○ルアー図鑑うすしお味 一気食い用 68弾~

 

(2025.2.02)



2024年8月31日土曜日

DRとSRの狭間

  「根魚クランク」という方向性を模索しつつある現状。いろいろと失敗しつつ道具やら狙い方を詰めている段階。

 深い所は深いところでまた別途ネタにするつもりではあるけど、とりあえず”砂ゴロタ護岸”の浅い石積みをクランクで攻める時の、道具についてある程度こんな感じかなという感触になってきたので、ルアー図鑑うすしお味第68弾はそのあたりを整理がてらご紹介したい。

 砂ゴロタ護岸は、護岸に乗っかって釣りをするんだけど、その護岸のすぐ下には石積みが幅2~3mぐらいで入っていて、その沖側は呼び名の通り、ゴロタ混じりの砂底の海底になっている。

 積み石の深度は潮が高いと1~1.5mぐらいの時が多いけど、当然干潮時には干上がりそうになってるときもあるし、場所によっても深さは変わってくる。

 魚がついているのは、石積みから沖への深くなっていく傾斜と、石積みの上の石の脇やら隙間やら、時に石積みと護岸の間に入っていたりもする。沖側のゴロタにもついているだろうけど狙いにくいしあまり多くもなさそうで狙ってはいない。

 傾斜の部分を着底させて狙おうとすると2m~3m潜るディープクランクが必要になるけど、斜面に刺さる角度で着底させて引っ張ってくると、根掛かりばかりで仕事にならない。実際には活性の高い根魚は、頭上1mやそこらは平気で食いに来るように感じているので、傾斜部に限らず着底させることは必須ではないと思う。ただ、それでも可能な範囲で魚の居る棚に近づけた方が良いのは間違いなく、そうすると、クランクの潜行深度的には傾斜の一番上のあたりをかすめるようにして潜ってきて、積み石の上は着底せずに低層近くを引いてこられるのが理想である。

 積み石自体は目視十分可能なので、魚が身を寄せそうな大きな石とか大きな隙間とかを狙って、ルアーも目視して着底しないように引っ張ってくれば、魚を誘うのに都合が良いだろうとも思っている。

 なので、石積みが深いとき1.5mのときの潜らせるクランクとしては、一般的な小型ディープクランクや一部大型シャロークランクがそのぐらいの潜行深度で、逆に浅くなって50センチも潜らせれば上等となると、シャロークランクで概ね間に合う。

 とりあえず、ワシがしっかり使い込んで感覚が分かってるクランクベイトってダイワ「ピーナッツⅡ」のSRとDRで、この2つは深度50ぐらいと1.5mぐらいでちょうど両端を任せることができるので、ワシ的には”砂ゴロタ護岸”ポイントでの根魚クランクの主軸として考えている。考えているんだけど、こいつら2つだけでは、どうにもいろんな状況が生じるので対応しきれず、ここしばらくめぼしいクランクを買っては試し、試しては調整し評価し、という作業を行っている。
 まず、調整が必要になったのは、根魚クランクをやり始めた頃、追ってきたり反応する魚が小さいという問題があったので、じゃあとりあえずルアーサイズを下げてみるかと、ピーナッツシリーズは人気があるので各種派生モデルを展開していて、プチピーナッツDR、タイニーピーナッツDRというのはそういう小型根魚を狙うのには、潜行深度もちょうど良い感じに1m強ぐらいで扱いやすく申し分なかった。

 しかしながら、ちょっと大きめの魚が掛かると、小さいルアーでハリが小さいのもあって、バラしが連続した。ならばとルアーのサイズ上げたら、こんどはシーバスタックルでは制御不能な大きさのも掛かってしまい、根に潜られて切られてしまうという、お粗末きわまりない失態を犯してしまった。小型ルアーに今付けているシングルフック以上の大きめのハリを付けるのは、前後の絡みの無いように後ろ1本だけに絞れば、多少はまだ大きくできるけど限界もあり、シーバスタックルで間に合わないサイズの魚も狙うとなると、根魚狙いならベイトロッドに16ポンドナイロンとか巻いてグリグリするのが素直な戦略で、そうするとさらに太軸のフックを使わないとフックが持たなくなり、あまり小さいルアーが使いにくい。っていうか良型食ってくるなら、タイニーとか使ってる場合じゃないだろって話で、50センチ深度から1.5m深度ぐらいまでのクランクベイトを、50センチと1.5mの隙間をじょうずに埋めつつ選んで、水深など状況に応じて使えるようにせねばならんと考えた。

 潜行深度1.5mのディープダイバーでもゆっくり巻いたり、竿を高くしたりしてそこまで潜らないないようにできるけど、ある程度はそういう小技も使うけど、いちいちリズム変えて構え変えてってやってると釣り方が安定しないので、技術でどうにかするのはあえて諦めて、おおむねルアーの方で調整して自動的にいつものリズムやフォームで釣っていけるようにしてみたい。 

 というわけで、色々使えそうなルアーをネットで物色しまくって、いつものごとくスルルのポチチで確保、現場運用していけそうなのを選別してみた。

 まず浅い方の50センチ深度枠だけど、これはロングA14Aだののアメルアやらマグミノー70Fだののヨーズリものやらのフローティングミノー全般が使えるので、それだけで使える弾は多い。シャローのミノーの強い動きのは散々弾ごめしてある。クランクとしても、まあピーナッツⅡSRが中心だけど、障害物回避能力にたける名作ベルズ「シャローラビット」なんかも浅場で使うには使い勝手が良い。なんならネタ元のクラップシューター出してきてもいい。
 深い方1.5mはピーナッツⅡDRがメインとして障害物回避能力にたけるモノがないかと、リップ長いフューズ「クランクMAXjr」、四角いリップの「ファットラップラパラ5」あたりも試したけど、リップが石を叩いているぶんには根掛かり回避しそうなんだけど、蛎殻への根掛かりはリップより先にあるリーダーが掛かることが多くて、そのことが着底させてリップで底を叩くという、ディープクランクの得意技の1つを「コリャダメだ!」と放棄せざるを得ないと判断した理由である。逆にリーダーが掛かってる場合、浮力のあるルアーだとライン緩めるとルアーがスルスル浮いてきて回収できることもある。

 てなことがあるので、1.5mから50センチの間を埋めるべく、潜行深度の違うクランクを探すことになった。

 結果今のところ、ピーナッツⅡSRよりは潜る、潜行深度1m弱級ので良さげなのは、スミス「ハスティー1」、ダイワ「BHシャッド」、ボーマー「ファットA B04F」。ハスティー1はどうということのない小型細身のクランクだけど、ハスティー1~4まで大きさ違いで深度が選べるので便利かなと思ったらば、3ぐらいから平べったい幅広リップでグリグリ潜るのは頼もしいんだけど、ちょっと重くて4は恐ろしくて買っていない。この1は巻きも軽く深度もやや浅めだけど安定した泳ぎで優等生な感じが良い。BHシャッドはポッパーもミノーも名作なBH(バスハンター)シリーズでリップの短い方が深度的にはピッタリで、かつ動きもパタパタと大きく派手目でクランクに負けない感じで期待できる。ファットAはその名のとおり太目のクランクで浮力も強くピンポン球みたいに浮いてくるので、根掛かりしそうになったりラインが蛎殻に掛かったときにルアーだけ浮いてきて回収ってのがやりやすい。サイズが4センチとやや小さいのでハリは後ろにシングル1本なるべく太いのをという運用。どれも廃盤のようだけど中古の弾数は豊富で入手も容易なのはありがたい。根掛かり0を目指してなくさないつもりで運用するつもりだけど、どうしても根回りで釣ってると慣れるまで根がかりや、魚に根に潜られるのはありそうで、安く中古が手にはいるってのは重要な要素。
 逆にピーナッツⅡDRよりちょっとだけ潜らない潜行深度1.5m弱級で良さげなのはボーマー「ファットA B05F」ラパラ「ラトリンファットラップ5」ハルコ「ソーサラー52」ダイワ「デカピーナッツSR」。ファットA5は先ほど紹介した4と似たような感じで大きい分もうちょっと潜る。根掛かり回避や外しがやりやすそうなのも共通。ラトリンファットラップはラパラにしては珍しく樹脂製でラトル入り。丸っこくて可愛らしくラトルの響きもカラカラと良い音。根魚、基本持ち帰られてしまうので釣れるのはスレてない個体でラトルとかに反応は良いように思う。岩陰でカニとかカサコソ近づいてくる音には敏感に反応してそうな生態からもラトルは効いてくれそうに今のところ思っている。動きの派手さという視覚的な要素はもっと効いてるだろうにしてもだ。ソーサラーはオーストラリアっぽい派手な色のが食われて石の下に潜られ殉職。急遽赤金の背中を蛍光オレンジで塗っておいた。リップ大きめで頭の方起点でシリをしっかり振るオージー好みな感じのクランクでラトルも小さいのがカランカラン良く響く良いルアーなんだけど、リップが脆いのと入手がやや難しいのが難点。そこいくとデカピーナッツDRの入手の容易さよ!新品でも千円しないぐらいだし、中古だともちろんもっと安い。最近のダイワのリールとか悪口ぐらいしか書くこと無いけど、ワシの2号ナイロンの10年来の愛用品である「ジャストロン」、初代からの付き合いの「リールオイル2」、そして安くてよく釣れる「ピーナッツ軍団」という、安定して供給される高品質な普及品については、褒めるしかないというか、お世話になってます感謝!という感じである。やっぱりクランクは大きいとグリグリ潜ってく傾向にあり、SRと言いつつもデカピーナッツは1.5m弱ぐらいは潜ります。大きいのでフック大きくできるし、サイズでアピール力稼ぎたいときには好適。

 っていうぐらいが、今のところ合格点かなと1軍箱に入れて浅場狙いの時には実戦投入しているところであります。

 他にも色々試してはいて、「トラブルシューター」はピーナッツⅡDRと潜行深度あまり変わらず、入手もややムズいので1軍からは外れる。レーベル「クランクR」は安くて良いけどこれも潜行深度がピーナツⅡDRとかぶり、中古弾数少なめなので不可、レーベル「ウィークローフィッシュ」は小さすぎ。まあ何か使うところ出てくるまで蔵に。ハトリーズ系でシャッティー1、スティッキーjr2あたりは潜行深度的にはちょうど良い感じだけど、クランクと比べるともう一つ動きに迫力がない。迫力あるアピール力をとバグリー「B2」を投入するも、以外に潜っていって1.5m以深で根がかった。回収できて良かったけど、新品で買ったしこれは根掛かりしそうなところで使いたくない。じゃあ「キラーBⅠ」はどや?と試すと、これはB2ほどの迫力がなくピンとこず。まあ、これらも含めて、蔵にはいろんなクランクやらミノーがあるので、1軍は1軍で固めつつ、適宜”お楽しみ”ルアーは持ち込んで楽しめるのではないかと考えている。
 あと、今のところ、グリグリと巻き続けて食わせているけど、居る岩が特定できたり、”止め”が効くような状況があったら”サスペンドも効きますよ”との情報いただいているので、サスペンドならマジェンダの60,80SP、ベビーシャッド各種のSPあたりは在庫しているので即使用可能。様子見て投入してみたい。

 で、ロッドとリールなんだけど、最初の方にも書いたように対シーバス用の7fアグリースティックに大森タックルNo.2(スプールエッジ形状調整、ベイルレス版)では間に合わんサイズが一回来てどうにもならなかったので、16LBナイロンにリーダー5号フロロのベイトリールタックルを用意した。2種類用意していてリールは樹脂製本体のABU「MAX」というマグブレーキの機種。樹脂製本体は海で使う場合錆に強いってのと、マグブレーキはは非接触型のブレーキシステムなので雨で浸水しても摩擦とか関係ないので効きが安定しているというのが雨の日向けで良さげ。竿が、フェンウィックの「ランカーギアX LGX66CM-2」が適度なパワーとグラスコンポジットのネッチョリ感で巻きモノには好適で、コイツを主軸としつつ、聖地巡礼の時にHさん改め”ひじさん”からお土産にもらったバスプロショップス「マイクロライトIM6グラファイトML60MC-4」が割と良い感じの4本継ぎのベイトロッドで、マイクロライトシリーズといえば黄色のグラスロッド愛用中で、その費用対効果の高さ手堅い品質には信頼を置いているので、コイツがあればスピニングのパックロッドとセットにして、ベイトで根魚クランクやったあとに、スピニングに持ち替えてシーバスとかの手も広がるので2番手ロッドとして運用開始中。前述のランカーギアに比べてややパワーはおとなしめで、グリップがシングルハンドなのでグリップエンドを腹とかに当ててファイトするときに、やや力がかけにくいかも?と思って、竿をのされた場合にブランクに手を掛けて竿を起こすときの目印にグリップテープ巻いておいた。このグリップテープに右手を伸ばさざるを得なくなるような獲物が食うことを期待したい。

 という感じで、道具も詰めつつ盛り上がってはいるんだけど、何が駄目だったのか分からんというのはあるけど、お盆過ぎからこちら根魚クランクまったく駄目で、メッキはチョロチョロ釣れてるけど根魚行方不明状態なので、1つ考えられる要因として酷暑で表面海水温が風呂のようになってたのもあって、台風で時化て海の中が秋っぽくなったらまた活性上がるのか、根魚が浅い石積みとかゴロタ回りとかに入るのは夏だけなのか?分からんところではあるので地道に情報収集しつつ楽しんでみたい。

 にしても今回の台風はなんなのか?足は遅いし前線刺激してなのか九州上陸するぐらいで神奈川で土砂崩れとか痛ましい災害起こしてて、最初の頃27日直撃の予報だったのが、31日8時時点でまだ紀伊半島まで届いてない。明後日になっても紀伊半島まだ予報円の中にあって明日の天気すら全く読めない。なんか今晴れて日が差してきた、どないなっとるんんじゃ?物理現象である天気すら気候変動の影響もあってか過去の情報からの推定が成り立ちにくくなってきているようで、さらに複雑な生態系の要素が絡む魚の動向など読めるわけがない。そう思って、今まで以上に”来た魚を釣る”に徹して、来たチャンスをすれ違いざまにモノにするぐらいでないと次は無いのかもしれない。根魚クランクはそういう意味でチャンスを逃しすぎている。反省し肝に銘じておきたいところである。

4 件のコメント:

  1. 随分とチカラ入ってますね
    根掛かり深刻化するようなら
    スプリットリング弱くする手もありますし、シングルフックならチモトをライターで炙って強度下げるって手もあります。
    アンバサダーに使うようなラインならヒン曲げて回収って簡単にできます。
    あと2ピースのキャスティングロッド全く入れなかったのが今になってじわじわ効いていて
    ニゴイ遠征とか出来ず仕舞いです…orz
    10年前の時点でナマジさん見習うべきでした

    返信削除
    返信
    1. 根掛かり、フックが掛かるようなら対応策はそれなりに打てるんですが、リーダーが先に蛎殻につかまるのがやっかいで、結局着底させないのがいまのところの単純で確実な対策です。

      継ぎ竿は、バイクに乗ってた時期が長く、その頃にライギョロッドさえ2ピースのマスキーロッドでいけたので、強度的な問題とかは既に無いんだなと思い、そうなると持ち運びに不便な1ピースは極力買わなくなりました。

      削除
  2. ダイワのふく壱は試されましたか?
    ファットAの5をもっと強くしたような動きと使用感でリップもファットAより長いわりに潜らないのでおすすめです
    レンジは16lbナイロン海水ならサブサーフェスから頑張って1.5m
    浮力はファットAと同等で#4のフックが乗ります
    懸念点はリップの薄さといつ廃版になるかわからない点です
    一番のお気に入りポイントは釣る性能に一切関係のないダイワお得意の骨の入った”ボーン”カラーがある点です

    返信削除
    返信
    1. おおっ、骨入りボーンカラー懐かしい!バスハンターとシーバスハンターにありましたね。
      情報ありがとうございます。早速探してみます。ダイワなら廃盤になっても中古の弾数多そうで、その点も良いですね。

      削除



2024年9月14日土曜日

深くやかましく潜航せよ!

