2017後半顛末記
○12月29日
水曜日あたりから寒波がきて日本海側大荒れだったようだけど、金曜には関東は穏やかな天気の予報。土曜は天気下り坂ということで金曜しかないよねということで泣きのもう一回で「箱」に電車でGO。
今回は準備もおさおさ怠りなく、前日は9時には眠剤かっくらって床につきちゃんと6時前に目覚めたほかに、F師匠に泣きの電話を入れて策も仕入れてある。
F師匠のおっしゃることを要約すると、
「スレるのは魚がクワセの上に集まった「うわずり」の可能性がある。その場合、まずバラケ餌の拡散を抑えて締めるのが基本。
魚が寄ってるのにアタらないというのは、アタリが分からなくなってるのかも。やってみると良いのは細いトップ長くて細いハリス、軽いハリで沈降速度を落とすことで明確なアタリを出させる。逆に短い堅いハリスで仕掛けを張ってアタリを明確にするという手もあり。雑誌とかに出てくるレベルの対策だとみんなやるので、結局釣れなくなりがち。邪道なぐらい極端なレベルまで一回試してみた方がいい。
寒くなると冷たい水が底にたまるので底釣りは極端に食い渋ることもある。底よりちょっと上を狙える提灯ウドンセットがお薦め。というか通年使えるので提灯ウドンセットを練習するように。」
とのことであった。確かにアタリが遠のくとコマセが効いてないのかと思って餌打ちペース早めたり、餌に手水加えてバラケさせたりしがちである。「邪道」はどちらかというと得意分野っていうか大好き。人のやってないこと自分だけして爆釣とか最高やン。
ということで、食い渋り対策でふつうハリスは0.3ぐらいまで落とすようなことが解説読むと書いてあるのでそれ以上の0.2号買いに行ったら、カタログにはあるのにヘラ用ハリスのコーナーには売ってなくて焦る。渋谷のJ屋とSスイ川釣館にないとなると実店舗では他にあてがない。通販では見つけていたが買い出し行った時点で水曜日で配達が間に合わん。ちょっと焦ったけど、細い糸なら鮎釣りだろうと鮎コーナーに行ってナイロン水中糸バリバスの「エクセラ鮎0.2号」を無事ゲット。鮎釣り用ってなんでもヘラ釣り以上にくそ高いイメージあったけど千五百円ぐらいでまあ今時の高級ナイロンならそんなもんかなと思っていたけど後で気づいたけど30m千五百円だった。10m5百円は今まで使ったナイロンラインでは最高額。まあ、その分強けりゃ文句言わねえっす。ハリもがまかつの一番軽いイズナの1号買って、浮子もグラスの既製品のトップをサンドペーパー掛けてテーパーつけて先端付近0.4ミリぐらいまで細くしたのを作った。
年末休みに入っているからか前回ほどではないけど、最終的に15人ぐらい入ってそこそこ混雑。今日もいつもの角に釣り座を構えてまだ浅薄暗くて寒い中、気合い十分で8尺白滝で提灯ウドンセットの準備。手先のかじかみ対策で古いネオプレンの手袋を指切って餌付けできるようにして、手のひら側に小さい使い捨てカイロを貼った。手首の内側に動脈が走っているので手首内側にカイロ貼るといいというのは東北で教わった。その応用。
浮子は作ったばかりのグ45でボディーも小さめ。アスカ5号10センチ、イズナ1号ハリス0.2号60センチ。バラケは団子A:底3:1。刺餌は力玉、さなぎ玉、ハードU、白滝のローテ。
とりあえず餌落ち目盛りを一番重いハードU付けた状態で3目盛り出しに設定。目盛り今回自分で描いたので、今までの倍ぐらい細かくして6目盛りごとに黒の線を入れている。割と見やすくて良い感じ。まずはバラケをあらっぽく付けてバンバン撒いていく。トップ水没したら縦誘い気味に根元まであげて落としての繰り返しで餌落ちしたらちょっと待って打ち返し。割とすぐにピコッという感じでアタるのだが0.2号なので慎重に縦誘いぐらいのアワセを入れるがかからず。しばらく反応無い時間が続く。
周りでも昨日は釣れたけど今日はピクリともこんというボヤキが聞こえる。左となりのバランスの底のおっちゃんがさい先良く釣った後はどこも釣れていない。
しかし、力玉が反応良かったように思うので、力玉半分に切ったのとハードU半分に切ったのをメインに刺餌サイズ下げたらピコピコし出して、なかなかかからんけど魚は寄ってて、これは何とかしたらヒョッとして俺だけ爆釣タイムに入っちゃうのかとワクワクしてバラケが落ちたらしばらく待って2,3誘いというのをやってたらヒット。アワセも小さく上手にできたけど魚が違う。モツゴちゃんでした。ヘラぜんぜん寄ってなかったってことか?今年最後の魚はこいつの可能性が俄然高くなってきて痺れてきた。もうかれこれ2時間ほどたってるが、前回はまだ自分だけ釣れてなくてそれはそれで業腹だったが、周りも釣れてないのに俺だけ釣れるわきゃないと弱気になる。
この釣り場にはコサギが待機していて、餌ボウルとかに入れて差し出すと文字通り飛んでくる。モツゴには悪いけど献上しました。ショバ代払うと釣れること多い気がする、なんていうジンクスにすがるあたりが弱ってる証拠か。
気を取り直して、アタリ全部がモツゴだったと考えなくてもいいだろうと、たまに着底して根がかるぐらいに底ギリギリでもあり伸ばすのは難しそうなので、まずはバラケにクワセを近づけてみるかと、10センチほど詰めるも特に反応はなく、しかたなく伸ばすのも試すかと、浮子下を短くしてもう提灯じゃなくて浅棚うどんセットみたいになってるけど80センチの長ハリスもためすが、ウンともスンとも。どうしてもバラケがついてる間は水没した浮子を誘って上げる感じになるけど、そうすると手前に寄ってきてしまい最終的に根がかる。たいした物は沈んでなくて外れるけど提灯ウドンセットがハリスの永い段底になってしまってアタッても分からん。竿は8尺以上の規定があるし道糸短くするというのは以前管理池でやったけどバラケ付けるときに上バリが手元にこずやりにくいことこの上なかった。ついでにもう一本作ってきたボディー細い方の浮子も試したけどトップ先端0.4ミリを目指して削ってたら楕円形に削ってしまい先端付近が薄っぺらくなっていて、浮力なさすぎてバラケが落ちても戻してこないことが多いサスペンドタイプの浮子になっていた。使うとすればもう少し太い下の方に餌落ち目盛りを設定する必要がありそう。細けりゃ良いってものでもないようだ。
3時間ほどスレすらない状態でめげて、周りもぼちぼちデコ脱出しているようなので提灯ウドンセット終了。提灯ウドンセットそういえばここでやってる人見たことないけど浅い釣り場には向かないのか何なのか。たぶん上手い人がやったら上手に釣る方法がある気がする。
まあ、自分の中でこういう渋い状態の中で切れる札ってまずはバランスの底だろうと、13尺継いで餌もいつもの感じでダンゴとグルテン用意して始める。変えると来るの法則は渋くても健在で、なんか寄ったっぽいゆらゆらが始まって、なじんで戻してツンで乗った。スレがかりっぽくない走り方で上げてきたら口を上げているのでヤレヤレとネットに入れて写真撮ってハリはずそうとして愕然とする。アッパーですがな。
写真でも口に入ってるように写ってるんだけど、伸びる蛇腹みたいな部分の外側からかかってるので蛇腹が収納されると口がかりっぽく見える。あと1センチが遠い。
で、当然のようにその後は反応しなくなっていきデコ脱出が遠のく。
飯休憩の時間も惜しく、着底するまでの待ち時間でカッ食らう。が、トイレ行きたくなったので休憩で床休め後、10尺出して段底。
段底用の浮子も作った。やっぱり底釣り用の浮子はムクトップでも竹足の製品が多いようなので、足を軽くするためにカーボンじゃなくてトップと同じポリカーボネイトにした。トップ0.8ミリを若干テーパー付けて先は0.7ぐらい。餌落ち12目盛りだし(いつもの浮子の6目盛り分ぐらい15センチのトップの真ん中ちょっと上)ぐらいにして下バリとんとんで行く。ハリはアスカ5号3号、0.5号10センチ、0.4号50センチ。水没したら引っ張り上げて餌落ちでたらしばし待って打ち直しという感じ。
これが、変えると来るの法則でいきなりアタリだして、絶対チャンス到来しているのに生かしきれない。刺餌は力玉とさなぎ玉が良いようだけど空ツン多くて掛けてもスレるので浮子下伸ばしたり戻したり、ハリス詰めたり、細くするついでに今回初めて試すフロロ0.3にしてみたり、アタるしスレで掛かるけど後一歩が詰めきれない。段底もうちょっとで何か掴めそうな感じだったけど1時間ほどで計4匹スレであげて反応なくなる。午後に入って明らかに活性あがっていたようで対岸の長尺でウドンセットやってるっぽい人がコンスタントに掛けていたように見えた。隣のオッサンはひたすら同じ仕掛けでバランスの底オンリーで私同様スレが多く2匹目が遠い様子。
活性あがってるなら前回左の人がやってたように、浅棚ウドンセットで小さめのバラケでじっと待つというのはどうやと、仕掛け作ってあったのでマコちゃんにもらったカッツケ用の小浮子で1mちょいの浮子下。下バリコム2号0.4号45センチ。
やっぱり変えると来る。けど今回ショボかった。2回ぐらいピョコとアタっただけでその後反応なくなり、今日はもっと強力に寄せるべきと違うのかとハリスを0.2号60センチに伸ばして、棚をやや深めにして餌を着水すぐにハリから落ちるぐらいにゆるっと付けて「抜き」っぽく餌バンバン撒いてみた。バラケにシラタキ混入してシラタキ刺餌とかもやってみた。全くの不発。
後2時間ぐらいだけど、札切りきったような気がする。デコ確率9割以上ぐらいの感じか。そういえば今日は10尺でバランスの底やってないなとさっきの餌も残っていたので、再度バランスの底。ハリスが0.5のレブロンの仕掛けだったのを、変えたら来るはずの少ないチャンスでスレだと次のチャンスはなくなりそうなので、ハリス0.4に細くして下バリをアスカの4号に落として小さめの餌付けで行く。なじみ幅もいつもより小さめに2目盛りぐらいに調整していって仕掛けの張りをゆるめにして、全体的に食い込ませることを意識した。
やっぱり変えると来るでユラユラし始めて、なじんでジワっと小さく戻して小さくツンでバシッとあわせたら掛かった。
やっとデコのがれて心底ほっとした。
もいっちょぐらい来ても罰当たらんだろうと両ダンゴやらも混ぜつつ粘るけど、たまにアタるけど掛からずで、魚の気配はしているので再度段底に変える。
さすがにもう効能ないのか反応渋く。ユラユラするけどいいアタリがこない。
日が陰り始めそろそろ終わりかなというあたりで、隣のおっちゃんが連発し始めた。スレが多いけど終了までに5発ぐらい掛けて半分ぐらいは口だったと思う。
あと30分ぐらいだったけどあわててまたバランスの底に戻す。やっぱり時合いだったのか、ユラユラし始めてたまに明らかに体にアタってるようなピョコンと上がるようなアタリもあるけど、なじんで戻してツンな良いアタリがでない。ダンゴを柔くしていったり両グルテンしてみたりして、ああこれがうわずってる状況なのかもと、基餌の状態で緩くしてなかった餌を小さく堅めにねって両ダンゴで打つと、ちょっとアタリが出始めて、よっしゃかけたと思ったら鼻面。
最後まで粘るぜと、後五分というところでもう一発掛けたけど明らかなスレでお腹あたりに掛かってて、本年納竿とあいなりました。
今日も釣ってた人は10匹以上釣ってたと思う。午前中であきらめて帰った人以外ではたぶん最下位で相変わらず底辺層から脱出できていない。このぐらいの渋さで5匹ぐらい釣れるようになると、当面のゆるふわな目標は達成だと思う。もうちょっとのような気もするけど4,5年はかかるんだろうな。まあデコくらわんかったから良し。ルーキーイヤーとしては悪くなかった気がする。まあ永く楽しもう。
ヘラに限らず体調の割には今年も楽しく釣りができたような気がする。来年は来年でまた楽しく釣りたい。
○12月23日
風も無く穏やかな土曜、の後ちょっとと天気は崩れるとの予報。これは土曜にキッチリ「箱」でヘラ釣って釣り納めしろということだなと、金曜は課題としてた段差の底釣り「段底」の準備して、ネットで名手の解説映像見たり「カラツン大解明」のDVD観たりしてパソコンの前でエアアワセくらわせて「名手と同じくらいの早さで反応出来てるやン」と悦に入ったりして目覚ましかけて寝る。
起きたらなぜか「箱」の開場時間の7時を過ぎていて、泡食って準備してあった荷物を担いで緊急発進。したものの乗換駅で反対方向の電車に乗ってしまったりして、到着したのは9時近くなっていた。ちょっと体調悪めで疲れてたけど、良い天気の日を逃すまいと出かけてきたが朝からヨレヨレのグダグダである。
天気の良い休日ということで釣り人も多く20人ぐらいで盛況。奥の角の定位置が空いてたので入る。ポツポツと竿は曲がっていて、まあ前回すいてた平日よりは難しいかも知れないけど、時間は倍くらいあるし5匹ぐらいは何とかなるでしょ、という皮算用が福砂屋のカステラの底に敷いた紙に付いたザラメより甘いことをこの時は知るよしもないのであった。
準備しつつ聞くとはなしに周りの会話を聞いていると、とりあえず段底は手堅いようだけど、宙のウドンセットの釣りが意外と良いとのこと。でも午前中に2,3匹かなという声も聞こえてきて渋めではあるようだ。のわりに角をはさんで右手の釣り人が準備してる間にも2発ぐらいあげていて良いペース。
10尺だして、浮子はポリカーボネイトムクのPC70にハリスはレブロン0.5号、ハリはアスカ5号10センチ、アスカ3号50センチでバラケが底釣り:ダンゴA:ダンゴB:1:2:1で刺し餌はハードU、サナギ玉、シラタキを適当に順番に。
確実に底をとるためには下針トントンから5センチずらしが良いと名手が解説していたのでスタートは5センチずらしで、でも30分ぐらいしても反応ないしどうもなじみ幅が小さくて弛みすぎててアタリとか出てないような気がしたので下針トントンぐらいにしたら、なじみ幅は3つぐらい出るようになって浮子がユラユラし始めた。ハードUで1発からぶって2発目かけてよっしゃと思ったらホッペにかかってた。でもまあ段底なんとかなりそうだなと思ったら甘い甘い。なんか魚は確実に寄ってるようで、浮子が沈みにくくなる「ウケ」もでるしトップがユラユラするサワリもたまに出るんだけど食いアタリにつながらない。刺し餌ローテーションしても、バラケをユルくしたり大っきくしたりしてもアタリらしいアタリが出ない。こういう状態をサワるのに「落とさない」というようだ。と知るぐらい周りも苦戦気味なんだけど、右と左の釣り人はぼやきつつもコンスタントに釣っている。特に深めの宙のウドンセットで釣ってる右の釣り人には後ほど「2,3匹釣るとパタッとアタらなくなる」という台詞に、私が怒りのパワーで覚醒するタイプの能力者ならなんらかの超能力を発現していてもおかしくないぐらいの怒りを覚えた。クッソ余裕こいてくれやがって。
左の釣り人もわりと釣っている。浮子小さいし棚も1.5mないぐらいの浅棚ウドンセットでアタリは頻繁にあるのか結構あわせてる。
まあでも手堅く行こうと段底続行なんだけど、なんか変えないとだめだろうと、ハリスを0.4号に細くして43センチに短くしハリもコム2号に落とす。しかし、アタリはごくたまにという感じで、なんかモヤッとしたアタリをあわせたらスレ。
2時間以上使ってスレ2発ではどうにもならないので、これ浮子下だけあわせたら宙のウドンセットになるんじゃネ?という当たり前のことに気がついて、ちょっと底切って深宙に挑戦するがまったくアタリらしいアタリがない。ちょっと大きめのバラケをフワッと目につけてトップ水没したらちょっと誘ってというかんじだけど、しばらく左の釣り人のやり方見ていると全く誘わないし、浮子のトップ近くまでなじませたらじっと戻すのを待ってて、かなり待ってからアタっている感じ。今時のへら釣りでは刺し餌の沈下中に食わせるんじゃないのか?思いっきりぶら下げて待ってるんだけど、どうなっとんのやそのへん?ワシの浮子待てど暮らせど動かんぞ。
昼前にあきらめて、いったんトイレ行って飯休憩後、浮子そのままで、餌新しく作ってバランスの底釣りでバラグルと両団子を1時間ほど。これがまた、なじんで戻してサワってもそこから待てど暮せど音沙汰なしで、サワってると思うゆらゆらしてるので食ってるのとちがうかとアワせてみても、腹ビレスレが一回で食ってなさそう。でも魚はおんねン。
その間も両隣はコンスタントにあげてるし、昼からリュックサック一つに竿一本でやってきた若い衆を「今日は素人はデコって帰る日だよ」と見ていたら、浅棚ウドンセットでサクサク2匹ほど釣りおって、そういう軽装備でちゃっかり釣るのってオレがまさにやりたいことジャン、と嫉妬に煮えたぎる坩堝のような我が心。彼はかなりの「ゆるふわ」の使い手だったか。
頼みのバランスの底もコケて、なんか変えやんといかんなと考える。おっちゃん達ほぼ仕掛けの変更とかせずにぶら下げて待ってるように見える。左の浅棚ウドンセットの釣り人は、浮子が小さくてオモリも小さい。浮子にでるぐらいのアタリになるには軽いオモリで食い込ませるというのはあるかもしれないと思って仕掛けを軽くしてみるかと竿を8尺にしてグラストップのグ60にハリス70センチぐらいの長ハリスで提灯ウドンセット。変えると来るの法則で最初何度かアタリがあったけどかからず。そのうち無反応に。
両隣ハリス長くないので、ハリス45センチぐらいに詰めてぶら下げて待つ。ハードUで食い上げたと思ったけどスレだった。
どうにもならんなと思ってたけど、シラタキ刺餌で待ってると、戻しきったあたりでアタる。たまたまかと思ったけど、やっぱりそのタイミングでアタるような気がする。バラケがあるうちは溶けて落ちるバラケ食ってて、バラケが溶けきって浮子が戻した状態で待つと仕方なく刺餌にも食って来るという感じだろうか。実態はどうなのかわからないけど今日初めて釣れそうな感じがしてきた。
何発かからぶってやっとかけた。アワせもびっくり合わせじゃなくうまくやった。パソコンの前で映像の中の名手に負けないぐらいの反応速度が出せるのは、映像では食った瞬間を切り取っているので来るとわかっている短い時間だけ集中すればいいのでできるのである。いつくるのか分からない中で数時間同じ集中力を維持することはできない。だからアタる瞬間が予想できるようなパターンがはまればアワセはきく。戻しきったら来ると待ってれば小さいアタリにも反応できる。
反応できたつもりだったんだけど、あげてみたらケツの穴に刺さってけつかる。なんで2,3センチはある餌の入り口である口にかからず、2,3ミリしかない出口の肛門に刺さるかな?理解に苦しむ。泣けてくる。
でも、アタったのは間違いないだろと集中するが、だんだん反応しなくなって沈黙してしまう。
後1時間もなくなって、みんな帰り支度はじめたけど、なんか変えようと13尺継いでパ90底竹でバランスの底。ゆるめの両団子で餌ばらまいてバラグル混ぜつつ、暮れゆく光線のなか、見やすい位置に頭を持って行きながら3目盛りぐらいなじませて戻しきる前に早めに打ち返していく。しばらくして魚が寄った気配がしてきて、なじんで戻してツンなアタリがでて、バシッとアワせた。頭の方にかかってる感触でアタり方も良かったのでやっとデコ脱出したかと思ったら目にかかっててゴメン。良い型なのに。
がっくりしつつも最後までしつこくいく。もう一発アタってかけたけど明らかにスレで突っ走ってる。でもあげたら型の良いのの口がかりってこともあってもいいんじゃないの?とすがるような気持ちであげてくると頭にかかってる。
時間まで打って、最後の一人になって終了。
釣れてた人は20,30釣ってたのにこの始末。自分がへら釣り師として一番下の階層「デコった組」に全く否定しようもなく属してしまっているこの屈辱。
自分でも、この手の、魚はいるけど釣るのに技術がいる釣りは苦手だと思っていた。いつも釣れやん魚なんか無視してやる気のある魚探しゃいいやんと人の行かない裏道ばっかり通ってきたツケをここにきて払わされている気がする。
まあしょうがないよね、実際新人だし。全く実力通りの結果で、あとどのくらい足りないのか目と鼻の先ぐらいの違いなのか、口と肛門ぐらい離れているのか?とにかくいろんなところで足りてない合計が結果に表れているんだと思う。いうても食らったスカの数で魚を釣ってきた釣り人を自認してる私「デコが怖くて山本崇一朗先生のマンガが読めるかヨ」とサブカル者にしか分からん切れ方しておるところであります。
とりあえず、管理池のジャミ対策で刺餌は餌持ちの良い堅めのをそろえていたので、柔らかくてアワセでハリ落ちするプルルン食感な力玉とかも次は用意する。浅棚ウドンセットの予習して軽い仕掛けを用意する。後は、ベテランみたいに信じて賭けられるほどの手がないのならもっと頻繁に手を変えることで「変えると来る」を意図的に作るべきだとも後になって思う。管理池のように広い場所で回遊を待つ必要があればある程度粘りは必要だろうけど、箱のようにとりあえず魚は一杯いるのなら目先を次々変えていくのもありのような気がする。
ほんとに口使わなくなる厳冬期に今の技量で突っ込んでいっても無謀というものなので、ゆるふわ的にはそこは回避して、まだ風が吹かなければ手がかじかまないぐらいのうちに復習して復讐するのですよ。納竿か?初釣りになるか?体調とお天気に訊け。
