子、ちゃんと水中の動きが伝わってるようでなかなか塩梅がいい。盛期にモツゴが出てくると使いにくくなるかもだけど底水温期の渋いアタリをとるにはいい浮子ができたと思う。

 デカいのが暴れたのでまた寄せるところからやり直しかと餌打って行くけど反応なく1時間ほどで断念。

 またトイレ休憩後、10尺出して段底に。これも全く反応なく。3時すぎると釣り座も日陰に入って寒くなってきた。スカートの下に合羽の下を重ね着。

 最後、バランスの底やって終わるかと、餌少な目に作ってバラグルの底。4時過ぎて、みんな帰り始めた中、小型のユスリカの類が羽化し始め、なんか状況変わらんかなと期待して水面近く器用にホバリングして補食してるハクセキレイとかみていたら、沖ねらいの長竿組がパタパタと2人ほど魚を掛けて時合いっぽかったので15分まで粘ったけど、わずかにトップが揺れたかなというのがあったぐらいでデコって終了。

 片づけながら、便所にきた人と情報交換。って、こっちの情報はアタリデコでした、しかないのだが、先様は年あけてこっちずっとデコってたけど今日は8匹釣ったと嬉しそうだった。これだけ渋い中かつデコ続きの後それだけ釣ったらさぞ今夜は気持ちよく眠れることだろう。カワウ対策でなるべく魚が沖にでないように桟橋のところにネットが張ってあって、きっちり張れてるわけでもないのでどのみち出ていくらしいけど、まだ岸側にとどまっている魚が多いようだとのこと。あと聞こえてきたのは今日は暖かい日向側になる位置の釣り人はデコ食らいまくっているようで、単に日陰の方が釣り人少ないので良かったのか、冬眠する昆虫のように温度変化の少ない日陰側に魚も入っていたとかなのか、よく分からんけど今日は根性出して日陰側岸側に入った釣り人が正解だったようだ。たまにしかこないとそういう傾向とか情報とかないから釣れないんだろうなという感じ。ちなみに冬眠する昆虫が日当たりのいい場所を避けるのは、温度が上がって下手に代謝活性が上がってしまうとエネルギーを使ってしまうからで、春に暖かくなるまでは安定して低温の方が冬眠には都合がいいとのこと。魚でも同じようなことがあるんだろうか?

 まあ予想どおりデコったわけで、また揺るぎない最下層の地位に落ちてしまったけど、行ってすっきりした。悔しいけど。賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶそうで、要するに賢い人は他人のしたことから学んで実際に経験しなくても手を打てるけど、バカは自分で痛い目にあわないと学習しないということらしい。愚者としてはきちんと痛い目にあっておくのは必要なことだったと思う。私には冬の管理池はまだ攻略しようがないことが身にしみて理解できた。寒くて疲れたけどまあいいや。来週前半暖かい日を選んでまた箱に修行に行きたい。そろそろ一番寒い時期で箱もいつまでも甘い顔はしてくれないかも、なんて書いちゃうと現実になりそうなので、箱ではボコボコ釣って段底と提灯ウドンセットの修行がはかどるはずと書いておこう。

 鳥達は可愛かった。カルガモ、オナガガモ、オオバン、キンクロハジロ、カワウ、スズメ、ハクセキレイ、ドバトあたり。

オオバン、オナガ キンクロ

 

<顛末記>○1月16日

 この時期珍しいぐらいの暖かく風もない日で「チェスト関ヶ原!」という感じで気合い入れて「箱」に出陣。

 開場7時ちょっと過ぎに到着すると、3人しか釣り人いなくて平日とはいえこれはあんまり釣れてないとかかと思ったけど、日が昇るにつれてボチボチとやってきて最終的には10数名とそれなりに盛況。

 今日もいつもの角に入る。今日は予定通り段差の底釣りと提灯ウドンセットをやる。かつ、変えると来るの法則で竿変えて釣り方変えてというのは使える手だけど、今日はなるべく同じ釣り方を続けてその中の細かい調整で釣っていくことを意識する。

 とりあえず10尺段底から始める。浮子はポ60底ポ、ハリはアスカ3号フロロ0.3号50センチ、餌は今日はボソッけ出してやってみようかとダンゴA:B:底釣り、1:2:1。刺し餌はハード供⇔篭漫▲轡薀織、さなぎ玉でローテ。下バリとんとん2センチずらしから始める。

 最初30分ぐらい反応なくて、これは今日はデコ脱出が目標の日か、前回いらんこと書かなきゃよかったと思ったけど、そのうちユラユラし始めてなかなかアタってくれないのでハード兇ら力玉に変えたらシュコッと入ってアワせたら掛かった。ちゃんと掛かってる感触だったのでさい先良いなと思ったらなんか口の横の外から掛かってるように見える。老眼で細かいところが見えないのでハリ傷でグチャっとなっているあたりの内側から掛かって外にちもとが回ってるようにも見えなくもないのでアップで撮っておいて写真判定したけど外だな。

外

 アタリかたもでかかったしスレたってことはもう少したるませた方がいいのかなと5センチずらしぐらいにしたらまたシュコッと入って、今度はあからさまにスレた感じで引きまくっているけど、あしらう練習のつもりで丁寧にあげてみたらちゃんと口掛かりだった。とりあえずデコ脱出。

デコ脱出

 魚は寄ったようで、浮子の戻しも早くなってきて連発しそうに思ったけど甘くはなく、たまにアタるけどスレっぽい感触ではずれる。でも上ずっってるのかなとバラケ小さくすると反応薄い。今日はハード局堋瓦波娠なく、さなぎ玉はそこそこ、シラタキはなじむ途中でアタっただけ、力玉が一番アタる。けど、力玉がアタリも分からんうちに吸われてるのかなくなる。アタリが妙に大きいのも気になる。これは逆でもっと張った方がいいのかと下バリトントンぐらいに張り気味にしてみるとアタるんだけどカラツンでアワセが遅いのかと躍起になってアワセたらアワセ切れ。0.3号とはいえ世界最強のフロロカーボンハリスのはずのシーガーグランドマックス切るアワセってどうなのよ?GT釣ってんのとちゃうんやで!

 切れたのでハリスチェンジのついでに長さ50のままでナイロン0.3号にしてハリもコム2号にして吸い込みやすくしてみた。割となじんで戻してツンとかムズとかいい感じのアタリが出始めてゲット。

2

 1時間ほど空いてしまったけどコレで正解だろうと思うけど甘くなく、またスレて目にかかったりとよろしくない。大きなあたりに反射的にアワセたら釣れたけどバラケ食ってた。

3

 餌ピンポンされてる気配もしてきたので食わせを底に落ち着けてハリス張ろうということで、ハリス0.4号にあげてハリもアスカ3号に戻す。これはそれなりによかったようで、いい感じの小さいアタリが出始めて、ポンポンと5匹目まで釣ってその後ちょっと空いたので、とりあえず段底終了でトイレ休憩。

4 5

 ちなみに今日は周りも特別釣れてる人はいなくて、まんべんなくポツポツつれている程度。今のところ中流階級ぐらい。

 休憩後竿変えて8尺だして提灯ウドンセット。グ45、ハリはイズナ1号、ハリス0.2号50センチ。

 割とすぐに寄ったようで浮子のナジミが遅くなる。でも今日は提灯でもハード局堋瓦如△覆なかアタらんなと思いつつ力玉に変えたら食った。

6

 魚は寄ってるし活性それほど低くないしで提灯ウドンセットで釣り込むぜと意気込むけど、コレがなかなかカラツン多くて掛けてもスレで苦戦。かつやっぱり力玉は知らない間に吸われている。ハード兇ダメだけどさなぎ玉はそれなりにアタるし餌持ちも良い。シラタキ反応いまいち。バラケはゆるめで上の方から抜き気味にバンバン打っていくより、小さめで持たせて1回縦誘いするかしないかで抜けてちょっと待っているとアタるのが多かった。バラケは一桶打ったあとは持たせるようにA:B:底釣り、2:1:1。

 ハリス長すぎて張ってない間に吸われてアタリとれてないのとちゃうかと40ぐらいに詰めると一瞬アタるようになるけどすぐに反応なくなる。30に詰めてやっぱり一瞬アタリ復活するけどアワセ切れ。さすがに0.2号はおとなしくアワセてたけど0.2号で短ハリスは無理があるかも。逆にハリス延ばして60でどうかとやってみたら。力玉が面白いようになくなる。ハリス長く細くハリ軽くという食い渋り対策は今日は裏目にでてるような感じ。

 ずいぶん力玉食われたので、ハリス一気に張って油断して吸い込む奴をアタらせて掛けようとハリスをナイロン0.3号に上げて47センチにしたら思惑通り1発で良いアタリで掛かった。

7

 しかし飲まれてるってどうなの。思いっきり力玉食べ放題されてたようだ。

 たらふく食わせた分釣らせてもらうゼと鼻息荒く打ち込んで良いアタリに竿先だけビッという感じの鋭いアワセを食らわせたら、カラツンだったのは良いけどなんか見覚えのあるトップが沈んでいく。高切れかと思ったらトップが竿にぶつかって折れていた。これからって時に気勢をそがれる。

 まあ壊れたものは仕方ない、持ち帰って直すとして、大事なものには予備を用意する性格で同じサイズの予備もあったけど、どうせならと細い4ミリボディーで同じぐらいの浮力になるように作った4グ70に浮子を変える。トップは同じ0.4ミリのグラスムク。餌落ち3目盛りに調整して再開。後3匹でつ抜け。残り3時間ぐらいあるので時速1匹でいい。

浮子トップ折れた

 間があいたせいか、反応おとなしくなってしまった。何とかしようとするけど、魚いるのはナジミが止められたり煽られる動きもあるので間違いないと思うけど、良い食いアタリがでなくて小さいアタリで掛けるとスレ。食ってるのか溶け落ちたバラケ食ってて下ハリスひっかけてるだけなのか何ともかんとも。1時間ぐらいバラケの調整と餌のローテで掛けきれずしびれ切らして「バラケ食ってて下ハリスひっかけている」と想定してハリス40ぐらいに詰めたらやっと8匹目。

8

 ただ、それも単発でそれならと5センチ刻みで25ぐらいまで詰めていくが9匹目はバラケ食ってきた。やっぱりバラケは食ってるっぽい。でもって、うわずって刺し餌は食ってこないような感じか。

またバラケ食ってる9

 一旦トイレ休憩で床休めして、また0.2号のハリスで60センチに戻す。60はやっぱりアタリでないなということで50に詰めてやっとつ抜け。

つ抜け

 バラケ緩くつけて抜くぐらいで魚寄せまくると、ある時まで反応するけど、やがてうわずってしまう。そこで餌を締めて持たせたうえで抜けてもしばらく待つようにするとアタる。でも締めたえさを続けていると今度は魚の寄りが薄くなって反応が落ちる。ということだったように思う。それを上手く反応出続けるように調整するのが今日必要なバラケの調整だったように思う。なかなかそう思っても上手くできないものである。場数積んで身につけるしかないだろう。

 後30分ぐらいあるのでアガリベラ釣って終わろうとするもいまいち掛けきれなくてスレる。最後餌もあまってるしあんまり冬にはやらないんだろうけど、デカめのバラケをバンバン打っていく力業を試して案の定魚うわずった感じになってしまったのを浮き下詰めて、最後バラケ締める代わりにバラケ無しで力玉だけで打って誘って食わせてやっとのアガリベラ。

アガリベラ

 11匹で終了。暖かかったせいか思ったほど食い渋らなかったけど、良い食いアタリがだせずに苦労した。周りも同じような状況だったようで隣のバランスの底のオッチャンは結構掛けてたと思ってたけど、2時頃早あがりするときに口に掛かってたのは2匹だけと言ってた。平均組で5から10匹というところか。中の上ぐらいだけど、今日ぐらいの状況で1.5倍ぐらい良いアタリをだして、スレを3割減ぐらいに改善したら上流階級仲間入りできそうに思う。悪くない釣果だけどもう一段あがりたい。

 段底は確かに手堅い気がしてきた。提灯ウドンセットは魚かなりガッチリ寄せられるので、ちゃんと食わせることができるようになれば爆発力あるんだろうなという気はするけどなかなか難しい。

 細い浮子使ってみたけど違いが分からんかった。今の技術程度では違い分かって使い分けられるもんでなし、あまり本体の太さ変える意味はないように思う。

 春までにもう一段階上手くなるようにボチボチ行っとこう。

 今週末はシーバスの予定。

 

<浮子>○第3世代増産中

 ゆるふわ第3世代調子よかったのを増産したりサイズ違いを作ったり。

増産中 第三世代

 上二つはトップ0.4ミリのグラスムクが繊細な水中変化をとらえて好調なグ45の増産。ついでにサイズ違いのグ40も。トップの太さが特徴の場合太さををボディー頭のあたりに書き込むこととした。

 管理池での13尺での段底を想定して、振り込みやすいやや重いオモリを背負わせるため80ミリボディーで作った段底用浮子。早速出番はあったけどデコった。性能的には問題ないように思う。足はポリカーボネイトより竹の方が軽いかなと竹採用。ポリカーボネイトの足はたわむせいかトップで道糸を拾ってしまいがちな気がする。ポリカーボネイトの足はいまいちか。

 下二つは浅い自由池で段底とウドンセットをするために小さいのを作ったけど、自由池は池の縁が崩れてたりしてるのを補修工事中で出番なし。4グ45は提灯ウドンセットやるときに仕掛けの沈下スピードを遅くして変化をつけるのにも使えるかも。 

(2018.1.22)

 

<浮子>○引き続き第3世代増産とメンテ

 ドカ雪が降ったと思ったら寒波が来て、関東でも最低−4度最高5度とかの寒さが来て震える。

上塗り 

 昨年作った浮子が結構塗装にヒビが入ってるので上塗りしつつ、段底用と提灯ウドンセットの浮子の増産などしつつすごしたけど、ちょっと寒気が緩む明日には釣りに行きたい。

 ヒビが入ったのは竿にあたってるんだと思うけど、バルサで軽く作ろうと3回しかドブ漬け塗装してないので仕方ない気がしてる。まめに上塗りしておこう。マジックで入れた銘も時間が経って完全に乾いていると上からウレタン塗っても流れなかった。

第3世代

 新作は、グ45の追加とちょっと大きくしたグ55、段底用を足が竹版で増産。という感じ。

2018.1.26)

 

<ブログ>2018年1月26日金曜日

絶対王者の陥落


 フロロのハリスはというか細いハリスはクレハ社「シーガーグランドマックス」で間違いない、と永年思ってきた。

 金地に赤のパッケージ、定価が50m3千円もするハリスは、出た当時、今までのエースとかとそんんなに違うわけがないやろという予想に反して、ぶっちぎりに良いフロロカーボンのハリスだった。最初に結んだときにもう、結びがそれまでのフロロカーボンのように堅い感じじゃなくてしっとりキュッと締まる感じがしてそれだけでちょっと違うなと思わされたし、とにかく強度があってスレに強くて、表面がザラザラになるような場面でも切れずに魚が上がってきて「グランドマックスで良かった」と胸をなで下ろす経験を、愛用者なら何度かしているのではないだろうか。
 「直径が半分ぐらいになる切れかかった状態でも魚があがった」と言っている釣り人がいたのもあながちホラとは思えない高性能さに絶大な信頼を置いていた。

 ただ、ルアーのリーダーのような太いハリスであれば、引っ張り強度が必要なのはリーダー部分じゃなくて道糸だし、スレに強いハリスが欲しければ物理的に太いハリスを選んでしまえば良いので、わざわざそのために高価なグランドマックス様にご登場願わなくても大丈夫で、ジギングとかの太いハリスはデュエル社の「船ハリス」つかってたし、ナイロンの太いのを選択することもある。普段のシーバス釣りでは生分解性ショックリーダーが廃盤で手に入らなくなってからは、シーガーの「エース」や「フロロショックリーダー」を使っている。昔あったヤマトヨ社の「ジョイナー」は安くて良いフロロハリスだったのだけど最近見かけない。
 ちょっと脱線するけど、生分解性ショックリーダーの「RTE」はビヨーンと良く伸びるラインでPEを道糸に使う時にはクッションのように機能していたように思う。PE使用が全盛のシーバス用とかでアタリをはじかない「伸びるナイロンリーダー」とか売れないだろうか?などとアホなことも思ったりする。

 話もどして、道糸より太い「リーダー」じゃない、フライのティペットのような細ハリスの場合、引っ張り強度も欲しいし細さも欲しいスレにも強くという贅沢なことをいい始めると結局シーガーグランドマックスだよねということになる。0.3号の細ハリスでデカいヤマメ掛けたときにあげる確率を少しでも上げたければ信頼する一番良いと思うハリスを結ぶしか選択肢はない。現在ではグランドマックスにはよりソフトなFXもあるようだけど、細ハリスではフロロカーボンのパリッとした張りがクシャッと絡まるのを防いでくれてる気がして個人的には好み。なのでFXは使ったことがないけど、強度は同程度でメーカーも釣り方とかでお好きな方を選んで欲しい的なことをいっている。

 ただ最初の方でも書いたけど、グランドマックスちょっとお高い。さすがに定価では売ってなくて50m2千円弱で買える。あんまりハリス替えないインチキフライマンな私のフライフィッシングならそんなにハリス減っていかないのでたいしたことないんだけど、ヘラ釣りみたいなハリス交換しまくる釣りではその値段でもちょっときつい。
 なんか安いのないかなと考えて、前回ナイロンの安いハリス候補を探したときに、細いルアー用のフロロの道糸は結構あったのを思い出して、試しにと買ってみた。
 アジング用だの管理釣り場のマス用だの各社から出てるけど、シーガーからも「R−18」というのが出ていたので1ポンド0.3号相当のを買ってみた。フロロのラインはクレハ社シーガーブランドならやっぱり安心できる気がする。100mで定価は2500円だけど、実売は1500円程度。50m750円はかなりお買い得。

