○チャグバグ ストーム
かつて農耕や荷役に活躍した馬の安全祈願を目的に、派手な装飾で着飾った馬たちが行進する盛岡のあたりのお祭り。
「チャーグチャーグー馬〜こー」というお囃子に乗せて馬につけられた鈴がチャグチャグと・・・ってそれはチャグチャグ馬子や!と軽くノリ突っ込みから入りましたが、今回のルアーはストームのチャグバグ。
高校生の頃、釣具屋でもらったダイワのカレンダーでテツ西山氏がこのルアーで良いサイズのバスを持ってにっこりしてる写真を見て買ってみました。
西山氏の使っていたのは、ストーム独特の大きめの網目で綺麗に鱗模様が吹かれた青鱗模様のヤツだったと記憶してますが、近所で売っていたのはフロッグ模様だったのでちょっとがっかりしつつも2個ゲット。ちなみに写真上はラトリンチャグバクの小サイズ。
この形状からして、今時のポッパーなら縦浮きで高速ツィッチ対応でしょうが、この時代のは水平浮きで、ポッパーというよりペンシルのような首振りが得意なルアーです。使っててなかなか楽しいルアーでした。細いのでフッキングもしやすいのですが、弱点は水平浮きで軽くて重心が後方にはないので投げるとあらぬ方向にカーブしたりすることでした。
下の写真のラパラ傘下で作られている現行版ラトリンチャグバクは縦浮きに近い斜め浮きでカラーリングも今時風ですが、形は昔のままの雰囲気を残しています。今年はシーバスで使ってみようかと大と中をいくつか買ってあります。
(2009.3)