2015顛末記

 

○6月28日

 朝起きたらカラッと晴れてるヤン!ということで晴れたら魚見つけやすいよねということで、エビはまだサイズ小さい感じだったけどプレデター共は集結中だったので、サクッと朝の干潮まわり釣って帰ってこようということで自転車で出撃。紫外線対策バッチリの長袖に帽子、フェイスガードで夏仕様。

 本流渡る大きな橋の上から潮引いてるなと見ていたら、見える範囲にシーバスとニゴイ1匹づつとコイが数匹。シーバスは深めの流芯に入っているのでちょっと狙えんかもだが、ニゴイは浅い所をうろついていて粘ればそのうち遭遇しそうな感じ。普段もうチョット下流から入るが、とりあえず橋の下に入る。

アオサギ

 5センチから10センチ弱のイナッコが沢山いてアオサギも操業中で、浅瀬をジャブジャブ歩いて行ってアオサギと並んでこちらも操業させてもらう。シーバスいた流芯あたりにシリテンバイブ投げ込むが反応無く、しばらく投げてたら上流から2匹ニゴイやってきてあわくってルアーをラバージグに変えてルアーケースしまうのももどかしく、ルアーケース咥えてキャストするが2回ほど投げたが全く無反応。よく考えたらこのあたりはエビ入って無くてラバジに変える意味はあんまり無かった気がするが後の祭り。

 移動して、ネット蛇篭ポイントはエビ狙いの先行者有りでパスして、住人の桟橋はちょっと様子を見たが反応無く、やや大移動でハクがシーバスに襲われてた実績のテトラ帯に行くが、ハクおらずすぐにあきらめて、住人の桟橋でエビ釣りながらプレデター共を待つことにする。

 しかし、雨降った昨日の方がエビの活性は高かった感じでイマイチ。歩いているのを見つけて狙うがせいぜい2年生サイズでドキドキするようなテナガはやってこない。

テナガ

 しかし、待てば海路の日和ありで、今日もやってきましたニゴイちゃん。1投目でちょっといやがって深い方にいったのでダメかと思いつつも進行方向にラバジを沈めたらラインが走ったのでフッキング。

 えらい引きまくってドラグも鳴らして走る走る。あげてみたら頭にかかってた。スレか食ったときに頭にかかったのか分からんが、この個体昨日のと同じ個体である。顔しか写してないのは実はちょっと背曲がりの個体で曲がり方が一緒。ニゴイは意外にリリースしたヤツが同じ場所で釣れる気がする。

スレ

 最初に入った橋の下が一番ベイトっけあったなということで、そろそろ満ち始めたなか橋の下に移動。

 かなり浅いので根掛かりしないようにペンシルのコアユとかシングルフックのフッコスペシャルとか投げてたら、橋の下でボイルがあってイナッコが逃げ惑っている。急いで駆けつけて投げるが食ってこない。

 タイミング逃したかとあきらめかけたら、たぶん追い回していたヤツだとおもうがニゴイがこっちに向かってきた。フッコスペシャルを進行方向に投げて、これならフロリダのターポンも食ってくるやろ!という理想的な目の前横切らせるコースを通したら、思いっ切りやる気で追ってきた。ちょいととめて沈めるとハグッと拾って食ったのが見えたのであわせる。

 さっきのスレがかりに比べるとあんまり引かなかったが、かかりどころも良く無事ゲット。

橋の下

 イナッコ追い回してるヤツにラバジ投げてもあかんということだったのかもしれんが、シーバスだとあんまりルアーの種類に関係無く食ってくる気がするのだが、とりあえずフッコスペシャルはイナッコやハクがベイトのときでも割と実績あるのでフッコスペシャルで今日はいくと決める。

 橋の上流も浅瀬を歩いて行くとイナッコがザワザワと逃げていく。

イナッコ

 一旦上陸して、もう少し上流のポイントも開拓してみようということで自転車でフラフラと行く。降りられる場所は限られていて、テナガ釣ってる釣り人の脇を降りてやや上流へ魚探しながら移動して行く。

 浅場をやってくるデカいニゴイ発見。斜め後ろからのコース、こいつも思いっ切りやる気で後ろからハグッと行ったのが見えたのであわせたがすっぽ抜け、次のキャストでもあわせそこね、3回目まだ食うかという心配をよそにハグハグ食ってくるので、一旦底に落として拾わせてフッキング。

 60越えてそうな大型で、穂先直したパックロッドをバットまで曲げて粘っこく走る。でもまあニゴイの口はハリがかりすればバレにくいので時間かけてゲット。

64

 痩せてるけど長さは充分の64センチ。笑い止まらんのですけど。

良い重量感また会おう

 重量感を楽しんでからリリース。

 たぶん、昼間浅瀬に餌食いに来てるのなんてシーバスともポイントかぶらないし狙われてないだろうから、独り占めかもしれない。ニゴイハンターのJOSさんエビとあわせていかがです?昼間干潮の浅瀬のイナッコとハクのパターンなんてたぶん東京湾どこの川でもありそうな気がするけどどうなんだろう。逆に夜干潮とか雨濁りなら浅瀬に入ってるのはシーバスになりそうな気がする。

 もう一カ所ぐらい見ておこうと、さらに上流の中州に瀬を渡って行ってみる。

 ベイトはここも多くて、1回遠目で追い回しているのも見えたが届かず。中州の下流側は良い漁場らしく、アオサギ、コサギ、カワウと賑やかに操業中だったが、ジャマしちゃ申し訳ないので正午近くなったし適当に切り上げて終了。

鳥軍団操業中

 夏場のエビパターンとイナッコ・ハク系パターン、ニゴイ攻略ちょっとイイ感じになってきた。

 今年もこれで前半戦終了だが、後半戦、熱い夏になるかも。

 

○6月27日

 梅雨真っ盛りで土日も小雨降る天気の予報。まあ、梅雨の雨は風を伴わないので釣りにはあまり支障はない。むしろ暑くて死にそうにならずにすむぐらいで上等。

 朝干潮で6時起きでテナガ釣りと思っていたら、5時頃蚊に起こされた。叩きのめしてそのまま釣りの支度をしてそぼ降る小雨の中自転車でGO。

 今シーズン初テナガだが、季節的には乗っ込みポイントにエビ来ててもおかしくないので、乗っ込みポイントいつものネット蛇篭付近で始める。岸辺に降りていくと小さいエビ逃げて「いるいる!」という感じ。

 1発目から20センチクラスの雄ゲット。

1発目

 2匹目も雄でなかなかさい先良いスタート。

2匹目

 置き竿で2本で交互にチェックしていく体制。

2本出し

 つ抜けぐらいまでは雄メインで良い調子だったが、その後メスと小型ばかりでデカイのが来ない。

つ抜け

 メスは抱卵しているのもいるけど、まだ卵もそれほど育って無い感じ。

メス

 時速20匹ぐらいでペースは良いんだけどデカイのが釣れないので、住人の桟橋ポイントに移動。砂底サイドにはエビ見えず、ガレ場サイドには小さいけどエビいる。ガレ場サイドから桟橋に向かって狙っていく。

 途中、ニゴイ発見であらかじめ用意していたスモールラバージグを投げたら1回追ってきたが惜しくも食わず。小雨降ってて薄暗いので魚が見つけにくい。

 エビが来ているのと、ハクともう少し大きいイナもいるので、水中にはニゴイ、コイ、カワウ、陸上にはコサギ、ネコ、そして釣り人とプレデター共が集結しつつある。

コサギネコ

 桟橋の上で足元の石周りでテナガ釣りつつ、高い位置からコイとニゴイを探し、見つけたらラバージグキャストする。コイは底の泥をほじくり返してなんか食っていて、近距離にラバジがあっても無視。

 本日2度目のニゴイ発見。斜め後方に着水させて顔の前を横切らせようとしたら、顔の横ぐらいに来た時に思いっ切り首を振って食いついた。フロリダでは全くダメだったこの斜め後方からのコース、普通は必殺である。ビックリあわせも決まってバタバタ暴れるのを桟橋降りていなして、寄せてきて浅瀬に横たえる。

ニゴイ

 2年前にエビボイル見てからずっと釣りたかったパターンで釣ったので満足この上ない。エビを食いに来ているのはたぶんシーバスとニゴイとコイだと思うけど、シーバスはいるの見つければ食わすのは難しくないけど基本沖目を泳いでいて突っ込んでくる感じでチャンスは短い時間、コイはイマイチアグレッシブさに欠け見えてても無反応が多い、ニゴイは思いっ切り浅場をエビ追い散らかしながらやってくるのが見えて、にもかかわらずルアーへの反応は結構シビアで難しく、エビがらみで見釣りで釣るには一番面白いと思う。今回も2回チャンスあったがどちらもドキドキだった。

 あとは、この時期ハクをテトラの影とかの定位置で襲ってるシーバスがいて、こいつが最初の1,2投しか反応しない難敵でコレも今年は攻略したい。ラパラのF7かインビン5センチあたりの食わせる力の強いルアーで一発で仕留めるイメージを考えている。

 ニゴイも釣って、テナガはあいかわらず数は釣れるけどサイズがイマイチだったのが、上げ潮に入ったのが良かったのか2匹連続してそれなりの雄が釣れたので39匹で終了。

39

 テナガシーズン始まりました。 

 

○6月20日

 土曜は梅雨の晴れ間ということで、先週のクロダイに味をしめて、チョット本腰入れてチヌ狙いにと前回釣れた湾奥R川下流エリアにポーク王子さんと昼過ぎから入る。日差しが強く暑い。

 川筋に出るため移動中、水路には4人ぐらい長竿でカニ餌を落とし込む、いわゆる「前打ち」のチヌ師が4人ぐらいいて、クロダイ東京湾でも人気魚種なので港湾部で短竿で落とし込みのヘチ釣りの人はよく見るが、前打ちスタイルは過去1回ぐらいしか見た記憶がない。あきらかにクロダイ狙いの人山状態。

 まずは水路の終わりあたりのハクが見え始めたあたりスプーンでスタートして川筋斜め護岸へと投げていく。途中エイが釣れているのをリリース手伝ったりしつつ移動していくが、ガッチリ引いていて本来狙おうとしていた斜め護岸は干上がっていて、カキが敷き詰めらて一部カキ礁になっている浅いゴロタを時々根掛かり、はずしながら進んでいく。

斜め護岸

 上の写真の右半分が水中にある時に狙うつもりで、ルアーをスプーン、クランク、ラバージグと用意した。スプーンはある程度早引きすると根掛かり少なく、根がかっても引っ張ると外れる程度で及第点、リップの大きなクランクは香港の村田さんがゴロタとかの根魚に使っているのを見て試してみたが、たしかにリアにシングルフック1本にしておくと引っ掛かってもほとんどリップがかかっているだけでライン緩めると外れる。カキのエリア狙うのには一番良さそうでクランク中心に投げた。2,3時間投げてロスト1個だけ。ちなみにラバージグは最悪で着底する度にカキに引っ掛かる。他のルアーマンが投げているバイブレーションやクルクル系は釣具屋そんなに儲けさせてどうするネンという感じに根掛かりそうなので投げもせず。

対蛎殻ルアー

 一旦斜め護岸の進入禁止立て札前までやって、潮満ちるの待とうと、前打ち軍団のいる水路に移動。ハクのいるあたりをクランクで狙っていく。濁りの中一度シーバスっぽいのが泳いでいたので狙ったが無視される。前打ち軍団遠くで1回網入れしているのが見えたのでそれなりに釣れてたようだ。

 潮も満ち始め、川筋に戻って延々とクランク打っていくが、反応無い。スプーンメインに投げてるポーク王子さんも反応無いようだ。

 そうこうしているうちに、風が強くなり始め、やや横から向かい風気味に吹いて、波っけと濁りが出始め、どうにもこうにもシーバス釣れそうな感じになってきた。濁りはクロダイにも良さそうなのでしばらくクランクでがんばったがどうにも辛抱できずに、フラットラップを風の中ぶん投げると何投目かでやっぱりヒット。

 普段近距離戦が多いので30mぐらい向こうでシーバス跳ねてるのが新鮮な感じでドキドキする。寄せてきて足元の浅瀬に置いた落としダモに誘導して無事キャッチ。サイズは50無いくらいだがとりあえず1匹釣れれば嬉しいもの。

シーバス

 周りのルアーマンにもかかり始め、時合い到来っぽかったが、連発するような感じではなく単発で終わってしまった。

 夕食後、夜潮が効く日だったので、C川に行くというダイキリさんと合流して中流域に入る。

 イイ感じに潮が効き始めても反応無いので移動しはじめたら、1匹掛けてる釣り人がいて60ぐらいのゲットしてた。魚はいるようだともう少し粘ったがやっぱり反応無く、最後運河の様子を見に行ったが、ハクが沢山いたが追われてもおらず終了。

 暑くなってきて昼の釣りはしんどくなってきた。斜め護岸は片足に負担が来るのか、夜の部左足が何度かつった。足つらずに魚釣れよという感じ。

 シーバスの動きはもう春っぽいパターンではなくなっていて、今年の春のシーバスシーズンはとりあえず終了として、来週から遅まきながらテナガシーズンに突入したい。

 今年の春のシーバスシーズンは、2月3月早期の攻略が割と良かった。逆に4月苦戦したが、5、6月雨降ったら内房運河というのがハマったのと、後半戦用の小型バチ対応ルアーのとりあえずのものができたので来年にむけてまた楽しみである。今シーズンも楽しめました。

 

 

○6月13日

 土日は梅雨の晴れ間の予報で、バチ抜けそろそろ終わりだけど、もう一回ぐらい釣っておきたいと、過去のデータで6月バチ抜けていたエリアにポーク王子さんと出撃。なんだけど、久しく行ってないので抜けるかどうか不明で保険の意味で明るいウチからさらに下流域のエリアに入る。

 橋越えてすぐの水路はかなり渦鞭毛藻かなんかが湧いていて茶濁りしているので、本流筋の方まで移動。結構イナッコがいてイイ感じなので、そのあたりから始める。斜めに井形のブロックが入っている、そのブロックが水中で終わるぐらい岸近くを意識して進行方向斜めに投げつつ移動しながらチェック入れていく。ルアーはとりあえず濁りがあることもあり、ソルトウォーターグレードボーマーのロングA15Aのパールベース蛍光黄色背中紫という派手な色で行く、このカラー名はスイートグレープだとさ。甘葡萄色ってとこか。

