○GTルアーとロウニンアジ用釣り具論
ロウニンアジ用のルアーは近年大型化し150g〜200g以上というような一昔前ならキャストすることすら困難であったほどの大型ルアーが一般化している。
PEラインの登場とその活用に伴い、技術が進歩してゆき、ロウニンアジの狙って釣れる最大サイズが、ナイロンラインの頃は30キロぐらいであったのが、現在では50キロ以上になっており、記録的には70キロオーバーなどという巨大なサイズも釣られるようになった。
狙う魚が、最大30キロと最大50キロ以上では、使う道具や技術・戦略も自ずと異なってこようというものである。
現在の大型GT狙いのロッドは、50キロオーバーと互角にやり合えるように、かなりパワーのあるロッドとなっている。店頭で見た感触では端的にいうと短く、曲がらなくなっているように感じている。
その短く、曲がらない竿で飛距離を出すことと、ルアーのアピール力を強化し大型魚を誘い出すためにGTルアーは大型化していったようである。
しかしながら、そういった最新の釣り技術に対応した道具を手に入れさえすれば、50キロを超えるサイズのロウニンアジを釣り上げることができるかというと、そうはいかないのが現実である。
先鋭化した一部のスペシャリストが使いこなしているような竿が、一般的、平均的な釣り人にマッチしているとはとうてい思えない。
有り体にいえば、自分の筋力・体力で扱いきれないような「強い」竿は、大型の魚がかかって強く引かれたときに、あっさりと支えきれなくなり、竿を舷側に打ち付けてへし折られるか、腰を痛めてしまうか、というのが関の山ではないだろうか。
珊瑚礁などの障害物まわりに生息するロウニンアジとのファイトで、最初の突進をなるべく短く押さえ込み、止めてしまうことは重要な戦略である。
しかし、50キロを超える巨魚の突進を短距離で押さえ込んでしまうようなパワー設定の道具を使いこなせる、体力と技量のある釣り人など限られているのではないだろうか。
そういう特殊なパワフルな釣り人ではない普通の釣り人は、自ずと狙う魚のサイズを下げるか、あるいは、パワーのない道具立てである程度走られても、根ずれしないような場所で大型を狙う、たとえば珊瑚礁の水域でも水深がある場所で、ベイトフィッシュを追って浮いてきているような大型ロウニンアジを狙う、などというのが走らせてよい距離に余裕が生まれることから現実的な選択であるかもしれない。また、珊瑚礁の海域以外の砂浜や、河口、港湾などある程度走らせることができて大型を狙える場所を探すというのもありだと思う。
いずれにせよ、使える道具のパワーは、釣り人の体力・筋力的な限界で制限されてくる。 シーバス釣りやら、渓流やらの「普通」の釣りでは道具のパワーは魚に合わせて、最大級の魚が来ても対応可能な道具を選択しても問題は生じない。想定される最大の魚のサイズに合わせて道具の「強さ」を決定していくのは道具選びの正解の一つであると言っていいと思う。
しかし、「魚」にあわせて道具を強化するとあっさりと道具の「強さ」が釣り人の限界を超えてしまうような大型の魚を狙う釣りでは、逆に釣り人の限界から使える道具の「強さ」を割り出し、その限定された「強さ」の道具をつかってどうすればより大きな魚が釣れるかという戦略を練るしか無いというのが当方の考え方である。
そう考えて実践での感覚から当方が、自分の扱える限界近い道具であると考え、使用しているのが、今の愛用ロッドであるフィッシャーマンのGIANT85(元86、穂先折れたのでつめた)トラベラーと、イエローテール7fである。
GIANTはPEラインを使ってロウニンアジを釣るために設計されたロッドの元祖的な存在であり、当時ナイロンラインで狙っていた「大物」である20キロ、30キロといったサイズのロウニンアジをターゲットとし、楽に確実にとれる竿としてデビューしている。この竿で快適にキャストし使用できるルアーは100g前後である。
