2009年夏休み 沖縄遠征 7月26日〜8月1日

 

きーめーたー沖縄の海にしよう〜 

 カヤックでリーフの小物、オカッパリで河川の小物、夜釣りで一発大物を狙って、夏休み沖縄方面に同居人と遠征してきました。

 沖縄の釣りは人気もあり、ガイドサービスも充実していますが、その分ガイドもあまり無かった昔に比べると魚も減っているように感じており、とりあえずカヤックであまり人が叩いていない場所を攻めることを念頭に、春に同居人が良い釣りしてきた場所もまわる作戦。

 一発大物は、潮が朝一干潮で夕方の干潮はあまり引かないという、川に魚が入る潮を意識して、夜の河口がらみのよさげなポイントをグーグルの衛星画像からいくつかピックアップして行きました。

 

 26日日曜日、夕方着でレンタカーを借り一路宿へ。ドライブインで夕食取ったり、魚屋をひやかしたりしながら、最初の宿であるビジネスホテルへ。魚屋にはスクガラスとかシラヒゲウニとかフエダイ系やマチ類とかいかにも沖縄らしい魚が並んでいた。

スクガラスはアイゴの稚魚塩辛

 宿に着くと、あいにく雨が降ってきたが、釣り場の川のすぐそばということで、単身出撃。メッキぐらい楽勝やろと考えていたが、雨で活性上がっていたのは草むらのアフリカマイマイぐらいなのかほとんど半応無く、いくつかポイントも川も替えて初日からよけいな体力を使ったにもかかわらずスカ。先行き怪しい展開。

アフリカマイマイ

 27日、翌朝は、まだ天気が不安定で雨が降ったり止んだりなこともあり、カヤックは出さずに同居人をガイドにオカッパリ実績ポイントを攻めることにした。

 まずは、朝飯前(釣れていないので寝付けないしはやく目が覚める)に昨日も攻めた宿そばの川を攻める。お薦めポイントは追いはあるが魚が小さくルアーを食いきれない。靴脱いで裸足で下流に移動していると、浅瀬でデカイカニが2匹慌てて逃げるのを発見。棒で追い回してはさまれないように注意して捕獲。なかなか立派なサイズ。腕の模様からアミメノコギリガザミとみた。

マッドクラブ

 その後、コトヒキが良い反応を見せ始めバイト5gで1尾ゲット。やっとスカを逃れ安堵。小物だが一匹目はやはり嬉しい。

やっと1尾目

  その後、排水溝からの流れ込みの深みでBHポッパーに良い感じで出てウルトラライトのロッドを曲げてくれたのは、手のひらサイズのゴマフエダイ。いかにも南の魚っぽいアイラインが色っぽい

マングローブジャック

 その後、ミノーでコトヒキを1尾追加して朝食後、同居人と更に下流のエリアを攻めに行く。マングローブ類のはえる浅瀬で小魚追い回されておりポッパーに何度が出て、コトヒキ1尾ゲットしたが、その後反応無く移動。

コトヒキ

 港でタナゴ竿で小物釣りをしようということになった。港内にはたくさんハブクラゲっぽいクラゲがいて恐ろしい。魚肉ソーセージを撒き餌に、生分解ワームのガルプをちぎって餌にして釣る。

 同居人好釣で、なぜか当方が釣り始めると群れがいなくなったりするので、1尾だけ釣らせてもらってあとは、カメラマンと餌撒き係に徹する。スズメダイ系は結構ダッシュ力があって大きめのはタナゴ竿ギュンギュン曲げてくれます。

 赤いベラっぽいのは帰って調べたらメギス。シマシマのスズメダイはシッポに黒い線がはいるのがロクセンスズメダイ、シッポに線が無く背中に黄色がのるのがオヤビッチャ、茶色で目の下に紫のお化粧しているのがルリイシガキスズメダイだと思います。

メギスルリイシガキスズメダイ

ロクセンスズメダイオヤビッチャ

 お昼になったので、移動しつつ沖縄そばだの食いつつガイドお薦めの河口から堰堤のポイントを攻める。当方はフライを出してみた。河口エリアメッキが多いがいかんせん小さい。二人とも写真のサイズを何匹かゲットして堰堤方面へ移動。ちなみに今回フライはマドラーミノーしか使わなかった。