 しばらくして、足元近くでかかって狙いどおりという感じなのだが、なんかひき方が変でかなり浅い所なのにジャンプせずモグモグと引く感じ。寄せてくると黒いのでえらい真っ黒な個体だなと思ったらクロダイである。

 クロダイなら相当な良型である。幸いかかりどころは真ん中のフックが良いところにかかっているのでファイト中ちょっと絡ませるようにしてリアフックも顎下あたりにかけてしまい、それでも焦りつつもブロックの蛎殻に擦られないように高めに魚の顔をキープしつつ空気吸わせて足元寄せて、ボガ1回失敗して仕切り直して何とか下顎にかけた。

クロダイ

 子供のころ干物用サイズのカイズ釣りは経験あるが、このサイズのチヌとか呼んで良いのは始めて釣った。ダイキリさん情報でも今年は東京湾クロダイ当たり年らしくカニ餌の黒鯛師がデカイの釣ってるのみかけるとのことだったし、ケン一が地元で53をフライでゲットという痺れる釣果も出しているが、自分に釣れるとは思ってもいなかったのでビックリするやら嬉しいやらで、ポーク王子さん携帯で呼び出して写真撮ってもらってサイズも計ってもらう。

47

 47センチもあってビビる。シーバス釣りの外道として釣れると話には聞いていたが、そんなの20年やってて初めての経験である。堪能しました。

 その後、割と澄んだ潮が差してきて、潮目みたいなのができてイナッコがそのあたりに浮いて、たまに追われている感じになってきて、コレは釣れるぞとミノー、ペンシル、スプーン、回転系と投げるが、足元でフラットラップ10黒銀にワンバイトあったのみで、夕方になったのでバチポイント目指して移動。ポーク王子さんはこのチャンスに1ゲットとキッチリ釣っていた。

 夕方最初に入った場所は、河口からの角でいまいちベイトっけ少なくその割に人が多い。反応無かったが、50UPぐらいのでかいクロダイ釣ってる人がいた。当たり年というのは本当のようだ。瀬戸内海、伊勢湾、東京湾といった内湾性の強い海は、わりと魚の好不漁の傾向は一致するそうで、冬から春の気候とかが稚魚の生き残りに影響するので同じ傾向が出るとか何とか。

 暗くなって本命の水路の桟橋ポイント。人もいたので期待したが、バチ抜けず。8時過ぎ撤収。

 クロダイ嬉しかったけど、バチ抜けラストファイトをどこかでやっておきたいところ。

  

○6月6日

 西日本は梅雨入りして、関東も金曜はがっちり雨で寒く、土曜も予報では朝は雨、午後晴れて夜にわか雨ぐらいの天気。

 小型バチ対応用ルアーをチームGW配布分含め増産したし、今週は湾奥バチポイント行く予定だったが、雨がらみでいまいちバチには良くなさそうな感じで、逆に5月に、雨の後良かった内房運河は良いかもしれんと言うことで、ポーク王子さんを近所の駅でピックアップして昼過ぎ出発、アクアラインを超える。

 前回よかった服屋の運河下流域はハクが大量にいてベイトっけは十分だけど、まだ上げ始めたばかりで水がなくて、ちょっと移動して初めていく大場所。F師匠が「グーグルアースとかストリートビューの時代に秘密のポイントなんてもうないんやなァ」と言っていたが、グーグルアースであたりをつけてネット情報で釣りの情報が「でてこない」ことを確認して良さそうだと思っていた場所のチェック。グーグルさんにはお世話になってます。

 

 到着して川岸に降りると、ルアーのパッケージが落ちていて釣り人きているようだが、やや下流の橋桁に1人シーバスマン、対岸にウナギの穴釣りの人という感じでそれほど込んでいないいい案配。釣り場にゴミ捨てるような釣り人は自分の秘密の釣り場を他人に確信もって釣られてしまうアホであると自認するべきである。

 雨は上がっているが、流れががんがん効いていて少し濁りもありいかにも釣れそうな雰囲気。

 楽勝かと思ったが、それほど甘くはなくなかなか反応なかったが、20分ぐらいしてふと横見たらポーク王子さんの竿が曲がっている。駆け寄ってタモを用意して、魚がよってきてこちらを向いたと思ったらフックアウト。60弱くらいだったか?残念だが魚がこっち向いた瞬間のフックアウトは割とありがちでシーバス釣りにバラしは税金みたいなもんだし、「やっぱりいましたね」と気合いを入れて投げ続けるが、その後はバイトなくそろそろ潮も上げてるだろうと服屋の運河に戻る。

 

 だいぶ上げていて、ハクの群が水面うろうろして何か警戒しているような固まり具合からいってシーバスもいそう。最初の橋の下、ボイル発見。ポーク王子さんにねらってもらうと割とあっさり1匹目。

ポーク王子さん1匹目

 まだいそうなので、次に私がねらうが、ザラパピーとフラットラップで攻めるが食ってこないので、さらに潮も上げたことだし、ということでもう一本上の橋へ。

 こちらもたまにボイルの音が聞こえる。潮上げているので下流から攻めていたが、潮が止まってルアーが流し込めなくなったので、キャストしやすい上流に回ってぶち込んでいたらフラットラップにヒット。

 寄せてくるとフロントフックが掛かっていてリアフックも口の中に掛かっている感じだったのでどうやってもはずれないだろうと余裕でネット用意して誘導していたら、ネット手前でポロッとフックアウト。マジかよ?

 

 ポーク王子さんに対岸に入ってもらって、私は支流を探る。反応なく戻ってきたら、ポーク王子さん釣れてるところだった。好調に2匹目でサイズもUP。

 潮にあわせて更に上手の橋に移動。ここも散発的にボイルある。奥に入って釣り始めたら、早速対岸でポーク王子さんがかけているが惜しくもばらし。

 こちらもしばらくしてフラットラップでヒット。今度も目の前下っていくときにフロントフックが掛かっているのが見えて今度はバレないだろうと寄せてくるが、またもフックアウト。なにがいかんのかわからん状態で焦りまくる。フラットラップ、ザラパピーの必勝ローテにもなかなか反応なく、潮の向きが変わり始めたので上手側に移動して投げているとフラットラップでヒット。40前後のサイズだがやっと1匹ゲットでほっとする。

1匹目ホッとする

 サイズダウンしたけどすぐに追加。最初の連続バラしは何だったのかという感じ。逆にポーク王子さんは何匹かバラしているようで、シーバスどうやったらバレないのかというのは永遠の謎である。

2匹目

 とりあえずスカは逃れたし、サイズアップねらって、ローテをザラパピー、ミローのスイッシャー、ソルトウォーターグレードボーマーのロングA12センチにする。

 スイッシャーはシーバス釣りでも良いとは聞くがどうも苦手で釣ったことないのでこの機会にと使ってみたが、ぜんぜん反応無い。やっぱり苦手かも。

 常々プラドコのルアーは安くていいけど強度不足と感じていて、もっと丈夫な素材で作ってほしいと思って書いたりしていたのだが、もうそんなの何年も前からあったらしい。ソルトウォーターグレードボーマーは、なんと海外の機動隊とかがデモ隊の投石とか防ぐのに使う透明な盾とかバイクのメットのゴーグル部分とかに使われたりする対衝撃性に優れた素材のポリカーボネイト製を売りにしたルアーブランドだそうである。ロングA各サイズとほかにも使えそうなミノーがあったので、値段もたいしたこと無いので久しぶりに大量購入してしまった。

 今日のカラーは定番の黒金腹オレンジ。スイッシャーさんざん無視されたのでもう食ってこないかと思っていたが、あっさり数投目で食った。しかもサイズいいのか橋の奥につっこんでいってバサバサと重量感あるエラ洗いの音を橋の下に響かせている。ゆるめのドラグ鳴らしまくって走り回るのを時間かけて寄せて無事ネットイン。60枠ちょうどぐらい。ソルトウォーターグレードボーマー版ロングA釣れるし安いし丈夫だしで超お買い得。

ソルトウォーターグレードボーマーロングA

 ちょっと反応がなくなって、また潮が逆流し始めたので下手に移動。ロングA、ザラパピーのローテで投げていたらザラパピーに食った。これも良い重量感で下流に走ったり足下きてもまた走ったりで時間かけて浮かせて無事ゲット。サイズさらにUPで60枠完全に越えて65前後。何なのこの好釣。ザラパピーは塗装が剥げまくったのを塗り直した再生品。ボガで持ち上げて対岸のポーク王子さんに見せびらかしてからリリース。

今日一

 

 反応無くなってきて、そろそろ日も暮れそうということで、もう1本別の運河をということでハウスの運河に移動。上流部の橋、いれば1投目か2投目にでますよといってポーク王子さんに投げてもらったら、1投目ででたが掛からず。でもちょっと粘ったらヒット。寄せてきたら私がかまえているタモに向かって突っ込んで網にルアーのフックが絡んでしまいフックアウト。暗くなって魚の位置が見えなかったので失敗した。タモ上げて避けるべきだった。面目ない。

 

 すっかり暗くなってハウスにも明かりがついたので、夜の部開幕で灯の下パターンのフッコスペシャルを投げてもらう。橋の下パターンみたいにキャストが難しくないのでイージーに釣ってもらえると思っていたが、魚いないのか食ってこず、しばらく粘るも反応無いので、飲食店の運河に移動して看板明かり下とかねらうがこれまた食ってこず、春の夜の運河はだめなのかなと思いつつ、商業施設の運河に移動。

 車止めたすぐの場所で魚っけがあるので、釣れそうと予想した上流をポーク王子さんにねらってもらい、私は下流へ、下流小さそうなあたりが1回あったのみで車のほうに戻りつつ投げているとヒット。50くらいのレギュラーサイズ。夜の部も釣れるジャンよ。

夜の部開幕

 2人してそのあたりをねらうが反応無く、でも何となくいつも意識している魚が泳げるギリギリの水深ぐらいの上流ではなく、下流がよさそうという気がしたので、ラスト飲み屋の運河は下流部に入る。

 

 やや上手の橋から私は釣り下がり、駐車した場所からポーク王子さんつり上がる。

 小物っぽいあたりが何度かあって、セイゴバラした後に50くらいのゲット。ベイトもたまに食われている。

下流だ

 中間点ぐらいまできてもポーク王子さん見えてこないので、これは釣れてて1カ所で粘ってるなと下流に見に行くと、始めた場所にいてちょうどランディング中だった。50ちょいぐらいの。やっぱり釣れててこれで3匹目とのこと。

夜も好釣

 しばらくそこで釣って、最後まだやってない水門だけやって帰りましょうということで、私がセイゴ追加して終了。

セイゴ

 夜の部もいい感じに釣れて気分良く撤収。

 5月に引き続きの内房運河好釣で楽しくて仕方ない感じ。シーバス苦労させられまくっているからなおのことである。雨の後はやっぱり運河内活性高まる気がしている。 

 

○5月30日

 ここ3日ほど寝込んでいる。金曜病院でクスリ出してもらって多少良くなったのでリハビリがてら、近所ポイントオイカワでも見に行くかと自転車で移動。

 暑い。かつ、魚が散っていてライズが散発。何発か食わせたが小さいのかフッキングせず。

アオサギ

 ちょっと様子見て帰ろうという初期の意図は既にどっかに行っちまって、暑さにふらつきつつも「オイカワ釣りたい」という思いが止まず。どうしても止まず。電車で湧水の川にいってしまう。そんな体力あればシーバスいけたんちゃうのという気もするが、やりたいようにやるまでよ。

 だいぶ岸際土手も水中もジャングルっぽくなっていて、ラインが絡んでやりにくいが、魚はポツポツ出る。堰堤で泳いでいるガキ共もいて良い感じだ。写真撮ろうかと思ったが、不審なオッサンが子供の写真を撮っていた「事案」発生になって通報されるのでやめた。

ジャングル

 オイカワもでるが、比較的カワムツも多い。橋の下は確実にカワムツ。

オイカワカワムツ

 ボチボチ釣れるのだが、草に絡めてフライロストも多くイマイチ乗り切れない。

 しかしながら、夕方薄暗くなってくると、イイ塩梅に瀬にオイカワ入ってバシバシやり始めて、イイサイズゲット。ヒレのエッジも白くなったり赤くなったり、追い星も出始めた感じ。

今日一

 その後も、それなりに反応良く数匹追加。

オイカワ暗くなって

 病み上がりの身体は暑さにやられてぐったりだが、釣れてよかった。ともかく魚釣って飯食って寝て、やることコツコツやっておこう。

 

○5月23日

 先々週の雨のリベンジをということで、C川上流ポイントにチームGWの3人で繰り出す。ダイキリさんの事前情報では、時合いは短いが魚の反応はここのところ良いようで期待できる。

 時合い予想時刻よりやや早めに到着して、ポイントチェックとルアーの試投など。

 今回、ラインを8から6ポンドに落として、小型バチ対応のルアーも作ってきた。サイズダウンとそれなりの投げやすさとフッキングとをどの辺に調整しようかなと、3パターンぐらい作ってきたがケツにシングルフック1本取り付けて前方重心のタイプがシンプルでよさそうなので、ニョロ中とこいつのローテーションで投げて時合いを待つ。

 潮がとまり始めたあたりで、小型っぽいパシャッという感じのライズが始まり、やや上流で釣っていたダイキリさんがセイゴサイズ1尾ゲット。

 こちらもライズが多くなって来て、コンコンとあたるのだが、小さいのかフッキングしなかったり、チョットかかってばれたりというのが何回かあって、やっとのった。セイゴかと思ったが、割と元気に走ってくれてフックが小さいので口切れが怖いので慎重にドラグユルユルで時間かけて寄せてゲット。50くらいのレギュラーサイズ。

1匹目

 小型バチ対応ルアーまずは問題無く魚釣れるようで及第点。

 その後しばらく反応あったが、セイゴサイズ追加のみ。

セイゴ

 反応おとなしくなって、まだ潮もおとなしい感じなので潮効き始めたら活性上がる時間あるだろうとあちこち移動してチェックするが、水面たまにバシャッとやってるが、単発で狙っても反応無い。