イエローテール7fは名前のとおり、ヒラマサ等をジギングで狙うために開発された竿だとおもうのだが、GIANTよりは短くパワーがあるので、やや重めの130gから150gぐらいまでのルアーを投げるためにも使用できる。デカ目のルアーのアピール力を試したいときや、浅くサンゴがでこぼこしているエリアなどで自分のできる範囲のパワーファイトを試みたいときに使おうと考えてロウニンアジ狙いに携行している。しかし、GIANTが気に入っていることと、飛距離がどうしても出しにくいのでサブロッドの扱いでキャスティングの釣りでは出番があまりない(ジギングではヒラマサ、カンパチと活躍してくれた)。
どちらの竿も、ある程度柔らかく6キロ前後のドラグ設定で使用し、15キロ程度の魚がかかってもしっかり曲がって、突然の突っ込みにも魚の引きを吸収してくれ、当方の体力でなんとか扱える竿である。体には優しい竿だと思う。最大で20キロ〜30キロの魚なら、ある程度押さえ込んで魚のひきをコントロールして釣り上げることができるのではないかと感じている。
でも、15キロ程度の魚がかかったときに柔らかく曲がりやすいということは、40キロ50キロといったサイズがかかったときにはパワー不足で、頭をこちらに向けて主導権をとることが難しく、逆にこちらに向いていた頭も振られて向こうをむかれてしまいやすく反撃を食らうことになるかもしれない。
そういった手に余る大物がかかった場合は、運を天に任せて走るにまかせ根ずれせずに弱るのを祈るか、いっそ竿先を魚に向けてしまい、竿を使わない綱引きファイトで止めることを試みるかいずれかだろう。
いずれにせよ、当方の使える竿はせいぜい20キロ〜30キロの魚を制御できる強さの竿である(サメ狙いに使っているサザンクロススティックのSTS76Hも同レベルのパワーの竿で良い塩梅である。30キロではすまないクロトガリザメは走るだけ走らせて獲った。)。
今時の道具のパワーアップ合戦の中においては、古い時代の竿と見られがちだが、GIANTあたりは、当方のような普通の釣り人が、ロウニンアジを釣ろうとするときには、今でもベストに近い選択ではないかと思っている。
もし、特別力持ちではない釣り人が、初めてロウニンアジに挑戦しようというのなら、当方がおすすめするのは、既に廃盤で中古市場で程度の良い品を探す必要はあるけれど自分の使っているGIANT86やサザンクロススティックSTS76Hあたりだ。とにかくいろんな意味で怪我したくなかったら、最近の竿を買うにしてもあまり「強」過ぎない竿にすることだと思う(ただし「弱」くても折れにくい竿という条件をつけると、いまいち最近の竿は信用できない。薄すぎて軽すぎやしないのか?)。
このような理由で、当方は今でも15年ほど前のタックルを使い続けているのだが、そうすると、最近主流の200gもあるようなルアーは選択肢に入ってこない。当方の使うルアーは100g前後がメインなのだが、今この重さのルアーはロウニンアジ用というよりは、ヒラマサ、マグロ狙いのものがほとんどで、種類はダイビングするリアルなペンシルベイトに偏っている。確かにダイビングペンシルが効果的な状況はあるのだろうが、こうも猫も杓子もそればかり投げていたら、スレてしまって反応しなくなっているのではと人ごとながら心配している。しかも、1個7000円以上もするような高級ルアーが、モノによっては品薄状態でヤフオクでプレミアつけて転売されているというような状況を見るにつけ、馬鹿臭いと感じざるを得ない。
当方の好きなルアーは、そういった巨大ルアー、ダイビングペンシル全盛の昨今において、なんと店頭ではあまり売っていないという状態になってしまった。ヤフオクやら、中古釣具屋で見つけて細々と補充しながら備えているのが現実である。
というわけで入手が難しいルアーを「このルアー良いですよ」と紹介するのも気が引けるのですが、メーカーさんへの「作ってくれー!」というお願いも込めて書いていきたいと思う。
