2013顛末記 前半戦

 

○6月29日

 体調がさすがにお疲れ気味で、やる気もナエナエな感じだが、テナガシーズン真っ最中。サボるわけにはいきませんゼ旦那。というわけでもうノッ込んで上流ポイントも良い塩梅じゃろと干潮3時頃の前後を釣るべく昼過ぎに自転車でGO!

 いつも近所の玄人衆が陣取る、流れ込み下流の蛇篭には人がおらずラッキーと早速入る。ちなみに上流側には2名。だが、蛇篭まわり目をこらすもエビ見えず。とりあえずやや下流の石周りを見に行くと、石の下から触角がのぞいているのが見えたのでそこからスタート。1時半頃あっさり1匹目ゲット。

1匹目

 エビがあふれるようにウジャウジャといる状態ではないが、ポツポツ釣れてくる。歩いているのは見えないので置き竿メインで釣っていく。メスは抱卵中。

抱卵片手

10匹目もメス。20分くらいでつ抜け。

10匹目 

 蛇篭まわりに移動して、15匹目から3連発で20前後の良型。

15匹目良い型2発目良型3発目蛇篭にて

 ここまで時速20匹ペースで、干潮むかえてラッシュが始まったら100匹アタックかけるかもということで、今日は持ち帰り無しでリリースしながら釣ることにして魚籠からエビを放す。良型3匹記念写真。

3匹大きいの

 結局蛇篭ポイントで27ゲット。 

 だがしかし、ここから今一ペース上がらず、今回はこの上流ポイント今年初めてということもあり、崖の崩れ具合や障害物の沈んでいる位置の確認も兼ねて、何カ所か探りながら行くが、エビがあふれて障害物に入りきれずにウロウロしているというところまではエビ多くなく、これからなのか今年はこのくらいの遡上量なのか判別しかねる。ポイントは今年も石やら草やら沈んだ良い塩梅の場所がいくつかあるので困りはしないだろうが、一つの障害物に入っているエビの数が少なくラッシュという感じにならない。30は15時30分くらいとペースダウン。

草30

 移動して行って、昨年秋にハゼ釣りでお邪魔していた住人の桟橋まわり。丸木を固定する石周りで釣れてくる。

散歩丸太桟橋足跡

 工事の足場で作った桟橋で最後何匹かつって、日も傾きかけた17時前頃撤収。43匹。

足場にて

 上流ポイントにもエビは来ている。昨年のエビボイルがあった時期に比べるとエビが少ないが、これから期待して良いのだろうか。

黄昏れて

 爆釣とはいかなかったが、ホームグラウンドできっちり釣れたのでなかなかに嬉しい。コツコツいきまっせ。

 

○6月16日〜23日 フロリダ顛末記  ←クリック!クリック!

 

○6月8日

 昼のド干潮に合わせて出撃するつもりが寝過ごす。慌てて準備して出かけるが、空梅雨の良い天気の中、帽子を忘れるという失態。コンビニで帽子ゲット。

 11時頃釣り場に着くとすっかり下げ止まりの良い時間で慌てて釣り始める。

 1発目 

 すぐに釣れ始めるが、今日はちょっと豚レバーを長めに切ってきたのが裏目に出たのか、ややヨレヨレの体調で上手く集中できてないのか、かけ損なって落としたり、根がかったりで調子に乗れない。

 釣れるのは良いサイズだが、取りこぼしが多く12時過ぎてもつ抜けまで行かず、潮があげだして前回のパターンだとあげ始めると今一だったので駄目かと思ったが、今日はなぜかあげ始めに動き回っているエビも見えたし、食っても来た。

 今日一はこの片手の22センチぐらいのか。

片手

 写真に写っている自転車の周りで良く釣れた。

自転車

 1匹くそデカイのを見つけたが、食わせたけど掛けきれず。ちなみに下の個体はそいつと比べると1周り小さく見えたが、手のひらオーバーで20はある。たぶん25ぐらいあったのだろう。世の中には尺テナガというのも存在するようなのでデカイのも釣ってみたい。

まずます

 後半は持ち直して2時くらいまでやって、21匹釣って、アタリが遠のいたので終了。

魚籠

 あと一週間でフロリダ遠征なのに、全般的にヨレヨレで今一なコンディション。大丈夫やろか?致命的な忘れ物だけしないように気をつけておきたい。行けばそれなりに日数はあるので向こうで持ち直すのも可能だと思うので、どうにかなるとは思うのだけど。

 

○6月2日

 南の島への出張仕事の移動日、せっかくだからと鞄にパックロッドを忍ばせていく。

 関東は、梅雨入りで曇っていて肌寒いぐらいだが、現地はクソ暑かった。カラスのようなスーツ着て行く場所じゃない。でもスーツを荷物にするとかさばるので、体をハンガーにしてスーツを運んでいる感じ。

上着はさすがに脱いだ

 若い頃、仲間内で船をチャーターしてパヤオでマグロ狙ったり、ジギングでカンパチ狙ったりしてた時に定宿にしていたS会館にチェックイン。昼飯まだだったので1階の食堂でフーチャンプル+沖縄そばセットを食べていると、地元民ぽいオバア2人、オカーちゃん2人のテーブルにジュウジュウ音を立ててステーキが2皿運ばれていった。オバア2人は魚のマース煮定食のようだったが、シェアしてステーキも食ってた。ウチナーの女性達は超肉食系だ。オレもグルテン食ってる場合じゃネエという気がしてきた。かの地の人々は本土復帰前の関税かかってないUSビーフでステーキに馴染んだとか聞いたことがある。

 飯食って、部屋の窓から懐かしいフェリー乗り場とかの景色をながめて、シャワーを浴びてイージーパンツとUVカットの長袖Tシャツに着替えて、タックルセットして出撃。日暮れまで2時間ぐらい釣れる。

 近くの2本ある川をチェックしていく。河口からダラダラとポッパー投げながら上がっていく。河口からの最初のカーブ、5センチぐらいのベイトの群れがいるが捕食者はいない気配。さんぴん茶飲みつつ適当に流していくと、公園の橋の上流、沈んだタイヤのアタリに2匹、30ぐらいのと40ぐらいの魚影がみえる。小さい方は特徴的な形からクロホシマンジュウダイと分かる。こいつはまずルアーには食ってこないはず、もう一匹が銀色でミナミクロダイかホシミゾイサキかという感じで食ってきてもおかしくない。ちょっとドキドキ。ポッパー反応無いのでミノー、セイゴスペシャル、スプーンとルアーを変えていくが、スプーンに一瞬興味を持った感じだったが、再度スプーン近くに通したらいやがって逃げてしまった。さすがに町中の川なのでそれなりに警戒心強いのか。

 さらにつり上がっていくと、橋の工事中でオイルフェンスのようなモノが浮いていて、その下にクロホシマンジュウダイが見える。ダメ元でセイゴスペシャルフォールさせてみると、メッキの群れがスクランブルで湧いてきた、10匹近い群れでルアーを追いまくってくるのだが食い切れていない感じでフッキングしない。再度投げ直してフォールさせて食わせた。久しぶりのメッキの引きを楽しむ。

1匹目

 ギンガメメッキ。もういっちょ同じ場所で掛けたがバラして、群れはどっか行ってしまった。

 上流側にも同じようなフェンスがあり、コレにもメッキの群れが付いていた。こいつらも追いは良いけど食いきらない感じで、ミノーではかけきれず、再度セイゴスペシャルの落とし込みで食わせた。

2匹目

 その後、何度か追いはあったけどかからず。メッキも釣れたしハリセンボンも釣りたいなと、フェリー乗り場の方の川もチェックしてみるが反応無し。ハリセンボンはドカッと湧く年とそうじゃない年とあるのかもしれない。たまに日本海とかでもドカッと湧いて、小さくて食べられないサイズなので網に絡んで邪魔になることがある。

 とりあえず、河口のあたりで夕焼けを見ながら、鳥山でも立たないかと、アジサシ(種類まではわからん)の飛ぶのをみる。

 みてるうちに写真撮りたくなって、夕日バックにシルエットでアジサシという構図を狙ったが、難しかった。今はコレが精一杯。

夕日

 地元ルアーマンが2名ほど、ペンシルをチャーリー・キャンベル(って書いて分かるのは虎ファンさんくらいか)みたいな、一定のリズムで首振らしていた。オニヒラアジとかロウニンメッキとかを狙ってるんだろうけど、この日はなにも起きなかった。海ではもっとルアーにスピードある動きをさせんと食わんような気がするのは、古い時代に海のルアーを覚えた人間の偏見か。

 夕飯は、ステーキセット999円(安ッ!)を食ったった。焼き加減も聞かずに「アイよっ!」という感じで焼いてくれたが、バッチリ血が滴る感じで焼いてくれて、鉄板の上にジュウジュウとほっとけば火が通っていくんだろうけど、生っぽいのが好きなので、切り取ってご飯の上にキープしつつギュウギュウ食ったった。地元民が食ってるだけあって旨いやないの。満足じゃ。

 食後暗くなった川に再度チェックに行く、ベイトの居たアタリの灯りの下を狙うが反応無く撤収。明日の仕事に備えて、資料読み直した後、早めに寝た。久々に南の島のメッキ釣り。短い時間だったけど楽しめた。

 

○5月26日

 バチシーバスはシーズン終了っぽいが、テナガはこれからシーズン佳境である。正午ごろがっちり引く潮なので、干潮前後を釣るべく自転車でGO。11時頃からスタート。沈んでる障害物とかの周りでウロウロしているのも見える。小さいのが多くなった。見えてるのを狙うのと、障害物周りに置き竿で狙うのの半々ぐらいの感じ、順調に釣れ始める。

1匹目

 「つ抜け」は正午過ぎで時速10匹ペースで、そこそこサイズのオスメインで良い感じに釣れてくる。

つ抜け13 

 しばらく釣って、釣れなくなると移動して新しい場所を探しての繰り返し。ここの沈んだカゴの脇は良かった。

ポイント景観テナガ

 今シーズン初の抱卵メス。いよいよシーズンっぽくなってきた。

抱卵メス

 あげ始めてちょっとペース落ちたが、1時半頃20匹。

20

 今日一は20弱のこいつかな。

18センチくらい

 2時過ぎあたりになると、もの凄い勢いで満ち始め、エビが浅場に出てくるタイミングが間に合っていないのか、散ってしまっているのか、浅場もちょっと深めも反応無くなる。25匹釣ってカニ釣ったところで終了とする。

カニ

 シーズン入って釣り人増えた。人の少ない上流のポイントにエビがのっこむ時期が待ち遠しい。梅雨入り後だと思う。楽しみである。

 

○5月25日

 バチシーバス今年のラストという感じで、C川河口へ。前夜I先輩とダイキリさんは出撃して、ダイキリさんが3ゲットとのこと。魚はまだいるようでライズもあったとのこと。

 しかし、夕まずめから大潮でガンガン引くはずが、なぜか潮が逆流しているような感じで全くライズがない。9時ころやっとちょっと流れ始めたかというタイミングで1発かけたが、これをバラす。そしてその後も今一潮がきかずにあきらめて、裏の運河側をちょっと覗いて撤収。