 その後、潮がイイ感じに効き始めても反応無く、粘ったが皆追加できずに撤収。3人ともボウズは逃れて良かったが、もう少しサイズがほしいところ。

 バチシ−ズン後半戦、足元でライズしても食ってこないことが多くて、そういうときチョット昔なら5センチの小ニョロで何とかなることが多かったように感じるんだけど、一昨年くらいにそういう小ニョロ勝ちパターンにはまったと思った足元近くのライズをまったく釣れなくて、プレッシャーなのか何なのか?という状況があった。そういう状況で自分の中では選択枝としては2つあって、足元無視して遠投して活性高い魚を探すというのと、足元の魚を無理くり食わせるというのがあり、とりあえずどちらもラインをナイロン6ポンドにすることによって対応しやすくなった。一回細いPE使ったらまったく慣れなくてダメだったが、今時のナイロン6LBは使い心地良いし強度的にもかなり安定していて信頼して使うことができる。さらに今回の小型バチ用ルアーがそこそこ使えそうなので足元で食わせるというのが結構行ける気がしてきている。攻略チョット進んだ感じだ。

 もう少し、春のバチ抜けシーバスシーズン延長戦で楽しめそうな気がしている。

 

○5月16日

 台風来て雨降って寒かったり、その後夏日が来たりで体調管理が上手くいかず風邪ひいた。土曜雨降ったり止んだりの予報、日曜は晴れそうだが、日曜夜釣りに行くと月曜仕事行けなさそうな感じ。

 前夜雨降ってたので、運河は良いかもしれんということで、土曜の昼頃出かけてアクアラインを越える。身体がだるくてイマイチ気分も乗らないので、車中「インビンシブル、無敵〜!」とか「ボンバーボンバーボンバーッ!」とか叫ぶが、アドレナリンうまく出てくれなくて息切れしただけに終わる。

 到着して、とりあえずW港運河の一番下の橋。橋の下にザラパピー投げると、すぐにボイルが始まる。ベイトがいるところをルアー通すとベイトの動きがみだれるためかシーバス本物追い始めることが多い。ボイルしているあたりを通したらヒット。かかりどころも良く無事ゲット。サイズは40チョイだが開始早々イイ感じ。

1匹目

 結構良い感じで濁っているので、橋の下以外も探りながら次の橋へ。

 インビンシブルで釣りたいなと、橋の下放り込んだ2,3投めであっさりヒット。チョットサイズアップ。50チョイぐらい。

2匹目

 あんまり同じ所は攻めずに放置して、移動しつつインビン投げていく。水門前1投目であっさり食った。50くらい。

3匹目

 インビン8センチ丸呑み。活性がやたら高い感じで、いればすぐ食ってくる。今日は春のシーバス祭りっぽい。ここまでスタートから30分かそこらである。

 ポーク王子さんもここのところスカが続いているようだったので、メール打って今から電車で来られないかと打診したら来るとのこと。

 迎えにいって駅でピックアップすることにして北上。

 電車の時間まで余裕があったので、釣りつつ待つが、1カ所目反応無く、これはわざわざ呼び出したのは失敗か?と不安になったが、2カ所目商業施設の運河、橋の下魚いるか確認する以前に、橋の下から追い回された3〜5センチぐらいのベイトが目の前で食われた。

 こういう活性高いときに、マッチザベイトとか小うるさいこと考えるのはルアーマンの仕事じゃねえ。ということでボーマーロングAの12センチ。蛍光緑の腹オレンジ、反射板とラトルも入っててアピール力で勝負。

 2投目ぐらいでガツンとアホでも分かるぐらいの、食って反転した魚信があって勝負あり。割と良いサイズでジワジワ距離詰めて、何回か水面首振られてドキドキしつつも真ん中のハリが口の横の蝶番にかかっているのが見えたのでゆっくり浮かせて、1回タモ入れ失敗して仕切り直してネットイン。

ロングAで

 こういう勝負を決める仕事してもらうためにロングAは1軍ボックスに入れているのである。

60UP

 黒くて痩せてる運河内居付きの個体っぽいが、長さは60強あってなかなか。特別大きいというわけではないが、狙いどおりにお気に入りのルアーで食わせたので納得の1匹。

ボンバー

 そろそろ時間となり駅にポーク王子さんを迎えに行ってピックアップ。近くの服屋の運河、上流側の橋に車止めて下流側から接近すると、だいぶ遠くから橋の下がボイルで沸き立っているのが見える。わざわざ来てもらった甲斐がありそうである。

 上流側に回って、ポーク王子さんにフローティングのミノーを流し込む感じでねらってもうらうと、2投目ぐらいでヒット。タモ入れも決まって50UPぐらいの。その後もルアーローテしつつ、魚はずっと橋の下でボイルし続けていたので粘ってポッパーで2匹追加

1匹目ポッパーで 

 食わなくなってきたので、下の橋に移動。

 私は支流に入って1バラし。ポーク王子さんも3バラシぐらい。

 日も暮れて、今日の活性なら夜もウハウハかと思ったが、そうでもなく何カ所か廻って私がフッコスペシャルで1匹追加したのみ。

5匹目

 まあ、でも体調悪い中行った甲斐があったという感じの釣果。

 来週は、バチ抜けシーズン後半戦を攻略予定。ラインもチョット細いの巻いたし、ルアーも小型バチ対応のをいくつか作ってみた。

 後半戦調子に乗っていきたい。

 

○5月9日、10日

 GWの狭間で暇そうな金曜の仕事後に出撃予定だったが、人の商売を繁盛させやがるヤツがいてクタクタで土曜にC川やや上流、金曜良かったとのダイキリさん情報を元にポーク王子さんと出撃。

 潮がとまってイイ塩梅になってきたなと思ったら、ポツリ、ポツリとライズが始まる。すぐにあちこちでバシャ、バシャッと始まって、これは来たなとお手元でライズを叩くが食ってこない。バチ抜けシーズンも後半にむけて、ボチボチ食わせるのが難しくなってくる時期。ルアーサイズを下げて見えてるライズを何とか食わせてしまうか、それとも、ある程度遠投で広い範囲を探って活性高く食ってくるヤツを効率的に探っていくか、まあ、時間はまだあるからいろいろ試してみよう、とほくそ笑んでいたら、ポツリ、ポツリと雨が降ってきて、あっと言うまにシトシト本格的に降り始めライズは沈黙。

 このやっと待ちわびたライズが始まったタイミングで狙い澄ましたようになんで雨降るかな?

 カッパ着てあちこち見て回ると橋の下ではクルクル回る小型バチとか抜けているので、雨がやむまで待ってもう一度魚上向いてくれないか、さんざん粘るが、全く好転せず撤退。厳しい。

夜景

 良い条件の日に平日とか行って釣ってくとペースつかめるのだろうが、いかんせん休みの日しか行けないし休みの日が条件悪くてスカ食うとなかなか思い切った手も打ちづらくなり、手詰まり感が否めない。

 

 何でもイイから魚釣っておかないと、ペースもクソもないので日曜は近所オイカワポイントへ。

 道中、前回見た腰の白いツバメをみる。ヒメアマツバメかイワツバメかだと思うのだが、イワツバメなら腹が白いらしいので確認すると白い。イワツバメで正解かな。チョットスピード早すぎてボケたけど腹は白い。

イワツバメ

 カルガモ、コサギのレギュラー陣は今日もコイどもを蹴散らしつつ元気。

カルガモコサギ

 結構、昨夜の雨で濁っていて、今日はオイカワもスカ食うかとやや不安な感じだったが、前回の瀬の終わりぐらい今日もライズしている。

 ミッジピューパで1匹目。

1匹目ミッジピューパ

 ライズしているヤツらは、水面上のユスリカ成虫を追っているように見えるのだが、ドライフライはイマイチ食ってこない。

ライズ

 4匹目、良いサイズが釣れた。他のも含めここのオイカワはあいかわらず太い。

今日一オイカワ

 他のポイントも探索せねばと、自転車でウロウロしたが、ライズしていても小さくてかからなかったり、そもそも意外にライズしているヤツらが少なく、新しいポイント開拓はうまくいかなかった。

 イワツバメ、いっぱいいる橋を発見。

イワツバメ乱舞

 コレは橋の下に巣があるなと探しに行くとありました。

巣

 完全に不審者を見る目でみられてしまった。

不審者を見る目

 まあ、棒もって巣を見上げてる人間なんてツバメにしてみれば不審者以外の何ものでもないわナ。

 撤収。まあ、なんぼか釣れて良かったと胸をなで下ろしている。

 

 

○5月2日〜5日 GW九州遠征顛末記  ←クリック!クリック! 

 

○4月29日

 祝日昭和の日、GW前半だが今年は暦どおりの出勤で後半2日から九州の虎ファンさんを頼りにライギョ釣りの予定で今日はその準備と軽く調整がてら近所のオイカワポイントに自転車でGO。

 最初、淵とか流れ込みとか反応無いので、こりゃダメなのかと思ったが、瀬のイナの群れがユスリカ系食っているような感じなので、ユスリカ食ってるイナは釣れるパターンなので狙うと、これが食ってこなくて20番のちっちゃいミッジピューパまで引っ張り出してやっとこさ食わせたらバラして、再度粘って食わせたらオイカワだった。しかし栄養豊富なちょっと汚れた川だからか太い。なに食ってンだという感じ。1匹目も太かったのでイナだと思っていたがこれみるとオイカワだったようだ。

ふとましい

 対岸の瀬の終わり近くで散発的にライズが続く。回遊しているのはイナでオイカワは比較的同じ場所にいる様子なので粘って釣っていく。

ライズ

 結構難しくて、時間かけてダウンクロスで流し込んでパシッと出るのを一呼吸置いてあわせてという感じ。でも出るとサイズが良くて太ってて、3番ロッド結構曲げて瀬の中走り回ってくれる。

太い

 スレでイナもかけた。

イナスレ

 まだはっきりした婚姻色や追い星は出てないのでノッ込み前だろう。

綺麗な魚体

 本日最大個体はなかなか良いひきしてくれてギャラリーからも「よく引いて面白そうですね」という賛辞をいただいた。面白いッス。

本日最大最大個体てのひらに

 その後、他の場所をチェックしに行くが、イマイチ反応良い場所無く撤収。

 帰り道、橋の下に巣を作っているらしい小型の腰の白いツバメがいたので写真撮ってみたが、ヒメアマツバメだろうか。夏がもうすぐ来そうな陽気だった。

ヒメアマツバメ?それともイワツバメ?

 九州遠征待ち遠しい。志携えて立ち向かえ! 

 

○4月25日

 腰はだいぶ復活。しかしちょっと東京側で良いところが思いつかず、エイもそろそろ接岸しているようなので、エイ多発地帯もチェックしに昼過ぎ車でアクアラインを越える。

 昨年、スレで掛けた運河、そういえば春の昼干潮は潮干狩りできるぐらいひくので水が無く、別の水のある運河を2本ほど探るが、水あるところにエイたまってるんじゃなかろうかという都合の良い妄想はうらぎられ、目視できず。チョット深いところにアオイソメ餌でぶっ込んで、GW用の左手サミング雷魚ロッドの試投。異常なし。

ぶっ込み 

 夕方、メインで狙う運河に潮がまだ入ってきていないので、夕飯休憩して車でチョット寝る。

 8時過ぎから飲食店の運河、ハウスの運河とフッコスペシャルとマイブームであるインビンシブルの8センチのローテーションで狙っていくが反応無く、今日はダメなのかと思い始めたが、飲食店の運河でフッコスべシャルに待望のヒット。でも小さいなと思いつつパシャパシャ跳ねるのを寄せてくる。30センチ前後と小さいが1匹目なのでネットで慎重に行くか一瞬迷ったが、ジャンプしてもバレなかったし良いところかかってるだろうと引っこ抜いたら、バレた!反応少なめなのになにバラしてんだこのアホ!という感じでガックリ。次回から1匹目は20センチであろうとネットで取り込むと心に誓う。しばらく粘るが小型っぽいアタリが数回あったがヒットに至らず。移動。

 服屋の運河はベイトっけはあって、3センチぐらいのハクかハゼ系か岸際チョロチョロしているが、反応無い。そろそろ10時もこえて、長い一日がスカで終わりそうな気配がしてくる。

 最後、一勝負とW港運河に大きく場所移動。支流に入って橋の上流を橋の上からフッコスペシャルでヒョイと狙うと1投目でヒット。4,50くらいのが元気に暴れている。橋の横に移動して取り込みの準備していたらなんとフックアウト。「なんでじゃー!」という魂の叫びが運河に響いて近所迷惑。同じ場所探ってみるが反応無し。

 しばらく上流まで攻めてまた戻ってきて、魚戻ってきているように祈るようにしてキャスト。2投目ぐらいで食った。ヨシヨシッ!って感じでしっかり追いアワセして歩いてテンション掛けながらネットを背中から下ろして、ドキドキしつつ水面に下ろしていき跳ね回るのをバレないでくれと祈りつつ誘導。やっとレギュラーサイズ1匹キャッチ。いやはや1匹までの遠かったこと。

やっと1匹

 2匹だけって感じじゃなさそうなので橋の下をインビンシブルにチェンジして狙うと、足元近くでワンバイトあったが、惜しくもフッキングせず。バルサミノーの割に厚い塗装が重量あげてるのか飛距離もそこそこ出る、動きももっと派手だった気がしていたが割と細かいバルサミノーっぽいキビキビの動きで思ってた以上にやりそうな雰囲気。

無敵

 その後、運河本流ともう一本街灯がある運河を回ったが不発で12時間におよぶ長い釣りの一日を終了した。クタクタですが、苦労しての1匹、たった1匹が嬉しい1日。好釣とはいいかねる渋めの4月ですが、それでも結構充実しているとかんじるのは先週も今週も苦労して苦労して1匹釣れたからか。

 やっぱり釣りにおいて1匹釣れるということには大きな価値がある。

 

○4月19日

 腰の具合はじめ体調がどうもよろしくない。おとなしく寝ておくべきかと思わなくもないのだが、先週Kさんからとある運河でアカエイ大量目視との情報が飛び込んできており、行くしか無いのかなと思う。何でも昼間運河の浅い所を泳いでいるのを10匹ぐらいはみたとのこと。仔を生みにのっこんできているのかもしれない。まあ、今年のテーマは「野蛮に」である。たとえこの腰が折れようとも、突撃じゃ!

