2015顛末記 後半戦
○12月30日
さすがに昨日よりは良くなるだろう。よしんば昨日並みでも釣り方ある程度分かってるので昨日よりは数伸ばせるだろうというおせちの栗きんとんより甘い見込みでワカサギ2連チャン。
昼前に到着して、釣り人の釣れ具合をチェックすると昨日と同様のショボい感じ。まあ、昨日レベルで釣れれば悪くないなと、昨日と同じホットコーナーに脚立出して陣取るが、全く反応無い。30分ぐらいやってさすがにこれはダメ臭いと釣り人が多い護岸の方に移動してみると、ポロポロと2匹ほど釣れたがこちらも後が続かないうえに、周りの釣り人も釣れてない。
どうにも手詰まりで、もう昨日釣れたホットコーナーでそのうち釣れ始めるのを信じて粘るしか無いとまた戻る。
2時過ぎたあたりからポツポツと釣れ始めるが連発せず、魚が散っている印象。あげてくるときにばれるのも多い。時速5匹ぐらいのローペースを我慢して釣っていく。
3時過ぎた頃、パタパタと当たり始め、これは群れが来たかと気合いを入れるが、すぐに釣れてくる魚がオイカワに変わって釣れども釣れどもオイカワ祭り。オイカワ釣ってるときにこのぐらい釣れてくれという感じ。
結局5時前日没までオイカワに混じるのを拾う感じで38匹で終了。魚が大きいのでこの匹数でもおかずには十分なのがせめてもの救いか。
ワカサギはだいぶ分かったつもりでいたが、まったくまだまだ修行が足りんという感じだ。何釣るのでも一緒だけど始めてしまえば終わりが無いぐらい難しい。
2日間目一杯集中して釣って、苦戦しながらも天気は良くて寒くてつらいというのは無く、難しさを含めずいぶん楽しんだ。結構良い感じに疲れてもいる。これにて今年は納竿。病気もしたけど釣り場に戻ってこれて良かったと安堵しています。
○12月29日
病み上がりで体力に不安があるので帰省ラッシュに巻き込まれるのもしんどいな、ということで、今年は気仙沼での年末年始をあきらめて、関東で一人迎える行く年来る年。
年末年始天気はよいようで、29日は今シーズン初のワカサギ釣りへGO。
年券買うと「3月までですけどいいですか?」と聞かれる。7回いけばだいたい元が取れるので大丈夫。たぶん。
しかし、券売り場からちかい橋下ポイント、それなりに人はいるけど皆異口同音に「今日はダメだ!」とのこと、「3日前までよかったんだけど」「朝から30匹しか釣れてない」とか、釣りにはよくある現在形の無い釣果情報、しかし朝からで30ってもう昼だから6時間として時速5匹はちとつらい。
昨シーズンよかったホットコーナー水量多めで水没していて釣り人いない。昼から出撃という怠惰な釣り人には釣り座が無かったりすることも多いので秘策を用意していたのが役に立ちそう。ちょっと水没したぐらいの場所で脚立に座って釣る作戦である。
14本バリに紅サシ半分餌でセットして始めるが、あたりが遠い。15分ぐらいかけてやっとかけたと思ったら水面でポロリ。これは坊主もあり得るのかと不安が渦巻く。
しかし、微妙に左右移動しながらポイント探ったところ、コーナーのなかでも一番角で7mの長竿で前方に振り込んで底をとり、手前に探りながら誘ってくると割とコンスタントに当たり始めてなんとか釣れだした。ほとんど一番底の針にかかっている。時速は10匹ぐらい。
途中、券チェックに来た漁協の人に聞いたらどこも釣れていないとのことで、上流のバスロッドで底をとってる兄ちゃんが唯一ポツポツらしい。場所移動も考えていたが時速10匹は悪くはなさそうでここで粘る。
今年はスタートが遅かったのもあるが、サイズはでかい。10センチ以上あって30も釣るとおかずには十分な感じになってきた。
3時過ぎると日も傾き始めミッジも飛び始めて、風が出るという予想に反してべた凪。逆の凪の予報で吹くとカヤックとかだと命取りなので勘弁してほしいが、風の予報が無風な分にはよかったよかったで終わる話である。
そろそろ夕まずめで魚が浮いてくるかと期待するが、ほとんど底の針しか食わないし2匹がたまにあったぐらいでほぼ1匹づつしか釣れない。5時頃暗くなる前にほんの数分魚が浮いて上の針にもかかったが、さあここから数稼ぐぞと思ったら、そのまま魚は散ってしまったのか、沖でカワウが盛んに食っているが、あたりが無くなりそのまま夕まずめっぽい時間帯がなく終了。
58匹と束を単位に数を競う釣りものの釣果としては寂しいのかもしれないが、渋い中でもコンスタントにあたりを拾ってなんとか釣りを成立させた充実感がある。悪いときは悪いなりに釣って楽しんで、良い日よりがくるそのチャンスを待つ。チャンスは次の瞬間から始まるかもしれないけど、集中して釣ってないとものにできない。
魚がでかいので昨シーズンなら100匹以上入ったタッパが60弱でけっこういっぱいである。
久しぶりにワカサギ臭い手の匂いをかぎつつの帰路、途中で地魚の回る寿司屋で夕食食って帰宅。メダイ、ズズキあたりの白身も旨かったが炙りしめ鯖が脂乗ってて超旨かったので2皿食った。満足。
まったく悪くない釣りの一日である。明日はどこに行こうか?