○12月20日
来年のことを話すと鬼に笑われるそうだが、そろそろ来年のバチ抜けが気になる今日この頃。鬼爆笑。1月の終わり頃からだってば。
でも、早いとバチ自体は12月から抜けるところもあるそうで、内房で秋にちょっと抜けてるのを見たこともある。抜けてもシーバスきてるかどうかはまた話別だけど、近所ポイントはシーバス産卵中でお留守でもコイとかボラとか留守番部隊がいるので釣りにはなるはずで、ちょっと早めからたまにチェックしておこうかなと風もない凪の夜に出かけてみた。
夕方暗くなってから下げ始める良い潮だけどバチは全く抜けず。やはりまだ早い。でもせっかくなので、3本目の橋の上流岬、ネット蛇篭、2本目の橋明暗とチェックして、橋の明かり下でついでにフラットラップの後継ルアー候補のフローティングミノーの飛距離と動きを確認していたらイナッコが追われた臭い動き。試してたミノーからシンペンから投げてみるが不発。魚まったくいないわけでもないようだ。
試したルアーはこんなの。固定重心のフローティングミノーで蔵にあったの中心にヨーヅリ成分多めという感じ。どれも悪くないけど今日投げた中ではロングA9センチ(14A)とインビンシブル8センチというおなじみのがやっぱり良い気がした。ちょっと最近のルアーも試してみるべくポチったのでまたしばらくしたら試し投げしてみたい。結果はそのうちブログでまとめる予定。
最後排水ポイントに寄ったら釣り人ありで、よく見る自転車の青年だった。この時期出れば60くらいはあるとのこと。寒い中気合いの入った釣り人である。
セイゴぐらいいるかと思ったけどボラにアタったくさい反応があったぐらいで終了。
餌付けされている猫がいる場所を発見したので、おやつに食べてる煮干しを持ってきてあげたけど、思いっきり警戒して近寄ってこなかった。都会を生き抜くには餌にホイホイ釣られていてはいけないということか。おいしい煮干しなのに残念。
○12月15日
ヘラ釣り行きたいけど、腰が痛いとか風が強いとかいっててなかなか行けてなかったので、気合い入れなおして行くことにする。幸い風はない。薄曇りで気温が10度までいかない予報だけど風強いよりは釣りやすいだろう。
電車に乗って久しぶりの「箱」。さすがにもう冬なので魚のゴチャッといる箱でも渋くて苦戦するだろと目標10匹で、まずはバランスの底釣り試してだめなら段底か。
午後から半日ということで実釣3時間ほど。陽舟10尺で浮子はパ75底竹、ハリス35、42でSVG0.5にハリが初めて使う角マルチ5号、ハリ変えて他のハリスと区別つくようにした。餌は底釣り:ダンゴAの2:1とグルテン1。
私の他に4、5人いてポツポツとはあがっている。しかし、なかなか反応でない感じで不安になる。30分ぐらいしてなじみ込むスピードが明らかに遅くなって煽られているっぽくなってきて浮子も微妙に揺れ始める。もっと餌ばらまいて寄せた方がいいのかとバラケに水加えて柔らかくしてみる。
なじんで戻してモゾッという感じのを何度か空振りしてやっとかけたと思ったらほっぺでガックリ。今日は目標デコ脱出の日か。
しかし、その後教科書通りのなじんで戻してツンで1匹目。冬なのであまり引かないのかなと思ったら割と小さくて、魚体に傷もなく綺麗で、これが秋に放流した「新ベラ」ってやつかという感じ。
その後しばらく苦戦。魚は寄っているようで煽られている感じはあるし、戻しも魚が吸って吐いてしているような早い段階でいきなりググッと大きく戻してくるのが増えてきた。でもその大きく戻す前に出るアタリがとれない。今のアタリだったのかというようなモゾッともいかないモニョっとした動きでアワせてやっと追加。しかし勘が鈍っているのか同じようなアタリが出ても手が動かず拾えないし、そもそもアタってるのかよくわからん。
対岸の人がそこそこコンスタントにかけていて焦る。魚はいるのにあからさまに技術が劣ってて釣り負けてるのって悔しい。まあ新米ヘラ師だしあたりまえか。
もうちょっとハリス張ってアタリを明確にしようと振り込む先を深くなる沖目にしてなじみ幅を大きくしてみたり、餌を水加えて柔くしていって最終的に振り込みで落ちるぐらいにしてからグルテンで粘らせてみたところ、やっとなじんで戻してツンな感じのアタリが出始めて両ダンゴも混ぜつつ良いペースでポンポンポンと5匹まで数をのばす。
後1時間半ぐらいあるので、これは目標の10匹まで行けるかなと思ったら甘くてそこからしばらく沈黙。30分ぐらいして1匹追加してしばらく反応無く一端トイレ休憩。
魚は寄ってきているようで、活性が低くて激渋というほどでもない感じなので、提灯ウドンセットを試してみようと白滝X8尺、PC60、ハリス0.4に落として15センチ42センチでコム3号、餌はA:B、3:1でくわせがサナギ玉とハードU。
餌しっかり目につけて深めになじませて戻したら2、3回誘ってという感じで、サナギ玉で始めてしばらく寄せて、餌が煽られてるっぽい感じになってきたけどアタらないのでハードUに変えたらなじむ途中でコンッとあたって伝家の宝刀びっくりアワセでアワセ切れ。反射的にびっくりアワセしてしまうのは避けようがないので、アワせてる最中にブレーキかけて腕を上げるのを止める感じでやってたはずだけど忘れて大アワセ。ハリス0.5のほうがいいなこりゃ。
食ってはくるようなので、ハリ結びなおしてハードUで狙うとすぐにきた。7匹目。
よっしゃ終了も近いしここから3匹この感じでと思ったけど、そのあとアタるけどスレ2発バラし2発でいいところにかけきれない。どうしたもんだろうと誘いしつこめにしたり餌ゆるめにしたりしたけど、そうこうしているうちに反応しなくなる。
残り時間30分ほどで、ここからハリスワークとかで再度食わせる自信がまったくないので、思い切って仕舞った10尺出して餌も残ってたのでまたバランスの底釣り。
アタリ臭い動きはちょこちょこでて、やっとかけと思ったらえらい勢いで走り始めてスレだった。SVGはかなり強度はあるようでアワセ切れもスレで引きちぎられることもなく合格点だと思う。次回はレブロン0.5を中心に試してみたい。
その後何ともできずに16時終了にあわせて片づけ。
半日で7匹ということで、それなりに楽しめたけど、しばらくやってなかったので大したことない腕がさらに鈍りまくりで苦労した。寒くて手がかじかむのもあって、もう少しハリスワークで工夫できたかもしれない場面で手が出なかった。もっと渋いかと覚悟していた割には活性良くて反応はあったのでどうにかしたかったのだけど、まあ今はこれが精一杯ということか。
寒いのもあったと思うけど半日座ってただけで、夜は腰が痛くて顛末記書く気力もなくグッタリで一夜あけても尻の筋肉とか普段使わないところが痛い。たまにしか行かないからそんなことになるわけで、機会を見つけて通っていくしかないんだろうなと思う。あったかめの日を選んで年内あと1、2回行っておきたいところ。次回はムクの細いトップの浮子で小さいアタリを取る段底の練習かな。
○12月11日
「救荒食物」っていうのがあって、農業だと米単作じゃなくてサツマイモだとか蕎麦だとかもつくっていると飢饉の時に命拾いする的なイメージだけど、漁村だと普段はわざわざ獲ってまで食べないヒザラガイとかがそういう役目をするとか、実は神社の池の亀はバチあたるから食べるなといいつつ飢饉に備えていたという側面もあったとかいう説を読んだことがある。成長遅いので普段食べるにはむかないけど、長寿なので備蓄としては向いている。なんてことを知っていると、もしもの食糧難を在来種よりは食いでのありそうなアカミミガメ食って乗り切ることができるかもしれない。
などというしょうもないことを書いているのは、普段は釣らないで「救荒釣物」として泳がせている近所のコイに手を出したからである。シーバス終わってヘラブナ行っておきたいと思ったけど、自転車で行ける管理池は新ベラ放流したにもかかわらず相変わらずの厳しさのようで、ネット情報みていると手練れがようようデコ逃れているような状況。落ちハゼは何度か買い物に出たついでに様子見に行ったところ、11月終わりぐらいに下流で釣れている人がいた。ただ「チョイ投げ」というようなユルい感じではなく、磯竿でジェット天秤遠投してジワジワさびいている釣り人一人だけ4、5匹釣ってるっていう感じでちょっと怖じ気づいて手が出なかった。「箱」に寒い時期のヘラの練習に行こうと用意はするのだが、寒かったり腰が痛かったりで踏ん切りつかず明日でいいやと先送りしていたら、前回釣行から2週間以上たってしまった。魚を久しく釣ってない。
痛くて重い腰をあげて、とりあえず魚釣っておこうと久しぶりにフライタックル準備して自転車で5分ほどのポイントへコイ釣りに。
1つめの淵は反応する魚はおらず、本命の大きめの淵に移動。渕尻の浅Pにいた3匹ぐらいのうち1匹が沈めて流していたパンフライを素直に食った。水温低い時期なのでそれほど引かないけど、かといってすぐには弱ってくれずしばらく時間かけて浅Pに頭誘導してボガかけて写真撮って水から出さずにリリース。
淵の深い所あたりにはかなりの数がいて、フライラインの着水音に誘われたのか水面で餌を探し出した個体が出始めたので、フライを浮くのに変えて狙う。たまにパンで釣ってる人がいるので学習したのか、じっくりみて見切るのが多かったりしてそれなりに難しかったけど、1バラしのあと無事2匹目。
小1時間ほどで満足して終了。釣れなかったらパン買ってきて釣るかと思ったけど必要なし。
暖かい日を選んであと何回か「箱」には行っておきたいところ。
○11月23日
結構しっかり降って夕方にはすっかり止んだ。夕まずめ場所取りがてら最初に3本目の橋の上手岬に入る。17時頃暗くなってまだ上げているはずだけど増水しているせいかユックリ下げが効いている。結構濁っててゴミも多い。コレは釣れるかもという予想に反して、フラットラップ10、ハードコアリップレス90、マリブ78など投げていくが反応なく移動。
蛇籠ネット周り、フラットラップとハードコアリップレスで探っていくがゴミが多くて苦戦。水面追われてるというほどでも無いけど、なんか警戒している臭い動きのイナッコがいたのでフラットラップぶち込んだら食ってきた。しかし、ここで伝家の宝刀ビックリアワセを抜いてしまう。秋はかかって首振り始めてからアワせろって。
その後異常なく、再度、3本目の橋上流も狙うけど反応なし、下流側には2人ほど入っている。
地形変化や構造物に付いていなくて、濁りの中餌を追って回遊しているのか?、ならば餌の居るところで回遊待ちしようと、2本目の橋対岸の明暗でしばらく投げるも、回遊待ちって全く向いてない性格ですぐに飽きる。
排水ポイントに移動。濁っているけど排水は澄んでいてコレは釣れるかもと期待するけど無反応。上流へ探っていって過ちポイントも反応なく、疲れてきて集中力も切れたので撤収。時間的には短くてどうってことないと思ってたけど連日の釣りは思ったより疲れた。
とりあえず今年のシーバスは終了かな。なかなかに秋も楽しめたと思う。また良い雨降ったら行くかもだけど、管理池に新ベラが放流されたとの情報も有り、ヘラ釣り行くか良い情報有れば落ちハゼか、それともそろそろ冬ごもりか。
○11月22日
夕方から明日の勤労感謝の日にかけて雨のようで、降り始めを狙うか降った後を狙うか悩むが、降った後は休日で人も多いだろうと降り始めを狙うことにして夕方出撃。
最初に入った橋の下ポイントは今日は水が無く餌ッけも乏しく無反応。ホントに雨降るのか疑わしいぐらいの穏やかな天気。
一気に下って3本目の橋周りで夕まずめを迎える。暗くなって予報どおりに雨も降り始め、実績の上手の岬の肩にフラットラップ10、フッコスペシャル改、ハードコアリップレス90、CDL9と投げていくが反応なく、今日はお留守かと思いつつ前回セイゴ釣ったマリブ78をなげてトロトロ引いているとヒット。しかしまたセイゴで水面パシャパシャしているあいだにバレてしまう。少ないチャンスを逃したか?
その後も1回アタったけどかからず、橋桁、下の岬、商業施設の灯り下と前回からアタリが拾えているマリブ中心に投げるも反応なし。
移動してネット蛇籠周り、フラットラップ10、8、フッコスペシャルで探っていくと、たまにアタリくさい反応あるけど小さいのかかからない。
しばらくして排水ポイントに移動するもここも反応なし。過ちポイントはイナッコいて期待するが捕食者は居ないのか反応なし。過ちポイントもう少し潮が引いた方が良いと思うので一旦2本目の橋に移動。
2本目の橋、2名先行者、対岸にも1人入ってるようでプチ人山。最近釣れた情報でもあるんだろうか?釣れてないようだし移動。
3本目の橋周りに下って、再度上流岬周り中心にルアーあれこれ投げて粘るが反応なく、頃合いも良しと過ちポイントに戻ってみるもこちらも異常なしでいつもより早めに切り上げて撤収。
まだ、反応はあるけどそろそろ今期は終了くさい。夕方暗くなった直後の潮がまだ強く下げ始める前しか反応しない気がするので雨が上がる勤労感謝の日の夕暮れも体調許せばチョロッと出撃してみたい。
○11月18日
寒波が来て北の方は大荒れ、関東は雨の予報だけどショボショボって感じであんまり降らず。濁りは期待できなさそう。でも、釣り人は少ないだろうし夕方満潮だしと出撃。
明るい内に橋の下ポイントへ。小さめのイナッコの群れが入ってて今期一番の魚っけ。と思ってたら追われてるような動きしてて、これはもらったという感じ。だがしかし、フラットラップ8、フッコスペシャル、ジャンピンミノーのローテに反応なく、なんで食わないかなと躍起になってたら、イナッコの群れの下に白い魚影が。コイでした。コイでもワシ全然かめへんデ!としばらく粘るもイナッコ追ってるわけじゃなく単にうろついてるのにイナッコがビビってるだけのようで食ってこず。しかし明るいところで見るとジャンピンミノー実に良い動きする。竿や釣り人との相性もあるんだろうけど、幅広めの首振りも頭突っ込んでのダイブもキレッキレで動かしてて楽しい。ペンシル色々試したけどやっぱりザラパピーが優秀というのを除くとジャンピンミノーとカクーンが好みに合う。
暗くなってきて下流へ移動して3本目の橋周り。暗くなったユルユルと下げはじめたタイミングで、ここのところ良い思いをしている上流の岬の肩、フラットラップ10、フッコスペシャル改大、ラパラCDL9、ハードコアリップレス90と投げていくが反応なく、今日は留守かなと思いつつも大潮で潮位が高いのでちょっと沈めてみるかとマリブ78を下流側に投げてユックリ引いていると食った。アワせて上流側へ蟹這い始めるとゴミに化けたような感触でバラしたかと思ったけどなんか水面パシャパシャしている。
マリブで初ゲットはセイゴでした。ちょっと嬉しいけどもうちょっと大きいのが釣りたいとさらに投げているともう一度アタったけど小さいようでかからず。反応なくなったので一旦場所休ませることにして橋脚周り、下流側岬反応なく移動。
商業施設の灯り下はマリブ反応なく、いろんな重さと大きさで作ってきたフッコスペシャルシリーズを試し投げ。動かないルアーのはずが軽めに重量分散させて作った個体は横揺れしやがったり、軽いとひっくり返って浮きあがってしまったり、と単純なルアーだけど思いどおりにはなかなか作れていない。
試し投げしている間に、水面イナッコが追われたので速攻でぶち込むとパシャッと出たけど小さくてかからず。小雨程度でも今日は魚の活性自体は高い感じ。
その後反応なく、そろそろ良いかと3本目の橋の上流に戻ると釣り人貼り付いていた。残念。雨ショボつく中ポチポチ釣り人いて自分のことは棚に上げて寒いのによくやるなと感心する。
ネット蛇籠ポイントに移動。ここはちょっと潜らせるとすぐに根がかるのでフラットラップ10と良い具合にできたフッコスペシャル改で探っていく。ここでもセイゴが元気なのかフラットラップに2度ほどアタるけどかからず。かけたら意外と小マシな大きさということもあるかもと、フッコスペシャルでネチネチ粘ってたら根がかった。潮引いたら回収しに来ることにして移動。
いつも人が貼り付いている2本目の橋下明暗は反応なく、その上流の岬を狙おうとしたら先行者有りで、排水ポイントへ移動。排水ポイントは濁流放出しておらず餌ッけもあって期待したけど不発。上流移動しながら過ちポイントも反応なく、さらに上流で水面パコンとあまり大型じゃない感じの捕食音が響いたけど食ってはこずという感じで今一。
2本目の橋対岸明暗、流れもガンガンに効いてて潮目できててベイトもいるんだけどあれこれ投げても反応なく、3本目橋周りに戻る。だいぶ引いてガンガン潮効いているけどセイゴの反応もなくなった。下げ始めのタイミングしか食ってこないのか?蛇籠ネットポイントも反応なくルアー回収して移動。
だいぶ引いた中再度、過ちポイントから排水ポイント探るも不発。新しく改造してきたスピナベの調子を見たりして終了。
下げ始め活性良かったけど、小マシなサイズには食わせられなかった。そろそろ産卵関係ない個体ぐらいしか残ってないということだろうか?セイゴでも反応取れてるうちは通っておきたい。
○11月14日
雨がシトシト降ったり止んだりの一日。天気が悪いときの常ではあるが今日はいつにも増して体調が悪く部屋でぬくぬくと布団にくるまってマンガでも読んでいたいのも正直な気持ちだったが、日も短くなって晩秋という感じのなか、そろそろ今期のシーバスも終了間近で残された機会も多くないだろうと根性出して夕方満潮にあわせて出撃。
17時頃には釣瓶落としですっかり暗くなるようになった。たいした雨量でもないのであんまり影響無いかと思っていたけど、2本目の橋下から川辺に降りて様子を見ていると予想したよりは濁っていてゴミとかも流れていて良い笹濁り。とりあえず3本目の橋まで下がってスタートする。
前々回釣れた橋の上手の岬の肩に下げ始めた潮があたっていて良さそうなので、フラットラップ10を下流岸近くを意識して投げて流し込むようにして探っていく。しばらくしてゴッという感じのアタリがあったけどかからず、かなり岸際の浅場を通しているので石かなんかに当たったのかとも思ったけど、同じところを通しても底にはあたらないようだし魚臭いなと思っていると、水面追われる感じのイナッコも見えて、これはいるなと粘るけど反応無く、フッコスペシャル改大も投げるが異常なしであきらめて、今日は釣り人いなくて貸し切りなので橋の明暗、橋桁、下手の岬周りと好きに投げるが反応はない。
明暗の明るいところで思った以上に濁ってることに気付いて、これはフラットラップよりもっとラトルとか分かりやすい派手な要素があった方がいいかなと思って、背中のリュックの2軍ボックスからロングA出そうか迷ったけど、合羽のポッケの一軍ボックスに入れてるハードコアTTリップレスミノー90Fが振ってみると針もガチャガチャ重心移動もカタカタ鳴るのでこれでいってみる。動きも割とキビキビとしたロール系で今時のミノーとしては良く動く系。
反応あった上手の岬で下流側にぶち込んで、さすがに今時のタングステンの錘入った重心移動機構搭載のリップレスミノーは良く飛ぶなと感心していたら(追加註:よく調べたらタングステン入ってない旧型の「TT」付かないハードコアリップレスでした。「タングステンの錘」云々は笑止。)、3投目か4投目で食った。ゴッとアタってグッグという感じで首を振るのにガシガシとアワセくらわす。しっかり乗って、首を振っていやがりながらも上流側に泳ぎ始めたので下流に走られると欄干がやっかいなので刺激しないようにかつラインの張りを保ったまましばらく上流側に蟹のように横移動。10m近く距離稼いでもう大丈夫だろうと念のため追いアワセをかけてから寄せにかかると水面首振り。60はありそうで、どのみちチャンスは少ないだろうからこれを逃せばスカという重圧もかかってきてドキドキ。割とすんなりよってきてから足下で円を描くように回って抵抗しだしてジャンプはしないけどなかなか上がってこない。たまにドラグも鳴らして力強い。最近潜られての失敗が多いのでやや強めのドラグで我慢して浮かせ気味でやったとったしてなんとか顔を上げさせてネットイン。
タモ枠からシッポ出てて久しぶりのスズキ様かと測ったら太さの割に長さはなくて67センチ。でも満足のサイズですヨ。早々にスカのがれられてホッとした。
まだおるかもと粘るも反応無く、信じて一軍起用を続けた采配に応えてくれたハードコア90Fを中心に、フラットラップ、フッコスペシャル改大も混ぜながら、商業施設の灯り下、ネット蛇籠周り、1本目の橋の明暗、その下手の岩盤の岬と移動して探ってみるけど最後の岩盤の岬でイナッコの群がいたぐらいで反応無く、潮位もいい感じに下がったので過ちポイントに移動。
過ちポイント杭の先が出ていい塩梅の潮加減だけど、今日はお留守のようで自作シンペンにもフッコスペシャルにも反応なしで餌っけもなかった。対岸渡って下流へチェックしながら排水ポイントも狙ってみたけど、セイゴバイトが1発のみで反応乏しかった。濁流放出してはいなかったけど増水時は排水ポイント周辺はいまいちな印象。