 クランクベイトというのは、特定の餌生物に似せようとか、そういった発想から生まれたルアーではない。アメリカの淡水にあんなフグみたいな小魚がいるとは聞いたことがない。

 ではなぜ、あの形が生まれたか、なぜフレッド・ヤング氏はあのズングリムックリな形にビッグOはじめすべてのクランクベイトの原型になるプラグを創造したのか。

 端的に言えば機能があの形を欲したから、ということになるだろうか。強い浮力をもち、ブリブリと激しく動き水中に潜っていくために、あの形が必要だったのである。ルアーの場合多くの場面で釣り具として求められるのは、ぱっと見で「餌に似ている」というような”素人を釣るための要素”ではなく、どう動くか、どう水を動かすか、どう潜るか、どう浮くか、どんな音を出すか、どんな飛沫を上げるか、どんな光り方をするか、どんな大きさ形状か、というような機能である。そのルアーの持つ機能が、魚の本能や学習能力をして、いかに食いつかせたり頭突き食らわさせたりするかが重要で、「お魚そっくりでしょ」ってやることは、釣り人のやる気には多少関係してくるんだろうけど、機能的にはほとんど意味のないことであることは、古今東西史上最高のルアーデザイナーの一人であろうジャームス・ヘドン氏がルアーを売り始めるときにそう看破している。100年は昔の話である。

 クランクベイトにワシが求める機能は、最初浮いていて、引くと急速に潜り始め、激しい動きで、水を動かしつつ、多くの場合ラトルが音を出し、そうでなくてもハリやリングが音を出し、そういう動きをしながら一定の棚を引いてこられる。巻くのを止めると浮く。という機能である。

 今回、ルアー図鑑うすしお味第69弾では、”根魚クランク”において1.5mを超えてさらに深い場所を攻められるクランクベイトについて書くわけだけど、深いところを狙うなら重いジグヘッドのワームやストンと沈む重いバイブレーション、あるいはメタルジグやクルクル、鉄板系など金物を使う方が一般的かもしれない。でもそれらのルアー達には一定の棚を引いてこられる性能”棚キープ力”とでもいうべき機能があまりない。引っ張ると浮いてくる。よほどゆっくり浮き上がらないように引くか、上げて下げてを繰り返すかしてやらないと深い棚を攻められない。ぶん投げて巻いてくるだけで、助走距離は必要だけどある程度一定の棚を攻められるというのは、シャッド型やミノー型も含めディープクランクをおいてほかにない。トローリングで深い棚を引いてくるのに使う「ダウンリガー」のように、重いオモリを使って、天秤で絡まないように注意しながら棚をとりつつ引っ張ってくるっていう手もありそうには思うし、写真の天秤?付きオモリで棚まで届けシャッドの大きめリップで棚キープするカマス狙いのシャッドキャロは実際に効果を上げているけど、正直仕掛け作るのも面倒くさければ、投げるとやっぱり絡むのも面倒くさい。ルアーを大きくできないなら仕方ないけど、デカくて浮力も強くてその分でデカいリップを備えてゴンゴン潜っていくディープクランクは、その点面倒くさくない。深いところで手返しよく広く探りたい。そのために手返しよく投げて巻いてを繰り返したい。派手な動きや音のアピール力で、やる気のある魚を寄せて食わせて勝負を決めたい。となると機能的にディープクランクが適任なのである。

 根魚や底物を陸っぱりで狙うならワームのジグヘッドリグ、とかメディアや他の釣り人が言ってたとしても、自分のやりたい釣りに求めるルアーの機能として、ワームじゃダメだとなったら、必要な機能を有するルアーを使うってだけの話である。わざわざやりにくいことをやる必要はない。なんにせよ近所漁港ではワームは各種フグ軍団に集中砲火をうけて釣りにならんしな。だからこそ”竿抜け”的に一般的な釣り人が狙えていない獲物がいるのだと思っている。

 で、まずはピーナッツⅡDRの1.5mぐらいの潜行深度より深い、1.5~2mぐらいまでの棚用だけど、これはいろいろあるけど抜群に良いというかワシと相性の良いのがマジェンダ80のFとSP(サスペンド)、冒頭写真のチャイロマルハタもこいつが働いてくれた。基本浮き上がりの良いFモデルを使っているけど、フックをシングルに替えると海水中ではSPでもしっかり浮くのであんまり違いはないのかもしれない。このルアーの良いところは、とにかく釣れるっていう実績。釣り具で魚が釣れるのは大正義でありほかの要素は時にこだわることもあるけど、まあ無視していい要素。バスルアーなんだけど、シーバスにも効くと評判になってシーバスバージョンも売ってたように記憶している。ぶちゃけワシ、バスは釣ったことがない。シーバスには東京湾でも紀伊半島でも安定した実績があって、何が良いのか分からんけどとにかく魚が釣れるルアーなのは間違いない。動き的にはあまり前傾せず、バイブレーション的に細かい動きでラトル音響かせつつスルスルと潜っていく。形がクランクベイトっぽくなくやや細長いのも特徴か。重心移動版と固定重心版があって近距離戦では固定重心版を愛用しているけど、主にスロープ沖の砂底を広く狙うのに使うので根魚クランクでは重心移動版を使ってる。深い護岸の壁際でも魚が浮いてきていると想定する時には食わせる能力に信頼をおいて投げている。

 次は潜行深度2~3m強ぐらいまで、港内いくつかこいつらがちょうど良いポイントがあって、砂底の2~3mの場所、4m水深ぐらいの捨て石が入ってる護岸際、あたりで、捨て石入ってるところは着底させると、見えないところで引っ張ることになり根がかるのが避けにくいので、ちょい上の深棚を通す方針で行く。根掛かり覚悟の釣りはワシャまったくやる気がない。根掛かり覚悟しなきゃ釣れないような場所の魚はワシには釣れない魚なので居ないのと同じ。釣り場にゴミ放出するのを前提にした釣りなどするべきじゃないと思っている。

 で、このあたりの水深のはいろいろあるんだろうけどスミスの「ハスティー3」(写真下)が巻き抵抗大きめなのが、逆に水中で砂底叩いているのかとか、どういう状態かわかりやすくて良い。あと、リップがみょーんと長いダウンディープラトリンファットラップ7(写真上)は急速潜行、足下ぎりぎりまで潜ったままという感じで個性的で良い。ほかにデュエルのフューズシリーズ試したときになんぼか買った「クランクマックス」と「クランクマックスjr」があるので、これもせっかくなので機会を見つけて使うつもり。

 で、”根魚クランク”と言いつつハモ、ヒラメ、マゴチ、アカエイ、ワニエソなんかの底物も狙いたく、そうすると5mちょいぐらいある水深の、いつも泳がせやってる砂底の底を叩く、あるいは水深6から7mの護岸沿いの石積み周辺、底は叩かずちょい上を通す。っていう5m以上の潜行能力のディープクランクが必要になってくる。 

 ま、ワシらジ様にとって深く潜るマグナムディープなクランクと言えば、ティムコ「マッドペッパーマグナム」とノーマン「DD22」が双璧かなと、バス釣りで琵琶湖のディープを攻めた経験などないんだけど、カヤックシーバスで一定の深棚引いてくるのに良いんじゃないかとか試したので蔵に眠ってて、まずはこいつらを試してみた。どちらも重量あってかつマッドペッパーには重心移動まで入ってるので飛距離はでるし、巻き始めるとゴリゴリ潜っていって頼もしい。頼もしいんだけど思ったほどは潜ってくれない。だいたい5mぐらいの水深だと思う場所で底を叩く感触がない。意外に底叩いてても深いと分からんとかかと、3m水深ぐらいで試すと普通に底をコツコツしているのが、特にDD22はよく分かる感じで、明らかに5m潜っていない。いろいろ理由を考えたけど、カタログスペックでは16LBナイロン使用時でそのぐらい潜るとのことだけど、カタログスペックの前提条件といろいろ違う条件で使っているので実力を発揮させられていないのだろうと思う。その要因として1つには飛距離が足りんってのがあって、ワシ的にはぶん投げて珍しく遠投してた部類なれど、近距離特化型のワシの遠投ではたかがしれてるだろう。飛距離が関係していることを裏付けるのは、護岸沿いテクトロしていくとしばらくして着底して底たたき始めることからも分かる。次にリーダーが太いことで、バス釣りなら16LB直結なんだろうけど、ハモだのクエだのヒラメだのといった歯のきっつい魚も想定すると、リーダーは道糸直結とは行かず、8号フロロを入れて先端に抜けない輪っか作ったザイロンかぶせて1回固結びの”歯ずれ対策”仕様にしている。この太いリーダーも当然足枷になってるだろう。もう一つ地味に効いてるかも?なのが海水中だとSP(サスペンド)設定のルアーも浮くって話と関係あるけど、海水中だと浮力が強いってのも案外効いてるのかも。そのへん本当はどうなんだろう?どなたか知見のある方ご教授いただけると助かります。

 でもって、今時ならもっと潜るディープクランクぐらいあるだろ?ってネットで調べてみたらありました。ただ、最近のそういうウルトラディープなマグナムクランクの使い方って、エレキでトローリングするいわゆる「ドラッギング」ってやつを想定しているのも多いようで、キャスティングで5m以上となると種類は限られているようだ。なんというかドラッギングって何だかなぁってテクニックで、そんなことするならトローリングをルール上ありにして、砲丸の球にクリップ付けたようなやつとか、各種潜行板とかの”ダウンリガー”でも使えば良いのにと思わなくもない。まあダウンリガーの類いは陸っぱりでは使いにくいので、単体で深く潜るディープクランクが開発されるのはありがたいんだけどな。ちなみにホッパーストッパー(のちにヘドンに移籍)「ヘルベンダー」のでっかいサイズは米本国では潜行板扱いでハリ無しで売ってるダウンリガーモデル「W08-D」もあってなかなかに趣がある。道糸長く出してのトローリングだと20m以上潜らせられるんだとか。その名のとおり地獄の底まで餌をお届けしますって感じか。

 ということで、今時の深潜りするクランクをいくつか買ってみた。ダイワ「スティーズクランク5」は5.2m、デュオ「レアリスクランクG87 20A」は6m以上、デュエル「バレットクランク7+」は7m以上の深さをキャスティングで狙えるというカタログスペックになっている。写真一番上が大きさ比較においたマッドペッパーマグナムで決して小さくはないルアーだけど、潜行深度5m越えのビッククランクがいかにデカいかおわかりいただけるだろう。

 さて投げてみよう、ってなってさすがにこいつらは普通のバスロッドクラスの道具立てでは投げられん。バレットクランクとか2oz(≓50グラム)クラスであり、当然それにみあったデカいリップとなれば引き抵抗もかなりのものが想定される。まあ、我が家の”蔵”にはいろんな道具が備蓄してあって、なぜ買ったのか本人も全く憶えがない、トラウト・サーモンロッドではない、30LBクラスのガチムチのサーモンロッドが1本転がってたので竿はそいつで行く。フェンウィック「ランカーギアプラスLP89CH-2J」、8.9フィート、ルアーウェイト28~70g、ライン15~30LB、グラスベースでバットにグラファイトを重ねてあるという太く頼もしい剛竿。リールはパーミングカップの80年代初頭モデルのABU「アンバサダー6500C」、ラインはとりあえすは着底とかの感触の分かりやすさと潜りやすさを重視して、2号のファイヤーライン。リーダーはフロロ8号に先っちょザイロンで耐歯ズレ処理。

 ぶん投げてきました。単純明快で深く潜るためにはデカい潜行板であるデカいリップが必要で、それを受け止める土台である本体もデカい必要があり、設計で多少巻きが軽いとか、飛距離が出るとかは味付けできるにしても、ほぼデカい本体とそれに見合う面積の広いでかいリップが機能を決めている。結局5m強の水深のポイントでぶん投げて巻いて底がとれたのは、一番デカいバレットクランク7+だけだった。まあカタログスペック通りの順番でもあり、そう考えると潜る深さはある程度そのルアーの持つ能力で違ってくるので、事前にどこまで潜るか知っておけば、水深にあわせて底から1mのちょい上を通すとかの小技もできるように思う。ただ9フィート近い長竿でぶん投げるのは結構しんどい。バスロッドが8フィートぐらいまでしかないのは、初期の”フリッピング”ではそれ以上の長竿が使われてリールがほとんど意味のないものになってたので、スポンサーがそういう投げない釣りをいやがったのかレギュレーションで長さ制限したからだと思うけど、実際問題デカいバスルアーを投げるのに使われている7~8フィートの竿は体力的には正しい選択なのかも。とはいえ1日投げ続けるような釣り方するわけではなく、まずめ時のせいぜい2時間なら頑張って投げろって話だろう。

 にしても、7m以上潜るというバレットクランク7+で5mから6mぐらいが限界というのは、やはり”ワシの釣りの現場”においてはカタログスペックほどは潜ってくれていない。ないならあるもので勝負するんだろうけど、バレットクランク以上に容赦なくデカいリップがデカい本体からつきだしているクランクが、本場米国にはあるようで、ワシの大好きなピーナッツの親元であるストライクキング社の「エクストラディープダイビングクランクベイト10XD」が25フィート(7.62m)以上もぐるよってなってる。巻くのクッソ重そうではあるけど、お値打ちの出物があったら確保したいところ。ちなみにバレットクランク7+は新品で買った。入手も楽だし5m超のワシの主戦力と考えちょります。

 なんとか、他に深い海の底の一定の棚を派手なアピール力のあるルアーを引いてくる方法がないものか?と考えるんだけど、シンキングのプラグでさらに潜っていくルアーはどうや?って考えると、ちょっといけそうにも思うけど、そのルアーの通せるドンピシャの深度ならいいけど、さらに潜って行ってしまうと、底の砂にリップ突っ込ませてつんのめってまともに動いていないような状態になりかねない。フローティングなら止めりゃ浮いてくるし引く速度で調整もできるけど、シンキングで5m以深にドボンと沈んでくれるようなルアーを一定の棚引いてくるってのはどうにもイメージできない。船使って良いならそれこそダウンリガートローリングで、動きの良いフローティングミノーとか引いてしまえば良いのでやりようはあるけど、陸っぱりだと、いまのところディープクランクで護岸に膝ついてグリグリと男巻きするのが一番楽かな。ということで引き続き投げて巻きつつ釣り場で考えるんだろうなと思おもっちょります。



2024年9月21日土曜日

この夏のデカアメミノー熱波ーナマジ家円安下の収支報告ー

  なんでよりにもよって円がくそ安い今年に限って、アメルアのそれもマイナーすぎて国内流通が少ないたぐいのブツに執着してしまったのか。ことの始まりは海水温上昇対策という視点で、南方系の魚が今後増えるならいつもシーバスに使ってるようなおとなしめの動きのミノーよりもっと強い動きのあるアピール力のあるミノーをというところからで、そうなると当然ボーマーのロングAとか、それだけで間に合うだろ?ってぐらいには備蓄もしてあるけど、米国産ミノーがなんじゃらごちゃごちゃと気になり始めて、我が家にあった在庫確認とか始めたら、なかなか面白いことに気がついたあたりがことの発端。
コレがダニーだ!
 アメルアって、日本で第2次ルアーブームを引き起こした要因がバス釣りだったから流れ的に当然だけど、バスマン中心にエラい深い沼に沈んでるどマニアどもがいくらでもいて、いろんなルアーがネット上だけでも広く深く紹介されていて、そういう記事を読むだけでも楽しい。でも、シーバスマン始め塩水系のルアーマンって、リールでもそうだけど、なんか国産のエラそうな能書きたれてる道具をあがめ奉ってる雰囲気が色濃くあって、アメリカンなソルト用のミノーとかって意外に紹介されていない。まあ端的に言って東海岸のストライパー系のミノーとか、比較的そっち方面に興味のあるワシでさえ”ダニー”っていうのがギブスの1ルアー名ではなく、”ダニータイプ”とでもいうべきジャンル名だというのをご教授いただいて初めて知ったぐらいである。せいぜい我が国のシーバス黎明期にラパラのような北欧系の他にボーマー「ロングA」とかコットンコーデル「レッドフィン」とかが活躍したことを、オッサン世代のシーバスマンならうっすら憶えている程度ではないだろうか。

 でも、アメリカの海用のルアーってそれだけじゃもちろんない。ないんだけどみんなが知らないようなメーカーの海用アメルアを紹介したところで、その線では海用アメルア好き同志のMasahiroさんのブログ「アメリカのソルトルアーで日本の魚は釣れるの?」におよぶわけもなく、あんまりうちのブログでやる意味がない。本場の海用ルアーの渋いところを知りたければそちらを読んでくださいって話である。でも、日本ではバスルアーで馴染みのあるアメリカのメーカーやブランドでも実はソルト用のあるいはマスキーやサーモン用のでっかい海で使えるようなミノーを作ってるところって意外に多くて、っていうよりほとんどのところでそういうのも作ってます。っていうのは意外に知られていないのかなと思い、そういうのうちの蔵にもいくつも転がっていたので、これはネタとして”ドヤッ”て感じでワシも楽しめるし、バスマンであっても塩水系のルアーマンであっても意外な視点で楽しんでもらえるかなと、ルアー図鑑うすしお味らしいネタでもあるかなと思い、第70弾はそういうネタの序章という感じにいってみようと思っちょります。

 一発ネタで単独でネタにしようかと思っていたけど、調べ始めたら気がついたときには沼にドブンと首ぐらいまで浸かってしまっていて抜け出せず、ええいままよ!毒くらわば皿まで!!とアホのように散財してしまい、えらい目にあったので、当初の目論見はもろくも崩れ去り、とても1回では紹介しきれない有様で、まずは反省も自戒も込めて、どのくらいえらい目に遭って冒頭写真のようなルアー達が集結することに至ったのかご報告してみたい。

ハイロー
 まずは最初っからなぜか我が家の蔵に転がってたものは、ボーマー「ロングA17A」17.5cm、、レーベル「ミノー7インチ」17.5cm、コットンコーデル「レッドフィンC10」17.5cm、バグリー「バンゴー7インチ」17.5cmあたりは、まあどこのご家庭にも転がってるだろう一般的なミノーの7インチ版だから珍しくもないだろうけど、なぜミローの「108MR」を買ったのか、在庫十分なラパラマグナムでは足らんのか、グデブロッドの「スーパーマーベリック」なんてどこで手に入れたのかすら憶えていない。あげくの果てに30cmもあるクリークチャブ「ジョインテッドパイキー」とか頭おかしい大きさである。しかも恐ろしいことにこいつはロシアあたりにタイメン釣りに行くならコレだろって真面目に将来使う気満々で購入していて、フック3つもあると邪魔くさいので尻はブレードに換装して準備万端整えてたってのが我ながら頭がおかしいとしか思えん。他にコレは北欧系だけど最近になって発売されたABU「ハイロー」20cmなんかもなぜか買っているし、ワシもともとデカいミノー方面は患ってたのかもしれん。アタイ病気がにくいッ!

 でもって、アメミノーのデカいのが欲しいっていう変なところに火の手が上がりめらめらと燃え上がり、日本で馴染みのあるアメルアメーカー・ブランドの最大級ミノーを全部集めようっていうアホなことを思いついてしまった。思いついたは良いけど言うはやすし行うは難しで、これが難航する。とりあえず安くはなかったけど国内ネットオークション等で片が付いたストーム、マンズはまだ良かった、でもアメルアっていえばまずはヘドン、アーボガストだろってあたりから行き詰まり、セカイモンでお買いモンに、何度も書くけどこの円安のおりに止めときゃ良いのに手を出して、まずは6月始めにヘドン、アーボガスト、ホッパーストッパーに送料込み19,823円ぶっ込んだ。送料が以前なら3千5百円ぐらいだったのが4千5百円ぐらいになってて戦慄を覚えたけど、もう止まらない。さすがに円安は業務形態的にもろに厳しいようでセカイモンからもひっきりなしに手数料割引等のクーポンが届くのも購買欲に拍車をかける。ブレーキはとっくの昔に壊れている。次に、アメルアで押さえとかねばならんのはビルノーマン、スミスウィックあたりか?フルーガーも前から欲しかったのでいっておくと、送料込み13,158円、ところが6月中旬のこの時に購入したフルーガーのブツが出品者からセカイモンに送られてこないというトラブルが発生。課税対象めいっぱいまで銭突っ込んでないのはそういう理由。追加で購入しようにもセカイモン倉庫での留め置き期間は限られていてイーベイ基準の日数が過ぎてキャンセル・返金になってからではどうしようもなかった。ダメ元で保管期日を延ばしてくれってセカイモンにお願いしたけどダメ。そらいちいちそんなことで延期許してたら保管にも経費も手間もかかるから商売にならんよな。ネットオークションとかにはこういったトラブルはありがちだけど、よりにもよって何度も書くけどこの円安のおりにトラブってくれるなよと泣きたくなる。えらい安い値段だなと思うぐらいの即決価格だったけど、いざ買い手が付いてから惜しくなったのか何なのか?で、頭にきて7月に入ってフルーガーの狙ってたブツを確実に入手できるように2個購入、ついでに余計なルアーも買って課税額手前まで突っ込んで送料込み19,266円。

 おかげさまで、同時並行でヨーヅリやらクランクやら誤爆やらもやらかしているので、釣り具予算は月3万円までという一応の基準を設けているのに、6月の釣り具購入費用は72,575円、7月は59,579円、余波なのか勢いづいて8月も47,342円と盛大にやらかしている。この間リールや竿に関してはほとんど手を出しておらずルアーばっかりでこの始末。物価高騰のおり、お米のグレードも下げてしのごうとしているビンボなナマジ家会計において、無駄な支出としかいいようがない。ないけど病気やから止められんのじゃ。アタイ病気がにくいッ!にくいにくいにくいッ!!