○12月26日
天気は良いが土曜の午後から強風の予報だったので、土曜早朝からサクッとオイカワ釣りと思っていたら思いっきり寝過ごした上に、パソコンが壊れて買いに走るはめに。パソコンはなんとか買えて、午後も予報がだいぶ変わって風吹かない様子なので、パソコンセットアップは放置してオイカワ釣りでかける。
2時過ぎ到着するとすでにミッジが蚊柱たてていて、カゲロウもちらほら。すぐにパシッと釣れるが、小さいのが何匹か釣れた後、出るけど乗らない状態に突入。でかそうなのも一瞬かかって外れる感じで単に小さいのでかからないという状態ではない様子。ハリス長くしてみたりあれこれしてみるが改善せずいらいらするが自分のレベルでは解決策が思いつかない。
4時頃になってイブニングライズっぽく良い反応が出始めてやっとかかり始めるが、オイカワもカワムツも小さい。
なんとか良いサイズ釣って気持ちよく終了したいと暗くまで粘って橋の下のライズとかねらったが、サイズアップせず。それなりサイズのアブラハヤを釣って、今日はこのぐらいにしといたるワ、と終了した。
○12月20日
土曜は少し風が吹いたので、穏やかな日曜をチョイスしてオイカワ釣り。
体力も回復しつつあるので、天気のいい12月の午後いっぱいの川の変化をみたいということで、昼頃から暗くなるまで釣ってみることにする。
到着すると良い天気だが、ミッジは飛んでいるけどカゲロウは見えない。適当に入ると楽勝と思っていた予想に反して渋い。たまに当たるが小さいのかフッキングしない。
やや下流に移動して、アップクロスでつり上がっていると淵じりで出て食い切れていない感じなのでダウンクロスで釣り下がるようにしたら掛かりだしたが、このころからミッジが大量に飛び始めたのでその影響かも。
割と良いサイズも混ざる。
だいぶ釣り下ってきたので、合流点までいってもう一本の支流へつり上がる。
ちなみに最近使っているオイカワ用フライ。18番20番くらい。
なんとも反応がなく渋かったが、4時あたりで暗くなってきたら、亜成虫がいつ飛んだのかわからないうちにカゲロウの成虫も飛び出してライズが瀬を中心に始まったが、以外にライズに接近させてもらえず、ヘナチョコキャストでは届かず苦戦。単純にロングキャストしてもラインでたたいた手前の魚が逃げまどうのでちょっと難しい。
たまに、ポツポツと拾える程度だったが、高い位置の道路から狙うと割と簡単ということが判明。道路通行する人間はいちいち警戒していないということか。しかし2つ3つ釣ると水しぶきに反応してコイがやってくる。
結構暗くなってライズ自体はなくなっても、ぎりぎり見える瀬を流れるフライを目で追っているとバシッと出てそれなりに釣れる。
真っ暗になってダウンクロスでウェットフライ風に引いたら1匹だけ釣れた。
かなりの距離歩いてモモから腰が張って痛い。やりすぎた気がするが、やりすぎるぐらいの体力が戻ってきたということか。順調なリハビリ具合。火曜から職場復帰予定。
とりあえず水草の方の川は午後2時頃ミッジが飛び始めてからコンスタントに釣れて、もう一方の支流は4時頃ライズが始まってからという感じだった。
12月なのに暗くなるタイミングでイブニングライズと言っていい状況があるのは意外だった。風がない日は夕方に期待していいかも。
○12月12日
土曜の夕方用事があったので日曜に釣りに行くつもりで、遅くまで寝て起きて天気予報が日曜雨になっているのを見て、慌てて釣りに行く準備。オイカワは雨の中ではドライフライに出てくれないだろう。
現地について2時間ぐらいしか釣りする時間がなさそうだが、まあ体力もまだ戻ってないし短めでちょうど良いかもしれない。
天気は良くて昼前に着くとミッジが飛んでる中をたまに小型のカゲロウの成虫もユラユラしている。
適当に入って1投目からゲット。
今日は楽勝でバコバコかと期待したが、それほどではなくボチボチ。でもまあ飽きない程度にカワムツ混じりで釣れてくるので釣り上がる。
最後、やや上流のいつもカワムツがいる橋の下で2連発で終了。やや下流で釣ってたガキ共がバケツ持ってたので一匹進呈。先週もコイ釣りしているガキどもがいた。ちなみに去年はいつもいたフライマン達は見ていない。近所のガキどもに釣りが流行って、この川の魅力に気がつけばオッサン嬉しいなと思う。
○12月6日
病院で先生から自宅療養をいい渡されてしまい、2月ほど部屋で食っちゃ寝の日々だったが、そろそろ復職に向けてなまった身体をリハビリするように言われて、平日は電車乗って出かけたりしていたが、そうなると釣り場復帰もせねばなるまいということで、香港から日本に戻ってきていたSUZUKIさんとオイカワ行きましょうと言っていたのが延び延びになっていたので、Hさんも加えて3人で湧水の川に出陣。
午前中は多少風も吹いていたが午後にはほぼおさまり、カゲロウとか飛びまくってくれるかと期待したが、チョット曇っていたせいもあるのか、ユスリカはかなり出ていたがカゲロウはたまに見る程度でライズも少ない。
でもドライフライで釣り始めてみるとそこそこ反応有り、一匹釣り落として2匹目でゲット。久しぶりの獲物はカワムツでした。
その後もポツポツと反応はありSUZUKIさんと先手を交代しながら釣っていく。オイカワもゲット。
その後も3人で移動しつつ釣っていく。やや渋めかなという感じだが、飽きない程度には反応があって、なぜかカワムツが多かったが追加していく。
夕方近くなって、もう一方の支流に移動。こちらもポツポツと釣れてきて、最後オイカワゲットして終了。
毎晩夢に見るぐらいに釣りに行きたくて仕方なかった。久しぶりの釣りはやっぱり楽しかった。身体のあちこちが痛いけど心地よい疲労感である。SUZUKIさんHさんお疲れさまでした、またご一緒しましょう。
○9月27日
同居人の職場の同僚の方達とハゼ釣りに行きましょうということになり、計6名でJOSさんポイントに出かけた。
皆さんほぼ釣りは初めてということで、ハゼもシーズンラスト近く天気もいまいちで前日まで雨、せっかく来てもらったのに釣れなかったらどうしようとハラハラしたところだけど、皆さん日頃の行いがよいのか天気も持って、魚の反応もそこそこ良くて、3時過ぎからスタートで3時間弱、飽きない程度にみな釣れて楽しんでもらえたようでホッとした。みな10匹以上ぐらいは釣ってたようで、初めてとしては充分楽しんでもらったと思う。
自分は最初お手本で何匹か釣っただけだけど、自分が案内して喜んでもらっているのを見るというのも楽しいモノである。若い頃にはなかった感覚だと思う。歳食ってきたらそういう順番がまわってきて自然とそういう気持ちになるように人間はできているのかもしれない。
途中、事前に情報いただいてたJOSさんも自転車で様子みにきてくれた。ポイント情報とかありがとうございました。
釣った後、「お疲れさん」を夕食兼ねて駅近くの海鮮居酒屋で。私の話す「魚ネタ」とかも楽しんでもらえたようでこれまた何より。
老若男女、初心者から玄人衆まで、みんなで楽しめるハゼ釣りの素晴らしさを再認識しだいである。
○9月21日
シルバーウィーク後半、天気も良く横浜方面の桟橋から久しぶりに朝出撃。サメを狙うために奮発して普段はタイラバ、ブリ泳がせ、シーバスなどを案内している遊漁船をチャーターした。