 シーズンラスト、スカ食って終わるというのは釣りきった感じがして悪くはないのかも。

 

○5月19日

 1日寝てようかとも思ったけど、良い季節にもったいないと思いテナガポイントをチェックしに行く。

 朝起きて適当に準備して、8時ころ現地着でスタート。あまり潮が引いていないのと、風波で濁り気味なので、歩いているテナガを見つけるのが難しい。

 テナガについては見釣りが得意なのだが、今日は見釣りには向かない感じ。仕方ないので2本竿で、置き竿でかかるのを待つ作戦にする。

 テトラの影や、沈んでいるゴミの脇に餌を落として、しばらく待ってあげてみる、という作業の繰り返し。最初アタリがなかなか出ずにテナガもまさかのスカかと不安になったが、しばらくしてやっとヒット。

1匹目

 何が違うのかよく分からないが、ヒットする場所は何匹も掛かってくるし、その周り一帯も釣れる。

 2匹目チビ、3匹目はそれなり。4匹目チビ、5匹目それなり。

5

 ちょっと移動して、6つめもそれなりで7つめは良いサイズで喜ぶ。

7 

 「つ抜け」は10時頃で、時速5匹ペースだが、良い場所を探っている時間帯が結構あるので、それを除くと結構釣れ続けている。釣れている時間帯は2本出した竿の2本目に餌付けて放り込むと、1本目にエビがかかっている、それを取り込んで餌付けて放り込むともう1本に来てる、という感じで割と快調。

つ抜け 

 11匹目は20ある良いサイズ。嬉しい。 

デカめ 

 3カ所めか4カ所目で、良い調子で追加していたら、ちょっと様子見ぐらいのつもりだったので用意が少なく餌の豚レバ細切れが不足してきて、死んだテナガを解体して身餌を試してみる。

 浮きがテトラの下の方に持っていかれていたので、「来てる来てる!」とワクワクしながらあげると、ビンビンと力強く跳ねながら、デカイのが上がってきた。メッチャ手が長い。色が薄い個体だ。

 すごく興奮した。「獲ったど!」感がわき上がる。喜びに打ち震えつつ計測、23.5センチもあった。

23.5

24.5

 なかなか良いポイントで、その後も何匹か追加。エビの身餌も普通に釣れる。テナガ釣りに関しては餌は動物質なら何でもよさそうな気がしてきた。

 ポイントの見た目はこんな感じ、似たような穴はいっぱいあるけど、なぜか釣れるところは決まっている。

ポイント

 ちなみに、こんな感じで竿をテトラの隙間に差し込んだり、リュックでおさえたりしてかかるのを待つ。

私待つわ

 適当に移動しつつ釣って行く。17匹目はなかなかサイズ。

17

 お昼頃20匹ゲット、手無し個体、21匹目も片手個体。見えているときはデカイのが他をバチバチとハサミつけて追い散らしながら餌を食うのが観察できるので、ハサミの無いのが釣れてくるという事はそういう強い大型個体がもうその辺にいないという事だろうと推測する。

21

 それなりに、釣り人はいて、釣り歩ける範囲にも限りがあるので終了とした。

 シーズンはじめは大型個体の方が活性高いのか、型が良かった。

魚籠

 上位5個体をタッパに並べてみた。最大個体の手の長さが一つ頭抜けている。ちなみに20UPが3匹。最大個体は25アップに脱皮することを期待してリリース(正直デカイのは堅くて食べにくい)。

 ベストファイブ

 江戸前小物釣り師のみなさん、テナガシーズン開幕です。今年は100狙います。

 

○5月18日

 体調は復活しつつもやや不安定、腰は痛いというほどではないが違和感有り。まあこんなもんだろう。いつも絶好調とはいかないのよね。

 風が強いので、どこ行こうかなと思案していたら、出張帰りのI先輩から「どっか行きます?」とメールがあり、ダイキリさんもさそってチームGWでC川河口へ。

 風は強いが投げられないほどでもないので夕まずめ、期待してキャストするが反応無く駄目臭いので、風裏の運河側に回る。

 すぐにダイキリさんが1発掛けてばらしたものの、こっちは魚いるなと思って気合い入れて投げ続けるが、うんともすんとも。9時過ぎて反応無いので撤収。

 お疲れさんでした。来週末、潮的には夕方から下げる良い潮なので当方はたぶんバチシーズンラストだと思いますが、良い釣り期待しましょう。

 

○5月12日

 体調悪いが、夕方満潮から下げの良い潮まわりで天気も良いので釣りに行く。あんまり気力もないので手堅く、桜護岸を選択。HHポイントのリベンジも気にかかるが、気合い入れていかないと返り討ち必至なのでまた今度にしておく。今日はサクッと釣ってサクッと帰ろう。

 到着すると、草はもう胸ぐらいまで茂っていて初夏っぽくなってきた。明るいウチから何度か反応あるが小さい感じで掛からなかったりバラしたり。

 暗くなっても今一な感じで、もしやスカ食ったりしてと不安になったあたりで1ゲット。手のひらサイズだが1匹釣れると嬉しい。1匹目はちっちゃくてもネット出してしまうあい変わらずのチキンぶり。

1発目

 2匹目はちょっとマシなレギュラーサイズ40前後。

2匹目

 その後、ボイルがあるわけでもなく全く駄目というわけでもなく、たまーに釣れる感じ。

 ルアーはフラッタースティック、お手元、中ニョロとローテーションさせていくが、あたりはどれもあるけどフラッターステックが小さいトリプルフックが付いているのがチビには良いのか釣れる。けどトリプルは今日はばれまくる気がする。前回は結構チビもキャッチしたけど今回はジャンプ一発で外れまくっている。

3発目4発目

 チビ二つ釣ったあと、フックをシングルに替えたヤツで40ちょいな。シングルの方がかかりは悪いがバレは少ない気がする。

6匹目

 ボイルは無かったけど、まあ釣れたし良しかなと思っていたら、今日一の50強をゲットしたあたりから足元近くでボイルするようになってきた。

50ちょい

 大きそうなヤツを見つけようとするけど、足元のボイルはどれも小さそう。適当に遠投していく。でも足元までくるとバシバシルアーに出るが、シングルフックなので小さいのは掛かりにくくなっている。でも釣れちゃう。ルアーは中ニョロとローテさせたけどフラッタースティックの方が出が良い感じなので途中からフラッタースティック一択。

7匹目

 遠目でかけるとややサイズは良いような感じ。50弱くらいか。

8匹目

 ちっちゃいの釣って、9匹。そろそろ予定していた時間だが、反応あるのでキリの良い10匹まで釣ろうと続ける。

9匹

 最後もやっぱりやや沖目で、40チョイぐらいのをゲット。予定30分オーバーぐらいで終了。

40チョイ

 手堅く行ったつもりが、前半あまり釣れずにヒヤヒヤしたが、後半ライズ始まってからは割と簡単な釣りだった。

 にしても、フラッタースティック7センチは安くて良く釣れる良いルアーだ。たぶんバチシーズン後半の水面ではなく水中を泳ぐ小型で高速のバチに対応できているかなんかで、中ニョロよりチョイ小さめの7センチでチョイ重めで水面直下を引けるのが良いんだろうけど、そういうルアーとしてお手元は狙って作っているんだけど、どうもフラッタースティックの方が成績は良い。状況にもよるんだうし、最近お気に入りで良く投げてるから釣れるという面もあるんだろうけど。

 今日は母の日だったようだが、すっかり忘れていた。母さん息子は相変わらずの釣りバカです。

 

○5月5日

 夕方、ダイキリさんとC川の割と上流側のポイントへ、数日前にダイキリさん60後半の良いサイズを2発ゲットしたとか。C川は結構いろんなポイント探ったけど、そこまで上流は探ってなかったのでポイントチャックがてらサイズアップめざして出撃するが、夕方暗くなってすぐライズがおとなしめに起こったのだが食ってこず。その後はダイキリさんはライズのあったエリア中心に、当方は上流下流のポイントチェックもかねて移動しながら広範囲に投げていくが、2時間半ほどやってちっさそうなのの1バイトのみで、今日は駄目そうだという事で撤収。エイが泳いでいたのを狙った時が当方的には唯一の盛り上がりだった。

 人が少なく、護岸は遊歩道で釣りやすく、橋とか係船施設とかのストラクチャーも適度にあって良い塩梅だ。まだ釣れる条件的なものが絞れていないので、ちょくちょく通ってデータとりたい。

 ちなみにHHポイントは前夜ダイキリさんが出撃するも、人は多いわ魚は少ないわでボウズ逃れるのがやっとだった様子。みんなが釣れているわけではないのでそのうち落ち着くと思うが、来週リベンジマッチどうしようか悩みどころ。今いち調子乗れてないのでこのまま行ってもまた返り討ち臭い。今年まだ行ってない場所のチェックか近所ポイントの定点観測の方が実り多いか?

 

○5月4日

 干潮に合わせて、夕まずめ2時間予定で、今年初めのテナガ狙い。下流のテトラ帯へ。

 到着して、テトラの間を覗くとすぐに歩いているエビを発見できたので楽勝かと思ったが、意外にエビは少なく苦戦する。

 歩き回っているヤツは少なく、タイヤとか袋の周りを狙っているとたまーに食ってくる感じ。

 1匹目は小さいメスだったが、他はそれなりに大型のオス。片手のが一番大きかった20弱くらいか。

 1匹目2

3片手

4

 2時間で5匹、まだちょっと早いのか。

 夕方、ちょっとシーバス狙って帰宅。

 

○5月3日

 GW後半戦突入。腰が痛いが釣りに行きたい気持ちはドンストップなので、HHポイント2連続スカの傷を癒すべく、鉄板ポイント「桜護岸」へ。

 到着したらまだだいぶ明るく日が伸びたことを感じる、草がもう腰ぐらいまで伸びたのも含め5月だなあ、という感じ。

 適当に、お手元ちょっと沈めながら始める。しばらく反応無かったので、フラッタースティック7の緑にかえて投げていると遠めでヒット。小さかったけど慎重を期してネットで取り込んだら、後ろから失笑が聞こえて振り向いたら釣り人2人。ネット出してるのでどんなデカイの釣れたのか注目していたらしい気配。ちょっと恥ずかしい。まあ明るいウチから1匹つれてボウズは逃れたのでセイゴでも嬉しい。

1匹目

 しばらくして暗くなりライズもちらほら始りヒット。サイズはレギュラーサイズの40チョイ。

2匹目レギュラーサイズ

 ここからしばらく、ガンガン掛かってきたが、サイズは20〜25くらいのセイゴメイン。デカイの狙いたいがそれほどライズも多くなく、でも投げると食ってくる感じで大きいのを選べない。