 その他にも購入候補やら要調査案件はあったけど、さすがにマイナーすぎてすぐに入手できそうにないってのが今考えると運が良く、このあたりで止まってくれた。ちなみにその他に買おうと思ってたり調査かけたりしたのは、その名のとおりシダーウッド(セダー)でできたクランクが有名なPOE’sのみょーんとオタマジャクシを引っ張ったようなけったいなミノー、ストライクキングには「HCKVDJ300」っていう現役のミノーがあるけど5インチ弱ぐらいで歴史のあるブランドなのでもっと大きいのもあるかも?他にも、ブランド食いまくって複合化著しいルーハージェンセンが一時扱ってたビックベイトの火付け役「ACプラグ」、「バスオレノ」やらでおなじみサウスベンドは「ラスカル」とか「オーバイト」「シービー」とかいうミノーを作ってたようだけどマイナーすぎて情報追い切れず。ルーハー、サウスベンドと来たらエバンスも調べなきゃという感じではあるけど、エバンスは元々スプーンとかの金物屋でミノーは作ってなさげ。金物屋系ではヒルデブランド、エピンガー、ブルーフォックスも、あとワーム専業メーカーも同様か。「ラトルトラップ」のビルルイスはお約束の背びれ付きのミノーは作ってたけどデカいサイズのは無かった模様。蛇皮スイッシャー「カッパーヘッドジャンパー」のギルモアは「ジャンピングG」にリップ付けたようなクランクは作ってたみたいだったけどミノーは作ってなさそう。っていうかクランクのリップを取っ払ったのがジャンピングGなんだろうけど、このメーカーの場合は逆に水面系のジャンピングGにリップ付けて後付けでクランクにしたんだろうなって思ってしまうぐらい水面系ばっかり作ってる。独特の鎌状ペラスイッシャー「ウッドチョッパー」とその発展系のアマゾン用デカスイッシャーが有名なオザークマウンテンもミノーの陰はなし。「ダルトンスペシャル」のダルトンもミノーは無縁っぽい。ちなみにギルモアもオザークもダルトンも今やルーハー傘下。そして元祖I字形「ニードルフィッシュ」のブーンは今でも独立系ブランドだけどミノーは作ってた気配無し。ブーンの発泡樹脂も独特だけど独特というなら軟質素材のバークも独自色強い変態メーカーで水面計は各種作ってて金属リップのダイバーも作ってたけどミノーはなさげ。代表的なアメルアメーカー・ブランドだけ調べたつもりだけど、それでも過去ミノーを作ってたかどうか?一番デカかったのは?とかは調べきれん!という感じなので、実は作ってたんですよ!とかいう情報あれば是非教えてください。あと、デカいアメミノーとしては「シスコキッド」、「ACシャイナー」あたりは老舗だけどバスルアーのイメージはなくてシスコキッドの大っきいのは欲しかったけど珍しく我慢した。ACシャイナーはぶっちゃけラパラフローティングみたいなミノーで蔵にもそこまで大きくないのは転がっている。写真の真ん中のがそれ、ちなみに上のはジャンピングGスモール、下がルーハー時代のアマゾン用ウッドチョッパー。

 という感じで、完全に狂乱索餌状態で手当たり次第買いまくってたんだけど、根魚クランクが盛り上がってきて実弾の選定作業と確保が急務になったこともあって、なんとか”デカアメミノー熱”は症状が治まってくれている。実弾買う分には必要経費なのでしゃーないし健全な出費だと思ってる。熱にうなされて買ってしまったデカアメミノーの中にも根魚クランクで使えそうなのとかはあるので、実弾化してちょっとでも元を取ってみたいとは思う。思うけどへたによく釣れてしまったりすると追加で弾確保せねばならなくなったりしてやぶ蛇かもなと思ったり思わなかったりしております。

 とりあえず全体像を俯瞰すると、この夏のデカアメミノー熱はこんな感じでございました。個別のブツについては暇を見てぼちぼちとネタにしていきたいので、お好きな人はお楽しみに。

6 件のコメント:

  1. ナマジ様 Masahiroです。私の半端なブログを過度に持ち上げてくださって、大いに恐縮しております。

    ルアー全般についての知識、そして所有量も、ナマジさんの足下にも及びません。

    私もアンテナを張って、なにか面白いアメリカンルアーが見つかれば、これからも使って紹介していきたいと思います。

    アメリカンルアーは、何よりもシンプルさ、そして、使い方などあまり説明しない、使用者まかせの雑な感じに惹かれます。

    返信削除
    返信
    1. Masahiroさんのブログは私的にはツボにはまります。
      海や魚や道具に向けるまなざし、人柄の偲ばれる落ち着いた語り口、ご自身を過小評価してるのでは?と私は思います。

      アメリカンルアーのシンプルな良さ。比較して国産ルアーの能書きのうるさく胡散臭いことよ。ってなトゲのある言葉は使わないセンスが、気持ちよく読めて私が気に入ってるところかも?
      釣り場のゴミを「忘れ物」と柔らかなユーモアで包んでたしなめるあたりのセンスの良さ。

       アメルア記事に限らずこれからも楽しみに読ませてもらいます。

      削除
  2. ダニー初めて知りました。
    アメリカン塩水系は奥が深くて、自発的に情報集めて発信頂ける方、ありがたいです。

    ミノーではないですがアメリカンだとコーデル ホットスポット(50gくらいあるやつ)をよく投げてます。
    スローで引けてボトムで立つ比重に超遠投が効くので浜のコノシロ下についた魚狙いで良い仕事します。

    そちらの南方係ヘヴィータックルで扱ったら面白いかも?

    返信削除
    返信
    1. デカスポット我が家にも在庫してたはずです。
      ”ターポン狙いでコスタリカ”のために買い集めたデカバイブレーションが結構あるのですが、行き先がフロリダに変更で出番なく死蔵してるので、そのうち投げてやらねばです。

      削除
  3. やはりお持ちでしたか…是非お試しを。

    コスタリカルアーターポンに挑んだ世界線の顛末記も読んでみたかったです。
    マッディな水域に強烈なラトル音のスポット試したら面白そうですね。

    返信削除
    返信
    1. 行き先変更はまだ行ってるので楽しめましたが、企画倒れになったのが、予防接種に行ってる暇が取れず流れたアフリカ編、健康問題で流れたガイアナ編とあって、コスタリカも含めてそっちも行った世界線だったら良かったのになと思ったり思わなかったり。まあ、今が楽しいので、この世界線も気に入ってます。

      削除



2024年10月19日土曜日

米国製ミノープラグって言ったら、まずはこのあたりでしょう

左四天王、右通常?サイズ
 このあたりはルアーマンなら誰でも知ってるだろうし、古くからシーバスやってる爺様たちなら実際に使ってたっていう人もいるかもしれない。

 ワシ的にデカアメミノー四天王を選ぶなら、ボーマー「ロングA17A」17.5cm、、レーベル「ミノー7インチ」17.5cm、コットンコーデル「レッドフィンC10」17.5cm、バグリー「バンゴー7インチ」17.5cm(長さは目安程度で見ておいてください)だろうと思う。まあ、バス釣りでも実績のあるミノーのソルト用、あるいはパイク・マスキー用の大型のモノなので、釣れて当たりまえのラインナップ。

 ワシ的には、デカい餌、たとえばボラとかコノシロとかを食ってるシーバス用にというのが念頭にまずあり、次に海外遠征で頼りになるのはこのあたりの”世界基準”のルアー達だろうということで備蓄していたのが大半で、最近の海水温上昇対策の流れて購入していたモノもある。

 デカい餌食ってるシーバスがデカいルアーで釣れるっていうのは楽しみ方として面白いかもだけど、実は14センチとかそこまで大きくないミノーでも食ってくることが多い、とか身も蓋もない事実はあるけれど、いずれにせよ、デカいミノーをということを考えたときに頼りになるのは、北欧系のラパラマグナムとかもあるけど、アメルアならこの辺だろうと思っている。レーベル、バンゴーはカタログ落ちでやや入手難だけど、レッドフィンC10は最近再生産もされ、歴史あるルアーで製造されていた期間も長いので中古の弾数的にはそれなりにあるので、今でも入手は十分可能だろう。いわんやおや、現役モデルのロングA17Aをや、って感じでロングAの7インチ(約17.5センチ)サイズは、今でも現役で世界中で投げられている、このクラスのミノーの世界的標準機だろうと思う。

 ボーマーというメーカーは今はプラドコ傘下の「ボーマー」と「ソルトウォーターグレードボーマー」の2ブランドになっているけど、古くは爆弾形の金属リップのディープダイバーで身を起こし、フレッド・ヤング氏が「ビックO」で火を付けたアルファベット戦争に参戦し数々の記録を打ち立ててその地位を確固とした名作クランクベイト「モデルA」と、その派生だと思う「ロングA」シリーズで確固たる地位を築いた。ロングAはツーテンの虎ファンさんいわく「ロングAは細長めのクランクベイトや」というのが的を射ていた表現だと思う。太めでキビキビよく暴れてよく釣れるジャークベイトとして米国ではスミスウィック「ログ」派と2分する人気を誇るミノーとなった。ミノーだったりライブリーだったり、クランクベイトだったりジャークベイトだったりという呼び名は、使い方によるというか好みによる整理の仕方でしかなく、雑にミノーと捉えておけば良いんだろうと思っているけど、ロングAはライブリーとして水面ちょんちょんで魚を誘うこともできれば、竿でビュッとメリハリ付けてやればジャークもこなし、グリグリ早めのストップ&ゴーとかでブリブリとしてメリハリのある動きの強さで食わせるならラトル音響かせてクランクの仕事もこなし、ただ巻きでよたよたとシーバスミノーとして使ってももちろん問題ない。いろんな使い方に対応できる千両役者で、13A、14A、15A、16A、17Aというサイズ展開や、シンキングやディープダイビングタイプといった派生タイプの多さからも、いかに評価を受け愛されてきたか分かるというモノ。
 その他にボーマールアーといいえば、最近小さめの「モデルA」、「ファットA」を使い始めているけど、意外に付き合いがなかった。シーバスの”バカ貝パターン”に効くだろ?って小判形のメタルジグ「スラブスプーン」は東京湾とかでずいぶん気合い入れて投げたけど成果なく、中坊の頃に入手した「ジャークベイト」はジャークして水中ドックウォークさせるためのルアーとは思いもよらず、使い方分からず蔵で死蔵、リップシャッドは箱入りで所有してたけど使う前に小遣い稼ぎに売ってしまった。ロングA除くと、魚釣ってるのは「スピードシャッド」ぐらいで、これは高校生の頃40UPのバスとか釣ったので思い出深い。他にも「ボーマーポパー」とか「ウォータードグ」とか、ぱちモノ続出してたぐらいだから良いルアーなんだろうけど、縁が無かった。

 まあ、ロングAについてはその分お世話になっている。シーバスメインで主に15Aと16Aで、固定重心で動きの良い派手な泳ぎでラトルも入ってるという、活性の高い魚が居れば一ッ発で勝負が決められるアピール力で、なんども良い魚を連れてきてくれた。意外に他のルアーにスレた魚にやけくそでぶち込んだらバコンと食ってきたとかもあって、スレたらルアー小さく大人しくだけが取り得る戦略じゃなく、逆に派手にかき回してアピール力で食わせてしまうというのも時と場合によりあり得るというのを知ったのもロングAでの釣果で、思い入れも深いしなかなかに優秀なミノーだと思って頼りにしている。

 って感じで、ボーマー史上最大ミノーは17Aなのは常識だよねっと思ってたら、ソルトウォーターグレードボーマーブランドから「サーティファイドデプス」というのが出てるようで、こいつの大きい方が8インチで実は四天王が一人17Aはボーマー最大ではなかったと判明。早速入手しようと思ったけど5千円以上もしやがるので新品購入諦めて6インチの中古のが安かったのでそれでお茶を濁しておいた。えらい潜るトローリング用ミノーらしいので根魚用に使えるかも。

 コーデルのレッドフィンは、その昔ジョイントを買ってそのグワングワンの暴れぶりが気に入らずお蔵入りしていたけど、海水温上昇対策で”強い”動きのミノーをとなったときに再評価して弾数そろえたのは以前書いたとおり。コーデルと言えばまずは「ビックO」なんだろうけど、拾ったのをリペイントしたやつで学生時代なんぼか釣った程度であまり思い入れはない。そしてもう1つの大ヒット作がバイブレーションプラグの「スポット」で、このスポットのシンカーの固定がヌルくてズレてカタコト音を立てたのが”ラトル”ルアーの始まりだという説は有名。まあほかのルアーでも同じような現象が起こってたって説も読んだことあるけどな。スポットシリーズは売れたので派生展開しまくりで、各種サイズ違いはもちろん、長細いのやらフローティングやら浮き上がる「トップスポット」、「ジョイントスポット」なんてのもあった。他には購入した水面狂を戸惑わせたシンキングポッパーの「ニアーナッシン」は今なら海で使えそう、水面系ならダブルスイッシャーの「ボウイハウディー(ペンシルも有り)」に「クレイジーシャッド」、けったいな設計の「ウォーキンスティック」、ベビトーのぱくり系の「チョップスティック」あたりがコーデル組の主な構成員だろう。「レッドフィンC10」はサイズが大きくてアピール力が高いのに加えてフックが2つなのもワシ的にはポイント高い。3フッカーは前のフックがライン拾いがちで邪魔くさいし、デカいハリが乗せにくいので、大きいサイズになると2つフックになるのは、ロングAもレッドフィンもレーベルも一緒で、バンゴーだけ3つフックで四天王では少数派になる。
 レーベルミノーってバスルアーとしては地味だし、シーバスミノーとしてもマイナーだしで、四天王のなかでも最弱!って感じでその辺はワシ好みではある。たぶん「ラパラをプラ素材で」っていう設計思想で作られていて、それはかなり成功しているので動きは良いけど飛ばんってのが長所短所でラパラフローティングと一緒だけど、さすがにデカサイズは重量それなりにあるので飛ぶと思う。思うけど弾数揃えにくいのであんま投げる気にはならん。レーベル9センチはバス釣り少年の頃愛用してたので大人になって箱買いしたけど出番なく蔵に備蓄されている。レーベル軍団と言えば、ミノーシリーズ、革命児「サスペンドR」含めたウィーRシリーズ、ナチュラルプリントが当時は最高に”リアル”だった「ベビーブリーム」とかナチュラルシリーズ、モノホンのザリから型どりしたという売り文句のクローフィッシュシリーズあたりがバスマンにはなじみ深いだろうけど、なんと言ってもバスマンなら「ポップR」は外せないだろう。トップ好きならレーベルミノーのリップ無しにオモリ突っ込んだような「ジャンピンミノー」も好きかもしれない。ダイブも得意な縦浮子ペンシル。あと忘れちゃならないのがバッタとか「タドポール」とかのちっちゃい系とキワモノっぽい見た目のわりに超ロングセラーの「バスンフロッグ」あたりか?今では各種ルアーブランドを吸収して巨大グループを形成しているプラドコの大元になった樹脂関連会社の釣り具部門がレーベルだったとかで、ナチュラルプリントやらサスペンドやら新機軸の技術も開発してきた老舗ブランド。そもそもプラ製ミノーの元祖がレーベルミノーだろって話だろうし、実力は間違いないところ。デカいのもそのうち投げてみるか?
 とここまで書いて、レーベル最大のミノーが「レーベルミノー7インチ」ではないことに気がついてしまった。ボーマーに引き続きなんたる失態。そういえばレーベルも海のトローリング用にラパラのCDマグタイプの「ジョーブレイカー」っていうのを出していて、8インチ20センチサイズがあったはずで、最大はそっちだな。まあいいや今更買う気もないやね。ジョーブレイカーそこまで大きくないのは蔵に転がってます。
 バンゴーのデカいのは、ワシがデカいミノー好きなの知ってるツーテンの虎ファンさんが蔵に転がってたからやるよ、とくれた頂きモノでこのサイズは現行ドミニカものは作られてないはずで貴重なモノかなと、バグリーのルアーの美しさといったら、アメルアはもちろん、日本製ルアーでも樹脂性ルアーの成形時のバリが残ってて当たりまえの80年代に、ツルンと継ぎ目やら分からない綺麗な仕上げでカラーバリエーションも豊富で実に眼福なルアー達であった。一時エルサルバドル製だかになったときは、ホイルもしわだらけで目がズレてて福笑い状態のとかが出荷されてて泣けてきたモノだけど、今のドミニカ製バグリーは往年の美しさを取り戻している。好き者はフロリダのウィンターヘブン工場時代のがどうたらこうたらリグが真鍮でどうたらこうたら小うるせぇけど、ドミニカで綺麗なバグリー品質の製品が作られ続けていて、ブランドが存続していることに感謝せねば嘘である。ワシ一票入れる意味で3つほど買ったからな。バグリーのルアーは80年代でも2000円ぐらいしていてバス釣り少年には”高値”の花だったので、潜りもののキラーB2とかは眺めるだけにして、あまり根掛かりの心配しなくて良い「ラットフィンク」がお気に入りだった。っていうぐらいであんまりバグリー製ルアーを実釣で使い込んでこなかったんだけど、シーバスに「バンゴーディープ」、根魚に「ダイビングB3(DB3)」は投入していてボチボチ結果も出ている。中空でカンカラとラトルやハリの音が響く樹脂性ルアーと、中身のみっちり詰まったバルサ含めた木製ルアーでは魚の誘い具合に違いがあるように思っていて、木製ルアーが明らかに効くときや、樹脂性ルアーと変化をつけたい時には有効な札だと思っている。塗装はオモリ埋めた前フックのあたりとか割れてくるし、リップの接着は抜ける、それがなくてもでかい魚にネットの中とかで壊される恐れありとかの脆さはあるけど、それを補う魚を誘う力の強さとルアーとしての魅力がバグリーのルアーにはあるなと最近よく使うようになって改めて感じている。バグリー軍団には数多くの団員がいて、なんと言ってもバルサの浮力を生かしたクランクベイトが得意で、B1~B4の”バルサ”シリーズ、DB3を代表とするダイビングバルサシリーズ、にキラーBシリーズ、ラトル入りのチャッターシリーズ、変わり種のETシリーズやらママキャットシリーズなど各種豊富に取りそろえている。レーベルとは仲が良かったとかなんとかでリアルプリント系も得意で「クレイフィッシュ」や各種北米小魚シリーズもある。水面系も役者揃いで前述のラットフィンク始め「ICU」「スピナーミノー」「ポップンB」「007」「リトルジョン」「ラトリントゥイッチャー」に忘れちゃならない元祖スピンテールミノー「スピナーテールバンゴー」ときたもんだ。あとなにげに日本の会社とのコラボ企画もあって、シマノとか上州屋のルアーも作ってる。バグリー製シマノはえらい値段になってるのがあるけど、上州屋のハリーシリーズとかゴミ捨て価格で笑える。上州屋御用達ブランドのスズミの竿とか愛用してるし気にいっているけど、上州屋ルアーをモノがいいからといって買うかと言われれば、ワシも買わんという不思議な現象。量販店で安くて品質もそこそこ良いモノを提供してきたことはもうちょっと評価してやっても良いのかもだけど、どうにもアレなんだよな。