ここでトラブル発生。430ssgのベールスプリングが9年目にしてやっと壊れた。まあ左手でサミングしてそのまま左手でベール起こす投げ方をしているので、いつもよりしっかり最後までベール起こすことを心掛ければなんとかなる。帰ったら当然備蓄のあるベールスプリングを交換することにして釣り続行。
排水ポイント周辺だめならと取って返して2本目の橋対岸明暗。浅い岸側が逆流していて沖の澪筋側とくっきり潮目ができてていかにもな雰囲気だったのでいろんなルアー投げてみたけど反応なし。再度商業施設の灯り下やって、3本目の橋周りは潮引いてるので護岸から降りて釣れた辺りをねちっこく狙ってみるも反応無く、最後しつこく過ちポイントに寄って、障害物の多い場所ではスピナーベイトとかいいんじゃないかと試してみて終了。
予想通りといえば予想通りに少ないチャンスだったけど、今宵はしっかりそれをものにできて嬉しい。釣れてないのか平日雨降りということもあって釣り人見かけず釣り場を独占できた。あんまり爆釣してても人が多いと自分にまで魚が回ってこないことも多いので善し悪しである。釣れてきた個体の産卵期っぽい太り方をみてもそろそろ終盤だと思うけど、もう少し釣れそうにも思うので、あと1、2回は狙ってみたい。
○11月12日
潮は小潮で夕方からダラッと潮位は高め、雨はしばらく降ってないけど風が強いようなので多少は期待。
夕まずめは風もそれ程ではなく、とりあえずネット蛇籠ポイントでトップで遊んで暗くなるのを待つ。水平浮き系のペンシルをいくつか中古屋で買ってしまったので試す。
ビッグラッシュスケーターセラフは売れ残ってて値下げ札貼られてたのが不憫でゲット。カクーンはさらに安い投げ売り値だったのでコレもゲット。スケーターはウォーカーに比べると動かしにくいというか広い幅でのスケーティングが売りなので他のペンシルとテンポが違うのかも。オレにはあわん。カクーンはその名の通りのカクンカクンという感じの鋭角ターンに加えて水平浮きなのに頭突っ込んで潜ったりもして流石ハトリーズという感じで気に入った。良いかもしれん。
暗くなって風が強くなる中、蛇籠ネット周り、3本目の橋周辺、商業施設の灯り下とフラットラップ10とフッコスペシャルを風の中でも投げられるように大きくして重くしたフッコスペシャル改大のローテーションで探っていくが3本目の橋周りはイナッコ居てちょっと雰囲気あったけど特に異常なし。風がきつくなってきてので一旦風を避けて排水ポイントへ。
排水ポイント、フッコスペシャル改にセイゴのアタリはたまにあって粘ったけど1バラし。ちょっと上流と過ちポイントは反応なし。
移動して風裏になる2本目の橋対岸でしばらくあれこれルアー投げて時間を潰し、風がちょっとマシになったあたりで、再度3本目の橋周り、商業施設の灯り下、ネット蛇籠周りと探るも不発。
セイゴでも魚の反応あった排水ポイントに戻る。反応減って1回あたったぐらいで上流へ探りながら過ちポイント。ボイルも無いので適当にフッコスペシャル投げてたら水面直下で食った。でもかからず。サイズは50無いぐらいの感じだけどやっとまともな魚の反応なので粘る。割とすぐにフッコスペシャルに食ったけどまたかからず。自作シンペン、CDL7、カクーン、サスケSS75、Fマグ11改シンペンと投げていくが、たまに本物のイナッコがルアーに驚いて逃げるのを追いかけるけどルアーには食わず。再度フッコスペシャルに換えたら足下近くで食った。早アワせを我慢して食い込ませようとしたら裏目に出てアワせる前の一瞬で首振られてバレた。無念。
1匹だけってこともないんじゃないかと粘るも反応なく、上流もちょっと探って終了。
風もあって釣り人少なく、魚の反応も少ないけど、あまり爆釣してると釣り場が混雑してしまうのでこのくらいの渋さのなか少ないチャンスをモノにしていくのが良いようにも思う。次は火曜ぐらいに雨が来そうなので雨のタイミングで出撃予定。
○11月8日
ハゼがまだ深場に落ちてないということが判明したので、夕方満潮にかけて上げがよく効く潮のうちに行っておこうと出撃。あんまり爆釣する時期でもないので15時から17時くらいの2時間勝負でつ抜けを目指すぐらいのゆるめの目標設定でチョイ投げのときの餌保ちも考慮に入れてミミズじゃなくてアオイソメ半杯買って自転車で行く。
2本目橋の下流浅くなってるあたりの現場につくとジ様5人ぐらい居て今日も人山あるなと安心してたら近づくと、4人ぐらいは釣りしてなくてブルーシート引いた上でクルミを割って殻をはじく作業をしている。一人釣りしているジ様に様子を聞くと2日ほど前からパッタリ釣れなくなって今日もダメだとのこと。ガックリきたが仕方ない、とりあえず竿を出してみる。アオイソメ太いなと思いつつ、一番餌保ち良いであろう頭のちょん掛けにして「抜き無双5.4m」にシモリ仕掛けで流していくと悲観的な予想に反してたまにアタる。しかしかからない。
あれこれ試してみてどうにもシッポ咥えて引っ張られている気がしてこういうときは鉢巻き掛けかなとアオイソに鉢巻きなどないけどそれらしい位置にハリをかけてみた。しばらくして早合わせせずクククッっと浮子が持ち込まれるのをあわせたらかかった。
ウグイ(かマルタ)でした。その後もポツポツ来るアタリを食い込ませ気味に送ってあわせるとウグイが釣れてくる。
20ぐらいあると「ハヤのひとのし」で良く引いてくれてオカズ的にはあれだけど割と楽しい。楽しいんだけど30分以上してウグイ4匹でハゼが一匹もかからないので場所替えで3本目の橋へ。一人釣り人いたけど1匹しか釣れてないとのこと。下流の岬の周りを探るも反応ないので30分ほどであきらめて再度2本目橋下流へ戻る。
16時過ぎて良い塩梅の夕まずめなんだけど今日はスカなのかと寂しくなりかけたあたりでやっとマハゼ。
すぐにもいっちょ追加で時合い到来っぽい。次はチチブが釣れたと思ったらちょっと顔が違う。ウキゴリっぽい感じもするが寸詰まりな顔はむしろ潮だまりにいるアゴハゼに見えるけど汽水域にも居るのか?ハゼは難しい。いわゆる「ダボハゼ」はだいぶ分かるようになってきた気がしていたけどやっぱり分からん。胸ビレと背ビレが撮れていない写真の改善含め要修行だな。
その後も、ポツポツあたってなかなかかからないのに苦労しながらも2匹追加。最初のアタリで居食いになったのを竿先で聞いてみてクククッと持って行くのをあわせるのが良かったように思う。型が良いので引きは気持ち良い。
暗くなってきて、もういっちょ釣って目標の半分ぐらいは釣って帰ろうと思ったらウグイだった。
まあ、マハゼ以外も含めてつ抜けしたしいいかというゆるい感じで一旦撤収。マハゼは少なかったし元気だったので放流。
一旦部屋で夕飯食って、下げ始めぐらいから夜の部シーバスねらいに突入。雨も風もなく暖かい日なのであんまり期待できないけど、釣れないなら釣れないというデータが取れればいいやという感じ。
べた凪でちょっといつもよりは距離取る意識でフラットラップ10センチ主軸にCDL7とフッコスペシャルもたまに投げる。橋の下ポイントはたまにイナッコに当たるような感触あるので期待するけど食わず。排水ポイントは下流の方でフッコスペシャル改に1回アタったけど乗らず。ネット蛇籠周り反応なし。3本目の橋は上流の岬に先行者ありで下流で投げるも反応なし、商業施設の灯り下はイナッコ追われてる動きが2度ほどあってちょっとフッコスペシャルで粘ったけど反応なし。ネット蛇籠ポイントとハゼ釣った浅場をチェックして2本目の橋までもどると釣り人貼り付いている。2本目と3本目の橋の明暗はいつも釣り人貼り付いているので実績はあるんだろうなと思うので2本目の対岸に入ってちょっと粘ってみる。
潮はガンガン下げてて足下の浅場と沖目の間に潮目できてて良い感じ。イナッコもいてたまに追われている臭い動きもあるけどボイルは無い。持ってきたルアーあれこれ投げてみる。同じ場所でずーっと粘ってる釣り人も見かけるけど自分には無理だ。反応無いので飽きてきた。過ちポイント良い潮位になるまでまだ時間あるので灯りの下でペンシル動かして遊ぶ。ダイブするペンシルってそういえば古いオリザラで良くダイブする時代のがあったよなその時代のの復刻版どっかにあったよな、と蔵を探したらスウェイバックザラというのが出てきたので投げてみた。記憶に残る古ザラのドボンとダイブもする動きとは違うけどコレはコレで軽やかにヒョコヒョコと上下に弾むように首振ってくれて良い感じ。もういっちょ試しにもってきたビッグラッシュウォーカーはこれまた素晴らしい動きで、バルサで軽くて太さのある上半身の浮力のおかげかキビキビと反応の良い動きをみせてくれる。1発セイゴっぽいのが出たかもだけどかからず。フッキングは悪そうだけど使っててサーフェイスプラッガーになった気分は味わえる。
潮も良い感じに引いたので、過ちポイントへ。CDL7をぶら下げて土手を降りていくとバシャバシャやってやがる。明暗にぶち込んだら1発でゴゴッと食ったけどかからず。でもまだボイルしているので狙っていると、もう一発水面で派手に食ったけど食いそこね。サイズ良さそう。ボイルは続いているのでジャンピンミノーT10で誘ってみるけど水面引っかき回すのはダメだったのかボイル止んでしまう。フッコスペシャルに換えてしばらく下流側で釣っているとまたボイルしたので狙うも反応なく、フラットラップと自作シンペンも投げて粘るけど食ってこない。最初に食ってきたときにかけておけということか。魚が60は軽くありそうなサイズだったのでCDL7についているフックでは小さかったかとか考えても後の祭り。
対岸渡って、上流地形変化をCDL7で狙って1回セイゴ臭いアタリ。下流にフッコスペシャル投げながらいくとセイゴバラし。でも意外に反応あるので排水ポイント向けて下っていく。
葦の岬の際でゴッという感じのセイゴじゃないだろなアタリ。粘っていると足下水面でバイトするもかからず、でも次のキャストでヒット。無事ゲット。50前後のレギュラーサイズ。
その後は反応なく、最後未練がましく過ちポイント狙うも異常なしで終了。
雨降ってないときの方が排水ポイントからその上流の過ちポイントあたりは反応良い気がしてきた。2本目3本目の橋エリアは雨風なしでは全然釣れる気がしないぐらいなのに何でだろ?
とりあえず1匹でも釣れてるのは良いことだ。シーバス狙いでハリにかからなかった魚とバラした魚は税金みたいなもんで仕方ない。もっとユックリ引いてればラインのテンションゆるくて食い込んだかもとか思ってみてもユックリ引いてたら食わなかったかも知れないし割り切るべきだろうと思う。かかりやすいようにフックをトリプルにとかは論外でバレやすくなるしドラグきつめでやりとりしたら伸びる。障害物や地形変化周りを近距離で狙うなら突っ込む魚を止めなきゃならない場面は想定されてシングルと比較して華奢なトリプルは使えない。ルアーの大きさを上げるのはやってみる価値ありか。近所ポイントは数はあんまりでるような場所じゃないけど、型が良いのは入ってくるし、40、50のレギュラーサイズの数に対して60以上のまずまずサイズが多いんじゃないかとも感じている。スカ逃れでセコくいくときや居るのに食いきらない魚には引き続きフッコスペシャル投げるけど、フラットラップ8とCDL7のローテーションはサイズ上げてフラットラップ10と自作シンペン9でいこうかなと考えている。魚のサイズからいって12センチとか14センチとかのルアーが良いようにも思うけどこれまでイマイチ反応得られてないのは腕のせいか?
今宵逃がした魚よりデカいのがドカンと来るってのもありそうな気がなんとなくしている。
○11月4日
3連休の中日、ここのところ天気が良かったので、ハゼ釣れてたら人山立ってるかなと一応ハゼの動きをチェックしつつ夕方満潮にあわせてシーバスの予定。日が暮れてから一雨くるようなので増水するほどではないだろうけど風で波っけでてくれれば多少活性あがることを期待。
最下流の落ちハゼ想定ポイントへ一気に下ろうと川沿いを行くと、予想外に2本目の橋の下あたりに玄人臭いジ様たちの人山、4、5人並んでてバケツ見たら15センチ以上あるようなのが5匹ぐらい入ってる。みんなシモリ仕掛けののべ竿でぜんぜん澪筋じゃなくて浅場で釣れてる。落ちてないヤン。とりあえず全体見て状況把握したいので下流へ下流へ。3本目の橋の釣り人はちょい投げでセイゴばっかりと嘆いていた。セイゴ結構いるということはシーバス的にはいいんじゃないのか?天気も良く20度超えて暖かい日なので釣り人多く、落ちハゼ想定ポイントまで要所要所人入っていてハゼ釣りメインにシーバスマンちらほら。落ちハゼ想定ポイントもそれなりの人山で、遠投している人の方が釣れているようでそれでも4、5匹という感じだったので、餌買いに行くのも面倒なので今日はハゼ釣りはパスしてシーバスにねらいを絞る。
とりあえず一気に上流に移動して橋の下ポイント。満潮近くて良い案配に水があるし下流にイナッコもうろうろしているけど反応なし。しばらくやってネット蛇籠ポイントで日が落ちるのを待ちつつフラットラップ8とCDL7を投げる。暗くなってからフラットラップにコンッとアタったけどかからず。でもいるなとフッコスペシャル改で追い打ちかけるも反応なく、しばらく蛇籠周りで粘るもその後は異常なし。そうこうしているうちに強風が吹き始め雨もポツポツあたり始め一気に寒くなって、3本目の橋の下で鮎インナーとダウンベストを着込む。着替え中置いてあった竿がズルズルと動くぐらいの強風。その強風の中、上手の岬の上流側でゴゴッとアタるもこれもかからず。追い打ちのフッコスペシャルは風に舞ってポイントに届かず。商業施設の灯り下はセイゴがパシャッと出たのみ。
とにもかくにも風が強くてどうしようもない。強風は1時間ほどとの「海快晴」の予報なので一旦風裏になる排水ポイントに避難。途中こんな雨混じりの強風の中でも2本目の橋下流側には3人釣り人あり。排水ポイントはハゼ釣りであれだけセイゴ釣れているのならセイゴはうるさいぐらいアタってくるだろうという予想に反して、フッコスペシャル改に反応なく、試しに投げたフラットラップにもアタらない。潮位は最満潮ぐらいなので上流のポイントに移動して探るも反応なく、戻って過ちポイントはまだ杭の頭見えておらず反応なし。
風はだいぶましになってきたので、また2本目、3本目の橋エリアに戻る。とりあえず2本目の橋下対岸明暗、ガンガン引き始めていて潮は効いているしイナッコいるのであれこれルアー変えながら粘るも不発。
今日もスカ臭いなと覚悟しつつ、大きく移動して商業施設の灯り下、足下フッコスペシャルでやや沖目をフラットラップで探るも反応なく移動。
気力が尽きかかってて全部のポイントやる気にならない。橋桁周りは探るのやめて、反応あった場所だけ集中して攻めて終わろうと上流の岬の肩にフラットラップをダウンクロスでぶち込んでゆっくり引いてくると1投目でゴゴゴッという感じでアタった。アワせるが最初動かないので根掛かりかと思って竿をたて気味にして様子見ると、竿先引き絞りながらラインは沖に出ていくので魚には間違いなさそう。追いあわせガシガシ食らわしてゆっくり上流に向かうのを寄せにかかると水面でバシャバシャと暴れる。最初の引きの感じからコイかと思ったけどシーバスで60くらいありそうな感じ。これをバラせばほぼスカ確定という重圧が腰にくるけどあわてずジワジワ寄せて2回ほどドラグならして走られたけど、珍しく落としダモへの誘導は一発で決まって無事ゲット。タモ枠ちょうどぐらいだからやっぱり60ぐらい。寒い中粘った甲斐がある。
フラットラップはやっぱり頼りになる。
まだ釣れるやろと投げるも、その後は反応無く、帰りがてらネット蛇籠ポイント、過ちポイントチェックして過ちポイントでフッコスペシャルに2度ほどセイゴが出たけどかからず終了。
ハゼがまだ落ちてないようなので、もう一回シモリ仕掛けで狙ってみたい。シーバスはどこかのタイミングで爆発してほしいけど、まあ2、3回に1匹釣れてくれれば悪くない気もする。シーバス回遊してくる群をとらえたいんだけど、そういう釣り方苦手で、ピンポイントで障害物やら地形変化に単独でついているのをなんとか拾っている感じ。まあ回遊待ちは性分に合わないのかもしれない。11月後半には近場にはシーバスさっぱりいなくなると思うので、雨でも風でもチャンスあれば狙っておきたい。釣れてよかった。
○10月31日
台風は前日の朝には抜けていて、昨夜出撃するべきか迷ったけど木枯らし吹いて寒い夜だったんで日和った。台風一過で凪の夕方すでに引き始めている潮の状況の中出撃。
排水ポイント濁りもだいたい収まっていてやはりちょっと出遅れたかという感じだけど、2本目と3本目の橋の間はゴミも流れていて薄めの笹濁りぐらいで悪くなく期待する。しかしコレがウンともスンともで、フラットラップ、CDL7、フッコスペシャルのローテでいくも良い感じに下げ潮効いてるのに橋周りも商業施設の灯り下もネット蛇籠周りも反応ないというか餌っけも感じられない。餌表層浮いてないということは深い所にいるのかと、タイドミノースリム140フライヤー澪筋にぶち込んだりもしてみたけどそんな付け焼き刃が通用するほど甘くなかった。
排水ポイントは餌ッけはあって、水面小型のが泳いでいるしボラも跳ねてる。でも全く反応なし。一旦飯休憩で今日は日にちが変わる前に上げ始めるので上げ始めのタイミングもやってみたい。
休憩後、寝てしまいたい誘惑を断ち切って再度出撃。ほんの数時間で状況はだいぶ変わっていて、商業施設の灯り下、イナッコ跳ねているし一度捕食音が聞こえてシーバス少なそうだけどいるようだ。気合いを入れてフラットラップ10で遠投と岸際、タイドミノースリムでさらに遠投していたけど、灯りが消えてそのどさくさで食ってこないか期待したけど不発。橋のたもとに移動するとここでもイナッコが岸際に寄っていて明らかに捕食者意識している動きなんだけど、ルアーには反応なく粘れば回遊してくるのかも知れないけど、今の体力気力では回遊待ちは厳しいのであきらめて移動。
2本目の下にはウェーディングした本格的なシーバスマンが入っている。釣り人今日は見てなかったので潮的にダメな日なのかとも思ったけど、上げは良いのかも知れない。対岸に入ると餌ッけはあってたまに追われてる臭い動きもあるのであれこれ投げるけど食わせるところまでいかない。魚が薄いのかあと一歩が詰められない感じ。
最後、過ちポイントと排水ポイントチェックして帰ろうとして過ちポイント反応なく、排水ポイントでやっとセイゴ掛けたらバラした。しばらく粘ってアタリは数度あったけどかからず。たまに見かける自転車の釣り人がやってきて、やっぱり上げ潮なのかなと思いつつしばらく粘ったけど、日付も変わって疲れたので撤収。
セイゴ一匹釣れないとはオラもうダメだ。というトホホ感も漂うけど、スカの数で魚を釣ってきた釣り人として正しく積み重ねているモノがあるようにも感じる。ハゼが全然良い天気と釣りに行く予定とが合わないうちに10月も終わってしまい、遊漁船で近所ポイント下流域の落ちハゼ想定ポイント前にも出漁するらしいところのサイトチェックしてたんだけど、今年は漁場形成されなかったのかずっと対岸木更津方面で釣ってたままハゼ乗り合い終了になってしまった。今年はハズレ年だったのかも。ヘラ釣りも秋には新ベラ放流というお楽しみのある季節のようで気になっているのだけど、とりあえず近所ポイントシーバスが惜しいところまで来ているよな気がするので主軸はシーバスで今しばらく行きたい。スカが怖くてシーバス野郎がつとまるかってところ。
○10月28日
今年の秋は良く降る。土日台風の影響で降りそうということで、土曜午後から降り始めた雨に雨具も新調したことだしと冷え込んで膝やら腰やらにきてるけど夕方から出撃。潮は小潮で午後からあまり動かないけど、秋の小潮は内房運河では夕方から夜の長い時間水があるので良い思いした記憶もあってわりと好きな潮周り。
行きしな横目で見ると排水ポイントはまだ濁流放出してなくて良い塩梅で暗くなったら来ることにして、橋の下ポイント、橋の下に水が無いけどいつもちょっと下流の水のあるあたりにイナッコが多くいつか爆発するだろうと張っているのだが今日はイナッコもおらず沈黙。夕まずめは来る途中に1本目と2本目の橋の間がイナッコ結構見えてたので1本目の橋のやや下流でやってみるが反応なく、暗くなって本命の2本目の下流ネット蛇籠周りに移動。
濁りもゴミもまだあまりなくて、そのせいか雨の中ボイル始まるかと期待してたけど水面反応なく、3本目の橋、商業施設の灯り下と探っていく。フラットラップとCDL7、フッコスペシャルのローテの谷間に生産中止になったフラットラップの次をになう候補の浅く潜るフローティングミノー達を投げてみたりするも、3本目の橋の上流岬の上手でフラットラップに1発ゴゴッというアタリがきたのをかけ損ねたのみ。いくつか投げたミノーの中ではハードコアリップレス90Fが今時っぽい見た目の割にキビキビと動いてくれて探せば1000円前後と安く売ってるのもあって良い感じ。あとインビンシブル8が古いルアーという先入観で過小評価していたと反省するぐらいにデキが良い。リップの大きいDRは愛用してるけどちっちゃいリップの方も優秀。今時の重心移動機構搭載のミノーほどは飛ばないけど、ラパラオリジナルフローティングほど動きの良さのために飛距離を引き替えにはしていない感じで飛行姿勢が安定してサイズの割に良く飛んでくれる。もちろん動きはバルサ製?だから出せるオレ好みのおとなしくない動きで立ち上がり早く良く動く。本国フィンランドでラパラを向こうに回して何十年って生き残ってきたのは伊達じゃないと感心。いま日本に輸入代理店がないので入手しにくいのが難点か。