3発目5匹目

5匹目6匹目

 1匹40前後のレギュラーサイズ混ぜて4匹追加したあたりで、ライズはおとなしくなりあたりも遠のく。

 しばらくお手元投げて、反応無いのでフラッタースティック7白系を投げていくと、たまに出る感じでサイズはセイゴだけどポツポツと追加していく。

7匹目8匹目9匹目

 9時過ぎには反応無くなったが、「つ抜け」しそうなのでちょっと粘ったが、何回か当たるもかけきれず撤収。

 サイズがアレだけど、まあ贅沢言うなというところか。釣れる感じは思い出せた気がする。

 今日はほとんどバラさなかった。何が違うのかよく分からないがバレにくい食い方してきてたのだろう。フラッタースティック7センチを今日はメインに使ってみたが、良く釣れて良いルアーだ。どうということのないワンダーみたいな普通のシンンキングペンシルだがサイズと重さのバランスが良いのだろうか。800円ぐらいと安いのも良い。1軍入りだな。

 GW中もう一回ぐらいシーバスどこかに出撃したいところ。テナガもやるぜ。

 

○4月29日

 今日は釣ったるぜと鼻息も荒く、昨日スカ食った運河のHHポイント。ダイキリさん、I先輩も連日参加。

 風ややあるが、釣る場所は風裏で釣りやすい。人は減った。さすがに明日から仕事だから夜遅くまで釣る人間は少ないという事か。皆さん賢いことで。

 到着後即、ダイキリさん1ゲット。爆釣タイムの始まりかと期待するが、その後うんともすんとも。

 暗くなって、コウモリかあたりか良くわからんのが何度かお手元ルアーにあって、買ったばかりのフラッタースティックにチェンジして遠投していたらヒット。40弱の小さめだったので抜きあげようとしたら落とした。さい先悪い。

 PE1.2号という当方としては細糸で遠投していくが、あたりがない。周りも昨日ほどはつれていない。

 やや遅めにライズが始まって、足元近くで食ったがコレもバラした。

 ロッドがナイロンラインを前提に作られているのか、あたりは明確に出るがはじく感じでむしろとりにくい。ナイロンならモサッと重くなる感じで当たりが不明瞭だけど、そのまま巻あわせでフッキングさせられる。

 そうこうしているうちに、ライズだらけになってきて、コレは釣れるでしょという感じで右手のI先輩も釣ったし、ダイキリさんも釣れているのだが、なかなか食ってこず、くってもかけきれない。

 ルアーも結局迷いまくりで、遠投に徹しきれずあれこれ投げたが、時間切れゲームオーバーで2連続スカを食ってしまった。

 昨日よりは渋めだったけど、それでもダイキリさんは3尾+ボラゲットしており、魚は間違いなくいっぱいいてバシバシバチ食っているのに、情けない限りである。

 それなりに人が多くて簡単には食ってこなくて、基本遠目をコンスタントに狙い続ける作業を集中してできないといけないんだろうけど、遠投用に細PEにすると、いつもと感覚が違って竿が扱いきれない感じで、かつ、手前でもバシバシ食っているので、焦るし、狙いたくなるしで、上手く釣りきれていない感じがする。ようするにヘタクソだ。ちょっと得意じゃないパターンだと認めざるを得ない。悔しいけど、今年はもう同じ状況は回ってきそうにないので来年また挑戦かな。

 なかなか上手く釣れておりません。めげますが、まあこんなもんです。3日働けばまた連休じゃ。次行こう次。

 

○4月28日

 今日も、ダイキリさん、I先輩と出撃。運河のHHポイント。昔は木が茂って薄暗く、傷害事件なんかもあったりして釣り人少なかったのだが、すっかり木も刈り込まれて綺麗な公園になっており、釣り人明るいウチからワシャワシャいる。人山状態。

 とりあえず角あたりをキープして暗くなるまで釣るが、反応無いので橋方面に行ったダイキリさんに電話して聞くと、ライズ始まって2バラシとのことなので、駆けつけると1匹ゲットしていた。

 早速投げ始めて、お手元ルアーでヒット。しかしすぐばれた。ダイキリさん含め3人ほどがコンスタントにかけており、ライズもあるのだがいっこうに掛かってこない。どうもみんな遠目でかけているようなので遠目を狙いつつも、近場でライズがあるとモグラ叩きというようにどっちつかずの釣りをしていたら、どうにも釣れそうな気がしてこなくなって、3時間近くやって計3バラしでスカ食った。ダイキリさん9匹と爆発。

 I先輩も1尾ゲット、あたりは結構あったとのこと。

 何で釣れんかったんやろうかと、ダイキリさんの釣り方を聞いていたら、とりあえずルアーはストームのフラッタースティック7センチが良かったとのこと。でも進呈したお手元ルアーでも釣っており、あたりバリはあったのかも知れないけれど、お手元ルアーでも全く駄目だったとも思えない。当方、あたりも少ないと感じており、ナイロンラインでロングキャストした際の当たりの出にくさもあったのかも知れない。ナイロン長く出した状態だとフッキングも決まりにくい。

 フックが背中に回ってしまうトラブルがお手元ルアーでは多かった。あたってかかり損ねてチェックするとフックが背中にあるというのがあった。

 というような、細かな点も詰め切れていないところが多かったが、それにもまして、以前ひとが少なかった時代の、足元でバコンと派手にバチを追い回して食っているのを近距離狙い撃つイメージが邪魔をして、今のHHポイントの、沖目で食わせる感覚にうまく集中していけなかったのが大きかったように思う。

 20人以上釣り人来ており、コレではシーバスも沖に追いやられるだろうし、ルアーにスレもするだろう。定番のニョロニョロには2バイトのみだった。

 明日天気良ければ、疲れてるけどフラッタースティック買って、PE巻いたスプール用意してリベンジに臨みたい。

 

○4月27日

 GW突入。仕事忙しくてヘロヘロ。だが釣るッ!

 今日は、職場のI先輩とダイキリさんと誘い合わせて、定番ポイントC川河口エリアを狙う。

 暗くなる前に到着するが、予想以上に風が強く、予報をいい加減にしか見ていなかったことを反省。ヘロヘロで注意散漫だった。気合いを入れ直してI先輩と釣り始める。やや上流から。ほどなくしてヒット、が首振り一発ばれた。クソッ。その後暗くなってもライズがないので、下流方面移動しダイキリさんと合流。こっちもまだ反応無いとのこと、クラゲが多く一瞬あたりと間違える。

 クラゲが流れ始め、ライズがショボく始まったと思ったらヒット。この時期体力回復していて結構走る。シーバスのくせに生意気だ。ちょっと走り回らせて無事ネットイン。50ちょいなぐらいか。

1発目

 しかし、水面のライズが続いているがヒットに結びつかない。そんななかダイキリさんは2バラし1ゲット、I先輩も1ゲットで何とかみんなスカは逃れた。その後もダラダラ水面に反応はあるのだが、ヒットしない上に風が強くなってきて、釣れ無さそうではないけど集中できないことこのうえないので、風裏運河サイドに移動。

 餌釣りの青年1名。「釣れてます」とのことで気合いを入れ直して釣り始めるが、ここも本物食われている反応はたまにあるが、食ってこず苦戦。護岸をテクテクと移動して端までいって、排水があるのでその前やや沖を狙っていたらヒット。しかしバラす。ああクソっ!

 排水真ん前の岸際狙ったらまたヒット。ばれるなよと祈りつつ寄せてきてゲット。40チョイくらい。

2発め排水前

 排水前を休ませて他の人に釣ってもらおうと、やや下流の沖に投げていたらヒット。小さいけどゲット。

3匹目

 時合い到来のようなので、電話2人を呼び出して2人が来たぐらいのタイミングで4匹目。40弱くらいか。ちょっと流血。ゴメンよ。

流血

 ダイキリさんもかけてたがバラし、当方も今日一の首振り幅の1匹をバラし。

 その後、小型の高速バチが目だち始め、結構あたりはあったのが徐々に反応無くなる。

 だんだん、ライズも増えてきたが、本物が多すぎてルアーには食ってこず、ダイキリさんが1尾追加して、当方が1尾足元まで寄せてバラして、「こりゃ餌多すぎで駄目ッスね」ということで撤収。

 バチシーズンも後半、魚があんまりしっかり食ってくれなくなって、あたるけど掛からないし掛かってもばれるという感じ。まあでも楽しめました。イイ季節や。

 

 

○4月21日

 土日雨の予報だったので、金曜出撃したかったが、仕事終わらず帰宅したら日付け変わっていた。サラリーマン釣り師のつらいところ。

 土曜は目医者と歯医者に行って、予報はずれて晴れていたら夕方行こうと思っていたが、午後から降り出した。日曜、14時くらいの満潮にあわせて内房運河の橋の下でも狙いに行くことにしてふて寝。

 日曜、12時くらいに北のエリアの商業施設の運河からスタート。雨降るとバチ抜けしないので、バチパターンの釣りは成立しづらいけど、一般的にシーバスは雨が好きな魚だ。季節も良いし手堅く釣れるだろうと思ったが、コレが全く反応無い。濁りもほどほどでシーバスにはちょうど良い感じで、橋の下から出ているのかもと運河内も含め、ミスティー、ロングA、マジェンダのラトル系を中心に、たまにシャドラップ、フラットラップという感じで攻めていくが、全く反応無い。かつ、いつもワラワラといるボラ稚魚やイナッコも見えない。

 雨は良いんだと思うけど、カッパの下にフリース着込まなければならなくて手がかじかむほどの冷え込みが良くなかったのだろうか。4月後半にフリースってどうなの?いずれにせよ、北のエリアは商業施設の運河、飲食店の運河、ハウスの運河、飲み屋の運河と反応無く、大移動でいつものW港運河もせめるけど、これまた反応無く、最後コイの運河もまるで反応無く、4時頃帰路についた。釣れん時は何やっても釣れん。

カッパ

 

 

 

 

○4月16日

 仕事ちょっと火が付いた状態で忙しいけど、週末2連敗くらって「復讐(リベンジ)するは我にあり」な気分がおさえきれず。テキトーなところで切り上げて釣り場へ急ぐ。仕事は明日から本気出す。

 ここでスカ食ったらシャレにならんぞと思いつつ鉄板ポイント桜護岸へ。わりと早く到着したが、橋の上のいつもの釣り人は既に獲物をゲットしたらしく、メジャーが歩道にセットされて魚型にしっとりと濡れた跡がある。運河に魚は入ってるようだ。

 いつも貸し切り桜の木の下で始めるが、バチ抜けてる気配が無く不安な滑り出し。しかし、ほどなくしてヒット。40ないぐらいだが、久しぶりの魚は嬉しい。お手元ルアー白で。