 ということで、昼過ぎから情報のあった運河に行ってきたのだが、予想より潮が満ちてしまっていて底が見えない状態。アオイソメも買っってあったのであちこちチェックした後、1時間ほどぶっ込んでみたが反応無し。

ぶっ込み

 今日はダブルヘッダーで、夕方からはチームGWの3人で、C川河口エリアの運河筋の公園に入る。潮は良く動く予想だったが、これがイマイチだらっとした潮で、かつ、この時期なら潮関係なしに夕方からバチは抜け始めていたはずだと記憶にあるのだが、全くそれらしい反応無く、場所チェンジでC川本流筋に行くも流れは結構効いているけど、これまた全く反応無し。

 仕方なくやや上流の運河に入る。ここもイマイチ潮がきいてくれないが、ハゼ系っぽい稚魚が水面ワサワサしていて一番マシな感じ。

 各自釣り始めて、橋の灯り下、何気に習い性で灯りの下でベイトがいればセイゴスペシャルかなと、ルアーチェンジして適当に投げる。

 全く釣れる気がしていなかったので、ユルユルにしていたドラグが逆転する音にしばらく何が起こっていたのか認識が追いつかなかったが、どうも自分の竿に魚がかかっているようである。慌てて追いあわせ食らわして、バレないでくれと祈るような気持ちでよせてくる。灯りの下でグネグネ暴れているのをいなして、何とかネットイン。

1匹

 このパターンで行けるのかとルアーをポーク王子さんに貸してしばらく粘ったが、交通事故のような一匹だったのか、後は続かず潮も下げ止り近くなって終了。

 なんだけど、シーバス釣った灯りの下でアカエイ泳いでいるのが見えたので、私だけもう一度昼間の運河をチェックしに行くが、潮が引いていても夜は夜で暗くて見えにくくてアカエイいるのかなんだかわからんかった。

 まあ、大きくないしポロッと釣れた1匹だけだけど、1匹釣れたことに何か価値があると信じたい。

 帰りの電車でダイキリさんと話していたけど、去年、今年とどうも4月の釣果が悪い。時期が遅れている感じである。昨年は私は5月後半にはテナガにシフトしたが、ダイキリさんはそのあたりから6月ぐらいまで良い釣りしていたようである。今年は6月までシーバス春の陣粘ってみるか。

 

○4月12日

 腰がどうにもこうにも調子悪い。金曜から土曜の昼頃まで雨が降って夜中満潮にあわせてアクアライン渡って運河に行けば爆釣できそうな気がしていたが、車の運転がしんどいレベルなので断念。

 土曜寝倒して日曜多少マシになったので電車でオイカワポイントへ。

 雨の影響か下流の方でもカワムツ、アブラハヤ混じりでオイカワ釣れてくるが、途中で結構バラし連発してリズムに乗りきれない。不調の時はこんなもんか。

オイカワアブラハヤカワムツ

 魚はどれも虫腹一杯食っているのかプリッといいコンディションだが、釣ってる人間のコンディションは腰は痛いわ花粉で目はかゆいわでよろしくない。まあ魚の顔は見たし良しとするか。

 

○4月4日

 腰が痛いし、体調も悪いが、そんなもんは桜も咲いて良い季節、シーバスバシバシ釣ってアドレナリンをピュピュッと放出すれば万事OK問題なしよと軽く考えていたら、スカ食って深くダメージをくっている。

 この春は結構苦戦するかもという覚悟は頭の隅っこの方にあった。私が4月からのバチパターンでホームグラウンドとしているのはC川河口エリアと桜護岸のある運河で、どちらもここ数年で、企業有地とかで柵も何も無い駐車スペースで入っていても黙認されていた場所とか、ただの桜が植わっているだけの場所とかでも、警備員にやんわりと追い出されたり、オマワリに問答無用で閉め出されたりということをだんだん見聞きするようになり、さすがに無視して釣るわけにもいかず、大幅に釣り場の選択枝が狭められてきていて、結局、河川を除く、運河や港湾部で釣りができるのは、釣り禁止ではない公園ぐらいしか残されていない状況になってきた。オリンピックとかテロ対策とかでセキュリティーレベルが上がっているんだと思うが、セキュリティー的には港湾部に釣り人がいると密輸やら密入国がやりにくくなるというプラス面の方が多いんだけどそのへんどうなのよと言いたいのだが、まあ、事故起こされたり、ゴミ捨てられたりということを考えると、閉め出すのが管理側としては楽でいいんだろうなというのも分からなくもない。釣り人としてはやりにくい世の中になってきたと思うのみである。管理社会に反旗をひるがえして非合法のレジスタンス活動に身を献げるほどの覚悟はないので、公園の端っこで虐げられながら釣るしかないさと卑屈になるのであった。

 とりあえず今年は、桜護岸は使えないので、その向こうの公園がかなり広いエリアなので、ここから攻略していこうと、チームGWの面々を誘って出かけた。釣りのできる公園はどこでも釣り人が多く、チョット早めに場所取りがてら出かけたので、昨年実績のある場所にサクッと入れた。この時期この運河筋で釣れなければウソであるぐらいに思っていて、反応は渋めだけど水面パシャッとかたまにいっていて、周りでも1匹釣れていたけど、チームGWはポーク王子さんの1バラしのみに終わった。

 まあ、考えてみればC川河口のエリアでも桜護岸でも徐々に釣り場の減少をくらいつつも10年からかけて、ほんの数mで釣果が違ったりする立ち位置から、状況判断して場所を変えるタイミングのとりかたやら、魚の反応からルアーのローテーションをどう組むかとかの知識なんかを蓄積してきていて、多少渋くても何とかスカを逃れたり、釣れている場所に上手くタイミング良く入ったりということができていたはずで、今から攻略していこうという未知の場所で、シーズン始めにスカ食うのぐらいは当たり前という気もするのだが、ちょっと現時点では渋い状況にどう対応して良いのか策が思いつくほどのデータの蓄積が無くて、何もできずにスカ食ってしまった感じがしてけっこうダメージ食らっている。もうちょっと他の場所とかのいろんな情報も集めつつ、この公園のエリアで勝負できるぐらいまで通って開発するしかないのかなと思う。釣り人が多いのが前提なので、キャストしにくい場所から投げるとか、ルアーローテの最適化で他の釣り人に競り勝つとか、他の釣り人が見落としているエリアをハメるとか、いろいろ策はあるはずだと思うのだが、正直来週行ってどうにかできる気がしてこない。

 来週は1回気持ちを入れ替えるために、東京湾渡って内房の運河を攻めて、ちょっと魚釣ってペースを作り直してみようかなと考えている。潮回り的には平日行ければ良いのだが、なかなか仕事もたまっていてままならない。昨年に引き続き春シーズン苦戦を強いられるのかもしれないが、やれるだけのことをやるまでである。

 

○3月29日

 仕事が土曜までかかってしまい、日曜夜は雨の予報。シーバス良い季節だが今週はお休み。午前中は天気持ちそうなので朝から湧水の川へオイカワ釣りに。

 到着すると川面にバタバタとカゲロウの亜成虫が流れているし、ユラユラしているカゲロウ成虫もいれば、水面にお尻チョンチョンつけて産卵しているっぽいトビケラもいる。いろんな種類の昆虫が羽化してるっぽい。その割に水面ライズは少ないが、よく見ていると要所要所でライズや水中での反転が見える。

 とりあえずいつも入るあたりに下っていく途中で、漁の最中っぽいダイサギ発見。すらりとした美しいお姿だが、餌取るときはわりとバタバタと歩き回る。

操業中

 間に欄干にもたれて川を見ている人がいるのでもう少し接近して撮影したが、その後こちらの視線を感じてか飛び立ってしまった。流石に野生動物は視線とか殺気とかに敏感で、自分に向けられたナニかを確実に感じているようだ。

ダイサギ

 ヒドリガモはクレソンのような植物の新しい葉っぱをセッセと食っていた。

ヒドリガモ

 適当なところで入って、適当に釣り始めると、普通に釣れる。春だからといって特別良く釣れるというわけでもない感じだが、悪くはない。

オイカワ

 一旦下流に下って、別の支流に入る。桜が七分咲きぐらいだろうか、良い塩梅に咲いていてヒヨドリが蜜を吸っている。桜の花に蜜なんかなさそうに思うがクチバシ突っこんでるから吸ってるんだろう。

桜

 こちらの支流はやや渋めで、正午近くなって曇り始めて風もでてきてやや苦戦。虫の飛び方もおとなしくなってきた。バックにとまったトビケラもジッとしている。

トビケラ

 流れ込みが比較的反応良く、それなりに釣ってお昼頃撤収。

オイカワ

 前半は天気も良く、花見がてらの散歩の人も多く、魚釣れると結構注目浴びた。是非次は竿持って自分で釣ってみて欲しいものである。

 

○3月22日

 昼間所用を済ませ、昨夜のリベンジをせねばということで、近所ポイントへ。このポイントは割とスタートが早いので明るいウチに出かけて1本目の橋の下流のポイントから6時頃スタート。まだ明るい時間帯から水面なんか食われてるっぽい波紋があるんだが、釣り人が少なく自分の他には1人しかいない。昨夜釣れてなかったということか?

 でも、日も暮れて良い時間になってくると、あきらかにコイと分かる頭を水面に出してジュボジュボ吸っている他に、バシュッと捕食音響かせているのもいる。足元のコイを見るともなしに見ているとコイも割と良い音させるときもあるようだが、頭を水面に出して左右にユラユラとバチを追ってるのが沢山見えるのはコイの群れと判断して、下がりながらそうじゃなさそうなのをアップに近いアップクロスで岸から数mの感じで狙っていく。コイは沢山いるが食うのが下手なのかたまに追うけどかからない。

 そうこうするうちにあっさり1匹目。バシャバシャ暴れるがそれほど引かずに足元でちょっと突っこんだぐらいで顔あげさせてネットイン。60弱。

1匹目

 だいぶ下がったところで食わせたので、今度は上がりながら狙っていく。バチも泳いでるのが確認できる。

 すぐにヒット。元気に引きまくるなと思ったらボラだった。ボラも2月に足元でリーダー切られて釣り逃していたので釣っておきたかった。チョット小さめ40くらいか。

ボラ1匹目

 しばらくそのあたりを行ったり来たりで良さそうなライズを狙い撃ちする。アタリはモサッと重くなる感じで水面バシャッとならず、重くなって竿先がグググと入るのを確認してあわせる。

 快調に2匹目シーバスゲット。55くらいか。1匹目もそうだが産卵後っぽい痩せ方。

ヒット

 もいっちょ追加。こいつは割とコンディション良くて足元で何度かドラグ鳴らして突っこんでくれた。60ちょうどぐらい。

60ぐらい

 ちょっとアタリが遠のいて、本物がだいぶ流れてコイが水面バクバクやってる。粘れば追加できそうではあったけど、下流もチェックしてみたいので1本下の橋に移動。

 こっちの方が実績あったので期待したが、それほどライズも多くなくルアーあれこれ変えてしばらく投げたがあきらめて再度上流へ向かう。途中ライズがあるところを狙いつつ上がっていく。

 そろそろライズもおとなしくなってきたなという8時前にコイの群れ越しに沖目のライズを狙っていたら、コイが食った。まあ今日は既に本命ゲットしているので、コイとの長時間ファイトも楽しませてもらう。と余裕こいてたのは足元寄せてくるぐらいまでで、足元寄ってから顔あげさせて空気吸わせて弱らせたいのだが、バチ対応で軽い吸い込みを弾かないように柔らかめの竿にナイロンラインなので顔がなかなか上げさせられない。そうなるとコイは弱らず延々とドラグ鳴らして泳ぎまくる。ほとほと疲れるぐらい走り回られて何とか頭あげさせてネットイン。70ありそうで長さもあるが、バチ食いまくって肥えて縦に起き上がるぐらいの横幅の迫力。

コイ

 ラインはどこでもビミニツイスト作れそうなぐらいにヨレが入ったのでスプール交換。ついでにルアーもカラーチェンジしてみる。ここまで全て中ニョロの黒に腹と背中に夜光。春の新色結構気に入った。

春の新色

 上流シーバス釣れたあたりまで戻ってきたが、ライズは終わっていて、適当にアップクロスに投げていたらヒット。本日2匹目のボラでした。良いひきするのでドラグも鳴って楽しい。

ボラ2

 上流反応無くなったので、終了前にもう一度実績の2本目の橋の下に行く。チョットまだライズあるので投げているとヒット。首振ってドバンドバンと水面暴れている。その後ダッシュ。スズキサイズだろこりゃというパワーでドラグ鳴らす。追いあわせ食らわすとまたドバンドバンと水面暴れる。ヘッドシェイクというより小型シーバスのジャンプのような感じで結構でかいのが暴れている。流芯下流に向かい始めたので、水深測る櫓をかわして下流に誘導して、慎重に寄せに入る。ポンピングしながらたまにドラグ鳴らして走られつつも距離を詰めていく。

 足元近くまできて、ルアーは見えるんだけどなんか背中しか見えない感じで、なんか変だなと思っていた。寄せてきてからがなかなか頭を上げなくてパワフル。魚体が見えて60越えてそうなボラと判明。ボラって引きは凄いけど、首振りとかジャンプはしないイメージだったが。結構首振ったしジャンプした。さすれば一昨年の秋の顔みられなかったマッチョな魚はボラだったように思う。

 なんとか顔上向けて誘導してネットイン。60の枠にへの字で収まる65くらい。自己記録ものである。引きは強いしジャンプはするしで、かなり楽しめる獲物である。夜光緑の中ニョロ。

ボラ

 まあ、本命はシーバスといいながら、バチ食いに来てる魚は全部釣る対象だと思っているので、今日は3種釣って面白かった。ボチボチ投げつつ9時頃撤収。

 今年の2月、3月の早春のバチパターン攻略は、まずまず良い塩梅だったと思う。イイ感じにデータは積み上がってるはずだし、魚の顔も結構見ることができた。欲をいえばスズキサイズが欲しかったけど、まあ満足行く結果である。

 来週はもう4月目前で春真っ盛りのパターンに突入しているのではないかと思う。

 

○3月21日

 週末良い塩梅の天気、花粉症もやや落ち着いた。土曜はダイキリさんも誘って、気になっていたJOSさんポイントへ、いつものダイキリさんポイントのだいぶ上流でちょっとバチが抜けるタイミングが違うような気がしている。