東京湾、相模湾でもサメは結構いる。シイラ釣りでも見かけるし、キハダ狙いのイワシ餌には結構食いついてくる、イナダ狙いの船では釣ったイナダを丸ごと持って行かれるので、サメがいるときは船上で血抜きしてそれを海に流すのは御法度にしているというような話も聞く。
「サメ釣らせてくれ」というアホなリクエストを聞いてくれる船さえ見つければ案外楽勝じゃないかと思っていた。しかも今年はあちこち海水浴場にメジロザメ系やらシュモクザメ系やら接岸していて騒ぎになっているぐらいで、今年は当たりだろうと思っていた。何しろ内房の定置網に2.5mのアオザメが入ったとかいう状況である。メジロザメ系は沿岸性の種も多いので海水浴場に来ても驚かないが、アオザメは体温上げる熱交換システムやら上下同じぐらいの長さの尾びれやらを持つ沖合を回遊する方向に特化したサメである。マグロ系が湾内の定置に入ったぐらいの珍しさだが、マグロでもたまにあるっちゃあるか。
案内してくれる船はネット情報やら過去の記憶やらをたよりになんとか見つけることができた。
しかし、サメ騒動の沿岸と沖合の状況はまた別物のようで、今年はマグロ釣りの外道にもサメは見えないようす。当初8月船長からサメの群れが来たよという連絡を受けて休みを取るつもりが、8月結局群れ回ってこずとりあえず出てみようかと8月後半に予約入れたモノの大被害のでた台風で流れて、シルバーウィークの後半に仕切り直したところである。
状況はあまり好転していないが、沿岸のブリ狙うような場所でアジ餌で泳がせしていれば、サイズは化け物クラスではないけれどドチザメやサメとエイの中間のようなのは結構釣れるので狙えるだろう。「東京海底谷」の深場のサメを狙ってもいい、ということで、いっちょヤッたるぜと出撃した。
当初ナイロンしこたま巻いたセネター9/0を予定していたスタンドアップタックルは、深場も狙えるようにPE10号600m巻いたインターナショナルU30SWにリールをチェンジして準備した。
その他、浅場狙い用兼泳いでるサメ見つけたらポッパーでもぶち込もうとキャスティングのGTタックル。餌のアジ釣り用にシイラタックルも用意。横浜ベイブリッジをくぐっていざ行かん。
最初は、人工構造物まわりでマルアジを釣る。サビキもライトタックルも船長に貸してもらった。魚探の反応をみて、群れの中にサビキを落として止める。反応無ければ落としてまた止めるというのを25m底に着底するまで3回ぐらいやる。しゃくってもイマイチ食ってこなくて、フォールして止めた時に食ってくるとのこと。なかなか食ってこず苦戦したが、船長3匹、当方1匹ゲットしたあたりで足りなくなったらアジ釣りするか、冷凍サンマも用意してあるのでまあ良いかとサメ釣りに行く。
生き餌の泳がせって魚食魚には超効果的なので、等価交換で4匹もサメ釣ったらお腹いっぱいやな、と無邪気に考えていた。
釣り場について、アジ泳がせでスタート。仕掛けは深場のツノザメとか釣った時と同じ、天秤に短めのワイヤー直結の単純なモノ。アジは背掛けで元気に泳ぐので錘は重めで150号で50m前後をゆっくり流して狙っていく。
巨大コンテナ船やら軍艦やら、さすがは東京湾という感じだが、アタリはない。
泳がせの釣りでは、慌ててあわせるとまだ食い込んでなかったりするので、竿に触らず放置しておいて完全に食って持っていっているぐらいであわせたほうが良いということで、グリップ太くて竿掛けにはまらなかったのでリールシートに何とかはめて、たまに棚調整する以外は放置。
しかし、楽勝かと思われた活きアジ泳がせが反応無く、2時間ほどで湾外の方に回遊性のシュモクザメ系やらを探しに行こうということで、仕掛けを上げるとワイヤーがチリチリにねじれていた。泳がせの場合親子サルカンとか使った回転に対応した仕掛けが良いとのことだった。確かに活き餌使うヒラメ釣りの仕掛けも回転するようにできている。切り身餌だと落ちていく時にメインラインと絡まないように天秤が必須だが、活き餌の場合餌が泳いでメインラインとは離れるけど、グルグル泳ぎ回ると仕掛けが絡むということのようだ。道具や仕掛けは釣り方によってキモがあるというのを再認識。
湾口部を出て、背ビレ出して泳いでいるようなのを探していく。久しぶりのぐるりを海にかこまれた風景、天気も良く気持ちよく、船首に立って魚を探していく。シイラ船とかの行き帰りに泳いでいるのを見かけることはたまにあったが、当然そういう時狙わせてくれるわけもなく指くわえているしかなかったが、今回はそれ狙いである。見つけたら活きアジつけたワイヤーリーダーのフカセ仕掛けを船で流し込むかキャストするか、準備はできている。
しかし、沖のイカ釣り船団あたりまできても、潮の色が黒潮色じゃなく沿岸の緑っぽいい色。普通回遊魚は黒潮色のエリアにいる。逆のパターンも経験しているが普通そうなので、しばらく走り回ったがあきらめて、深場を狙ってみることにする。
150mとかのツノザメ類はS船長に釣らせてもらったことがあるので、いれば釣れるだろうと思っていた。Sスイで、300号1キロオーバーの鉄のオモリとか買った時にも、鬼カサゴねらいで、光り物付けていると小型のサメがうるさいぐらいかかることはありますよ。とのことで水深1000mまで大丈夫なフラッシュも買って付けてみた。餌は臭い出た方が良いだろうと思ってサンマ切って半分がけ。
200mチョイの海底にぶち込む。1キロを越えるオモリのおかげか着底も明確に取れて、あとは釣るだけなのだが、ここでもウンともスンともという時間が過ぎるのみで反応無く一旦上げて移動。だが、上げるのが一苦労。2スピードなのでハイギアで素早く回収しようとしたらオモリが重すぎて巻けなくてポンピングがいる。ロースピードだと時間はかかるがちゃんと上がってくる。ジンバルもハーネスもフル装備だが、仕掛け上げてくるだけでヒーヒーいってるしまつで、魚かかったら上げられるんかいナ?という一抹の不安。
やや、浅めに場所替えして、もうひと流ししたが反応無く、時間もそろそろなので帰りがてら、再度沿岸のサメを泳がせて狙ってみようと移動中に鳥山に遭遇。
そこいら中で、70〜80のサワラがドッパンドッパンはねて、小さいカタクチが逃げ惑っている。シンキングミノーをゆっくり目に引くのがいいということで、シイラタックルでいくつか持ってきていたミノーを投げるが、これが全く食ってこない。目の前のイワシ玉にドッカンドッカンと突撃しているのに、ミノーにもジグにも食ってこない。小一時間ほど投げて結局ワンバイトもなく時間切れ終了となった。
なかなか新規開拓は難しいという当たり前の結果になり、帰りの夕闇迫るベイブリッジが悔し涙でにじみかけるが、これしきのことでアホかと思い直して、また次、情報も収集して、道具の細かい部分とかも詰めて10年単位で楽しむゼと決意を新たにする。
天気も良く、1日めいっぱい挑戦して楽しんで、やるだけのことはやったと自分に言い聞かせる。
東京海底谷とか駿河湾のスーパーディープとかは最終的にはやらねばなるまいと思っていたので、とりあえず200m超のギリギリ光の届かない深海といって良いラインを攻めて、ちょっと感触を味わったのも意義深かったように思う。200mでも300mでもしんどいけど手巻きでいきたい。