ガイドのメッキフライでメッキ

 堰堤からの流れ出しでは、小メッキが好反応、クロダイ系も泳いでいるのが見えたがこれはかからず。

流れだしメッキ

 ショボい魚道もあったので、堰堤上も狙ってみる。ビッシリ生えた水草の脇をとおすとテラピアっぽいのが追ってきて食った。テラピアだった。多分モザンビカ。

メス

 真っ黒な婚姻色が出ているのがいたので狙ってみると、コイツも食った。普通テラピアは藻類とか泥の中の有機物を食べていてフライやルアーには反応悪いが、ここのは水生昆虫とかも食べているのかフライへの反応は良かった。パン撒いて活性上げて釣るのは、都会のコイ釣りを連想させていまいち興ざめだが、普通にフライに反応してくれるとサイズも引きも文句なしのなかなかの釣り物。6番ロッドでは水草に突っ込むのを止めるのに苦戦しました。黒系にシッポのエッジだけ赤という配色は渋くなかなか南国ぽくって良い。

真っ黒婚姻色

 やや疲れてきたので、道の駅で休憩。平日ということもあり人もあまりいなかったのでソファーでおもいっきり昼寝。

 昼寝後、ガイドお薦めのミナミクロダイポイントへ、下流に潮が満ちると沈むような低い堰堤があるため流れがよどむのか、サトウキビ畑の間を流れるのでやや富栄養化しているのか、トロンと濁った川。テラピアがメチャクチャいてフライラインに驚いて逃げるのでルアーにチェンジ。

 時々、追われている魚がいて、BHポッパーにも何度もスザマジイ勢いでバイトしてくるが、一向にフッキングできない。良いサイズのメッキか何かか?「老いたかオレ」となかなかフッキング上手くいかないのを嘆いていたら、やっとかかってくれた。と思ったら次の瞬間スパーンと大ジャンプして空中でラインに引かれてクルクル回ってフックアウト。細長い銀色の魚体「ターポンや!」と必死になって狙うがその後もフッキングがどうにもこうにも悪い。パシフィックターポンならフッキングの悪さも納得であるが、何とか釣りたい。

 粘ってちょっと上流に移動したら、派手に食ってフッキングした。ばれるなと祈りながら飛ばせないように寄せてきたが、足下に寄せてあげようとしたら、狂ったように跳ね回る。凄いジャンプだがターポンではない。レディーフィッシュことカライワシである。何とか引っこ抜いてゲット。40センチ弱か。

カライワシどこがレディーやねん

 正直、エソみたいな顔したイワシ系の細長いパッとしないルックスでフライフィッシングの対象魚であるとは知っていたが、あまり評価していなかった。が、実際釣ってみて高評価に納得。バイトはド派手でファイトは跳びまくりの最高に面白い魚だ。もう一尾かけたがこれもバラした。

 最後にミナミクロダイをゲットして、宿に移動。ガイドの同居人、「釣りの上手い人」と呼ぶにふさわしい良いガイドっぷりでした。堪能。

BHミナミクロダイ

 宿は、なかなか趣のある民宿で、食事をする離れがあったり、スイレンのある琉球メダカ用のビオトープを眺める茶室のような部屋もあったりして5千円の安宿なのに素敵。食事が大変美味しく、共同洗濯機があるのもありがたい。

茶室?巨大魚(陶器製)のいるビオトープ 

 シャワー浴びて、夕食食べてまったりしてから、2人して近くの港に繰り出しアバサー(ハリセンボン)をワームで釣ったりして遊んだ後、当方は河口のあるサーフにGTロッド持って出撃。ホタルが一匹飛んでいて星も綺麗だったが、反応無し。

アバサーGTタックル

 

 3日目、28日天気も良さそうなので、とある川の流れ込む湾でカヤックを出す。準備中に湾口部の岬のあたりで鳥山が見えて気合いが入る。準備中に同居人があっさりコバンアジゲットしやがって頭に来る。

コバンアジ 

 出撃して鳥山目指す。岬のあたりに到着すると既に鳥山はなかったが、岬の磯などを攻めているとボイルが散見される状態で、小魚が追われる毎にエンヤコラとカヤックを漕いで乗り込むが、着いた頃にはボイルは終わっていてスプーンもポッパーも反応無く苦戦。一度カヤックの下を2,3キロクラスのアジ系の魚が泳いでいったが、進行方向にルアー投げても反応無し。オニヒラアジあたりか?