 ちなみにバグリーの最大ミノー候補として「ダイビンバンゴーB8インチ」というマスキー用らしいゲテモノじみたデカブツがあったんだけど、バンゴーBシリーズはどちらかというとバンゴーミノーというよりキラーBを引き延ばしたクランクみたいな形状なのでバンゴー7インチを最大ミノーということにしておきましたとさ。

 という感じで、今回ルアー図鑑うすしお味第71弾はデカアメミノー四天王とその実家ブランドについてあれこれ書いてみた。四天王は四天王でワシの中では普遍で変更はないけど、歴史あるブランドだとそれ以上のデカミノーも作られていたりして温故知新。

 デカアメミノーネタは今後もボチボチ書くのでお好きな人は引き続きお楽しみに。

2 件のコメント:

  1. 根魚相手だけでアンバサダー増強は無いと思ってたのですが、
    大型ミノー増強なら納得です。

    此方は120mm以上の効き目が良くないですが、
    昔のジョイントミノーにチカラ入れてスピニング班の方も充実させてます。
    ラパラも最近18cm生産再開して大型ミノー将来明るいですが、
    ジョイントは微妙です

    別立ての手段も模索しています。

    バングオーで良いサイズ掛けたらきっちりタモ出しお忘れなくw
    バグリーの残骸確認すると殆どヒートンやばいですし青物なんか来た日にゃすぐ壊れると思います。
    ダイビングバンゴーBは35年前は貫通ワイヤーでしたが基本貧弱ですのでタモは絶対だと思います

    返信削除
    返信
    1.  デカミノーの出番はまだ先のようなので、アンバサダーの増強は当面の根魚対応が主眼ですよ。
       ただ、このあたりのデカミノーは投げるときにベイトの方がサミングで飛行姿勢が安定して投げやすいってのはあるので、ベイトタックル増強はデカミノーの出番が来たときにも役に立つかなと思います。

       バグリーはリップとヒートン補強して、取り込みはタモ出してってのを徹底しておきます。

      削除





2024年10月26日土曜日

蔵に転がってたデカミノー

 30センチほどもあるキチガイじみた大きさのクリークチャブ「ジョインテッドパイキー」は、ロシアにタイメンでも釣りに行くなら必要だよなと買ってあった。

 ミローのトローリング用ミノー「108MR」「107MR」はなぜかネットフリマで見つけたときにマウスが滑った。

 グデブロッド「スーパーマーベリック」においては、どこでどうやって入手したのか記憶にございません。

 というわけで、ルアー図鑑うすしお味第72弾はなぜか蔵に転がってたデカアメミノーでいってみましょう。

 クリークチャブっていったら、なんといっても世界記録を釣ったとされてたりされてなかったりする「ウイグルフィッシュ」が有名かもだけど、我が家の蔵にはそんな高価な代物は転がってない。でも「パイキー」は結構転がってて古いジャンクの再塗装とかも過去にやっている。で、写真一番上のデカブツなんだけど30センチくらいはあって、いにしえの時代にトローリング用かなんかで存在したらしい大きさのを2000年代ぐらいに復刻したもので、お尻の針金の玉で処理してる感じとか、そのころに流行ったでっかいヘドンの「マグナムザラスプーク」とかと同じ工場で作られたんじゃないかと思う。ちなみに世界の工場中国製。とにかくデカいしリグは海で使っても問題ない貫通ワイヤー方式で丈夫だしで、ジョイントじゃない小さい方(いうても20センチぐらいあるがな)とともに、2mの巨大タイメンを狙うならこのボリューム感が必要だろう!と息巻いてロシア釣行の予定もないのにガサゴソと買ってしまった代物である。7インチ17.5センチ級のミノーは今後海水温上昇に伴う”紀伊半島南の海化”に伴い出番あると期待しているけど、さすがに30センチもあるようなミノーに今後出番あるんだろうかは疑わしい。ちなみにこのデカパイキーは国内に正規では入ってきていないのでレアものといえばレアもので、いくつかまとめ買いしてるし、お好きな人に高値で売れないかとか考えるけど、クリチャブものは国内では不当に人気ないし売れんのだろうな。マグナムザラスプークとか一時価格暴騰してて、そっちをなぜまとめ買いしておかなかったのか悔しくてならんかった。1個買ったけど使って目玉剥げてしまってて自分で使うしかない。当時はネタ扱いで普通にルアーコーナーで売っててちょっと高いけど話の種にと買いはしたけど、何が値段高くなるかなんてわからんもんである。話ずれたけどCCBC(クリークチャブベイトカンパニー)ものは日本じゃマイナーであんまり馴染みがないかもしれんくて、ワシも初めて手にしたのはシイラに使おうと思って購入した「ストライパーストライク」で釣り場で投げたらブクブク沈むシンキングポッパーで当時は使い方知らんかったので途方に暮れてその後放置したっていうぐらいのモノである。バス用としてはパイキーシリーズの他にダブルスイッシャーの「インジャードミノー」、そのものずばりな名前の「ダーター」、ポッパーの「プランカー」あたりが国内には入ってきてたようだ。個人的にはリップが掻いた水が背中の穴からクジラの潮吹きみたいに吹き出るらしい「ジガー」が面白いと思ったけど、コレクターズアイテムで手が出るような金額ではないので入手は断念している。樹脂で勝手に復刻した代物があるようだけど権利関係でどっかともめたようで、そういう品はちょっと買うのがためらわれる。という感じでよほどのマニアでないと日本じゃあんまり話題にもならないけど、パイキーは良いミノーだと思っちょります。デカブツはさすがにノタノタと鈍重な動きにしかならんのは想像どおりで求めているモノがデカさのアピール力なのでまあ良いんだけど、普通の大きさのはグワングワンに振り幅の大きいロール少なめの横振りで他にあんまり類を見ない感じ。アピール力すごくある。タイガーのロールを無くしてその分横に振らせたような感じ。ここのルアーはラージマウスバスを始め記録ハンターで、パイキーもパイクの世界記録出してたし、ストライパーストライキングもストライパーの世界記録出してたはず。日本じゃマイナーだけど本国アメリカでは深い沼に沈むマニア多数の超人気ルアーである。円も安いし海外に売れんかな?とかやくたいもないことも考えてしまう。まあ面白いブツなので蔵に転がしておけば良いか。
 ミローもまた、国内じゃややマイナー味の染みた渋いメーカーで、その昔は社名も「L&S」って名で、日本で唯一人気と言って良いダブルスイッシャーの「サーフェススピナー」も「ダブルスキャット」の名前で出てました(源氏名は「5M」「コーリングアップ」「Aプロップ」とか変遷あり)。あとは「ジョイントポッパー」とか「トップドック」「トリプルアクション」なんかも水面系のバスマンなら馴染みあるかも。でも、ここの得意は本来塩水系で、地元フロリダではターポンなんかをスローシンキングのバイブレーションプラグ「TT」シリーズとかでやっつけてるし、今時だと水中ドックウォークさせて使う”トィッチングベイト”的なシンキングペンシル?も得意としている。で、写真左上の「108MR」「107MR」は見たまんまCDマグみたいなトローリング用ミノーで7インチ級。両者で何が違うのかというとリップの大きさがちょっと違う。 
 ここのルアーはこういう細かい違いのが多くて、極端な例になると体側の黒点のあるなしぐらいしかどうにも違いが分からんのが別の名前になってたりする。で、まともな名前が愛称的についてるのもあるけど、基本は数字とアルファベットの機械的な略称で名付けられていて独特。ミノー自体はキャスティング用の「スイマー」とか「バスマスター」とか投げて釣る用の大きさのも作られているけど、独特なのは命名方法だけでなく、以前も書いたけど樹脂本体の内側に金属膜が配置されていて、樹脂越しにヌメッと良い感じに輝きを放つのである。バイブレーションプラグはそれなりに買って東京湾とかで投げたけどイマイチ成績振るわず。今後はデカミノーとついでにデカいペンシル「101MR」で青物釣ってみたいと思ってる。青物狙いは魚回ってくるかどうかの一ッ発勝負なので、投げ続けるためにこういう”楽しめる”ルアーの存在は意外に重要だと思っている。
 で、お次のグデブロッドも樹脂本体の内側に金属膜が配置されているのが特徴で、経典で則さんたちが紹介していた「マーベリック」「トラブルメーカー」は特に有名。ほかにも水面系なら「ブラバーマウス」「シナースピナー」なんかもあるし、古くは我が国第一次ルアーブームの頃、銀山湖なんかで開高先生も使ってた「バンプNグラインド」なんてのもある。あるけど、ロッドビルディングをたしなむ人間ならグデブロッドといったら、ガイドを巻き留めるためのラッピングスレッドの最大手で昔はどこの竿メーカーも使ってて趣味で巻く人も皆お世話になっていた。「あそこの竿には●△番」とか色指定が決まってて良かったんだけど、グデブロッドがスレッド作らなくなるというのを聞いたときには、そのあたりがわからんようになる云々以前に、どっか他にスレッド作ってるメーカーなんてあるのか?と界隈ザワついたものである。まあなんとかなってるんだけどワシャそれを機にラッピングスレッドは漢らしい太さもそろってる「イカリ印」の補修糸を愛用している(「漢らしい太さ」とか書くと今時、性差別とセクハラとで小突き回されるかもしれんが俺は好きに書くぜ)。

 でもって、スーパーマーベリック。たぶんどっか中古屋で見つけて、カラーが特徴だと書いた内側金属膜ではなくて、コットンコーデル社のルアーみたいな”練り”系の樹脂でできてて、大きさもふざけているし、マーベリックの形だけまねたパチモンだろうなと思いつつも面白がって確保したんだと思うけど、後にネットでこのルアーの記事を見つけて、ちゃんとした本家の製品だったと知って驚いたものである。見るからに浮力強くて暴れそうで期待しちゃうんだけど、1個しか持ってないしわりとレアキャラらしいので補充もできそうにないので、実戦投入なしで観賞用だな。グデブロッドの最大ミノーはこいつで間違いないと思うんだけど、グデブロッドのミノー?としてはトラブルメーカーに金属リップ付けたような「バスピリン」ってマイナーなのがあるので、その巨大版「スーパーバスピリン」とかは、ないよね、まさかね。

 って感じで、デカアメミノーシリーズ的には第3弾いってみました。次あたりから沼にハマりまくってるので引き続きお楽しみに。


2024年11月2日土曜日

メリケンバスルアー代表といったらこのあたりのブランド

  米国製バスルアーといったら、ヘドン、アーボガストは外せないだろう。アーボガストじゃなくて、バグリーでは?ボーマーやレーベルではあかんのか?B級好きならマンズをゴリ押しするかもしれん。でも、もう一方のヘドンが米国バスルアー代表であるということには異論は少ないのではないだろうか。そのぐらいヘドンは少なくとも我が国では”バスルアー”を象徴するブランドである。

 アーボガストは個人的にほぼジッターバグ・ジッタースティックの印象である。あと使ったことがあるのはフラポッパーとスパターバグぐらいだけど、ジッターバグとその一族の威力だけでメリケンバスルアーの代表たり得ると思っている。

 これら2つのルアーブランドの最大のミノーは何か?アーボガストはそもそもミノーをあまり作ってこなかったので、冒頭写真の下の「アービー」の15センチ?サイズでたぶん問題ないだろう、ところがヘドンの最大のミノーはなにか?というのは歴史が長いブランドだけあってミノーも種々作っていて、なかなかコレっていうのを特定するのは難しかった。冒頭写真の上のミノーがその最大ミノー候補の1つなんだけど、コレ見て一発で何か分かる人は相当なマニアで、普通のバスマンとかだど「何コレ?」って感じかもしれない。このミノーは何者なのか、てなあたりに迫りつつルアー図鑑うすしお味第73弾、今回もハリキッていってみよう。

 ヘドンについて今更ワシがゴチャゴチャ書くのもはばかられるっていうぐらい、我が国にも熱烈なファンが多くて、下手なことを書くとつるし上げ食らいかねない。古典的で代表的なルアーを書くだけで「オリジナルザラスプーク」「クレイジークロウラー」「ラッキー13」「チャガースプーク」「マグナムトービート」「ダイイングフラッター」「ウンデッドスプーク」「タイガー」「タドポリー」「メドウマウス」「ビックバド」と馬鹿馬鹿しいぐらいに強力な打線となる。たぶん今あげたルアー達って全部ミリオンセラーだろうと思うってぐらい、古くからあるし今でも売ってる。釣れなきゃそうはならんでしょ?って話で、ともかく大正義アメルアブランドなのである。今更ヘドンのルアーについて書くのは勇気がいるぐらい、あちこちで書かれているし語られてきたルアー達である。
上から、ビックタイガー、プロウラー、タイガー
 そんな中でヘドンのミノーと言えば泣く子も黙るタイガーが日本じゃ大人気で、虎一家には13センチの「ビックタイガー」がいるので、あまり詳しくないバスマンならそれが一番デカいのかな?とか思って、マニア筋に鼻で笑われるだろう。ヘドンの作ってきたミノーといっても歴史が長いので古典的なものでもタイガーの他にヴァンパイヤ系、リバーラント系の猿顔勢、断面三角の「ヘッドハンターミノー」、横たわってへの字になって死にそうな小魚の「プロウラー」なんかがそこまで詳しくないワシでもぱっと思いつく。たぶん玄人筋に聞いたら最大ミノーとして上がってくるのはヴァンパイヤ系の「ウッドヴァンプ」の8インチモデルではないだろうか?マスキーやパイク用と思われるこのモデルがワシの調べた中で最大ミノー候補の1つであった。でも、冒頭写真のアービーじゃない方は猿顔じゃないやん?って思うでしょ。ついでにそこそこ詳しい人でも「なにこのミノー?」ってなるか「アレにこんなでかいサイズが存在したのか!」って驚くかだと思う。ヘドンにはきら星のように輝く人気ルアー達が目白押しだけど、そんな中で皆があえて言及を避けているようなマイナーなミノーがある。

 それはまぎれもなくヤツさ~♪ コーブラー♪♪

ラパラF9、コブラ10、キングコブラ、マグナムタイガー
 ってことでヘドン最大のミノー候補のもう一つは「ウッドキングコブラ」8インチ(約20cm)です。ジャカジャン。

 なんで言及が避けられていると感じるぐらいにマイナーなのか?それはひとえにヘドンなのにデキがアレだからである。ヘドン「コブラ」について言及されるとき、だいたい「ラパラに対する回答的な実験的ミノー」って感じで説明されがちなんだけど、北欧からのラパラの来襲は米国では第一次ラパラショックを引き起こしたのは有名な話で、それまでのウッドで重たくノタノタ泳いでいた猿顔のミノー達と全く異なる、細身で軽やかにキビキビと泳ぎ魚を誘いまくるラパラを目の当たりにして、レーベルはプラでその動きを再現しようとし、バグリーはバルサでラパラとはまた違う個性を持った「バングオー」ミノーを作り出した。そしてヘドンはバルサにホイルフィニッシュというラパラの手法で「コブラ」を作り出したんだけど、これが何というかデキがあれなんである。ぶっちゃけ素人ビルダーがラパラのまねしてホイルフィニッシュのミノーをこさえてみたレベルに毛が生えたような雑い作り込みで、それでも動きが良くて釣れれば売れるんだろうけど、たぶんその方向性ではラパラには勝てんかったんだろう。というわけで独自性を持ってラパラを進化させたようなレーベルミノーやバンゴーは今でも生産されているぐらいの名作となったけど、ヘドンの「コブラ」ミノーはヘドンファンは見なかったことにしているような鬼子となっているのだとワシャ感じている。