 道糸用なのでややグランドマックスよりしなやかな感じか?まあそのあたりはおいおい使って調子を見ていくにしても、まずは強度がないと話にならないので、秤もってテスト。
 スプールから出したラインの先に8の字でループを作って秤に掛けてスプールを引っ張ってゆっくり切れるまで。切れたところの数値を読む。グランドマックス、R−18それぞれ3回平均をとる。ホントはもっと回数必要だろうけどまあ主観的な感触得るぐらいはこのくらいでいける。
 結果はグランドマックスが650g、540g、620gの平均約603.3g、対してRー18が500g、665g、570gの平均578.3gと結果としてはグランドマックスが僅差で逃げ切ってるけど、正直測る毎にぶれる誤差もあって、この程度の差は誤差の範囲内で「引っ張り強度」だけみれば同程度の強さがあるように感じた。
 まったく、問題なくヘラ用のハリスとして使えそうな強度はある。
 ナイロンじゃなくてフロロを選択する時って、ヘラの場合フロロのスレに対する強さとかはあまり必要じゃないので、パリッとした張りと伸びの少なさでアタリを明確に出したいときなどに使うのが想定されるけど、その役割は充分果たせると思う。そして安い。0.4号も買っちゃった。っていうかフライ用のティペットもR−18で良いんじゃなかろうかと思えてきた。

 そして、こうなるとどうしても気になる。
 今時のヘラ用ナイロンハリスとフロロハリスはどっちが引っ張り強度あるのか、試してみたくなった。
 一昔前ならフロロはナイロンの1.5倍の引っ張り強度があるというのが大きな利点の一つに数えられていた。でも、前回ハリスの強度を測ったときに、今時のヘラ用ハリスはちょっと前のナイロンラインの1.5倍は引っ張り強度があって驚いたところである。
 ならば、フロロと同じ方法で同じ太さを測ったらどう違うか、どちらが引っ張り強度的に優れているか。ナイロン代表には前回0.5号で驚きの強さを発揮してくれた「バリバススーパーへらハリス」0.3号に登場いただいた。
 結果は、600g、650g、670g、平均640gで測ってるときの感触としても明らかに強い。伸びて粘る。ある程度予想できたモノの衝撃的である。

 もちろんフロロカーボンのハリスには、引っ張り強度以外にも表面が硬くて耐摩耗性に優れスレに強い、張りがあって伸びが小さいのでアタリが直接的に出やすい、比重が重くて沈めやすい、屈折率が水に近く水中で見えにくいなどの利点もあるけど、一番の魅力はナイロンの約1.5倍の引っ張り強度があって細いのが使えるということだったように思う。
 今日、引っ張り強度の欲しい状況ならハリスは高級ナイロンハリスを選ぶべきなのかも知れない。
 例えば渓流のフライのティペットならヤマメ狙いなら細ハリスでの吸い込みやすさも含めてナイロンの方が適しているかも知れない。イワナだと石に潜られて擦れてとかがあるのでやっぱりあんまり細くないフロロの方が良いのかも。

 というぐあいに、道具が日進月歩で進歩してきているので、それまでの常識がひっくり返ったときには、もう一度、なぜそのハリスを選んだのか、その釣りで使うハリスにはどんな要素が求められるのか、それを満たすハリスは現在どの商品なのか、なんていうことを再度検討して詰めておく必要がある。
 最終的に引っ張り強度が欲しければ単純に太くして、食いが落ちるのは技術で補えばいいと割り切るにしても、選択肢として知っておくことや限界値を把握しておくのは悪くないはずだ。
 道具を替えると、替えたことによる不具合も生じるので、道具が進歩してもあえて替えないという選択肢もあるけど、ラインやらハリやらは消耗品であり新しいのしか売ってなかったら買わざるを得ず、安くて良いのを探し続けることになるのかなと思っている。

 ナイロンラインの高性能化にはちょっと注目して、今時の高性能ナイロンなら何ができるか?ってことも気をつけて考えておきたい。今時のナイロンラインは、もう我々古い釣り人が知っているそれとは別物と認識した方が良さそうだ。

 新しい釣りを始めてみると見ること聞くこと試すこと新しいことばかりでやっぱりどうにも面白い。苦労もしてるけどね。ハリスも結んだし明日は寒いけど釣りに行くか。

 

<顛末記>○1月27日

 週の初めにドカッと雪が降ったと思ったら、その後間髪入れず都心でも−4度とか記録モノの寒波が来て積もった雪がとける暇がない。土曜はちょっと緩んで気温も朝は氷点下だけど日中8度ぐらいまではあがるということで、来週はシーバスいかねばの娘なのでどれだけ渋いのか怖いもの見たさもあって「箱」詣で。

 7時開場は流石に寒い。みんな日が昇ってからの出勤でスタート時3人。でも休日ということもあって日なた側はそれなりに並んで10人ぐらいと、この寒いのにと、自分のことを棚に上げて思ってしまう。

ホットコーナー

 いつもの角に入って段底から始める。角にチョロチョロ流れ込んでいる水が温かいことを祈るばかり。

 10尺だして、ポ60底ポ、下バリはアスカ3号、フロロ0.3号50センチ、バラケはダンゴA:ダンゴB:底釣り、1:2:1で刺し餌はハード供⇔篭漫▲汽淵玉、シラタキを適当に順番に。

 渋い、いつもなら15分かそこらでサワリ始めるのに、ウンともスンともな時間が続くけど、周りも同様なのでとにかく寄せようとなじんで戻したら20秒数えて切って打ち直す。

 しかし、今日は空気乾燥してるなァ、バラケの乾燥防止に掛けてあるぬれタオルがカラカラのパリパリに乾いてるやん。と思ってなんか変だなとよく見ると凍ってる。まだ氷点下。デコ脱出できるんだろうか?

 ピクとも動かん、という嘆きが聞こえる中、1時間ほどすると戻しが早くなったり風もちょっとあって見づらいけど風以外でも揺れたりとサワリ始めた。コレは今日の1匹目はいただきかもと思うけど、なかなかサワったあと落とさない。サワリが出るまでは餌保ち重視でハード兇砲靴討い燭韻鼻⇔篭未と替えてみても不発、サナギ玉、シラタキも同様。浮子下長くして這わせ気味にするとサワリが分からなくなってるのか反応消えるので、むしろ張るべきかと詰めると、アタリ始めたがカラツンになる。ハード兇どうもあたるのでハード饗燭瓩紡任辰討いと、ちょっと大きくシュコとあたってシッポスレで走り回られる。アタリがデカいということはもう少し張るべきかと張ってみるも今一でそれではと緩めるとスレて、えらい勢いで走られたけど切れずにシーガーR−18強いなと感心してあげてみたら上針にスレてた。うわずってますね多分。

 餌を小さく締めて、ちょっと餌打ちペースも落として待ってみると今度はあたらなくなる。魚どっか行ったのかと思うと餌切るときにスレて鱗だけあがってきたりして魚は寄ってるようだけど刺し餌食ってないかアタリ出せてないか。

鱗

 とりあえずハリス45センチ0.3号ナイロンに詰めてハリをコム2号に落とす。2つの要素同時に変えると何が効いたのか分からなくなるのであまり良くないらしいが変えるときは一気に変えたい性分。力玉が前回みたいに吸い取られてないので口に入ってない気がしてハリを軽く、うわずってるならハリス短くということだったと思うけど今思うとチグハグだ。

 でも変えると来るの法則か数は少ないけど良い感じの小さめのアタリが出始めたけどカラツン何発か食らってるうちにまたあたらなくなる。しばらく粘って久しぶりにアタッたと思ったらまたカラツンかと思いきやハリが折れてた。

ハリ折れ

 0.3号だしそんなにきついアワセしてなかったんだけどガックシ。

 何か変えると来るかもと0.4号ナイロンにして50センチ、アスカ3号に戻す。変えると来るで何回かアタッてやっとスレじゃない感触であがってきたけどホッペでした。10時過ぎてぼちぼち周りもデコ脱出しているけどなかなかあと数センチが遠い気がする。

ホッペ

 一桶打って魚寄ってないわけでもなさそうなので、餌持たせて粘るかとA多めで2杯にしてバラケ作り直してトイレ休憩で床休めして、ちょっと釣ってみるも好転せず。打開する方法が思いつかないので竿8尺に変えて11時頃から提灯ウドンセット。浮子はトップ0.4ミリのグ45、とりあえず下バリはコム2号、ハリス45センチ0.3号から始める。

 バラケゆるめに付けて2回に一回は抜けるぐらいで縦誘い2回ぐらいでバンバン打ちかえす。餌落ち目盛を6目盛出し、上の方の最初の黒に設定するんだけど釣ってるとだんだん餌落ち目盛りが先端に寄ってくる。ラインと浮子が吸水してトップが細いので結構ズレる。スズハンダ細い方を指でちぎって調整していく。

 割と早く30分しないぐらいでトップの沈むのが遅くなり始め魚寄ってきた感じ。今日はハード兇瞭なのかほかより良くアタるけどカラツン。ここで釣らなきゃという感じになってきたけど割とすぐに反応なくなる。しばらく粘ってハリスを0.2号60センチ、ハリはイズナ1号に。

 アタりは遠のいたけど力玉が知らないうちに吸われ始めたので50センチに詰めて、バラケの付け方とかあれこれ試していたら、小さい餌をゆるめに付けてテンポ良く打ち返して刺し餌サナギ玉でとりあえずアタリはちょくちょく出るようになったので粘ってみるも、たまにスレっぽい感じで掛かってすぐに外れるのみでなかなかデコ脱出が遠い。

 14時近くなってアタリも遠のいて、魚いる弱いサワリが出続けてはいるのでバラケに寄せてみようかとハリス詰めたりしたけどアタリ復活せず、本格的にデコの危機が迫ってきたので、とにかく変えれば来るぐらいしか思いつかないのでトイレ休憩後13尺出して段底。

 これが、なんだかなじみ幅が思うように出せずにどうにもしっくりこないので1時間せずに10尺に竿変えて段底。しかし10尺でも朝のようになじんで戻してという感じになってこない。頭抱えて考えて、どうもバラケの元のAの方が軽いので同じ餌付けでも2桶目以降の方が軽くてなじみ幅が出ないと気付いた。試しに手水打って練って付けたらなじんだ。気付いてしまえば当たり前といえば当たり前だけど経験少ないのでこの程度のことが良く分かっていない。黒1つ分6目盛なじませるぐらいを意識していたらちょっと反応する時間が来たけど、すぐにアタらなくなって餌を小さくしたりしても反応復活しない。

 時間は15時半を過ぎてもう30分もないけど、このまま段底で少ない反応を拾える可能性よりは、変えたら来るの法則でもう一回食ってくる時間帯を作って掛ける可能性の方が高いかなと、もう一度8尺出して提灯ウドンセット。0.2号50センチ、ハリはイズナ1号。

 時間もないので抜き気味にバラケユルく付けて餌落ちでたら2回縦誘いで回転数あげていく。力玉でカラツンもらって寄ったなと思うけどなかなかアタらず、サナギ玉に変えて餌落ち出たので縦誘いしたら掛かった。グネグネと抵抗しつつも制御できる感じで明らかに頭の方に掛かっているので、口の中に掛かっててくれてと祈りつつあげてきたらセンターバッチリ。あと10分でデコ脱出。

デコ脱出

 ちゃんとアタリ出して掛けたんじゃなくて居食いしてたのを縦誘いしたらたまたま掛かっただけだけど、細ハリスに軽いハリならこういうボーナスも有るってことだと思う。っていうか釣れかた選べるほどの技術なんかないので単純に嬉しい。

 もう一匹行けるかもと4時までキッチリ粘ったけど追加はなく終了。

 多分デコった人もいるので最下層じゃないけど、釣ってた人で10行くか行かないか、平均2,3匹というところだったと思うので、下層の上の方ぐらいか。なかなか中流定着もままならん。

 今日は段底ダメでメーターウドンセットが比較的良かったようだ。隣のオッチャンもメーターウドンセットで地味にコツコツ掛けてた。バラケをぶら下げずに抜いたうえで結構待ってる感じだった。水深が8尺提灯でもハリス60センチで底についてしまう程度なので、空気に冷やされる表層と冷たい水が沈む底を外すとメーターウドンセットということになるのかも知れない。

 多分、今日の苦戦の原因は寄せることを考えすぎて餌打ち過ぎで、魚が溶け落ちたバラケばかり食っているか満腹して食わなくなってしまったかあたりなのかなと思う。持続的に食いアタリを出していくには多少反応の頻度が減っても餌の供給量を絞って、刺し餌を食わずにいられないように仕向ける必要があるんだろうけど、隣のオッチャンのように長く待って粘るにはそれなりにその釣り方に確信がなければ不安になって続けられず、今の自分にはそんな確信あるわけがない。でも、次回はその辺意識してやってみたい。

 とりあえずデコ逃れられたのは良かった。魚釣りなんてのは最後釣れればバンザイってなもんよ。毎回新しい発見というか課題がでてきて面白い。釣れなくなってデコくらったら春まで休漁というサドンデスルールでいこうと思うけど、なんとかデコ逃れ続けて春まで釣り続けたい。

ムクドリとスズメ

 

<顛末記>○2月9日

 朝ゴミをだしに外に出たら風もない暖かな日で「これは釣りに行くしかない」と思ってしまった。シーバス年甲斐もなくハッスルしてしまったせいか今週前半はお疲れ気味で、ジョギングが途中で散歩になる始末でヘラ釣りは週末暖かい雨降るみたいだし来週だなと思って、木曜は電車で出かけたついでに新しい釣り場の下見に行ったところだったがいきなり翌日金曜行くはめに。

 ヘラ釣り、初めての冬でもありどのくらい釣れるものなのかもさっぱり分からないので、その辺情報収集とお勉強のため「管理池」を主戦場としている玄人衆のツイッターとか参考にさせてもらってるんだけど、この時期さすがにというか管理池めちゃくちゃ渋くてたぶんそれでも30人かそこらは釣ってるであろう休日に、釣れた人2人とかの惨事になってて、玄人でもデコったと呟いてたりしている。でも、玄人氏次の日に池で唯一デコのがれてしかも2匹釣ってリベンジ成功したりしてて、競技会で勝つようなわかりやすい上手さとは別種の凄みを見せつけられて敬服した。

 とはいえ、この時期さすがにデコが続くと玄人衆もメゲるようで魚のいっぱいいる釣り堀とかにも出かけている。今まで私が行ったことある「箱」以外にも電車1時間以内ぐらいに釣り堀がもう一軒とそれから公園の池にヘラブナ放流して無料開放されてる釣り場があるらしい。釣り堀の方は「箱」が気に入ってるのでまたの機会があればという感じだけど、公園の池というのはいかにも「ゆるふわ」でいいんじゃないかと行ってみることにした。なにもこの寒い時期に新規開発に行かなくてもとも思うけど、シーバスがこの時期の自分にしては異様なぐらい釣れてるので、ヘラでデコってもまあ良いかという余裕。でもサドンデスルールは「箱」だけにしておこう。

 午前中病院行って昼前出発。電車は乗り換えなしでいけるけど、最寄り駅から結構歩くので、餌を家で作ったりして荷物をリュック1つにして行った。池を囲んでベンチがあるので椅子は持って行かなくて良い。お尻の下にひくマットは用意した。竿は8尺、11尺いずれも小継ぎの振り出しでタモの柄もグラスの3本継ぎのを自作、竿かけは以前作ったクランプ式でシーバスロッド入れてる書類ケースに長モノ全部突っ込んでリュックの横ポケットに刺して行けるようにした。

公園池 荷物

 街中の公園の噴水池そのもので、なかなかにゆるい感じだけど、釣り人は平日でも結構いて、段底半分、浅棚うどんセット半分、たまに良グルテンの底という感じか。長竿振ってる人のスコープ備え付けてアタリ待ってる様とか柵に竿かけを取り付ける工夫とかゆるい雰囲気の中にもやはりこのクソ寒い時期に来る好き者たちの醸し出す熱気がそこはかとなくほとばしる。

 前日の下見では、1時間ぐらい見てて3匹ほどあがってたけど釣れてた人は浅棚うどんセットで浮子がえらく華奢だった。底より宙かなと最初8尺だして浅棚うどんセット。水深1.5mぐらいなので提灯にならないけど柵の高さがあるので竿先を空中に出す形にすると竿先の真下を狙えるので提灯っぽい感じにはなって縦誘いもできる。

クランプ式

 刺し餌はいつもの4種に、バラケはA:B:底釣り、1:2:1。ハリス0.2号50センチ、イズナ1号。しかしこれが、アタリが遠くて餌ばらまいても待ってみても、どうにも魚が寄ったような動きが浮子に出てこない。一人とばした向こうの釣り人が浅棚うどんセットで2匹連発とかしてたので浅棚うどんセットで良いような気がするけど、棚ちょっといじってみたり、餌抜いてみたりしてもウンともスンとも。