そうこうしているうちに、雨脚が強くなってきて寒くなってきたので橋の下で念のため持ってきていた20年物の鮎用インナーを着込む。雨量が増えると排水ポイント濁流放出しだしそうなので、あわててスカ逃れるために排水ポイントへ移動。しかしこれが、良い塩梅の笹濁りにもかかわらず全く反応なく、上流の過ちポイントも杭の先が出るぐらいの良い潮位なのに餌っけもない。セイゴのアタリすらないとは予想外。
あきらめて移動。夕方1本目と2本目の橋の間にイナッコが居たのを思い出して前回見つけた2本目の橋対岸のポイントに入る。ここはイナッコは居てルアーに驚いてザワザワっとなるのだけど、逆にいうとルアーでビビらせでもしないと水面に群れてるわけでもなく捕食者いないような動き。フラットラップ、CDL7、9、マリブ78上流側に投げてドリフトさせて回収、フラットラップ、ボイル用自作シンペン、CDL9、ハンクルリップレスを下流側に投げてゆっくり引き上げ、という感じでちょっとねばったけど反応ないので、イナッコは居るしここで粘るべきか迷ったけど食ってくる魚いる気がしなくて唯一アタリのあった3本目の橋周りに移動。
移動後も異常なしで、帰りがてら珍しく釣り人貼り付いてなくて入れた2本目の橋の明暗と過ちポイントチェックして終了。今日は釣り人2人しか見なかった。一人とは情報交換したけど「全くダメ」だったそうな。近所ポイントは小潮周りはイマイチなので人山も立っていないのか?それとも季節的にそろそろ終わりなのか。昨年は11月に釣れているので終わりということはなさそうに思う。今夜はまだ雨で増水してなかったのでダメだったんじゃないかと思うことにして、土日降って増水してシーバス川に入ってきて、増水の影響が残ってる間は川を潮にあわせて行ったり来たりしていると想定、次は増水が収まりかけのあたりを狙ってみたい。増水真っ最中にラトルのうるさいバイブレーション投げると釣れるとも聞くけど危ないし「よい子は真似しないでね」というところだろう。一発大物の期待できる時期だとおもうのでスカにめげずにデータ取りぐらいのつもりでボチボチ通っておきたい。
○10月24日
台風は前日午前に抜けてえらい雨が降ったけど、近所ポイントの川は主に都市部を流れていて、雨が降ると一気に増水するけど止むと一気に濁りも収まる。1日後でちょうど良いかなと思っていたら、往き道に明るいうちに見た排水ポイントは予想より澄んでいる感じ。
夕まずめまだ上げているなか、橋の下ポイントをまずは様子見に行く。増水もそれ程ではなくて橋の下あまり水がない。イナッコ群れているあたりにどうにもライギョに見える魚がいる。久しぶりになんでもライギョに見える病を発症したのかと思ったけどどっか上流から流されてきたのか本物のようなので、チャグバグ投げてみると2投目で寄ってきて口を開いたように見えたのでアワせたけどのらず。どっか行った。その後は真面目にフラットラップ8とCDL7を投げてみるが反応なく移動。
本命ポイントの2本目の橋から3本目の橋あたりまでを様子見ながら下っていく。ゴミが浮いているけど濁りは笹濁りぐらいでちょうど良い。ボイルに期待しつつとりあえず潮が下げ始めるまで3本目の橋まわりでルアー投げつつ時間を潰す。
ユックリ下げ始めたので上流方面ネット蛇籠ポイントでライズ待ちながら適当に下流の護岸沿いにフラットラップ10を投げていたら食った。さい先良いと思ったら、ネット準備しているあいだに障害物に潜られた。しばらく引いていたけど外れた感触があってルアー回収できずに貴重なフラットラップを失う。満潮だし足下そんなに障害物ない場所だと思ってたんだけどどうにも最近潜られる。ガックリ。
ネット蛇籠の上流の潮の当たってるあたりが良いのかなと言うことで2つあるネット蛇籠のもう一方の上流に立って蛇籠に掛けないように狙っていると2度ほど明確なアタリがあったけどかからず。是が非でも釣っておきたいのでフッコスペシャル改を魚の目の前通す感じで引いてくるとヒット。魚をなるべく水面近くで暴れさせておいて落としダモに誘導。無事ゲット。50ないぐらいのレギュラーサイズだけどスカ逃れられて嬉しい。ネット蛇籠は良い地形変化を生んでる感じだ。根掛かりしそうなのは怖いけど。
潮効き始めてもライズはないけど、今日は、フラットラップに良い感じに当たってくるので、地形変化や構造物ゴミ周りを中心に岸際下流に投げて引き上げてくる感じで攻めながら釣り下っていく。3本目の橋周りは反応なく期待外れだったけど、商業施設の灯り下、フラットラップ8を護岸の影と灯りの際を引いていると護岸の影から行きよい良く飛び出してきてバコンと食って反転。アワセも決まって寄せてくる。コイツも足下ちかくの杭に突っ込んでちょっと焦ったけど上手くかわして無事ゲット。ちょっとサイズアップして50ちょいなぐらい。複数釣果は交通事故じゃなくてちゃんと釣った気がして嬉しい。
やっぱり障害物に突っ込むことが最近多い気がする。竿がダルくて柔らかいので暴れられているとかそういうことだろうか?いままでシーバスはそんなに障害物に向かっていくイメージなくて割と気にせずあしらっていたけど今後はちょっと頭に置いて対応していきたい。
その後はセイゴがバイトしたけどかからず。再度上流移動しながら探っていくけど、潮が良く効き始めたらゴミが煩わしくなって、ボイルもないので一旦排水ポイントへ移動。
排水ポイント情報流れたのか?2人ほど貼り付いている。潮は高く過ち橋ポイントもまだ杭も見えていないので上流ポイントを探りに行く。一番上流の流れ込み、良い感じの増水具合で流れていてしばらく粘ったけど反応なし。増水で草が倒れて川岸まででられるようになった橋は反応なし。戻ってきて過ち橋、まだちょっと水位高いかなという感じで、しばらく前後を探ってセイゴのアタリが何度かあってバラシ1。杭が見え始めて過ち橋ポイント良さそうになってきたけどボイルはなく、ルアーあれこれ通しても反応無し。
だいぶ引いてきたのでゴミも流れていったことを期待して2本目の橋ポイントへ。ゴミは流れのあたってるいつもの側より反対側のほうがマシなのではと、初めて2本目の橋の対岸に入る。適当に降りていったらたどり着いたけど、実は迷路みたいなルートでしか到達できないようで、人が入りにくくこれは良い場所見つけたかも。
と思ってたら、橋の下流灯りの当たってるあたりでボイル。コレが何やっても食わないボイルでまたまた苦戦。とりあえずCDL7は小さいかとCDL9、今日はフラットラップの日かもとフラットラップ、ボイル用に作ってきた水面に頭をくっつけるぐらいの水面直下を引けるシンペン、ジャンピンミノーをなぜ食わない、シリテンバイブとハードコアリップレス90Sは底擦る感じでイマイチ。ちなみにボイル用自作シンペンはこんな感じ。お手元ルアーにお化粧して太らせた感じでやや軽めに調整。
そうこうしている間に、下流の岸際超浅瀬で捕食音響き始めた。これはコモモ125で食ってくるボイルだろうと、根掛かりしないようにトリプルの1本折った「なんちゃってダブルフック」を装着したコモモを投げて、ユックリユックリ巻いてくるが、予想に反して食ってこない。ジャンピンミノーとボイル用自作シンペンも反応なく叩きまくったせいで嫌がったのかボイルもおとなしくなってしまった。ちょっと頭冷やすのとお茶休憩かねて一旦過ちポイントを見に行って、再度戻ってきて今度は、ベイトサイズ気にせず灯りの下で強いフッコスペシャルなげて反応なく、いっそ大遠投とタイドミノースリム140フライヤーをぶち込んでみるも反応なく、23時過ぎて腹も減ってきたのであきらめる。
排水ポイント、釣れてるのかずーっと貼り付いている釣り人いたけど、帰り際やっと空いたので、釣れない時間が長くなってて最後釣って上がりたかったので、フッコスペシャル改でセイゴ1尾釣って撤収。
イナッコボイル、食ってくるときはそんなに難しくないけど、食わないとなると何やってもダメで魚が居るのが見えてるだけに、悔しくてアタイ夜も眠れないのッ、という感じだが、潮が動き始めてボイル始まったタイミングとか上げてくるのに合わせて魚が入ったタイミングとか、良いタイミングに投げて釣るのが良さそうに思うんだけど、じゃあそのタイミングはいつだ?と聞かれると、夕まずめと潮の動き始めはそうなんだろうけど、良くわからんののよね。どんなボイルでも口を使わすような魔法のルアーはないんだろうけど、タイミングの見極めとか雨の影響を読んでどこを狙うかとかで魔法をかけるような釣りをせねばならんということだろうか?良く分からんけどとりあえず通っとけだろうな。
○10月21日
台風が直撃コースで明日の夜から明後日の午前ぐらいに来るということで、日が暮れた頃に、そろそろ影響出始めたかなとベランダに出てみると、割と穏やかで雨も小雨で嵐の前の静けさという感じ。次の出撃は台風抜けて濁りが収まりかけたタイミングかなと思っていたけど、なんか低気圧前の釣れそうなドヨドヨとした雰囲気があるので急遽用意して出撃。3本目の橋周辺定点カメラの映像だとそんなに増水してない。
排水ポイントは濁流排出中でダメっぽいが、いつもの2本目の橋の下流エリア、水面細かいゴミとか流れているけど濁りはそれ程ではない。夕方満潮から下げに入ったあたりで、最初岸際にいるイナッコが自転車で行くと驚いて逃げるので捕食者いなくてノンビリしてるのかと思ったけど、ネット蛇籠のあたりで水面追われているのが目に付きはじめた。捕食音は聞こえないけど、同じような場所でボイルが起こる。
コレはもらったかなと思ったら、このポイントのボイルはどうにも食ってこない。過去にピックアップバイトのあったハードコアリップレスS90から始めて、ボイル直撃とイナッコの群れの下に付いているシーバスを想定してシンキングペンシル系を上流から流し込むのとをメインの作戦に、コモモ125、ジャンピンミノーT20、フラットラップ10、ラパラCDL9、ザファーストF9、グラバーi68、マリブ78、ローリングベイト、ラパラFMUG11、TDバイブレーションと投げていくけど、1回CDL9にセイゴかボラがかかって外れたのみ。
一旦下流の3本目の橋周り、商業施設の灯り下をチェックして、再度ネット蛇籠周りに戻ってきて、あんまりルアーチェンジばっかりしててもダメかなと、今日はラパラな気分なのでFMAG11とCDL9に絞ってボイル直撃を繰り返すけど、良いところに良いタイミングで結構入れているのにウンともスンとも。だんだん水面も静かになってきて開始から2時間ほどであきらめる。釣り人3人ぐらいで少なめ、朝は良かったらしいし、急に寒くなる前は釣れてたらしいが、いつもの現在形がない釣り師の時制。
帰りがてら1本目の橋と過ちポイントをチェックして異常なしで終了。
2本目の橋の下流、ネット蛇籠のあたりまで、枯れ草の切れ端とかのゴミが水面流れてちょっと邪魔なぐらいでやや濁りが入っている夕方満潮のときに、下げのタイミングでボイルがあるッぽい。でも、ボイルの主に食わせる方法が全然分からない。しばらくスカ食いながらヒントを拾っていくしかないのかな。
間が空いてハゼがどうなったかも気になるしヘラもやっておきたいんだけど、シーバス良い塩梅に難しくて夢中になってしまう。もうちょっと釣れるようになりたいものだ。
○10月18日
明日から雨で台風の影響も出始めたら次行けるのはいつになるかという感じなので、というのは言い訳でワシ悔しくて我慢ならんのでちょっと疲れてたけど連チャンで行ってしまいました。
しかも、午前中の干潮時に昨日引っかけたルアーを磯竿持って回収がてら川の底の障害物の位置チェックに行くという念の入れよう。ルアーは自分の引っかけたのは見つからなかったけど、人様の引っかけたのをラインゴミと一緒に2個回収。障害物は橋桁邪魔で敬遠していた対岸の方が少ないというのが分かって、浅くて餌追って突っ込んでくるのはいつもの側だけど、ファイトのしやすさを考えると対岸もアリかなという感じ。
昼寝して夕方、満潮夕まずめは昨日もボラが居て魚っけあった橋の下ポイントへ。暗くなるまで投げて、フラットラップとフッコスペシャル改にセイゴ臭いアタリがあったのみ。フラットラップぶつけてリップもげた。リップもげると潜らなくなるけど割と動くので水面下に障害物のある排水ポイント上流では使えるかも。
排水ポイントへ移動。フッコスペシャル改で下流側へ投げながら探っていくとポツポツアタってセイゴゲット。久しぶりの魚なので水たまりに横たえて撮影タイム。いいね〜その水飛沫。
こんなちっちゃいの釣って面白いのかと問われれば、それなりに面白いとしか答えようがない。こんなんばっかりしか釣れないと面白くないかも知れないけど(そん時はそん時でメバルタックル出してきて本格的に相手するという手もある)、秋の夜はセイゴの反応多いところを目印に探っていくとズンッと小マシなのが食ってくるので、まずはセイゴで良いので反応させたいところ。
連発するかと思ったけど後が続かず、もうちょっとルアーサイズ上げようとラパラCDL7の蛍光黄色を昨夜なくしたのでパール系ピンク頭で行く。追われているイナッコはこの時期10センチぐらいあるけどマッチザベイトでサイズ合わせるよりなぜか断然小さい5センチぐらいのフッコスペシャルが効くことも多く。ベイトに合わせてとか小賢しいコトするより経験則で割り出した当りルアーの方が頼りになることが多い。
上流投げてラインスラッグ回収するぐらいでゆっくりで巻いて、また上流移動してを繰り返していく。たまにセイゴ臭いアタリがあるけど今一な反応。
昨夜過ちを犯した橋の下。杭とかすべてまだ水中でベイトっけもなくルアーにも反応なしで、もうちょっと潮が引いて障害物が見えてくるぐらいの方が良さそうな感じ、ということで良い感じの潮位になっているだろうさらに上流を狙うべく移動。
下げに入っている時間なのでまずは一番上流のポイント。流れ込み中心に狙うも反応なくベイトっけも少ない。下流に戻りつつもう一カ所橋の下に入ろうとするが、ここは水際まで出るのが難しく断念。
適度に潮も下げただろうと、過ちポイント。午前の下見を生かして対岸に入ってみる。一部長い杭の先が見え始めているが魚っけはない。昨日の今日とはいえ、そんな簡単に予想通りにいくかよと思いつつ上流側の明暗のあたりをCDL7通していたらイナッコが追われ始めた。キタキタッー!
イナッコの追われている感じからすると暗がりに入ったすぐの杭の列についていて、そこから下流側へ追っている感じ。下流側は杭の間隔空いていて水面直下なら通してこれる。追い始めるタイミングに合わせて何度か通しているとゴンとアタったけどかからず。その後はウンともスンともな時間に突入。
シュガペン殉職で1軍復帰のザラパピーで勝負付くだろうと思ったらそうはならず。リップもげたフラットラップの水面直下引きも食わず。杭周りはあまり沈ませられないので切る手札が限られててどうしたものかという「今日もスカ感」が漂う中、本物追い回してるのに小っこいルアー投げても今一かなと思いつつもフッコスペシャル投入。
やっぱり釣れんか。と思いつつダラッと投げてたフッコスペシャル。足下でユックリ浮いてきた魚がおとなしい感じでパクッと食って静かに反転して沈んでいった。イナッコ追い回している荒々しさとの落差に一瞬虚を突かれたけど、ガシガシとあわせるとしっかりかかった。
ドラグ強めに締めてたから当然ながら水面バタバタし始める。堪忍しておくれやす、堪忍しておくれやす、と心の中ではんなりと嘆願しても聞き入れられるわけもなく、イヤッちゅうぐらいにエラ洗いまくり。サイズは昨夜のよりはちょっと小さいかという感じだけど釣りあげられたなら充分納得できる大きさ。水面での抵抗がおさまると当然突っ込む。暴れまくった後なのでか予想したほどは引かない。世界一の安竿(当社比)アグリースティックLiteが余裕でネッチョリ粘っこくタメてくれる。ドラグ出ずに勝負ついた。ボチボチ顔もこちら向くようになってきたので、落としダモ降ろしていつものようにお約束で1回失敗してから仕切り直して無事ネットイン。
60枠ちょっと足りない50後半ぐらい。まあサイズじゃないよね。潮が引いてる時間に下見してまで立てた作戦がハマって釣れたんだもん嬉しくって漏らしそう。
その後も、たまにイナッコ追い回すボイルがあるんだけど食ってこなくて、コレっていう当りルアーがあるわけでもなさそう。CDL、フラットラップ、フッコスペシャル、ザラパピー、手前の障害物のない深い所をピーナツUDR、グラバーi68も試したりしたけど食ってこず、短めの杭も水面に出始めて手前しか投げるところがなくなりあきらめる。デカイルアーは投げてなかったので次回があれば投げてみたい。
帰りがてら、もう一度排水ポイントCDL7で探って、何度かセイゴっぽいアタリがあったけどかからず終了。
珍しく作戦どおりに決まって今日は気分よく眠れそう。たまにはこんな夜もなきゃね。
○10月17日
台風も来そうな秋の長雨、火曜の今日は雨の中休みで午後から降り止んでいたので、夕方満潮前に出撃。
排水前ポイントは濁流排出しておらず良さそうだなと見ておきつつ、橋の下ポイント。満潮近くで水は入っている。イナッコ少なめで1カ所目反応なく、2カ所目不用意に降りていったら橋桁のフッコと目が合う。逃げられた。水辺に降りるときは降りる前にまず岸近く探ってから降りるというのはバス釣りやってた頃からの習慣のハズなのに忘れてた。泳いでいった方とか投げても反応なし。下流のあたりイナというかボラが群れてたのでシーバスついてないかチェックしてたら30センチぐらいのボラに背掛かりで走られたがフックアウト。魚っけはあるようなので暗くなってからまた来よう。
一気に下流まで移動して砂州のポイント上手の橋周り。ベイトもあんまりいないので移動して3本目の橋周り。フラットラップとマリブ78で橋桁周り狙って、下流の岬から澪筋向かってフラットラップ、フライングダイバー、マリブ78とローテさせていくが特に反応無く日没。
ダイキリさんお薦めのマリブ78はこんな感じ。リップはアクションのためというより頭が上向かないように姿勢を制御しているのと、浮いてきにくくしているためのようで、アクションはユラユラという感じのシンキングペンシルの動き。
暗くなって、2本目の橋の下あたりを自転車で行きつ戻りつしながらボイルを待ち、餌ッけがあれば投げていく。ゴミも流れてて笹濁りで良い感じだと思うのだがシーバスっぽい反応はなく、小一時間であきらめて橋の下ポイントへ。イナッけはあって食っても良さそうな感じだけど、CDL7、フラットラップ、マリブ78反応なし。
これは手堅くいっとくかと、排水ポイントに移動。フッコスペシャル改でセイゴでもなんでも釣るつもりで投げていく。排水から泥水出ていなければ魚は戻ってくるようで、ポツポツとアタるのだが今日はかかりが悪くセイゴ1バラしのみと厳しい。
上流へ展開していく。反応薄めなのは濁りの中でフッコスペシャルは地味すぎたかなとCDL7を投げていく。橋のたもとまでくると橋の下ボイル発見。急いで駆けつけてぶち込むと一発で食ってきた。奥とやや手前の斜めになった岩盤の終わりぐらいに杭が並んでいるので、潜らせないように首バシャバシャ振らせながら一気に距離を詰める。サイズは60ぐらいあって割と良い。岸近くまで寄ったので一安心して、斜めの岩盤を降りていく。その間ちょっと潜られて杭まで行かれるとまずいので止めて浮かせようとしたら、なんか変なところでバシャバシャやっている。真っ直ぐ前に引かれているのに2,3m下流で暴れている。何が起こっているのか一瞬訳が分からなかったが、足下近くにも障害物があって巻かれて下流に走られたという最悪の事態のようだ。魚は元気にドラグ鳴らしてさらに下流に行こうとする。こすれて切れそうなのでとりあえず引っ張らずに逆向かないか待ってみるが、むしろ岸際に寄ってきてつかめそう。ライン出して寄っていったらさすがにちょっと岸から離れてしまい、ネット投げたらルアーに引っかからないかとか色々考えるが焦って良い考えが浮かばない。魚はだいぶくたびれてきたのかおとなしくなってきた。これならユックリ引っ張ればひっかかった障害物の所まで寄せてあとは待っておけば逆に泳いで外れるんじゃないかと思い、ユックリ引っ張り始めたら切れた。ガックシ。もう一匹ぐらい居ないかと急いでラインシステム組み直してシュガペン投げるも、奥の杭の手前左側を狙ったのに杭直撃で根掛かりロスト。心の乱れがキャストの乱れ。
せっかく見つけたボイルで食わせたのを取り損なったのも悔しいけど、魚の口にルアー付けたままにしてしまうという失態に加え、さら根掛かりでゴミを増やすという恥の上塗りに、アタイ悔しくて悔しくてッ!