船長、慣れない狙いモノで苦労されたと思いますがありがとうございました。
○9月19日
シルバーウィーク初日、雨が止んで良い天気。雨の影響のあるうちにシーバス行っとこうということで、ポーク王子さんとアクアラインを越える。
そろそろ秋の潮で、昼間あまり引かない小潮。最初に前回好調だった服屋の運河に行くとボチボチ潮が上がり始めていて下流側の橋は良い塩梅の水深。かつ濁りも適度に出ていて橋の下以外でも食ってきそうかなと投げ始めるが、なぜか全く反応無し。
潮が満ちてくるのにあわせて、上流の橋へと移動していくが、延々となぜか2人とも全く反応無し。1週間で何が変わったのか、雨の後という好条件も同じなのによく分からん。今日はあかん日かと心配になる。ちょっと水系を変えて北上して商業施設の運河。左岸右岸に別れて入って、フラットラップに1投目でヒット。おるやんケ。
60弱ぐらいの割と良いサイズで上流向かってドラグ鳴らして走ったりイイ感じ。最初ルアーが口の中に入っていたのが、エラ洗いでリアフック1本だけになって、これはバレるパターンかとびびりつつ何とか寄せてきてゲット。
これはいるなと粘るが、追加はなく単発。でもこの水系は魚入っていそうなので近くの飲食店の運河に移動。
上流側の橋から狙っていって、真ん中ぐらいで一回追ったが食わず。さらに下がって釣っているともう一つ下の橋の下でボイル発生。ポーク王子さんに上流側から狙ってもらうが1発で食ってくるだろうと思っていたが反応無く、おかしいなと思いつつ下流に回って下手からアップに投げてもらうと1投目でヒット。ミノーは流れの下流から上流へ引くというのが定石で逆では全くダメなときもあるけど、食う時は食うということか。しかしながら、結構ドラグ鳴らして良いひきしていたけどフックアウト、とおもったらフック折れたようだ。ちなみにフラットラップの8センチ。なんで最近は売ってる状態のルアーのフック、揃いも揃ってあんなに華奢なんだろうと、シングルフックに交換しながらいつも思う。特にシーバスに使うのが想定されるのなら5センチのルアーにも80UPがかかることを想定しておかねばと思うのだが、細いかかりやすさを重視したようなフックがついている。ラパラについているVMCだろうと日本のがまかつだろうとデコイだろうと基本細けりゃ曲がるし折れる。
ボイルしていた感じから単独ではないだろうということでしばらく粘るとヒット。今度はハリ折れずに無事キャッチ。サイズは60弱ぐらいでまずまず。これで2人ともボウズは逃れて、暗くなってきたのでもう一匹釣って夕飯にしましょうということで、ルアー変えて50ぐらいの追加してもらって夕飯休憩。
夕飯後はまずハウスの運河に移動。ポーク王子さん下流から、私上流から。
上流、水深30センチぐらいの底のゴミがみえる所まで上がってフッコスペシャルで始めると、街灯下コツンとあたったような感じだったので再度投げるとヒット。イナッコ蹴散らしてバシャバシャ飛んでる。無事ゲット50チョイぐらい。
チョット下手ですぐにもう1発。これも50ぐらい。
下がっていくと、ポーク王子さんと予定より早く合流。下流は反応無かった様子。灯りのあるところで小さいのバラしたとのこと、下流側の灯りまわりを狙うとたしかにたまに小さいのっぽいあたりがある。しばらく粘っていたらヒット。
50無いぐらいか。元気に跳ね回ってくれた。
もうしばらく粘ったが、チビの反応がたまにある程度なので移動。飲み屋の運河へ。
前回良かった下流域ベイトっけも少なく反応無し、左岸右岸に別れて上流へテクトロしながら上がっていく。潮がだいぶ高くてかなり上流に行ってやっとイナッコがワサワサし始めるが、たまに小型っぽいあたりがあるだけでイマイチな反応。最後の方でやっとヒット。30センチぐらい。
帰るがてらのテクトロでポーク王子さんがセイゴゲット。たまに当たるのはやっぱりセイゴサイズのようだ。
最後、1匹目が釣れた商業施設の運河に移動して、ここもセイゴっぽいあたりはあるが追加はなく、9時頃でいい加減腰も痛くなってきたので撤収。お疲れさまでした。
後半けっこう良い感じで釣れたけど、前回と釣れてくる場所とか違っていて、その辺の読み切れない難しさが釣りの面白さかなと思ったりする。前半戦全く反応無い時間帯の焦燥感と不安と、1匹釣れた時の喜びとの落差。これぞ釣りという感じ。
○9月12日
午前中、宿舎の清掃で、3時頃から近所ポイントハゼ釣りに、濁りとかは特になく大雨の影響はもうなさそうにみえるが、上げ潮満潮近くで潮が効いてないのもあるのか全く反応がない。釣り人多いが釣れてない。
潮動き出して夕まずめになったら釣れるだろうとのんびりかまえる。
シモリ浮きがスッと沈んで、やっと来たと思ったらやけに引くしエラ洗いしてる。セイゴが釣れたかと思ったが、寄せてくるとラージマウスバス。上流にいるとは聞いていたが流されてきたのか?NY以来か?久しぶりに釣った。
その後も反応薄く、しばらくしてチチブ。写真判定で顔の白点が密なのと胸びれの黄色に線が入らないのでヌマチチブでは無くチチブとした。
小一時間もして、やっと1匹目。
その後はアタリもなく、護岸のイナッコやコトヒキ稚魚を眺めて夕まずめを待つが、どうにもジッと我慢していられない。
上流とか支流に釣れそうな場所無いかと自転車でうろつくが、めぼしい場所も無く、暑くて昨日の疲れも出て夕まずめ待たずに撤収。夏場の昼間釣りする体力が1日分ぐらいしかない。
まあ、手堅く行くなら雨の影響の少ない運河のJOSさんポイントだったんだろうけど、雨の影響とか満潮時どうかとかデータも取っておかねばなので仕方ない。
帰り道、同居人からいるとは聞いていたが、家の前の支流でカワセミを見られたのは暁光。
夏休みの釣りは予定終了かな。台風直撃くらって船は出なかったけどとりあえず毎回魚は釣れて楽しめた。良く遊びました。
○9月11日
天気は台風一過で暑くなりそうだが、ハゼにはもう少し水が落ち着いた方が良いだろうということで、昨夜に引き続きシーバス狙うべく昼前出発でアクアラインを越える。
昼干潮なので、運河にまだ水がないだろうという予想のもと、春にあたりをつけていた大河川の中流ポイント。到着するとイイ濁りが入っていて足場は既に水が引いて釣りになりそう。対岸には平日にもかかわらず2名先行者有りだが川幅広いポイントなので問題無い。
これは爆釣かもと期待しつつ、最初はデュエルのラトルがしこたま入ったバイブレーションで始めるが、下流岸際ダウン、足場移動しながら流芯ダウンクロス、中州状のコンクリブロック群アップクロス、流れ込みアップという感じで攻めていくが反応無く、平日から人来ているぐらいだからすれているのかなと、おとなしめのコモモスリム95でまた下流岸際から始める。
中州上のコンクリブロックにぶち当てるようにして引き始めると重くなる。沈んだブロックにでもかかったかなと思ったら竿先ゴンゴン引かれているのであわせる。ブロックから引き離すとバシャバシャとジャンプ。重いい流れの中慎重によせてくる。足元までは割と素直によってきたが、いかにも川シーバスっぽいパワーがあって久しぶりに大場所用に出した9Fのプレミアブロスがネチョッと粘っこく曲がるのを堪能する。