タモの柄

 隣の段底の人もアタリはあるようでアワセはたまに入れているのに、こちらは2時間弱でアタリ2回とあきらかになんか違ってるようなので、11尺出して段底にしてみる。竿はヘラ釣りには初登場の「白滝僑械械亜廖ハリスフロロ0.3号50センチのアスカ3号。浅棚よりはましな感じでたまにサワるようになったので、やや待ち時間長めで我慢の釣り。

 一発カラツンもらって、1発スレて鱗が上がってきた。魚はいる臭くなってきた。下張りとんとんでやってたけどスレたということは張りすぎで吐かれてるかなと浮子下2センチほど伸ばす。しばらく反応なくて、さっきスレたので魚どっか行ったかなという感じの中、また魚寄せるため早めに打ち返そうとあげたら掛かった。口に掛かっててくれと祈りながらあげてくると呑まれてやがる。ゆるめたのでアタリ分からんかったようだ。まあいいやデコ脱出は嬉しい。ここは魚は小さいのが多いようでこれより小さいのもつれていた。釣れれば小さかろうがだいたい何でもいい釣り人なので気にしない。

デコ脱出

 これは逆にハリス張ってアタリ明確にするべきかなと浮き下3センチほど詰める。しかしこの後ウンともスンとも。周りも爆釣してるような人はいないけど、ぽつぽつは釣れてる感じ。

 15時すぎて後1時間かそこらだろうなということで、とりあえず変えると来るぐらいしか思いつかないので、また8尺出して浅棚うどんセット。ハリスを40に詰めてみる。箱に比べると魚が少なくて寄ってない気もするので作ってきた餌も余っているしでバラケ水加えてベチョっとゆるめて抜き気味にしてバンバン打ち返してみる。途中なじみが遅くなって寄ったかなという気配があって1回だけアタったけどそれっきりで16時。

 もうちょっと何とかしたいなと再度11尺段底。しかしアタらず、それではと最後また8尺出してみるもこれも反応なく17時終了らしいのでその前に撤収。今日は暖かかったので7枚しか重ね着してなかったけど夕方はちょっと寒かった。

 タモの柄は先2本が振り出しで手元が並継ぎで浮子入れも兼ねる仕様。タモの柄用なのか1本100円で売ってたグラスで作成。良いデキだと自画自賛。

タモの柄

 周りでは7匹釣った人が賞賛されていたのんで、たぶん上位陣でつ抜けしたかどうかぐらいで、平均で3〜5匹ぐらいという感じか、デコった人は少なかったはず。また釣れてなかった下層に停滞だけど初めての場所なのでデコらなければ上出来なのかも知れない。

 下見の時の華奢な浮子の印象があったので浮子もハリスもハリも細め緩め軽めの繊細な仕掛けを意識してたけど、割と今日釣れてた人は普通の大きさの浮子だった。アタリ明確に出すために浮子大きめでオモリ重めにして道糸張ってというのも試すべきだったかも知れない。あとバラケをバンバン打ったところで寄るってわけでもないようだ。適量があるんだろうけど難しいやね。

 「箱」と「管理池」の中間ぐらいの池の規模と魚の濃さで修行にはちょうど良いかも知れない。魚寄せてアタリ持続させるという課題を意識して次回もこの「公園池」にしようかなと思う。デコったら「箱」ということで後この冬の間に2回は行けること確定。ヘラ釣りって数を競う釣りモノでこういう釣るかデコるかのハラハラを楽しむものではないと思うんだけど、数釣るより面白いような気もしてきている。

キンクロハジロかな

 

<浮子>○第3世代「公園池用」

公園池用

 初めていった公園池で、あげたら食ってた状態でデコは逃れられたものの、いつもの段底仕掛けでも提灯うどんセット仕掛けでも、アタリが出せていないか、逆にアタってるのに浮子に出てないか、とにかくアタリが遠かった。周りはそれほど苦戦しているようでもなくボヤきつつもそこそこアワセは入れているようだったので、ちょっと仕掛けを工夫して次回に備えることにした。

 アタってるのに浮子に出てないのは、仕掛け全体を張り気味にして感度を上げる方向で、まず浮子をデカくしてトップも太くする、当然オモリも重くなるので道糸が張るはず。ついでにフロロカーボンの道糸も試してみる。伸びが少なく沈みも早いので感度はよくなるだろう。

 宙の釣りのほうは既存の浮子でなんとかなりそう。浮子を大きくトップを太くといってもそこはトップ0.4ミリの「グ45」と比較してということで、それなりに小さくてトップがパイプで太いのをということでマコちゃん浮子をチョイス。カッツケ用だけどちょうどいいあんばいに思う。

 段底用がトップも太めとなると既存のがないので作った。ボディーを80ミリにしてパイプの1.2ミリトップの「パ80段底竹」。写真の一番上。バランスの底釣り用の「パ80底竹」との違いはトップの長さ、バランスの底釣りではなじみ幅はハリスの傾斜分ぐらいしかなく2,3目盛りしかないのでトップの長さは短めにしているが、段底ではバラケがいったん深くなじむのでなじみ幅が結構あり3センチぐらい長くした。

 こいつをフロロ0.8号の道糸で感度ビンビンにして使ってみる。

 とはいってもルアーの釣りでさんざん経験済みだけど、感度のいい仕掛けは魚にも感度がいいわけで、アタリはじいたり違和感感じて吐き出されたりしがちで諸刃の剣である。

 逆も真なりで、感度の悪い仕掛けはアタリはわかりにくいかもだけど食い込みはいいはずである。実際ボディー小さめトップ細目の段底浮子ではのまれている。

 ということで、逆に宙の釣り用の浮子においては、もっと繊細にした食い込み重視の仕掛けも考えた。雑誌とかで名手たちの食い渋り対策の仕掛けをみると、だいたい道糸0.7号、ハリス0.3号で、取り込みの早さからくる手返しの良さだの切られにくさだのを考慮すると、最終的にそのあたりに落ち着くのかもしれないけど、とりあえず極端なことをやって感覚をつかみたいのと、公園池の魚は小さめなのもあって、ハリス0.2号、道糸0.5号で試してみたい。

 トップ0.4ミリの「グ45」もずいぶん繊細な浮子だけど、できたらハリと食わせの重さだけで立ち上がるぐらいの極端な小浮子も試してみたい。イメージとしては浮子から下でフカセ釣りという感じ。

 で、最初ボディー25ミリと15ミリでトップ0.4ミリグラスで作ってみたら、25ミリの「グ25」は問題なかったけど15ミリは長めのトップが立ち上がるとすでに極小のオモリを支える浮力がなく沈む。仕方ないのでトップと足を詰めるけど、それだと長いトップを生かしたなじみ込む途中のアタリを拾うような浮子にはならない。ということでバラケをぶら下げるまでに落ちるような「抜き」で使う浮子として軽くてやや太い1.2ミリのパイプにしてみた。これでほんとにギリギリの浮力でアスカ5号とコム2号の重さだけでも立ち上がる。当然ヨリモドシは使えないので、ハリスをつなぐのは道糸の先に作った八の字。オモリで餌落ち目盛りとか調整したいのでパイプをかまして前後を止め糸で固定。バラケを着水直後ぐらいに抜いてしまう浅棚うどんセット用として行けそうな気がしたので2個作った。「パ15」。下から2個目3個目。

 グ25はまだ浮力余裕ありそうだったので「グ20」も作ってみた。上から2個目がグ25、3個目がグ20。

 実戦でこのあたりの小浮子が機能するのか試してみたい。競技会のルールとかで「浮子の長さ○○センチ以上」とかあるのを見たことがあるので、小浮子が反則的に効く状況ってのはあるんじゃないかと推測しているがどんなもんだろうか?

 一番下のオレンジと黄色の浮子はついでに小物釣り用の浮子を作ってみた。

 浮子自分で作ると、いろいろ作戦を練れて楽しい。

2018.2.23)

 

<顛末記>○2月28日

 明日は春の嵐がやってくる。ならば今日行かねばなるまいて。

 朝から公園池に電車でゴー。駅に行く途中、近所の川にオオバンがワサワサと居てビビる。普段はもっと下流で潜水したりしてるけど、人気の少ない朝方には浅いところに来て藻だの苔だの食べてるのだろうか。オオバンの大盤振る舞いという感じであった。こういうオヤジギャグを書くたびに自分が年老いたことを心底思い知らされる。くだらねえ語呂合わせとか言うようなオッサンにはならぬつもりがなっていた。

オオバン

 7時半頃公園池に到着するとまだ釣り人もちらほらで、釣れてないのかなと思ったけど、みなさん三々五々出勤されて最終的には割と盛況。

 端の方に陣取って、11尺段底から始める。取りあえずいつものポ60底竹でアスカ3号、フロロ0.3号50センチ。刺し餌はいつもの4種でバラケは前回の残りを冷凍してたのを解凍して来たのを取りあえず使って、後半A:B、1:1の今朝作ったのを使う。ちなみに解凍モノ特に問題なく使えた。

 しばらく反応なく、今日も渋いのかと覚悟したけど、30分ぐらいで浮子の戻しが早くなってきてアタり始める。餌小さめ戻してから待ち時間長めで2,3投に1回ぐらいはムズっと入るような動きにアワせて終わる感じで、釣れそうになってきた。刺し餌はさなぎ玉以外は皆アタる。2回ほどスレがかりだったのかバラして、ちょっと浮き下詰めてライン張りめにしたら力玉でツンと入って1匹目。小さくて引っこ抜けそうだけど念のためタモで取り込む。

マブナ?

 体高低くてヘラじゃないフナ。来る魚選ばないので何でもうれしい。

 その後割とすぐにもういっちょ掛けて、今度はヘラだったけど惜しくも口の外がかり。

 その後は、アタってもカラツンになるので、浮き下伸ばしてはわせてみたり、針を軽くしてコム2号にしたりしたけど打開できず。ジワッと押さえるような動きがあって魚はいる感じなんだけどな、と思ってたらモツゴゲットでジャミが寄ったのかもしれない。

モツゴ

 しばらくしてもう一匹モツゴ釣って、ちょっとジャミがうるさい感じなので竿変えて、8尺出して浅棚うどんセット。

 一番軽い「ポ15」は風呂場テストでは立ち上がったのに釣り場では寝たきりで立ち上がると沈む。「グ20」に変えるとかろうじて立ち上がってトップ先端付近で刺し餌だけの仕掛けを支えられる。

 ハリス0.2号50センチ、イズナ1号、道糸0.5号の細仕掛け。しばらく餌しっかりつけて水没させて縦誘いを繰り返して、だんだん餌ゆるめにしていって一回誘ったら抜けるぐらいにして、抜いて待つ感じでいく。

 トップのなじむスピードが遅くなって、魚寄ったなとドキドキしつつ待つもアタらないので上げたら食ってた。サイズ小さいけどヘラでセンターばっちり。居食いを拾うのは細仕掛けでは狙いのうちなのでうれしい1匹。

ヘラ1

 その後割とすぐに、ピクッとトップが振動して、思考より先に勝手に鋭くアワセ入れてて、右手にヘラの重みをズシッと感じているのに同時進行で「これはジャミ臭いアタリだな」と思っているという、思考が間に合わない電光石火のアワセを決めて、結構引くのを細仕掛けなので慎重にいなして無事ゲット。ちょっと型も良くなった。ちなみに2匹とも刺し餌はハード業省に切ったの。

ヘラ2 グ20,25

 これは小浮子の浅棚うどんセット爆釣かと思ったらそんな甘くはなく、浮子サイズ25にあげたりハリス縮めたりしてもその後はウンともスンともになってしまい、正午すぎて餌ぶら下げながら昼ご飯すませる間、1回アタっただけだったので段底に戻す。

 変えたら来るかと思ったけど、とんと反応ない。ちょっと手詰まりっぽくなっているので、せっかく浮子も作ったしと、1.2ミリパイプの段底用浮子「パ80段底竹」で道糸フロロ0.8号、ハリス0.3号フロロ45センチでパリッと張ってアタリを明確に出そうという方針でいったら、小さめの浮子使ってたときと全く違って、明確な食いアタリまでなかなか行かないんだけど、ちょっと押さえるような動きやスレてるようなサワリが出まくって魚は居るというのがよくわかった。でもたまに押さえるような動きにアワたときに一瞬掛かるけどスレなのかバレる。周りも釣れてないので反応あるうちは粘り時かなと浮き下伸ばしたり詰めたりしても食わせ切れず、スパッというアタリでスレてばらして反応もなくなる。

 変えれば来るを期待して、6尺だして提灯ぽくしてうどんセット。浮子は「04グ45」。ハリス60ぐらいまで伸ばしたりして1時間ほどやるもアタリ2回と渋い。

6尺

 15時過ぎたし最後段底で粘ろうと、小さい浮子の方から試して渋いので、16時頃大きい浮子の仕掛けに変える。こちらはややましでたまにアタるけどスレ1回で17時時間切れ。

 常連さんたちが話してくれたところによると、昨日は釣れたのに今日は駄目だったとのことで、デコった人も何人かいたようだ。5匹も釣ってれば上位組で、3匹は平均組だと思う。

 午後の渋い時間にも何とか拾っていくような釣りをしたかったけど、今日はデコらず複数釣果なら上出来なのかもしれない。渋い中で良い修行ができた気がする。

 餌打ち始めて寄ってしばらくは食ってくるけど、その後だんだん学習するのか腹膨れるのかなんなのか、餌を口に入れなくなってくるので、サワリが出て食ってくるような時間帯の間に集中して釣ってしまえということなのかもしれない。渋い日に食わなくなった状況からアタリを復活させる技術はそう簡単には手に入りそうにない。

 春一番も吹けば、一番厳しい厳寒期もそろそろ過ぎるだろうから、サドンデスからはなんとか逃げ切ってボチボチとデコ逃れつつ春を迎えたい。

<ブログ>2018年3月3日土曜日

日曜大工のお父さんの復権を

 長年乗ってきたSUZUKIワゴンRを最近全く使ってないので車検通す費用ももったいなく思い廃車とすることにした。
 さまざまお世話になったね、ありがと。
 我が家では車は釣りぐらいにしか使っておらず、車はカヤックと双璧をなす高額の釣り具という認識であった。
 カヤック積んだりしてアクアライン超えていく釣りは、ずいぶん時間も手間もかけて開拓した釣り場が多い。車なしとなるとそれらを捨てざるを得なくなり、そう思うと断腸の思いである。
 なんだかんだいってワゴンR、永く乗ってて愛着もあったし。
 付随して、カヤックで攻める浅場の大型シーバスのためFマグ100個ぐらい備蓄してあるのがただの死蔵になってしまう。まあFマグには使い道またあるだろうけどね。
 雨後の内房の運河も手堅い釣れっぷりだったので、これからも美味しい釣果を収穫できる釣りだったはずで後ろ髪を引かれる。
 でも、体力的に不安があって帰り道の運転を安全に行える集中力に全く自信がない状態なので、しばらく車の運転は避けた方が賢明だろう。
 車がなければ、自転車と電車である。結構車なくてもやれるってところを示して行けたらなと思っている。

 自動車って、アクセル踏んでハンドル握るだけで、簡単に人をひき殺せるだけの大きな力が手にはいることにより、事故でも起こせば責任の取りようもないことになりかねず、心のどこかに不安を感じて運転していた。自分の体の延長線をこえた過剰に大きな力はとても制御しきれず恐ろしさを常に感じ、私は男子には珍しく、車の運転があまり好きではなかった。
 そういう有り体にいって「運転が下手」な人間は、人が制御できるぐらいの速度でゆっくりと行く自転車と、プロの運転手が運転する公共交通機関を利用するのが妥当なのではないかとも思う。街に住む限りはそれで不自由しないだろう。
 車と自転車で比較して自転車が好ましいのには、パンク修理だのブレーキワイヤー交換だの、基本的な整備程度は店に持っていかなくてもできるところ、自分で手を入れられるあたりにも大きな魅力というか安心感を感じるというところもある。

 今時の車なんて電子制御的な部分も多くて素人が修理するような余地はあんまりない。それじゃ私は道具としての愛着は感じにくいと思う。むしろ屋根に積んだカヤックから垂れた塩水で錆びて穴があいて防水テープでペタペタ取りあえず塞いだあたりに愛着は生じ得る。
 自転車はそのあたり、自分で整備するのが当たり前なので、愛着は湧きやすい。と、リールも自分で分解整備できなきゃつまらないと常々思っている人間の感じるところ。 

 私の父を思い出すとそうなんだけど、昭和の男は日曜大工で大概のことは片づける能力があった。
 パンク修理の方法や刃物の研ぎ方はじめ扱い方、簡単な木工仕事、横で見ながら身につけたものである。
 いま日曜大工って言わなくってDIY(ドゥーイットユアセルフの略だっけ?)って言うんだろうけど、なんか電気屋さんに頼んだら金が掛かることを自分でやるための方法とコジャレたインテリアとか作ってSNSとかでドヤる方法の2つに2分されるように感じていて、前者は必要性は理解するし自分もするけど大工というより電気屋だろうし、後者はケッという感じだと思っている。

 なんというか、日曜大工って必要に迫られて、有り合わせの道具使って、なんだかんだ間に合わせてしまうようなやっつけ感と即興性が味のうちで、デザインよく素材も吟味してとかやっちゃうとちょっと私の思う日曜大工とは乖離していくように思う。
 たとえば昨年、同居人からの、ゴーヤと朝顔でグリーンカーテン作りたいから、ネット吊して。という命令に、前の住人が室外機吊してた金具のナットを緩めてルアー作成用の太いステンレス線を巻き付けてナット締めて固定。2カ所でステンレス線でネットを吊した。ネットの下の方は柵にビニールひもで固定。って感じでありあわせの材料とかをつかって、見た目はアレだけど何とかしてしまうというのが日曜大工の腕の見せ所だろうと思う。材料レシピ通りに買ってきて作る料理じゃなくて冷蔵庫にある食材でなんか美味しそうなものをでっち上げるのに似てる気がする。
 