1匹目

 2匹目は手のひらサイズ。お手元緑。

2匹目

 たまに、バシャッとライズするようになってきて、あたりも出始めるが、掛からなかったりばれたり。足元のライズを狙ってチビ追加。

チビ

 だんだん、ライズが増え始め、バチが水面泳ぐ航跡も見える。バイトも結構あるが小さいのが多くて掛からなかったり、掛かってもすぐばれたり。

 近距離のライズでサイズが良さそうなのを選んで下手投げで狙っているとヒット。やっとまともなサイズ。寄せてくると結構抵抗して何度も潜っていく。バレないように祈りつつ引きを楽しんで、何とかネットイン。

50後半

 痩せてるけど長さはそれなり。60の枠よりちょっと短い50後半ぐらい。お手元白。

 まだライズは続いているのでルアーもローテしながら狙っていくが、3つ4つかけたけど、みなバレた。

 30分ほどでライズもなくなり撤収。

 バチが食われまくっているところをモグラ叩きのように狙って、バイトしまくりバラしまくりのいかにも湾奥バチパターンな釣りで面白かった。春の夜の海を堪能しました。

 

 

○4月13日

 夕方日が暮れると同時に、近所ポイントに自転車で出撃したが寒い。念のために持っていたダウンのベストを着込んで、2本目の橋下流でライズを待つ。

 暗くなってすぐに、足元でライズがあるのだが単発で、狙っても食わない。予想したバチ抜け時間にはしばらくあるので、下流上流移動しつつ投げていくが、たまに水面何か食っているがバイトは無し。

 予想時間を超えても、反応無く「やばい、これはハズしたか?」と思いつつも1時間ほど粘るが、素人臭い2人組が来たあたりで、ややあきらめていつも常連さんが釣っている上流を見に行く。

 誰もいなかった。近所ポイントバチ抜けシーズンは終了という事だろうか。

 ボウズ逃れようと、排水脇のポイントも攻めるがこれまた反応無く、このハイシーズンに2連続スカ食ってしまった。 

 

○4月12日

 仕事が何とか早めに終わったので、金曜夕方C川河口に向かう。バスに乗っているとダイキリさんから付いてすぐ釣れたとのメール。バス速く走ってくれ!

 到着して、準備しているとたまにバシッとバチが食われている。コレはもらったと釣り始めるが、意外に食ってこない。下流に移動していってダイキリさんと合流。3匹ゲットとのこと。まだライズしているようなので「オレも釣ったルで〜」と投げ始めるが、しばらくするとポチポチと雨粒が当たり始め、雨はすぐ止んだけど猛烈に風が吹き始めた。急激に寒くなると同時に水面全く反応が無くなり、しばらく粘るが2人とも全く反応無いので、風よけの意味もあって上流の運河方面に移動。

 1本目運河は先行者多くすぐ移動。2本目の運河で今年釣っていることもあって粘るけど、前回釣った良い時間に水面にバチではないかも知れないが餌っけがあるけど思わしくない。コンッというショートバイトがごくたまにあるが、どうもボラのようで、ダイキリさんが小さいのを1匹釣った。

 粘ったがスカ。この良い季節に思いっ切り通いこんだホームグラウンドでスカ食うってどうなのよ、と思うけど、シーバスってどれだけ通ってもちょっとした条件の違いで釣れなかったりする。だからいつも1匹目かけると吐きそうなぐらいドキドキするし、釣れれば嬉しい。

 土曜は近所ポイント予定。

 

 

○4月5日

 水木と風邪ひいて寝込んだ。体力がなくなったのも痛感するが、精神力が衰えた。風邪薬飲んで気合いで出勤しろという気がするが、そんな無理が効く歳でもない。

 土日とデカイ低気圧が来るようなので、金曜夕方しか今週は釣るチャンスがなさそうなので、道具をリュックに詰めて出勤したが、こういう日に限って仕事終わらないのよね。まあ、自分の都合で調整できない案件なのでしかたない。職場のI先輩が「悪いけど釣ってきます」とC川河口エリアに出撃していくのを見送りつつ飯食ってウダウダ進めてめていたら予想に反してあっさり終わった。だがしかし、すでに一番良い時間に入りつつあり、到着する頃にちょうどライズはおさまりそうな時間。

 まあ、1匹ぐらい釣れるやろ、とC川よりはダラダラと釣れ続ける印象のある、運河の桜護岸に出撃。職場から駅まで、病み上がりなのを忘れて軽く走って行ったら、途中で気持ち悪くなって道ばたにしゃがんでカラ嘔吐き。なんとか、1時間ぐらいは釣りできそうかなという時間に到着。桜はほぼ散って運河に花びらが帯状に浮いている。

桜は散りました

 ボイルもないので、最初、お手元ルアーでちょっと沈め気味に攻めていたけど反応無いので、こりゃ駄目かなとおもいつつ桜護岸の奥まで行って、帰りコースはニョロ中黄色を投げつつ移動しているとヒット。やっぱりワンチャンスぐらいあったかと喜びつつ、バレないように慎重によせてきて落としダモに誘導。

 よっしゃボウズくわんかった。50チョイぐらい。

1匹目

 移動しつつ探っていくと、もいっちょ釣れた。ちょっとサイズダウンか、まあ50くらい。

2匹目

 しばらく、行ったり来たりと移動しつつ探るが反応無く、1時間ぐらい釣ったので、ボチボチ終わるかとお手元白で探っているとヒット。40チョイぐらい。

3匹目

 その後もバラしたりして、反応多いわけではないけど、ポツポツ反応あるのでねばる。

 4匹目

 40くらいのもいっちょ追加。

 2バラし後、セイゴ1尾ゲット。

5匹目

 2時間ほどやってそろそろ反応もなくなってきたので終了。思ったよりダラダラと反応が続いて終わってみれば5ゲットと出遅れたにしては上出来であった。

 内水面だと、低気圧前の荒食いというのは良くあるパターンだけど、海でもあったりするんであろうか。まあ、ダメ元で釣りに行ってみて良かった。

 

○3月30日

 土曜、近所ポイントに出撃。バチが抜ける予想時間は日没よりちょっと時間が経ってからだけど、念のため日没ぐらいにポイント到着。途中釣り人1人しかいなかった。釣れてないのかもとやや不安。

 日没直後は、足元近くでボラ稚魚が何度か食われていたが、これは難易度高くしつこく狙ったが食わせられなかった。

 そうこうするうちに、良い時間になってきて先々週釣れたポイント中心に上流下流チェックしていると、ボイルが始まった。だんだんバシャバシャやってる数が増えていって近距離で食っているのだが、ルアーには食ってこない。ニョロ中、お手元ルアー、ニョロ小、とカラーも投げるコースも変えながら狙うが、たまに後ろで出るぐらいでなかなか渋い。

 水面ウニョウニョしているバチも確認できる。開き直っていつもの中ニョロ黄色をライズの多い場所に投げていたら足元近くでヒット。近距離で跳ねまくり。50くらい。

1発目

 ちょっと下流に移動して、これまたライズの真ん中に放り込んでいたらヒット。ちょっとサイズアップして50真ん中くらい。

マッチョ

 調子出てきたと思ったら、ライズが急に減ってしまった。場荒れかなと上流、下流と移動して探るが、ボイルは散発的にあるけど食ってこない。良い時間は30分ほどだった。

 自転車で、橋二つほど下って様子を見るが、釣り人いたので情報聞いたが釣れていない。戻ってきてもライズもなくなったので帰る。帰り道釣り人結構いた。時間予測して良い時間に来ているようだ。一人に状況聞いたら4匹とのこと。やりますな。

 土曜はもっと混雑すると思っていたがそれほどでもない。なかなかに良い釣り場だ。

 帰り際、定点観測ポイントの排水脇もチェック。ザラパピーに何度かバイトあったけど小さい感じでフッキングせず。

 

 

○3月29日

 金曜 何とか仕事をほっぽり出して、春の定番ポイント湾奥エリアC川河口へ。下流の船着き場周辺は、先行者に聞くと夕方ライズがあったようだが、すでに反応少なく、手のひら1尾。

セイゴ

 潮がきき始めて良い時間になっても反応無いので、風も強くなったこともあり大移動で上流の運河2本とその間を狙う。

 最初の運河の出口、コツっとたまに当たるのをかけたら、やっぱり小さい。

セイゴ2

 上流の運河、親水護岸を降りていって1投目でヒット。やっとまともな湾奥レギュラーサイズだったが、事故防止の柵が潮がまだ高いので水没していて、ちょっと片足突っ込まないと落としダモが柵の外に出せない。寄せてきて靴を脱いでネットを、とやっていたらばれた。

 柵のない場所を探してしばらくうろつくがあまり良い場所がないので、やっぱり靴を脱ぐ覚悟で戻ってきて釣る。ほどなくしてヒット。しかし寄せてきてまたバラした。クソッ。

 ちょっとずつ横移動しながら狙っていくとまたヒット。今度こそと慌てふためきつつ片足裸足になって裾をまくり上げジャブっと入水。靴履いた方の片足を柵にかけてランディング。やっと1匹ゲット。竿が手前にあるのでより小さく見えるが、実際、小さいのだがそれでも40くらいの湾奥レギュラーサイズ。

40くらい

 よっしゃ良い時間帯だしもいっちょいくぞと狙っていくと、またヒット。がしかしこいつも寄せてきてバラし。この時期バラしやすいとはいえ、どうなのよこの下手くそさ加減。年度末でちょっとお疲れ気味なのが微妙に影響していたりするのだろうか。

 その後粘るも、たまにボイルはあって、コツッとあたることはあったが、30分ぐらいで反応無くなり帰宅。今日はあたりはいつもの黄ニョロでもあったけど、ヒットはすべて緑のお手元ルアー7センチだった。

 バラしまくって忸怩たるモノがありますが、湾奥も春シーバス開幕のようです。

 

○3月23日

 今年は桜がもう満開。運河の桜護岸で夜桜を見つつ釣らねばならぬし、先週末のパターンの「裏」も検証せねばならぬしで、朝夕ダブルヘッダー。

 まずは朝、というか深夜。近所ポイントへ。行きがけの駄賃にそろそろ排水脇にも魚付いているだろうとチェックしてみるとヒット。40無いぐらいだけどさい先良い。

いつもの場所で

 2本目の橋ぐらいまで下って、投げ始めるが、ボラ稚魚は多いがバチは抜けていない様子。ドンドン下流へ移動していく。4本目の橋、流れが絞られた下流のよどみの部分で、ボラ稚魚が追い回されている。派手に食っているのだが、小さい餌が大量にあるという難易度高めのボイル。ニョロニョロ、フッコスペシャル、バイブレーション、リトルジョージ、ザラパピーとローテーションして粘るが、ゴミが多くて邪魔なうえに、結構移動しながら食っていて狙い絞りにくく、いるのが分かっているのに食わせられず、ザラパピーに一度出たのみに終わる。明るくなって帰り際、2本目の橋の下流でボラ稚魚追われていたが、これも散発で食わせられず。終了。