 夕方、下見しつつダイキリさんと準備して暗くなってJOSさんも合流で釣り始める。

 8時前くらいに、バチが流れ始めここがチャンスと気合いを入れて投げ始めると、早速下手でダイキリさんが一発ゲット。つぎは自分もと投げるが、たまにバシャッとやっているし、バチは流れすぎない程度にやや大きめの良く泳ぐのが流れていて、釣れそうな状況なんだが、これが釣れない。JOSさんは流し込んで足元近くを攻めていて、確かに足元近くでもライズある。上流下流状況チェックしながら投げ続けるが反応無く、ダイキリさんもその後追加なしのとのこと。

 そのうち、ライズも減ってきて、だいぶ下流まで見てまわって、釣り人いたので聞いてみたら下流はライズもなかったらしい。

 上流もライズなくなってきたので、9時過ぎ撤収。チャンス一瞬だったけど、読みはそれなりにあってたように思う。検証としてはイイ感じだったが、何とか1匹ものにしたかったところだ。

 

○3月14日

 花粉症が酷くて、目鼻はもとよりノドや胃腸、口の中まで粘膜という粘膜が荒れている気がする。先日おもいっきり舌を自分で噛んでしまいしばらく血が止まらず焦った。舌が腫れていたんだと思うが、人間の歯って結構硬い肉でも噛みきる能力あるぐらいで、柔らかい人タンなど咀嚼するつもりで噛んでしまってはひとたまりもなく、結構な深手だった。

 というような外に出たくないでござるな状況だが、春っぽくなってきて川向こうの学校の林からウグイスのイイ声とか聞こえてくると、出かけないわけにもいかず、マスクしてオイカワ釣りに湧水の川に。3月渓流も解禁したし、水温高い伊豆の川とかもうカゲロウ飛んでる時期だと思うので、湧水の川もカゲロウ飛んでかつ、フライマンは渓流に行ってしまってウハウハの釣り場を独り占めだろうと浮かれた頭で出かける。

 到着して川沿い様子見ながら下がっていくと、カゲロウはパタパタ飛んでいてミッジの類は沢山でているしライズの嵐かと期待したが、水面今一反応無い。期待通りとはいかないようだ。

 それでも釣り始めてみると、普通にドライにバシッと出る。

一匹目

 カゲロウは帰りには成虫がユラユラ飛んでいたが、来たころパタパタ飛んでいたのは亜成虫で飛ぶの下手なので水面に落ちて魚にも良く食われているが、手で飛んでるの捕獲できるので拙者、接写してみた。

コカゲロウ系?

 コカゲロウの仲間だと思うけど種類まで特定できない。

 まあ、飛んでるけど食われてる様子はなかったので、たぶん今日オイカワがメインに食ってた対象ではなさげな感じ。

 あんまりマッチザハッチ的な釣りにはならず、適当につり上がれば普通に釣れてしまう。

釣果釣果橋の下

 今日一サイズはスレで良く走り回ってくれた。

 今日1

 ドバトが餌もらって水際ウロウロして水飲んだりしているのをみてると、「お前ら、ここがヨーロッパやったらナマズに食われとるぞ!」と思ってしまう。「ダーウィンが来た!」のヨーロッパオオナマズ回は放送時、ケン一と虎ファンさんから「ナマジ、ダーウィン見とるか?」「次行くときは餌は鳩やな!」というメールが携帯に来るぐらいの衝撃映像で、ヒゲにあたった瞬間鳩が消えるマジックが強烈に頭にこびりついている。

ドバト ムクドリ

 日本のドバトは春を謳歌しておりました。

交尾

 のんびり春のオイカワ釣りも悪くなかったです。ちょっと年間定点観測しておこうかなという気がしてきた。春が来てさえずり始めたという要素もあると思うが、鳥の種類も写真には収められなかったけどちょっと変わったような気がする。

 

○3月11日

 腰は痛いし、花粉も飛んでるが、仕事を切り上げてポーク王子さんとC川に出撃。夕ご飯食ってカッパ着込んで始めるが寒い。8時過ぎに上流のほうの橋の下あたりで、岸際5センチぐらいのバチがちらほら泳ぎ始めて、これはキタかなと胸高鳴るが、魚っけは全然無く水面静か。

 だんだん下流に向かってバチは出始めるが、魚反応しないうえにすぐにバチも見えなくなる。9時頃になっても全く水面パシャっともしない。釣り人がいないってことは東京湾では釣れてないってことか?人山重要かも。

 ちょっと大移動で下流に探りに行くが、全く反応無く完敗。

 去年よりはつかめてきた感じがしていたが、追いかけてもたどり着けない逃げ水のような春の釣果。

 

○3月7日

 花粉も飛び始め春本番で目がかゆい。日曜にチームGWでバチパターン攻略の予定だったが、仕事入ってしまった。まあ嘆いても仕方ないので、とりあえず土曜どっか行っとこうと思うが、これが春が後退したような冷たい雨の日でワカサギ行く気力も湧かなければオイカワも虫が飛んでなさそで今一食指が動かず、とりあえず近所ポイント定点チェックでもしておくかという感じで、今日はバチパターンはまらない予想なので「釣れないのを確認してくる」ぐらいのつもりで夕方出かける。

 排水ポイント魚っけあったのでちょっと投げて、反応はなく、1本目の橋の下流に移動すると人山たってた。今日って釣れる日なのか?目の前で早速コイかけてる人もいるし、前回ほどではないけどライズもたまにある。

 5,6人並んでいる一番下流側に入って投げ始める。バチは確認できないけどライズはあって、割と岸際に集中しているので最下流だったこともあり、さらに下がって岸際数mぐらいの上流に投げてゆっくり引いてくる。

 あきらかにコイっぽい群れの脇でバシャッと派手に飛沫飛ばしているのがシーバスっぽいなと狙いを定めていく、出たけどかからなかったっぽい反応があって、ややまた下流に移動しつつ釣っているとヒット。水面で首振ってるのでシーバスで間違いなさそう。あんまり引きは強くなくて小さいのかなと思ったが、ネット用意して寄せてくるとそれなりサイズ。60のタモ枠ちょうどぐらい。痩せて産卵後っぽい。

一匹目

 ルアーは春の新色に釣具屋でバイトしたニョロ中。クロの背中と腹に夜光が吹いてある。目だちそうな配色。

 その後、ライズは激しくなってきて流下しているバチも確認できる。5センチぐらいのやや小型、わりと泳ぐタイプ。大量流下するタイプとは別種のように見える。それほど多くないので魚は激しめに水面で餌食ってて興奮させられるが、ショートバイトが何発か、と言うことはルアーサイズダウンか?と考えてニョロ小にすると、風がそこそこあるので投げにくいうえに今日はサイズダウンすると食ってこない感じ。場所チェックがてら2本目の橋下まで探るが、下流は今一。

 小一時間でライズも収まってきて、上流にもどると人山完全に撤収していて常連組は短時間のチャンスにかけている感じ。

 でも、今日ぐらいのあんまり多すぎないバチの抜け方なら、終わった後もしばらく釣れるのとちゃうか?とかんがえて、上流側に投げつつ移動していたら、ゴミのように重くなってモタッと泳ぎだしたので「コイかけてしもた!」と思った。短いチャンスタイムに延々走られるとチョット勘弁して欲しくなる。でも今日は時間も終わり際だしシーバス1匹釣ってるし、バチ食いまくって重量感増したコイと一戦交えるのはなかなかオツってもんだろうなとファイトに入ると、割とするする寄ってくる。元気ないコイやなと思っていたら。寄せてきたらシーバスだった。ほとんど首振らない個体。長さは一匹目よりあって60前半だが、思いっ切り痩せててシッポにヒルまで付けてる春先の産卵後個体の極端なヤツという感じ。

痩せ

 これからガッツリ食って体力回復してくれ。

 その後は反応無く撤収。釣れない予定が割と好釣。JOSさん情報でも大量流下の前日の釣果は聞いていて、なんか「前夜祭パターン」があるのかもしれない。

 2月3月のバチパターン、突っ込み始めたら謎が謎呼び始めて途方に暮れつつも、面白いと感じざるを得ない。

 まあ、シーバス野郎はとりあえずスカ食って良いからチャンスがあったら釣り場に行っていろいろ経験しろというのが、回りくどいけどそれしかない方法なんだろうと思う。

 

○2月28日

 世の釣り人的には日曜の渓流解禁のほうが重要かもしれないが、ワシあんま関係無いけんネ。ということで土曜は午後穏やかな天気のようなのでワカサギ釣り。急いでいっても釣り座もないやろし、と現地2時前着の舐めきった態度で臨む。

 橋の下に車を止めに行きつつ横目で前回釣れたポイント見ると、みんな竿上がっておらず釣れてない臭い。今日は学校下かなと思いつつ車を止めて、その前あたりで釣っていたオッチャンに「どうです釣れてます?」と聞くと、今釣れてるよというジャストインタイムな現地情報。

 早速、横に入らせてもらって準備する。中古で安い7mのリョービのアユ竿見つけたので買ってしまった。初の実戦投入である。

 10本バリにベニサシ付けるのももどかしく、アタフタと釣り始める。

 早速快調に釣れ始める。竿はそれなりに古いがそこはアユ竿でそれほど重くはなく扱いやすい。風があると重く感じるかもだが、今日は無風の冬装備が暑いぐらいの良い天気。

 やや沖目に振り込んで手前に向かって探ってくる感じで誘いをかけるんだけど、ほぼ着底するころには食っていて、竿先がプルプルする。そこからゆっくりジンワリとあげてくると追い食いで複数匹かかってくる。

6匹

 100匹1時間で行きそうなハイペースが続いていたが、80匹ぐらいでちょっとアタリが遠のいたタイミングがあったので。常連のオッサン連中のお薦めであるオーナーハイパーパニック14本を試してみることにした。キラキラする繊維がハリに付いていて、かつ14本で広い棚をカバーできて「3倍釣れる」とかなんとか。

ハイパー

 虫餌の刺さりは、ダイワサクサスに軍配が上がる。14本に餌付けるのめんどくさい。でも、魚のかかりは悪くない。まあこんなモンかなという感じだったが、群れが回ってきてその実力を発揮し始めた。本数が多いので多点掛けのとき釣れてくる匹数が多くて回転が上がりまくる。

9連

 最大9連!もういっちょで一振りで「つ抜け」の鯉のぼり状態。笑いが止まらん。

 このペースなら暗くなる前に200一気にいけるかなと思ったが、そうはいかず夕方になってくると、固まっていた魚が散り始めて活発に泳ぎ回り始めたんだと思うが、群れが来たり来なかったり、かかっても単発が多く掛けてから落とすのも増える。ユスリカハッチし始めていてそれに反応し始めた感じ。

 魚が底近くの一定の層に固まっていて、特にあわせなくても勝手に次々かかってくる状態と、魚が泳ぎ回っていてアタリがでても食いが浅くてかかりが悪い感じの状態と大雑把に2つに分けられる気がする。後者はあわせる必要がありそうにも感じている。

 どっちらの状態かの見極めていくのがだいじかなとか考えていたら、あきらかに水面に群れがいてピチャピチャやってる感じで上ずってきた。棚を水面直下ぐらいかもうちょっと下にして、ピチャピチャしている周辺に仕掛けを振り込んで誘って探ると、釣れる数は1,2匹から多くて5匹ぐらいだけど沈ませなくて良い分回転数が上がり始め、5時頃には2束達成した。

 その頃にはライズと言って良いぐらいに、べた凪の湖面に魚の反応があり、ユスリカも飛んでいるので、これはいっちょフライで獲ったろ。ということで20番のニンフとか16番の赤虫フライとかをライズ周辺にキャストしてチョチョチョッと誘ったり沈ませたりしたが、何回もワカサギの群れの中通したつもりだが反応無く。5時半くらいになって暗くなってきたのでフライはあきらめて、最後またのべ竿タックルで十数匹追加して終了。

2束

 7mの長尺ののべ竿も入手して道具と釣り方はだいぶつまってきた。群れがいたら2束は午後から出撃でも問題無く釣れそう。ただ、風があるとハリが多い仕掛けは絡むのでそのへんの捌き方を上手くなる必要があるか、風あるときは10本バリにするか。

 何にせよ好釣である。回りの釣り人と「サイズが小さいですね、シーズンはじめからあんまり育ってない感じですよね」とか言っていたが、帰ってきて夜食に食べたら既にお腹に卵持っていて、そろそろワカサギもラストっぽくなってきている。春が来ている。

 

○2月22日

 今日は雨の天気予報だったが、昼過ぎには上がってバチ抜けそうな気配。近所ポイントのバチ抜け対策も進めておかねばということで、バチ抜けるのは暗くなってしばらくしてからぐらいかなと余裕こいて暗くなって飯食ってから出かけたら、既にバチ抜けてライズも始まっていた。昨夜釣れたのか一本目の橋周辺には5人くらいいる人山状態。

 出遅れたこともあり、過去実績の2本目の橋前後にかける。ライズは岸近くであちこちで見えるのだが、しばらく投げて反応無いので冷静に見てみると、ほとんどが頭を水面から出すようにして食っているコイである。けっこうバチを追い掛けているように見えるがルアーあれこれ投げても食ってこない。バチの量的には川面を見る限り昨日のような動かなくても食える状態ではなく適度に流れていてコイの動きからもそうみえるのだが、コイもシーバスも食ってこない。シーバスおるんやろか?移動しながらコイっぽくないバシャッというライズをねらっていってやっとアップクロスでゆっくり回収中の中ニョロに食った。頭こっち向いている間はスルスル寄ってきて足元まできた。50弱ぐらいのボラである。バチ食いに来てるのはシーバスだけじゃなくてこんなにコイが多いのはここ独特だと思うが、ボラやマルタは結構お約束である。コイはバチ抜け用タックルでは制御しきれないのでかかると手こずるが、ボラとマルタはレギュラーサイズなら適度に暴れてくれて楽しめるはずで歓迎である。

 とりあえず本命シーバスや無いけど、1匹釣れたらまあいいやと釣った気でいたが、寄せてからが抵抗激しくなかなか顔が上がらない。そろそろかなとネット下ろして誘導したけど、いやがってシッポ振って真下に潜り込む。と、ラインがふっと軽くなった。バラしたかと思ったが、足元の護岸か底に蛎殻かなんかあったみたいでリーダーが切れてた。ガックリ。

 その後も反応無く、9時頃にはライズも少なくなってきたので、帰りがてら1本目の橋の人山の端の人に釣れてるか聞いたら、「ボラとマルタのみ」とのことであった。皆さんボチボチ撤収。私も撤収。