 なぜに、日曜大工の話なんてし始めたかというと、冬の間寒いと部屋にこもりがちで、へら釣りが始めたばっかりで浮子を中心にいろいろと作るものがあったり、ルアーいじったりというのが、冬の外に出るのもおっくうな時期の良い暇つぶしなので、自分の手でモノを作ることについてちょっと考えてみたのである。
 「モノ作り」なんていうと、なぜか凝り性な日本人は作務衣着て「匠」になりきって大層なモノを作りたがる気がするけど、そうじゃないいい加減な「日曜大工」仕事が、実はめちゃくちゃ面白くて実用的で、っていうのが今回書きたいことの趣旨である。


 ヘラブナ釣るのに浮子作りから入ったのは本当に大正解。
 ご存じのように私の作るへら浮子「ゆるふわ」シリーズは、羽浮子のように貼り合わせたり、カヤ浮子のように絞ったりというような難しい行程はいっさいない、バルサを削ってトップと足を突っ込んだだけの簡単設計である。
 これで浮子としての出来が悪ければ仕方ないけど、細かいところの詰めや耐久性とかは市販の良い浮子に負けるにしても、オモリを背負って浮いて、引かれればトップが沈むという基本性能において、全く問題なく使える性能を有している。
 道具もあるし材料もルアー作りに使っていたバルサにウレタン塗料に加えてトップを買うぐらいで、まったくありモノで間に合わせられている。
 自分の釣り場での課題や好みに合わせて、細かい調整や改良を加えて浮子を作って行くのは、浮子の持つ役割の理解が深まるとともに、釣りそのものへの理解も深まる。
 なので釣り方を試す度にドンドコほしい浮子を作りまくっているのだが、これまで40〜50本ぐらいは作っただろうか、これを作らず買っていたらエラいことである。一本3000円とすれば10万円以上かかっていたはずで、これからも増えることを考えると作ってすませることができてホッとする。

 私の作る浮子もルアーも見た目はいまいちショボい。でも実用性は十分で実戦投入して成果を出せている。それはとても楽しいことで、「匠」の名品を作ろうとしがちな釣り人には、もっとゆるふわっといい加減に作ってもいいんですよ、と強くお勧めしたい。
 世の中には本物の「匠」が作った漆の塗りもきれいな高級浮子とかがいっぱいあるけど、私が私の釣りのために必要な機能を持たせて作った「ゆるふわ」な浮子は私にとってそういう高級浮子以上に愛着がもて、かつ自分用に作ってるだけあって使いやすい浮子になっており、もう高級浮子など買う気にならないぐらいである。

 日曜大工って、いろいろできるようになっておくと、道具と材料を使い回せるようになるし、技術も応用が利く。例えばさっき例に出したゴーヤのネットを吊すために使ったステンレス線はGTルアーの補修の為に道具入れにあったステンレス線を使ったところであり、ルアー作成の道具素材が浮子にも使えるのは書いたとおり。
 ルアーの壊れたところを接着剤で補修する技術なんかは、同居人の靴のヒールが欠けたときに応用したりしている。

 戦後派の私の父世代は、高度経済成長下でお金を稼ぎつつも、今ほどモノが何でもある便利な時代じゃなかったので、何でも作ったし直した。その技術をかろうじて受け継いでいる私も日曜大工の技術は釣り具作成修理の技術とも混同しながらもなんとか保てている。
 モノがバカスカ売れて、壊れれば買い直した方が早い、仕事はあるので買い直す金を稼ぐことは簡単だ。という大量消費廃棄文化の時代には日曜大工の技術なんて全く無用の長物だっただろう。
 でも、これから迎える超小子高齢化でかつ日本じゃ景気よく稼げる業種が得意の自動車製造ぐらいに限られてきて仕事が少ない、働き手が減る分は人工知能による効率化とか外国人労働力とかで経費削減しながら対応するという社会になってくると、金が稼げる仕事があんまり回ってこないような気がする。
 そうなると、まだ直して使えるモノを再利用するなんてのは、また必要性が高くなってくる技術なのではないだろうか。エコロジー(生態学的)の観点ではなくエコノミー(経済的)という観点から、そうせざるを得なくなるのはと思い、世知辛いとともにモノを大事にするという良いことにつながるのではと思う。
 ボロッちくなった家具に、サンダーかけて表面の古い塗装をはがして、改めて好きな色に塗り直してやる。一部の部品が破損して機能しなくなった道具を、3Dプリンターで部品作ろうが、木を削って部品作ろうがとにかく動くようにして使い続ける。
 なんてのが、仕事が減って稼ぎが少なくなるなか、余暇が増えたなら、楽しく生活していくための必須の技術になるのではないだろうかと思っている。
 
 そういういい加減な部分もある「日曜大工仕事」を楽しむために必要なのは、いい加減で見てくれの悪いのを許容するというか、むしろそこを愛でることができる感性が重要になってくると思う。
 例えば、最近作ったへら用の「タモの柄」。凝り性の日本人らしく作務衣着て気合いを入れて竹の火入れから始めてしまうとすれば、なかなか作ろうという気にはならないし、作ったとしても本物の匠の作ったものと比べたら、なんぼ身びいきしてみたところで見劣りしてしまいかねない。
 そこを、実用上問題なくて簡単に造作れればいいや、と私のような日曜大工派は考えて、中古で安売りしていたグラスロッドの素材を使ってロッドビルディングの技術とか応用しながら作ってみた。
 割と簡単で安上がり。かつグラスの素材の持つそこはかとない昭和感はB級ぽくはあるけど、それなりに味のある逸品に仕上がったように思う。と作った本人悦に入れる程度にはお気に入りなのである。

 見た目を過度に気にし始めてしまうと、素人の日曜大工仕事で作ったモノなんて大したモノにはならないと感じてしまう。でもその程度でも例えば釣りに使えるとかの実用性は十分得られるので、見た目気にせず、ある程度いい加減さを許容しながら楽しんでいくと、日曜大工は実に楽しく心持ちを豊かにしてくれると思うのである。
 大量生産、大量消費、大量廃棄なんて、二十一世紀にまでなってやるべきことじゃないと思うので、景気よかった時期に手放していた「日曜大工」の技術をみんなもう一度取り戻してはどうか。
 見た目なんて気にせずに、手でモノを作り出すという、人間がもっとも得意とするところの根源的な楽しみをめいっぱい楽しんでほしいとお勧めしておく。

 


<顛末記>○3月11日

 明日自分が生きている保証なんてないんだ。7年前にいやというほど思いしらされた。

 明日死ぬとしたら今日は釣りに行きたい。7年前にそう思ったし今もそう思っている。スギ花粉ぐらい我慢しろと自分に言い聞かせて、朝から電車で公園池へ。

 日曜日例会のようで、7時にスタートの合図があった。7時時点ではまだ混んでなかったけど日が昇るにつれ皆さん出勤されてほぼベンチは埋まる。

 とりあえず11尺で段底スタート。最初浮子大きめ道糸ハリスフロロの高感度の仕掛けで入って、それで釣れればよし、寄ったけど掛からない状況なら、仕掛け交換という作戦。浮子はパ80段底竹、ハリスフロロ0.3号50センチ、アスカ3号、バラケはA:B:底釣り、1:2:1、刺し餌はいつもの力玉、さなぎ玉、ハード供▲轡薀織。

 暖かい雨も降って水温も上がったのか、10分もせずすぐに反応が出始める。なじんで戻してツンという感じで良いアタリが出るけどカラツンかちょっとスレてはずれる。刺し餌どれでもあまり差がない感じでアタる。半時間ほど餌締めたり浮き下調整したり粘るも掛からないので、まあここまでは予定どおりと仕掛け交換。

 浮子を新しく作ってきたちょっと小さいパ70段底竹にして道糸ナイロン、ハリス0.3フロロ50センチアスカ3号にして浮子とオモリの間の張りをやや緩めたイメージ。引き続きアタるけどカラツンでちょっと焦り始める。いい感じにアタってるうちに食わせておかないとそのうち口使わなくなる。アタリが明確に出てカラツンになっているということは魚が引っ張って違和感感じて吐いてるんだろうから、むしろアタリが小さく魚が違和感感じず居食いになってるようなのをアワセるべきかと、ちょっと浮き下伸ばして仕掛けはわせ気味にして、アタったんだかさわったんだかわからないぐらいの小さいアタリをアワセたら掛かった。デコ脱出。刺し餌はさなぎ玉。

1匹目

 これは、小さいアタリを拾った方がいいなと、疑わしきはアワセる方針で行くと、すぐにヒットしたけどアッパー。その後もちょっとスレてはずれるのが続いたので、ハリス詰めたりハリサイズ落としたりしても好転しないので、何か変えようということで浮子を変えてみる。コレも新作で同じボディー長70ミリでトップをポリカーボネイト無垢で作ったポ70底竹。トップは1.2ミリから0.8ミリに細くなって、若干背負うオモリも軽くなる。ハリス0.3ナイロン50センチ、アスカ3号。感度悪くして魚に違和感感じさせない方向。やや風もあるので風流れでもしもってジワッとトップが沈んだりするけど、やっぱりツンという明確なアタリは掛からなくて、しもってるのかアタってるのかわからんような動きをアワせるとスレたりする。なんとかさなぎ玉で1匹追加。

2

 始めて1時間ちょいで2匹釣れてるのでこのままのペースで何とか釣り続けたいけど、その後はだんだん反応なくなる。何とかアタリ復活させようと浮き下調整したり餌撒くテンポ上げたり、ハリス詰めたりハリ軽くしたり結構粘るも好転せず食わない時間が2時間ほど続く。打開策見つからず、隣の釣り人が11尺ぐらいの割と短い竿でメーターうどんセットでコンスタントにアワせているのでトイレ休憩後8尺出してうどんセット。

 これが、何が違うのかまあ竿の長さから餌から仕掛けから違うんだろうけど釣れん。前回釣れたグ20、0.2号の細ハリスで縦誘いは浮子が立ち上がる前にモツゴにつかまってどうにも塩梅悪いので、グ45でそれなりにストンと沈めてやると、それでも上バリにモツゴが掛かってばかりでジャミアタリがかわせない。

モツゴ

 それならとパイプの太めのトップがついてるマコちゃん浮子にしてハリスフロロ0.3コム2号にすると沈黙。隣はアワセて終わってるので、どうやってるのかジロジロ見るのも失礼だけど偏光グラス越しに流し目送って観察してみると、手水打ったりしてゆるめにしたバラケで小さめの浮子で抜いているようでトップ1目盛出しぐらいで待ってる。抜けずに水没したときだけ竿を手前に引いてバラケを落としている感じ。同じようにやってみるけど何が違うのか全然アタらない。

 昼飯時になって一旦休憩。例会は午前中でトップは9匹だそうな。隣の釣り人も例会参加してないけどそのぐらい釣ってたと思う。他の釣り人も割と釣れてる感じだったので2匹は下位グループっぽい気がする。

 飯後、久しぶりにグルテン作ってバランスの底釣り。パ75底竹、ハリス0.4ナイロン45センチ、50センチ、アスカ5号。団子はバラケを練り練りしてつけた。1時間ほどで2度ほどアタっただけでイマイチ。

 再度、うどんセットに戻す。グ45、0.2号60センチ、イズナ1号で粘っていると、やっとなじみが遅くなって魚が寄った気配がしてきた。でもアタって掛けるとモツゴでモツゴが寄っただけかと思ったら、力玉でヒット。しかしバレたということはスレてたのか。でも釣れるならここだろと力玉連投で何度かアタったけど反応しなくなり、ハリス詰めてみたりしても好転せずどうにもうまく行かない。

 もう変えると来るぐらいしか思いつかないので再度段底。ユルユルに方向性振って浮子さらに小さくしてポ60底竹。ハリス0.3号ナイロン、コム2号。それほど強風じゃないけど風が吹いたりやんだりで風流れでしもって戻してこなかったりトップの挙動が安定しないのでさすがにアワせようがない。しばらくやって、また浮子サイズを上げてポ70底竹。ハリもアスカ3号に戻す。これが一番良いような気がするけど、朝ほどアタらなくてやっと掛けたと思ったらスレ。

 浮き下調整したり、ハリスやハリ変えたり、魚は間違いなくいるんだけどなぜ掛からんのかと平常心を失いつつあるのが引きちぎったハリスでお分かりいただけるだろうか。ハサミ使えよ!

ハサミ使え

 アタらなくなったし帰るという釣り人も増えてきた15時半頃。アワセたときに魚が寄ってればちょっとスレる感触があったりするけどそれもなくなってきて、魚どっか行ったかなと思ったけど、刺し餌力玉の時だけ力玉が消えるので、どうもハリから落ちる柔い刺し餌だけ口に入れてる気配がある。魚類のくせに生意気な!

 もっと柔い刺し餌ならもっと吸うかもと思ったけど、力玉が一番柔いんだよなと餌皿をふと見るとグルテンがあるやんケ!

 小さく丸めたグルテンを刺し餌にして投入。なじんで戻して餌落ち目盛りが出て止まった。何を感じてアワセたのか、今思うと風流れもあるのに不自然に止まったのを見て脳のどっかが判断したのか、確信を持ってバシュッと大アワセ食らわせてた。

 何時間ぶりかわからんけどやっと3匹目。午後の釣れなくなった時間に何とか釣りたかったので小さくてもうれしかった。

3匹目 グルテン

 グルテン連投。わりとすぐにシュポッというかんじのデカいアタリがきてこりゃスレだなと思ったけど口がかり4匹目。

4匹目

 もう一匹釣ればゆるふわ的目標値の5匹になるのでさらに迷わずグルテン連投。割とすぐ来たけどスレ。

 しかし、ここ一番の集中力でちょっとしもったぐらいのトップの動きにアワセて5匹目。アタリが小さい時は掛かれば口の中が多い。

5匹目

 これはこのままグルテンで釣れ続けるかと思ったけどそこまでで、やっぱりどうにも釣れなくなる。刺し餌変えるとちょっと反応あるので、仕掛けは変えずに浮き下微調整だけしながら粘る。16時半ごろ力玉で小さいアタリともいえないアタリをアワセて上がりベラと思ったらホッペ。今日は餌の量は絞りめを意識してたのが良かったのか、ハラビレとかのスレが少なくてウワズリは防げてた気がする。

ホッペ

 そのまま17時終了。午後はあんまり釣れてなかったと思うのでたぶんトップで20いかないぐらい。平均5〜10というところか。中の下階級に定着してきた気がする。段底はなんだかんだいって手堅い釣りになってきたので良し。上位陣に食い込むには宙のうどんセットをもっと釣れるようにしないと難しい気がするけどどうすりゃいいのか。まあ試行錯誤あるのみか。

 なんちゅうか、今時は勉強用の映像とかもあるしヘラ釣り上手くなるのもっと簡単だと思ってた。だって、映像の中で出てくる良いアタリなんて今日はほぼ口に掛からんアタリだったぐらいで、実際やってみないとなんにもわからない。当たり前か。隣は釣れてるし魚はいっぱいいるようだし釣れて当たり前だと思うけど、当たり前が普通にできるようになったらその時点で多分達人ぐらいにはなってる。

 朝から1日釣ってつかれたけど、もうちょっとでなにか掴めそうな感触あるうちにもう一回行っときたい。

アオサギ

 公園池にはアオサギが一匹棲んでいて弱ったヘラとか浮いてると飛び込んでとらえる。一本橋の上で優雅にモデル歩きを披露。

 

<浮子>○第3世代「段底用2種」

 段底修行中で、大きめに作った「パ80段底竹」で道糸フロロにしてパリッと仕掛けを張るイメージにしたら思いの外高感度でそれまで使ってた「ポ60底竹」では魚寄ってないと思ってた状況でもけっこう魚寄りまくってることが判明。しかし、アタリは出せるけどカラツンが多くやっぱり感度が良いと「アタリをはじく」のは予想通りルアーの釣りと一緒。

 ということで、アタリ分からんけど違和感少なく食わせる「ポ60底竹」とアタリ敏感にとらえるけどはじきまくる「パ80段底竹」の中間をということで、ボディー長70のを作ってみた。トップの太さは太い方が良いのか細い方が良いのか迷ったので、パイプ1.2ミリとポリカーボネイト無垢0.8ミリの両方作った。

段底用

 上が「ポ70底竹」、下が「パ70段底竹」。

 早速実戦投入して魚釣れてます。風があって道糸がしもると小浮子の「ポ60底竹」は挙動が安定しない感じで、そういう時浮子大きくして「ポ70底竹」にしたら何とかなって浮子の大きさの変更ってけっこう大事だと実感。

 昨年の6月ぐらいに使い始めた1液性のウレタンクリアが冷凍庫入れてたけど表面ゼリー状になってきたので、溶媒揮発して濃くなってきたのかなと薄め液買ってきて入れてかき混ぜたら1回復活したけど、数日で全体ゼリー状に固まってしまった。空気中の水分と反応して固まるらしいのでかき混ぜて空気入れたらあかんわな。あとなるべく垂れ落ちるウレタン回収しようと受け止めてたけど、これも溶媒は揮発するし空気と触れた分をまた瓶に入れてるしで良くなかったように思う。