後から考えたら、岸近くに魚が寄った時点で、さかながそれ以上遠くに行かないように竿先から出したライン握ってベール起こして竿をフリーにして、竿先でリーダー前後のラインを引っかけて寄せてきて、そのラインたぐって取り込めば良かった。なんてのは切れてから思いついても後の祭り。次回からはこの場所ではドラグきつめで魚ずっと水面で暴れさせたままやりとりしよう。飛んでる間は水中の障害物にはかかりようがない。マングローブの根元でバラムンディーかけたときのオージーの作法にならうべき。
心乱れまくって、このままでは帰れん、と粘る。さらに上流はすでに引き始めていて次の橋は底の段差が現れる水深で一応投げたけど反応なし、逆に段差の上はそこそこ水深あるのでその上の一番上流のポイント流れ込みから護岸の深みにかけて狙うも反応なし。引き潮ともに律儀に下流へ移動するものなのだろうか。運河で釣ってたときはそうみえたけど、ここは運河ほど潮引いても干上がらないので残るのかもと思っていたけどやっぱり居なくなるのか。
引き潮時なら3本目の橋の岬前は流れが絞られて潮が効くはずなので、一気に移動。予想通り良い塩梅に潮がガンガン流れるなか、CDL9とマリブ78でややアップクロスに投げて下手に流れるまでラインのふけを取るぐらいの感じでドリフトさせて、下手で抵抗かかりはじめたらユックリ回収。という感じでしばらく粘ってみたけど反応なく、上流移動して魚っけあった橋の下ポイントも反応なく、最後悪あがきで排水ポイントもう一回。CDL9に2度ほどあたってセイゴ1バラし。
すっかり潮が引いた切られたポイント、底に降りてみると、岩盤の終わりの杭群の他に、岩盤の途中にも昔係船に使った杭の名残か2本ほど杭の残骸が残っていた。コレに絡まれたくさい。
シーバス釣りにバラしはつきもので悔しいけど仕方ないと割り切れる。でもライン切られるのは下手くその証明以外何物でもなく、一夜明けても40年近く釣りしてきておいて何をやっているんだと自分に腹が立って仕方がない。障害物多めの場所ではドラグきつめという基本の基本さえやっていれば、もう少し何とかなったかも知れない。ラインはジャストロン2号にリーダーフロロ3号で引っ張り合いなら竿でためている限りフルドラグ近くでも切れることはない。深く反省して次同じ失敗を繰り返さないように肝に銘じたい。毎回ボイルの起きるパターンが違っていて読めてないけど、季節が良いのかそれなりにチャンスはやってくる。そのチャンスをみすみす無駄にしていてはどうにもならんということだろう。
障害物周りでシーバス釣るときは、ドラグきつめで、掛かったら飛ばさせまくって水面を寄せてこい。
○10月13日
暑かったり急に寒かったりが腰にくる。でも今日から秋雨前線停滞でしばらく降るらしく、本格的に増水し始めると釣りするのも危険なので、降り始めた今のうちにとりあえず行っておく。
夕方明るいうちに小雨の中カッパ着て出かけると、排水ポイント上流、良い感じの濁りになっていてコイが水面で流れてくるものを拾い食いしている。のを横目で見つつ下っていき、2本目の橋のところで川岸に降りて、川面を注視しつつ3本目の橋へ。
雨が強くなってきたので、明るいうち橋の下からライズ起こらないかあちこち見ながらルアーの試し投げなどしてウダウダ。13日の金曜日ということでベビーラッキー13もルアーケースに忍ばせてきた。
2本目の橋から下は全然濁ってなくて、これはボイル無いかもなという感じ。でも橋の上流でフラットラップ8青銀にヒット。最初のえら洗いでバレた。30チョイ位だったけど釣っておきたかった。
その後は、暗くなってもボイルもなく静かで、二つの橋の間をチャリトロしながら行ったり来たり、追われてないけどイナッコ居るところでは投げてみたりするも反応なく、これは上流の方しか濁りまだ出てないな、ということで移動して橋の下ポイント周辺、イナッコ居るけどノンビリ泳いでいるだけ。
仕方ない、排水ポイントでスカ逃れて帰るかと行ってみると、排水溝からえらいドブ臭い濁り水が出ている。雨降ってるときはこんなになるんだっけ?記憶と違う気がするけど事実ドブ臭いので仕方ない。ためらわずセイゴでもなんでも釣る気でフッコスペシャル改を投げていくも、全くアタリもかすりもしない。ドブ臭い濁り水の中では動きのあるルアーじゃないとダメかと、サスケSS75を投げるもこれまた反応なくお手上げ。上流へ釣り上がるもコイは活性高く水面で何か食ってるけど。イナッコも追われていない。
雨も一旦上がって、再度、3本目の橋方面に移動。雨が上がるとべた凪だけど、水面鏡のようで生物反応乏しく、橋周りや灯り下を試すも反応ない。
最後、帰りがてら排水ポイント上流、前回チェックしたときにアタリのあった一番上流でフッコスペシャル、サスケ、ロングAでローテーションしていくが不発。濁り具合とかちょうど良い感じなんだけど、なぜかアタリ一つなかった。
今日は小潮で午後の干潮はあまり引かない川の中に潮が長く留まる潮周りで、秋の内房の運河とかで良い思いした潮でもあり、良い感じに釣れるだろうと期待したんだけど、ぜんぜん魚がどこに居るのか分からない状態でさっぱりだった。シーバス釣りって釣れないときは何すれば良いのかさっぱり分からなくなる。めげずに次は濁りが出てちょっと収まってきたぐらいのタイミングを狙いたい。
○10月9日
雨の影響ももう収まっただろうし、よく動く潮のうちにハゼに行っておきたい。日没後ぐらいに満潮なので上げ始めた昼過ぎに最下流の落ちハゼ想定ポイント、3時頃良い潮位になってるはずの砂州ポイント、釣れれば夕まずめ再度下流ポイント、釣れなければ3本目の橋の岬の浅場でスカを逃れるという予定。帰りにシーバスもちょっとやるか。
自転車で道路渡らずとも橋の下をくぐって行けて、かつ土手の上り下りが一番少ないコースを予習どおり快調に走って、30分ほどで到着。結構日差しがあるので影になっている橋の下に4,5人いて軽く人山っぽくはなっている。バケツ見せてもらうと2,3匹ずつという感じだけど、よく見るとウロハゼだ。ということはちょっとゴロタっぽい底なのか?3本ほどある候補の橋の内一番下の橋のたもとで始める。チョイ投げと4.5mでのミャク釣り。しかし反応がない。やっと釣れたと思ったらスジハゼかな?ハゼの仲間は正直ちょっと同定自信がない。
ちょっといかんともしがたい渋さなので、釣り人多い1本目の橋に移動。全然バケツの魚が増えたように見えない。チョイ投げで探ってみるとやっぱりゴロタなのか根掛かりが多くて釣りにくい。しばらくやって周りもつれていないので、橋とか有るたびに2,3投チョイ投げしつつ砂州ポイントへ移動。
良い塩梅の潮加減でチョイ投げとシモリ仕掛けの2本で粘る。15時頃から1時間弱でシモリ浮子が明確に引っ張られたアタリが1回、誘いを掛けたときに仕掛けがややもたれる感じのアタリが2回、すべて餌だけとられた。居ないわけじゃなさそうだけどメチャクチャ渋い。
夕まずめは頼みの綱の3本目の橋の岬周り。これが到着すると良い感じに夕方なのに人山立ってない。マジかよ大ピンチ。とりあえず釣り座は選びたい放題なので、チョイ投げ仕掛けぶち込みつつシモリ仕掛けで岬の先から振り切って流したり、潮裏の浅場で誘ってみたり、色々やってみるけど反応ない。コレは今日はスカ食うなと覚悟する。
とりあえず岬の先っちょの潮の効いているあたりを流しつつボケッとしてたら、沖目の水面魚がなんか食ってる。ちょっと上流でパン撒いてフライでコイ釣ってる釣り人が居たので、コイが流れてきたパン食ってるのかなと思ってたらバシュっと音がして水しぶきが立ちイナッコが逃げ惑っている。シーバスのボイルやんけ、ということでアワ食ってチョイ投げ仕掛け回収してとりあえず試してみようと持ってきてたシュガペン9センチをボイルの向こうにぶち込んで高速ツィッチかけながら引いてきたら、全身みせてバコンと出るんだけど食いそこね。ビックリアワセせずに落ち着いていたので再度誘うとまた出るけどまた食いそこね。誘ってくると後ろ付いてきているのが見えるけど、最後また出てなぜかかからない。すぐに投げ直して1発食ったけどこれもちょっと後ろで出てるんじゃないかって感じの食いそこね。3投目以降は出ずボイル終了か?これでもかっていうぐらいに高活性で食ってくるけどかからなかった。
一旦竿置いてシモリ仕掛けの方を上げてみるとなんと釣れてた。流したり誘ったりしない方が良いのか。サイズは今期一か。
ハゼはシモリ仕掛け放置で、ルアーちょっと水面下引いた方が良いのかと思って、フライングダイバー久しぶりに投げてみたけど反応なく、シーバスどっか行ってしまったかなと思いつつもフラットラップ8青銀に換えてボイルのあったあたりを引いていると何投目かでヒット。
ガシガシあわせてファイトに入る。寄せてきたらけっこう良いサイズで60はありそう。夕方の人通りの多い時間帯で土手の上から注目を浴びる。ジャンプやえら洗いのたびに後方でどよめきやら「ここでルアーで釣れてるの初めて見た」とか聞こえてくる。寄ってきて下流側に寄せて降りていってハンドランディングだなと一旦顔をこっち向かせて誘導しようとしたらポロッとフックアウト。後ろからため息。ガックシ。
横着せずにネットも持ってきてるのを組み立てておけばランディングまでの時間が短縮できたかも知れないとか、後悔先に立たずだけどいまさらながら落としダモを用意して、未練がましく投げてみるけど反応なく、あきらめて竿置いてハゼ釣りに集中しようとしていたら、やや下流でボイル発生。
速攻でフラットラップぶち込む。ちょっと直撃すぎたかという位置に落ちたけど、巻き始めた直後に水面で出て一回転。食い損ねてないか?とリール巻いて確かめると重さが乗ったのでガシガシガシといつもより多めにアワせております。寄せてきたら2回ぐらいえら洗いしてドキドキしたけどガッポリ口にルアーが入っていてバレることはなさそうな感じ。落としダモ下ろして誘導してきて1回失敗して2回目で無事ゲット。さっきバラしたヤツがまた食ったんじゃないかと思うぐらいに同じくらいのサイズ。
ハゼ釣り行くのにもちゃんと60枠のタモ持って来てるところが偉いと自画自賛。63ぐらいかな。充分満足のサイズ。近所ポイントのイナッコへのボイル攻略、ちょっと思ってたのと違う形だったけどまあ結果オーライ。今日のボイルはルアー良いところに通せば簡単に食ってきた。食ってくる魚が居るときに釣っとけというのも大事なことだろう。一発必中とはいかなくても、2発かけて1匹釣ったのなら上出来。
口の奥の方にかかってちょっと流血してたので心配して水につけて前後に揺すったりしたけど、すぐに血も止まって元気に泳いでいった。
その後はボイルもなく、ハゼも釣れず日没で昼の部終了。
帰り道、ボイル探しつつ2本目の橋は先行者ありで1本目の橋の明暗ちょっと投げて、排水ポイントへ。今日はセイゴはイイやな気分なので、普通のフッコスペシャルを投げる。ちょくちょくアタるけどセイゴっぽくてフッキングしない。小マシなサイズも居るだろうとルアーのボリューム上げてラパラCD7のリップ折れたのを投げているとセイゴゲット。
しばらく探ってから、満潮で潮がかなり高いので、明るい時間には絶対シーバスなんてこなさそうに見える上流をチェックしてみる。
やっぱり、夜潮が入れば上がれるだけ上がるようで、イナッコが追われていたしセイゴっぽかったけどアタリもあった。
マハゼの動きを完全に見失っているけど、シーバスの方は幸運もあって釣れている。釣れる魚釣っとけかもしれないけど、マハゼは下流でウロハゼ釣りながら待つ感じだろうか?引き続き狙ってみたい。
○10月7日
金土と降る予報だったけど、土曜は早々に雨があがって曇り空。ちょっと降りが足りないかなと思ったけど、夕方満潮前に出撃してみると結構濁り出ていてシーバス的には良さそうな水色。ややゴミが多いか。
明るいうちに、橋の下ポイントを確認に行く。水量は充分でイナッコも多少いるんだけど追われてはいない。とりあえず橋の下にフラットラップとザラパピー投げ込むも反応なし。
本命の近所ポイント2本目橋の下流域に移動。ハゼ釣りの人チラホラ、セイゴ混じりで数匹という感じのバケツの中。
新しいルアーを投げて泳がせたりしつつ日没を待つ。グラバーHi68はなるほどユックリ目に引くとふらーっとするぐらいでほとんどアクションしない。ペンシルを当初入れていたサミーから急遽レーベルのジャンピンミノー9センチに変えていたので、それも投げてみた。レーベルミノーのリップ取っ払って縦浮きにしただけのようなやっつけ感満載のペンシルだけど、ドブンと頭から潜らせやすくかなり良い感じ。安っぽい見た目(実際に安い)に反してかなりやりそう。目視してないと制御不能なレッドペッパーほどは予測不能な動きじゃないので暗い中使うにはちょうど良さげ。シーバスに潜る系のペンシルって投げたことないなと思ったので試してみたかった。
暗くなって潮が下げ始めると、あちこちでザザザッとかイナッコが追われる動きが始まった。ややゴミが多くて邪魔だけどイナッコの動きを目印に、とりあえずフラットラップとザラパピー投げてみて反応ないのを確認して、近所ボイル用ボックスに交換。たまにボシュッとかボイルしてるなかグラバー、ジャンピンミノー反応なく、ハードコアTTリップレス90Sを岸近くの下流でおきたボイルにぶち込んだら、アタリくさい反応があって、かけ損なったかと思って回収していたらピックアップするルアーにバコンと食ってきた。けど伝家の宝刀ビックリアワセを抜いてしまいスッポ抜け。秋のシーバスのアワセは魚がルアー咥えてむこう向いてからぐらいの遅アワセとあれほど言うたにもかかわらずやりました。スイマセン。
これは最初で最後のチャンスを逃したかと思いつつも、ハードコアリップレス中心に、コモモ125、スリムワンダー110、ラパラCDL9、ローリングベイト、とりあえずボイル攻略のために持ってきたルアーをあれこれ投げてみたが反応なく、小一時間ほどすると、どうも水面で餌食ってるやつでもモコッと出る感じの捕食音地味目のはマルタが流下物でも食ってるっぽいきがしてきた。バシュッという派手な音とイナッコの群れを目印に、下流の3本目の橋周りまで様子見に行ったりしつつさらに1時間ほど粘るも反応なし。シーバスっぽい反応も少なくなってきたので、もっと下げた時間に再度来ることににして一旦排水ポイントをチェックしに行く。
排水ポイント2人ほど入る準備していて、先行者に良い場所ゆずるのが筋かなと「上流やらせてもらって良いですか?」と聞いたら「いいですよ」と言われたんだけど、一瞬間があった気がしたので「どこやろうと思ってました?」と確認したら上流側だったそうで、下流が釣れると思ってるので喜んで下流に。意思の疎通って大事だね。
必殺のつもりでくりだしたフッコスペシャル改。何度かアタリはあったもののかからず苦戦。魚はいるようなので結構粘ったけどどうにもこうにも。
2人組も移動していったようなので、上流へも釣り上がってみるけど反応なく、手堅く釣れる感触はなんだったんだという感じになってきた。今夜は濁りが強いのでもう少し動きのあるルアーの方がイイのかなと買ってあんまり使ってなかったサスケSS75を投げてみる。あんまり潜らない細めのシンキングリップレスミノー。
とりあえずスカは逃れたけど、またよく食ってきたと思うようなセイゴちゃん。まあ釣れたし文句言うな。
いつも切り上げる橋のたもとまできてUターンしようとしたら、さらに上流でバシャバシャッと餌を追うような音が聞こえた。草むらかき分け適当に手前のかけ上がりを意識して上流に投げて引いてきたらヒット。今度は小マシなサイズで一応ネットも使って無事ゲット。50ないぐらいか。
サスケ好調で帰りながらもう1尾セイゴ追加。
一旦上がってついでにもっと上流も見ておこうと、さらに上の橋の下に降りて草かき分けて投げてみたが不発。
移動して、1本目の橋明暗チェック後、再度2本目の橋下流域に戻ると、流れがタラーっとおとなしくなっていて、潮だいぶ引いて浅瀬にイナッコが居て近づくと逃げるけど追われている動きはない。適当に投げながら小一時間反応を探るも不発。
最後、しつこく排水ポイントもチェックしてみたけど、潮が引くと魚出て行くのかアタリもなくなった。
23時前に撤収。イナッコのボイルなんてバチみたいな時間限定じゃなくて一晩中とまではいかないまでも下げてる間はずっととか続くと思っていたけど、下げ初めてか日没後か割と時間限定のようだ。始まったすぐが最大のチャンスなのはどんなボイルでもライズでも一緒か。ルアーはまだ良いも悪いも分からないけど、細めのシンキングリップレスミノーはとりあえず釣れる気がしてきた。まあ、ボチボチ試して楽しんでいきたい。
○10月2日
土日は宿舎の用事だのでまとまった時間がとれなかったので、月曜に出撃。
ハゼがまだ夏のパターンで浅いところで釣れるのなら干潮前後の近所ポイントで釣れるんじゃないかと、とりあえずまだ下げている8時頃からスタート。ジャブジャブ入って橋の影あたりから初めて、反応ないので上流側いったり下流側来たり、沖めも岸近くも、オモリ無しでも有りでもアタりもかすりもせず、下げ止まって軽くあげ始めても食う気配がないので移動。
3本目の橋、結構引いてるので振り切って澪筋っぽくなってるあたりを狙ってみるけど、反応無く割と効いてた上げ潮も緩くなったタイミングで移動。
下流の方がもういいのかもと、砂州のポイントへ。まだ砂州干上がってるけど上流側のかけあがり狙うもこれまた反応ない。干潮から多少はあげたはずなので、再度近所ポイント狙ってみるけどやっぱり反応ない。これは干潮からの上げどきはダメな季節に突入なのかなんなのか?
このままスカ食っては悔しいけど、満潮近くにならないと状況変わらないだろう。満潮16時にあわせて15時頃から始めるとしても、まだ昼前で時間があるので部屋に戻って昼食&昼寝。
一回寝てしまうとまたやる気を盛り上げるのに苦労したけど、14時ころ出発。そこそこ潮位あるはずなので橋の下シーバスポイントの確認から。水もあってイナッコいたけど全くのんびりと広がって泳いでたのでルアー投げず。
一気に下流に下って、水没してるだろう砂州ポイントをやって、さらに下流の落ちハゼ想定ポイントでちょい投げ試してみようと自転車こいでいくが、途中3本目の橋ポイント、狭いエリアに7人という今期一の人山。午前中全くハゼの気配なかったけど釣れるのか?とちょっと見てたら、見てる間にポンポンあがってる。ビクにもみんな10匹ぐらい入れてる。やっと釣れ始まったと思ったらちょっとアタリ遠くなってきたとのこと。出遅れたか?
入れる場所が木と木の間の仕掛け絡めそうなところしかないけど、ここで釣らねばスカ食うぞと根性決めて始める。左右にあまり流せないので、振り切ってちょっとだけ流して手前に誘ってくる感じで、以外に浅い手前で食ってきた。
1匹目は木の枝あるの忘れて喜んで抜きあげて予定通りひっかけた。何とかハゼも仕掛けも回収。
その後もポツポツと窮屈な釣りながら拾っていく。サイズは良い。
16時頃に上げてたのが止まって潮が効かなくなるとアタリが遠のき、みんな帰り始めた。この時点で7匹。
どうせならつ抜けしときたいなと、夕まず目下げはじめのタイミングでまた食ってくるだろうと、常連さんが帰っていくことから考えると甘々な感じもするけど期待して、岬の先端も空いたのでそちらに移る。
徐々に下げが効き始め、ちょい投げとしもり仕掛けの二刀流でいく。ちょい投げ放置でしもり仕掛け前回のイメージで深めを流していくが食ってこない。しばらくやってみてアタらないので近目を流してみたら一匹追加。これは浅めかなと同じようなところを流すけど追加なし。
でも、なんとなく今日は浅いところの方がよさそうということで、17時頃夕まず目っぽい暗さになってきたころ、さっきやってたところのちょい上流に移動。
しばらくしてちょい投げのラインが下流側に流れたような角度になっていたので入れ直そうとしたら釣れてた。飲んで勝手にかかってた。しもり仕掛けにもきて、なんとかつ抜け。
その後は、ポチポチとしもり仕掛けで釣れてきて、17時半ぐらいまでに13匹まで数をのばした。木の間の場所も結構あたった。その後暗くなって終了。
サイズが良くなってるのでおかずには十分か。
夏場のように上流の近所ポイントで干潮時に釣れてくるということはないけど、下流の深場に落ちているという状況にはまだなくて、満潮近くの上げてる時間帯と夕まず目に割と浅場にあがってくるのを釣るという感じになっているっぽい。端境期なのかいまいち読み切れてないけど、しばらくは人山にもぐり込んで釣っていくしかないか?3本目の橋以外に釣れる場所が探せれば釣り座の確保が楽になるので意識しておきたい。
帰り道、ボイルないかなと一応ちょい投げタックルとして持ってきたパックロッドを持ったまま、川沿いを自転車漕いでいく。雨降って濁らないとボイルはなさそうな感じだった。
排水ポイントは、雨降らなくてもネット蛇篭の岬があった時代には釣れていたので一応投げてみる。釣れなければ、やっぱ雨降った方がいいなという感触が得られてそれはそれで必要。
フッコスペシャル、セイゴがシッポかじってもフッキングするようにフックの位置を下げたフッコスペシャル改を作ってきたのでそれを投げていく。
いったん上流側に投げていって反応無く、戻ってきて今度は下流へ。基本岸際ギリギリに投げてゆっくり巻いてくるだけ。
アタリっぽいのが一回あって、なんかおるなと思って投げていたらヒット。ドラグ鳴らしてちょっと走ってセイゴじゃないなと思っていたら体が抜けるジャンプ。ンンッ?えらいシーバスにしては寸詰まりな体型やなラージマウスバスでもかけたかな?と思ったけど、その後もバッシャンバッシャン飛びまくるのを寄せてくると銀色でシーバスっぽい。餌たくさん食って太ってるのかなと思いつつ落としダモに誘導。無事ゲット。50くらい。
あげて置いてみると、体高が高いのはたまにいるけど、なんか尾丙も太いように見える。ヒラスズキっぽいマッチョなカッコいい個体だなと思いつつ写真を撮って、まさかなと思いつつも顎の下を見てみると、なんか前のほうグニャグニャした形、後ろのほう銀色の四角っぽい形の鱗っぽいのがあって、ヒラスズキの判別方法の写真の通りになっている。老眼で小さい鱗がいまいち見えてないけど、逆なでするとザラザラしててやっぱり鱗っぽい。とりあえずマクロモードで接写しておいて確認したけどやっぱり鱗あるように見える。
驚きのヒラスズキっていうかヒラフッコである。東京湾でも内房の地磯とかなら聞くし、伊豆とかでは川にも入るとも聞くけど、まさか東京湾に注ぐ都市河川の中流域でヒラ釣れるかよ。予想外すぎる。まだガーパイクやらアロワナ釣れる方が驚きは少ない。
ヒラスズキは九州でそれっぽいセイゴを釣ったけど、小さすぎて顎の裏の鱗が確認できなかったので、一応釣ったことない魚に整理していたので初物である。これがほんとにヒラスズキならだけど。違うよというご指摘あれば是非教えてほしい。なんというかヒラスズキにそれほど幻想抱いている訳じゃないけど、それでも近所のドブみたいな川で釣れてほしくない気はする魚なので、マルスズキですよ、という見分け方とかあれば是非。
(追記:その後ググったりして調べたら顎の裏の鱗はスズキにもある個体が居るそうで、同定の基準は背ビレ軟条数15か16(まれに14で12〜14のスズキとかぶる)が手堅いとのこと、勉強になりました。この辺の詳しいところは「屋久島産標本に基づくヒラスズキ Lateolabrax latus の再記載と河川における生息状況」(村瀬ほか2011年)という論文に詳しい。それによると顎の下の鱗もヒラスズキの方が発達していて種間で違いがありそうとのこと。前方で2列以上が融合したようになってるのがヒラスズキっぽい。写真のがまさにあてはまる。標本をほとんどルアーで釣ってる上に最大個体1130mmとか度肝抜かれたりして面白いので検索のうえ一読をおすすめします。)
リリースして狸に化かされたような気持ちのまま釣り再会。そこそこアタリあってセイゴ2匹追加。
こういうサイズをかけるために作ったルアーなので良い案配にフッキングできて満足。別にこのサイズをそんなに釣りたいわけじゃないけど、コンッっていうショートバイトがそこそこサイズのショートバイトなのか、単に小さいのがシッポかじってるだけなのか、かけてみないとわからないのでそういうときに小さいのもかけられるルアーをという目的で作った。まあスカ逃れるために必死で投げることになりそうな気もするけど、状況わかれば小さいのがフッキングしづらい普通のフッコスペシャルにチェンジして小ましなサイズだけ狙い撃ちとか小癪なことをしてみたい。
排水ポイントは雨降らなくてもとりあえず魚はついてるし食ってくるようだ。
明日から雨のようなので週後半に近所ポイントのボイル攻略に挑戦できるといいんだけど、天気と魚のご機嫌次第かな。ハゼの動きもなんとかギリギリでスカ食わずに追えている気がするけど、なんとかこのぐらいの釣果でもいいので落ちハゼの時期まで追い続けたい。
1日釣りして疲れたし、腰も膝も痛いけどだいぶましになってきたような気がする。引き続き養生しつつリハビリを。
○9月28日
午前中警報出るような雨が降っていたけど午後には小雨になって、どうにもこの時期の雨はシーバス行きたくなって困る。まあ、そういう時は近所に行っとけばいいやということで、夕まずめから夜の満潮前後を釣る予定で自転車で出かける。出る頃は雨やんでいたけど途中降ったりやんだり。
まずは橋の下ポイント雨の増水で水が無いか明るい内にチェック。濁りはそこそこ入ってて良い感じだけど橋の下に水は無し。
排水溝ポイント、対岸が土砂とか除かれて釣りやすくなっているので下見がてら排水対岸からスタート。下流上流チェックしてインビンシブル根掛かりでなくしてショック。
でも暗くなってきて排水溝前の護岸際を引いていたフラットラップにヒット。
魚食魚は自分の1/3くらいのルアーは食ってくるというのが渓流とかではルアーサイズ選びの基準の一つだけど、1/2ぐらいありそう。
もうちょっと小マシな魚もいるだろうと、フラットラップとフッコスペシャルで粘ってみたけど、フッコスペシャルに2度ほどアタったのみ。かからないのは魚が小さいのか?