 コレ日本だけじゃなくて米本国でも同じような感じらしく、ウッドヴァンプの8インチなんてとても手の出る価格ではないぐらいの高値がついてるけど、「キングコブラ」8インチは送料抜けば2千円も出せば買えた。国内では滅多に出てこないけど、ネットオークションの過去事例調べたら送料含まず千円台とこれまたクソ安かった。普通サイズも試しに買ってみたけど、塗装はげがあるのもあって千円ぐらいで買えた。まあ手にしてみて、使うかっていえばコレ使うならラパラ投げとくよねって古今東西のルアーマンが抱いたであろう感想をワシも抱かざるを得なかった。ので動きとか見ていない。でもまあ、こういうニッチなルアーこそ我がブロクで紹介するにふさわしいと思うわけですよ。当時のヘドンのルアー設計陣がラパラショックを目のあたりにして「うちもあんなの作って、ラパラを超えてやるぞ」と作ってみたけど、ラパラの頂は想像以上に高く、「同じ方向から攻めたらあかん!」と方向転換して、名作「タイガー」シリーズを生み出したのはさすがというところか。何でも最初っから上手くいくわけなくて、模倣から始まって、試行錯誤のうえ独自性が生まれるっていうことなんだろう。凡百のルアーメーカーが模倣で目先のオゼゼ稼ぐための四苦八苦に終始して終わるのに対し、そこはさすがヘドンの開発力というところか。
 というような大正義ヘドンルアー達なんだけど、ワシいうほど使い込めていない。自信があるのはシーバスで投げ倒した「ザラパピー」とチビバス必釣の「タイニーラッキー13」ぐらい、クレイジークローラーも愛用してたのはタイニーの方だしで、オリザラで釣ってないし、ラッキー13でも5/8クレイジークロウラーでも釣ってない。良い魚釣った記憶があるのでオリジナルサイズのものは「ビックバド」ぐらいかもしれない。あとは、藻面をウェイキングと水面ちょんちょんでせめてライギョ釣った「マグナムタイガー」と、ナマズ釣りで良い仕事してくれた「ダイイングフラッター」ぐらいというていたらく。バス釣り少年の頃は高価なルアーをおいそれとは失したくないので舶来モノのルアーは投げづらく、そもそも野池の小バスには5/8オンスのルアーとかデカくて釣れると信じられんかった。それなりにバイト代とかで手元も暖まった青年の頃には、日本製のピカピカのルアー達に心とらわれてアメルアはちょっと野暮ったく見えてしまっていた。オリザラでは釣らなかったバスをレッドペッパーでは釣ってた。それでも、ヘドンのルアー達には、中坊の頃からタックルボックスに入っているだけで、たまに泳がせて悦に入るだけで心地よい気分にさせられてきた。ヘドンは今でもプラドコ傘下でブランド残っていて、新製品ブイブイ出してくるのについていけてはいないけど、手に入りやすいこともあって、とりあえずどんなモノか買ってるだけで、わりと蔵のスペースを圧迫している。今時のヘドンブランドルアーの進化具合とかもちょっと気になるし、復刻版とかもなぜか1個ぐらい欲しくなる。てな感じで、マイナー好きなワシとしては得意なブランドってわけでも無いんだけど、気づけば蔵にごろごろと転がっている。まあ、バスやったことあるルアーマンなら無視できないブランドであることは間違いないんだろう。
 フレッドアーボガストに関しては、さっきも書いたように、ひたすらナマズ狙いのジッターバグ、ジッタースティックの印象である。バスも夜釣りでなんぼか釣った。我が家の”釣りの上手い人”もジッターバグのナマズ釣りにはハマって、「ピポパポピポパポ、バフッ!・・・バフッ!!」というジタバグの口真似が持ちネタになっていた。シーバスもつれるだろうと今年導入してみたけど、いかんせん魚少なく投げる機会がなかなかつくれていない。フラポッパーはこれまたライギョ釣りで小さい方のを使って、野池の葦に引っかけてフラスカートをゆらゆらとかでバイト取ってた。最近一番小さい3gぐらいのをメッキ、チヌ狙いに、フライロッドサイズのをシーバス用に使い始めている。あと、スパターバグはバスもなんぼか釣ってると思うけど、これもシーバス用に運用始めたところである。
 アーボガストがアメリカ代表バスルアーブランドだという印象が強いのは、「トムとジェリー」でトムさんが用意したタックルボックスにジタバグとハワイアンウィッグラーらしきモノが入っていたから、ってのもあると思う。そのぐらい米国ではありふれて一般的なルアーブランドなんだろう。アーボガストは他に蔵には獅子っ鼻クランク「パグノーズ」やスカート付き(腐って既に失われてるけど)クランク「パグアイ」、イラストチックなお魚型バイブレーション「トゥルーシャッド」、迷走してた時期にでてた木製ルアー「ジャンピングスヌーカー」、海用の「スカッダー」と「ダッシャー」あたりが転がっている。今回フレッドアーボガスト最大ミノーと推定した「アービー」6インチ(約15cm)の他に候補としては、ミノーっぽいのは「フラダイバー」の大きい「フラパイク」が5インチで、「スヌーカーミノー」はデカいのはないし、への字の「ドラド」がミノーだとしても大型のはなさげ、ということでアービーの線で堅いのかなと思っちょります。上の写真の淡水用のルアー達と並べるとアービー6インチはでかく見えるけど、下の海用のダッシャー、スカッダーと並べると大きくもないという。淡水用と海用のルアーの大きさの違いがイメージつかめるだろうか?海用のはデカいんです。

 ということで、ヘドンとフレッドアーボガストという押しも押されぬ大人気アメルアブランドの紹介にもかかわらず、主役が「キングコブラ」と「アービー」というなんとも渋めというか人気薄の線になるのが”ナマジのブログ”品質。

 次回も人気バスルアーブランドが続きますので、お好きな人は引き続きお楽しみに。



2024年11月9日土曜日

デカアメミノー実戦投入部隊?

 今回のデカアメミノーは、実戦投入も視野に入れている。ということもあってだけど、一番上のマンズの「ストレッチ25+J」が実はマンズ最大のミノーではないことをあらかじめ陳謝することろである。他の2本はストーム「ビックマック」、スミスウィック「トップ20ログ」で、たぶんこいつらはブランド最大のミノーだろうと思う。

 ではマンズ最大のミノーは何か?ってなると、大きく外れてはいなくて、同じストレッチシリーズ最大の「ストレッチ30+」がそれで、ボディーだけで20センチ越えの30フィートダイバーのトローリング用ミノーでおそらく海でラパラ「CDマグ22」とかと同様に引っ張ってワフーだのツナだのを狙う代物だろう。でもってそれを買うかと考えたときに、一つには国内ネット中古市場でもちょくちょく出てくるので購入自体は可能だけど、5千円からしていて”クソ高い”。絶対欲しいというようなモノならそのぐらい払えば良いと思っているけど、正直ブログネタのためだけにそんな酔狂な買い物してていいほどナマジ家家計は余裕があるのかと考えたとき、いやあるまいって。物価高騰のおり財政厳しいけど、それでも趣味に使う金も重要とは思うにしても、あまりにも”無駄遣い”が過ぎる。ということで、一つ小さいモデルの「ストレッチ25+j」はちょっとボロ目なおかげでお安かったし、かつボディー約15cmリップ入れると約20cm、潜行能力は25フィートってのはトローリングでだろうにしても、かなり潜りそうではあり根魚底物狙いで対大物用として投げても良いだろうということで、予算を付けて購入してみた。

 ストーム「ビックマック」も、元来トローリング用のはずでリップ含めると18センチあるけど、海の、大きさの限界がイマイチ見えてこない根魚、底物用であれば特段大きすぎると言うこともないだろう。いわんや本体13.5センチの「トップ20ログ」おや、という感じで、この3つは主軸を張ることはないかもしれないけど、根魚底物狙いで対象が大型化し大型ルアーのアピール力が欲しくなったときに切る札として”お楽しみルアー”的な起用は充分想定できる。使いもせん無駄なルアーばっかり買ってたわけじゃないと、そう自分を納得させたい。

 マンズは、B級ルアー好きには特に人気のルアーを作ってきたメーカーであり、Dab氏の”b列伝”でその人気に火がついた感がある。我が家にも”行きつ戻りつ”な、ポッパーとバズペラスイッシャーの融合により、どこまでルアーは既成概念から遠くにたどり着けるのかを問うたかのような「トゥーファー」、柔らかく良い匂いつきという革新的な、ソフトプラスチックのワームの原点の1つである「ジェリーワーム」を作っておきながら、ハードな樹脂素材でトップからディープダイバーまで、システムクランクに先駆けて同一形状ボディーのルアーを展開して世に問うたのは革新的だったとは思うけど、なぜその形状が堅いのにミミズである必要があったのか?「ハードワーム」。このあたりのどっかおかしい開発能力はワシも大好きであるとともに困惑させられてきた。
 ところが、そういうB級なちょっとアレな路線もあるけど、実力派のルアーも多数生んできたブランドであり、「フロッグマン」が見た目の奇妙さからB列伝入りしているのはワシャ解せぬ。背びれつきのペンシルベイト「マンダンサー」も格好良くて人気あるのでワシには買えん値段になってる。っていうなかで、特にマンズが実釣能力ありの方面で得意なのは、プラグ以外では、ジェリーワームに代表される柔らか系で特にその名もずばりな「ザ・フロッグ」にはライギョ釣りでお世話になった。テールスピンジグの元祖「リトルジョージ」も今でも充分通用する単純明快な実釣派ルアーでカヤックでのナブラ撃ちで多用してたので在庫しまくっている。ボディーがザリガニのクロージョージも同系統だけど、なぜかその金物系のはずのリトルジョージを大型化して樹脂ボディーにした「スーパージョージ」を作ってしまうのはB級ルアーの大御所マンズの面目躍如というところか。そしてプラグ方面でマンズが伝統的に得意なのは、クランクベイト方面で、米南部アラバマでのマッディーウォーターで激しく動いてアピール力が強いクランクの需要に対応し、レザーバックシリーズとか昔から定番化していて、「ワンマイナス」では水面直下ブリブリ系のクランクという新ジャンルが生じたほどの影響をルアーの歴史に与えた。そして、今現在のレーザーバックとかの”豚系”から発展した、よく潜りよく暴れる「デプスプラス」シリーズにそれらの伝統は引き継がれ、ワシも根魚クランクに「+15」を投入している。デプスプラス系には基本潜行深度フィート数が名前について、例外は潜らない「1-」とか。
 この、クランクのデプスプラスシリーズから派生して、潜行深度によってシステム化されたミノーシリーズが「ストレッチ」シリーズで、まさにクランクをミョーンと引き延ばしたような太くて暴れん坊なボディーに、ディープダイバーにはクランク譲りの先がヘラ状に曲がったリップがついている。「ストレッチ+25ジョイント」はトローリングでだと思うけど、潜行深度25フィートということは7.5mまで潜るとされているわけで、キャスティングでもそこそこの深度に達するのではないかと期待している。5m潜ってくれれば6m底とかの底からチョイ上の棚を引けて、デカさのアピール力とあわせてヒラメとかの底物をとらえうる弾になるかもと期待している。
 ストームの「ビックマック」もデカいリップがボディーと一体化するように突き出てて18センチの巨体を形作っている、トローリングでは相当の深度を引っ張れるモノだと思うので、まあマンズモノとあわせて実弾として使用可能か試していきたいところ。ストーム独特の銀ウロコ模様の味わい深さは我らオッサン世代じゃないと分からんだろうけど実にいいんだよね。
 ストームというと、ラパラ傘下の新生ストームブランドには結構お世話になっている。今でもメッキ釣りチヌ釣りに愛用している「フラッタースティック4」は安くてよく釣れるシンペンだし、これの7センチはダイキリさんによく釣れると教えてもらって東京湾流入河川のバチ抜けで愛用していて良い仕事してくれた。「チャグバグ」も現行の縦浮きラトル有りは、今時のソルト用ポッパーとして必要十分な感じの優秀さを備えていて、ガサッと在庫してある。これ買った頃は円安じゃなくて、実弾補充に海外通販でまとめ買いはお約束だった。まあ円安でも海外からお買いもんしてるから、こんなネタで書きまくってるわけで、円安もワシの病気を止めることはできんのじゃ。アタイ病気が憎いッ!
 でも「チャグバグ」といえば昔のラトルなしの水平浮きのが想い出深い。ストーム独特の銀ウロコ模様のは大人になって買ったけど、少年時代はブルフロッグ柄のチャグバグを右に左に首降らせてバスを釣っていた。懐かしい想い出。そして、しっぽのワームをフラスカートに換装した「リルタビー」が学生時代得意にしていたクランクベイトで、最近になって「DDT」「タイニータビー」「リルタビー」のタビーズ3兄弟を揃えてしまった。タビーズだけストーム独特の立体目ではないのはこいつらだけ別会社で作ってたのを金型ごと買い取ったから、と聞いてたんだけど、どうも真相はストームの別ブランドで作ってたタビーズを後に昇格させてストームブランド扱いにしたってのが正しいようだ。まあでもタビーズはマイナーでストームブランドのクランクと言ったら、「ホットN」「ウイグルワート」「ファッツO」系列で、ホットNに関してはシーバス用に導入決定して仕入れまくって、結果がちょっと出たあたりでご近所のシーバスが絶不調期に入ってしまい、実力発揮ささられていないのがもどかしい。軽くて投げにくい分動きは最高なのよ。

 そんなストームのミノーとしては、我が国ではペラッペラの「スーパーシャイナー」がオッサンなら思い浮かぶけど、あっちじゃ「サンダースティック」はそれなりに人気があるらしく、ストーム最大ミノーの候補には「シャローサンダー」15センチと「シャローマック」15センチもあったけど、鼻差というか突き出たリップの差で「ビックマック」がストーム最大ミノーの栄冠に輝いた。

 で最後にスミスウィック「トップ20ログ」、これは常識的な大きさの長いリップを持ったミノーって感じで、普通に使えるだろう。スミスウィックのログシリーズの大きいやつでデカログとか呼ばれる「パーフェクト10ログ」のロングビル版ということで、13.5cmの本体。

 スミスウィックのログってワシの感覚だと、あるときいきなり出てきて、米国ではロングAに匹敵するジャークベイトとして人気とか紹介しだされて、スミスウィックってダブルスイッシャーの「デビルズホース」とかの木製ルアーのメーカーという印象だったので、なんじゃそりゃ?な感じだった。ログ自体は古くからあるルアーのようだけど、日本に紹介されたのはトーナメントが流行りだしたあたりの、わりと遅くだったように思う。他にスミスウィックといえば、尻小玉がついている系のペンシル「ツースピック」、クランクの「ボージャック」ぐらいで地味な印象のメーカーで、ログは実はこれまで使ったことがなかった。ログはジャークベイトの名作って刷り込まれているけど、ミノーをジャークして使うこと自体少ない上にロングAはしこたま在庫しているし、アメミノーならレーベルミノーもあって間に合ってる感から購入に至ってなかった。そういうわけで苦手意識もあったけど、これを機会に馴染んでしまうのも一興かもしれない。数字の20は20フィート潜ることを表しているようなのでそれが本当なら6mダイバーである。そこまで潜らなくても出番は作れそうに思う。

 ということで、今回のルアー図鑑うすしお味第74弾、デカアメミノーネタも終盤戦の5回目はマンズ、ストーム、スミスウィックの深く潜って底物を誘ってくれそうなデカミノー達でいってみました。次は渋いというか地味というか、これまた実用性はありそうなところをいってみますので、お好きな人は引き続きお楽しみに。写真の「レロイブラウン」は、そういえばドピンクの派手さにやられて中古屋で手が出てしまったのがあったのを思い出して蔵から発掘、最後のおまけだよ。

2 件のコメント:

  1. ストームのシャイナーとレーベルミノー、84年頃のダイワのカタログにあったのが滅茶苦茶懐かしいです。
    シャイナーなんかウイグルワートやチャグバグなんかに埋もれてる感じですが、
    ジジイになった今の視点だとバス以外に色々と可能性感じさせるモノがありますね




    返信削除
    返信
    1. 我々の世代だとそのへんはツボですよね。
      埋もれてる人気薄のルアーとか誰も使ってないから良いかもしれません。

      削除


2024年11月16日土曜日

米国でもルアーのパクリ?はお約束

 レーベルミノーは以前ネタにしてなかったっけ?と冒頭写真で思うかもですが、こいつらレーベルミノーじゃありません。ビルノーマン(ノーマンルアーズ)「シャイナーミノー」約18センチとホッパーストッパー「ストライパーヘルキャット」約13.5センチです。

 まあ、見たまんまのレーベルミノータイプのミノーで、そもそもビル・ノーマン氏はレーベルで働いて、暖簾分けなのか喧嘩別れなのかよく分からんけど、その後に独立した経緯もあるようでまんまそっくり。それ以外にも今回箱買いしてるのでミニカタログがついていて、レーベルの「ハンプバック」っぽい「ハーフバックミノー」やらなんかも出していて、真似しているのか対抗心があるのか、ミノーの他にもレーベルのルアーに似たようなルアーをぶつけている。ホッパーストッパーの「ヘルキャット」の方はまだレーベル得意のクロスハッチ模様とは違いウロコ模様を描いているし、2個にはリップを支えるリブがあるところなんかも独自色はある。あるけど、ラパラが北欧からやってきて、レーベルが樹脂素材でラパラっぽいスリムで軽くてよく動くミノーをって作って成功し、その後ニョキニョキと雨後の竹の子のように似たような樹脂性ミノーが各社から出てきて百科騒乱という、ルアーの世界ではありがちな展開だったことが容易に見て取れる。ルアーの世界に限らず、釣り具の世界に限らず、どんなモノでも革新的なブツが生まれると、その安直な模倣から、一手間くわえて改良されたもの、逆にダメになったモノ、安っぽい廉価版、いろんな試行錯誤の上に一段上に進んだようなモノが現れて、またそれが模倣されて、っていう流れはお約束というモノだろう。いつも書いているように、そういうぶっちゃければ”パクリ”に該当するようなルアー達も、選ぶ楽しさを与えてくれるし、そこから次の段階へと改良が進んでいくこともあるので一概に悪いとは思っていない。ただワシの好みとして、安易な”マルパク”にご大層な能書きたれて偉そうに売ってござるルアーには唾を吐きかけたくなるし、大手が小規模工房が開拓したような分野にいけシャアシャアと後出しジャンケンでデキの良いのをぶち込んできてたりするのを見ると、いい加減にしろと思う。恥ずかしくないのか?ないから節操のないことができるんだろうし、金稼ぐってのはそんなの気にしてられんことなんだろうけど、なんとも浅ましく思えてしまう。

 ビルノーマンといえば、クランクベイトの名門という印象で、古典の範疇に入る「リトルN」とかは馴染みがないけど、河川のビワコオオナマズ狙いで派手な動きのディープクランクが効くということだったので、ザ派手なアメリカンディープクランクな「DD22」と「DD14」を用意していって、見事人生初”ビワダイ”はDD14を流れに流していたら、携帯に電話が掛かってきて話してたらガンッと来てしまい「来やがった、一旦切る!」とファイトしてゲットしたのを憶えている。他に、当時人気が無かったのか安く買えた「ラトルー」というクロスハッチ模様が切ってある中型ペンシルは、安いのに結構良い動きでよく釣れた。2個あったはずだけど蔵を探したら1個しか出てこなかった。その後、アイの位置が変わったりして、この先端にアイがあるタイプは結構良い値段で中古市場では売り買いされていたりする。もっと買っときゃ良かった。
 とかいいつつ、むしろノーマンのルアーにお世話になってるのは今まさに現在進行形で、まあビワダイ用になんぼかストックがあったのと、派手に暴れてアピール力が強いのを知っていたので、根魚クランクを始めてチョイ深いところを攻める必要が出てきたときに、DD22とDD14は真っ先に引っ張り出している。ビワダイ用にそんなに買った憶えがなかったので、中古だと安いのでずいぶん買い増ししたけど、今回蔵をあさってたら、河川のビワダイ狙い2回ぐらいしか行ってないはずなのにやたらと在庫してあったのが出てきて、根魚クランクは基本根掛かりをさせない方法を確立しつつあるので、おそらく一生掛かっても使い切れないぐらいの備蓄はありそうで頼もしい限りである。ちなみにDD22もDD14も現役で今でも売ってます。そういえばビルノーマンもノーマンルアーズと名前を変えその後”親元”のレーベル母体のプラドコに”里帰り”していて歴史の流れを感じさせてくれる。

 今回の「シャイナーミノー」7インチはぶっちゃけレーベルミノーとかぶるし、箱入りで状態も良いしで、実釣用というよりは売れるものなら1個売っぱらって突っ込んだ資金をなんぼかでも回収したいところ。