 新しく購入した東邦のウレタンはルアーの塗装保護用らしく割とサラッとしていて薄い皮膜。その分硬化は早くて4,5時間で固まるのでドブ漬け4回塗装にして様子みてみる。

ウレタン

(2018.3.12)


<顛末記>○3月13日

 日曜1日外でヘラ釣りして、もっと花粉症酷いかと思ったけどそれなりで1日あけて火曜再度公園池へ。

 朝一段底で5匹くらい釣って、午後風が強くなるようなのでできれば午前中、遅くとも14時頃には撤収という予定で昼食も買わずに始める。風の中でもヘラ釣りはできるけど花粉が耐えられん。

 平日だけどご隠居勢が大半を占めるので今日も日が昇るにつれ満席状態で盛況。

 餌いつものに加えてグルテンも一応作っておく。最初は高感度仕掛けでスタートという前回同様の作戦。パ80段底竹、道糸フロロ、ハリスフロロ0.3号50センチ、アスカ3号。

 10分しないうちにトップがユラユラし始めなじんで戻してツンな良い感じのアタリが出始める。これは今日は活性高いのか?2,3回カラツンになったあと乗った。デコ脱出一番乗りかと思ったらホッペ。

ホッペ

 その後もアタリは結構あってアワセで終われる感じだけど再度スレてバレたので開始30分しないうちに仕掛けチェンジ。魚が寄り始めてアタッてる間に釣ってしまわねば。パ70段底竹にして道糸ナイロン、ハリス0.3フロロ50センチアスカ3号。今日はこちらの仕掛けでもなじんで戻してツンという感じの明確なアタリが出る。割とすぐにデコ脱出。刺し餌忘れたけどどれでもアタってた。

1匹目

 これは決まってくれたかなとほくそ笑むのだが、そうはイカのなんちゃらで良いツンアタリでスレる。2匹顔に掛かって、これはもっと緩めた方が良いのかと浮き下伸ばすもアタリ減ってカラツンで、じゃあ居食いしてるような地味なしもったようなモニョっとしたアタリを取ろうと目をこらすけど今日はそういう動きを浮子がしないのか見えてないのか、たまにそれっぽい動きにアワせてもスレもしない。また浮き下戻すと、どうも戻しきらない途中でアタたるような気がするのでさらに浮き下詰めて戻しきる前のアタリをとろうとする。

 1匹追加したけどバラケ食ってた。

バラケ

 バラケ食っててスレ掛かりが多いってことはひょっとしてウワズリか?と思ってハリス45に詰める。とアタリ減る。しばらく我慢して1匹追加。力玉が良くなってきた気がする。

3匹目

 この時点で8時半くらいなので、このペースでなんとか釣り続けたいと思うのだけど、予想してたけどだんだんアタらなくなる。

 しばらくしてハリス詰める前のほうがアタッた気がしたのでハリス50センチに戻す。ちょっとアタリ回復したけどカラツンかスレバラし。

 最初スレも含めて一番竿曲げてるくらいだったけど、そのアタッてる時間に3匹はちょっとデキが悪いし、だんだん周りも釣れ始め、やっぱり隣の釣り人はメーターウドンセットでユルいバラケを抜いて待ってコンスタントに釣り始めた。

 隠し球のグルテンも思わしくなく。段底また分からんようになってきて浮き下詰めて仕掛け張ってもアタリも出なくなってきたので、10時頃、覚悟を決めてメーターウドンセット。昔作ったパイプトップの小浮子PT30でハリス0.3号45センチ、コム2号。今日は長さもひょっとして関係あるかもと11尺でやってみるけど、正直オッチャン達が名人芸で釣ってるだけで格好だけ真似しても釣れやンと思ってた。

 バラケは思いっきり手水加えて摘まむと水分染み出るぐらいのベチャ具合。たまに振り込みで落として去年の桜の咲く頃を思い出す。全然進歩しとらんのと違うか?

 ところがどっこいちょっとは進歩してるらしい。刺し餌付けてトップの1目盛だけ出すようにしてたんだけどなんか2目盛めが出始める。刺し餌落ちたのかなとあげてみると餌付いてて、ああこれ魚寄って「ウケ」てるンやと気付き釣れるならここと集中。

 ウケてるところで待ってピコッと入るアタリが2度ほどカラツンになって、一旦1目盛まで沈んだトップが1目盛上がってからピコで乗った。

メーターウドンセット

 なんというか、お手本映像で見たとおりのことが起こって、ちゃんと映像で名手がやってたようにすれば釣れるんヤという前回と全く逆の感想。ちっちゃい魚だけどだいぶ嬉しい。

 アワせて終われるようになって、餌打ちのペースも上がって浮子が揺れるサワリもでてカラツン多いけど1発上針アッパーのあと1匹追加でゆるふわ目標値の5匹を達成。

5匹目

 ここで10時半ぐらいで、このペースで釣れてくれたら「つ抜け」して帰れるかもというような干し柿の表面に吹いた白い粉よりも甘いことを考えていると釣れなくなる。

 ウケないしアタリも少なくしばらく放置してたまにカラツンがある程度。隣もペースダウンしているので自分だけじゃないようではある。そろそろ釣れない時間帯か?その割に隣の隣の人がコンスタントに釣れている。隣の釣り人が「隣で長尺でバンバン餌打たれるから魚こっちに回ってこなくなったじゃないか」的な不平を冗談口調でボヤいていた。その時点では単なる冗談だと思ってた。

 全くアタらなくなるわけではないので、0.2号の細ハリスにイズナ1号50センチ、45センチ、60センチとハリス調整していくけど何度かスレてバレたのみ。

 お昼近くなって調子よく釣ってた長竿の人が休憩に入ったら、隣の釣り人が「チャンスだよアタリだすよ」と言ってくれたのも冗談だと思っていたけど、これがてきめんに浮子が動き始めて隣の釣り人はきっちり釣っていた。ここで釣れないのが未熟者よのぅという感じのスレバラしのみで、長竿の人帰ってきて餌打ち始めたら徐々に沈黙。ほんとかよという感じだが、こういうのをヘラ業界では「人災」とかいうらしい。いつでも長竿が有利かっていうと遠ければその分浮子も見にくいし餌の振り込みも難しくなるしだろうしでそうでもないんだろうけど、そういう時もあるようだ。勉強させてもらいました。

 渋い時間突入している中でも何とか1匹釣ってアガリベラといきたいなと頑張るけど好転せず。13時近くなって最後30分段底して帰ろうとするも、朝のような活性はもうなく2度ほどスレてバレたのと、よっしゃコレは素直に上がってくるし口に掛かってるっぽい、と思ったら錆びた電池が適度に回りながら上がってきて、掛かってる魚種が分からんぐらいは仕方ないけど、いくらなんでもそれはないだろと自分でも思う。

 13時半過ぎに終了。毎回毎回思ったようには釣れなくて状況も違って、経験値が圧倒的に足りてないのがもろに出てるけど、とりあえず魚は釣れているのでとても面白い。今日は段底がまた分からなくなったかわりに、メーターウドンセットで釣れるときにはどういう感じなのか、おぼろげながら分かったのが収穫だった。

 週末はシーバスで、次ヘラ釣り行くときには桜咲いてて状況によっては「管理池」かも。とりあえずサドンデスルールは春までしのぎきった。この春「管理池」で、1年ゆるふわに修行してきた成果が出せるのか、返り討ちにあって嵐の前の桜花のごとく散るのか、こうご期待。 

 

<浮子>○昼釣っても浅棚浮子爆増中

浅棚浮子軍団

 公園池でメーターうどんセットで初釣果があり、これは練習して修得しておかねばならん釣りだなと、雑誌記事など読みあさっていると、提灯うどんセットでもあったように、バラケをぶら下げない「抜き」の釣りとぶら下げる「持たせ」の釣りに大別され、さらに細かく見ていくと紹介している釣り人ごとにいろんな派生技術があるようだ。

 ということで、公園池行った次の日から、シーバス釣りの合間を縫ってメーターとかの朝棚うどんセット用の浮子を各種作って準備している。最初は試すためにいろんなタイプ作ったけど自分の釣り方にどれがあうかとか実際に調子を見て絞り込んで、抜き用と持たせ用の2種類ぐらい、加えて大きさ違いぐらいの布陣にしていきたい。

 まずは、前回使った一番上の「PT30」を基準に、いくつか作ってみた。1番上は1.2ミリパイプトップでほぼ一緒の「パ30」で「PT30」はやや立ち上がりが遅い気がしたので足を若干長くした。

30シリーズ

 2番目の「08パ30」は同じサイズでパイプトップを極細の0.8ミリに、3番目の「ポ30」は同様のサイズ長さでトップを0.8ミリのポリカーボネイト無垢で作った。細いパイプはやや壊れやすいので立ち上がりとかにそれほど差がでなければ、感度重視のトップが細いのはポリカーボネイトで行きたい。1.2ミリトップはある程度持たせる釣りもやって、0.8ミリが抜き専用ぐらいの心づもり。

 下の「ポ35」トップの長さ違いの2本は逆にポリカーボネイトの長めのトップをつけて、なじみこむストロークの幅を生かしたバラケを持たせる釣りを想定して作った。立ち上がりの早さとの兼ね合いもあるけど実際の釣り場で使えそうか等試してみたい。トップが長くなる分重いのでボディーを大きくした。このぐらいで背負うオモリの重さ的に同クラスになるかも見ておきたい。

 次に、前回は春先なのでそれほどジャミもヘラも餌に群がってくるようなことはなく小浮子の軽いオモリでも沈降速度はそれほど遅く感じなかったけど、暖かくなると軽いオモリだと途中でつかまってしまい、もっと重いオモリでストンと沈めた方がいいという場面もあるだろうということで、大きめも作ってみた。

40,45

 取りあえず「抜き」「持たせ」兼用。ちょっと太めの1.4ミリでバラケを背負わせる「14パ40」、やや長めのテーパーかかってない1.2ミリパイプの「パ40」「パ45」。これ以上のサイズは既に作った両ダンゴ用とかのがあるはず。 

 逆に、さらに繊細な小浮子にしないとダメという場合も想定して、トップ変えたりボディの太さ変えたりして「14パ25」「06パ25」「ポ25」「4ポ40」あたりを作ってみた。

小浮子軍

 下の3本「パ20」×2「ポ20」はどちらかというと小物釣りに使う浮子のつもりで作った。

 そして、以前作った4ミリバルサの極小浮子がトップを支えきれずに立ち上がると沈没する失敗作だったので、ボディー再利用してテナガ釣りとかに使う小物浮子を作ったらなかなかに可愛くできたので、余ったバルサ丸棒の端切れとか使って増産かけてみた。

小物浮子

 今回、中古屋で安く売ってるパイプトップとかまとめ買いしてきたので、パイプも必要な長さに切ったり表面削って色塗り直したりした。無垢素材と同じ塗りだと区別つかなくなってしまうので、パイプは蛍光色の上下に黒線を入れる。無垢素材の黒線は飛ばし飛ばし入れるという方針とした。

 オレンジと蛍光黄色の間に黒線を入れるたびに、何か既視感のようなモノを感じていたんだけど、小物浮子作っててやっとその正体に思い当たった。

 セルの玉浮子の配色なんである。懐かしい郷愁を誘うような配色。結構気に入っている。

玉浮き

 早く実戦投入して、自分の釣りにあった朝棚浮子はどんな浮子かってあたりを詰めながら、釣り方も習得していきたい。

(2018.3.20)


<顛末記>○3月24日

桜咲く

 桜の花もそろそろ見頃で、そういや去年の今頃ヘラ釣り始めたんだなと感慨深い。管理池で修行の成果を試したいところだけど、今一まだ釣れてないようで、浅棚用に新しい浮子も増産かけたので手堅く公園池で楽しむことにする。シーバス釣れてない分ヘラは釣らせてもらおう。

 11尺出して、最初パイプトップのパ70段底竹で感度重視で魚の反応を探って、そのままいければ良し、スレやらカラツン多ければムクトップのポ70底竹にチェンジしてゆるめにして小さくアタらせるというここのところの必勝デコ脱出作戦。下バリはアスカ3号、ナイロン50センチ、バラケはダンゴA:ダンゴB:底釣り、1:2:1で刺し餌はハード供⇔篭漫▲汽淵玉、シラタキを適当に順番にといういつもと一緒。

 5分とたたないうちにユラユラとサワリが出始め、何発かカラツンの後、1匹目は顔スレ。アタリはほぼ毎投近くあってアタリかたもツンと良い感じで絶対釣れそうな状態だけどスレ連発。あげたのだけでも3匹。浮き下調整しても今一で、ハリス45センチに詰めて8時頃やっとデコ脱出。力玉とハード兇反応良いけどハード兇魯好譴个り。

デコ脱出

 その後も良いアタリが出てるので引っ張ってしまったけど、これはこのままではダメなパターンかなと予定どおり浮子交換。しかしスレる。再度ハリスを50センチにして0.4号にあげる。1匹追加。ちょっと病気でてる。その後カラツンに悩まされる時間帯に突入。

2匹目

 餌絞りつつ浮き下伸ばし気味にして粘って9時半頃、よっしゃ理想的ななじんで戻してツンアタリ、をアワせたらバラケ食ってた。すぐにもういっちょバラケに食ってくる。片目。

3片目

 完全にうわずってしまった感じ。バラケをさらに小さくしてしっかり練って付けるけど、どうにもならない感じでだんだんアタらなくなっていく。

 10時過ぎて、隣に少年2人組が入って常連さんの浅棚ウドンセット講座が始まったので、段底もどうにも打開策が見いだせなくなってたので、これは良い機会だと聞き耳立てて便乗させてもらう。

 とりあえず前回みたいにバラケ水足してユルユルにして着水後すぐ抜けるぐらいにユルく付けるならトップ短くて感度良い方がイイだろうと、短い0.8ミリのポリカーボネイトトップのポ30で始める。ハリス45センチ0.3号、コム2号。前回の感じだと直ぐにピコッとあたると思ってたけど反応無い。

 常連さんが少年に説明するのを聞いていると「バラケは棚まで入れて棚でバラけさせるのが基本。トップになじみ幅が少し出るように餌付けするように。」とのことだったので、それなら1.2ミリストレートパイプのパ30でと浮子を替えて餌しっかりめに付けて馴染ませて待つもやっぱり反応無く、隣の少年達も今一のよう。

 「今日は、バラケを棚に入れずに上から抜いてしまうと棚がボケて狙った棚に魚が集まらないけど、かといって堅い餌だとアタらない。柔いバラケをあまり力入れずに表面綺麗にならす感じで付けてちょっと馴染んでから抜ける感じ。」 という難しいことを仰る。1.2ミリでは柔いバラケが馴染んでるのか抜けてるのか分かりかねるので、0.8ミリパイプの08パ30に交換。ポ30はどうせバラケ抜いて「0なじみ」で使うだろうと目盛5つしかふってないのでなじみ幅が見づらい。目盛は細かくふった方がいい気がした。

 この浮子交換は吉と出て、ピコッとあたったりユラユラ揺れたりで反応出始めた。ピコであわせてモツゴのあとスレが何回か、明らかに魚寄ってるけど決め手に欠ける。明確なアタリがないのに力玉が消え始めたのでブルッとジャミ臭いアタリをとりあえずアワせたら乗った。ゆるふわ目標値の5匹達成。今日はつ抜け目指すか。

5匹

 これは小さいアタリをアワせた方が良いなと疑わしきは積極的に合わせて、ムズっと入ったのをアワせて割とすぐ追加。

6

 これで釣れ続けるかと思うとそうはならずカラツンとスレの時間帯に。

 12時頃、やっと掛けたと思ったらバラケ食ってた。魚が寄っているのは確かなのでハリスを35に縮めてみたら食ったと思ったらまたバラケ食ってた。

 逆にハリス伸ばすかと0.2号50センチ、イズナ2号にするとアタリ遠くなる。40センチにするととアタる。今日は40から45ぐらいの間に正解があったのかも。でも釣れない時間が続いて、浮子ちょっと長さのあるトップを付けたポ35でなじみ幅を出すことを意識して丁寧めにバラケ付けてみるも反応薄い。

30シリーズ

 餌、特にバラケは要素が複雑すぎて今の段階では種類を増やすとわけ分からないことになりそうなのでしばらく今のままで行くけど、その分浮子を中心に仕掛けから策を講じられるのが浮子作る人間の利点だと思うので浮子は色々作って試してみたい。

 打開策が思いつかないのでまた釣り方替えてみる。今日は午後に入って皆さん不調のようであまり釣れてない時間帯だけど、こういう時間帯に何とか釣りたい。8尺だして提灯ウドンセットっぽい浅棚ウドンセット。0.4ミリグラストップの04グ45に0.2号50センチ、イズナ1号。

 ゆるめのバラケで丁寧めに付けてトップ沈没させて縦誘い1,2回で抜けて戻してちょっと待って2回ほど誘ってちょっと待って打ち返す。

 変えると来るで、すぐにトップのなじみが止められるようになって、ピコッというのにアワせたらモツゴ。

モツゴ

 寄ってるのはジャミかとがっかりしかけるけど、次のプルルッという感じのを縦誘い気味にアワせたら乗った。センターバッチリ。刺し餌はハード供

プルル

 もういっちょズルッと押さえた感じのアタリで追加。何とかつ抜け達成。

04グ45

 よっしゃ今日は提灯ウドンセットの日かなと思うもこれもまた続かず。しばらくしてツンという明確なアタリをとったらバラケ食ってた。ほどなくしてまたバラケ食ってる。

12

 餌打って魚寄ってくると始めは明確なアタリを出すけど、そのうち地味にその場で食ってるブルッとか押さえるようなとかのアタリになって、そのうちバラケしか吸わなくなってユルいバラケが良い塩梅になった時に数回掛かって時合いが崩壊というのが3回繰り返されたように思う。なるべく時合いを続かせるように餌の供給量を絞ったり、浮き下やハリスを調整したりしてみたけど、なかなか寄り始めた活性良い魚以外を掛けることができてない。常連さんはそんな中でもなんとかかんとかアタリ出してペースは落ちても掛け続けているようにみえた。