顔が見えてくると、フロントとリアのフックが口の両端にかかるというどうやっても外れなさそうなかかり方で、何度か水面で首振らせて足元の落としダモに誘導して無事ゲット。
60のタモ枠ちょっと越える61というところか、なかなかマッチョで良いひきしてくれました。
まだいけるやろと、しばらく粘って、ルアーもロングA、フラットラップ、水面逃走系のシンキングペンシルとためしてから、またコモモと1時間ほど投げたが追加の反応無く対岸も釣れていないようだし、運河に移動。
服屋の運河、まだ潮入って無いと思っていたが、増水の影響があるのか下流のポイント既に釣りになる程度に水深がある。しかし、意外なことに濁りはたいしたことなくてベイトの量もイマイチ、橋の下を2カ所ほど狙うが反応無く期待はずれ。
チョット移動して北の方のエリア商業施設の運河に移動。やっぱり水はあって橋の下に投げたザラパピー1投目から追いがあったが、足元で反転。これは出るやろとザラパピー連投するが反応無く、ロングAは無反応で活性低いのかなと思ったが、フラットラップには1投目で食った。しかしラインが障害物巻いていたのかあわせたら高切れ。でも、橋の下本物食う捕食音聞こえ始めたので粘るが不発で、反対側の岸を一旦攻めに行く。こちらもザラパピーに一発目からでたがかからず、ロングA、フラットラップもフッコスペシャルも食わず。でも捕食音はたまに聞こえるので、水面系かなとポッパーとバズベイトを投げたら、バズには出たがフッキングせず。
再度反対側の岸に戻って、フッコスペシャル無視されたけどフラットラップでヒット。50弱のレギュラーサイズ。
運河も何とかなりそうな魚の入り具合。ベイトは10センチくらいのイナッコがそこそこいる。もう2本上流の橋もチェックしたが反応無し。移動。
飲食店の運河、夕方満潮の前にもうかなり水位が高くなっていていつも狙う下手の橋は水深ありそうなのでシャドラップ使っていたらぶつけてリップが折れた。代打にインビンシブル8のディープランナーを使ってみたら、これがなかなか良い。ディープランナーというほどには長いリップが付いて無くて、通常版の1.5倍ぐらいのリップが浅い角度で付いているだけなのだが、これが実に上手く水をかんで結構潜ってくれるし、足場高くても足元までキッチリ引ける。魚の反応は上流の橋の下でたまに捕食音響いているのだが、どうにも高い柵がジャマで流し込みも難しい場所で下流側から狙ったりもしてみたがダメだった。
ガソリンスタンドの運河は反応無く、ハウスの運河に移動。いつも狙う下手の橋水深あるので引き続きインビンシブル8DR投げる。フックが絡んで水面回収していたらバコンと出たので、すかさず投げ直したら食った。40チョイぐらい。
上流、移動中テクトロでも食ってきたがかからず。濁りはそれほどでもないが雨の後で活性上がって橋の下から出てきているのもいるのかも。上流の橋で小さいのが食い損ね。
かなり暑い、30度近くあるんじゃないだろうか。集中力が切れ気味なのでラインブレイクやらルアー破損やらが多い気がする。魚も地べたにおいて写真撮ってるとくたばりそうなのでネットに入れたままの写真が多くなる。
移動して再度服屋の運河。夕方やっと涼しくなってきた。下流の橋と支流は反応無く、2本目の橋も5月の爆発した時のような橋の下ボイルはなく、適当にだらっと流し込んで狙うが食ってこず、対岸渡って立木の隙間から橋の下護岸ギリギリを狙うと、すぐにヒット50弱だが落としダモ用意している間にバレた。今日は連発はしない感じだったので、ややあきらめつつも再度同じコースを引いていたら足元まで追ってきて食った。割と良いサイズで橋の下に突っこんでいってドバドバと首振る音を響かせている。何とか寄せてきて落としダモを下ろしてからも何度も走ってヒヤヒヤしつつも楽しんで無事ゲット。
なかなか太い個体で60ちょうどぐらいある。インビンシブル8DRはすごくイイ。潜る深さはシャドラップとフラットラップの中間ぐらいだけど、シャドラップより断然キャストしやすい。これは買い増しせねば。
夕まずめ一番良い時間、新規開拓しようとこれまで実績あったエリアの間の区間、2本ほど運河を廻ったが、なぜか釣れそうな条件の橋でも不発。暗くなって帰宅の渋滞巻き込まれつつ昼釣ったエリアに戻って夕食後、まずはハウスの運河へ。
下流域、イナッコがザワザワと沢山いて、時々捕食音が聞こえるのだが、フッコスペシャルに反応無し。広い場所で散発的にボイルがあるのでバズベイトで広く探ってみようと投げていたが1発でたがフッキングせず。水面系でダラダラ広範囲を引けるルアーをということでスイッシャーがイマイチ苦手なのでバズ持ち出したが、バズはフッキングに難ありか?
あきらめて、テクトロしつつフッコスペシャルを民家の窓明かりの下とか街灯下とか要所要所狙っていく。テクトロでヒット。40台ぐらい。
上流まで探ったけど、あまり反応良くなくセイゴ1尾追加のみ。
飲み屋の運河に移動。排水土管の下でヒット。40くらい。
なかなか今日は連発しない。このポイントもこいつだけ。
最後に飲食店の運河を狙ったが反応無く、そろそろ潮も引いてきたので9時前に撤収。
運河は、記録的な大雨の割にあんまり濁って無くて意外だった。被災された方もいてあんまり雨降って喜んでるのは不謹慎だが、でも釣りは好調で楽しめた。
○9月10日
9日から遅めの夏休みなのだが、9日台風18号が東海地方直撃で、東北の方にいる17号との間の筋状の雲が関東にも大量の雨を降らせて、近所の河川敷は水浸しになるわ、崖近くの地域は避難勧告出るわ、全国的にも河川氾濫でえらい被害が出ているわという状況になっていて、普段の行いの悪さを反省するしだいである。みなゴメン。
10日おさえていたサメ釣りための船も当然出ず。ただ、雨降れば近所ポイントのシーバスはチャンスあるかなと、雨後の近所ポイントに夜になって出撃。
1本隣のテナガ釣る川はなかなか濁りがとれないが、近所ポイントの川は流程が短いからか両面護岸で削るような土が少ないせいか、あんなに雨降ったのに、既に笹濁りぐらいでちょっとゴミ多いかな程度になっている。ベイトも橋の明かりの下ワラワラいて今日はいけそうだと始めるが、1本目の橋はたまに追われているがルアー食ってこず、二本目の橋と商業施設の明かりも最初反応無く、帰りがてら2本目の橋再度狙っていたら、やっと食った。
30ないくらいのセイゴだが、久しぶりにシーバス釣ったので地味に嬉しい。やはり近所ポイントは雨がキーだと思う。
その後は、1本目の橋、放水脇と反応無く帰宅。
シーバスはこの増水で好チャンスだと思うのでサメ釣りに行けなかった分、この休みはシーバス狙ってみたい。
○9月5日
ハゼ釣り大会開催!ということでJOSさんポイントで、Y君一家4名、Fさん母子、JOSさん、私でお日柄も良く、あんまり暑すぎない行楽日和の中、朝からみな好調に釣りまくる。今年は青潮も出なくてハゼの数は多いとのことで、快調に釣れるなか良いサイズのを探して拾っていく。ここのポイントは魚が浅い場所にいるのが見えるので近所ポイントとはまた違う面白さ。
チョット場所を変えて、スロープ状の護岸で釣っていると、気がついたら横にアオサギが。
近い近い近い!