 ボラは釣っときたかったが、まあまた今度かな。同サイズだとシーバス、マルタよりは格段に引くので昨夜ダイキリさんポイントでみた70くらいの大型ボラ掛けたらちょっとシーバスロッドでは限界近いようなやりとりになりそうで一度手合わせ願いたいところ。

 スカ食ったけど、割といいデータとりになったと思う。近所ポイントは日が暮れたら早めに入れというのと、ボラは足元で下に突っこませるな、というのが今日得た教訓か。

 

○2月21日

 ワカサギ好調だが、早期のシーバスも結果出したいところ。今シーズン2回目のチームGWの3人でダイキリさんポイント出撃。前夜さらに上流でJOSさん2ゲットの情報もありそろそろワタクシも釣らねばと思うが、やや風邪気味。

 日が暮れて、まったりと反応も無く時間が過ぎて、そろそろ良い時間かなという潮時になっても動きがないので一旦一人で下流に探りに行く。

 岸際でポツポツとライズが始まった。この段階で釣ってしまわないと、バチの大量流下が始まって手に負えなくなるというのが、前回の釣りからある程度予想できたので、ここが勝負と気合いを入れる。

 だがしかし、コモモ90に岸際ダウンに投げてデッドスローで引いて来たのにコツンとショートバイトがあったのと、いつもの中ニョロアップクロスで投げていたのにこれまたコツンとショートバイトがあったくらいでなかなかかからない。バチは10センチぐらいのがちらほら流れ始めている。

 そんな中ダイキリさんから電話で一発獲ったとの報告と、ルアーサイズを下げたのが良かったのかもというアドバイス。早速小ニョロにチェンジ。

 アップクロスに投げて、すぐに来ました今年の一匹目。可愛いサイズだが水面バシャバシャと首振っているのを引っこ抜いてとりあえずスカは逃れてホッと一息。小さいけどシーズン一匹目はちょっと感動する。

セイゴ

 サイズアップ目指して引き続き岸に平行に近いぐらいのアップクロスに投げていると、ショートバイトも何度かあってほどなくしてヒット。食った瞬間が見えなくてモソッと重くなる感じで、水面直下で軽く吸い込んでいる感じ。ルアーサイズはデカイ方が目立つけど、小さい方が吸い込まれやすい。今日は小さめがピンポンっぽい。

 良い感じに緩めのドラグ鳴らして暴れてくれる。もう、体中にアドレナリンで沸騰した血がめぐりまくっているような感じの興奮。やめられまへんナァ。ちょっとサイズアップして40チョイなぐらいか。

40チョイ

 まだ釣れるやろと、引き続き小ニョロ連投。また水面直下で食った感じでヒット。バタバタ飛んで暴れるのをいなしてネットイン。

三匹目

 50無いかなぐらい。バチゲロ吐きまくり。

 そろそろ腹が膨れてきたのか、まだライズはあるけど食ってこなくなる。何とかして食わせようとしていたら意外にあっさりライズ終了。水面ライト当てると大量流下中。

バチバチ

 見てたら、岸からちょっと離れた一番バチの濃いレーンをゆっくり口を開閉させながらデカいボラが泳いでいた。ちょっと狙うがもうルアーを追う状態ではなかった。

バチ

 ルアーにもバチが掛かってきて白い卵か精子かを放出している。

 とりあえず、30分無いぐらいのチャンスだったけど何とかものにした。サイズはたいしたことなかったけど、実に良い塩梅の釣果で、課題である早期のシーバス攻略がちょっと進んだ気がする。ダイキリさんはデカイのバラしたようで良いサイズのもやってきているようだ。今後もチャンスはあると思いたい。

 興奮してアドレナリン出したのが良かったのか、風邪は抜けた感じ。でも駐車場に戻ってきて片付けしているとアドレナリン切れたのか、今度は花粉症っぽく目がかゆく鼻がグズグズし始めた。

 春が来ていることを釣果含め全身で感じている。

 

○2月14日

 金曜は神奈川では竜巻あったぐらいの強風で、土日もそこそこ風は吹きそうだが、「海快晴」の予報によると土曜の夕方から日曜の朝は比較的穏やからしい。土曜の夕方いっときましょうということで、年券買ったのにまだ3回目のワカサギ釣り。

 お昼過ぎ到着して、橋の下のポイントに行くと全然人がいない。とりあえずのべ竿で始めてみるが風もまだ強く反応無く、桟橋方面に探りに行く。風裏の桟橋向こうも反応無く、戻ってきて釣り人がいるあたりに行くと、「そこじゃ根掛かりしてダメだからこっちで釣んな」と常連さんポイおっちゃんが誘ってくれるので、隣に入らせてもらう。ちょっと沖目の底ベタで今釣れているという事で、5.4mだとちょっと短いから6mが欲しいねとか誘い方とかあれこれ教えてもらって、ポツポツと釣れ始める。3人並んで釣っているんだけど端の人はアユ竿っぽい長尺の竿で釣っていて一番釣れてた。オレも長竿買うかなと思っていたが、2時ぐらいから群れが廻ってきて、一番下のハリだけじゃなく上の方にもかかりだしてこちらも忙しくなってきた。

3連

 怒濤の時速50匹オーバーペースで釣りまくる。最大10本バリに6連まであった。

6連

 ちょっと足場が冠水しているので流木の切り株に乗って釣る。

 100匹越えたあたりでちょっとアタリが遠のいたので一旦トイレ休憩。魚をクーラーバックに入れる。

1束 

 戻ってきてしばらくポチポツだったが、夕方近くなりまた群れが回ってきた。風は予報どおり止んでべた凪。沈下中か着底直後にはもう食ってる感じで竿先にブルブルとくるのも波がないのでよく分かる。そこからゆっくりあげてくると他のハリにもかかって複数あがってくる。

 日没の5時半ころまで釣って、2束越え204匹で終了。満足

2束

 

○2月11日

 週の真ん中、建国記念日ということで年券買ったのになかなかいけていないワカサギ釣るぞと前日帰りに釣具屋寄ってベニサシ買ったのだが、朝起きると既に昼近かった。昼から夜にかけての出撃パターンは次の日が休みじゃないとちょっとつらい。

 ということで、フライロッド持って湧き水の川に。風もなく暖かい日でオイカワ釣るにはよさげ。昼頃いつもやっているところより上流から始める。

 途中、鳥も見ながら行くが今一反応がない。写真の鳥は遊歩道脇の落ち葉を掘り返して虫を探していたアカハラ。

アカハラ

 堰堤の上でやっとちっちゃいカワムツゲット。

1匹目

 そこから橋までの区間でカワムツ何匹か追加。上流はオイカワ少なくてカワムツメインかも。

カワムツ

 鳥は、写真撮れていないのをと探すが、葦原の中にいるウグイスっぽいのとか遠くの梢で鳴いている声だけだとわからん種類とかなかなか写真撮れない。虫はユスリカ系あちこちに蚊柱立っていて、たまに小さなカゲロウと1匹14番ぐらいのトビケラも見かけた。

 オイカワ探そうと下流にテクテクと移動していると、川の上を真っ直ぐに青いのが飛んでいく。カワセミだ。どっか川岸の木にでもとまってないかなとしばらく歩いて行くと、おばちゃん達が指さしてる先に見間違えようのない青とオレンジの可愛いのがいた。みんなの人気者である。

カワセミ

 下流の方に行くと、フライマンが何人か。ウェーダー履いて立ち込んでる人もいた。適当に間をあけて入る。最初今一でやっと釣って嬉しくて水に手を突っこんで写真撮ったけど水温高い。フライマンに聞いたら16度だそうである。気温も高くてあったかい日だが15度いってないぐらいで気温以上。

水温

 その後はユスリカ系がもの凄く出始めて好反応。ジョウビタキが何度も繰り返し空中で虫を捕らえていた。

ジョウビタキ

 最大はオイカワに混じってたカワムツ。カワムツはオイカワより上流か淵にいることが多いが、オイカワのいるような瀬で釣れた。かかりどころが胸びれあたりだったこともありよく引いた。

カワムツ

 オイカワはこのぐらいのサイズメイン。あんまり大きくないがバシッとドライフライに出るので結構楽しい。

オイカワ

 適当に釣って満足して撤収。ユスリカ系がスーパーハッチ状態で川面にもやがかかっているみたいになってた。うまく写真が撮れてないが写っているのが分かるだろうか。

スーパーハッチ

 青い鳥も見つけたし、いい祝日だった。

 

○2月8日

 降っていた雨は夕方にはやみ、とりあえずなるべく数多く釣りにいけ、なので近所ポイントチェックに行く。

 夕食後出て、ちょうど潮がきき始めるぐらいに現地着。上流部は3人ほどいたが、いつもの2本目の橋前後は人がいない。まだ釣れていないのだろうか。

 しばらく反応無かったが、なんかカモがバチ拾っているような動きをし始めたと思ったら、ポツポツとライズも始まった。しかし、単発でルアーあれこれ投げても食っては来ない。

 潮も速くなって、足元にはバチ見えないが沖ではたまに食われている。マルタっぽい小さいライズが主だがシーバスっぽいのもいるのだがやっぱり食ってこない。流れの脇のゴミがたまっているあたりにはバチが泳いでるのが見える。10センチ無いぐらいの割と泳ぐタイプ。

 ライズ無いわけでもないが単発で、ルアー投げ続けても反応無く、上流もチェックしに行ったけど、先行者も釣れていない様子。まだ魚が少ないような印象。

 排水ポイントチェックして撤収。今年も春は苦戦するのか?

自転車に乗って

 

 

○2月7日

 まだ寒いが、ボチボチ釣果報告も漏れ聞こえる時期になってきて、よき日を選んで土曜、ダイキリさんとポーク王子さんとワタクシの「チームGW」のシーバス春シーズン開幕戦である。ダイキリさんは1月からリサーチかけていて、土曜行きましょうという話をしたら前日様子見に行ってきます、ということで出撃して見事70UP含む2ゲット、かけたの4発でバチも抜けててライズもあったとのこと。

 昨年同時期にバチは抜けたけど魚がいなくてスカ食っているが、今年は魚は来ている。昨日の今日でスカってことは無いだろうとすでに釣った気で前のめりで待ち合わせ場所にも早く着いてしまう。

 車に積んできた自転車でダイキリさんポイントへ。準備して暗くなってウダウダっと潮待ちしているとポツポツと雨が当たってきた。バチ抜けは雨はダメだというのがこれまでの経験で分かっていたのでやむのを祈りつつ釣れ始める前から雨に濡れて体力消耗しても仕方ないので橋の下で時間をつぶす。雨はほぼ止んで時間も良い具合になってきたので前日70UPが出たあたりに移動。

 良い具合に潮も効いてきたのだが反応無く、結構釣り人いるのだが誰も釣れていないので、下流に様子見に行く。雨の影響でダメなのだろうか?

 下流のポイント、たまに岸近くでポコっと小さそうなのが出たり、遠目でバシュッと捕食音が聞こえたりする。間違いなくバチ流れ始めた。天気予報で晴れとなっていたぐらいの小雨だとバチは出るようだ。

 2人も呼んで並んで釣り始める。間違いなく魚はいて小さいマルタとかの感じのライズもあるが、ボワンとシーバス臭いライズもある。でも、食ってこない。そのうちバチも確認できるようになってライズは結構増えたのだが、ルアーを大小、タイプも変えて目の前横切らせる感じにしたり、アップクロスで流下する感じにしたり、ダウンクロスで流し込むようにしたり、スピードも流してラインスラッグだけ回収する程度からちょっと早めに水面航跡立てるのからいろいろ試したが食ってこない。バチは5〜10センチぐらいで割と早く泳ぐタイプで釣れる時のバチだが、なにがいかんのか分からん状態。皆釣れていない。

 そうこうしているうちに、バチが10センチ強の長めでウネウネしながら流れるバチになってきて数も増えてきた。このバチの時はルアーサイズ下げると良いことが結構あったので、小ニョロ中心にデッドスローでクロスからダウンクロスでとにかく1匹釣れてくれと投げ続けるが、流下量が増え出してライズが沖側に移っていき、それを大ニョロとかで狙うも全く釣れる気配が無く、場所移動とかしてもどこでも大量流下していてライズも収まってしまったので、9時過ぎに「完敗」宣言をして撤収。

 最後の方バチはこれでもかというぐらい流れていてフックにもかかってきた。

バチ

 ダイキリさんが「佃煮にできそうなぐらいいますね」と言っていたが、写真に撮るとこんな感じである。

バチバチ

 写真では止まっているように見えるけど、実際にはかなりのスピードで潮で流されていて膨大な量が流れている。魚はその場で口をパクパクしていれば大量のバチが食える状態。ルアーなんか追う必要ないというかんじである。

 まさかのコテンパンのスカである。もう、早春のバチパターンもある程度分かったとか思っていた自分の思い上がりが恥ずかしい。

 正直難しい。前日釣れてたのに、バチも出てるのに、という良い線行ってるのは確かなんだけど、もうあと一歩の詰め切れないもどかしさ。

 メチャクチャ悔しいんだけど、メチャクチャ面白い所に足をどっぷりと突っこんでしまったという感触がある。

 これはあと一歩を詰めるのにあと何年かかるんだろうかという感じがしてきた。でもまあ、とりあえずやることはなるべく数多く釣りにいけということだろう。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるだし、データも蓄積していくだろう。

 これまでも、そんな上手に読みを当てて釣ってきたわけじゃない。食らったスカの数で魚を釣ってくような釣り人であると自認している。シーバス野郎なら引き続きスカを恐れず立ち向えというところだろう。

 シーバス釣りに大事なモノの一つに「ペイシェンス(忍耐)」があることは間違いないと思う。 

 

○2月1日

 土日ともに風が強い予報。まだ日曜の方がマシかということで、強風下ののワカサギ釣りは正直懲りたので、鳥見がてら湧水の川へ。強風下フライが振れんかったとしても、のべ竿でジサマが釣ってたようにアブラハヤ釣ればいいやと昼前出かける。