 2ラウンド目は夕方、運河の桜護岸へ。桜綺麗に咲いている。

桜

 夕方明るいうちから、水面魚っけがあって、これは行けそうだと思っていたが、暗くなると沈黙。釣り人結構いたが、毎年見かける橋の上の釣り人以外は釣れてなかった。桜が咲けばこのポイントはシーバスやってくると思っていたが、今年は桜が早すぎたのだろうか。まあ、来週くらいから釣れ始めるはずである。

 

○3月20日

 春分の日、良い天気で桜も例年よりちょっと早いけど満開になりそう。

 近所ポイント、あんまり期待できる条件じゃないけど、水底近くのバチパターンを意識して出撃。

 ルアーは安物のテイルスピンの改造、割り箸に錘くっつけた自作、バチバチ、ニョロニョロ大、ローリングベイトを用意。

ルアー

 水底近くを狙うのには、バチバチ良くできてる。廃盤だけど。たぶん誰が作っても目的からいってこんな感じなんだろう。適度に沈んで真っ直ぐアクションせず泳ぐ。当方の作ったお手元ルアーも見た目はショボイが同じような感じにはなっている気がする。大ニョロ、ローリングベイトも使えそうだが、以外に安モンのテイルスピンの骨格をつかってラビットファーでそれ臭く作ったのが、足元に来ても水平姿勢がキープできて具合が良い。

 2本目の橋の手前あたりから始める。コイ多いし、ボラが鵜に食われたり、2センチぐらいのボラ稚魚が群れていたり魚っけはある。が反応無い。

 橋近くまで下ってきて、投げていると足元のゴミたまりの下にデカいコイがいて、索餌モードでゴミを拾ったりしている。食うかな?と思って目の前にファー付きのルアーを持っていくとあっさり食った。

 なかなか弱らず、ラインが撚れてチリチリになるまでドラグを鳴らして何度も突っ込んでくれました。空気吸わせるのも重くて一苦労で手間取ったが、やっとおとなしくなってネットインだけど重くてあげるの一苦労。

85

 85センチはコイの自己記録。産卵期だし太い。

 その後は3本目の橋ぐらいまで下って、反応無く終了。

 底狙いだと意外に根掛かり多く、ルアー2個ロスト。ルアーロストする釣り方はあまり好きじゃない。大事なルアーなくすのはもったいないし、川底にゴミするのもできれば避けたい。もう少し軽めのお手元ルアーも作っておこう。

 ゆりかもめ

 

○3月16日

 ダイキリさんとJOSさんと3人でダイキリさんポイントへ。ダイキリさんポイントは自転車があると便利なので、車に折りたたみ自転車をのせて、ちょっと早めに家を出たら渋滞もせず早く着きすぎた。

 ちなみに昨晩はダイキリさん10匹以上ゲットとのこと。釣れるもんだと鼻息も荒く、釣れ始める予定の時間の2時間も前から投げ始める。ランディングネットも枠80センチの大物対応用で気合い充分である。

 亀仙人スタイル

 だがしかし、気合い入りすぎて殺気が魚をびびらせてしまったのか、良い感じに潮が流れ初めても、風が向かい風でこちらにゴミが吹き寄せられても、出そうな雰囲気にもかかわらず、反応がほとんど無い、ダイキリさんと当方にあたり臭いのが1,2度あっただけ。

 結局釣れ始める予定時間を2時間過ぎて、風も強くなったので撤収。

  ダイキリさん、JOSさんお疲れさまでした。

 ダイキリさんは「せっかく遠征してきてもらったのに」と恐縮していたが、ここ1週間ぐらい毎日「心は釣り場」状態であれこれ妄想しまくりで、いろんな次の展開を考えたり、週末の準備をしたり楽しい釣りの日々であった。感謝してます。昨晩釣れたのもダイキリさんの(プラス過去の当方の)おかげだし、そもそもスカ食うのがイヤならシーバス野郎などつとまらんというところ。

 パターン読んで宣言どおりにキッチリ釣れれば格好いいけど、釣りってそんなに甘くないのよね。1日違えば結果も全く違ってくるのよね。というリアルな釣り人の日常とその中に感じる喜びを顛末記では書いていきたい。

 

○3月15日

 金曜、職場の残業代の予算が年度末でショートしかけているらしく、残業せず帰れとの指示。笑ってられない状況だが、それでも喜び勇んで帰って即自転車でGO。

 先週土曜のスカの後、ダイキリさん情報から、自分のポイントのデータの再整理をしたらちょっと予想以上に発展しそうな結果が導き出された。その結果に基づいて、とりあえず近所ポイントの再検証。

 予想ではいつものポイントより下流かもと考えていたが、1本目の橋を越えたあたりから平日なのに釣り人がちらほら、4人目ぐらいでこれは「人山」立ってる状態だと認識。聞き取り調査開始。4人目は「1匹釣れたところ、あとマルタ」、5人目は「1匹釣れたところ、あとコイ」とのこと。まさに今釣れてます状態。2人ともニョロニョロ投げてる。ビンゴ!

 2本目の橋の方に下っていくが、視界の端で水面で食ったのをとらえたのでたまらず自転車止めて準備に入る。タックルセットしてる後ろでバシャッとかいっていて胃がせり上がるぐらいに焦る。

 黄色の中ニョロつけて投げるが、たまにライズはあるが食ってこない。下流に移動しつつ投げていく。2本目の橋を越えたあたり、岬状の出っ張りの手前の浅瀬で定位してモワンモワンと食ってるヤツがいる、サイズは良さそう。上流から目の前デッドスローで横切らせる感じで何度もとおすが食ってこない。意外にシビア。ポジション変えて、下流側からアップクロスに投げて下流に流れるバチのイメージで引いたら食った。バシャッとは出ず重くなる感じ。

 最初、飛ばないのでコイかと思った。寄せてくると妙に太った銀色の魚。デブマルタか?でも口を開けて首を振った。シーバスだ。落としダモでランディング。

 なんじゃこの腹のふくれかたは。

フグ系シーバス

 長さも60あってそれなりだけど、こんなに飽食して腹のふくれた個体は初めて見た。産卵期のメスバスのよう。

 とっととリリースしてさらに下っていく、岬の下流エリア、時間帯か場所かライズが多くなった。何度かあたって、やっぱりアップクロスで重くなってヒット。こいつは普通の体型だったが、惜しくも足元でバラした。サイズは一緒ぐらいか。

 ちょっと下流まで行くが、下流は反応無い。商業施設の灯り下あたりまで行って岬の下に戻ってきて、またヒット。今度はやけに痩せた産卵後っぽい個体。50真ん中ぐらい。魚の状態はまちまち。

アフタスポーン

 その後は、ヒット無く釣り初めて1時間ほどでライズもおさまって終了。

 パターン完全にはまったと思う。面白くなってきた。明日はダイキリさんポイントの予定。釣れるはずという確信がある。

 

○3月9日

 ダイキリさんから、2月シーバス結構良い釣りしたとの報告があった。4月前まではこれといった方針はなく、いつも早めにバチパターンが始まるF湾あたりから春シーズン始めるかぐらいに適当に考えていたので、新規の釣り場には大いに興味があるので案内をお願いした。

 釣れる日と、釣れない日がはっきりしているようで、釣れる時間も短いのだけど、サイズが良くて70UPも出たそうだ。毎日のように通ってある程度パターンも把握したそうで、話を聞くとなるほどと感心する感じ。釣り場の見た目はどうということなく、あまり釣れそうな感じでもなく釣り人も少ないとのこと。

 今日は釣れない日の方だったようでスカ食ったが、来週釣れることを祈って再度出撃予定。細かく言うと今まで当方が経験していないパターンのようで、ちょっと新しい展開になるかも知れない。ダイキリさんお世話になります。

 

○3月2日

 秋から始まった鮎迷人の東京での研修も残すところあとわずかとなり、東京での釣りは今回が最後とのこと、風は強いが張り切ってワカサギ狙い。ちょっと腰を痛めたのだが、夕まずめ狙いで昼頃出撃。

 風裏、崖の下ポイントは先週もいた「足踏み式」のおじさんのみ、今日は9時過ぎに来て20匹ぐらいしか釣れていないとのこと。他に人もいないので橋の下に移動すると、こちらも人はカップルのみでモロ風表できついので、風裏の湾でとりあえず始める。夕方風がおさまる方向のハズなので、しばしこちらで時間をつぶす。ボートのもやってある横で鮎迷人がポツポツと2匹ほど釣ったので、どこでも釣れるやないかと思ったが、その後は全く反応無く、3時半過ぎに先週釣った角のポイントに移動。カップルの他に有名らしい老夫婦もやってきていて、これは夕まずめいけるやろと期待するが、最初当方に1匹釣れたあと、そろそろまずめやし時合いが来るころだろうと、期待して待つが単発。ユスリカが飛び始めて顔にまとわりついたりするがライズは無し。先週はワカサギに食いまくられて飛び立った成虫が少なかったのかも知れない。鮎迷人もユスリカ確認できたようだった。フライタックル用意したのに出番無し。

フライタックル

 日が傾いて、風もおとなしくなったが、魚はたまーに拾えるだけ。1週間でこんなに変わるもんだと感心するぐらい劇的に終わった。おそらくメインの群れは産卵するために流入河川に入ったとかそういう移動があったのだろう。たぶん日によってもう少し釣れたりもするのだと思うが、基本シーズン終了と見て良さそうだ。釣り人もめっきり減った。

落日 

 我々の他にもシーズン読み違えたヤツがいて、足元を時々眠そうに目をつむりながらヨロヨロ流されていった。春は名のみの風の寒さや。

ウシガエル

 日も暮れて撤収。2名で12匹の貧価だが、季節の変化を釣果で感じることができてそれなりにシーズン終了まで釣りきった感もあって満足している。ワカサギシーズン1年目はなかなかに楽しめました。

12

 その後、内房、風の影響の少ない運河にバチ抜け等さがして繰り出す。W港の吐き出しは釣り人多く反応もなさげだったのでパス。W運河は昨年からの工事が佳境でちょっと釣れそうになくすぐ撤収。コイの運河は反応無し。コイの運河が接続するメインの運河の橋の下、昔もの凄い量のバチ抜けを経験しているが、今宵は静か。まだ時期が早いかと、南に移動。昨秋に鮎迷人に60UPがでた公園運河、暗渠前イナッコっぽいベイトがいて期待したが反応無し、ぐるっと運河を回ったが反応無く、ここでもちょっとまだ早いかという感じ。3月入ると早いところでは本格的なバチシーズン到来だが、手堅く釣れ始めるのはだいたい3月最後の週くらいからなのよね。とは分かっていつつもワカサギも終わったしシーバス春シーズン向け始動という感じである。今年の春はどうなるのだろうか。

 鮎迷人との東京での釣り、釣れたときも釣れなかったときもあったけど、楽しい時間を感謝。

 

