○5500SS
一番始めに手に入れたスピンフィッシャーがこの5500SSでした。現在ではなんだかんだと買い集めて5台あります。
今から10数年前、就職して東京に出てきてしばらくして、職場の先輩に誘われ初めてオフショアのシイラ釣りに行きました。
そのとき先輩が使っていたのが、メタルボディーの550SSとスミスの名シイラ竿オフショアスティックで、ちなみに私は借り物のライトGTロッドとダイワのリールでたいして大きくないシイラの予想外の強烈なひきに腰ぬかしそうになってました。
(腰の引けたファイト)
すっかりハマって、すぐにシイラ用の竿とリールを買うことにして、先輩と同じタックルを手に入れようとしたところ、竿はすかさず入手しましたが、スピンフィッシャーは既にグラファイトボディーの5500SSに代替わりしていて、強度的に大丈夫かなと若干迷いましたが、先輩の「実用上問題ないと思う。」との言葉を信じて購入しました。
以後十数年にわたって使い倒して、先輩の言葉に間違いはなかったことを確信しています。シイラ・カツオあたりを釣るには全く強度的にも問題ないようで快適です。
(シイラ、カツオ)
また、ショアから重量アップしたミノーやメタルジグなど重いルアーを投げてハマチやシーバスを狙う場合にもスミスブローショットH10fと組み合わせて活躍してます。
オフショアスティックとの組み合わせは、ボートからナイロンの14から20LB、PEの3から4号あたりを使う釣り全般に使えそうですが、いかんせんオフショアスティックの白のブランクスに青のラッピングは淡水には似合わない、というか気分ではないので、黒のセントクロイ社製のブランクスでちょっとパワーアップしたような竿を自分で組みました。シイラやらライトジギングやらに加え、ライギョやら琵琶湖大ナマズやらも釣っていて何にでもつかえる竿として活躍しています。淡水でそこそこ大型のサカナを釣るときは一般的にベイトリールを使うことが多く、私も普段はアンバサダーを愛用していますが、スピニングタックルでも特に支障なく釣りできます。なぜこの分野ではスピニングがあまり使われないのか考えてみると不思議な気がします。
(2008.3)
(2008.8)