 ジサマが好釣していた葦際の淵っぽいポイントまでは鳥を撮影しながら行く。鳥の名前の間違い等あればcarankeさん訂正よろしくです。

 ハクセキレイは釣り人もお馴染み河原の鳥、セキレイの仲間は尾羽を上下に振る動きも特徴。日本の神話ではイザナギ・イザナミに子作りの方法を教えたとか。

ハクセキレイ

 よく似たセグロセキレイ、全体的に黒っぽい印象で目の下顔の下半分も黒い。風が強く羽化した水生昆虫が飛んでいるのは目につかないけれど、セグロセキレイが岸際でついばみまくっているのは、たぶんこの風の中羽化したはいいけど水面叩きつけられて打ち寄せられた虫たちだと思う。一般的に天候悪いと水生昆虫の羽化は少ないと考えられているけど、風の日はゼロではなさそう。雨でも風でも羽化するような変わり者も中にはいるというのも生物の多様性か。

セグロセキレイ 

 ジョウビタキはワカサギ釣るダムでもよく見る。あんまり人を恐れない鳥でちょっと高いところに登って「ヒッ ヒッ ヒッ ヒッ」とアラーム音みたいな感じで甲高い声で鳴いている。

ジョウビタキ

 白いサギでは一番小型のコサギ、アシが黄色いです。よくアシで岸際をガサガサとやって小魚を追い立ててつかまえてます。まさに操業中のワンシーン。

コサギ操業中

 カモ軍団いっときましょうか。東京のカモといえばお引っ越しで有名なカルガモ。クチバシの先が黄色いです。上が雄で下が雌かと。

カルガモ

 ヒドリガモ雄は頭がオレンジというか額が黄色。東京湾でも沢山群れているのを見ます。

ヒドリガモ

 オナガガモ雄はその名の通り尾羽がシュッと伸びてます。

オナガガモ雄

 で最後こいつが、雄の頭がミドリだしマガモでしょと思っていたら、サイズからいってアヒルだそうです。マガモの家禽化したものがアヒルなので似ていますが、そういわれるとカルガモと並んでいるとやけに肉付き良いというかデカイのが分かります。前雄後ろ雌。たしかにそういわれると雌の顔というか模様がなんか変。

アヒル

 ヒヨドリも物怖じしない鳥で、実家の庭でもえさ台にミカンとか置くとすぐ飛んできてた。ビャービャーとうるさい声で鳴くけど愛嬌がある鳥。

 ヒヨドリ

 ツグミ。とりのなん子のマンガ「とりぱん」でこいつの卑屈さが良くネタにされているけど、「山賊ダイアリー」とか読むとなぜそんなにビクついて生きているのかちょっと想像がつく。超旨いらしい。てなこともあって数が減って日本では狩猟鳥獣となっていない「禁鳥」です。山賊ダイアリーでも亡くなったジサマの想い出エピソードで出てくるだけで食ってません。おかげでかわりとよく見ます。シベリアあたりから渡ってくる冬鳥。

ツグミ

 撮影しつつ半時ほどでポイントに。フェンス越しに釣るポイント。えさベニサシで1匹目カワムツ。

 カワムツ

 2匹目本命アブラハヤと思うのだが、このサイズではちっちゃくてタカハヤとちょっと見分けが付かない。関東は基本アブラハヤの生息地のはずだが、今時どこでも関西系の魚もいる。前回釣ってたジサマがどちらもいるようなことをいっていたが、この時点では2種いるというのはアブラハヤとカワムツのことだろうなと思っていた。

2匹目

 もうちょっと大きいのが何匹か釣れた。たぶんアブラハヤで間違いなさそう。尾丙がシュッと細くなる感じと、アマゴ釣るような川で釣れてくる「アブラッパヤ」であるタカハヤのメリハリのないヌメッとした模様と違ってラインが割とキッチリ出ている。東北のヤマメの川で初めてタカハヤではないTHEアブラハヤを釣ったときはやっぱりちょっと見た感じが違うので地味に感動したおぼえがある。でもドライフライの浮力を、その粘液で一発で奪う能力はタカハヤと同じでちょっとうっとうしくも思ってしまった。わかるよねフライマンなら。 

アブラハヤアブラハヤ

 適当に釣って満足したので、上流へ戻りつつポイントチェックしつつ鳥も見る。

 ムクドリは飛ぶと腰の白い模様でわかりやすい。

ムクドリ散歩中

 歩いていると川辺の公園あたりで、棲んでる魚とみられる鳥のリストがあった。アブラハヤもタカハヤもいるらしい。ジサマ情報、妙に標準和名でマイナーな魚種まで知ってるなと思っていたが、この看板が出所か。コイをおもっくそ無視しているところがいっそ清々しい。看板作成者か管理者かその総意か、いずれにせよ、あんまりコイについて良くは思ってないけど、かといって生きものを良し悪し勝手に区別して「駆除」とかもなんか違うんだよね、という判断だろうか。それが大人の分別というものかなと勝手に思う。

写真 

 だいぶ上流に来て細い流れの淵。カワムツとこいつが釣れてきた。ちょっと小さくて自信ないけどこれがタカハヤだと思う。尾丙が太くスマートじゃない。全体的に模様にメリハリが無くヌメッとしている感じ。模様は個体差大きいので尾丙の太さで見る方が確かだと思うけどどうだろう。尾丙の体長比で確定できるんだったけ?そのうち調べてみるか。

タカハヤ

 さらに上流にテクテクと歩いて、シジュウカラの群れがいるのを撮影などしていると、「ギーーィッ」という感じの語尾下がりな感じの鳴き声が。先週もシジュウカラの群れの中にコゲラがいたけど、これってコゲラの声じゃないのと、声のするあたりを適当に写す。

コゲラを探せ

 白黒の鹿の子模様が迷彩模様として機能していて探しにくいけどおわかりいただけただろうか。右の太い幹近く枝にひっくり返ってとまってます。拡大するとこんな感じ。

正解

 すぐ逃げちゃうかと思って遠目からシャッター切ってたけど、近づいても全然逃げない。ちなみに防水コンデジの光学5倍にデジタルズームであと何倍かのズーム機能だったと思う。とにかくカメラのレンズは望遠でもなんでもないもので、はっきりいって目の前3,4メートルでキツツキがツカカカカカカッという感じで木をつついている。音が聞こえるぐらいの距離。たしか縄張り宣言で木をつつくときと餌を取るときでは音の大きさが全然違うとか聞いたことあるが、確かにあんまり音は大きくない。鳴き声大きい種類は音高く叩かないとかもあるんだろうか。枝を渡りながら餌を探して木をつついているが、いっこうに逃げない。逆さになったりちょこまかと動く様は可愛らしい。こんな特等席で見て良いのだろうかという至近距離。

コゲラ後ろ姿逆さ

 しかし、写真に撮りにくい。デジタルなのでバシバシ取って良いヤツだけ拾えばいいと何十枚と撮ったが、半分ぐらいは頭がボヤけてる。何しろ高速で頭を振るのでキツツキらしいといえばらしい写真。バードウッチャーの間では「キツツキあるある」なんだろうなと想像に難くない。そうこうしているうちに逆光の位置になってしまったので、これ以上は無理かなということで一旦終了。

ピンぼけ逆光

 現物みないとわからん知識があるとかブログで書いたが、まさに声聞いて探して見つけてという一連の流れが、先週の経験で得た知識そのまんまのおさらいで、正直超嬉しい。コゲラってもっと見つけるの苦労するかと思ったけど、いるところにはいるのね。

 せっかくなので、近くに来たシジュウカラとメジロとスズメも撮影。このあたりは近所にもいて和む小鳥たちである。逆光とかピンぼけだけどまあこんなモンかな。

シジュウカラメジロスズメ 

 でもう少し上流で、お茶休憩していたら、またコゲラがやってきて今度は逆光位置じゃなくて良い感じにとれた。同じ個体かと思っていたけど、赤い毛が見えるのでさっきのが雌でこっちが雄か?

下から後ろ姿

はいポーズ

 アブラッパヤも釣ったし鳥も見たしで満足して帰路につく。帰りがてらキセキレイ。

キセキレイ

 カメラの性能もあってあんまりシャープに撮れてない写真も多かったけど、望遠レンズ無し縛りで釣りのついでぐらいでボチボチ鳥も見ていこう。釣りは割と近距離特化型なので鳥見も近距離型でとりあえず。まあ、人見なれてないような山中の鳥に無神経に接近するのはいろいろと駄目だろうけど、都会の鳥たちなら割と接近させてくれるのではないかと楽観視している。

 鳥に接近するのに今日のコゲラのように夢中で餌食ってる隙にってのはたぶんあると思う。

お食事中 

 あと、目線は嫌うらしい。歩いていると逃げないのに、立ち止まってカメラかまえて覗くと逃げるとか。人間が立ち止まってこちらを見た場合、次にテッポでドンと撃たれるというのがあるからだろうか。意外にモニターだけ見て目線は違う方向見ていると逃げないとか。釣りでも道路沿いのクリークのライギョは人が立ち止まると沈むので歩きながら狙えとか読んだことあって、一緒だなと思ったところである。

逃げてます 

 このムクドリとキジバトもフェンス越しで餌食ってたけどカメラ向けたら移動し始めた。ダイサギにはカメラ向けた瞬間飛ばれた。次の被写体はダイサギかな。同じ魚を狙うモノとしてじっくり見てみたいようにも思う。

看板

 川辺の公園の看板に「気をつけて川で遊べ」というようなことが書いてあって良い感じであった。ガキ共ジサマや外からきたオッサンに負けずに思いっ切り遊べ。鳥見て魚釣って遊べるっていうことの面白さ贅沢さにおいて、オッサンが世界中行ってきたどことも本質的に同じ楽しみがまさにここにあるって保証するよ。

 

 

○1月15日

 所用で東北から関東方面に来ていたcarankeさんから、普段私が釣りしているような場所を鳥見目線で見てみたいというリクエストがあったので、電車でのアクセスも良い湧水のオイカワポイントに出かけた。

 天候にも恵まれ、ユスリカとカゲロウがハッチする中、オイカワも何匹か釣ったが、carankeさんのガイド付きで楽しむバードウォッチングが、ちょっと衝撃的なぐらいに面白かったのでダラダラと鳥や魚の楽しいネタやコンクリートの悪口やらで盛り上がりつつ鳥を結構見た。

オイカワ

 もともと、鳥は多いなと思って案内したぐらいで、カモが何種か、サギも2種はいるし、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラぐらいは私でも見えていたのでまあ、10種類ぐらいは鳥の専門家のcarankeさんなら見つけるだろうなと予想していたけど、すいません失礼しましたという結果の30種オーバー。後でメモもらうのでどういう鳥がいたのか詳細はそれを見てもらうにして、ナニが違うかというと、まずは声でだいたい判別ができていてその種がどういう場所にいるのかが頭にあってだと思うが、声がしてすぐ目で探し始めてものの数秒しないうちに「いました。」となる。で、もう一つが射程距離?が長いというか探索する範囲が遠くまで及んでいることで、豆粒ぐらいの遠くに見えているのを、動きやとまる場所のパターン認識を本人も気付かずやっているんだろうけど、双眼鏡で確認する前に声の主がどいつで、他の鳥と混ざっている場合は、その混じりが何の鳥かも「見えて」いるようだった。

 典型的だったのが、カワセミとコゲラで、カワセミは確かに特徴的な甲高い声で鳴くので分かりそうなモノだけど、意外に他の鳥とかも鳴いている中ではそれと気づけないもので、見つけてもらってはじめて確認できた。みてる前でダイブもしてた。コゲラは声が聞こえたすぐにちょっと見回して高い木の上になんか3匹くらいチョロチョロしているのを発見。そのうちの1匹で他はシジュウカラとのことで、そういわれて見ていると確かに1匹だけ木の垂直面をヒョイヒョイと移動しているキツツキっぽいのがいて、双眼鏡借りてみたらまさに白黒まだらの可愛いキツツキであった。同居人も職場の多摩川沿いの学校の木にちっちゃい「ゲラ」がいるといっていたが、沖縄でリュウキュウヨシゴイをアカショウビンだと言うとった前科があるのでなんかと間違えてるんだろうなと思っていたが、東京にもいるんだ。カワセミは釣りしてると割と東京近郊でも見る機会あるけどコゲラははじめて見た。ちょっと感動。

 その他にも遠くから飛んでくるのを遠い段階で、「ちょっとサイズが大きいのでコサギじゃないかもですね、足が黒かったらダイサギです。冬日本にいる白いサギは足の黄色いコサギと黒いダイサギがほとんどです。」で近づいてきたらやっぱり足が黄色くない。冬場のコサギとダイサギの見分け方はたぶんこれで覚えた。

 「さっき、アオサギいたの気づきました?」と聞かれてさすがにあんな大きな鳥見逃してないだろうと思ったが、戻って確認するとコンクリの足元の死角近くにジッとしているのがいた。オノレの目の節穴かげんにはガッカリだ。

 今時、鳥の見分け方だの知識だのネットでいくらでも検索可能で、スマホ持ってれば鳴き声さえその場で確認もできる時代だけど、どんなに便利な機械で上手に検索かけたところで、専門家の現場で培ってきた知識の、速さを始めとする実際に役立つ質の高さで遠く及ばないだろうというのが良く認識できた。ネットも楽しいし便利だけど、それでもたまにはネットを捨てて、外に出ねばリアルに面白いことにはたどり着けんと思ったところである。

 たぶん、オイカワ釣ってて豊かな湧水に支えられた生態系自体面白いと感じていたので、きっとそれは魚を通じて見て面白いなら、鳥を通じて見ても面白いだろうとは思っていたその予想どおりに楽しめたし、carankeさんにも楽しんでもらえたようで実にいい日曜日だった。友あり遠方より来たる、また楽しからずや。

※当日確認できた鳥
カルガモ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、ドバト、アヒル、コサギ、カワラヒワ、モズ、オナガ、シジュウカラ、メジロ、ダイサギ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒドリガモ、オナガガモ、ノスリ、ハシブトガラス、ツグミ、ハシボソガラス、キジバト、カワウ、アカハラ、キセキレイ、ワカケホンセイインコ、ウグイス、アオサギ、コゲラ、シロハラ ‥ 計31種類!