 14時半過ぎて飯休憩。疲れてきたのもあってグルテン作ってバランスの底でじっくり粘る。1時間ほどで2回スレた。

 最後、段底でアガリベラといこうと集中力も切れかけながら釣っていく。16時頃魚が寄った時間帯があって、やっと掛けたと思ったら微妙な掛かりどころであげて確認しようとしたら網の中で外れてしまったので何かいまいちスッキリできなかったので勘定せず、割とすぐにもう一匹掛けてこれは口に掛かってるようだったけど水面でバレた。

 結局17時終了まで粘って、最後きたと思ったらコイスレで水面まで上げたけど外れて仕掛けが絡まって終了。

 なかなか一つの釣り方で釣果を伸ばすことができなくてそのあたりにも課題が残るけど、あれこれ考えながら手替え品替え楽しめている。半分クワセじゃなくてバラケ食われてるのはいただけないけど12匹は中流の上階級ぐらいの感じで匹数的には文句はない。渋い時間も段底でコツコツ釣り続けることができるようになると一日の釣りを作っていけるように思うので、さらに経験積んでいきたい。とにかくスレが多いのを何とかしたい。段底に関してはハリス伸ばすのはこれまでやらなかったので55センチ60センチも次回試してみたい。

 シーバス4連チャンは結構限界近かったみたいで疲れが抜けてくれない。今日も暖かい日なたで座って釣ってただけなのに結構ヘロヘロになってしまってる。回復早くなってきてたように思ってたけどちょっと間に合ってない。でも間違いなく全力で釣りできている充実感。次は状況許せば来週早々管理池か。

 

<顛末記>○3月27日

 桜満開で春本番という感じになっている。1年で学んだ成果で昨年桜咲く頃に管理池初挑戦したときの屈辱感にまみれたデコスタートの雪辱を果たしたいところ。

 なんだけど、状況全然よろしくない。まずは自分の体調が今一で花粉症もあってグダグダで前回も午後から集中力切らすような有様だった。そして肝心の管理池の釣れ具合だけど、ハッキリ言って釣れてない。もうノッコミ始まってて、日によってはハタいているような浅い場所で良い釣りした人もいるようだけど、安定的に釣れる状況にはほど遠く、玄人衆がデコったりしている。

 おとなしく公園池で練習しておけという感じだけど、渋い管理池でデコ食らわないように段底中心にこの冬練習してたんだろ?と心の中で強硬派が管理池釣行を主張する。しかたない1回行っておくかということで、ハリスも一杯巻いて、DVDとかも見まくってできるだけの準備をして行くことにした。

 釣れるなら朝いち魚が寄り始めた時合いだろうし、釣れる気配が無いなか1日集中力が持つとも思えないので、釣れそうになければ朝から2時間段底、その後2時間提灯ウドンセットで13時くらいに撤収という予定で行く。釣れてる状況ならここぞとばかりにぶっ倒れても夕方まで釣る。

 開場ちょっと前に並ぶと、釣れてない状況を反映してか釣り人少ない。全くといって良いほど釣れない真冬でもそれなりに桟橋には人が並んでたのに、今日はわりと桟橋スカスカの人の入り。浅場にノッコミ狙いに行く釣り人もチラホラいたけど、今日はハタいていたけど全く食ってこなかったようだ。

釣り座

 桟橋奥の方の岸向きに入る。桜が綺麗で花見なら最高の日和だけど、はたしてヘラは釣れるのか。

 釣り座構えて10尺出して段底。最初パイプトップのパ70段底竹で感度重視で魚の反応を探って、スレやらカラツン多ければムクトップのポ70底竹にチェンジしてゆるめにして小さくアタらせるという公園池で磨いてきた作戦。下バリはアスカ3号、ナイロン0.4号50センチ、バラケはダンゴA:ダンゴB:底釣り、1:2:1で刺し餌はハード供⇔篭漫▲汽淵玉、シラタキを適当に順番にとここでも一緒。

 9時前に打ち始めて渋いはずという予想に反して10分とたたないうちにユラユラとサワリが出始め、何発かカラツン。コレはいきなり釣れるならここか?と気合いを入れると、なじむ途中のアタリは掛からないので、バラケが落ちて下バリ着底して軽い分で餌落ちの一つ下がでた状態からのツンアタリをアワせていると何か掛かった。モツゴだった。ジャミばかり寄ったのか?バラケが抜けるまでの不規則なトップの動きはバラケをモツゴが引っ張りまくってるように思うので、バラケ抜けた後のクワセだけで待ってるときのアタリにはヘラのアタリも混じってるんじゃないかとアワせていくけど、スレたりする感触もなく、たまにモツゴがスレ掛かりのみ。

モツゴ

 9時半頃に、浮子交換しても小さくツンとかズズズと沈むとかの良いアタリがあってもカラツンになるかモツゴが付いてくるか。ヘラは寄ってないような気がするので、モツゴアタリでも積極的に合わせて餌切って餌打ちペースを上げて寄せを意識していく。

 10時頃に、状況変わらないのでハリスを50から55に伸ばす。もしヘラが居てカラツンになってるなら、もっと吸い込みやすく緩めてという意図。でも、いい感じにちょっとムムッともたれたようなアタリにあわせると、しっかりモツゴ口掛かり。

モツゴ

 10時半過ぎて、最後逆に道糸フロロの仕掛けで感度上げてアワセまくろうと仕掛け交換して浮子サイズアップのパ80段底竹。状況変わらず。

 満開の桜が、風に舞って水面で漂う様など風情はあるけど、ヘラの反応はない。ないったらない。周りも全く釣れてない。

桜吹雪

 昼ご飯食べて、11時過ぎて8尺出して提灯ウドンセット。魚の型が大きめなので0.2号の細仕掛けとかは使わず、コム2号、0.4号45センチで始める。

 ジャミっぽいアタリがたまにあるけど掛からない。1時間ほどで何か変えるならハリスかなと、60センチに伸ばしてみる。しかし反応なく予定通り13時頃撤収せねばならない状況。

 餌を手水でだんだんビチャビチャにしていって早く抜けるようにしていったりも試したけどどうにもならず。最後これだけバラケ撒いたら底にたまってヘラが寄ってないだろうか?と思うも段底仕掛け出すのも面倒に感じる集中力の欠けた状態で、8尺60センチハリスでギリギリ底取れたような記憶があったので、浮き下を目一杯伸ばしてトップが竿先にあたるぐらいにしたら着底させることができたので、ちょっと変則的な段底で狙ってみるもジャミ臭いアタリを何度か拾っただけで終了。

 13時過ぎに撤収。午前中釣れた人は両ダンゴの底釣りの1人だけだったようだ。2匹釣ったそうな。浅い場所の葦とかではハタきまくってたけどその周りでも全く食ってはこなかった様子。

 ワシごときの技術でどうにかなる状況じゃございやせんでした。コレでもかってぐらいのオデコ。

 雪辱失敗屈辱の返り討ち。まいりました。まだ公園池で修行が必要だなこりゃ。

 

<小ネタ>14.浮子止め3種

浮子止め3種 

 ヘラ釣りの浮子は、昔は浮子自体の足にリリアンが使ってあって道糸の角度とかと関係なくまっすぐ立つようになっていたように記憶している。対して今のヘラ浮子は浮子の足自体は真っ直ぐな棒で「浮子止め」の方をある程度自由に動くようにして、立ち上がりやすさや感度なんかを確保しているようだ。

 でもってその「浮子止め」だけど、写真一番上の筒状のウレタンチューブの浮子止めを上下浮子止めゴムで挟む方式が一番一般的だろう。浮子止めも浮子止めゴムも市販されていて簡単に仕掛けが作れるし棚調整で位置を変える場合もゴム製品なのでそれ程ラインを痛めないのが利点で、棚取りやズラシ幅の調整で浮き下調整を繰り返す底釣りとかには向いていると思う。ただ欠点として、市販品が消耗品の割に再利用方法(9.参照)を考えたくなる程度には良い値段しているのと、やや仕掛けが重くなるなどして浮子の立ち上がりとかに影響が出るというのがある。

 浮子止めを軽く小さく作ろうとすると名手達は「松葉式」と呼ばれる浮子止めゴムの代わりに「浮子止め糸」を使った仕掛けを使うことが多い様子。なので底釣り以外では私もこの方式を採用していた。写真真ん中。ウレタンチューブと浮子止め糸と道糸の余りを材料に簡単に自作できて安上がり。欠点としては浮子止め糸の縛りがユルいと浮子の位置がズレてしまい、堅く締めておくと棚移動するときに道糸がチリチリとなる感じでよろしくない。提灯の釣りとか棚を固定する釣りには向いているが浅棚でも棚を変えたりするにはやや向いてない。

 というわけで、何か良い方法がないかと調べていたら「編み込み式」という道糸に同程度のナイロンラインを編み付ける方式があるようなので試しに作ってみた。なるほどコレだと下の写真のように編み込み部分を縮めて締め付けを緩めれば道糸を痛めずに棚調整できて、編み込み部分を伸ばせばしっかり止まってくれる。全部の仕掛けをコレで統一してしまいたいぐらい仕掛けとしてのデキは良さそうなんだけど、作るのが面倒くさい。5〜10分くらいかかるうえに仕掛け作るたびに編み込みやり直しせざるを得ずあんまり「ゆるふわ」じゃない。当面浅棚の釣り用に使ってみて様子を見たい。

縮めて移動

 他にも良い方法があれば試していきたいけど、とりあえず底釣りは浮子止めゴム方式、提灯は松葉式、浅棚が編み込み式でしばらく行く予定。

(2018.4.6)

 

<ブログ>2018年4月7日土曜日

ヘラ釣り1周年!


 昨年の今頃、願はくは花の下にて春釣らむ、とヘラ釣りを始めたわけだが、管理池で屈辱のオデコデビューを果たし苦節1年の修行を経て、先日リベンジマッチに挑むも返り討ちにあい、1年ぐらいじゃたいして上手くはなんねぇなと思うものの、それなりに得たもの感じたものも多かったので、そのあたり振り返りつつ、今後の目標なども書いてみたい。
 
 まずはなんといっても、ヘラ釣り面白くて楽しめていることは良いことだろう。
 ヘラ釣りにおいては凝り性の日本の釣り人が、細かいところ微に入り細に入りという感じで、これでもかというぐらいに様々な技術を考えて、実戦され、今日でも日々洗練・改良されている。
 そういった体系化された技術を一つ一つ憶えていくと、それもお勉強で頭に入れただけではなく体をつかって習得すると、きちんと魚が釣れてくるようになる。努力に応じて結果がついてくるのはやっぱり嬉しいモノである。
 ヘラブナ釣りでは、餌の重さ分トップが沈む「なじみ」と餌が溶け落ちることなどにより浮子のトップが上がってくる「戻し」を把握しながら釣っていくのが基本中の基本なのだけど、最初餌付けがままならず、餌が水中で持たずに割れ落ちたりしていると上手く「なじみ幅」が出せない。
 それが、ハリに餌をしっかり付けるなんていう基礎中の基礎ができてくると、餌の重さでなじみ混んで沈んだトップが餌が溶けたり底釣りだとハリスの傾斜が真っ直ぐになったりして「戻して」くるとかの水中の餌の状態が浮子で把握できるようになってくる。
 その基本中の基本ができてはじめて、「底釣りのアタリはなじんで戻してツン」というのとかが狙って出せるようになってくる。
 ごく基本なんだけど、基本っていうのはきちんと理解して実戦できれば効果が大きいから最初に習うべき基本たりえるんである。
 バラケを餌付けできずに、ボタボタ手前に落としてコイに食われまくってた始めたばかりの頃と比べれば、バラケをしっかり付けることも、逆にユルくしてわざと早い段階でハリから落とす「抜く」こともそれなりにできるようになって、基本がようやく分かってきた段階だけどちょっとは進歩を感じられる。
 去年の今頃、ほんとに何にもできなかったのに、今はバランスの底釣りは好きな釣り方と言えるぐらいに管理池でも実戦を重ねたし、段底、提灯ウドンセットもこの冬にだいぶ練習して理解が進んだ。浅棚ウドンセットもちょっと囓った。
 もうワシャ初心者じゃないねン!と宣言しておこう。

 私にとって浮子はまだ単純で取っつきやすかったので、浮子を中心とした仕掛けを自分なりに最適化していくのは、浮子作るのが楽しく、作った浮子で釣るのがまた楽しいということもあって、あれこれ楽しみながらヘラ釣りにおける浮子というものについて、ずいぶん理解を進めることができたと思う。ヘラ釣りするなら浮子は自作した方がイイと重ねてここでもお薦めしておきたい。
 浮子の感度は、小さなアタリを大きく表現させたいのなら細いトップが向いている。そのかわり大きくゆっくりアタリを拾う(大きく動くアタリだけ拾えるバランスがあり得る)ので短い刹那に数多くのアタリを拾うようなことはできない。とか、小さい浮子のほうがオモリも軽くできて魚が吸ったときの違和感が小さいはずだけど、小さい浮子の軽いオモリでは途中で魚につかまったりすると棚に餌を届けることができない。とか、トップの長さはその浮子を使った釣り方でどれだけなじみ幅を出させるかで決まる。3目盛もなじめばよいバランスの底釣りではトップは短めで良い。逆に浅棚用の小浮子でも、重いダンゴ餌をぶら下げるのならトップは太くて長い必要がある。とかとか、結局用途に合った良い塩梅の浮子があるわけで、極端に振った性能の浮子は特殊な状況でしか力を発揮しないけどハマれば強く、適度にほどほどの性能にした浮子はそれなりに何でもこなすけど、物足りないときも出てくる。という感じのごく当たり前のこととを学んで、自分の釣り用の浮子は市販品で合うのを探してくる手間と費用を考えたら、多少デキが悪いぐらいは我慢して自分で作った方が良い浮子を使えると思っているところ。

 餌については、各種餌のブレンド(配合)とか考え始めると収拾が付かないので、とにかくバラケはダンゴ兼用で3種類、「軽くてまとまるの(両ダンゴA)」と「やや重くてばらけるの(両ダンゴB)」と「重さがあって粘るの(底釣り)」を用意して、とにかくこれらの比率を変えたりして、,匹譴世吋丱蕕韻気擦襪、△匹譴世噂鼎するか、の2点を基本に考えて、むしろ餌の配合よりは作ったバラケ餌をどうやってハリに付けるか、手水の追加で柔らかく、練って粘らせる、グルテン追加でまとまりを出す、等で調整してどのくらいハリで持たせるかをなじみ幅を見て確認しながら使ってきた。
 今のところの感想としては、ハリに持たせるあるいは抜くというのの調整などは、これだけ単純化した餌構成でも充分可能。
 はたして、餌屋さんが推奨するような複雑なブレンドや釣り方毎にバラケを変える必要があるのかについては大いに疑問を感じている。
 大会で勝つとかシビアな釣りをやるんじゃなければ、ダンゴ餌をバラケさせてセットのバラケに使っても何ら問題ないように感じている。先入観なくやっちまえば案外やれるもんである。
 自分の中でバラケの使い方の課題として「ウワズリ」をいかに抑えるかというのがある。小さくしっかり付けるようにするという基本対応の他に、ペレット系の粒餌を追加するというのが推奨されているのを目にするが、それならペレット系で重い「底釣り」を後から基餌状態で混ぜてやると、重さもつくしバラケ性が抑えられるのは餌実験で確認しているので、それでかなりいけるんじゃないかと思っているところ。じゃあどのくらいの比率で追加で混ぜてやれば良いのかとか、実戦でこれから浮子の動きと魚の掛かりかたとかを見ながら試していきたい。
 餌実験で基本的な餌の性質が把握できたのは、餌を使っていくうえで極めて有用だったと思う。水中の餌をどうしたいのか、その時考えられる方法にはどういうのがあるのか、なんで「餌を混ぜる順番」があるのか、分かっていればバラケ餌3種類でも結構やれるという根拠になるし、行き詰まったときにどの要素が足りなくて足すべき餌は何なのかとか絞りやすいと思う。知識を基礎から積み上げるのは大事。

 このあたり、何も分からぬまま餌屋さんの戦略にはまってしまうとヘラ餌の袋が際限なく増殖していくので、種類増えてもその分1種類毎の使用量が減るわけで、全部を悪くなる前に使い切れれば、餌にかかる費用は単純に増えるって訳じゃないので良いといえば良いんだけど、可能なら自分の理解できる範囲に単純化して無駄なものに労力さかずに済ました方が、方針やら持っていく餌やらがスッキリすると思う。
 各種新発売の餌を加えることによる違いよりも、加える水の量とか付け方とかでの調整による違いの方が大きくて、なきゃないで今まで釣ってきたんだろってぐらいで、餌屋のいうことを100%信じなくてもいいと思う。いつも書いているようにほどほどに騙されておきたい。
 
 まあ、そのあたりの釣り人の新しもの好きというか、都合の良い魔法の道具とかを信じたがる性質は、釣りモノが変わってもというか、変われば変わるほどいよいよ同じで、高い道具やら最新の餌やらが好きな人は大いに使って釣り業界を潤してあげて欲しい。ワシャつきあわずに安竿つこて、餌も適当にやらしてもらいまッサ。すんまへんな、堪忍しておくんなはれ。

 これからの目標なんだけど、なんといっても管理池でデコらないを目標にしたい。
 ヘラ釣り始めて良かったことの一つに、魚の「大きさ」とか「他人からの評価」とかって、やっぱりあんまり自分には関係ないんだなというのが再認識できたことがあると思っていて、まあ大きい魚が釣れて他人様から褒められたりしたら嬉しいっちゃ嬉しいんだけど、管理池で放流されたヘラブナを何匹か釣ったところで、別にヘラブナとしても大きくなく巨ベラとかじゃないし、大会で勝つような分かりやすい勝利でもないので、多分ヘラブナ釣りやってる人から見ても、「管理池でデコらずゆるふわ目標値の5匹釣った」とかいう結果は一言「あっそ、そりゃ良かったね」ですむ釣果である。
 にもかかわらず、私にとってはその釣果が、喉から手が出るほど欲しいし、釣れればまた脳内良い汁がビュルビュルッとほとばしるに違いないぐらい価値があるんである。
 魚の大きさなんてのはそれにあわせた道具立てで釣れば良いだけだし、他人の評価なんてどうでも良いジャンと正直思える。
 私にとっては、近所の管理池の素人衆泣かせの渋さの中で、なんとか技術を磨いてデコ逃れたら、そしてゆるふわ目標値の5〜10匹とか調子に乗って釣っちゃったら、オレだけにしか分からない価値ある釣果になると思っている。

 始めて一年経って、浮子は良い感じに基礎が分かってきた、餌は難しいけど、両ダンゴ含め、バラケ(ダンゴ)餌の調整を今年の技術的課題として意識していきたい。
 管理池でコンスタントにゆるふわっと5〜10匹釣って、早めに余力残してきりあげるぐらいの、ゆるふわ的「やれる釣り人」に私はなりたい。

 心の底からデコはもう嫌じゃ〜!釣れてた組の末席汚すぐらいに出世したいっ!