○2月23日

 2名とも体調良くなり、午後出発で夕まずめ狙いでダム湖のワカサギ狙い。

 先々週、先週と釣った橋のあたり、2時前に到着すると人が少ない。釣れてないのか?魚籠調査してみると、今一だったと言っているがそれなりに100ぐらいは釣れている。でも、あまり釣れ盛っているようではないので、一度あちこち見に行く。最初の頃釣っていた崖下は2人だけで、こちらはさらに渋め。奥のおじさんは長いのべ竿を足踏みで揺らせるようにブロックとか使って延べ竿2本の体制を工夫していた。こういうオリジナルの工夫が釣りの楽しいところだヨネという感じ。

 ダムサイトは進入禁止、上流側は岸際まで藪で今一釣りにくそう。ということで最初の橋のアタリの、先週釣れていた角に入る。3時時前頃当方延べ竿赤虫、鮎迷人1号磯竿ベニサシ半分で始める。サクサクっと2名とも2、3匹釣って、余裕ジャンと思う。

出だし快調

 が、そんなに甘くなくその後渋い時間が来る。2名とも仕掛け換えたり、オッサン達が釣っている橋の手前付近に遠征してみたりするが、今一釣れない。たまにぽろっとあたっても続かない。どうなってんだろう。

 4時過ぎてしばらくして、オッサン達はポツポツ釣れている様子。そっちに移動しようかと悩んでいたら、釣れ始めた。時合い到来。

 コンスタントに釣れ始める。

釣れ始め

 欲張って、1尾かかったらゆっくり上げてきて連チャン狙うが、上手くいって3匹とか付いてくることもあるがバラしちゃうときもあり善し悪し。

 そのうち、水面でたぶんユスリカだと思うけど、ライズが始まり、そのあたりの浅棚を狙ってコンスタントに数をのばしていく。そこかしこでライズがあって、次々釣れてくる。

 どのくらいまで釣れ続けるのだろうと、橋の灯りがついても釣り続け、完全に暗くなってライズも収まりアタリが無くなって終了した。

 2人で120匹。短い時合いで集中して釣ったので、匹数字以上に釣れた感じがした。かなり面白い。夕まずめ狙いは人も少なくて良い塩梅だ。

 サイズも多少アップして、卵持って腹もふくれているためか120匹はタッパーからはみ出しそうな感じ。先々週は130匹でも余裕だったのだが。

120

 山を下りて、夕飯に寿司食う(ビンチョウ、ブダイ、ウマヅラハギなど)。その後、ちょっと干潟をチェックしていく。初冬の実績ポイントだがバチも抜けるらしいので、行ってみたが魚っけ無く、鮎迷人曰く「釣れそうなイメージわかへんのやけど」という感じで、釣り人4人は他にいたので、多少釣れているのかも知れないが、早めに撤収した。

干潟

 ワカサギ面白い。ライズはミッジフライで叩けばフライでいけるのではないだろうか、あるいはオランダ仕掛けとか。シーズンそろそろ終わりそうだが、もう1、2回行きたい。昼頃出かけて夕まずめ空いてる釣り場で釣るのは悪くない感じ。 

 

○2月11日

 風邪が抜けず体調ガタガタだが、土曜寝て日曜出撃。鮎迷人も出撃予定だったが、シンクロして風邪引いたらしくこちらは熱が下がらず断念。2人分釣ったるで。

 先週釣れた場所に入ろうとするが、早めに来たつもりだが、7時前で既に橋の手前の目を付けてたポイントはもちろん、先週釣った橋の下も空きがないので、あいてた一番手前側に入る。

 みんな、5mぐらいの延べ竿でやっているので、当方も「抜無双」の竿おろしである。ちょっと長めの10本バリに赤虫付けて、とりあえずぶち込んで、釣り座をセットして整理して、竿をあげたら4匹ついてた。さい先良い。

 みんな釣れているが、当方も快調に飛ばす。1時間ぐらいで30匹以上釣れておりこのペースが続けば2束ぐらいいっちゃうんじゃないのという感じでウハウハだが、10本バリ帽子に引っかけたり袖に引っかけたりでややこしい。今日は風も強く、仕掛けが風に吹かれるし手がかじかむしで絡みがち。ハリ数あんまり増やすのは素人には向いてないのかも知れない。7本ぐらいが今のところのベストか。

3連抜無双

 このままのペースで行ってくれと願ったモノの、そうは問屋がおろさないわけで、40匹近く釣った時点でガクンとペースが落ちる。

 ここからは、左隣のカドのオッサンがややコンスタントに釣っているが、他はいずこもたまに釣れるぐらいの、スローペースに。当方は昨日赤虫買いに出かけたついでに中古釣具屋でリアクションバイトしたDAIWAの磯竿カーボウィスカー1号5.3mをこれまた竿おろしで、浮き釣りでちょっと投げて、誘いながら寄せてきての繰り返しで最初はペースが上がって、これは岸近くしか狙えない延べ竿の人を差し置いて一人勝ちかなと思ったが、すぐにチョイ投げの範囲では岸際同様のスローペースとなった。

 アタリが遠のいているうちに飯食ったりして群れの到来を待つ。が、目の前でカワウが潜りまくっていて浮き上がってくるとワカサギ咥えていたりする。魚が居ないわけではないようだ。

カワウ

 11時頃に50釣ったが、そこからが伸びず。帰る人がいたので反対側やら、人の少ない桟橋方面やらも探ったが、最初の場所がまだマシで、やはり目を付けていた橋の手前あたりはやや釣れているようだった。

 14時頃までやって70匹で終了。

70

 先週ほどは釣れていなかったようだ。夕方は人が少ないので、昼頃来て帰る人の後に入って夕まずめ勝負というのが正解のような気もしてきた。

 来週も行きたい。

 

○2月11日

 風邪気味で体調ガタガタだったが、土曜寝て3連休中日の日曜出撃。行楽日和とか。

 ちょっと早めにダム湖をめざす。いつもの崖下ポイント到着すると、それほど人はいない。早めに出てきたので良い場所選べると思ったが、それが大きな過ちであることはその時は知るよしもなかった。

 とりあえず、7時半頃、右奥の方の玄人っぽい人達が居るエリアに入ってブッコミ仕掛けと浮き仕掛けで投げてみるが2,3投探りを入れた時点で1匹のみ。まだ、前回釣れた中央部が空いていたので思い切って移動。がしかし、ここもアタリが遠い。10時頃までやって3匹、ブッコミで下針に毎回のようにモロコ系がかかりたまにオイカワも釣れるが、群れが回ってきていないのか活性低いのか。

閑散

 見回りに来た漁協のおじさんに状況聞くと、崖下ポイントはここ4,5日釣れていないとのこと、どうりで人がいないわけだ。関東のメジャーな釣り場で人がいないという事はそういうことだ。

 釣れているのは橋の下方面だが、既に駐車スペースはいっぱいだろうとのこと。

 釣れてないところで粘る意味はない。速攻片付けて移動。橋を渡って橋の下方面に車を入れると、道の両側びっしり車が縦列駐車で、釣り人の竿が林立。たまたま橋の真下が空いていたので、車をねじ込んで浮き仕掛けの磯竿1本で始める。

竿の林

 なぜ橋の下が空いていたのかすぐに分かった。お日様当たらないので寒い。でも風もない良い天気だったので耐える。何せ魚はすぐに釣れ始めたので出遅れを取り戻すべく気合い入れていく。最初棚取りに手間取ったが、ほぼベタ底で竿しゃくって誘って寄せながら探っていくと浮きがぴょこぴょこ動く。割とコンスタントに釣れて、ワカサギのぼり状態までは行かないが、たまにダブル、トリプルはある。

トリプル

 良く釣っているのは、長い5mくらいの延べ竿に大量にハリを付けた仕掛けの人達。ここは水深が4〜5mくらいなので、延べ竿で手返し良く攻めるのが効率的なようだ。

 とはいえ、磯竿浮き仕掛けも悪くない。餌は隣のおじさんのベニサシより当方の赤虫の方が良く釣れているように感じたがそれほど差はないのかも知れない。午後2時過ぎに50匹を越えた時点で、このペースなら束釣り十分可能だと思い欲が出る。

道半ば

 出遅れた焦りもあってか、どうも気合いが空回りして、下手からのキャストがテンプラになってしまい橋の下に仕掛けを絡めてしまったり、取り込み中にハリをズボンに引っかけたりとイライラしたが、後半、長めの仕掛けが不足してきたので、5本バリ2連結の10本バリ仕掛けを導入したら、これが棚が結構変わるこのポイントのワカサギにマッチしたのか、わりと調子よくてリズムに乗れた。集中して釣っていく。

1束

 3時半過ぎに100匹達成。嬉しいがな。陸っぱりでも3束、4束釣れると聞く良く釣れるダムだけど、まずは当面の目標達成。

 まだ日没には時間があるので、追加していく、ボチボチ人が帰りだして暗くなると棚が上がってというか、表層でピチャピチャやり出したので、ヘラ釣りでいう「かっつけ」状態で水面近くを釣って131尾で終了。

131

 釣り場はがら空きになって、バスマンが夕まずめだけ狙うのかワカサギ釣りに来て、やっぱり浅棚で釣っている。夕方狙いは割といい手かも知れない。

 明るいうちに、ターポン想定したタックルの試投。5インチスイムベイト、竿アグリータイガーにPENN975は割と普通にキャストできた。これは問題なさそう。リールを7000Cに換えたら飛距離が出にくい。帰りにスイムベイトの重量アップのためにクギでも買っていくことにする。

 ドラグセットしてリーダーを柵に結んで、双方のリールでポンピングの練習やら走ってドラグの効きやら確認したが、ドラグの性能はどちらも大丈夫そう。7000Cはチリチリドラグ音がするタイプで「イイ声で鳴きやがるぜ!」という感じ。ごついタックルを力掛けて曲げたりしていると異様に高ぶってくる。2mぐらいの巨大ターポンでもやれそうな高揚感。

 帰り渋滞を避けるべく時間つぶし。集中して釣り続けたのでシーバス行くエネルギーが残っていなかったので、クギ買ったり釣具屋ひやかしたりして飯食って9時頃にアクアラインの袂まで行くが、まだ渋滞している。3連休のイイお天気とはいえこんな時間まで混んでるのは初めてだ、仕切り直しで10時頃までコンビニの飲食コーナーで温かい飲み物飲みながら本読んで再突入。まだ渋滞していたがもう眠くなってきつつあったので、そのまま入ったらちょうど渋滞解消し始めるタイミングで割とすんなり帰れた。冬の房総にそんなにみんな何しにいっていたのだろう。と自分のことを棚にあげて思った。

激闘の跡の鱗 

 

 

○1月26日

 寒気がやってきているようで日本海側大雪とか。風が強い予報だが、ダム湖のワカサギ、風の時はどのぐらい釣りになるかも知っておきたい。午前中所用で午後出発。アクアライン上で12mとかの強風で釣りにならんかもと心配したが、先週と同じ崖下のポイントそれほど吹いていない。充分浮きが見える。がしかし反応無い。