 

○1月17日

 この週末こそワカサギ釣りだぜ!と心に決めていたが、えらい風が吹く予報。ただでさえくそ寒いのに10m以上の風では体感温度はどのくらいまで下がるのか、そもそもウキでアタリとれて釣りになるのか?まあ辛い釣りになるかもだが、このくらいの風の中どう釣るか、どのくらい釣りになるか試すのも意味あるだろうと昼前出撃。休みに都合良く良い天気の日ばっかりなわけないからね。基本行っとけである。

 現地について、まずは風裏の学校下に。釣り人結構いてそろそろ帰り仕度というタイミング。ポツポツ釣れているが話聞いてみると今一とのこと。全くだめってことはなさそう。風も釣りできないほどではない。でも、とりあえず12月に2束釣った橋の下はチェックせざるを得ないので釣れなかったら戻ってくることにして移動。

 橋に下は全く人がいない。波ザバザバの強風に負けて人がいないだけで魚はいるかもと、強風の中、小一時間がんばってみたが全く反応なしで学校下に逃げ帰る。

ジョウビタキ

 だいぶ釣り人帰って釣り座は選び放題なのでいつも常連さんのいる奥に入る。磯竿に誘導ウキで底近くの棚から始めると、ポロッポロッとたまに釣れてくる程度。風は背後の崖が防いでくれてウキにでるあたりも十分見える。からあわせ兼誘いで竿をしゃくっていてウキのトップの黄色が沈んでオレンジだけ見える状態になれば1匹かかっている。

釣り座

 しかし、夕まずめ魚がうわずってバカバカ食ってくるタイミングががあると期待してウキ下たまにあげて様子を見ていたが、夕まず目ラッシュはないまま、2時間ほどで13匹という貧果で日没を迎えてしまった。風が強いとユスリカのハッチが少ないので魚が浮いてこないということだろうか?

日没前

 フライマンが水深何mもの底にいるユスリカのさなぎがなぜ水面上の天候が分かるのか不思議だと書いているのを読んだことがあるが全く同感である。気圧変化を水圧の変化で感じているとかか?バチ抜けのタイミングも潮時表持っていないゴカイたちがどうやって測っているのか。ビワコオオナマズは潮の満ち引きがない琵琶湖でなぜ大潮の日に産卵行動のピークをあわせることができるのか。潮の満ち引きがないのに分かるということは月の満ち欠けを見ているか月の引力の変化を感じているかかなとか思っていたら、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)の種苗生産技術で産卵を誘発させるキーポイントは水槽の水を一度減らして人工的な「引き潮」を作ってやることだと知って、少なくともメガネモチノウオでは潮を感じるのに月関係なさそうでますます謎は深まるばかりである。さらに書くなら、水槽の水減らしてやると産卵始めるって、海の満ち引きのスケール感とは全く違うのにこれまた何をもって「引き潮」だと感じているのかよく分からんし、この技術を開発した研究者が、何をもって水槽の水を減らせば「引き潮」と魚が感じて産卵すると思いついたのかもやっぱりよく分からん。

 さて、日没して一旦休憩してどうしたものかと思案する。このまま飯でも食って時間つぶして帰るのが賢明であるのは火を見るより明らかな強風がまだ吹いている。ナイターできる橋の下ポイントはモロ風表で夜になって気温が下がればかなり辛い釣り場である。でも行く。「ナイターでここから逆転ヨ!」とおよそ状況から導き出される答えとは相反する妄想しか頭にわいてこない。頭がどこかおかしいんだと自分でも思うが、妄想と釣欲を止めることができない。

 のべ竿に電気ウキ仕掛けで寒風の中、苦行のような釣りが始まる。ウサギが飛ぶぐらいに波立っており電気ウキのアタリが全く分からない。とにかく波の動きと同調していない時とかヒョコっと動いた様に見えたら即あわせる。ウキ下も10本針の真ん中に魚が掛かるように微調整しつつ、ウキのトップの灯りが水中にあってボヤッとした状態が微妙に続く瞬間にあわせると比較的アタリがとれるとわかり始めた1時間半過ぎたあたりで、波が足下にザブザブあがってくる状態になり、さすがに続行は無理ということで撤収。

ザブザブ

 24匹の貧果だが、心のおもむくままに、てらい無く釣りきったので割と満足している。数字には現れないけれど調子は悪くないと思える不思議な感覚。

24匹

 

○1月12日

 年始4連釣の疲れが出たのか、週の真ん中ぐらいから寝込み日曜何とか起きて急ぎの用を済ませ、成人の日何とか釣りに行く時間もつくった。ワカサギ行きたいが病み上がりで車の運転がおぼつくかあやしいので電車でオイカワポイントへ。

 今回、同じ水系の別の支流へ。こちらも湧水の川で写真の左下は水源の一つなんだろう。なんか水草はえまくっていて戦場ヶ原とかみたいなよさげな雰囲気がなくもない。戦場ヶ原行ったこと無いけど。

湧き水 水草

 水草やら虫やら小魚やらが多いのでだと思うが鳥も多い。

ムクドリマガモコサギとダイサギ?

 釣り人もちらほらいるのは良いとして、コイが多い。コイも別にいても良いんだけど、自然繁殖ではあり得ない密度でコイばかりいて、物欲しそうに橋の下あたりに寄っているのをみると正直興ざめである。オイカワいっぱいいる川でなぜ駄目なのか、コイがそんなに沢山必要なのか、近所のガキ共がコイ釣りまくって遊んでるならともかく、釣り人はおっさんのフライマンばかりでオイカワ釣ってるし、なぜ誰がこんなにコイばかり放しているのか真面目に調べてみる必要があるかもしれない。

堕落した都会のコイ

 オイカワは釣りモノとしてはなにげに優秀である。まずはとにかく数が多い。同じくらいの水生昆虫の量の川でヤマメとかの動物食の魚はもっと少ない量しか棲めない。オイカワはアユに蹴散らされなければ付着藻類も食べる雑食性なので同じ生産量の川でも棲める量がそもそも大きい。そのくせ水生昆虫も活発に食うのでフライへの反応も良くドライフライにもバシッと出てくれる。真面目にマッチザハッチのフライフィッシングもできるだろうし、テキトーにのべ竿でご飯粒で釣ってもつれる。「釣りキチ三平」でもいろんな釣法が紹介されていたが、いろんな楽しみ方ができる。しかも多くの釣り場で禁漁期もなく年中狙える、釣れる釣れないは別にして。唯一欠点をあげるなら小さいということだが、そんなモンはぶっちゃけヤマメだって普通は20センチかそこらの小魚でたいしたサイズじゃない。適当に道具を繊細にしていけば充分楽しめる。近所にオイカワのいる川かヤマメのいる川かどちらかプレゼントすると言われたら、「オイカワの多い川で」とお願いするだろう。意外に思うかも知れないが、東北にいけば近所の川に普通にいる魚はヤマメで別に珍しくもないのでヤマメに特別な幻想を感じたりはしていない。

 この水系は湧水で水温安定していて生産性が高いようでオイカワは沢山いる。贅沢言えば捕食者としてウナギやナマズがいたら言うこと無しの川ではないだろうか。後はコイを適当な数に減らしたら、ウナギは多少のセキは越えまくるのでたぶん上がってきているはずだから良い塩梅になると思うのだがどうだろうか。

 てなことを考えつつ、ライズを探して下っていくが、風が強くてライズがなかなか無い。そうこうしているうちに前回やった支流との合流に来てしまったので、ちょっと上がって前回釣れたポイントで釣り始めるが、これが前回いたような場所にいないのである。最初焦ったけど今日はなぜか流れ込みあたりにいるらしいとわかってポツポツと釣りながら合流まで下る。

1匹目

 正午過ぎて、風は強いままだけどカゲロウも出始めてライズも見えるようになってきた。水草の方の支流をつり上がる。水草のないちょっと深くなっているところをエルクヘアカディス流すとバシバシ出る。小さいのでかかりは悪いけど飽きない程度に釣れつづけた。

水草の脇でこんな感じ

 なかなかに良い釣り場だ。1月でもドライフライにバシッと出てくれるので楽しめる。釣り人それなりに入っているが、それ以上に魚は多いので皆殺気だっておらず、談笑しつつ情報交換したりして余裕の釣り人達なのであった。 

 

○1月4日

 おとなしく竿の改造でもしていようと思ったが、パーツを買いに町に出ようとしたら、せっかく出かけるなら釣りもしたいということで、湧水の川へ。3日のスカはまあそいういう日もあるとして、2日のチャンスがあったのに釣りきれなかった不甲斐なさが心にくすぶっていて、釣りに行かずにおられなかった。

 昼頃到着、ミッジも飛んでいて前回ほどではないけどライズもちらほら見える。

 すぐにカワムツが釣れたが、前回良かった20番ぐらいのニンフをダウンクロスに投げて流して浮かせる方法がなぜかフッキング今一で出るけど乗らない。

カワムツ

 ポツポツとは釣れるが今一で釣り下っていく。

オイカワ

 橋の手前の流れ込みからのゆるい淵と瀬のあいだぐらいの流れで、エルクヘアカディスに好反応。アップクロスで釣っていく。

今日一

 砂利を掘って生け簀をつくって釣れたオイカワを入れていく。10匹ぐらい泳がせようと思ったが、5匹で反応無くなった。

ホットコーナー2生け簀 

 その後も戻りつつ釣り上がりながら数匹追加して2時間ほどで10数匹釣って終了。

 後半、ドライフライに反応良くなって割と満足の釣り。なんと1月だけど小さなカゲロウが飛んでいた。

 タックルの写真みて違和感感じる鋭い人がいたかもしれないが、メダリストは右巻を左巻に変えられないリールだと思っていたけど、ネットで左巻にする方法を見つけて左巻にしてみた。クリックブレーキの三角のブロックをストッパーになっているピンを押し込んで逆転させる方向に変えてやるという方法で、ラインを出す枠みたいな部分は左巻用の位置に付け替えできないけど、無くても良いのでとりあえず左巻にはできた。良い塩梅である。

 

○1月1日〜3日

(1日)

 年明けは寒波がきていて結構雪が降った。朝は凍って道が怖いので昼頃まで待ち、単身年末チカ・マイワシが釣れたポイントへ。しっかし寒いなこりゃ。前回と同じコーナーに魚はやっぱりいて順調に釣れるがなぜかチカがいなくなっていてマイワシ釣ってく。まあ、釣れるものを釣っとけという感じで、初釣りなんてのは坊主くらわなきゃいいのよ。

ホットコーナー

 一度ショバ代を払うと払い続けなければならなくなるという状況で、猫一家は構成員も増えて7匹で「ワレまたきたんかい。ここでエエ商売しとるらしいの。まあワシらは払うもんさえ払ろうてもろたらええんやけんどのぅ」という感じで追い込みかけてきやがる。せっせとイワシを払う。まあ今日は酢締め用に10匹かそこら確保できればいいのでそれでもすぐに目標達成。

7匹ネコ一家ネコまっしぐらムシャムシャ獲物

 親子連れがやってきて、マイワシいっぱい釣れますよと教えてあげたら、2人してサビキで爆釣していた。

 釣れてるときの釣り人は心が広いものである。新年早々人様にも良い釣りを分けてあげたような気がして悪くない気分である。別に自分のポイントでも魚でも無いとしてもね。

 おかず確保の後は、これだけイワシいたらプレデターどももいるんじゃ無かろうかとブラクリにワームつけて探る。アナハゼ系2尾ゲット。アナハゼ系の同定は結構難しくアサヒアナハゼだと思うが自信がない。 

アナッパ

 南下しつつ移動して昨年カタクチが入ってて釣れ無かったけど、アイナメの姿が多かった大型の港へ。今年もカタクチいたが反応なし。 

 夕方撤収。今年はどんな釣りが待っているのだろうか。

 

(2日)

 今日は同居人が仕事で帰京する前にちょっと根魚でも釣ってもうらおうと、近場のポイントを探りに行く。護岸がやっと直り始めた神社下とか年末タケノコメバル釣った場所とかを探ったが、反応無く時間切れ。

釣りの上手い人の後ろ姿

 同居人をいったんおろしに戻ってから、根魚ねらいを続ける。

 年末アイナメ釣った流れ込みのポイント、ブラクリにワームつけて投げて探っていると、ちょっと沖目でちびクロソイゲット。

クロソイ 

 とりあえず坊主は逃れたので、サイズアップ目指してシーバスロッドにガルプのパルスワーム4インチのテキサスリクで半島の先の方の港からねらえる磯周りを2カ所探る。片方は港の入り口の岩礁周りで、もう一つの港は奥のテトラのちょい沖で結構反応ある。竿先にコンコンという感じのアイナメがワーム食って首振る時の独特のあたりがでる。しかし、魚が小さいのと、リーダーのナイロン5号がおかっぱりの障害物周りではやや細かったのか、あわせ切れが2回、ワームかじり切られたり、すっぽ抜けたりが5、6回。魚いるの分かっているのに、ちょっとずつ「最適化」をはずしているようで釣りきれない。

港と地磯タックル

 夕方遅くなると港までの道が凍って怖いので明るいうちに撤収せざるを得ないが、悔しくて、翌日は釣りせず新装復活したリアスシャークミュージアム見学してサメバーガー食べるはずの予定を釣りすることにして、帰り道釣り具屋に寄って、3インチグラブだの、小さめのフックだのを買い込んで明日の必釣を誓って、早めに寝る。

 

(3日) 

 朝ちょっとまだ路面凍結が怖いぐらいの時間から釣り場を目指す。日陰の部分は凍っていたりするのでそういう場所は20キロぐらいで止まらず一定速度で走る。

圧雪

 昨日のポイントに加え同様の磯が絡む港をいくつかチョイスして、サイズはともかく、何匹かは釣れるものと自信を持って出かけたのだが、なんちゅうか、釣りってそんなに簡単な遊びじゃないのよネ、ということを今年も早々に思い知らされるのであった。

朝日 

 昨日のポイントも含め、全く反応無い。釣り人は結構いて、聞き取り調査してみるとやっぱり釣れていない。一般的な釣り人とは狙うところズラしているのでスレてるという単純な話ではないと思う。海の釣りって昨日の今日で全く状況違うなんてのはむしろよくあることで、なんでだめだったのかは結局よく分からない。

 磯っぽいポイントがだめで、内湾っぽいポイントがいいという可能性もあるので、帰りがてら半島の逆側の湾奥っぽいポイントも探ったがこちらも反応無く、本年初スカをくらってしまいましたとさ。昼頃撤収して慌ただしく帰京。

 昨年正月釣りそこねたチカは年末釣った。今年の正月釣り損ねたアイナメも、年末でも、もっと先でもいいので、釣りたいものである。まだまだ釣りを続ける限りチャンスはあると思って悔しさを紛らわせるナマジであった。正月早々らしいといえばらしい釣りでもあった。 

 

 

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