移動してバチの時期に釣ってるいつもの2本目の橋の下流、若い子がタモ貸してあげたことを憶えていたらしく挨拶してくれた。情報交換すると散発的にボイルがあるけどなかなか食ってこなくて1バラしのみとか。やっぱり雨降ると活性上がるようだ、そして難しいようだ。
徐々に探りながら下流に移動しつつ釣っていく。情報どおり、充分射程距離のチョイ沖目でイナッコが追われるボイルがある。フラットラップとフッコスペシャルで狙っていくけど反応無く、今年のイナッコは10センチあるぐらいのやや大きめなのでルアーサイズ上げるべきかと12センチのロングAとか、水面直下のニョロニョロも試してみるけど反応ない。しばらく行ったり来たりして橋の灯りの外ぐらいからネット蛇籠のちょっと上流ぐらいまでボイルがあることを確認して、別の場所もチェックしに行く。
3本目の橋は反応なし。商業施設の灯り下はイナッコの群れが1つウロウロしていてたまに追われているのだけどルアーには食ってこない。ボイルと関係なしに足下通してたフッコスペシャルに一回アタったのみ。
再度移動でネット蛇籠の上流で、まだボイルしているので今度はちょっと沈めてみようとシリテンバイブ、リトルジョージと試してみるも不発で最後またフラットラップ投げてたら徐々にボイルなくなってしまった。
移動して2本目の橋下は釣り人ありだったので、1本目の橋の下明暗チェックして反応なく、最後にもう一度排水溝対岸ポイントに入る。
沖目はほぼ捨てて岸際を狙っていくと、フッコスペシャルにはアタるものの魚が小さいのかかからない。この際小さいのでもいいやとサイズダウンしてセイゴスペシャル投げるもかからんものはかからん。仕方なくフッコスペシャルに戻して一旦上流探りに行って戻ってきてやっとかかった。近所ポイントシーバスにはアグリースティックライト7fを使ってみているけど、良い塩梅に曲がってくれてる。引っこ抜けそうなサイズだけど念のため落としダモ使って無事ゲット。
40ないぐらいだけど久しぶりにハゼ釣りで釣れてくるようなサイズ以外を釣ったので嬉しい。
もう少し釣れるだろうと小移動繰り返しながら釣っているとヒット。これは小さかった。
やっぱりコンッていうショートバイトはセイゴくさい。でも次に来たのはサイズアップ。
40くらいだけどこのくらいあればそれなりに引きも楽しめるし文句はない。コンってアタリはとりあえず無視してグラスムクのティップの食い込みの良さに期待して、かかってバタバタ暴れ始めるまで待ってアワせるぐらいの遅アワセのほうが良いように感じた。
その後下流に移動して、ゴミの周りでかけるもゴミに化けられてしまう。なんだかんだで10時近くまで遊んだので終了。
排水溝脇のネット蛇籠の岬が工事でなくなって以来、どう攻めたら良いのか分からなくなっていた排水ポイント、雨降ってそれなりに魚が入ってくれれば何とかなりそうな感触を得られた。2本目の橋下流域のイナッコボイルは攻略は難しいけど、魚いるのに食わせ切れないのは悔しいので、ちょっと作戦考えなければならない。まあ釣れそうなルアー色々持って行って片っ端から投げてみろぐらいしかないけど、どのルアーを選ぶかとか妄想せねばなるまい。次雨降るのはいつだろうか。
○9月26日
土曜ぐらいに結構雨降ってシーバス釣りに行かないかんなと思いながらも前回の3連チャンの疲れからか今一な体調で、無理しても仕方ないのでボチボチ回復した今日火曜天気も良いのでハゼ釣りに、昼間あまり引かない干潮が来る潮で河川や運河内に潮がユックリ上がって留まる秋の運河のシーバスとかでは狙い目の潮なんだけど、逆にハゼ釣った経験無かったのでどんなもんかとデータ取りも兼ねて上流から下流まで一通り見ることにする。
近所ポイントは軽く人山で平日なのに家族連れとかも居てそこそこ賑わってる。でも釣れてるのは一番上流のミャク釣りのオッサンだけみたいでたぶんちょい投げの家族連れとか苦戦してる。
とりあえずこれから上げ始めるし良い潮位だろうと砂州のポイントへ向かう。途中もチラホラと釣り人あり。冬に浚渫した時になぜか護岸の岸辺に2カ所くらいネット蛇籠を積んでくれたところがあって、玄人っぽいオッチャンが脇で3人並んで釣ってたり、ルアー引っかかってるのが確認できたりと、わりと釣り師的には良いところに入れてもらった気がする。下流域は真っ直ぐな護岸ばかりで3番目の橋前後の、もう流れてなくなりそうな天然物の岬がわずかに残っているだけなので、こういうのは価値があると思う。上の方には早速草生えてきて一見「管理不行き届き」的な感じになってるけどそれが良いんである。土木屋さんもちょっとは分かってきたのか?
下って砂州ポイント。ちょうど良いぐらいの潮位だし、初めてこのポイントで自分以外の釣り人発見。これは釣れるだろうと思ったけど、全く反応無し。先行者にも聞き取るけど「去年は今の時期釣れたんだけど」という例のごとくの現在形の無い釣り人の会話。
上げてきたら釣れ始めたこともあったのでしばらく粘る。良い感じに上げ潮で仕掛けが流れ始めても変化なしなので、もうちょっと沖目を狙うべきかとか5.4mも出してみたけど変化なく、こらあかんと見切る。
ひょっとして下流域がそろそろ良いのかもと淡い期待を胸に、落ちハゼ釣るのはこのあたりと見当を付けているところまで下がってみるけど、全く釣り人いない。都会の川はこの辺分かりやすくて釣れ始めてれば人山が立つはずなので、これはまだ落ちハゼの時期には早いと判断。
とりあえず夕まずめにかけて腰落ち着けて、潮満ちてくる潮位の高い中で釣ると考えると、人山だった近所ポイントは入りにくそうなので、3本目の橋の天然物の岬周りと決めた。
いつもなら夕方にかけて常連の玄人衆が陣取ってるはずだけど今日は誰も居ない。今一釣れてないんだろうなとは思うけど、他に選択肢も少ないので岬の上手橋のたもとで始める。
岸際浅場で1発目でアタったのでこれは良い時間突入かと思ったらそれっきりで、4時過ぎるまで1時間ぐらいは途中浅瀬をアカエイがやってきて、興奮して目の前ミミズ落としたけど食わなかった(ハゼ釣り仕掛けでかけてどうするとかは考えない)、とか挟みつつ沖目で1回アタっただけ。
4時過ぎて玄人っぽいオッチャン登場。挨拶して情報交換。毎日来ているようで最近は夕方しか釣れてない模様、昨日は5匹と渋かったとのこと。季節的にはまだ下流で釣れるには早いはずだとか。
初めてすぐに横で釣られた。悔しいけど年期の差か?根掛かり少ない砂底を狙ってたけど、オッチャンが釣ったのは岬の頭あたりのゴロタ場なので、岬の下流側、上げているので潮上側に移動して根掛かり覚悟でゴロタ場攻める。ほどなくして1匹目。
やっとボウズ逃れた。夕まずめに10匹ぐらい釣っておかずにしたいなと思うけど、反応少なめでなんとか岸際で2匹目釣ったけど良い感じに夕暮れなのにペース上がらない。
そういえば岬の上から潮効いてるあたりを狙ってる人もいたなと、岬の一番出っ張ってるあたりから沖に振り切ってやや深めを流してみる。アタッたけど即アワセはスッポ抜け。もう一回流すとまたアタって浮子持ち込むのに合わせてカウンターくらわすぐらいの感じでアワセると乗った。やや深いのもあって引きが気持ち良い。
ここから沖目に振り切ってややテンション掛けるぐらいにして流していると仕掛けの流れがユックリになるぐらいの位置で明確に浮子を引き込むアタリが出て連発。かけ損なうのもあったけど同じ場所で5匹ゲット。今日の低い目標の10まであと少しと沈む太陽に焦り始めたらアワセが空ぶって、結局7匹で日没終了。暗くなっても釣れる印象があったけど橋の灯りで浮子は見えるけどアタらなくなった。
オッチャンから「3匹しか釣れなかったのでハゼ欲しかったらあげるよ」と言われたのでありがたくいただく。ちょうど10匹でサイズは良いのでなんとかおかずには間に合いそう。
まだ、深場には落ちてなくて、でももう浅場で活発に餌追うような時期でもなくて、渋めの状況を丁寧に拾っていく釣りが続きそうだけど、この時期例年ならシーバス釣ってたので初めてのことばかりでハゼ釣りにあるまじき貧果の割には面白い。あたり前だけど釣りの面白さは匹数とか大きさとかの数値で測れるとは限らないってことか。
上流で釣れてる間は、得意のド干潮周りの近所ポイントと夕まずめの3本目の橋の岬をベースに釣って、下流にハゼが落ちたらチョイ投げの修行かな。雨降ったらシーバスもやりたいし、ヘラも釣っときたい。やり過ぎると疲れるのでボチボチと。
○9月19日、20日
近所ポイントの橋の下パターンがハマる条件がどうにも分からないので、しばらく橋の下に水がある時間帯に買い物出がてらチェックしに行くことに。
まあ、昨日なんにも居なかったのに次の日居るわきゃないだろと思いつつ到着すると、昨日は居なかった10センチぐらいのイナッコが結構な数居る。これ捕食音とかは聞こえないけどシーバス付いてる可能性高いんじゃないかと、そそくさとタックル準備して今日もジャブジャブと入っていく。フラットラップ、チャグバグ、フッコスペシャルでローテーションしていると、1カ所目フッコスペシャルにアタリ臭い反応が1回。やっぱり居る臭い。
2カ所目、フラットラップでしばらく粘ってたらヒット。しかし足下下流へ走って行ってバレた。やっぱおるやんケ。その後ちょっとチャグバグとフッコスペシャルも投げて粘るけど反応無く竿先欄干にぶつけて折った。トホホ。
とはいえ魚来てることが判明したので、次の日朝から出撃。今日はハゼ釣りもやりつつ涼しくなったし1日釣る体力あるか試してみる。
到着すると橋の下には水がなくシーバス朝の部終了。そういえばこのポイントはやや潮時表より早いタイミングで潮が動くことが多いと何回も反省しているけどまたやった。
昔からハゼ釣りは上げ潮が良いというのがいわれているけど、夏場の浅場の釣りとか下げてるときでも止まってるときでも食うときは食うので、いっちょ比較してみようということで今日は下げもやるし上げもヤル。
まずは、グッと下がって砂州のポイントへ。潮位はちょうど良い感じで砂州が沈んでて餌底を流しやすいぐらい。これは釣れるだろうと思うけど、全く反応無い。1時間ほどであきらめる。コレで上げの時釣れたら上げが良いってのもあるのかもだが、今日はここは釣れない日のような気がするがどうだろか。
また移動していつもの近所ポイント1本目の橋の。潮下げている中シモリ仕掛けを流していくとなんとかスカ脱出。今日はオモリ付けて流していくのが良かったように思うけど、それにしても渋い。2時間ぐらいで6匹。
下げ止まってアタリもなくなったので、3本目の橋のガレ場の向こうの澪筋を狙いに行く。前回釣った時と同じような感じで潮は引いているんだけど、コレがまったく反応無し。こちらも11時頃下げ止まって昼飯休憩。
結局、反応があったのは上流のいつものポイントなので戻って、上げてる中再度釣り始める。相変わらず渋く横移動しながら流しているとたまにアタってたまに釣れる。3匹釣るのに2時間近くかかる我慢の釣り。
潮が下流の砂州ポイントにちょうど良いくらいに満ちてきたので、釣れない気はするけど釣れないっていうデータを取るのも大事だろうと移動。
これが、結構アタって釣れてしまって、やっぱり上げの時が良いというのはあるのかも知れない。
このポイントでは浮子持ってかれるのを確認してからぐらいの遅アワセが良いと思ってたけど、今日はそれだと空ぶる。いつでもアワせられるように誘いかけず流しながら待って即アワセが良かった。でも5匹つったら深くなってきてアタリが分からなくなってきたので移動。サイズは下流のこっちの方が一回り大きい。
3本目の橋のポイントも潮上げてきたら釣れるんだろうと向かうと、岬の上下に4人ほど入っていて人山状態。満潮近い満ち潮時に上流部以外で浮子が流せる浅場となるとここしかないので人気のようだ。バケツ覗いたらみんな3,4匹は釣ってた。5人で釣るにはやや狭い釣り場なので、ハゼ釣り終了で再度橋の下のシーバス狙いに。
早めについて満ちてくるの待つつもりだったけど、ちょうど良い感じに潮入っている。どうもホームグラウンドの割には潮の読み違えが多い。イナッコ今日もいるので期待したけど反応なし。釣ってる間にみるみる満ちてきて膝が沈みそうになるので4時過ぎ終了。
調子に乗って初日2日目は短時間とはいえ3日連続出撃、3日目の今日は朝から夕方まで潮の満ち引きに翻弄されながら上流下流を行ったり来たり。帰ってきたらハゼ捌くのもしんどくて明日に回すぐらいにグダグダに疲れました。なかなか思うように回復してくれない体。こんなモンなのか明日で46歳。
渋いながらもボウズ食らわずに、人の釣りも含めデータは取れているので力一杯釣ってる感じがして悪くはない。たぶん浮子で釣るような浅いところのハゼが居なくなったら下流の深場にゴシャッと集まるはずなので、今後は下流の落ちハゼ想定ポイントに上げ満潮近くに入ってあたりを付けていきたい。濁り入ったりしたらシーバス引き続きチェック。車や電車で遠出する気になかなかならない調子の悪さだけど、良い機会だと思ってご近所しっかり釣ってみたい。
○9月18日
夕方満潮になる良い潮で、台風の影響で雨も降ってささ濁り。これは、と期待して課題にしている近所ポイントの橋の下パターンを試しに行く。
イナがワシャワシャと湧いていて、捕食音が響いているような状況を期待しているのだけど、水位は良い具合、濁りも良い感じ、でもイナッコいない。とりあえずシーバスだけ入っている可能性もあるので斜め護岸を降りてジャブジャブ膝下までの水深に入っていく。
橋の下では短い竿が良いだろうとジョイスピン改6f弱でフラットラップ、チャグバク、インビンDRでローテしていくがお留守のようで反応無い。イナが湧いてシーバスが付くのはどんなタイミングなんだろうか?
帰りつつちょっと排水脇とかもチェックして終了。
○9月13日
涼しくなってきたのでヘラ釣りにということで準備していたのだが、台風の影響か暑さが戻ってくるような予報。朝起きて判断しようということで天気見てみると風がややあってまあ良いんじゃないかという都合の良い判断。行きたいときには行ってしまうブレーキの壊れ具合。
自転車で管理池へ。8時半開場を待って、桟橋へ。荷物背負って歩くと膝が痛む。今場所休場の力士が目立つけど良く分かる。気温が急に上がったり下がったりすると膝にくるでごんス。
いつもの奥の方のポンプ小屋両サイド既に先行者ありで、同じあたりのいつも岸向いて釣ってる反対の沖側に入る。
まずは10尺継いで、バラグルと両ダンゴの底釣りから、ということでいつもの浮子「ゆるふわパ75底竹」を取り出したらパイプ折れてた。前回使ったときに根元で折れてたらしく接着剤でブラブラとくっついている状態。さい先悪いが仕方ない。ちょっと小さいパ70底竹にして、ハリス35,42、ハリを前回までよりちょっと重くして角マルチ6号で、餌は底釣り:ダンゴA2:1とグルテン1。
もたついたけど底取りして、餌付けて、なじみ幅が2か3目盛ぐらい出るように浮き下微調整しながら打っていくが、これがなんともかんとも反応が薄い。ジャミにもあまりつつかれず、1時間ぐらいでやっと1回ムズっと入るアタリらしいアタリが来たけどその後も渋い。
そうこうしている間に、左隣2人がスレも多いモノの、コンスタントにアワセ始めポチポチかけ始めた。ウドン付いているので最初段底かなと思ったけど、浮き下が1.5〜2mくらいでウドンセットの宙釣りのようである。大きめのバラケ餌は打ち込むたびに水面モツゴボールができてて、それをコイが襲ってという阿鼻叫喚ながら、けっこうな頻度でビシッとあわせている。
コレはしばらく底やってダメなら宙を狙うべきだなと思って、1時間ほどで2回ほどしかアタリ無かったので仕掛け換えて1.5m棚を狙ってみる。A:B1:1でバラけ目の餌を作ってまずは両ダンゴで。マコちゃんに自作のカッツケ用浮子をもらったので(マコちゃんありがとね)、棚1.5mぐらいカッツケ用浮子が背負う軽いオモリでも行けるだろう、むしろオッチャン達水深の割に妙に大きな浮子使ってるからカラツン多いのであって、小浮子ならバシバシかかるんじゃないか?と期待して投入する。下のがもらった浮子、ゆるふわ浮子と違って綺麗に塗装されてて売り物みたいに良くできてる。
しかし、オモリ軽いと餌がモツゴボールにつかまってなかなか沈んで行かないうえに、棚まで沈むと餌が持ってない。オッチャン達の大きな浮子には重いオモリでモツゴボールを突破して餌を棚に届けるという、通い慣れてこのジャミの多い釣り場に適応させた工夫が隠されていたのであった。
浮子をパ60に変えてオモリ背負わせて両ダンゴ。棚には届くようになったけど、コンコンコンコンとジャミにつつかれておしまいで、ヘラっぽいアタリが出ない。
しばらくして、餌もだいぶ撒いたしということで、ウドンセットにチェンジ。アスカ5号10センチ、アスカ3号40センチで刺し餌は力玉ハードU、サナギ玉、角麩を用意。相変わらずジャミにつつかれまくるけど、それっぽいアタリもたまにあってあわせるとカラ振りかモツゴちゃん。
11時過ぎまでやって、左隣2人はコンスタントにかけて口に掛かってたのも5匹まで数えている。餌をヤワくつけたり、逆に固めに練って大きくして持たせてみたりしながら、何が違うんだろうと見ていると、下ハリス短くて30センチないぐらいなのに気付いたので、40センチから27センチくらいに詰めてみたけどあまり変わらず。これはオレのウドンセットの力量ではどうにもならん気がしてきて、飯休憩。
日陰でサンドイッチ食いながら、何が違うんだろうと考えたら、そういえば10尺出してる自分の浮子だけ近くにあって、13尺ぐらいで振り切っている左隣、それから右隣の段底と両ダンゴ底の人も13尺ぐらいの竿で釣っている。岸側で釣ってたときは、左右見渡してもいろんな長さの竿出している人がいて、10尺で底とるとちょうど穂先近くに浮子が来る提灯に近い感じになるので、餌の落ち着く底の場所の深さとかが安定して釣りやすいので、まずは10尺第1選択で来ていたけど、ひょっとして沖側はちょっと沖目で食ってくるとかあるのか?と気になったので13尺出してバランス底釣り。オモリ重めに背負えるパ90底竹、ハリも戻してアスカ5号。沖に振り込むと徐々に深くなっているようで、岸向きでつかった時の浮き下より30センチぐらい深くした。かけ上がりになっている感じでこの地形変化に付くのかも知れない。
最初、反応なく、あんま関係なかったかと思ったけど、その後1時間ぐらいでユラユラと揺れたりしながらムズっと入る、コレはヘラやろ!なアタリが5回ほどあった。あったんだけど、これでもかというぐらいに良いタイミングでアワセ入れられているのにウロコ1枚。
13時頃餌打ちきって、気温すっかり夏のように上がってヘロヘロでどうにもならん感じになってきたので、悔しくて後ろ髪引かれる思いだけど撤収。
久しぶりだけど、季節も良いしデコはくらわんだろう。いつもの桟橋岸側空いてなかったけど沖向きでもかわらんだろう。オッサン達の道具立てって自分たちがヘラ釣り覚えた頃の流行のもので釣果とはそんなに関連してないんだろう。すべての見立てがシジミチョウの幼虫がアリをたらしこむために舐めさせる蜜よりも甘かった。
今日もたぶん釣れてた組で10以上、平均組で5匹前後、釣れてなかった組は2,3匹で私はその下のカースト「デコった組」である。この釣り場が素人には無慈悲に厳しい渋さなのはいつものことなので、技術やら力押しで何とかすることができないウブな初心者なら、なんとかデコ食わないようにもっと丁寧に慎重に釣り場に向かわねばならない。とりあえず桟橋の沖側にはなるべく入らない。次回箱では、13尺使って沖目の1.5mぐらいの棚での両ダンゴとウドンセットも練習してみたい。とはいえまだ暑いのでもうちょっと涼しくなるのを待つ。くやしいッ!!