どうも釣り人にハゼをもらい慣れているのか、無言でプレッシャーを掛けてくる。自分ちの庭でもそういう公園でもない場所の野生の鳥に餌やるのはどうなのかなと思わんでもないが、アオサギはまあ港で船が戻ってくるの待っているぐらいには人の漁労活動と縁のある鳥なので、というかプレッシャーに負けてハゼ何匹か提供。まあショバ代ということで。
1匹ウロハゼゲット。ウケ口で鱗がチョット大きい。
3時間ほどで85匹、時速30匹近い良いペースで釣れた。
昼前に上がって、JOSさんちで早速ハゼ素揚げにしてもらって食べる。ハゼ旨い。
Y君一家は午後の部もやるという気合いの入り具合で感心した。オッサンはイイ塩梅の満足感と共に撤収。皆様お疲れさまでした。
来週後半夏休み、船はおさえたし後は天気と魚の機嫌しだい。
○8月29日
台風の影響でしばらく雨が降ったり止んだりで、シーバス良さそうだな、ということで小雨模様の土曜日夕飯後に近所ポイントへ。
1本目の橋周り、軽く人山状態で4人ぐらいルアー投げている。平日釣れていたのかもしれない感じ。しかしたいして濁りも出ておらず、ベイトはワサワサいるが誰も釣れていないので、上流の橋、下流の橋、商業施設灯り前、排水溝脇とチェックしていくが反応無く終了。雨で濁るとハゼはイマイチだと思うが濁ってないなら日曜はハゼ良いかも。
○8月22日
夕まずめから、ハゼ釣ってチャンスあったらシーバスということで近所ポイントへ。ハゼ釣りシーズン真っ盛りということで人山状態で足場の良い護岸のスロープは人が並んでいる。岩盤の岬が水没しているあたりでジャブジャブと川にはまりながら始める。
夜釣りに突入する予定で、いつものシモリ浮き仕掛けではなく電気浮き仕掛け。アタリはシモリの方が居食いのもたれるようなアタリがとりやすい。でもまあハゼは沢山いるので浮きが消し込むのを拾っていくだけでも充分釣れる。サイズもチョット大きくなってきて3.3mののべ竿にビビビという手応えが楽しい。
日没ぐらいで40匹、時速20匹くらいか。場所が空いたので橋の明かりの下に移動。
暗くなると、灯りの下にイナッコが集まり始めて、たまにザザザと追われているような動きをするが、捕食音は聞こえず、ルアーもハゼ釣る合間にあれこれ投げたが反応無し。近所ポイントはやっぱり雨がキーか。
日没後2時間強釣って、潮止まりでアタリがとりにくくなったので75匹で終了。ハゼシーズン佳境。
夏の一発大物狙い、獲物の来遊待ちだが準備は進めている。久々に引っ張り出したワイヤーリーダーとか見ているとドキドキしてきた。抜けないウインドオンリーダーの試作とかスタンドアップタックル用の仕掛けの細部を詰めておきたいところ。
○8月16日
土曜は何年かぶりで大学の軟式テニス部の同窓会で集まりやすい名古屋まで。20年前の当時の話から最近の話まで懐かしかったり腹抱えて笑ったり。
日曜は昼頃帰ってきたが暑くて、夕方までゴロゴロして夕食後、ミミズ買って出撃。
日暮れあたりから今回電気浮き仕掛けで狙ったが、シモリ仕掛けほど当たりが取りやすくない。
でもそれなりにつれて5,6匹釣れたあたりで雨が激しく降ってきて、同時にシーバスの活性が上がってきてイナッコ追い回し始めたので、ルアータックル出して狙う。
先週同様食ってこないボイルで、フラットラップ、リトルジョージ、スピナベ、チャグバグ、シリテンバイブとローテしていくが食ってこずあきらめかかっていたら、足元上流の段差の上の浅瀬にイナッコ追い込んで捕食しているのがいたので段差にそわせてシリテンバイブひくとヒット。
割と重量感あるのを追いあわせ食わせてしっかりかけてしまう。走り出して15mぐらい上流でジャンプ。60くらいありそう。さらに10m以上ドラグ鳴らして、やっと止まったのでよせにはいる。顔はこちらに向かないがポンピングはできるかんじでだいぶ寄ってきて、再度はしってとまったあたりで首振ったらばれた。
くやしい。シーバスは何やってもばれる時はばれるけど、今回かなり丁寧にいったつもりなのでショックである。
その後はまた、何投げても食ってこないボイルで、2時間強でサクッと撤収。雨降ると近所ポイントはチャンスあるような気がする。
○8月9日
茨城の海水浴場にサメが現れたとかで、ネットニュースの動画を見ていると、尾びれの上方が長いメジロザメ系のサメ(ホホジロとかアオザメのネズミザメ系は上下同じくらいの長さ)が、ボラかなにかの群れに数匹で攻撃しているシーンが映っていて「これは週末行かんとアカンのとちゃうか?」と、だいぶそそられたが、サメよけネット張ったらしいうえに、よく考えれば九十九里とかある長大なビーチに10匹おるかどうかのサメなんて、比べたらものすごい数いるはずの東京湾のアカエイ釣りきらん人間に釣れるかヨということで、おとなしく近所ポイントでハゼシーズン開幕戦。
暑い昼間は冗談抜きで死の危険を感じるレベルの酷暑なので、夕方釣るつもりで3時過ぎに出かけて熊太郎ミミズ細虫を買って、ボチボチと近所ポイント1本目橋上流で始める。
5個シモリの仕掛けで強めの風の中、仕掛けを流しながら探る。
最初、アタリはあるけどすっぽ抜けが多く、じゃあ持ち込むまで待つかと放置すると餌だけ取られるという、難しいハゼ釣りの様相で苦戦した。とりあえず放置は全くダメで、仕掛けが斜めに入って底をひきずる感じでシモリの1個目が沈むくらいのバランスになっているのだが、2個目のシモリが沈んだら伝家の宝刀「ビックリあわせ」を抜いて早合わせでポツポツ拾っていく。時速10匹ぐらいのスローペース。
30匹を過ぎて、夕まずめッぽくなってくると徐々にペースアップ。すっぽ抜けてたのが一発でかかるようになってくる。
時速20〜40くらいのハイピッチで釣れまくる。
あまり潮は動かない日だったが、結局足元の岩盤が浸水してそろそろ日没という時点で70匹と結構な数が出ていた。これは、ナイター突入すれば1束行けるかもということで、橋の下のシーバス釣るような灯り下に移動する。
カメラのフラッシュが点くようになっても最初はまだ薄暗いなか浮きのシモリ玉が見やすくてハイペースをキープしたが、暗くなると橋の上の水銀灯が頼りで、足元近くに仕掛けを持ってきて釣った。夜でもけっこうあたりがあって普通に釣れる。