○S−POP(フィッシャーマン)
ひょうたん型というかなんというかくびれをもつこの形のGT用ポッパーはGTルアーを作っているメーカー各社から出ているように思う。たぶんそれぞれ微妙に癖が違っていたりするのだろうが、基本的には似たようなもんだろうなと思っている。
元祖はカーペンターのシーフロッグあたりだろうか?それともシーフロッグにも元になったルアーがあるのだろうか。いずれにせよこのタイプのポッパーがいくつもあるのは、良く釣れるタイプだからだろう。
くびれている分ボディーが縦に長く、ポッピングしたときにひっくり返りにくく、しぶきや音も良い感じに出せる。早引きや連続ポッピングではなく、ボコンとポッピングしてユルユルとラインを回収、またボコンとポッピングという感じの省エネ的オッサンポッピングが最近の当方のポッパーの動かし方なので、そういう動かし方でいい音、良い泡、良いしぶきを出してくれるこのタイプのルアーはもっとも良く投げるタイプとなっている。
フィッシャーマンのS−POPには、サイズ違いやペラ付き、頭部が大きいビックヘッド版などいろいろなバリエーションがある。それだけ良く釣れてよく売れたルアーなのだろう。当方はカーペンターのような異常なまでに塗りが綺麗で作り込まれていてその分値段の高いルアーはあまり好きでないのでこのルアーを選択している。今ではフィッシャーマンの塗装もずいぶん凝ったものになっているが昔はシンプルだった。そのシンプルさを当方は好ましく思っている。エラまで書き込んだリアルミノーよりラパラの素っ気ないホイルフィニッシュが好きなのと同じような感覚である。人間が目で見て楽しむだけの部分は無くても良い。あっても良いが過剰なのは好きではない。
当方が主に使ってきたのは写真では右側2個のS−POP100というシンプルなバージョン。たまにペラ付きのバージョンも使うが、ペラがフックに絡みがちで結構じゃまくさい。
これの背中が緑で腹がシルバーあごがピンクのカラーは、2000年オーストラリアグレートバリアリーフで同居人が爆釣した思い出深いカラー。その時ロストしたのだが、同じカラーのモノを再度入手して、先日のクリスマス島遠征にも持って行き活躍してくれた。歯形が結構ついてぼろぼろなので代わりを入手したいのだが、サ○スイ3店まわって探しても売っていなかった。青背中とともに2個づつくらいストックしておきたいのだが売ってないのはいかんともしがたい。
どなたか、S−POP100の写真の緑背中のカラー、青背中のカラーを余らせている人はいないでしょうか、最近はでかいポッパーしか使っていないので出番が無いというような方、是非譲ってください。程度にもよりますが新品同然なら定価近くまで出します。
連絡はnamajipenn-ss@yahoo.co.jpまでメールにて。
○ロングペン(フィッシャーマン)
このルアーあたりからGTルアーが巨大化し始めたのではなかろうか。このルアー以前は、GT用ペンシルとしてはヨーズリサーフェスクルーザーがギブスペンシルを抑えて最右翼だったのだと思うが、この100で約25センチオーバー、110では30センチにもなろうかというルアーが出てからは、しばらくGT用ペンシルはこいつの独壇場であったように思う。
それまでのGT用ペンシルの使い方であった早引きでももちろん使えるのだが、なんといっても巨体から発せられる飛沫を生かすように、竿をたて気味にして竿先ではじくように高速でバシャバシャバシャと連続ポッピングさせるというのが良く効いた。
海外で釣ったときに、このルアーを使っていたら最初ガイドは信用できないような顔で別のルアーを勧めてきたが、かまわず使って良く釣れることを見せると、後半には勝負どころでは「あの長いのを出せ」といってくるほどだった。