○9月9日
晴れても涼しそうな予報、今日は昼過ぎ上げ始めた時間から夕方満潮までの予定。
まずは近所ポイント、前回上げ始めに連発したのでそのタイミングに期待して始めるが、まだ下げ止まっている。いつもの橋の影の上流側、誘いながら探るといきなり好反応で釣れ始める。浅場にハゼが見えなくなったけど居なくなったわけではないようだ。
30分ほどでつ抜けして、今日は100匹狙える日かと期待するも、上げ始めたらパッタリ反応なくなり、移動しながらシモリ仕掛け流して3匹追加に小一時間かかったので、あきらめて下流の砂州ポイントへ移動。
ちょうど砂州が沈みそうな潮位で前回釣れ始めた時ぐらいの感じなので余裕で釣れるだろうと始めるが、ウンともスンとも。横移動しながら居るところ探していくけどアタらないので砂州の下流側に移動して探るも音沙汰無し。
今日は砂州ポイントはダメなのかなと思いつつも砂州上流に戻って、やや満ちて深くなったところを沖から誘ってくるとアタり始めた。今日もちょっと誘った後にラインたるませて持っていかせてアワせるぐらいの遅アワセが良かった。ここはやはり上流よりサイズが良い。
セイゴ混じりで時速10匹ぐらいのペースで22匹まで釣ったあたりで深くなってきて、アタリが取りにくくなり釣れなくなった。このポイントは水深が10センチから50センチぐらいの間に釣ってしまわないといけない感じだ。
満潮夕方はシーバス狙う3本目の橋の下手の岬周りの浅場でやることにして移動。玄人っぽいオッチャン2人いて地味に人山状態。ポツポツとしか釣れないとのことだが、空いているところに入らせてもらって岸際意識して狙っていく。まさにポツポツという感じで4匹追加して26匹で17時半頃終了。
なかなか爆釣といかないけど、近所の秋のハゼはこんな感じなのかも知れない。とりあえず楽しめる程度には釣果を拾えているので、この調子で釣りながらハゼの動きを把握しつつ追っかけて、下流の深場に落ちて群れがまとまったときに爆釣モードに入るのを期待するか?
涼しくなってきてそろそろ「ゆるふわヘラ釣り」も再開したいところ。
○9月5日
昨日はちょっと雨が降ったけど濁りが出るほどでもないので、潮も良い感じに昼前に干潮の潮周りなので出撃。
一昨日開拓した場所は、結構水位がある時に岸近くの砂州が沈んで良いポイントになるようなので下げてる時間8時過ぎぐらいに到着するが、思ったより下げていて既に一部陸地になっている。護岸の出っ張りと川のカーブの影響で浅くなっているのだと思う。
まあ、上流側か下流側のやや深いところを狙えば釣れるだろうと、お気楽に始めるがコレが大苦戦。自転車の目の前あたりで1,2度アタったけどのらず。そのうち本格的に干上がり始めると全く反応なくなる。
ちょっと上流に橋があるので橋の下岸近くを流すとヒット。
サイズも良くてホッとする。すぐにもう一匹釣れて良い場所に入ったかと思ったけど、そこまでで、良い具合に流れはあるんだけどアタらないうえに障害物が多く根がかる。流すと根がかるので3.3m出してあまりズルズル引きずらない感じの脈釣りも試したけど不発。
あきらめて、砂州の下流側に移動、良い塩梅の浅い砂底が続いているように見えるんだけど反応無く、だいぶ移動して下流の橋もチェックするが、こちらは深すぎて浮き釣りでは釣りにくい。
覚悟を決めて、砂州に戻って護岸降りてジャブジャブと砂州の沖を狙いに行く。ドロドロで足が沈んだらどうしようとビクビクしつつゴミ箱の上に降りてからソッと足を下ろしたところ、割としっかりとした砂底で問題なく歩ける。一昨日釣れた魚がそんなにすぐにどこかに行くわけもないだろうし、釣れたエリアの沖側を狙えばなんとかなるだろうという予想は大外れ。浮き下調整しながら沖目、岸近くくまなく流して、オモリも外してみたりしたけど全く反応無し。悔しい。
まだ下げて潮は動いている時間なので、場所変えてシーバス釣りでは良く行く3本目の橋の下手の岬。
ガッチリ引いていて、ここもゴロタ混じりの砂底で根掛かり多い場所なんだけど、ちょうど引き切ってゴロタの少ない澪筋が水際ギリギリにきていて、岸際近く上手に投げて流してくると、アタりだした。
アタリはそれ程多くないけど、すっぽ抜けは少ない。流れが結構ある中サイズが良いので気持ちの良い釣り心地。
徐々に橋桁方面に移動しつつ1時間弱で11匹まで釣ったけど、潮が止まるとアタリがパタッと止まる。戻って釣れたところを探っても全くアタらない。魚の型は良いのでおかず的にはまずまずだけど、もうちょっと釣りたい。再度砂州のポイント行くにはもう少し上げた方が良さそうなので、上流いつもの橋の下に移動。
こちらも潮止まりで流れがなく反応もなく、今日はコレで終わりかなと思っていたら、上げ潮が効き始めたら橋の影の上流側で連発しだす。オモリ外して流していって、流しきってラインの抵抗で浮子がスピードダウンするぐらいのタイミングにアタリが集中。流れているのを追ってきてスピードが落ちたら食ってくる感じなのか?サイズは一回り小さい感じ。
昼頃にはサクサクと23匹まで数を伸ばし、まだ釣れそうな気配ではあるんだけど、下流の砂州のポイント、数時間前は全くハゼいないように感じたけど、はたして潮が上げてくるタイミングで釣れるのか確認したくて、本日2往復目の下流へ移動。明日足は筋肉痛かも。
まだ、砂州ちょっと干上がっていて、水深的にはもう少しという感じ。潮もガンガン上げているわけではなくユックリ下流に流れている。上流の方から狙っていくけどアタらない。やや根がかる橋近くまで行ってやっと釣れたと思ったら。ウロハゼでした。根の多い場所ではウロハゼが釣れてくるというのは教科書通りか?
潮は上げている感じではないけど、着実に潮位は上がってきて、一昨日釣っていたあたりにもヒタヒタと水が上げてきた。5センチぐらいのイナッコがシッポ出して底をつついているくらいの水深なのでまだ早いかと思いながらも、探ってみるとアタる。イナッコ沢山いるのでイナッコのスレかと思ったけど、釣り上げてみたらマハゼ。
魚は餌食うために体高ぐらいの水深があれば入ってくる、とは頭では理解しているつもりだけど底見えている状態で、魚見えてないのに浮子が動いてあわせると、何もおらんように見えてたところでハゼがもがいて釣れてくるというのは、なかなか感覚的には理解しづらく、その違和感が気持ちよかった。
ある程度群れで動いているのか、バタバタと釣れてしばらく間が空いてまたバタバタという感じだったけど良いペースで釣れて、35匹で餌も底をつきそうだったので終了。
下流で釣ったのはサイズが良いので35匹タッパに入りきらない感じで、バケツの生きの良いのを何匹かリリース。
色々と試しながら新しい発見とか楽しんでるので、匹数的にはたいしたことないけど、かなり「ハゼ熱」が上がってきて盛り上がっている感じ。明日の筋肉痛も気にせず全力で釣ってます。
○9月3日
台風はそれて秋を感じさせる爽やかな晴れ。いつものパターンで9時過ぎ干潮から上げ狙いで近所ポイントへ。
一人先行者があり長靴で立ち込んでて玄人っぽい。挨拶して様子を聞くと朝一良い時間があったけどパッタリ反応なくなって苦戦中とのこと。5m位の長竿でミャク釣り。
今日も渋いのかと覚悟しながら橋の下から始める。まだ下げてる流れでシモリ仕掛けは良いスピードで流れるけど反応なく、しばらく移動しながら橋の影の下流側でやっとたまにアタるようになってスカ脱出。ポポンと連続できて良い時合いかと思ったけど甘くない。
隣の釣り人も釣れてなくて、上げ始めて潮が効き始めたら釣れるといいね、とか話しながら例年の季節的なパターンとか教えてもらう。9月いっぱいぐらいはこの辺りで釣れて、その後はだいぶ下流のエリアに落ちるという感じらしい。そろそろ下流でも釣れ始めるかもということなので、上げ始めても好転しないようなら下流を見に行くことにする。
渋ーい状況は潮が上げ始めても変わらず、ポツポツ拾って2時間強かかってつ抜けしたところで、今日はあきらめて下流へ様子見に行くことにする。
河口近くの下流エリアまで5キロ強を自転車で行く。ずいぶん涼しくなって快適なサイクリング。
下流の、ネットで情報あったあたり釣り人いて軽く人山なんだけど、どうも釣り人が素人臭い感じのファミリーばかりで、釣れてればいるはずの常連っぽいオッサン達が見えない。鳥山なら鳥はいるけど突っ込んでなくてプカプカしている感じか。聞き込みしてみると案の定釣れてない。
むしろ途中の浅瀬が干上がっていた場所が気になったので戻る。下流域は両岸が護岸で変化といえば橋桁周りぐらいしかないので、カーブの内側なのか浅くなっている砂州は貴重な地形変化。
ちょうど砂州が底見えるぐらいに沈んでいるのでシモリ仕掛けのまま流していくとすぐにヒット。そして連発。これは爆釣かと思ったけど、アタリは結構あるけどすっぽ抜ける。餌の付け方変えて、浮き下変えて、オモリ外してもかからない。結構ハッキリアタるので、できうる限りの早アワわせを心がけるけど、ことごとくスッポ抜ける。
どうしたら良いんだろう?という感じだけど、オモリ付けて誘いつつ、ちょっと送り込み気味の遅アワセをダメ元で試してみたらかかり始めた。遅アワセが良いときもあるとは意外。浮子が止まるだけの居食いも掛かる。
爆釣とはいかないまでも、時速10匹ぐらいのペースは作れる。サイズも初期より良くなっているので引きも気持ち良い。
31匹まで釣って終了。30匹でタッパーが一杯になるようになってきた。
これから秋が深まるとともに、徐々に深場に落ちていくハゼを追っかけて釣っていく感じになるのだろうか?そのとっかかりはつかめたような気がする。
なかなかに難しくも楽しめるハゼシーズンとなっている。
○8月25日
今週は暑い日が続いている。今日は猛暑日だそうだが、明日からちょっと崩れるようなので出撃。
14時ころ干潮なので、昼前から下げを釣ってみたい。釣り場について橋の下から始めるが反応無い。ゲリラ豪雨の増水から日はあいたのでハゼ戻ってきていると思っていたが、ジャブジャブ上流に向かっても前回以上に見える魚が少ない。
しばらく上流へ移動しながら探るも反応無く、橋の下に戻る。下げてる時間帯なので素直に流れる。沖目でアタるようになってなんとか1匹目。
その後もアタるのだがかけそこなうので、前回食いがよかったオモリをはずしてシモリ浮子にヨリ戻しだけの仕掛けで流すと、なんとかかかるようになって、時速10匹ぐらいのペースでつ抜け。
つ抜けしたあたりで潮止まりで流れが緩くなってアタらなくなったので上流へ移動しながら反応を探っていく。ヨリ戻しだけだと軽くて沈むのが遅く手返しが落ちるので再度オモリをつけていたが、しゃくって誘っても沖目を流しても反応ないので、もしかしてオモリでアタリがでなくなるとかあるのか?と試しにオモリはずしたらアタりだした。極小のガンダマ一つの違いで、アタった時の吐くまでの時間が短くなるぐらいは予想していたけど、浮子にアタリがでるかどうかの違いになるときもあるようで正直驚いた。
沈ませるのに時間がかかるので手返しは悪く、ペースはあがらないけど、ポツポツと拾って3時間で20まで釣ったところで潮があげはじめて、それまで反応あった場所からハゼが移動したのかアタリがなくなったので切り上げて撤収。クソ暑くて限界。
帰る頃には、満ちてきたら護岸から釣ろうと爺様達が待機していた。昨日は4匹しか釣れなかったとか聞こえてきて、常連の爺様連中もあんまり釣れていないと分かって安心した。護岸まで潮がきた後の高潮時は浮子下深くしなければならないので、しもり仕掛け流すのにはあんまり向いてない気がする。低潮時にジャブジャブ立ちこんでねらっているのは自分ぐらいで割と釣り場独占できてる。
前回に続き苦戦してるけど、渋い中でもおかず分ぐらいは釣って、いろいろ試しながら釣って楽しめてるので20匹やそこらで結構気分がいい。我ながら安あがりな釣り人だと思う。もうちょっと魚がきてくれるとうれしいけど、今年はこんな感じなのか?まあ通ってみよう。
○8月21日
一昨日の夜ゲリラ豪雨で1日あけて月曜日、久しぶりに天気も良さそう。定点カメラの映像確認すると濁りもなさそうなので、干潮の10時頃からスタート。
濁りは無いんだけど、水底にちょっと細かい泥がかぶっている。ジャブジャブ歩いて行ってもハゼの数が少ない。激減してる。増水したとはいえ2日でこんなに違うのかという感じ。下流か深場に流されてしまったのか。
橋の下から初めてまだやや下流への流れがあるのでシモリ仕掛けで流していくが不発。コレはまずいという感じで、ちょっと大きく移動して上流のガレ場も見に行ったけど、ゴミが多くて根掛かり多発で釣りにくい。
やめて帰ろうかとも思ったけど、ブログで渋いときでもスカ食わずにどうにかするような偉そうなことを書いた手前なんか釣らんと格好つかんだろうと粘る。
潮止まりで沖目をしゃくりながら探ってたら根掛かり。ナイロンラインに引っかかっていたので回収したらルアーゲット。帰り際にちょっと岩盤が底に露出している周りに何匹かハゼがいるのを発見。
その周辺をネチネチと探ってやっと1匹目。スカ脱出。
もうちょっと釣れるだろうと粘って、何回かアタって2匹追加。
その後潮が上げ始め、下流に移動しながら沖目を流していくと、極たまにアタるのだが今日はアタリが少ないうえにすっぽ抜ける。すっぽ抜けるとその後同じ所流しても食わないので、食い込み重視でオモリ外してよりもどしの重さだけにして浮き下ものばして流していくと、作戦が効いたのかどうか微妙だけど、15分に1匹ぐらいのペースで4匹追加。
一旦お茶休憩して、橋のたもとに入り直す。潮ガンガン上げ始めて再度オモリ付けて流しているとやっぱりすっぽ抜ける気がして、またオモリ外す。13時頃にやっとつ抜け。
しばらく不発でボチボチ帰ろうかと思ったら、橋の影から出たあたりに沈んでいる石の周りで結構アタるようになってすっぽ抜けには苦戦しつつも5匹追加して14時頃終了。
今日の天ぷらは野菜多めだなこりゃ。ハゼ釣りで暑い中4時間頑張って15匹はショボい釣果かもしれないけど、小物釣り修行始める前なら確実にスカ食ってそうな渋さの中、ポツポツでも拾って釣りを楽しめたのは悪くないように思う。
○8月19日
関東以北は農作物の日照不足が心配な晴れの少なさ。空梅雨の後の冷夏。土曜は曇りで川も濁るほどの雨はしばらく降ってないので良いんじゃないだろうかな感じ。9時半ころの干潮から釣るべく9時過ぎポイント到着。
ガッチリ引いていてまだ潮は下流へ流れていて、流れにシモリ仕掛けを流すと最初から好釣に釣れてくる。30分ぐらいでつ抜け。
その後ややペースダウンして、餌だけとられるのが多いなと言うことで、いつもの鉢巻き縫い刺し(左)とミミズ下半身で通し刺し(右)の比較とかやってみたけど、明確には違わなかった。いつもは鉢巻き縫い刺しの方が良く掛かる印象。今日は飲み込んだのが一匹もいなかった。
そうこうしているうちに、干潮潮止まりで流れなくなったので、チョイチョイとサビいてくる方法に変えると好反応。沖側でも食ってくるし、しばらくしてスレたのか反応無くなって岸際狙いにかえるとまた食ってきてという感じで、反応無くなったら狙う場所変える感じで順調に数を伸ばす。11時前には30匹釣って、そろそろ上げ潮が効き始めたので、上げ潮ラッシュで正午すぎくらいまでやって60匹まで釣れるだろうかと皮算用してたらここから苦戦。
上げ潮効き始めた最初は連発して、こっからラッシュやと期待したけど、その後アタリ自体ががくんと減る。
上流側へ横移動したり、岸際誘いながら狙ったり、沖目を流したり、流しきったあたりでブレーキ掛けてゆっくり引きずったり、どれも単発でポロッとは釣れてくるけど連発に持ち込めない。流れの緩い浅場と沖の流れの中間ぐらいがユックリ仕掛けが流れて、じっくり待てるのでそれ程ペースは上がらないけど一番堅かったように思う。
正午過ぎてキリの良い50匹まで釣ろうと思うも、どんどん潮が上がってくる中、棚が深くなればアタリがぼやける感じで掛けきれなくなってきて、最後良いアタリをオリャッとあわせたらすっぽ抜けてシモリ浮子が絡まった。イィーッ!!気力も切れたので予備の道具はあったけどあがり時と判断して48匹で終了。
近所ポイントの干潮前後は割と堅く楽しめる感じだけど、それでも期待してたあげるタイミングでハズすとか日によっても違うんだろうし、釣ってるうちにも刻々と状況変わって行くなかで、なんとかかんとか釣っていくというのは色々課題も出てきて面白い。潮が効いて速い流れの時に、流れの緩いところを狙うのか、それともオモリ増やしてアンカーにして仕掛けの流れるスピード抑えるとかが良いのか?また試してみたい。
今日も広い釣り場に2人だけで広々と釣れた。贅沢な気分。
○8月13日
梅雨開けてから結構降ってて、晴れの日の猛暑との気温差が激しくて体がついて行っていない感じ。週2日釣りのリハビリメニューもちょっとこなせていない。
日曜は1日晴れそうなので、14時過ぎ干潮に合わせてミミズ買って出撃。
釣り人おらず、今年は釣れてなくて前回みたいに渋めの釣りになるかと思ったけど、スタート直後下げ止まりなのでシモリ浮子仕掛けも流れず、チョイチョイと誘っているとすぐヒット。
その後も悪くないというか良い感じに釣れてくる。横移動しながらやや上流でアタリが多いのでそのあたりで粘る。今日は沖目より上流か下流に斜めに投げて岸近くを誘ってくると反応がいい。
そのうち、上げ始めると普通にシモリ仕掛けを流していくとアタる。セイゴも2匹混ざって16時まで1時間半ほどで30匹とまずまず良いペース。
16時から、潮がゆるくなって浮子が流れないようなら誘いながら釣って17時までで50匹突破。連発途切れるまで釣って52匹で終了。
3時間弱で50匹は割と良いペース。釣り人少なく他には夕方1人やってきただけだけどきっちりシーズンインしてます。
昨シーズン途中から竿を5.4mの抜無双はちょっと片手では重いので、4.5mのハヤ竿に変えたんだけど、軽いしハゼの引きで良い感じに曲がるし釣り味良し。ハゼは餌吸ったり吐いたりしてハリ掛けるのにもそれなりにその日の勘所とかあって釣りものとしても面白いし、泥臭い川で釣っても臭くもなく美味しいのも高評価。
50匹全部天ぷらにしてみたけど一回で食い切れない。まあ明日の昼ご飯に回せば良いけど、一食分30匹と考えて元気なヤツとかリリースして調整した方が良いかもしれない。しばらくハゼと遊べそう。
○8月6日
天気は良かったり悪かったり、日曜は良い天気なので今シーズン初のハゼ釣りに近所ポイントへ。8時過ぎから干潮はさんでお昼ぐらいまでの予定。
いつもの橋の下に入ると、今年は雨が少なかった影響か底がヘドロっぽくジャブジャブ入っていくと靴が沈む。
4.5mの竿でシモリ浮子仕掛けのミミズ餌。とりあえず1匹目はサクッと。
しかし、予想に反して今一な反応で後が続かない。そういえば夏休みの日曜なのに釣り人が他に1人しかいない。今年は釣れていないのか?
横にずれながら、アタリのあるところを探していると、橋の影に入ったすぐのところだけアタる。マハゼのくせに生意気にも橋の明暗についているのか?