 ということで、明日もヘラ釣りの予定なのだけど、前回管理池デコで次は公園池で練習という予定だったのだが、脳内3賢人会議でナマキオールもナマタザールも「調子に乗らずに地道に練習」という意見だが、また強行派のナマパールが「デコるかどうかヒヤヒヤする中で本気でいかねば「ゆるふわ」の奥義は掴めぬ、管理池に行くのじゃ」とゴネている。玄人衆の今日の釣果情報とかを確認して今夜また脳内3賢人会議を開催して決めたい。

 

<顛末記>○4月8日

 管理池前回デコって、公園池で修行の回の予定だったけど、どうも4月に入ってちょっと釣れ始めたようで両ダンゴとかでも釣れている。玄人衆でつ抜けぐらいという感じで、昨年度実績から見ると玄人衆が20、30釣ってるときに2、3匹釣って喜んでたので、彼我の戦力差は10倍程度だったと考えられる。そう考えると1匹釣れるかどうかという状況で今ひとつな渋さといえばそうなんだけど、この池はだいたいこんなもんで、このぐらいで釣れなければ勝負にならんというのもこれあり、去年とはオレも違うゼ、戦力差ももうちょっと詰めたつもりだゼと管理池行っとくことにする。

 8時前に到着したら、既に開場しててそういえば4月から休日は6時に開くのを忘れてた。出だしから抜け作である。桟橋は8分の入りという感じで日曜にしては空いている。いつもの桟橋奥の岸向きに入って釣り座を構える間に、竿曲がってたのは1人見ただけだけど、ほとんど竿の上下動が見られなかった前回と比較してアワセっぽい竿の動きが多くてだいぶマシな状況には見える。

 まずは段底、パ80段底竹、フロロ道糸、ハリス0.5号50センチ、アスカ3号、餌はバラケはいつもと一緒、刺し餌は最近魚掛けてないシラタキ外して冷凍ウドンを使ってみる。ヘラ釣りのウドンって全然ウドンじゃないけど元々ウドン使ってたのが名前に残ってるんだろうし、今時の冷凍ウドンはタピオカ澱粉で腰を出してたりしてハリ持ち良いんじゃなかろうかと考えたけど、前夜に解凍して持ってきたら当たり前だけどノビた感じになってプリッとした感触がなくなってた。けどとりあえず試してみる。

これが正しいウドン

 2時間ほどほとんどサワリもなく、風が結構あって風流れでしもったりしてなじみ幅も安定せず、棚がおかしいんじゃないかと何度か粘土オモリで確かめてもちゃんと底取れてるし柔い力玉もそのまま帰ってくる。

 あんまり釣れてないのは間違いないようで、便所休憩に来た人達が情報交換しているのを聞くと1匹釣れたかどうかという感じだった。そんな中で真後ろの釣り人が結構釣ってて8時過ぎの時点で4匹と言ってて、その後2時間で2匹追加していた。やっぱり段底のようだ。

 最初はバラケしっかりめに付けてなじませて、反応ないのでだんだん抜き気味にしてたんだけど、そろそろ釣り方変えてみるかと痺れ切らしたあたりでナジミ込む途中でモニョモニョし始めた。バラケが落ちて餌落ち目盛りが出て待ってると動かないので、モニョモニョしてるのをアワせんといかんのかなと試してみるとしばらくしてモツゴが上針に掛かってきて、ジャミが寄ったんだなとガッカリして餌落ち目盛り出てからのアタリを待っていたら、良い感じのアタリが出始めた。けど3回ぐらいカラぶって、これは緩めの仕掛けに替えて必釣だなと、ナイロン道糸、ポ70底竹、ハリス0.4号55センチに変える。

 風流れでシモるのもあってアタリが分かりにくい。まあそういう仕掛けだから仕方ないと、疑わしきをアワセていると割と直ぐに一瞬掛かってバレた。ヘラもやっぱりいるようである。でも、そこから刺し餌をローテーションしたり浮き下調整したりしてもたまにモツゴがスレるだけで打開できない。ちなみに冷凍ウドンでもそれなりにアタリっぽい動きは出る。モツゴ抱卵してて大量に釣って佃煮にしたら子持ちで美味しそうだけど、腹とかに掛かるとユリカモメの餌になってしまい申し訳ない気持ちになる。

子持ちじゃこ

 11時頃あきらめてメシ休憩後、変えると来るを期待して8尺出して提灯ウドンセット。04グ45でハリス0.4号50センチ、コム2号。最初はトップ水没させて縦誘い3回ぐらいで抜けるように餌付け、だんだん手水打ってバラケをユルくしていくも反応ないので逆かなと小さくしっかり付けて縦誘い繰り返してたらジャミ臭いけどちょっとサワリ始めたので、餌供給減らしたら反応したってことはバラケに魚が近づいたかなとハリスを45センチに詰める。たまにモツゴが掛かるけどヘラが寄ってる気がしないので、また餌ゆるめて抜き気味にしてバンバン打ち返したら、ブクブク泡が出てきてヘラがよったっぽくなってきた。「泡づけ」というらしく「泡づけしてるのに全然食ってこない」というぼやきがそこかしこで聞こえてきたけど、その通りで食ってこない。底の方で落ちたバラケ食われてるかなと、ハリス60センチに伸ばしたり、そのまま浮き下ギリギリまで伸ばしてなんちゃって段底にしたりしてみても食ってこない。

 正午過ぎ、両ダンゴでもボチボチ釣れてるって情報だったし、底にダンゴぶち込んだら釣れるんじゃなかろうかと、また10尺出してバランスの底。パ75竹、ハリス0.4号、43センチ50センチ、アスカ5号4号。バラケをそのまま練って、両ダンゴ、バラグル、変則的にバラケにウドンとか織り交ぜながら2時間ほど微調整しながら粘るも、なじんで戻してツンなアタリっぽいのは4、5回のみとなんとも厳しい。

 集中力切れてきてアドレナリンが切れたのかクシャミも出始めて、ここらが潮時かと撤収。

 また最下層のデコった組に転落の我がヘラ釣り人生。多分後ろの釣り人が撤収時点であと一匹でつ抜けと言ってたので、釣れてた組で10匹越えたぐらいという事前情報通りの釣れ方だったと思う。昼近くになるとみんな暇そうにしてたので平均組で2、3匹、デコった最下層民も少なくはなさそうだけど、このくらいの渋さ何とかできんもんかなと思う。そのために段底練習してきたんだろと。釣り座によって魚の濃い薄いはあっただろうけど、渋い中でも食わせてアワせてスレとか除いて10近く釣ってる釣り人の真後ろで、スレ1回ってのは寄せが甘いのか食わせる微妙なさじ加減が掴めてないのか、どうにも釣れてない側からは分からない。もう初心者じゃないと思ってるんだけど、さりとて経験豊富な玄人でもないので、とりあえず経験積んでくしかないのかな。次こそ何があっても公園池で練習。渋いときはやっぱり段底のような気がするので、釣れなくなった時間帯に何とかさじ加減でアタリを復活させるというのを意識して次は段底中心にやってみたい。

 シーバス連敗止めたと思ったら、管理池連敗し始めてどうにも苦戦が多いけど、釣れるまであきらめなければ最後には連敗も止まる。今時根性論は流行んないけどそれでもファッキンガッツが重要な局面ってのもあると思う。

 

<顛末記>○4月10日

 1日あけてちょっと腰痛が残ってるのが気になるけど、まあ公園池は魚それなりに濃いし、段底中心に練習してつ抜けしたあたりで昼飯食って帰ってくりゃ良いかとまた甘いことを考える。朝早く目が覚めて余裕の時間のつもりで録画してあったアニメでも1本見てから出かけるかとパソコンの前に座った瞬間、ピキーンと頭にイヤな予感が閃いた。公園池も4月から開場時間変更とかあるんじゃないか?ググったら予感的中で1時間早い6時開場となっている。泡食って早歩きで駅までと駅から公園まで急いだが着いたら6時半過ぎてた。でもここはだいたい暖かくなる9時頃から混み始めるのでベンチは確保できた。いつも端っこに入るけど今日はあいてた真ん中へん。

 11尺出して段底高感度仕掛けから入る。パ80段底竹、フロロ道糸、ハリス0.4号50センチ、アスカ3号、餌はバラケはいつもと一緒で家で作ってきたのを小出しに、刺し餌は力玉、ハード供▲汽淵玉、冷凍ウドンも前回のが余ってて既にのびきってるけど試してみる。

 すぐにアタリ始めるだろうという予想に反して今一反応ない。ないうえにしばらくするとなじみ幅が出なくなる。餌付け丁寧にしてもよっぽど練って大きめに付けないと餌もってないようで、浮子が立つ前にジャミかヘラか不明だけどたたき落とされているような感じだ。最初棚か仕掛けがおかしいのかと思ったけど、ナイロンラインだと吸水して途中でオモリ調整しないと沈んだままというのはありがちだけどフロロだし餌もってないとしか考えられない。仕方ないのでバラケとしてはいかがなモノかという底釣りのダンゴ餌みたいなバラケでうっていく。

 周りで「全然反応ない」というぼやきが聞こえ始めた頃、魚寄ったみたいでアタリが出始めた。なじんで戻してツンな感じの良いアタリがそれなりの頻度で出るので今日はこの仕掛けで行けるかと思ったけど、2回ほどスレてバラして、コレは食っただろうという感じのツンアタリで2、3回からぶって、仕掛け変更。

 必釣体制、ナイロン道糸、ポ70底竹、ハリス0.4号55センチ。最初ゆるめすぎて全然アタリ分からず、ちょっとずつ浮子下縮めてだんだんアタるようになる。力玉がなぜかダメで吸われて餌落ちてるのかと上げてみるとまだ付いてたりする。意外といっては何だけど人間用のウドン良くアタる。ヘラってタピオカやらワラビ澱粉やらの「ウドン」は「これは本物のウドンじゃないよ」とか言っちゃういけすかねえこだわりのグルメなのか。

 本物のウドンで1匹目と思ったら顔スレでガッカリしたけど、浮き下微調整しながら粘ってやっぱり本物ウドンでデコ脱出。8時半頃だから時速1匹行かないスローペース。周りも似たような感じでカラツンばっかりとボヤいている。

デコ脱出

 しかし割とすぐ2匹目。浮き下長めで這わせ気味にしてもたれたようなアタリを取ったらハード彊まれてる。

飲まれた

 その後カラツンに悩まされ、浮き下をどんどん伸ばしていったらアタらなくなり、再度浮き下調整しようとしたらナイロンが吸水してて餌落ち目盛りも狂ってて、そのへんから仕切り直しになったので一旦トイレ休憩床休め。しかしあんまり期待してなかったので本物ウドンが品切れしそうでまいったなと思ってたらピキーンと閃いた。人間用のウドンなんかそこらのコンビニでいくらでも買えるやんケ。10時前でちょっと早いけど昼飯休憩にして冷やしタヌキうどんとチャーハンおにぎり、甘シャリは桜餅という感じで本物ウドン問題解決。

タヌキうどん

 再開後、やっぱりカラツン、スレに悩まされるも本物ウドンで1尾追加。

3匹目

 ここから、泣きそうな渋い時間が15時半くらいまで続く。まずはハリス45に縮めても改善せず。でも全くアタらないわけでもないので粘ってしまうけど反応なくなり。ハリ軽くハリス細くで吸い込み良くするかと0.3号50センチ、コム2号に落とすとなんとアタリ復活してこれで何匹か追加ともくろむもスレ2発ぐらいでまた反応なくなり、右隣がぼやきつつもメーター両ダンゴで渋くコンスタントに掛けだしたので、宙の両ダンゴは餌をあわせるのが玄人の技術なのでパスして、バランスの底にしてみる。餌作って持ってきたのしかないので、グルテン振って練って持ちよくして、グルテンも作って両ダンゴ、バラグル、ダンゴウドンと織り交ぜてやってみる。バラグルが比較的良い気がするけどアタリ少なめで、魚はいるようなのに今一掛けられないと思ってたら良いアタリがでて掛けたらコイで、何とか浮かせて隣の人にハリ外し借りて水面で外した。0.4号のハリスはなかなか切れない。

 バランスの底も事態を好転させられず、午後は全体的に釣れてなくて、両隣の玄人衆が「餌が合ったと思って釣れても1、2匹で終わる」とぼやきつつも両ダンゴでポツポツ拾ってるのがさすが。15時過ぎてゆるふわ目標値の5匹は釣りたいなと、底釣りをあきらめて、かといってメーターの両ダンゴは全く自信もなく、8尺出して提灯風ウドンセット。浮子は04グ45に、もう使うこともないだろうと思ってた0.2号ハリス45センチのイズナ1号。最初はしっかりめに付けて、棚に入れて2、3回誘って戻してきたらちょっとまって打ち直しという感じから、徐々にバラケを手水でゆるめて抜きに近いような感じにしていく。割と直ぐにジャミ臭いピクピクが始まって一応あわせるけどモツゴがたまにという感じ。

 水面近くで抜いてもあんまり反応ないけど、浮子がバラケの重さでなじんで1回誘うか誘わないかで抜けてトップが戻してきて待ってると良い感じのピコッというアタリが来る。気がする。本物ウドンと力玉がアタリ多め。でもたまにスレてバレて魚はいるのに掛けきれない。力玉がアタリもないのに消えるので、浮子のなじむスピードとかが変化したらアワせてみるけど上手くいかない。

 15時半頃ハリスを60センチに伸ばしてみる。数投目、バラケが落ちてちょっと待っているとピコッと来て縦誘い気味に合わせたらのった。力玉で。

センターバッチリ

 センターバッチリ。午後の釣れなくなった時間帯に何とか釣れたので嬉しい。0.2号なんて細ハリスもう使わんだろうと思ってたけど持ってきといて良かった。

 これで何匹か追加できるかと思ったらそう甘くなく、たまにひっかく感触があるのでヘラ居るハズなんだけど掛けきれない。 

 ハリスを50センチぐらいに詰めて4時半頃本物ウドンで1匹。ゆるふわ目標値の5匹は達成した。もう一匹釣ってアガリベラとしたい。

5匹め

 ハリスさらに40センチに詰める。17時前バラケに食ってきて1匹追加。

6匹目

 もういっちょと狙ってスパンと消し込みアタリはスレで終了時間で撤収。

 予定外に粘ってしまって腰が痛い。苦戦したうえに両隣に腕の差を見せつけられて釣ってる間はしんどかったけど、終わってみたら釣れてない午後から何とか3匹追加したし、本物ウドンが意外なほど使えるのが分かったのも収穫だ。力玉、サナギ玉、ハード兇魯廛螢辰斑椴呂あってハリ持ちがそれぞれ違う感じだけど、本物ウドンはハリ持ちは中間的だけどネチョッと粘つく感じで食感が違いそう。違いの分かる食通なヘラにはお薦めなのかもしれん。ヘラ釣り行くときはコンビニでウドン買って行こう。昔使われてて良く釣れていて、今はなぜか使われていないモノってルアーでも秘密の裏技になり得るけど、本物ウドンは私の隠し球になりそうな予感。今日は釣れている人で多分20いかないくらいだったと思う。この時期にしては渋かったはず。トリプルスコアなら10倍差がついてたことを思うと上出来だろう。中流階級に復帰。結局、魚が居て釣れない状況なら釣れない方法を続けても事態が好転することはないような気がする。本当は段底なら段底の細かい調整で釣り続けたいところだけど、現時点では節操なく、やれる釣り方片っ端から試しておくしかなさそうだ。