 釣れそうで釣れない状況の中、ボイルまちの間にサンゴの張り出しで同居人ニジハタをゲットする。

岬ニジハタ

 しかし後が続かず、風も吹き始めたので湾内に戻るが、岸沿いのサンゴのエリアも反応無い。

 島状の岩場のエリアでウミガメ発見してみていたら、ボイルが始まった。4,5匹の群れだろうか、アジ系の派手な捕食音を響かせて小魚を追い回している。距離もそれほど遠くなかったので、1、2発有効なキャストがあったと思うのだが、食わせられず。ガックリ。しばらく待ったがその後は反応無し。

 上陸すると、追われたらしいベイトフィッシュが打ち上げられていた。カタクチに似ているがキビナゴのような銀色のラインが入っている。タイワンアイノコかな?

はものまわし

 良い場所に良いタイミングで入れたようなのに、結果が出せずに悔しい。ボイルの釣りはなかなか難しいものではあるが、釣れると最高に気持ち良いのだが。

 河口でちょっとメッキを狙って撤収。メッキは今回どこに行っても小さかった。その中でも同居人の釣ったコイツは最小。

小メッキ良い天気  

 昼飯、昼寝の後、欲求不満なので昨日のカライワシポイントに行く。今回はフライタックルで。

 マドラーミノー水面直下引きしたが、レディーフィッシュはフライにも反応良く小物含め、3匹ゲット。

フライでももいっちょ

小

 コトヒキとミナミクロダイもゲット。

ミナミクロダイコトヒキ

 レディーフィッシュの口は堅くてざらざらした歯が生えている部分と、逆に薄い膜ですぐ裂けてしまう部分が多く、かかりどころが良くないとあっさりフックアウトするので、フライは首振ったときに外れにくく良い感じ。

 同居人も口の奥まで吸い込まれやすいようにフックを後ろの一本にしたポッパーで2尾ゲット。口の周りにかかったところでジャンプで外されるので意外に効果的だったよう。ちなみに食い損なってもまた出ます。

同居人ゲット

 1、2時間でバイトは当然釣れたよりたくさんあった。良いポイントだ。

 今回の旅では、水辺のあちこちでアカショウビンの「キョロロロロ〜」という声を聞いたが、姿は見えなかった。しかし、同居人は「オラみただ!」という。羨ましい。どんなヤツだったか聞くと赤くて、ハトより大きいぐらいで首と足が長かったとのこと。それ違う。絶対違う。ハトより大きいカワセミの仲間は南洋にいるけど沖縄にはいない。ちなみに足も首も長くない。図鑑で調べたところリュウキュウヨシゴイという鳥のようだ。鳥や虫、両生・爬虫類はさすがにたくさんいて、釣り以外でも楽しめた。

 その後夕まず目、港でタナゴタックル小物釣り。ロクセンズズメがメインでたまにオヤビッチャそれにメギスが釣れた。この釣りも楽しい。

ロクセンスズメオヤビッチャメギス

 夜は、明日のリベンジのため釣りには行かず早めに寝る。

 

 4日目29日、同居人は釣れるかどうか不安の残るカヤックに見切りを付けて、トレッキング。アカヒゲとかのカワイイ鳥や、固有種のカエルやヘビ等たくさんみられて楽しかったそうな。

 当方は、ここまでカヤック持ち込んで2連敗はゆるされんという気がしたので、気合いを入れて得意のサンゴの隆起した浅いエリアをスプーンで広範囲に攻める方法に作戦を絞り、昨日とは別の湾で出撃。

 波のあたっている方が釣れそうなので、波が砕けている岬状のサンゴの隆起部を脇の深くなっているスリット状の波の少ないエリアか、波が砕ける手前の沖側から狙う。

波 

 波が砕けたサラシ状の泡の中に、チヌーク14グラムをぶち込んだら、ギュギュンと向こう合わせて突っ走りはじめた。カヤック引っ張られて波の来るエリアに侵入。アジ系なら波の中を引き回されることになりそうでやばい。浅い珊瑚礁の上を波にもまれて転がるのは想像するだに痛そうだ。