8時過ぎまでやって、105匹で終了した。
暗くなってしばらくして、灯りの下にはイナッコが集結し始めて、これがたまにシーバスに追われていて、岸際に追い込まれているのとかも見えて気になりまくっていたが、1束釣るまでは我慢していたが、ハゼの部終了でパックロッドセットしてシーバス狙う。
見た感じイナッコの群れの大きさに対して、シーバスの数が少なくて難しそうだなと思っていたが、そのとおりで、たまに大規模にザザザザッという感じで追われているのだが、何を投げても反応無し。小1時間ほど投げてあきらめる。
ハゼシーズン良い感じで開幕である。夕方から夜にかけてというパターンは涼しくて体力消耗が少なくて良い。ハゼナイターは結構いける。今後は小型のケミホタルとか夜のアタリの取り方も工夫してみたい。
○8月1日
絶賛夏バテ中だが、昼干潮の良い潮なのでそろそろラストのテナガ釣り。
ド干潮に釣り場に向かうと途中の橋の上から流れを覗き込むと4,5匹のニゴイの群れが確認できたが、深い流れの中で定位していて浅い方にはこなさそうな雰囲気だったので、とりあえずいつものネット蛇篭ポイントへ。
いきなり歩いているオス発見でゲット。
これは爆釣かと期待したが、それほどでもなくポツポツな反応。メスは抱卵しているのでまだ釣れそうな感じだが、ハサミ脚折れているのも釣れてくるのをみるとシーズン終了っぽい感じ。
下流の方へ石周りを探りながら釣っていくが、イマイチなペースで苦戦していたら、少し下流でボイル発生。
イナッコが岸際に追い込まれてバシュッとか捕食音が響いている。シーバス臭い気もするがニゴイならしばらくすればやってくるのが見えるハズなのでチョット待って、来ないのでやっぱりシーバスかとフラットラップを適当に投げていたら何投目かでガッという感じであたったがフッキングせず。しばらく粘ったがその後は反応なし。
テナガも1時間強で11匹とイマイチなので、上流へテナガとプレデターを探しに行くがガンガン潮が上げ始めたら濁り始めてテナガも何も見えなくなり、暑くて集中力も持たないので3時前には撤収。
来週はボチボチとハゼ開幕戦かな。
○7月25日
梅雨が明けたら暑いのなんの、夏本番のクソ暑さ。
テナガもそろそろシーズン終盤だがイマイチ潮が引いてくれない週末。とりあえず朝一は寝倒してしまいウダウダと昼寝もかましてから夕方にかけて出撃。
いつものネット蛇篭ポイント、上流にも人入っていなくてシーズン終わったかなという雰囲気だが、ネット蛇篭の破れ目中心にポツポツと2年目オスとメス半々ぐらいで釣れて来る。メスはもう抱卵していないのもいる感じ。
一時間ほど釣ったが10匹行かないペースでボチボチ場所替えかなと思っていたら、上流側のネット蛇篭脇にデカイの発見。先週のと同じ個体か?というぐらいの大型。1回目目の前に放り込んでしばらく放置して食ったか確認したが食っておらず、これは食ってこないパターンかなと思いつつも再度目の前に餌を落として放置。しばらくして戻ってきて竿で聞いてみると重さを感じたのでそのままそっと上げてきて、あまり暴れないうちにサッと抜き上げた。
ビックアーム!!先週のよりちょっと太いぐらいで自己記録更新っぽい。
27センチ近いがちょっと足りない。まあ26.5センチというところで先週に引き続き自己新である。暑い中来た甲斐があったというものだ。
あまり潮が動かないのであらかたエビが付きそうな場所は攻めたこともあり移動。猫のいる小道を抜けて住人の桟橋ポイントへ。
桟橋周りの石を狙って、ポツポツと追加して夕方ぼちぼち水中の石が見えにくくなって終了。
数的には3時間弱で16匹とイマイチながら、デカイのが釣れて楽しめた。来週は潮が良いのでもう1回ぐらいテナガをやったらそろそろハゼにシフトかな。しばらく暑い夏の釣りが続きそうである。
○7月20日
夜早く寝たら、日の出とともにぐらいに起きてしまう。2日連続で炎天下の釣りをする気はないので、朝だけチョロッとシーバス釣りに。
昨日もシーバスいたネット蛇篭ポイントやや上流。昨日よりは水は落ち着いているがまだ濁っている。
たまにイナッコが追われているなとおもっていたら、本格的に追われ始めた。ヘラ釣りの人の前でボイルしているので狙わないでいたら、ヘラ追い散らされるので困っているのか「こっちにいるよ」と釣って良しのお許しが出たので狙うが、これが食ってこない。フラットラップ、シリテンバイブ、リトルジョージと試したが不発で、あきらめてやや下流を攻めていたら、1回後ろでボワンと出たが反応らしいのはそれっきりで、ボイルもなくなったので、もう一カ所橋の下をチェックして、1時間半ほど涼しい時間を楽しんで撤収。
○7月18日、19日
台風が四国中国抜けて、関東でも結構降ったが週末は割と梅雨の晴れ間(って書いてたら関東甲信梅雨明けしたそうです)。実質良く降っていたのは木曜ぐらいだったので、土曜は家の前の近所ポイント支流もほぼ通常水量だったので、普通に昼干潮に合わせてテナガ釣りに乗っ込みポイント向かったら、橋の上から見る流れが濁流で驚く。
とりあえず岸際水の勢いがおとなしいところを探して釣ってみようかと住人の桟橋ポイント狙ってみたが反応無くすぐあきらめて帰る。桟橋越えて水が流れたようだが住人達に被害はなかったようで何よりである。
スーパーで食材買って帰り道家の前の流れ、コイに混じってナマズっぽい動きしているやつがいるなと思ったらナマズだった。ルアー出して狙おうかと思ったが、生魚放置して釣るわけに行かず一旦食材を冷蔵庫に入れて戻ってきたが発見できず。魚と親の仇は見つけた時にとっておかねばならんということである。
日曜、濁流がどの程度おさまったか、ライブカメラ映像ではイマイチはっきりしないので、出かける同居人に電車の窓からみてメールで報告してもらうよう依頼。「水量は少ないけど茶色です。釣り人3名。」との報告。濁流状態は収まって潮も効きそうである。シーバスマンなら狙いごろの濁りの収まりかけか。