 強風の予報が影響してか、比較的人は少なく、人が固まっているあたりの人が帰ったのでスススと後に入る。隣のオッサンは4連5連と釣っているが、やっと釣れ始めた当方は、浮き釣りで1匹づつとショボ目。

ポイント

 オッサン達は、浮きをつけつつも仕掛けを立たせるための用途に使っているようで、完全にベタ底。シーバスロッドの方を浮きに勝つ錘にして沈める。

 しばらく放置しておいてあげるとなんか重い。

4連

 小躍りしてしまう。上にもう一匹付いていて4連である。その後も沖目の底狙いは回転数は早くないけれど2匹3匹と好釣に釣れてくる。

 頭の後ろ近距離で「ヒッ ヒッ ヒッ」というような声で鳴いている鳥がいるので振り向くと、丸太風の柵の上で小鳥が鳴いている。先週もいたがあまり人を恐れないような感じで、カメラ出してきても近くにいて汁気が無くなって交換して捨てたベニサシとか拾っているようである。

ジョウビタキ

 ジョウビタキだと思う。可愛い小鳥だ。ベニサシで良ければ食っていってくれ。

 浮きの方は先週ほどコンスタントに釣れないので、両方底ブッコミにして浮きで仕掛けを立たせる方式で行く。適当にラインのゆるみをとって、風で流されたらラインを回収という感じ。ラインが張って風で流されなくなるのはかかっているからのようなのであげてくる。

鯉のぼり状態

 7本バリに5連チャン。ワカサギ釣りってこういうのをイメージするけど、今まで一度もやったこと無かったので嬉しい。表情にも嬉しさがにじみ出ていると思う。

 餌は、1週間前の残りのクタッとしかかった赤虫がやや良かったように思うが、ベニサシでも釣れていた。

 隣の青年がブッコミで苦戦していたので、仕掛けを立たせる用の玉浮きを貸してあげたら、やっぱり鯉のぼり状態で釣れていた。お役に立てれば幸い。

 日も暮れかかり5時前撤収。4時間ほどで36匹。今日は複数ゲットも多く、まずまず楽しめました。風はわりと大丈夫っぽい。むしろ人が少なくて良いかも。

36匹

 そのまま帰ると渋滞にはまるので、シーバス狙いで時間調整。飯食った時点でかなり強風で、こんな寒くて風の強い日にやらなくても良いじゃないかとも思うが、風が吹こうが寒かろうがルアーを投げる根性と、めったに釣れもしねえのに「ご苦労さん」という自虐的な客観視の中にある喜びとを海に向かって贄として供えるのが、シーバスマンというものだろう。

 しかし、ふだん地磯を狙っていた港の堤防は波が洗っていて、下手すりゃ自分が海にさらわれて贄となってしまいそうな気配の大荒れだったので、濁りの出ている港の中をちょっとチェックして逃げて帰った。

冬の海 

 ワカサギはとりあえず形になってきました。面白いです。

 

○1月20日

 先週に引き続き、房総のダム湖へ、先週参加できなかった鮎迷人を駅でピックアップ、一路東へ。

 8時過ぎに現場着。駐車場下に2人は入れそうなところがあったのでサササと入る。場所取り重要だからね。

 タックルは、浮き釣りメインで、昨日買った4.5mの磯竿と9fのシーバスロッドで、鮎迷人には羽根突きのデカイ浮きを使わせて、当方はシーバスロッドで黒鯛釣りに使うような浮き。誘導浮き仕掛けでとりあえず4.5m棚で始める。

準備万端

 しばらく釣れない状態が続くが、隣の常連ぽいおじさんは、3連、4連で連発している。速攻で鮎迷人が棚を聞きに行く。今日は底近くで食っていて我々の前なら8mぐらいだそうだ。深い!

 ベタ底狙いのブッコミ仕掛けもセットして、浮き下8mくらいにセット。してしばらくして、浮きがモコモコ動いた感じなのであげてみると1匹目。写真では丸くなっているので錘に見えるがワカサギである。

早速ゲット 

 その後、ブッコミもふくめ、1匹づつながらボチボチ釣れてくるが、鮎迷人のデカイ浮きはアタリも糞もわからない感じで出遅れる。でも割と大きな卵形の浮きはみんな使っているので似たようなモノだと思うのだが。

準備万端

 鮎迷人「もうちょっとアタリの出る浮きないの?」という事で、鮎迷人にも棒浮きを支給。なぜみんな羽が付いてたり、付いてなかったりはあるけど卵形のデカイ浮きを使うのか理由は不明だった。あきらかにアタリは棒浮きの方がわかりやすい。午前中は風もなくて浮きでアタリをとるのは割と簡単で、ポツポツと釣れ続くが、隣の常連さんはなぜか3連、4連と複数でゲットしている。

鮎迷人

 釣れないわけではないが、1匹づつ釣れてくるので数はそれほど伸びない。常連さん(以下「名人」とよぶ)は朝から合計で100越したとのこと。

 しかし、ワカサギってシースルーで全くフライのコルサーミノーにそっくり、っていうかコルサーミノーがこういう光を透過させるタイプの光学迷彩系の体色の魚のイミテーションなんだろうけど。

20匹

 やや風が出てきて、名人は、玉浮きをつけて錘が勝つ仕掛けで底を取り始めた。遠投してちょっとずつさびいて寄せてきているが、その釣り方でもコンスタントに連チャンしている。風が吹いても即応する技術力。わりと間延びしたような長めの仕掛けを使っていて、上のハリにかかるか下にかかるかで、棚調整もしているようだ。餌は赤虫が良いとのこと。

 底で釣れるのかと、ちょっと気合いを入れてブッコミ仕掛けに赤虫つけて放り込んでみたら、良い感じに重くなって初の4連チャン。だが、魚が違う。デメモロコかスゴモロコかイトモロコかそのへんのモロコ。淡水魚詳しい滋賀の鮎迷人に確認したが、ヒゲやら目の大きさ比べないと分からないとのこと。

スゴモロコ?デメモロコ?

 ブッコミは一時釣れ盛ったが、モロコ系のほか、ウグイ、オイカワ、小ニゴイとコイ科魚オンパレードだった。それなりに楽しいがワカサギ釣らなきゃなので浮き釣りに集中する。赤虫それなりに釣れる。

 赤虫が良いのかと思っていたが、どうもハリがかりしないのはベニサシ1匹だと大きかったようで、ベニサシ半分ガケで、鮎迷人がコンスタントに釣り始める。たまに空アワセ気味にあおって誘ってやるのも効果的なようだ。

 まねしてベニサシ半分でやろうと、ベニサシをかけて半分に切ろうとしていたら、画期的な方法を鮎迷人に教えてもらった。1匹のベニサシを2本のハリに頭とお尻からかけて、ベニサシの真ん中をハサミでちょん切るのである。いたく感心したが「常識」だそうである。ワカサギ釣り、なかなかに学ぶべきことが多い。

 ベニサシ半分で、誘いかけながら浮きの微妙な変化を拾っていくと、確かに釣れる。

 アクアラインが混む前に帰ろうという事で2時半頃終了。2人で51尾釣った。

51

  名人は2束ぐらい釣ったそうな。前回より釣れたが、まだまだ修行のしがいがありそうでうれしい。簡単すぎず難しすぎず、なかなかに面白くなってきた。

 天気が良くて寒くなかったのもありがたかった。明日から雪かも。

 

○1月13日

 参戦を表明していた、房総のダムのワカサギ釣り、3連休に早速いってこまそうと、JOSさんに案内を願い、14日都合がつきそうな鮎迷人も誘って出撃の予定だったが、金曜時点で14日台風みたいなえらい大きな低気圧が来る天気図になっていたので(14日現在、ゴンゴン雪が降っている)、急遽13日に前倒しでJOSさんと2人でまずは今期の様子見という感じでいってみた。

 現地のコンビニ集合だが、朝久しぶりにやや早起きで日が差す時間に走ったのだが、モロ東に向かうのでまぶしくて1度標識を見落として線路渡り損ねて袋小路に迷い込んで引き返して15分ほど時間をロスしたが、思ったよりは近くて1時間半ほどで到着。

 例年釣っていた場所は駐車スペースが無くなったとのことで、公園ぽい既に先客が並んでいる場所の端のほうに荷物抱えて入る。

 もち焼いたり、ウルメの丸干し焼いたり、芋焼いたりしながらのんびりと釣る。外で炭で焼くと何でこんなに旨いんだろうというぐらい旨い。

炭焼き

 JOSさんからお年玉をもらう。550SS。4桁ススピンフィッシャーの前の金属ボディーの3桁スピンフィッシャー。シイラ始めた頃に憧れたスピンフィッシャーのまさにその個体である。最近、人様にリールもらってばっかりで恐縮だが、感謝してちょうだいした。グフフという感じで嬉しい。

550SS

 常連客とみられる人達は、遠投浮き仕掛けでコンスタントに釣っていた棚は投げ竿1本分4.5mくらいとのこと。

 我々は、ワカサギ仕掛けベニサシ餌のブッコミで底周辺を狙う。目の前はかなり崖状に落ち込んでいて、それなりに遠投しても沈めているとかなり手前に寄って着底する感じで、かつ、護岸のカドが沈んでいるのか回収時ちょくちょく根がかるのに苦労する。

 あたりも前半かなり頻繁にあって、風が無く重装備を次々脱がなければならないほど温かい中、結構忙しくあわせたり仕掛けを投入しなおしたりするが、根がかりや、かけそこねでそれほど数が伸びていかず苦戦するがポチポチと釣れる。

ワカサギJOSさん

 2人とも4,5匹づつと割と貧価で前半戦の時合いが過ぎて、その後は当方はABUの投げ比べとかしていたが、すっかりアタリが遠のいたので移動。

 流れ込み方面に移動したが、水位が低めで底が見える状態で、ネコと遊んだだけで撤収。

ネコ

 その後は、当方はアカエイ定点観測のため温排水ポイントへ、JOSさんは餌も残っているのでもう1カ所別のポイント攻めて帰るとのこと。

 アカエイポイント、4時半頃潮止まりで大潮満潮をはさんで、3時間ほど粘ったがあたりもかすりもせず。寒くなって温排水前全員集合とはなっていないのか。とりあえず1年通じてアカエイの動きは探ってみたい。帰り、渋滞にはまった。エイもいない時期のようなのでウェーディングでもして暇つぶしてから帰るべきかも。

エイを待ちながら

 ワカサギは、福島や岩手の結氷した湖の穴釣りから、芦ノ湖のボート釣りやらとあれこれ手を出しているが、実は「束」で数えなければならないような数釣りは経験したことが無く、釣れて20匹とかの1食分程度であった。房総のダムは割と近いことが判明したので、ちょっと遠投浮き使った仕掛けとかも工夫して小物釣り修行の一環として取り組んでみたい。とりあえず仕掛けのハリが3パック5百円のハリと1パック300円くらいの高級品のハリではあきらかに刺さりが違うので、仕掛けは高いの買うこととしたい。餌もベニサシよりラビットが手に入るならラビットの方が食いが良かった印象があるのでラビットと赤虫も試してみたい。