 しかし、最初のダッシュの割に意外にあっさり止まって寄せることができた。フエダイ系だ。

 ランディングして、浅いエリアから逃げようとしたが間に合わず、しばし波に運ばれてサーフィン状態で焦ったが、パンツ濡れただけで無事。とっとと浅いエリア脱出して写真を撮りリリース。

 現地でクチナジと呼ばれるイソフエフキかその近縁種。30〜40とまあまあのサイズではあるが、このサイズでいくら軽いとはいえカヤック引っ張るダッシュ力は立派。

クチナジ

 やっとカヤックで獲物をゲットできて嬉しい。

 その後は、同様の浅いサンゴのエリアをスプーンで攻める作戦で、順調にカンモンハタ、ホシゴンベ、ニジハタ、ハコベラ、マトフエフキをゲット。カンモンハタ中心に10匹を越えたので2時間弱で終了。

イシミーバイ浅場カンモンハタ

ホシゴンベアカミーバイ

笛吹系ハコベラ

 帰り際、湾の真ん中辺りのサンゴのスリットで、またも良いバイト。サンゴに糸がすれないかハラハラしつつゲット。最初と同じくらいのクチナジ。ルアーはバイト10グラム。満足。

2匹目

 上陸して同居人をピックアップして、次の宿に移動。

 次の宿はワイルド。いろんな花の咲く植物などが植えられていてジャングルの中の雰囲気。

食堂外観部屋からの眺め

 チョウチョやキノボリトカゲ、リュウキュウカジカガエル、3種ぐらいのゴキブリ、クモ(アシダカグモかその近縁種?)と蚊もたくさん。ヤモリもたくさん。

 夕飯までにそばの河口で、ちょっと小物釣り。当方スカだが、釣りの上手い人はオキフエダイとコトヒキをゲット。

オキフエダイコトヒキ

 マグロタタキだのズイキの炒めものだの旨い夕飯を食って、近くの漁港で夜釣り。同居人はワームでホウセキキントキ、テリエビスゲット。

キントキ系テリエビス

 キントキはワーム飲んで死んでしまったので、当方はGT狙いでポッパー投げていたのを、切り身餌でのタマン(ハマフエフキ)狙いに切り替える。

ブッコミ仕掛け

 たまに水面で餌食っている捕食音が聞こえるが、せいぜい2、3キロクラスか。オレは10キロオーバー狙いだぜと、スカを食う。

 

 4月30日、5日目。朝一、漁港外のリーフをカヤックで狙いに行く。ここは昔ウェーディングでイシミーバイ爆釣した思い出の場所に近く期待できる。

 準備中にスロープ周りでボイルがありコトヒキゲット。

スロープにて

 出撃後まず港内の浅場を攻めて、同居人がイシミーバイゲット、その後、港の外に出てあまり波のきついところには行けなかったが、そこそこ波の影響があるサンゴの隆起部分で爆釣モード。最初、ヤマブキベラのラッシュがあって、その後もイシミーバイとイソゴンベがコンスタントに釣れた。朝飯の8時に間に合うように上陸したが、2時間弱で2人とも10〜20くらい釣った。

 港の堤防

1ッ発目ヤマブキベララッシュ

波が打ち寄せる

イシミーバイイソゴンベキヌベラメス?

 カヤック持ち込んだのはこういう釣りがしたかったからよ、と朝飯後当方はひとりで再度出撃。

 朝食に、港で釣っていたようなサイズのスズメダイがついていた。卵もっていてうまい。

スズメダイ塩焼き

 イシミーバイとイソゴンベがあいかわらずよく釣れた、潮が満ちてきて釣りにくくなったのと風が出てきたので2時間弱で撤収。

イシミーバイ 足の裏サイズ上陸 

 午後昼寝の後、夕方港でワームを投げたが、同居人がカニを釣ったのみ。夕食後、最後の一発大物狙いでGTポッパーと大きなミノーを投げたが、これも反応無し。

カニ

 夕食に、トビイカの墨炒めが出て感動した。歯ごたえがあって旨い。一番外の足(腕)の端が広くなっていて飛ぶのに適応している。「トビイカですね」と宿の主人に言ったら、ナイチャーのくせによく知ってるなと感心された。