 今週末は小遠征の予定だけど天気がちょっと心配か。


<顛末記>○12月20日
 寒い日が続いていたけど2、3日良い天気が続いて15度近くまで上がりそうな暖かい日。早起きして公園池にヘラ釣りに。

 7時頃到着すると、釣り人少なめで端に入る。久しぶりなので釣り方忘れそうになっていて、昨晩過去の顛末記とか読んで予習して臨んだ。ハリスとかは結んであるのがあったし、餌も封切ってないのがあったのでバラケはA:Bを1:1にしたのを粉のままで袋に小分けして三桶分持ち込んだ。刺し餌は春のを冷凍保存してあったので解凍。サナギ玉、力玉、ハード供2辰┐謄哀襯謄鷏めに練ったのとコンビニで焼きうどんも買って追加。


 作戦としては段底でデコ脱出してそのままある程度釣れたらメーターウドンセットを練習。余裕があれば提灯風ウドンセットもという感じ。

 7時半頃から開始。最初は11尺出して感度の良いフロロ0.8号の仕掛けで魚の反応を見る。ハリス0.3号フロロ45センチにアスカ3号、浮子はパ70段底竹。

 割とすぐにトップがユラユラとしてサワリ始めて期待大なんだけど、いきなり右一つ空いて向こうの釣り人がメーターウドンセットでバンバンかけ始める。左向こうに見える段底のオッチャンは反応ないと言っているので、この人が上手いだけだろうととりあえず無視して餌を打っていく。

 魚は寄ったようで、アタリも出始めたけどカラツンになるので、早めに手を打って緩め気味の仕掛けにチェンジ。道糸ナイロン1号、ハリス0.3号ナイロン50センチにコム2号、浮子はポ70段底竹。

 下バリトントンぐらいで初めて、良い感じのアタリが何度かあってやっと食わせたと思って、写真撮ってからハリ外そうとしたら”アッパー”で、その後は上のハリにスレで掛かってくるので、うわずったかなと餌を締め気味小さめを意識してしっかりなじませて釣っていく。どうもバラケに反応しているような、なじむ途中のアタリがあるけど、魚を底に向かわせたいのに餌の重さ調整するようなのは用意してなかったので、とりあえずハリス40センチに詰めてみる。スレて上がってこないのが何度かあったあと釣れた。9時過ぎまでかかって、やっとデコ脱出だけど上バリ食ってた。


 右のメーターウドンの人だけ最初ほどではないけど確実に追加している。こちらも間違いなく魚は寄っているようで、ややウケてなじみにくくなってきたのでハリ重いのにして餌を底に落ち着かせるかと、ハリス0.3ナイロン50センチ、アスカ3号に戻して。アタリが大きくてカラツンになる感じなので、下バリトントンから2センチぐらい弛ませて地味なアタリを拾うように心がける。

 しばらくして、やっと刺し餌食わせた。力玉でアタリはハード彊奮阿呂修譴覆蠅砲△襦


 どうにも小さいアタリを拾い切れていないのか、アタってないのかアワせまでいく率が低い。試しに浮き下短くしてハリス張ってみたらアタリは増えた。でもスレが多い。

 魚はいるので食わせる方法がありそうに思って、餌手水で緩めてみたら、バラケ食ってきて2匹追加でついでに金魚も掛けて、10時頃好釣してたメーターウドンセットの人がさっさと帰ったのを横目で見て、今日は自分の段底では上手く釣れないとあきらめて一旦トイレ休憩。


 休憩後、バラケ食ってきてるので両ダンゴの底という線もあるかなと思ったけど、なんとなく底の餌食わすより宙で食わす方が今日は良さそうに思うので、玄人衆のようには上手くできんかもしれないけど、メーターウドンセットで行く。

 竿は11尺のまま、ハリス0.3ナイロン45センチ、コム2号で浮子はパ30を4目盛出しで、最初はしっかりとバラけつけて棚に入れてなじませてみる。

 寄せるというほどでもなくすぐに浮子がなじみにくくなって揺れ始め、ハード矯Fはダメな日かなとサナギ玉にかえてしばらくしていると、揉まれてなじんですぐにピコッとアタってアワセも決まって無事ゲット。シッポが変な形。


 すぐに同じような感じで追加。メーターウドンセットの日だったのか。


 しかし、その後カラツンとスレの時間に突入。やっぱりバラケ食ってるでしょ?なスレかたとウケかたしているように思ったので、刺し餌煽られにくいようにハリスを35につめてみたけど好転せず。ところがこれで刺し餌をグルテンにしたら好反応で、11時頃パタパタと4匹ゲットでつ抜け。メーターバラグルセットだな。


 その後あたるけど掛からなくなり、アタリが遠のいたので昼休憩後に、つ抜けもして充分釣れたので、最後提灯風ウドンセットの練習をして適当なところであがろうとしたら、これがちょっと良い感じで、バラケしっかり目で深ナジミさせつつ縦誘いで、誘った後一呼吸置いてツンな感じでアタって釣れる。正午頃から30分ぐらいで5匹追加。ハリス0.3ナイロン50センチ、コム2号、浮子は細いトップのグ45。竿は8尺。



 午後から来た隣の釣り人にもお褒めにあずかって良い気分。刺し餌はサナギ玉が安定、力玉が次点ぐらい。

 5匹釣ったらさすがに反応あるけど掛からなくなって、まずはハリスを40に詰めて、ダメなので60に伸ばしてハリスを0.2号、イズナ1号にしてもいまいちで、ハリスを50に詰めて、ハリス交換ではあんまり変化ないなと、深ナジミさせていたのを、棚に入ってすぐ抜けるぐらいにバラケを緩めて餌落ち目盛をトップ近くに調整してみたら、しばらくしてアタリ始めサナギ玉で小さいの2匹追加して14時頃終了。


 だいぶご無沙汰してたけど、意外に釣り方忘れてなくて、ちゃんと技術が身についていた気がして嬉しい。
 今日は底釣りの日じゃなくて、宙で活発に餌食ってくるけどそれなりに目先変えてやらないとすぐ飽きられる感じだった。
 大出世で多分今日は上位階級だと思う。バカスカ釣れるって程ではなくて、あれこれ試して食わせていく感じでちょうど工夫のしがいがあって面白かった。
 ゆるふわ的には17匹はちょっと釣りすぎたぐらいだ。


<顛末記>○12月23日
 昨日雨で、今日も午後から雨との予報だけど午前中は気温も10度以上あって釣りやすそうなので再度公園池にヘラ釣りに。

 7時過ぎ到着すると、休日だからといって混雑しないのか、いつもの端っこは埋まってたけど前回良く釣れてた釣り座が空いていたので入る。
 今日もまだ底より宙と読んで前回良く釣れたメーターウドンセットから入る。底取らなくて良いのですぐ始められる。餌はいつもの力玉、サナギ玉、ハード兇膨媛辰靴董塩大福の餅の部分が先日食ってて「このネッチョリモッチリ感は釣れる!」と思ったので試してみる。結果先に書いておくとアタリはあったけど卓効があるというほどでもなく餌もちやや悪く手にネトついて餌付けしにくかった。余った餡と鯛焼きは今日の甘シャリ。


 「浮子が動かない」とぼやく底釣り諸氏を尻目に、小さめしっかり目にバラケをつけてなじませて釣っていくと、すぐに寄った感じで浮子がなじみにくくなってコンスタントにアタリだし。開幕ダッシュ成功。ってほどでもないけど、8時頃には6ゲット。なじみきったあたりでピコか戻してる最中にピコが多かった。スレはほとんどなかった。ハリスは0.3号ナイロン35センチと前回終了時のまま。餌はまんべんなくアタルけど力玉、サナギ玉がやや好釣。


 ペースダウンするも、それなりに釣れてくるので同じように狙って2匹ほど追加したあたりからカラツンばかりで掛からなくなる。


 ハリスを50センチに伸ばすも、アタリが戻しきってからしばらくしてしかでなくなり、かつカラツン。ハリス40センチに詰めて餌をグルテン堅めに練ったので1匹追加して、これで連チャンかと思ったらそうでもなくて、餌変えながら粘って8時40分頃つ抜け。


 ちなみに浮子はパ30でそれなりの太さのパイプトップの小さめ軽めで素直に反応良く動く。


 つ抜け後アタルけどコンって感じの鋭角なアタリでカラツンになって掛からない。しばらく穴が空く。

 途中から隣に入った釣り人が、最初スレばかりでたいしたことない腕だなと思ってたら、浮子変えてなんか仕掛けもいじってると思ってたら、コンスタントにあげはじめてちゃんと修正してやがんの。こっちはカラツンばかりなのに腕の差が出てムカつく。かといってハリス伸ばして縮めてをもう少し細かくとかは面倒だし勘所が分からない。どうも明確なコンってアタリで空ぶるときは、サッと咥えて走って吐いてというのが一瞬で起こってるような気がして、ゆっくりモソッと食わせて地味なアタリを出させた方が良いかもと考えて、思い切って提灯ウドン風セットにしてみる。

 8尺出して前回のままナイロン0.2号ハリス50センチにイズナ1号。最初はやや大きめしっかり目につけて、グ45の長いトップの真ん中へんを餌落ちにして2回ぐらい縦誘いしたら餌落ち、しばし待って打ち返し。というのをネチネチとやっていたらトップがなじむのが遅くなってきたなと思ったら、なじんでるときや縦誘い後にピっと小さくアタリ始めて、1匹スレの後縦誘いしたら食ってた状態。1時間半ぐらい釣れない時間が空いてしまった。


 その後は渋めながらもスレたりしながらハリス40につめて、2匹追加したあたりで、曇ってた空がいよいよ降り出しそうな感じになってきた。


 とっとと15匹まで釣って上がろうと思うも反応薄めで、もっと寄せなダメかと深ナジミをやめて、バラケ手水打って緩めて抜け気味にして、バンバン餌打っていく。明らかに浮子の動きが活発になって1匹釣って方向性はとりあえずコレで良さそうだと狙うも次はスレで、雨がパラついてきて焦ると、ハリス絡めて切れたりなんだりで気持ちとは裏腹にテンポ良く釣っていけない。でも何とかドンピシャのピッという小さいアタリを拾って11時半頃アガリベラ。


 急いで片付けて駅に向かうころにはみんな傘さしてた。まあカッパ着てるので釣りはできるけどずぶ濡れで電車乗るのとか迷惑かなと今更思ったりもするのであった。

 釣果的には後半失速したとはいえ前半の貯金で上位階級に踏みとどまったと思う。上出来の部類。隣に入った人がキッチリ釣り出す前ぐらいまでは多分トップ走ってたので今日は天下とったる!という勢いだったけど3時間ほどの天下だった。
 魚はいるし活性もそこそこだけどカラツンというのをどう対処するか?今日みたいに釣り方変えるのが手としては一つあるけど、せっかくメーターの棚に寄せた魚はもうちょっと釣り込みたいと思うと、もう一工夫いるのかも知れない。地味なアタリを出すためにライン細くハリと餌小さく、ハリスは緩めてアタリは出にくいところを細いトップで拾う、というのを次回同じような状況なら試してみたい。要するに今日の提灯風ウドンセットの最後のほうで抜き気味にしたら良いアタリがでるようになったので、なじませてダメなら抜いてみろをメーターウドンセットでも試してみるという方向。

 天気次第だけど、年内もう一回行ってその辺を練習してみたい。魚は良く釣れているので調子の良いうちにあれこれ技を身につけたい。


<顛末記>○12月25日
 メリークリスマスってワシ神も仏も信じてないから関係ないからなということで、今年のヘラ釣り最終戦に出撃。

 7時前に到着。今日も端は先客ありで前回と同じ釣れる釣り座。2日前釣れて今日釣れないってことはないだろうといつものごとく楽観的に始める。前回食う暇なくて持ち帰った「しろもちたい焼き」がなぜこっちを使わなかったと後悔するようなもっちりネッチョリ感で「コレは釣れる!」と性懲りもなく刺し餌に追加。調子に乗って白玉とわらび餅のぜんざいというのも買って試してみる。クリームと餡は美味しくいただきました。

 一日使っての結果を先に書くと、しろもち鯛焼き釣れるッ!軽くて沈降速度遅くハリ持ちは良くて前半ダントツにアタった。ワラビ餅は当たり前だけど力玉と差がなくてわざわざ入手する必要性が感じられない。白玉団子は前回の餅と一緒でベタ付いてハリにつけにしくい。しろもち鯛焼きシラタキの代わりにレギュラー化決定だなこりゃ。

 最初は前回同様メーターウドンセットで入って、カラツンで掛からなくなったらしっかりバラケ付けてなじませてたのを、バラケゆるめて抜き気味にして浮子も細いトップのでハリス緩め気味で釣るというのを試そうとしたけど、そもそも前回ほどアタらない。不思議なくらい前回好釣のサナギ玉が嫌われて沈黙。まだハード兇諒がアタる。力玉はそこそこで安定してて、新戦力のタイ焼きがよくあたって早めのデコ脱出もタイ焼きで。


 浮子はナジミが遅くなって揺れたりして確実に魚はいるんだけどアタリは遠目。周りも釣れてないのでそういう日なんだろうなと地道に拾っていく。時速5匹ペース。口が変なのやら鰓やら目やらが欠けたのやら痛々しいのも釣れてくる。自分のやってる遊びの罪深さをいつもながら感じるけどやめられないのよね。地獄に落とされるとしても釣る。池も川もあるみたいだし天国よりは地獄の方が居心地よさそうだし。


 なんか変えるかとハリスを前回の終了時のまま35センチぐらいだったのを、45センチに伸ばすも、30分ぐらいで1匹追加のみでかつカラツンが多くなってスレ始めたのでヨシキタッとばかりに浮子を細いパイプトップに変更してハリス0.2号、イズナ1号に変更。バラケも手水入れて柔くする。


 しばらくしてアタリ始めてスレもありつつ1匹追加。しかしその後適度に柔くなったバラケがお気に召したのか、上バリスレと2連続うわっパリで、それじゃあとハリス35ぐらいに縮めて刺し餌をグルテンにしたら一瞬アタリ出した感じだったけど、1発ホッペでその後アワせ切れ。0.2号短いともたんのかも。
 

 ハリス0.3号50センチコム2号に戻して、アタらないので徐々に詰めていって結局35センチぐらいでやっと追加。イライラしながらハリスブチブチ切りつつ詰めるのを久しぶりにやってしまった。穏やかになることを学べ。


 コレでどうにかこうにかつ抜け、お昼近いしもう一手うって帰るかとトイレ休憩後に8尺出して提灯風ウドンセット。ハリスは0.3号40センチ、コム2号で最初なじませ気味で入る。
 これが良い感じにアタってくれて、タイ焼きそれ程アタらなくなったけど力玉が人気上昇で1匹目は縦誘いで居食いしてて、その後4匹はぶら下がった直後ぐらいにツンときた。1匹バラケ食ってた。

 釣れてない時間帯に連発したのでナニやってるのか聞かれるという光栄に預かった。まあたいしたことはやってないけどこの池では縦誘いとか水深浅いしヤル人いないので感心された。先入観が育つほどの経験がないからね。

 カラツンになってきたのでハリス0.2号50センチ、イズナ2号に変えて餌もゆるめて抜き気味にしてみる。変えたらアタらなくなって、その後ずいぶんと時間が空いてまたイラつく。だから穏やかになることを学べって。

 バラケにちょっかい出してるような浮子の揺れは続いているので、ハリスだんだん短くしていって35センチぐらいにして、抜くのはダメなのかと持たせてなじませてみたらちょっとアタリ回復して、最近結果出してねえからこのままだとレギュラー外すぞとハード兇縫魯奪僂けて投入して、やっと1匹追加。計16匹。


 周りも底釣りの人が1人だけ釣れ始まってたけど、他は渋めで夕方まで状況変わりそうにないので釣れて気持ち良いところで今年のアガリベラとして店じまい。写真で確認したら1時間ぐらい間空いてた。縦誘いの釣りは集中力いるので肩が凝って腰が痛い。

 昨年今頃、魚ぎっしりいる「箱」で1匹釣れるかどうかで必死になってたことを思えば格段の進歩がみられ、今日も上位階級に踏みとどまったと思う。
 ヘラ釣り、金かけなくても楽しめるし、餌も餌屋の口上無視して単純な要素だけで遊んでるけど結構釣れるし面白い。まあ餌屋からしてみたら残った餌持ち帰って冷凍してまた使って大丈夫とか書いたら暗い夜道で刺されかねんかもだけど見逃してつかあさい。ちなみにバラケと刺し餌は冷凍して問題なし。グルテンが解凍すると繊維がなくなってグルテンの用をなさなくなる他はだいたいOK。人間の食べられる餌なら余ったら食えば良い。
 って調子こいてると年開けて冷え込んで渋くなるとまた泣きそうな目にあうのは見えてるけど、そん時はそん時よ。来年もユルく行くぜ。

 といいつつ今年は久しぶりに年末気仙沼なのであっちでカレイかアイナメかチカあたりで納竿の予定。

 

<お知らせ>
 「ゆるふわ戦記」は一応2018年までで終了とします。基礎編ぐらいは終わって初心者卒業したつもりです。この後は多分細かい工夫の世界になっていくと思うので新しい釣りを始める時の実践例としてまとめてたこの戦記も一応の役目は終えたかなと。
 「顛末記」の方をブログ形式に移行したので「ヘラ」タグで引き続きゆるふわなヘラの釣りの様子はまとめて読めますのでヘラ好きの皆様よしなに。
(2019.1)

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