左から当時モノ小、復刻版初期、復刻版後期
 ホッパーストッパーはなんと言っても想い出深いのは「へルレイザー」で、かつワシのへルレイザーは小っちゃい方だった。で、大きい方はどちらかというとデカいペラで移動が抑えられて1カ所でねちねちやるのに適していたようで、プラドコがヘドンブランドでへルレイザーを復刻した際には、最初小さめのペラに変更されていて「昔のと違う!」という苦情が殺到したようで、途中から換装用のペラセットが付属して売られて、終盤ははじめから昔のと同じペラが付けられて売られていた。まあ、昔のへルレイザー大を愛用してた釣り人からしたら当たり前なんだろうけど、ワシぶっちゃけ小さくしたペラの方が断然好みだった。なぜならワシの愛したへルレイザー小に動きが近くなるからである。へルレイザー小は丸型の小さいペラで、一カ所でネチネチよりは扁平したボディーを横倒しにしながら、ジャーッと引っ張って止めてまたジャーッと引っ張って止めてという、速いテンポのストップアンドゴーの連続が得意だった。学生時代に通ったダム湖はわりと水が入ってからの年月が短く、立木がまだ沢山残っていて、その沖側に投げてジャーッ!ジャーッ!と素早く広く攻めていると下からバコン!とバスが飛び出してきたものである。そういう水面を軽やかに走らせるには小さめペラはちょうど良かった。なので、復刻版も使う想定のものには不評を買った最初の小さめペラをワシは付けている。良い塩梅に走ってくれる。とはいえ、ワシの想い出のへルレイザー小は印旛沼の横の小河川の杭に取られて失われてしまった。しまったんだけど想い出を金で買い戻すようなことをして小サイズ買ったけど、手元に来たからといってなくした個体が帰ってきたわけではなく、それはちょっとむなしい買い物であった。
 ホッパーストッパーはなにげに日本でも人気のルアーを輩出していて、障害物回避能力で名をはせたシャロークランクの名作「クラップシューター」、その金属リップディープダイバー版「ヘルベンダー」はたぶんボーマーの「ウォータードック」の後追いだったんだろうけど、本家より主流になって日本でも数多くのパチものが作られた。バネ式ボヨヨんラトル?を搭載した「ドックウォーカー」なんてのもあって、これらは後にプラドコ傘下ヘドンブランドで復刻されている。あと地味だけど「バイウーブギ」っていうバイブレーションも復刻されている。
 バイブレーションプラグの元祖的なものの候補としてこの「バイウーブギ」とピコの「ピコパーチ」が上げられていて、たしかどちらか昔使ってたのがあったはずと探してみたら、出てきたけどどちらでもなくタックルインダストリアル「スイミンミノー」だった。っていうか調べて初めてその名を知った。こういう形のバイブレーションってメーカーさえ不明のパチモノから結構な大御所メーカー製までいろんなところで作られてて、さっきも書いたようにルアーの世界では古今東西”模倣”は数多く繰り返されてきたってことである。

 で、なんでこんなバイブレーションプラグにラトルが入る以前の古風なバイブレーションを使ってたのが残ってるかというと、若い頃職場のバス仲間と行ってた釣り場の一つに印旛沼があってワシのへルレイザーを杭に捧げたのは印旛沼につながる小河川で陸っぱりだったけど、バイブレーション使ってたのは本湖?の手こぎボートの釣りで、当時の印旛沼は往年の菱藻の沼の面影は既になく、そういった水生植物が枯れたモノが底にヘドロ状に堆積し、ボートを泊めるアンカーは鉄の棒をヘドロに突き刺すという独特なモノで、そんなヘドロ底では植物が微生物に分解されるために酸素が使われて低層は酸欠状態で、泥なんかもろ還元的な環境になってて、ワームなんか使うとくすんだ鉛色だったシンカーがピカピカになって戻ってくるという信じがたい現象が起こる有様で、底にはバスは居なかった。というわけでヘラ釣りのために沈めたオダとかの上に浮いているバスをバイブレーションで狙うのと、さすがにヘドロ底じゃない岸際の葦原をスピナベとかで狙うのがパターンで、ワームはあんまり効かなかった。その時に活躍してくれたのが魚型のバイブレーションの元祖ザウルス「バイブラザルス(ずっとバイブラザウルスだと思ってた)」とダイワ「TDバイブレーション」でTDバイブレーションにはノンラトルタイプがあって、バイブレーションにはラトルがあった方が良いだろうと漠然と思ってたのに、なしでも釣れるやんけってなって、なら古いノンラトルだった時代のバイブレーションでもいけるやろ?と代々木の中古屋で買ったのがスイミンミノーだったんだと思う。今考えると当然なんだけどラトルなしでも釣れるときは釣れる。ない方が良いときもあるような、あった方が良いときもあるような、そのへんは違いはあるようには思うけどな。あと印旛沼のボート屋のババアが因業ババアで1人乗りで借りようとしたら「休みの日に1人で乗られると儲けが少なくなって・・・」とかぶつくさ文句言いやがって貸し渋りやがって、腹立ったので2人分の料金たたきつけるように払って「文句ねぇだろ」と啖呵切ってやった。思い出したら腹立ってきた。とバイウーブギからだいぶ脱線したけど、脱線ついでにもういっちょ小ネタで、GT用のルアーに「梅雨ブギィ」という名前のがあって、作ってる人そのあたりのルアー好きだったんだろうなと想像している。

 で、今回買った「ストライパーへルキャット」、細身の13.5センチは正直あんま大きくない。もっとデカいのがあるのか?国内にも入ってはきてたようだけど中古もあんま見かけないのでマイナーな存在かと。米本国ではどんな感じだろうとストラーパーソンズあたりを覗いてみたら、お好きな人は居るようでボーマーやレーベルを試してダメなときにへルキャットが効いたことがあるとかなんとか、まあどこの世界でもマイナールアーを手持ち札にしてる釣り人はいるってことでしょう。というわけで、悪くもなさげなのでまとめて安く買えたし実釣想定してフック付けて試し投げしてみました。まああれです、軽くて投げにくいぶん動きは良いタイプのミノーです。使いどころはあるかと。あと面白いのが2個がリップの後ろに支えるリブがあるんだけど他のには無くて、黒い1個はリップがもげたらしく自作の「HELLCAT」の銘無しのリップが填めてある。そういう事例が苦情としてあがってきてメーカー側でリブ付けて改良したんだろうなと思うとまた趣深い。
 昔「へルレイザー」を”地獄光線”って中二な名前だなと言ったら「アレは扇動者」って意味があるらしいよと言われたけど、へルレイザー、ヘルベンダー、へルキャットとへル軍団を構成しているところをみると、地獄の意味もあるダブルミーニング的な名前なのかなと思ったり思わなかったり。ちなみにへルキャットは「性悪女」的なスラングだそうで、なるほどなという感じ。戦闘機にもなかったっけ?ちなみにヘルベンダーはそのまんまでアメリカオオサンショウウオのことでもあります。地獄の配送業者的な意味もあるのかもだけどボーマーの「ウォータードック」が釣りの餌にも使うような普通サイズのサンショウウオの呼称なので対抗意識で名付けたんでしょうな。

 てな感じで、どこまでが許せる模倣で、どこからが許しがたいゴミくずパチものなのか?そんなのは人によって気分によって違うって話なんだけど、ほんとに古今東西ルアーの世界はパクリとは切っても切れない関係なんだなとあきれつつも感慨深かったりする、ルアー図鑑うすしお味第75弾はメリケンデカミノー6回目、ビルノーマンとホッパーストッパーのレーベルミノーっぽいそれでいってみました。

 次回でメリケンデカミノー関連とりあえず最終回の予定です。引き続きお楽しみに。

2024年11月23日土曜日

野生馬のあらがえぬ魅力

 ルアーマンであっても、フルーガーのルアーに縁がある人は少数派ではなかろうか?

 水面派の経典「ブラックバス釣りの楽しみ方」ではお尻にブレードの付いた小型ペンシルであるフルーガー「ジャーク」が紹介されているが、あまり国内で出回っていた人気プラグという感じではない。

 経典ではジャークの紹介の項でフルーガーのルアーについてもざくっと触れてはいて、引用すると「フルーガーは,(中略)アメリカでも最も古いフィッシングメーカーの一つだ。有名なグローブ,パローマイン,マスタングなど,どのプラグにも一貫した設計思想があってアメリカ人のもつ,良心を感じさせてくれる。」となっている。でも、体の前半が回転するグローブもポッパーみたいな切り込みの入った口型の金具がリップと一体になって装着されているミノーのパローマインも、そして冒頭写真のミノー「マスタング」も日本じゃ当時も今も有名ってほど知られてはないように思う。ちなみに経典の”ライブリーファミリーのプラグ達”の項の集合写真にマスタングが1つしれっと写っているけど、個別の紹介には出てこない。下の写真で指さしてるのがそれ。

 むしろ日本の釣り人には、フライリールの「メダリスト」シリーズや、早くにシェイクスピアに吸収されてしまって、スピニングとかはシェイクスピアリールの色違いの場合が多かったりするけど、「パトリアーク」シリーズとか今でもフルーガーブランドで販売されているので、リールブランドとしては知ってる人は知ってるだろう。

 日本のバスブームの頃には、既に木製の古き良きアメリカ的なルアーは、一部の好き者以外には刺さらなかっただろうし、則さん達のような扇動者たちの”推し”ルアーにはかろうじて「ジャーク」が引っかかった程度で、その他のルアーは注目を浴びなかったのだと思う。そう考えると、則さんたち案外”新しもの好き”だったんだろうなという気もする。あるいは「ライブリーファミリーのプラグたち」で集合写真に写っていて、かつ個別紹介されているのが樹脂性で動きの良いタイガーマーベリックレッドフィンスーパーシャイナーで集合写真に写ってるのに紹介されていないのがマスタングとヘドンのウッドヴァンプらしきルアーで、則さん達使ってたけど、当時国内流通もなかったであろうウッドプラグを紹介しても手に入らんし仕方ないという気遣いもあったのかも。則さんは米軍基地の米兵さんルートでルアー手に入れてたとかどっかで読んだ気がする。

 で、我が国でなじみ深いアメルアーブランドとは言いがたいフルーガーのマスタングにワシがなぜ、しつこく書くけどこの円安の折、モノが仲介業者のセ○イモンに届かず取引キャンセルになっても、米国から送料も高くつくのにあきらめずしつこく確保したのかというと、以前に1回だけヤ○オクで見かけて、エラい格好いいので入札したけど、欲しい人間が2人居ると値段が跳ね上がるの法則で予算をサクッと超えてしまい芋引いてしまい、また出たら買おうと思ってたけどその後出ているのを見つけられなかったからである。ちなみに最初の1個が取引キャンセルになって次のセカイ○ンでお買いもんは石橋を叩いて2個買った。冒頭写真の下2つがそれで一番下のは塗装にひびが入ってたりはするけど比較的美品で真ん中のは塗装剥げもそこそこあるややボロ個体でチョイ修繕して使うつもりで購入。で一番上のリグもサビてボロボロの個体は何かというと、苦労して米国から取り寄せたらヤフ○クにチョイボロのウッドパイキー2本とあわせてジャンク扱いで出てきやがって、腹立って入札してパイキーもろとも押さえておいたブツである。パイキーは年代考えるとジャンク扱いがかわいそうなマシな個体だったけど、マスタングはほんとボロ個体でリグをどうにかするとかから考えなければならんけど、でもそのボロさも格好いいのでボロさを生かして実用可能な弾に持っていきたい。というわけで、デカアメミノーネタの最終回、ルアー図鑑うす塩味第76弾は、名門フルーガーブランドの「マスタング」でお送りしております。ちなみにマスタングもパローマインもどちらも6インチ15センチまでは確認できるので、ブランド最大ミノーは両者同率1位かなと思っちょります。

 で、このルアーの何が格好いいかっていうと、とにかく金属のリグ・パーツが格好いいのよ。

 まずはなんといっても、背中とお腹に貼り付けてある金属板。ネットの画像でこれを見た瞬間、その機能と格好良さが両立したデザインに痺れたんだけど、意外にバスマンとかだと、コレ何のためについてるのかピンとこないようで、古物のルアー好きのバスマンが手に入れたけど「何だろコレ反射板かな?」とか書いている記事とか目について、むしろそこが分からずに買う選択もあるのかと面白かった。

 海のルアーとかやる人間なら一目で、コレが銀鱗模様の美しいこの木製ルアーのボディーを、歯のキツい魚の牙から守るためにある。という明確な意図がみてとれるはずである。例えばマスキーやパイク、海ならバラクーダにワフー、ブルーフィッシュといった牙魚たちのその牙に対抗するための盾として、クロームメッキされた真鍮の部品を装備させたのである。ちなみにこの金属板無い版もあったようで経典の写真とかそっちのようである。

 歯のキツい魚の攻撃力って相当なモノで、ロウニンアジってそれほど歯がキツい印象はないかもだけど、それでも高価なウッドルアーが何匹か釣るとボロボロに塗装剥がされて歯形だらけの迫力のある見た目になるのは避けられず、長いペンシル系とか噛み折られている写真も見たことがある。いわんや歯のキツいバラクーダやらおやというところである。

 お次にリアフックをぶら下げるリグも独特で凝っている。

 写真左は、分かりやすいようにすこしネジを緩めて引き抜きかけた状態。そう、リアフックはヒートンでぶら下げられている普通の方式ではなく、フックをぶらさげて、かつネジの軸をクルクル回ることができる右写真の左のフックハンガーを介してぶら下げられている。フックハンガーは、後方になるフックを入れる方が細めでフックが後方には自由に動くことができるけど、前方になるボディー側は太くなっていてフックが前に振れることを妨げていて、フックがボディーを傷つけることを避けている。フックハンガー自体が軸を回転するので、細長い体で”デスロール”のような回転系の暴れ方をしがちなワニ体型の牙魚が暴れてもフックハンガーの回転で追従してバレを防ぐ仕組みになっているんだと思う。ちなみにネジ留めで、他のパーツも含めてこのルア-の分解にはマイナスネジが一本必要。

 でもって、そういう暴れん坊な大物を狙うために、リップ回りもこれまた凝った頑丈なリグが奢られている。

 リグは共通してネジ以外は真鍮にクロームメッキなんだけど、まずは結ぶところが2つあるアイの部分が、本体前部下側に掘られた溝に填まる。そして、それを固定するのは、本体前部下面を覆うような形でリップと一体化したパーツで、ボディー先端の鼻先と、リップの根元左右の3箇所をネジで留めるという頑丈なリグになっている。そしてリップには「Pflueger Mustang made in USA」の刻印あり。渋いゼ。

 なんというか、陳腐な表現かもしれんけど、さっきも書いたように”古き良きアメリカ”っていう感じの、丁寧な仕事ぶりなんである。年を経てヒビが入ってしまってるのは仕方ないとして塗装も綺麗だし、リグも凝ってて、かつ何のためにそのリグの工夫がされているのかという目的が明確で、作った人の思いが詰まってる感じがしてとても好感が持てると同時に、実釣能力もかなり高いのではないだろうか?という期待をいやが上にもしてしまうところである。

 ということで、一番綺麗な個体はさっき書いたようにそのまま保管用として蔵に眠ってもらうとして、その他2個は実釣使用を想定して補修できるところは補修して準備してみたい。

 基本方針は、まずはリグを全部外して、錆を落とせるだけ落として、フックを適切なモノに交換。ボディーは塗装ハゲはパテで目立たないように埋めて、ウレタンでコーティングしてこれ以上は塗装の劣化が進まないように処理して防水性を上げておく。

 というあたりを基本方針に、あとは現物見ながら臨機応変に仕上げていきたい。

 まずは一番ボロい個体からやるか、とネジを外そうとしていきなり問題発生。

 ネジが錆びてるわけじゃないのに脆くなってて、ネジ回そうとしたら頭がポロッと欠けてしまう。コリャダメだ。ネジはもういじらずにリグごとウレタンコーティングしてしまうぐらいしか手がないか?フックハンガーもお尻の以外はネジ頭が飛びそうで外せないので、ハンガーにスプリットリングでフックをぶら下げるか、ダブルフックでいくか?そこはどうにでもなるけど、はたして魚が掛かった時にネジが飛んでしまわないか不安な状態である。飛ぶなら今この場で飛べと、グイグイ手で引っ張ってみたけどとりあえず大丈夫そうではある。いっそ今のネジをドリル使ってでも取っ払ってしまって、太目のネジを入手してネジ穴も拡張してという大改修をしてしまうのが安全かもだけど、とりあえずリグごとコーティングで使う前にドラグセットして引っ張って試験してから使うぐらいでいこう。強度が掛かる位置のネジはリップ回り3つ、フックハンガーが4つの7つもあるのでフックハンガーは単純に位置ずらせば良いだけだけど、リップ回りは綺麗に同じ位置に頭のとれたネジを抜いて穴を開ける必要があり、それは技術的にめんどくさく難しいのでまずは避けたい。

 ということで、多少お化粧直しする程度でお茶濁す。とにかくリグが全部腐蝕で表面がボロいのでどうにかしたい。基本はお酢かなと酢を含ませたティッシュをあてがってしばしのち磨くも、その程度ではどうにもならん。そんなレベルではない。歯磨き粉で磨き始めたけど、歯磨き粉で丁寧にいってると時間がいくらあっても足りん感じなので、結局サンドペーパーでガリガリと磨いていく。本来はリグはクロームメッキ仕上げで銀色だけど、こいつは真鍮剥き出しのコパーカラーで行きます。リップの刻印もサンドペーパー掛けたらやっとでてきた。これで上からウレタンコーティングでいこう。
 もういっちょの方は、リグは全部外して歯磨き粉で磨いて、本体の方の塗装が剥がれて木地が見えているところをパテで埋めて、っていう状態でウレタンコーティング。

 パテで白く塗装剥がれたところを埋めるだけでそこそこごまかせるというのがお分かりいただけるだろうか?上2段が左使用前右使用後みたいになってます。

 あと、ウレタンコーティングは最近筆塗りでやってるんだけど、なぜドブ漬けじゃなくて筆塗りかというと、ドブ漬けできるデカい容量のウレタン樹脂液を買っても、使いきる前に瓶の中で固化してしまって無駄が多いから、少量瓶で買って筆で塗っていた。そんななか、今回瓶の中で固化するのを防止するのにかなり効果がある方法を知ったので、皆様にも知識共有しておきたい。ウレタン樹脂系の塗料は溶媒が揮発して固化するというよりは空気中の水蒸気と反応して固化するタイプがほとんどらしく、いかに空気と触れさせないかが重要とかで、過去使ったら表面に薄め液をヒタヒタと注いでおいて空気と遮断すると良いとかいうのも試したけど、あんま効果なかった。封切って使ったら一月もすれば冷凍庫保管でもゲル化してる。今回試して効果があったのは意外に単純な方法で、瓶に直接筆を突っ込まず、取り皿に使う分出してから筆塗りに使って余ったら戻さず捨てる。というもので確かに瓶に直で筆突っ込んで筆塗りしていると、空気と接触しまくった筆についたウレタン樹脂液を瓶の中に戻してしまうわけで、瓶の中で反応がすすんでしまうのもむべなるかな。残った瓶の中の空洞分の空気に含まれる水蒸気量はたいしたことないようで、筆でペタペタ塗る作業やこぼれたのを受ける皿に戻る際には空気とグチャグチャかき混ぜられているので、そこから垂れてくる分とかは反応が進む条件に合致しているので瓶に戻してはいけない。でも瓶に入れられたままで、使う分出すときに傾けられた程度の動きしかない残り分は反応進みにくいようなのである。実験も兼ねて1月くらい時間をおいて2回目の塗装をしてみたけど瓶の中で固化しておらず問題無く使えた。2回使って瓶に残った1/4ぐらいをまた冷凍庫に保管しているけど、今見たらまだ液体状を保っているので効果大だと思う。竿のガイドを留めるラッピングスレッドを固定するのに以前はそれ用の2液性エポキシを使ってたけど、これがまた使用期限が短く、竿なんてそう頻繁には組まないので、ある程度本数溜まってから作業してたけど、最近は固化開始時間がこちらで調整できて値段が安いという利点を気に入って”百均UVレジン樹脂”を使ってたけど、ウレタンここまで保存ができるならウレタンでも悪くないと思う。ウレタン塗料は昔から竿の補修等には使われていた素材でもある。