下げている午前中からスタート。とりあえずネット蛇篭ポイントまだ入れそうにないのでやや上流で始める。10センチぐらいのイナッコが多くて、たまに追われているので、適当にかん水したブッシュ周りにテナガタックル放置して、ルアーを投げる。もう1人ルアーマンやってきてしばらく投げるが反応無い。
テナガの方はあんまり反応良くないが、ポツポツとアタリはあって釣れて来る。
ネット蛇篭ポイント入れそうに潮が引いてきたので移動。こちらもポロッと釣れる程度でルアーをセッセとイナッコがワラワラしているあたりに投げる。
上流のさっき一緒に釣っていた釣り人にヒット。やっぱり食ってきたか、でも何で俺のルアーを食わない!とチョット悔しがってたらバラしたようだ。残念。まあ良くあることだよ気にすんな。という感じだがその後はどちらも反応無い。
下流側のかん水しているブッシュ下に何気にテナガ仕掛け放置しておいてしばらくして回収。枝のようなススキのようなモノが引っ掛かってるなと思ったら、水面近くに来てそれがエビバック!デカい!ビビビと暴れているのをためて、よっこいしょと抜き上げて久しぶりのサイズにゾクゾクする。
テナガ業界では、でかいオスを「ビックアーム」と呼称するようだが、このぐらいあったらビックアームって呼んでイイでしょう。ハサミ脚だけで手のひら越えそうな「テナガ」感。
26センチは自己記録。あんまり良い条件の日というわけではなかったけど、こういうのもあるから多少条件悪い日でも釣っとけってことだと思う。
昼頃もう少し潮引いて、やや下流へ探りに行ったが反応無いので、5匹しかつれてないけどデカいの釣れたのでそれなりに満足して、上流のポイントへシーバス探しに行く。
前回、オタマジャクシやテナガが多かったエリアも反応無く、ジャブジャブ水に浸かっただけで終了。
まだ潮が引いてる時間で、これから上げ潮の良い時間なので、昼飯コンビニで確保しつつ、家の前の支流からつながる近所ポイントの探索をしておく。支流の感じからすると濁ってないかもしれない。雨後の濁りと回復のタイミングの違うポイントが近くにあると色々作戦たてられそうに思う。
暑い中、飯休憩はさんで移動すると近所ポイント本流筋、やっぱりほとんど濁っていなくて通常モードに近い。もともと夏だしヘドロっぽく濁ってはいるが、雨の影響は少なそう。同じような都市河川なのに全然違うのは不思議なモノだ。川岸自転車でエビいないか探しながら下っていくと水門の前にネット蛇篭が入っている場所で、オス2匹ほど発見。1匹釣ったらもう1匹はどっか行ってしまった。
さらに下流、バチ抜けの時に良く来る岬のあたり、護岸の下に降りて釣っていく。石の下にけっこうついていて抱卵メス3の後、オスが一匹来てつ抜けしたのでキリも良いし、とりあえず釣りにはなりそうだなということで、他に良い場所ないかとさらに下流を探りに行く。
下流はイマイチエビ見えず、上流もみておこうと一本目の橋まで上がる。ハゼ釣りの人がいてサイズはまだ小さいけど結構釣ってた。もう7月も後半、ハゼもそろそろという季節になってきた。上流はなぜかエビの反応無かった。
しかし暑い。500のペットボトルで麦茶スポーツドリンク麦茶と1.5リットル飲んだが、それでも足りないぐらい汗かいた。2時頃撤収。5時間程度の操業時間だったと思うがこれ以上やったら死にそうなぐらい暑い。夏だからね。
○7月10日、11日 日淡聖地巡礼ギギゲット小遠征顛末記 ←クリック!クリック!
○7月4日
今年もすでに後半戦突入。アッちゅうまである。THE梅雨という感じで、ジケジケと降り続く。梅雨は梅雨の釣りを楽しまねばと、土曜の昼干潮を挟んでテナガ&プレデターズをいっちょやっつけようと自転車で出かける。昨日まで結構降っていたが昼前には一旦降り止んで曇り空。
橋の上から見ると良い塩梅に濁っていて魚は見えないが悪くないな感じ。最初にネット蛇篭ポイントに入ると、爺と母に連れられた少年二人がカニ取ってる。テナガ釣りを教えてもらう予定が、講師が来なくて待ちぼうけているということで臨時の講師を買って出る。
干潮潮止まりまで一時間ほど、イマイチな活性だったが3,4匹づつ釣れて楽しんでもらえたと思う。オレもガキのころ知らんオッチャンとかに釣り方とか教えてもらった。教えるのも楽しいとオッチャンになって分かるようになった。
昼ご飯時になって子供達も帰って行き、自分の釣りを始めると一発目から良いサイズ。22ぐらい。
引いているので崖下を石周り、自転車周りを攻めながら移動して行くと、数は多くないがサイズは良い感じで雄が釣れてくる。
今日はカウンター忘れたが雄メインで10数匹釣って、とりあえずポイントチェンジして橋の下あたりからプレデター共を探しつつスピニングタックル出して浅瀬ジャブジャブと釣り上がる。橋上あたりの流れがたるんだエリア、上流から流れてきたのかオタマジャクシが結構いる。その中をテナガも結構な数が逃げていく。テナガ逃げる時は底を逃げていると底と挟み撃ちになって食われるのでだと思うが、一旦浮上するようにエビバックする。浅い乗っ込みポイントでその逃げ方をするとエビボイルになるようだ。
テナガはそのあたりが一番濃いかんじだ。上流へ見えるニゴイやらシーバスボイルやら探していくが、濁りがあって小雨空で光量が足りないので、足元近くからニゴイ逃げるまで見えない。ブラインドでスプーン投げたりしたが反応無く、テナガの濃かったあたりに戻ってテナガ狙いに徹することにする。
戻ってきて、テナガが先に逃げる時も多いが、こちらが先に見つけたとしても、何も無い砂底のチョットした窪みに張り付いていたりするのだが、イマイチ食いが悪く、結構な数いるのだが、ポロッと2匹ほど釣ったのみ。スイッチ入っていない感じ。
橋の下まで戻ってきて、そろそろガンガン満ち始めたあたりで、土嚢の脇で連発しだした。久しぶりの上げ潮ラッシュでオラオラという感じで10数匹2年もの3年物の雄ばかりゲット。釣り落としたのも結構いた。
だいぶ満ちて、カヤックの人達の時間になってきたので撤収。雄メインで30匹ぐらいは釣っただろうか。イイ感じで後半戦スタートである。
来週はプチ遠征の予定。というか今年の夏休みは遠征無しで、獲物待ちで来たらドンな計画。どんな計画かは後々あきらかになるでしょう。ムフフ、楽しみである。