売れまくったルアーなので中古屋で見る機会も多く見る度に買っているので備蓄はまだしばらく大丈夫そうだ。直近の釣りでは高速連続ポッピングはしんどいのでほとんど出番がなかった。今後も出番は少ないと思うがベイトボール狙いなどここぞという場面ではまた繰り出してみたいと思う。
○GTP(フィッシャーマン)
この手のポッパーもGTルアーを作っているメーカーなら1種類ぐらいはラインナップに入れているのではないだろうか。元祖はジタバグやフラポッパーで有名なフレッドアーボガストのスカッダーやオーストラリアの有名ガイド、キムアンダーソンバリー・クロス氏の作っていたポッパー(クマザサハナムロのイメージで赤いラインが入っていてかっこいい)あたりだろうか。
ポッパーといっているが、高速タダ引きで泡をひいて泳がせるスイマーというカテゴリーに分類されることもあり、そういうルアーとして考えると、むしろトローリングヘッドが起源なのかもしれない。
フィッシャーマンには同じような形をしたクレイジースイマーという初期の代表作があり、前述のスイマーの代表格である。このGTPはそのクレイジースイマーのカップの下あご部分をやや削り水噛みを軽くし、タダ引きしたときの抵抗を軽くしようと設定したルアーになっている。
このような目論見で、引き抵抗の軽めのスイマーとして誕生したルアーなのだが、カップの下側を削ったことで、ポッピング用ポッパーとしてもアクションさせたときに水中に潜ってしまわず適度に水しぶきを前に飛ばしいい音、良い泡を出してくれるルアーになった。
弾丸型のボディーで後部に重心があることもあいまって、投げていて気持ちが良いくらいに綺麗に飛んでくれる。
少しポッピングが強すぎたときに水面から飛び出してひっくり返ってしまうことがあるので、S−POPより扱いに気を遣うが、まあ良く釣れて優秀なルアーであり当方の主力ルアーの一つである。自己記録魚はこれの水色で釣っている。
○サーフェスブルGT(ヨーズリ)
ポッピングポッパーとして、大きく竿をあおっての大きなポッピングでもいい飛沫と音を出してくれるし、細かい連続高速ポッピングでも実に良い感じだ。もちろん省エネ的オッサンポッピングでもOKと、いろいろな動かし方に対応する基本性能の高さを誇るルアーである。
GTルアーというと、木製で小工房で家内制手工業で作られていて、総じて高価というイメージがあるのだが、このルアーは発泡ウレタン製でヨーズリブランドで世界中に売りまくっていたので値段が安い。木製の高級ルアーの半額程度2000円強の、GTルアーとしては安価なルアーである。
しかし、その性能は他の高級ルアーたちと比較しても何らひけをとるモノではない。もしルアーの評価基準に費用対効果も入れて考えるなら、100gクラスのGTルアーではぶっちぎりの世界NO.1ルアーであると断言してしまうほどの良いルアーである。
オーストラリアでは船に乗り込むと同時に、「このルアーは持ってきたか?」と、ロウニンアジの歯形だらけでほとんど塗装がはげきっている青銀のサーフェスブルを見せられた。「オフコース(もちろん)!」と新品のサーフェスブル青銀をボックスから取り出したところ、キャプテンは満足げにうなずいたものであった。実際その釣行でもラインブレイクして無くしてしまうまで良い仕事をしてくれたものである。
ロウニンアジにも良く効くのだが、当方にとっては「その他魚」しかも良い型のを連れてきてくれるルアーとしても印象深い。でかいヨコシマサワラも釣ったし、先日のクリスマス島でのキハダ2匹も記憶に新しい。
クリスマス島で1個ブレイク、1つは塗装はげはげになったので帰ってきてから早速補充しようとして困ってしまった。
定番商品なのでいつでも手に入るという認識であり、昨年まではバスプロショップスでも通販購入可能だったので、円高のおりだしまとめ買いしようと考えた。しかし、今サーフェスブルはシイラ用の150は売っているが、ロウニンアジ用の200は生産を中止しており、バスプロショップスのカタログからも消えてしまっている。ゆゆしき事態である。