 で、ダンボールに針金をWWWって感じに曲げて渡してある”塗装ブース”で乾燥させて片方にはリグを付けて、フックはとりあえずついてたので仮置き。ボロ個体はフックはダブルフックでこれまたとりあえずということで修繕完了。

 ウーン格好いいじゃないの!マスタングはあっちじゃ人気あったみたいで、フルーガーがシェイクスピアに吸収しされてからも製造されてたようで、1980年代ごろまでは作られていて「香港シェイスクピア」で作ってたのかどうかは不明だけどメイドイン香港版もあるそうな。なかなかのロングセラー。
 これまでワシ的に最も格好いいデカアメミノーは、ソルトウォーターグレードボーマー「ロングA17A」ギブス「ダニー」かと思ってたけど、フルーガーのマスタングも負けず劣らずの格好良さだと思う。紀伊半島が南の島化していって、川の中にシーバスじゃなくてフエダイ系とかの歯もキツくてパワーもあるような魚が上がってくるようになったら、コイツの出番じゃないかと妄想している。

 ということで、海水温上昇に端を発して今年の夏にあらぬ方向に突っ込んでしまっていた暴走のご報告であるデカアメミノー編は一応の最終回で、デカアメミノー好きの皆様にもそうでもない皆様にも楽しんでいただけたなら幸いです。デカいルアーってやっぱり格好いいですね。



2024年12月14日土曜日

ダイソーでこのルアーを買え!(命令)

  ネット上で「ダイソーのルアーが安いのに釣れる」とかいう記事のタイトルを目にするだけで、アホかとしらけていた。そんなもん今時どこの国で安く作っても魚が釣れないようなルアーを作るのが難しいぐらいで、それをことさらに意外なことのように騒いで、あまつさえ安いので”根掛かり覚悟の釣りにもうってつけ”とか、水中にゴミを残すのを推奨するようなことを書くバカどもはタヒねば良いのにぐらいに思ってた。

 ワシ基本的に、ルアーの開発、発展に貢献するような姿勢のメーカーの品に一票入れるつもりで買うってのがあって、まあ中古で買って一票もクソもねえかもだけど、気に入ると新品でも買うし、頼まれてもいないのに宣伝したりもするので見逃して欲しい。

 中華製始め、あからさまなモノからクソな大手製までパチモンルアーってあるけど、ダイソーのはまだ、法務部しっかりしていて訴訟沙汰にならんよう、元ネタなんとなくわかるけど、ごまかしてそれなりに独自性あるデザインになってるので、ワシ的にはワシらの時代にコーモランがあったように、少ない小遣いでやりくりする釣り少年の味方的には悪くない存在だと思っている。いい大人は金あるんだから、ちゃんとした独自性のある開発元のルアーをなるべく買って欲しいとは思うけど、まあ個人の自由で好みの問題だろうから大きなお世話だろう。好きなの買ってくれ。

 ただ、かっこ悪いと思うのは、大手が中小メーカーが釣り方含めて流行らせたような種類のルアーの市場に後出しジャンケンで妙にデキの良いのを突っ込んでくるパターンで、典型例が、以前に流行ったワカサギ型I字系ルアーで、どこが元祖なのか分からんけど、後発のどのメーカーも、申し合わせたように尻に毛が生えていて、その手のルアーのキモは不自然な音や動きを極端に排除したおとなしさ嫌われにくさであり、毛はなくてもあっても別の何かでも良かったはずである。元祖は訴訟起こして良いんじゃないかと思うぐらいあからさまのパクリで見てて醜悪すぎて気持ち悪かった。なんぼなんでもそれはないんじゃないかと思う。あと個別のメーカー名を出すと今のご時世、それこそ訴訟沙汰になりかねんので伏せるけど、とある日本のメーカーかブランドか知らんけど、いまだに完全コピー商品を堂々と売ってるところがあって、かつ当然今の技術でそれをやったら、昔のコーモランみたいにオモリ入ってなくて動かんとかいう笑えるオチがつくはずもなく、普通に安くて釣れるので結構売れてやがる。一応我が国は知的財産権ガン無視が基本の途上国じゃねえんだろ?ほんと恥を知れって感じ。廃盤になった昔の名品をってパターンじゃないヤツね。今でも普通に売ってるやつのマルパクリで下手すりゃ釣具屋で同じ棚に並んでる。頭おかしいよね。

 で、今回のルアー図鑑うすしお味第77弾でとりあげるのは、今まであんまり興味なかったダイソールアーで、あんまり好きじゃないイワシカラーのを二個も買ってしまってまで二票投じているので、コイツがなんなのか説明させてもらいたい。まあ二票投じても440円(税込み)のお安いルアーだけどな。

 このルアーが何かというと、植物由来の分解性の素材でできているルアーで、その名も「リップレスミノー90F」という、そのまんまやんけ!ひねりなさい!!という突っ込みを入れたくなる、やる気のない命名のフローティングリップレスミノーなんだけど、でもその意気や良し。実際の製造は中国に外注してるようだけど、たぶんケミホタル作ってるルミカ社が製造元らしく、酢酸セルロース樹脂という(株)ダイセル社とかいうところが「CAFBLO(キャフブロ)」で商標権押さえてる素材のようで、引用させてもらうと「木材や綿花などの非可食バイオマス由来のセルロースと酢酸から得られる酢酸セルロースに、非フタル酸系可塑剤を配合し熱可塑性を付与した環境にやさしいバイオマスプラスチックです。その特性は、(中略)④海洋生分解性で(後略)」となっていて、海洋へのプラゴミ流出・蓄積の問題を解決するための手法として売り出し中の素材のようだ。
 海洋生分解性があるから海に捨てて良いってワケじゃないにしても、今実際に海洋にプラゴミがあふれかえってる現状を鑑みて、それらが何百年も残るような素材ではなく分解されて短期間で生態系に再度取り込まれるのであれば、ずいぶんとマシになるのは明白だろう。ポリエチレンのレジ袋がいつまでも海洋を漂い続け、音響探査ではイカそっくりの反射音がかえってくるので、深海でイカ食うようなクジラがゴミ袋食いまくってるとか、とっととレジ袋が腐ってくれればずいぶん被害は減るだろう。ポリ袋に限ったことではない。”プラゴミ”全般に似たような話があるのだろう。にもかかわらず、根がかって海底で切れてくれればまた売れて儲かる、と二個とかセットで色を組みあわせて使いましょうとか売る方もだまされて買う方も頭の悪さ丸出しで売られているタコエギなんていう、瀬戸内海で何万個も回収されてニュース沙汰になってるような愚行を我ら釣り人はしてしまっている。以前にも何度も書いたけど、クドクドとまたジジイの繰り言でまた書く、書くべきだと思うからしつこく書くけど、日本でせっかく商品化までこぎ着けたのに生分解性のショックリーダーは売れなくて定着しなかった。何度も書くけど、ショックリーダーは物理的な太さが重要な仕事をする部分であり、同じ引っ張り強度のナイロンやフロロのリーダーより多少太いぐらい、魚を釣るうえでたいした不具合を生じ得ない。その程度のことが分からん、釣り場に根掛かりで残してしまったラインが速やかに分解されることの利点がわからんバカばっかだったので、東レ初代「フィールドメイト」も、バリバスのモーリス「RTE」なんて2世代まで開発して頑張ったし、ラインの国内工場持ってるデュエルも作ってたし、ダイワの石鯛の捨て糸用で作ってたのも、フィールドメイトは2010年代にバージョンアップ版も出していたのもあったようだけど、結局屍累々ですべて廃盤になったようだ。フィールドメイトのバージョンアップ版とか性能もだいぶ上がったのだろうから試してみたく中古市場で見つけて買ってみた。東レさんのしつこさに使命感のようなモノを感じる。もう一回懲りずにバージョンアップして売り出してくれないだろうか?東レさんくじけないでくれ。

 という状況下で、タコエギ2つ付けて根がかり覚悟でバンバン使ってください!っていうクソバカよりだいぶ頑張ってるんじゃないだろうかとおもうのが、今回のダイソールアー。ルアーの世界では元々、分解性の素材でってのはこれまでも作られていて、極論すればバルサとか木製のルアーはリップとか塗装は除くと土に還る。水面系のバスマンがぶっといPEラインでウッドのルアーを使うっていうのは、高価なウッドルアーがどっかに引っかかったときに釣り場のゴミにならないで手元に戻ってくる確率が高いというのも良いけど、ヒートンが飛んでラインアイだけ戻ってきても、ウッドプラグはそのうち腐る。プラのエギ一回で2個も海のゴミにしてるのに比べて、やってる人たちはルアーを大事に失わないようにって思ってるだけかもだけど、上品で賢いように思う。同様にラインを強くしておいてハリ曲げて回収はわりと賢い手だと思う。ソフトルアーの世界ではバークレイ「ガルプ」シリーズとかマルキュー「エコギアアクア」シリーズとか蒟蒻系素材とかのものもそこそこ売っている。ワーム使うならそっちを使ってくれれば、根掛かりさせてもなんぼか実害が減るのではないだろうか。河口湖とかでワームを禁止にしたのは何でだったんだろうねって思えば、酢酸ビニルとかのワームはあんまりよろしくないってのは分かるよね。まあ根がからせたらリーダーとか残るだろうし50歩100歩だろうか?

 っていう状況だけど、金型に樹脂流し込んで大量生産、安価販売するプラグで海洋生分解性を謳うルアーは、初めてかどうかは自信ないけど、とにかくまだ珍しい事例だと思う。さすがに皆さん自然に帰る素材である木で作ったルアーだけを使いましょうと言ったって、通常自然素材の木材使ったルアーなんて3千円からはするはずで、ワシも無理。ラパラが異様に安いけど、アレは世界のラパラだからできることであって、中小メーカーに真似はデキない。ラパラ大好きだけどラパラだけで釣れっていうのもどうかと思う。そういうことをつらつら考えると、樹脂製で安く作れるのに生分解性があっていつまでも環境中に残存しないルアーというのは、挑戦的な試みであり、その挑戦に賛辞を贈り一票入れてもバチはあたらないのではないかと思う。

 生分解性なので、放置してると腐りそうだけど、ウッドルアーと同じで結局表面をコーティングしてあれば水が染みこんだアイ周りとかから徐々に分解が進んでいくんだろうと思うので、パッケージには水で洗ってからぬるま湯で漬け洗いして陰干しとか面倒くさいこと書いてあるけど、そこまで神経質にならずとも良いのではないかという気がする。このへんは実際に使った人に聞いてみたいところではある。

 いずれにせよ、個人の趣味に命令とか野暮なので、そもそもそんな権限も持ってるわきゃないし、件名はまあ勢いで書いたまでだけど、「それって良いことジャン」と共感していただけたなら、ダイソー行ったときに買ってやってください。動きとか使ってないので知らんけど、まあ魚釣れるぐらいには仕上げてあるでしょう。そんなもん、生分解性の素材でルアーを作るのがあたりまえになれば、いくらでも爆釣ルアーは生まれてくるでしょうからたいした問題じゃない。そういう方向に釣り具業界が向くように、釣り人は賢くあらねばと思うのです。

2 件のコメント:

  1. コーモランとか懐しい名前出てきましたね
    使えるのを見つけ出す楽しみありましたし
    コーモランが輸入していたサオはセンス妙に良かったのを覚えています

    水中に残る糸、11月半ばに拾ったルアーに付いていた糸が酷いもんがありまして明らか足りない太さのリーダーに根魚釣りに使うようなPE、
    ちょい引っ張りゃ簡単に切れるのに手元切りやってて、
    世も末って感じでした。

    返信削除
    返信
    1.  フックかリングを一番弱く設定しておけば、そこから外れるようにはできるはずですし、ルアーに結ぶノットを一番弱い部分に設定することも可能で、高いPEラインを手元で切る必要性が全く分からないです。何がしたいんでしょうね?
       
       コーモランが竿輸入してたのは知りませんでした。フックがなにげにイーグルクローとか、謎のこだわりも不思議なメーカーでしたね。最近のコーモランはパチモンといえばコーモソナーぐらいしか残っておらずちょっとさみしいほどです。

      削除



2024年12月28日土曜日

役作り

 蒐集家、コレクターの欲望はきりがないものである。何でも欲しがるクレクレタコラだと、収拾がつかなくなるのはこのブログの読者様方なら、大なり小なりご存じでしょう。ご自身が深い沼の住人であるならもちろん、周りにブクブク沼に沈みかけているご友人の1人や2人は居ることでしょう。

 ネットで見た事例で一番やばかったのは、ストームの「ホットN」を全色揃えようとしている御仁で、ルアーマンなら「ストームとバグリーはやばいでしょ!」ってヤバさが分かると思うけど、もう歴史のある古いルアーでかつ現役でラパラ傘下ストームブランドでも売られているから、クラッシックかつベーシックな色だけでも相当な種類があるけど、それこそサーモン用のメタリックカラーとか、地域限定版とかレアカラーも山とあるうえに、現時点でも新色追加とかあるだろうから、まさに”底なし沼”の様相を呈していた。そっちの沼は危ない。

 そして現実で一番やばかったのはツーテンの虎ファンさんで、ハンドル名のとおりヘドンの「210」とかルアーの蒐集もやばかったけど、それ以上にダイレクトリール中心に両軸がやばくて、ワシ自分のことを棚に上げて「そんなに沢山もってても使い切れないでしょ?どのぐらいあるんです?」と聞いたら「分からんけど、毎日違うリール使って何年かもちそう」とのたまわれてたのでひっくり返りそうになった。ワシなんて蒐集家としては下の下で、いつも書くけど沼の浅いところでピチャピチャ泥遊びしているに過ぎないと思う。毎日違うリール使ったら1年もたんからな。JOS師匠もそういえばスプーンマニアで、スプーンの本が出るときに取材協力とかでお宝公開してた。今現在フライマンだけど集めてるのはスプーンってのが蒐集の世界の恐ろしさの一端を表していると思う。

ABSに感謝を込めて
 ワシ基本的にルアーとか大量に買い込むのは「使いたいときに売ってなくて困るのがイヤ」というのがあって、意外に実用品を買ってるように自分では思ってる。自分では正常だと思ってるのが真の異常者だという意見も目にするけど、ワシは大丈夫だろう。フラットラップが廃盤になるときに実店舗、通販手当たり次第にあたってかき集めていたり、同様にFマグがカタログ落ちしてた時期に死にものぐるいでかき集めてたり、送料掛かるからまとめ買いせにゃならんと、箱買い勢ならお馴染みの6個単位で買いまくりのロングAだのレーベルだのがモノによってはキロ単位で備蓄してあるけど、買えなくなったらこまるから仕方ない。実際に箱買いでお世話になってた「アメリカンバスショップ(ABS)」さんという通販業者さんが今年で一般向け通販はやめるとのことで、釣り具業界厳しいとは聞いてるけど、結構な老舗通販ショップがなくなるぐらいで、欲しくても買うところがなくなるとか、作ってるメーカーが潰れるとか普通にあるご時世なので仕方ないのである。ちなみにABSさんの閉店半額セールではこれまでの感謝も込めてぶっ込ませてもらいました。これまでありがとうございました。

 とはいえ、読者の皆さんもうすうす感じてるかもだけど、ワシも若干収集癖が見られることがまれによくある。例えば、インビンシブルのよく使う8センチじゃなくて12センチの青黄赤の信号機色を揃えてみたくなったり、ストームのシッポ生えたクランクベイト「タビーズ」を揃えてみたくなったり、4桁PENNの使いもしない8500ssも買って全サイズ揃えたけど一度も使ってなかったり、まあちょっとぐらいは誰でもアルよねって程度には、人並みにはワシも収集癖あるのかなと思ったり思わなかったりしてます。今回はそんな感じで、別に必要ってわけじゃないんだからねってブツなのに思わず買いそろえてしまったルアーネタで行ってみます、ルアー図鑑うすしお味第78弾。なんというか、麻雀までいかないけど花札みたいに猪鹿蝶とか雨四光とか、集めてみたら風流だろうなって感じの役を狙ってみた、そんな感じです。


 で、最近買ったルアーといえば、根魚用のクランクベイトが多かったわけで、そっち方面の候補を検討していて、すぐに廃盤になりそうな国産の小規模メーカーの最近のモノは申しわけないけど候補から外して、今でも作ってるロングセラーやら、古くても当時のベストセラーで中古の弾数が多いのでなんか良いのがないかと、書籍にあたったり、ネットの海をさまよったりして探し回っていた。その結果が冒頭写真の有様。新しい釣りを自分で試行錯誤しつつ始めるとなったら、まあこうなります。ルアーの整理にお味噌のパックは使いやすくてお薦めです。