 今回のような暖かい日が多いことを祈る。

 

○1月4日、5日

 年末、釣り納め30日で、大晦日、三が日はこれでもかというぐらいに、食っては寝て、炬燵でみんなでテレビ見て、ベットでマンガ読んで、ちょっと同居人のお兄さんの息子達と遊んでという、極めて正統派の寝正月をすごした。予定どおりである。すべては最初から仕組まれた寝正月。

 ネウ(アイナメ)頭まで旨い。お兄さんが釣って作ってきたスルメの沖漬けの「ふ」の旨さは大人の味。ヒガシモノのメバチとメカジキの極上の良いところ、刺身の右側メカじゃなくメバチのトロ部分です。寒い海で餌たらふく食って育つとメバチにもメカにも脂ギッチリ乗って最上級のトロがとれます。まあ、当方のようなオッサンはあまり脂がきつくない赤身や今回初めて食ったメカジキの背ビレの付け根(ヒラメの縁側に相当する部位だと思う)部分である、「メカのハモニカ」のゼラチン質な部分なんてのの方が好きなんですけどね。クロマグロのトロなんてのは、もちろん悪か無いけど、値段のほとんどはブランド的な価値です。高価で貴重であることが、商売する上では極めて重要で、さらには「美味しい」ということにも本質的に凄く深く関係してくるのは重々承知だけど、まあ、まだ評価がモノの良さから考えると低い、ヒガシモノのメカとメバチはブランド価値が上がって値段が高騰してしまう前にたらふく食っておいた方がいいと思うナ。まあ三陸の海の幸の宣伝はこれぐらいにしておきましょうか。

アイナメアラ汁沖漬けメカ東もの極上メバチ?メカハモニカ

 年末仕事がいつ終わるか不確定で進行して、クリスマスぐらいにやっとお正月休みが取れることが確定したので、その晩さっそく、アイナメボートの予約のため気仙沼のトライアンフ号の船長さんにメールを入れると、正月4、5日はまだ空いているとの返信だったので、即決で2日ともおさえた。同居人やお兄さん、従兄弟達が乗れれば一緒に乗ってもイイし、都合が悪ければ一人で大名釣りすればいい。結果的には予定が合わず一人で乗った。そんなに大きなボートではないこともあり2日貸し切りでも、昨年2回海外遠征行く予定で確保していた軍資金が1回分まるっと残っているのでまるで問題無い。釣り資金は潤沢にある。今年は3回海外遠征も可能である。まあそんなに休みがとれんけどな。

 というわけで、4日までは釣りの予定無し。おかっぱりで初釣りという手もあるし、チカ釣りなんかは久しくやってないのでやりたかったが、昨年仕事で結構ヘロヘロだったので、ちょっとまとまった時間を寝倒してゴロゴロしまくって疲れを抜く必要がありそうで、寝正月を選択したのである。たまには釣りも仕事も何もしない日々も必要だ。炬燵で見る正月特番のテレビとかも良い感じのくだらなさ加減が良くて楽しめた。

 体調万全でのぞんだ4日朝、気仙沼港で船長から強風のため出航中止と聞いてガックリ。でも、船長の判断には絶体服従である。プロがダメと言った判断に従えないようなヤツは長生きできない。海は、自然は、怖いものであり、一歩間違えるとあっさり死ぬのである。

 ガックリ来ている当方を気遣って、おかっぱりでいくつか釣り場を案内しましょうという申し出。ありがたいことである。ちなみに無料サービス。

 半島のいくつかの港を回ったが、車で坂を下りていった先の景色が、記憶と違うことにあらためて愕然とさせられる。もう津波があったことを忘れかかっているのだろうか、昔の景色が見えるハズと心が勝手に認識していたようだ。養殖棚も作業後屋も復活してはいるが、集落は何もない。ゴミさえ片付けられているのでホントに何もない。自分の役割はシリアスな正論吐くことではなく、お気楽に旨いもの食って、楽しい釣りをしてという道化役だと認識しているが、それでも同居人のお母さんの「以前は海のそばに住んでいて海が好きだったけど、海が嫌いになった。」とか、道化役としてはどう整理して伝えれば良いものか困るようなちょっと洒落で済まされないような重めの現実はやっぱりどうしようもなくあたりまえに存在する。

 開高先生も、釣り竿もって紛争の地なんかにおもむくにあたって、「人が生きるか死ぬかの瀬戸際なのにふざけるな」とか怒られるかと心配していたけど、釣り竿持って出かけた先では、いつも歓待と親切に恵まれたと書いていた。全くその通りだなあと思う。東北の被災地でも釣り竿持った道化役の当方に対して、皆親切にしてくれる。結構重い現実があるからこそ、道化役も必要なのかも知れないと思ったりもする。道化は自分本来の性分でもあり、ある種演じている部分でもあるが精一杯道化役に務めるのが役目だと思う。たまにシリアスなことも書くけど、そこは道化の化粧にも涙マークはお約束であり、正しい道化には悲しさも伴わなければならないという事でご容赦願いたい。

 釣りの方は、晴れて最高気温0度と冷え込む中、風裏探していくつか港を回ってもらい、港からの地磯、藻場を狙ったが、アタリはあるものの小さいのかかけられずにスカ食った。船長は大きくないけど1尾ゲットしていて渋い中でもさすがという感じ。

港

  3時間ほどやって風も強いので撤収。初釣りからスカ食って、どうにも悔しいのか自分が不甲斐ないのか、憤る気持ちが抑えられない感じが続いて、天気が悪ければこういう日もあるさと、頭では思うのだが心ははやりまくりで、翌日が一刻でも早く来てリベンジしたくて時間の進みが遅く感じられた。夕飯食って腹がふくれたら落ち着いた。単に腹減っていらだっていただけもしれない。まあ今年も修行が足りていない感じの当方である。天気予報で明日はイイ凪らしいことを確認して10時過ぎにサクッと寝た。

 

 明けて5日は、良い天気で寒いが風もなく、港に着くと船長すでに船を準備中で今日は出撃できる。ヤッたるで〜。

 リアス式海岸の半島周り、島周りのシャローのワンドから岬のドロップオフ、5〜15mくらいの海底にある起伏などを中心に狙っていく。

 小さいのかプルプル当たるけどフッキングしないアタリがいくつかあったあと、割とあっさり1匹目は40UP。お土産用にキープ。

1匹目

 リールはF師匠にもらった80年代前半のアンバサダー6500C。キャスティングの感触とか自分の古い5000によく似ていて凄くなじむ。巻き取り速度も最近の1:6.3に比べると遅いけど、まあこれでイイかもという感じ。ラインはファイヤーライン25LBメインにショックリーダーRTE20LBをループトゥールゥープ2回回しで接続といういつもの仕掛け。ワームはガルプのパルスワームとホッグ系。

 プルプルというアタリが多いので試しにあわせてみると、このぐらいの20センチ台のが釣れてくる。

2匹目

 たまに釣れない時間が続くとあわせたが、基本今回はプルプルと小型とわかりきったアタリは無視してあわせなかった。同居人が50UP二匹釣ったときは、太い竿で小物のアタリが取れなかったのが良かったのかもと思うので、それを意図的に再現しようと試してみた。

 もう一点、船長からこの時期アイナメには、基本高くルアーをあげてストンと落とすのが一番効くことが多いと聞いていたので、チョコチョコトントン底を叩く感じではなく、スイッと持ち上げて、ストンと落とす感じの動かし方を意識してみた。

 3匹目はプルプルではなくちょっと重くなった後にもぞもぞという感じのアタリがあったのであわせたら結構重量感のあるひき。

45鰭デカイ

 45はやっぱりちょっとまだ慣れないサイズで興奮してしまう。夏釣った個体でも思ったけど三陸のアイナメは胸びれデカイ。

 船長の分析では、今日釣れている個体は産卵後の腹のへこんだのが多く、そういう産卵後個体は、浅場に残っている直後の個体だとアタリは大型個体特有のスコーンという感じの明確なモノではなく、モゾモゾした感じになることが多いとのこと。また、深み側にはある程度産卵後回復した個体が居るはずとのこと。意識して底の海藻と区別の付かないちょっともたれるようなあたりも「疑わしきはアワセる」方式でいくことにする。

 チビ

 たまに、良いアタリもあったが拾いきれず、小さいのをいくつか追加するのみで、アタリはあるけどサイズがあがっていかない。

 人工構造物もやってみましょうという事で、沖堤テトラを狙う。思いっ切りテトラ帯に放り込んで落とし込むと当然根がかる。ビミニが切れたので結びなおすのも時間がもったいないのでサブタックルのスピニングでやってみる。割とベイトよりキャスティングが細かく決まるので自分が「スピニング使い」だと再認識する。

 テトラの際よりちょっと外の崩れたテトラが散在するアタリでポツポツ当たって、モターっと重くなったのをあわせて1尾ゲット。これも40UPぐらい。良いひきしてくれました。

 テトラで

 その後は、いくつか産卵後の個体がたまりそうなポイント(素人には分からん)を回って、沖根からのドロップを狙っていくつか小さめの追加。

 1発、プルプルというチビのアタリを無視して、次にグググという感じで食い込んだアタリをとったら40UPだった。やっぱりチビアタリを無視してデカイのに食わせるというのは有りのような気がする。

チビアタリは無視しろ

意外と写真が少ない釣ってるシーン

 12時頃そろそろ潮止まりで時間も終了近くなったので、一発50UP釣って帰りましょうかと気合いを入れて、浅場を狙いに行く。

 50UPとはいかなかったけど、スコーンという感じの良いアタリがでて40UP。

狭き谷より行け最後

 天気も良く良い凪で、なかなかに楽しめました。数は二桁は行ったと思います。5匹40UP。数は小さくて良いならいくらでも釣れるのかも知れませんが、まあ大きいのだけ狙っていてもそれなりの数釣れるので、わざわざ狙って小物をハリにかける必要性は感じないです。最初の1匹と船長が釣った血を吐いた1匹をキープしてお土産に。

 50UPについては、船長が帰り際「すぐ釣れるより楽しみが残って良いじゃないですか。」と言っていたのはまさに我が意を得たりで、その通りなんですよと思うが、それでもちょっと悔しくはある。また来年か、夏休みか、引き続きこの釣りも要修行である。今回は技術的にはいろいろ新しいことも憶えて進歩したかなという感じ。

 

 今年は、何が釣れるのだろうか、見たこともない魚、見たこともないサイズ、初めての釣り、新しいポイント、新しい戦略、そういうのに沢山であえると、苦労のしがいがあるのだが、さてどうなることやら。  

 

 

 2012年 後半  

 2012年顛末記 前半

 2011年顛末記 後半

 2011年顛末記 前半

 2010年顛末記 後半

 2010年顛末記 前半

 2009年顛末記 後半

 2009年顛末記 前半

 2008年顛末記

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