トビイカ 

 

 6日目、今日荷物はまとめて送り返すので、カヤック最後の出撃。

 しかし風が強い。天気は下り坂か。港内で同居人がカンモンハタ一匹釣ったが、港外に出ると波がきつく、ほぼ当方は漕いでポジションを安全に保つだけで精一杯。しかも昨日あれほどあたったのに、反応が渋く、同居人がイソゴンベ釣った時点で撤退。

嵐の前か?

 海は一日違うとまったく違う表情を見せる。最後残念だったが仕方ないだろう。安全第一。深追い禁物。

 カヤック干していたら雨が降ってきたので、一旦しまい込んで、車で空港のある街に向かう。

 途中、天気も良くなったので、レディーフイッシュポイントでカヤック干して、荷物をまとめた。

片づけ

 同居人は、近所の子供達に教えながらレディーフイッシュ釣って遊んでいる。子供達はバイトまで持ち込んで興奮していた。釣りの上手い人はお手本に1匹仕留めていた。

釣り教室

 荷物をゆうパックで送り返して、レンタカー返して宿へ。

 

 最終日7日目、8月1日。同居人はショッピング、大物のサンダルゲットしたらしい。

 当方は、マダラロリカリア(熱帯魚のプレコ)をゲットすべく、マングローブの干潟に流れ込む河川を、上流目指した。

 干潟でコトヒキなど狙いつつ歩いているうちは良かったが、上流域に行くには地図ではたいした距離でなかったが、ひと山越えねばならず倒れるかと思った。

干潟

 苦労した甲斐あって、上流域について橋の上から覗くと、コンクリートの護岸に付いたコケをモソモソ食っている4〜50センチのプレコが数匹いる。しかし、岸のブッシュが邪魔で釣りしにくそう。

 さらに上流に移動すると、排水溝の下でテラピアの群れに混じってモソモソやっているのがいた。

 

マダラロリカリア

 

 さっそく、プレコの餌用に買ったサーターアンダギー(沖縄の球形のドーナツのようなおやつ)の基をこねて、トリプルフックに付けて目の前に落とし込む。

プレコ釣り作戦

 吸い込み仕掛けも用意していたが、テラピアの猛攻に合うのは目に見えていたのでやめておいた。

 しばらく待っていると、寄ってきてモソモソと食い始めたのでソレッと合わせたがすっぽ抜けて逃げてしまった。ショック大。

 仕方ないので、ハブにビビリつつ釣りにくそうなブッシュの場所の藪を漕いで、護岸に貼り付いているヤツの目の前に餌を落とすが、コケを食っているこいつらはサーターアンダギーミックスがお気に召さないのか全く無視。

 仕方なく再度排水溝の方に移動すると、さっきのが戻ってきていたが、警戒したのか二度と食わず、ちょっと餌を沈めてみたらあっさりテラピアに食われた。熱いコンクリの上に置くのはかわいそうなので排水溝の泥の上に置いてハリ外したらおもいっきり泥かけられた。

テラピア

 やはり最初のワンチャンスを逃したのが痛い。暑くなってきたのであきらめて撤収。さすがに帰りはタクシーで駅まで。

 空港のトイレで顔洗って、個室で濡れタオルで体拭いて着替えて、釣りの予定は全て終了。

 

 夜の一発大物はまあそんな簡単に釣れるわけはないとしても、アジ系の鳥山ボイルとプレコのワンチャンスは何とかものにしたかった。

 

 まあ、なんだかんだいっても、よく遊びました。沖縄の濃い自然は釣り以外でも見ていて楽しかったです。総合点で見れば良い夏休みでした。

ヤンバルチョウチョ

パラダイスフィッシュ

ドラゴンフルーツワモンゴキブリヒージャー

島バナナオタマジャクシ

リュウキュウカジカガエルキノボリトカゲ

花ハナムグリ?

マングローブの一種シオマネキの一種

 

 

以上

 

 

 

 

 

 2009年顛末記 後半

 

 HP