 当然、昔バス釣ってたころにお世話になったクランクベイトは信頼できるんだけど、まあワシあんまりクランクベイトって色んなの使ってきたわけじゃなくて、ぶっちゃけバスハンター、ピーナッツのダイワ安価良品シリーズと、さっきも書いたタビーズにクランクなのかバイブレーションなのかよく分からんミスティーとかぐらいで、あんま知識がなくて、逆にいまさらながらマグナムディープクランクのお勉強とか、なかなかに味わい深く楽しめた。そんななかで、そういえば得意にしていたクランクがもう1種類あったなと、思い出したのがレーベルの「ベビーブリーム」である。みたまんまブルーギルのルアーで、一世を風靡したレーベルお得意のナチュラルプリント柄の「ベイトフィッシュシリーズ」の一員で、なんというか今でいうフラットサイドクランクみたいな形状で、ゴトゴトラトルであんまり潜りすぎず2m行くかどうかぐらいで、使いやすいよく釣れるクランクだった。ただ、こいつリップが差し込みリップを接着剤で止めただけでそれなりに型の良いのを根から引っぺがす必要性が出てくる根魚釣りには使えんなと、弾込め候補からは外した。外したんだけどベイトフィッシュシリーズにはベビーブリームと同じ形の色違いクラッピー柄の「ベビークラッピー」、やや細長い形状のバス柄パーチ柄の「ベビーバス」「ベビーパーチ」が存在した。そういえば売ってたな。ベビーブリームはブルーギルの別名パンフィッシュブリームから来ててギル模様だし、ベビーバスもバス模様なので、日本にも居るからいいけど、日本にいないクラッピーやパーチの柄のルアーなんて釣れるのか?とナマジ少年は思ってた。今と違って素直でひねくれてなかったのである。今考えればベビーブリームもベビーバスもバスがギルや仔バスだと認識して食ってきてたかどうかなんて怪しいモノで、良い動きと音とそろってて、状況に合ってたら、クラッピー柄だろうと、パーチ柄だろうと普通に食ってくるだろうと思う。まあでもギル食ってるバスをギルルアーで釣るっていうことの楽しさは、ルアーの楽しみ方としては正しいように思うから、ベビーブリーム投げてバス釣ってた少年時代も楽しかったからよしとしておこう。よしとしておくんだけど、この手の”リアルプリント”ってなかなかに趣深くて、そんな人気もないし、珍しくもないから中古の値段も手頃だしいっちょ揃えてみましょうか、という気分になって。箱入り美品とかじゃなければ千円もしないぐらいなのでサクサクと集めてみましたレーベル「ベイトフィッシュシリーズ」4種コンプリート。釣れそうな顔してやがる。リップの補強考えて実戦投入してみようかしら?
 お次も、クランクベイトでこれは実戦投入の弾として集め始めたら、よけいな蒐集欲がムクムク湧いてきて、思わず星取り表まで作って中古買いあさってしまった。スミスの「ハスティー」シリーズです。深度別に機種を揃えた”システムクランク”の我が国では元祖的なシリーズで、1~4まで潜行深度が深くなるにつれ本体も大きくなる4種類のサイズが用意されていた。ハスティー1がワシの根魚タックルだと潜行深度が50~100cmの間で浅い石組みの上を通すのにちょうどよく、ハスティー3はカタログ数値だと3.5m潜るとなってるけど、8号リーダー付けて海水で使うと3m弱しか潜らない。ただ、3m前後が近所漁港では根魚の実績が多い水深で、ハスティー3は動きも良くカラーも豊富で3m弱のチョイ浅めのポイントや、わざと底を切ってやや魚の上方を通して根から離れさせて食わせる用途で重宝している。ハスティー4はリップのお化けのような特異な形状でリップからボディーの背中にかけて全体で水を掴んで暴れまくる感じで、動きはとても派手で使いどころはあるように思ってるけどまだ実績はない。むしろボートからやるサケ釣りとかでウィグルワートやホッテントット、タドポリーの代打が打てるんじゃないだろうか?実にいい顔してるルアーで見てるだけで楽しい。そしてハステー2も普通に良くできたクランクベイトなんだけど、潜行深度とキャラクターがピーナッツⅡDRとかぶりまくってて、ワシピーナッツでできる仕事はピーナッツに任せたいと思うぐらいに信頼しているので、ミスティー2の出番は残念ながらなさそうである。なさそうなんだけど、4種類ある上に、カラーも豊富でスミスさん良い色揃えてござる。全色揃えるのは無理にしても、何種類かは同じカラーで4サイズ揃えてしまいたくなった。何しろ使う目的で買ってたら、2のサイズ以外既にそろってたりしたので、これはついでにいっとくしかないなと思ってしまったのである。結局メタリックな”火の玉ハスティー”って呼ばれたらしいカラーのうち緑系と赤系、他に緑系のベーシックなのをと3色で4サイズ揃えることができた。三色同順というか四暗刻か?すごく良いルアーだと思ってるけど廃盤になってて、でもよく売れたルアーなので中古の弾数は豊富。昔よく売れたってことは、よく釣れた実績大のルアーなわけでそれが中古で安く売ってるなら買って使えば釣れるに決まってる。
 最後、ABU「ハイロー」は一見ナニが違うのかよく分からんように思うかもだけど、こいつらは実は産地が違う。もちろん古いのは本国スウェーデン製(med inじゃないところがやや怪しい)、ワシがシーバス用とかで買ってた時代は台湾製、そして意外なことに「Made in Japan」の時代があるんですねこれが。ABUマニアなら常識かもだけど、カーディナルCシリーズとかのリールは日本製のが結構あるのは知ってたけど、ルアーも作ってたとは知りませんでした。というわけで3つの産地と思わせておいて、最後世界の工場中国製が、実は背景に隠されているのにお気づきいただけただろうか。同じサイズで揃えたいところだけど、いまハイローって定番品としては作ってなくて、企画モノ的にこの20センチのデカいのとか、もうちょっとまともなサイズのジョイントとかが最近売られてた。ABU(ABUガルシア)のブランドがなくならない限り、たまにハイローは作られるだろうと思うので、次の生産国はどこになるのか?出たらいくつか買うんだろうなとは思っております。

 てな感じで、かわいらしい”役”を作ってたりするところだけど、実は狙ってる役満級の役はあって、一つはルアー関係なんだけどここ5年ぐらいで2回ヤフ○クに掛かったけど、2回とも競り負けて手に入ってない。2回目は根性で1万5千円ぐらいまで頑張ったけど、相手降りる気なさそうなので尻まくって逃げました。もういっちょはリールなんだけど、これはそもそも出てこない。イー○イでもヤ○オクでもメ○カリでも見たことがない。出てきたら相場もクソもないのでそれなりの金額突っ込む覚悟はしているけど、出てこんものはどうしようもない。生産された期間が短いのと、それほど注目を集める機種じゃないので出てこないんだと思う。高くても出てくればチャンスもあるんだろうけど出てこないとどうしようもない。まあ気長に待ちます。出てきて確保できればまたネタにしますので、うっすら期待しておいてください。

2 件のコメント:

  1. 3枚目の画像見て、あまりの懐かしさで悶えました。
    40年前にシリーズ全部揃える為に小遣い貯めた記憶があります

    このベビーシリーズシリーズ集めるよりウィRのシリーズ集める方が、子供心にも判ってたんですが、
    矢鱈とカッコいいから集めてしまいました。

    返信削除
    返信
    1.  この辺のルアーは再販もされてないし、我々世代には刺さりますよね。
       サスペンドRは導入検討してますが、意外に弾数少なくて出てこない。大事にされてる理由が分かります。
       サスペンドのディープクランクって意外に少なくて、我が家にあるのはバスハンターSPとマッドペッパーサスペンドぐらいで、もうチョイ潜るのも探してます。DB3ドレッジは良さげだけどれいによって強度面が、って楽しく悩んでます。まあ最終的には穴開けて水でも入れて調整してもいいんですが。

      削除



2025年1月18日土曜日

深く静かに潜行したり止まったりせよ

  年末にツーテンの虎ファンさんから、北海道銘菓詰め合わせが送られてきて、その中にしれっとディープクランクも数個混じってた。銘菓のほうはワシの口に、ディープクランクの方は根魚の口にというのが送り主の趣旨であろう。お気使い感謝。

 そのうちの1つが写真のルアーで製造元の変遷とかはあるけど、おそらくサンシャインフィッシング「ベクトロン60」だろうと思う。このルアーの特徴は樹脂製のクランクと言えばラトル入りがお約束だけど、コイツはノンラトルで結構釣れるらしく、このタイプのディープクランクはあまり種類がないのもあって、販売当時は知る人ぞ知る名作的な存在だったようだ。

 ラトルのあるなしって気にした方が良いような悪いようなで、ミノーとかだと、なきゃダメってこともないし、ない方が良いと単純に言える感じでもない。要素としても固定重心かどうか、とか動きの質的にブリブリ強い動きかユルヨタのおとなしい動きかのほうが重要には思っている。ただ、クランクベイトの太いボディーにラトルは相性が良いのは素人でも見て分かるぐらいで、クランクは激しく動いてラトルでアピール力追い打ちってのが一般的ではある。とはえいえラトルなしのバグリーのクランク軍団の強さを知ってると、クランクベイトにおいてラトル有りがいつも正義とは限らんなと思っていて、根魚クランクにおいても「DB3」をラトル有りのクランクとローテーションさせて使って、なんか反応違う気もするし結果も出ているところである。ただバグリーのルアーには欠点があって、食わせる能力は独特の強さがあって文句ないんだけど、バルサ製で、かつ貫通ワイヤー方式ではないので強度面に不安がある。バスやシーバスならよほどの大物でも、水揚げしてから網の中で壊されるぐらいで魚は揚がりそうで大丈夫だと思ってるけど、デカい根魚を力業で根から切るようなやりとりになると、バルサボディーが割れて後ろのヒートンが抜けたりする恐れがある。ある程度ヒートンを長さのあるものに変えて接着剤で固めてと対策はしてみたものの根本的な解決とはいかず、釣れる魚の型が大きくなってきたら改善策おいおい考えていこうと思ってたら、昨年の釣果をみるに意外にそれは急ぐ必要があるという気がしてきた。
 っていうところに、ノンラトルのディープクランクのベクトロンである。バルサのノンラトルと樹脂製のノンラトルで同じような効果が得られるか?というと、やや疑問がある。なぜならラトルがなくてもハリやスプリットリングが擦れて立てる音って案外大きくて、その音の響き方が中身がみっちりつまってるバルサ製と中身空洞の樹脂製では全く違うはずであり、なんなら環境中にある音を反射する様子の違いも魚が聞き分けている可能性もある。ノンラトルのバルサ製のルアーと樹脂製ルアーを空中でガチャガチャとハリ音させただけでもちょっと違うなと感じると思う。水中において空洞を中に有するかどうかというのは音響探査の分野では大きな違いとして認識されていて、浮き袋のある魚は明確に水(海水)と音の反射特性などの違う気体を体内に持ってるので魚探などではハッキリ映る。ところが浮き袋をもたないオキアミやらイカやらは今時の高性能な魚探なら映るのかもだけど、昔は映らなかった。アブラソコムツやらバラムツやらの”ワックス魚”が魚探に映りにくいのも奴ら浮き袋じゃなくてワックスで浮力稼いでるからで、昼は深海の深いところにいて夜はジグしゃくれるぐらいの浅いところまで一気に上がってくるってのは浮き袋もってる魚がやったらメンタマ飛び出るはずである。そして100m水深ぐらいから一気に船縁まで上げてきてもひっくり返ったりせず平気で暴れる。
サイレントじゃない5XD、マッドペッパーマグナム
 っていうぐらいで、単純にノンラトルのディープクランクならバグリー「DB3」の完全互換ができるかというと、できねぇだろうなと思う。思うんだけど完全な互換性なんてこちとらそもそも求めてなくて、他の主力ディープクランク、例えばストライクキング「5XD」のようなラトル有りそこそこしっかり動く、っていうのと違う性格の”何か変える”ための札として切れる手札となればそれで事足りる。ということで樹脂製ノンラトルディープクランクも試さねばなるまい。ベクトロンは意外と言っては失礼ながら、結構人気あったようで中古市場見るとそこそこ弾数もありそこそこ安い。こいつが根魚クランクタックルで海水で3mぐらい潜ってくれればまずは候補なんだと思うけど、調べてみた限りでは淡水でまあ14ポンド直結とかだろう条件で3m前後の潜行深度とされていて、ちと潜り足りない。ただ、調べてみると意外にディープクランクの名品にはサイレントバージョンが派生モデルとしてあったりする。まあ金型一緒でラトルなり重心移動なりを固定してしまえば良いだけなので、企画としては安上がりではある。「5XD」にも「マッドペッパーマグナム」にもサイレント版はあったようだ。あったと書いたように「マッドペッパーマグナム」の方は既に廃盤で、サイレント版「5XD」は現役のようだけど今時ディープクランクも流行らんのか正規で入ってないのか通販見てても売り切れてて補充されていない気配。あと主力と同じ形のだとワシ夜の釣りだとなるべくヘッドランプもつけたくないので、一々振ってラトル有りか無しか確認せねばならず紛らわしい。灯り付けて魚に警戒されるのもイヤだし、他の釣り人に釣り場を気づかれるのはもっとイヤ。
 で、調べてみたら良いのがありました。ディープクランクの世界では90年代から活躍している実力派、ボーマー「ファットフリーシャッド」のサイレント版は中古でも珍しくないぐらいに売ってるので早速いくつか買ってみた。潜行深度は約5mで海水中でも4m近く潜りそうでやや潜りすぎだけど、竿立てて加減してとかでなんとかなるように思う。まああかんかったら最悪、適当な潜行深度のヤツを穴開けてラトルやら接着剤で固定してもいけるけど、なるべくなら”つるし”の状態で使えた方が面倒くさくなくて良い。そして左上に写ってる変なオレンジのはなんやねんっていいうと、もう一つ切る手札として考えているのに”サスペンド”っていうのがあって、ぬこさんがレーベル「サスペンドR」試したらいけたとのことで、居るけど食い切らんってときとかに”止め”て見せるってのもデキれば戦略の幅が広がるなと思ったんだけど、こっちは難しい。サスペンドのミノーやシャッドなんかは珍しくもないんだけど、ディープダイバーで3.5~4.5ぐらい潜るサスペンドってさんざん探して、写真のストーム「ライトニンシャッド」の大きいのぐらいしか見つけられなかった。ストームがラパラに吸収される直前のモデルらしく、中古の弾数少なくてこりゃ確保も難しそう。サスペンドなので浮力はそこまでいらんということで、クランクベイトというより薄っぺらいボディーでシャッドの系統らしいけど、まあ使い方としてはディープクランクである。これも、最悪樹脂製のディープクランクに穴開けて水でもステンの玉でもぶち込んでサスペンドにしてしまえば事足りる。でもやっぱりなるべくなら”つるし”の状態で使えた方が面倒くさくなくて良い。
 ってなことを考えてて、年末ネットの海をさまよってて、ウォールアイ用のコットンコーデル「ウォーリーダイバー」にはサスペンドモデルがあって潜行深度的にもいけそうな感触、ABS(アメリカンバスショップ)さんの店じまい半額セールは今日までだったなと、大晦日に余計なモノも含めて買いました。ちなみに探していたサスペンドモデルは売ってなくて「マグナムウォーリーダイバーCD7」というカウントダウンかよ?っていうのしかなかったけど、海水でフックもシングルに替えてなのでちょうど良いぐらいになるだろ?というエイヤの博打で2個買った。ついでにどうしても気になって仕方なかった、ボーマーブランド史上最大ミノーである「サーティファイドデプス8インチ」も買ったった。使いもせんのにアタイのバカ!って感じだけど、マンズやポーは見逃せてもボーマーの最大ミノーは見逃すことがデキんかった。写真縮尺狂ってる感じでイマイチ大きさ分からなくなってるけど、手前の小さいシャッドみたいなのが”マグナム”ウォーリーダイバーで10センチぐらいのボディーである。真ん中の青いのはこれは実用品の良く飛んで丈夫な樹脂でデキたラトル入りFマグという感じのソルトウォーターグレードボーマー「ウインドチーターミノー」15センチ。
 で今回本命のマグナムウォーリーダイバーCD7、箱書きを読むといきなり「深い水深はデカい魚を意味する」ときたもんだ。トローリング想定で20フィート(約6m)潜るとのことだけど、キャスティングでも3.5mぐらい潜るらしく潜行深度的にはちょうど良い。サイズもそこそこあってゴトゴトラトルもあってアピール力も充分だろう。一体成形ではないんだけど、リップの根元がネジ止め式で強度補強が図られていて安心。リップの先の金属球は、レーベルのザリガニとかでもみられるけど「外すとフローティングとかになるのかな?」とか重量調整用だと思ってたけど、調べるとこれ、リップを下に向かせて安定して潜っていく様にするための重石らしい、たしかにディープダイバーはある程度以上潜るとラインの角度が立ってきて前傾姿勢だったのが水平姿勢に近づいていく。そういうのを防いでなるべく前傾姿勢のまま、かつ速度をあげても動きが破綻してひっくり返らないようにとかの目的でリップの先に重さを与えているようだ。金属リップのトローリングに強いディープダイバーの機能再現ということか?ブクブク沈むなら取っ払おうかとも考えていたけどあまりお薦めできない方法だろうな。
 で、フックを使用時のシングルにして、とりあえず真水張ってバケツに浮かべてみた。

 ウッキウキやんけ!なんならサスペンドでも何でもないサイレント版ファットフリーシャッドが一番ボディーが沈んでるぐらいで、ライトニンシャッドは薄いボディーで浮力小さくしてるんだと設計意図を読んだつもりだったけど関係ないじゃん、これはフックがどうこうのレベルじゃなくてポッカリ浮いてますやん。そしてコーデルのCD7はラパラの「CD7」とは全く違ってカントダウンの略じゃなくてコーデルのダイバーとかの略なんだろう。もろにフローティングでございました。まあ、この手の長い形状のミノーやシャッドで3.5mも潜るとなると他にはない存在なので手持ちの札としてはありっちゃありだな。悪くないかと。

 とはいえ、そうなると”サスペンドのディープダイバーが欲しい”というのが振り出しに戻る。スローシンキングのディープダイバーなら海水中ではちょうど良いぐらいになりそうで、そういうタイプをというとバグリー「DB3ドレッジ」、ザウルス「クランカウルス白目(スローシンキング)」が思いつくけど、そうなるとまたバルサ製プラグの強度の不安が生じるわけでこれも解決策たり得ない。なんかいいのないのか?良いの知ってる人が居たら是非ご教授願います。まあ、最悪サスペンドに改造は穴開けて適当な位置にオモリ仕込むなり水注入してしまえば良いんだけど、面倒くせぇんだよね。

 ということで、今年一発目のルアー図鑑うすしお味第78弾は、サイレントだったりサスペンドだったりのディープダイバーを探してみました。まあ今年も症状が出てルアーはあれこれ買ってしまうんだろうな。アタイ病気がにくいッ!

2 件のコメント:

  1. かつて、ブルーオーシャンの開発事、
    サスペンドの要望が多く寄せられてブルーオーシャンSPバージョンを出したのですが、
    完全に沈む高比重のルアーはゴミになる可能性が高いから
    ブルーオーシャンSPはフックとスプリットリング抜くと浮くように作られていたそうです。
    無理にサスペンドのクランク探すより
    フック側に板オモリか何かくっつけてサスペンドになるよう調整すればやりたい放題だと思います。
    経年劣化ボディ、バルサ貧弱ボディとか気にしないで済みますし
    フローティングで実績あったルアーでもサスペンド化がありになります。

    返信削除
    返信
    1.  確かにボディーに細工するより浮いて回収される率は上がりそうですね。最終手段はハリにスズハンダですかね。でも、もうちょっと探してはみます。

      削除







戻る

HOME