慌てて、楽天やら釣具店のWEBショップやらで探しまくって、黒系3個、パール系2個を確保、サ○スイを3店めぐってパールピンクとサバ金をゲットした。まだ探せばカラーは限られるものの在庫はあるようだ。しかし、定番ド本命の青銀がクリスマス島で生き残った1個のみとなってしまった。
すぐに必要なわけではないが、この生産中止が、単に今作っていない端境期なだけで、市場から商品が切れた頃合いをみてまた再度生産するのか、それとも廃盤になってしまうのかは大いに気になるところである。
もし廃盤などということであれば、佐賀のDUEL(ヨーズリブランドの釣り具メーカーの今の社名)本社に嘆願書を書かねばなるまい。賛同してくれるベテランアングラーは世界中にいるモノと推察する(むしろ150gとか200gのサイズアップ版を世のGTアングラーは望んでいるかも?)。
とりあえず、このルアーを購入したファンなら余らせていることはないとは思うのだが、青銀を譲っていただけるのなら程度にもよりますが定価まで出しますので、メールでご連絡をnamajipenn-ss@yahoo.co.jpまで。
ちなみに青銀は正式なカラーコードではなく、そう当方がよんでいるだけです。クロームシルバーのボディーに青系の背中です。最終版のカラーコード表には乗っていなかったので古いカラーかもしれません。これと全く同じカラーでなくても、ショップオリジナルカラーなどクロームシルバーベースで青、紫、緑等寒色系の背中なら入手したいです。皆様よろしくお願いします。
とまあ、あれこれ書いてきましたが、所詮は15年近くもかかって20キロのロウニンアジにまでたどり着けていないヘボ釣り師の戯れ言ではあります。
戯れ言ついでにいってしまえば、当方はこれらのお気に入りのルアーが、色違いも含めて必要な数あれば、特に他の種類のルアーが必要だとは感じていません。
ロウニンアジ釣りにおいては、活性の高い魚を探して、あるいは活性の高い時間に集中してこれらのなじんだルアーで勝負してしまうという戦略しか当方は考えていません。
ポッパーで食ってこない魚に口を使わせるために、もっと食わせることに特化したルアーを使うとか、極端な大型狙いで巨大なルアーを使うとかは、当方の性格にあまり合っていないことは長年親しんだバス釣りやらシーバス釣りでの経験から思い知っています。
たまにしか行けない遠征で、そういった当方にとって苦手な戦術を付け焼き刃で試してみても、たいして良い結果は招かないでしょう。
馬齢を重ね不惑もむかえたことですし、これからも惑わずシンプルな戦略で、なじみのルアーたちを使ったロウニンアジ狙いをボチボチと続けていきたいと考えています。
↓ここでは触れなかったロウニンアジ狙いのラインシステムについてはこちらに追加してます。
ラインの切れ目が縁の切れ目−ラインシステム−
(2011.10)
○復活サーフェスブルGTあらため「ブルポッパー」
サーフェスブルGTの200がしばらく店頭から消えていたが、マイナーチェンジを加えて、ビックブルーというシリーズの「ブルポッパー(F)200」として復活していた。
早速、欲しかったクローム系カラーのクロームサンマとクロームイワシを買ってみた。
ちょっと値上げされていて4000円強だが、まあ最近のGTルアーは軒並み7000円以上しているので値上げしたといっても、まだリーズナブルと言って良いだろう。
素材が変更されていて、ほぼ破壊不能な丈夫な樹脂製で「ワニがかじっても大丈夫」というキャッチフレーズらしい。ワニのバイト力はクソデカいイリエワニとかだと思うけど2t以上とか聞いたことあるので、本当ならまさに「破壊不能」という感じだ。
以前のモデルはフックもスプリットリングもチャチくて、良い意味でチープな感じのルアーだったが、新型はデフォルトでGTに使える太いバーブレスフックと丈夫なリングが装着されていて抜かりなく本気なモデルになっている。
実に良い感じ。はやく使ってみたい。
(2012.8)