時速10匹ぐらいのスローペースでつ抜けしてちょっとして下げていた潮が止まって、アタリもぱったり消えてウキ下調整とかしながら粘っても反応無いので上流の方に探りつつ上がる。
潮が効いていると、餌ごと流れているシモリ浮子が止まるか引き込まれるけど、潮止まりだと餌が動いていないので、チョイチョイと竿先でサビいて誘いつつアタリを待つ感じでポロッポロッという感じに釣れてくる。
魚今年少ないのかなと思ったりもしたが、結構ハゼが見える場所があって、餌を見える位置に打つと居食いして浮子にアタリが出てないのが結構ある。見ながら釣ってなんとか数を稼いでいく。
布バケツに生かしておいて10匹ぐらい釣ったら保冷バックに移す。けっこう飛び出すヤツがいてバケツよりいつものズック魚籠の方が優秀か。
11時頃20匹ちょっと越えたあたりで潮が上げ始め、橋の影に戻ったらコンスタントにアタりはじめて、正午過ぎに31匹。
再度見える魚を脈釣りで狙おうかと3.3m出してみるがイマイチ。33匹で終了。
魚はいるけど割とシビアで、例年なら人山できている時期だけど、コレだと夏休み親子連れとかのユルい釣り方では釣れんかもしれん。人山できるぐらい爆釣してくれてもまったく文句は無いのだけど、このぐらいの難しさの中であれこれ考えながら今夜のおかずになるぐらいを釣るというのは悪くはない。
ハゼシーズン開幕です。
○7月30日
梅雨が明けたら降り出した。天気が悪いのと連動しているのか頭が痛くてだるくてしんどい。週末は釣りはサボろうかと思っていたけど、前日けっこう降ってたのでシーバスの様子を見に行くには良い塩梅かなと、夕飯食って地上波の格闘技は録画して近所に出かける。
下流の商業施設の灯り下からはじめる。良い塩梅に濁っているけど少しゴミが多い。3番目の橋の下流、イナッコが追われているがちょっとゴミが多い場所でなかなか上手くぶち込めず、そのうち静かになってしまう。
2本目の橋と、排水脇もチェックして2時間ほどで終了。魚っけはあったので雨の後は時間があったら引き続き巡視してみたい。
○7月27日
昨日久しぶりに雨が降った。雨の中釣りに行きたかったけど体調悪くて断念してなんとか翌日出撃。
昼過ぎの干潮に合わせてまずは上流へ。良い塩梅の笹濁りだけど曇ってるのもあって魚が見つけにくい。濁りで活性上がってエビなりイナッコなり追い回すボイルを期待してたけどそれも無く、なんとかコイ2回、マルタ1回見つけて投げたけど反応せず逃げられた。イマイチ餌追ってない感じ。
とりあえずテナガが沢山いるところでボイルを探すかと移動。蛇籠ポイントはエビ見当たらずシーズン終わった臭い雰囲気。桟橋ポイントはちょうど増水時流された生き物がたまるのか、ウシガエルのオタマとテナガの雌が結構見える。しかし雄は1匹釣ったら見当たらなくなってどうもノッコミポイントはテナガ終了臭い。
下流のテトラ帯に移動して、マルタ1回見つけて無視されて終了。
ノッコミポイント終了後も下流のポイントではテナガ釣れるけど、そろそろ近所のハゼの季節か?ノッコミポイントのテナガパターンをもうちょっと詰めたいけどテナガいないのではどうにもならぬ。また来シーズン。
○7月23日
今年は空梅雨に加え、春から強風の日が多いような気がする。まあ曇り気味で風が強いのは暑くなくて良い。お昼干潮まで、7時頃から引き続きテナガと捕食者狙いでまず上流へ。
とりあえず、エビパターンとして小さいラバージグとピョンピョン跳ねるスピードだけ重視したエビスペシャルを使っていたけど、エビスペシャルにもう少し止まったときの色気が欲しいと思って、ラバースカートをスピナベから2本ほど抜いてエビスペシャルに付けて、ついでに目も付けた。
真ん中のがそれだが、実に良い塩梅のエビ感でほぼエビといって良いんじゃなかろうかと思うのだが活躍してくれるだろうか。ちなみに右のタダの物体がエビスペシャル。コレでも動きはエビっぽくてコイ2ゲットの実績を誇る。
風が強く曇っているので、魚が見つけにくい。あちこち移動してやっとニゴイ1匹見つけるが、風で上手く目の前にルアーを落とせない。近くを通していたら、うっとおしがってか行ってしまった。
しばらく粘るが移動中のマルタにムシされたのみ、1時間ほどして好転せずあきらめる。やや下流、テナガ釣りに入るポイントも探しながら移動していくが、休日ということもあってよさげなポイントには先行者。
結局、前回そこそこエビがいた蛇籠ポイントまで下がる。ここは昨日土曜に釣りきられてしまったのか、エビの数が少ない。雄1匹釣れたっきりであとはメスがちょぼちょぼ。増水でエビが流されたりせず落ち着いているので釣りきられると補充されない感じに思う。
チチブは活性高く。小さいのから大きいのまで食ってくる。
一気に下がって、ハクボイルのあったテトラ帯。ボイル無く静かな展開も、テトラの薄いエリアで3匹ほどのマルタがグルグルしているのを発見。狙うが全く食う気なし。その後、底をほじくっているコイを2匹見つけたが、こいつらにもムシされる。エビを追ってないとエビルアーには食ってこないということか。
あきらめて、桟橋からのガレ場でテナガまだいるか確認に行く。
雌が多いけど結構浅場にエビいる。雌まだ卵持っているのでもうすこしこの場所のシーズン的には釣れそうにおもう。ビックアームは出なかったけど、コンスタントに20弱の雄が釣れた。
いるところにはまだエビ残っているけど、全体的に数少なくなってきてノッコミシーズンはそろそろ終了っぽい。
捕食者どもは雨で濁りでも入らないとスイッチはいらないのか食ってこない。まだしばらくデータ取りみたいな釣りを続ける必要があるだろう。魚がつく場所はだいたい覚えてきた気がする。
昼頃、ネコが豪華な昼飯食ってるのみたら腹減ってきたので撤収。
涼しくて体が楽だった。贅沢言うならまとまった雨が欲しい。
○7月20日
梅雨明けしよった。ろくに降らんかったので皿が乾いている気がする。
風はあってそれなりに過ごしやすそうなので午前中涼しいうち勝負で、いつものテナガノッコミポイント。
今日は、朝引いている潮なので、とりあえず上流側で捕食者狙いからはじめる。
魚はいて見える。土手の上から魚より先に見つけている。だがしかし食ってこない。エビスペシャル今一かとスモールラバージグに変えてやっとニゴイが反応して食ったけど、ビックリアワセでかからず逃げられた。魚の多いエリアを土手の草むらかき分けながら何往復かして、ニゴイ6,7匹、コイ1,2匹、シーバス1匹見つけてキャストしたけど、反応はさっきの1回だけ。
これは食わん日なんだなと、あきらめてテナガ狙い。ビックアーム狙いに絞ってそのまま上流側でジャブジャブ浅Pの石周りをチェックしながらエビを探すが、歩いているのはいないので、大きめの石の上流側に餌をぶち込んでみた。
ちょっと目を離してあらためてよく見ると、石の上流側木の枝のようなものがあって仕掛けに絡みそう。餌ぶち込むときにあんな木の枝あったっけな?と違和感を感じてよく見ると「ハサミ脚」。思いっきりビビりつつもグッと我慢して放置。カメラの設定確認などした後におもむろに上げてみると、デローンとゴミのように上がってきて水面近くで2,3どエビバック。しかしそのまま陸揚げ。
やっぱり上流側が型は良い。23センチは今季最大のビックアーム。500のペットボトルより長いよ!
その後も、同じようなゴロゴロ転がっている石を狙っていくけどそれ程エビはいなくて、2匹ほど追加で、やや下流のゴチャゴチャしたエリアに移動していく。
こっちもいかにも良そうなポイントに1,2匹いる程度で型もサイズも思ったほどでもない。潮も満ち始めて戻り道、右手でテナガ釣りつつ、左手にはルアーロッド持って移動しているのだが、ニゴイ発見。逃げられる。
ゴミのエリアでゴミバフバフ食ってるコイがいてコレも反応しないだろうなと、ダメ元で投げてみると、思いっきり追って、ゴミに引っかかっているのを水面バフバフさせながら食った。咥えてるのかどうかわからん状態だったけどあわせたらかかった。
メチャクチャ走る。走る、走る。60m位巻いてた6LB引き出しきってバッキングが出始めた。ボチボチ回収させてもらおうと歩きながら距離を詰めていくが、元気な個体で延々走る。やっと寄りはじめてちょっとずつ寄せて、10分からかかってゲット。
お疲れさんでした。ナイスファイトな60up。
上げ潮が良いのかと、最初に入った魚の多いエリアに戻るが、ニゴイ何匹かいたけど反応はせず。2匹で回ってきたフッコがエビスペシャルちょっと追ったけど食わず。ちょっと降って濁りでも出ないと捕食者活性上がらないのか?ジャブジャブ入っていってイナッコが追われてる臭い動きしている中州周りもペンシルで狙うが反応無く、あきらめて、下流にテナガ狙いに。
今期人がいつも入っていて入れなかった蛇籠ポイント。だいぶ潮は満ちていたけどエビは歩いているの見えていてサクサク釣れる。
21ぐらいの良いサイズも釣れて、10匹ぐらい釣ったら反応無くなったので、昼過ぎ4時間ほどで撤収。
捕食者いる場所とかだんだんつかめてきたので、魚の機嫌の良い日にあたればもうちょっと釣れる気がする。まあ、今日もコイ釣れて悪くなかった。魚種が選べるほど贅沢な腕じゃないので何でも釣れれば楽しめる。
○7月17日
暑くて暑くて、関東全く雨が来なくて猛暑続きで茹だってる。ベランダの睡蓮鉢は花盛り。
海の日に釣りに行かずにどうすると、夕方干潮にあわせて3時頃でかける。多少曇っているが暑い。
今日はまず捕食者狙いということで上流から。土手降りたらいきなりマルタと目があって逃げられる。マルタはこの時期はじめてみた。
しばらくあちこち探って投げてみるが反応無く、エビもあまり見えないので一気に下流に移動してテナガ狙い。
いつもの桟橋からはじめる。すぐ釣れる。ビッグアームの当たり年だった一昨年はこのぐらいの時期からデカいの連発したので期待するが、数は良いペースだけどサイズはイマイチ。
明らかに前回の上流のポイントより一回り小さい。数とサイズは両立しないということか。
今日一でも20ギリギリないぐらい。
イナッコも追われてなくて、いつでも投げられるように待機させていたルアータックルも出番なし。20匹強釣って5時半頃撤収。まとまった雨が欲しいところ。
○7月11日
九州北部で酷い水害が起きているのに関東では空梅雨で利根川水系取水制限だとか。過剰と不足のバランスの悪さ。豪雨による災害って雨自体は無きゃ困るぐらいで珍しくもなく、津波よりも逃げるのがむずかしいんじゃないかと思う。どこまで降ったら避難するべきか、家にいた方が安全なのか、判断迷っているうちに土砂崩れとか一気に来られたらどうしようもない気がする。九州まだ降りそうな予報で被害がこれ以上でないことを願うのみである。
まあ明日死ぬかも知れない身なのは人間誰しも同じで、とりあえず今日やれることはやっておく。テナガが良い時期で今日もお昼干潮の良い潮。暑いのはしんどいけど風がある予報なのでまだましか。テナガをベースに捕食者狙いも並行してやる。ついでに朝一の満潮時に近所ポイントの夏場に橋の下パターンがありそうな場所を一昨年目を付けていたので探っておく。
朝一自転車で目当ての場所に行くと、予定ではハクが成長した5センチぐらいのイナッコがワシャッといて、シーバスがバコバコ追い回しているはずだったが、そもそもイナッコが全くいない。潮位だけじゃない条件があるのか?
一旦部屋に戻って、グダグダ休憩してやる気がなくなりつつあるのをエイヤとケツを叩くようにして、テナガノッコミポイントへ。しかし、平日だというのにいつのも桟橋から蛇籠ポイントから先行者アリで、さすがにハイシーズンという感じ。別に並んで釣ってもいいような釣りものだけど、いまいちエビが見えないので悩んでいると、捕食者登場でニゴイが浅Pをやってきたので急いでルアータックル出して追いかけてキャストするもこちらに気付いたのか深い方に泳いでいった。
捕食者は上流側の方が多い印象なので上流へ、これがまた川へ降りられる場所毎に人が入っていてこんなに人がいるのは初めての経験。ずいぶん上流まできて、浅Pジャブジャブ渡るようなちょっとした岬のポイントに入る。とりあえずテナガ釣りつつ捕食者を待つ。
岬にゴミが引っかかってるような感じで、オスがうろついているのも見えて1発目からデカいのが来た。
今季初の手のひらサイズ、21センチくらい。次もオスでこれは良い場所入ったかなと思うけど、その後メスで意外に数はいない。
ちょっと脇を狙ったら重く貼り付く手応えでモクズガニが釣れた。メスで小さめだけど挟まれると痛そうだけど無事リリース。
その後は反応イマイチなので、上流に移動しつつエビと魚を探していると、流木の脇にデカイエビ発見。素直に食ってきた。今日一の手のひらオーバー22センチというところ。手が長い。
上流はサイズは良いけど数は少ない感じで、5,6匹で切り上げて、前回シーバスお兄さんサイズがいた木陰を狙いに行くが、ヤナギの下にそうそうドジョウがいるわけもなく不発。2時間ほどでまだ釣り足りない気がしたので一気に下流に移動して、ヘラ釣りの時にハクボイルを見たアタリのテトラ帯を探りに行く。
これが、ルアータックル持ってるときはボイルなくて、ハクというかイナッコもダラッと緊張感なく泳いでいる。1匹テトラの間で休んでる感じのフッコを見つけたけど、向こうも同時ぐらいに気がついたようで逃げられた。なかなかうまくいかんものである。
猫も日陰でぐったりしているし、テトラの端っこではカワウ?が暑そうに喉をヒクヒクさせている。
人間もそろそろ限界なので、帰りに桟橋からのガレ場でサクサクとテナガ5,6匹釣って撤収。いつも釣ってるポイントがテナガの数的には一番多い。サイズはやっぱりちょっと上流に劣る。3時間ほど暑い中釣ったけど、捕食者は一雨来て濁りでも出ないと今一か。テナガは引き続き好調で釣り人増えたといってもエビ自体が多いのでどうってことはなく、しばらくテナガを手堅く楽しみながら捕食者のやる気待ちという感じか。
○7月8日
空梅雨の晴天下、クソ暑くなりそうなので、お昼にガッチリ引くタイミングに合わせて、引きつつある中でテナガを求めてさすらい、下げ止まったアタリで、やや上流部の浅Pにテナガを求めて現れる捕食者どもをルアーで狙うという2本立てで行きます。
500のペットボトル3本確保して自転車でGO。前回も良かった住民の桟橋からのガレ場。エビも多く確認ができて、次々と釣っていく。メスはしっかり抱卵中。
最初の桟橋前はメスが多かったので上流に展開。大型オスを狙って2本竿で釣っていく。食わした竿を放置して、次のエビに食わしたら、放置してあったのを上げるという感じで、サクサク釣れる。
大きさが、一昨年あたりは手のひら22センチを越えるビックアーム達が結構釣れたのだが、今年のは手のひらちょっと足らない20センチちょうどぐらいが多い。さらにデカいのを探していくが、いても食わないのが1匹。ちょっと粘ってみたが、目の前に置いた餌も無視。
デカいの求め下流に移動しつつ釣っていて、見つけたら既にゴミゴミして手の出せないところに入っていくところだったりした。でもそのゴミゴミの周りで数は好釣。
食う予定も、数釣りアタックの予定も無いので、テナガなオスを10も釣った時点で結構満腹感があり、テナガのエビバック時の躍動感とか写真で表現できないかと挑戦してみる。こんなもんですけどいかがでしょう。もっと上げてきたときの回転とか撮りたかったけど難しい。
正午過ぎまで2時間半ほどで37匹は数的には充分。贅沢言うなら手のひらオーバーが欲しかったぐらいか。まあシーズン後半には釣れるでしょう。
テナガタックルを仕舞って、やや上流ジャブジャブと浅Pを行きつつ、エビを狙ってやってきている捕食者どもをサイトで狙っていく。
まずは、ヤナギの岬の向こうにあっち向いているニゴイ発見。ルアーはラバージグの足触角感より、フッコスペシャルをピョンピョンさせたときのエビバック感が効く気がするので、そういうエビっぽく跳ねさせるエビスペシャルを作ってきたので試す。横を通り過ぎたルアーを振り向いて追ってきたのだが、ちょいちょいと水底を跳ねるルアーを食いそうで食わず、こちらに気付いたのかプイと横向いて行ってしまった。
その後、ダラダラとメクラ打ちしていると、上流の方でエビボイル発生。駆け寄るとセイゴがエビを追っているようだ。エビスペシャルちょいちょいと竿先で踊らせながら巻いてくると、後ろから追ってきた手のひらぐらいのセイゴが2,3匹で食ってくるがかからず。でも今年初のエビボイル発見である。セイゴじゃなくてお兄さんサイズが欲しいところ。
護岸を歩いて行くと、ヤナギの影になったところにお兄さんフッコいました。流れをユックリくだってくる目の前にルアー落とし込むが無視。泳いでいった方にも何度か投げたけど食わず。さらに上流。水底に落ち着いているフッコ発見。コイツもルアーに反応無くどっか行ってしまった。ニゴイに比べるとシーバスはハクボイルは別として素直に食ってくるイメージだったが、今日はご機嫌斜めなようだった。
土手を上がる手前で、流れの中にニゴイ2匹発見。こいつらも無視してくれた。ガックシ。
魚がいるところで釣りができているんだけど、もう一歩詰め切れないなと思いつつ、自転車まで帰る間も土手の上から降りられそうな場所は顔出して、捕食者どもがいないかチェックしつつ戻る。
コイがいた。コイはエビ漁っていても、ルアー食ってこないこと多くて、でもとりあえず投げてみたら、いやがった感じでどっか行った。でもそこにある石の下のエビにご執心なのか、またやってきて石の下に顔を突っ込んでいる。その顔の横にソッとルアーを沈めてヒョイヒョイとエビっぽく跳ねさせたら、ゴゴゴと寄ってきてパックリいった。
あわせも決まって、シーバス用にユルユルのドラグを引き出して走る。ちょっとドラグ締めて時間かけて寄せてきて足下横たわらせて記念写真に収まってもらって帰ってもらう。
実はエビパターンでコイつるのコレが始めて。割と食わないことが多い。エビの主な捕食者であるニゴイ、シーバス、コイの3種釣ったことになり「エビボイルグランドスラム」達成である。まあ、ホントは1日でやるんだろうけどね。エビボイルのヌシを釣るときには雨ならシーバスが本命だし、晴れてればニゴイ本命だけど、選べるほどの腕があるわけでなし、エビパターンではめたら何でも釣れれば嬉しい。コイもこういうワイルドな自然の餌を追ってるやつなら釣りがいがある。パワーはピカイチでやりとりも面白いしね。
という感じで、テナガ、からその捕食者を狙うというリレーがやっぱり勝負も早いし面白い。しばらくこのパターンで行きたい。
川ジャブジャブと釣ってる間は川風とかもあってマシなんだけど、帰りの町中、干からびそうな暑さでめげる。3時間半くらいの短めの釣りだったけど暑さは限界近い。無理しないでいこう。
○7月5日
梅雨前線ひっかき回したりして各地に被害をもたらしてる台風3号もあまり雨をもたらさずにサッと行きすぎた空梅雨の関東。それでも多少涼しそうな曇り空なので、へら釣りファーストシーズンを締めくくるべく「箱」へ電車でGO。
7時半頃から、10尺で両ダンゴの底釣りにバラグルも混ぜて始める。魚が多いのですぐに反応は出始め1匹目も割とすぐ来たけど、その後なじみ幅いい感じに調整してもいまいち合わせが決まらない感じでやや苦戦。
しばらくアタリを送ってみたり、餌を柔らかくしていったりレブロン0.5号35、42のハリスを今日はレブロンとSVG交互に試してみることにして42、50に伸ばしてみたりしたけど、スレも多くポツポツという感じで、餌は柔らかい方が反応多いけど、途中でつかまるのか「ウケ」が強くなかなかなじみにくくなってきて、1時間ほどするとうわずってきた臭い感じ。ハリスを30、35につめて、餌にグルテン振りかけて開きを押さえたら、やっと2連発、と思ったら、3発目あわせ切れ。浮き止めのところで切れた。浮き止めゴムの代わりに結んだこぶで止める「浮き止め糸」を使ってみたけど、水を吸うときつく締まってずらし幅の調整とかするとラインを痛めることがある、とは聞いてたけど、割と愛用者も多く安上がりなので試してみたが、やっぱり浮子下調整の多い底釣りでは使わない方が無難なようだ。浮子下一定のメーターの釣りや提灯では浮きの立ち上がりを妨げない「松葉」とともに使ってみよう。
気を取り直して、ついでに浮子も大きめにしてストンと落としてやる感じで行くと、すぐ釣れて、このまま連発かと思ったら、そう甘くも無くボチボチペース。ナジミながらもあたってくるぐらいなので早めのアタリも拾った方が良いのかとか試すけど、結局早いアタリを捨てて「なじんで戻してツン」の方が確率良かったと思う。9時半頃つ抜け。
底釣り用の餌も一桶打ったので、A3:B1でダンゴ作って、8尺提灯両ダンゴ。魚はだいぶ上ずり気味なので楽勝かと始める。最初は1発で消し込みアタリで来たのだがその後苦戦。
すぐに水面にヘラボールができて、餌をピンポンし始める。35、42のハリスを42、50に伸ばしたり戻してさらに27、30に詰めたり、餌を練ったりバラケさせたりと試してみるが、良い感じのアタリもカラツンになりがちでなんともしがたい。手前にも魚が湧くぐらいで魚が上ずって浮子がなじまなくなってどうも餌が棚に届いてないようなので、餌に「底釣り」をちょっとずつ混ぜて重く粘らせてピンポンされるのを突破するように調整。上手く突破するようになって、なじませながら待っているとシュポッと入る良いアタリが出るのだがほとんどカラツンでたまにかかるとスレでどうして良いのかわからんちん状態。
浮子が立つとともに消し込みアタリで釣れたので棚をメーターに上げてみる。変えると来るの法則で1発目でヘラとモツゴが来たので、これは浅棚が正解かと思うと、その後はまたカラツンの嵐。
しばらくやって、変えると来るの法則を期待して、浅棚ウドンセット、パイプトップの浮子をグラスムクに変えての提灯ウドンセットと変えるけどスレるけど食わず。食ったと思ったら提灯ウドンセットのバラケに食ってくるので、グラスムクのまま10,17ぐらいの短バリスにして提灯両ダンゴにしたら、ナジミ込む時に良い感じにアタリが出始めてポツポツと2匹ほど食わせたがコレもイマイチ続かず。正直お手上げ。ちなみにバラケに食ってくるというので、それではと両ダンゴに変えるとあまり成功しないというのは「ヘラ釣りあるある」らしい。知っててもやってしまうけど。
平日ですいていることもあり、魚の寄りは凄くて、着水場所をずらしながら打っているけど、それでも寄ってきて水面近くで餌がつかまると、バフバフと吸ったり吐いたりされてしまっているくらいなのだけど、なんとも詰め切れない。現状この位の力量ということか。ちなみに浮子が立つまでのアワセはルール上認められないことが多いらしいので食ってるの見えててもあわせないことにしている。そのまま持っていって浮子が立てばアワせるのだが、さんざん学習しているのか持ってはいかない。
11時半ころ、そろそろアガリの時間も意識して、最後もう一度バランスの底釣りをやろうということで10尺を再度継ぐ。
最初、餌がピンポンされてなかなか底につかなくて苦戦したけど、堅めに練っていたら底には届くようになって、ポツポツと拾いながら20匹手前まで釣って、イマイチ釣れてない感じがしてきたので餌を柔らかくしつつ朝のようにグルテンで開きをおさえたら明らかに反応増え始めて20匹。
12時過ぎて餌無くなるまで打とうと粘る。ナジミ込んでるときに連続して明らかに良いアタリが出るようになったので、これが落ち込みで追わせてアワせるタイミングか?と浮子が立って早めにアタったのを一発送ってさらに追いかけているのかなじんでる途中にアタるのをあわせると乗る。
3匹ほど追加して23匹で終了。
結局4月に始めて3ヶ月で、まがりなりにも使えるようになったのは、「箱」で練習した提灯ウドンセットでも浅棚両ダンゴでもなく、「管理池」の苦戦の中で泥縄で学んだバランスの底釣りだけだったというていたらく。まあ底釣りの基本「なじんで戻してツン」を憶えただけでも収穫か。一旦中断秋に再開予定だけど、まあ何年もかけて永く楽しんでいくつもりなので、今のところはこのぐらいで勘弁しておいてやろう。
「陽舟」お疲れさん。こっちが遊びなのにいつも命がけの魚達にも感謝。
○7月2日
腰を痛めて寝ているあいだに梅雨の雨で状況が好転すると読んでいたけど、北陸とか豪雨なのに関東は空梅雨でちょろっとしか降ってない。「管理池」のヘラは今日も渋そうだけど、渋い状況でもデコ食らわないというのは重要な課題なので6時開場にならんで入場。曇り空なのがまだ救いだが暑くなりそう。無理せず早めに切り上げるというのもまた重要な課題。
いつものポンプ小屋の手前は人が入ったので奥に釣り座を構える。
とりあえず10尺出して、「底釣り」2:「A」1のダンゴと「グルテン1」のバランスの底釣りでスタート。浮子は前回釣ってる「ゆるふわパ75底竹」、ハリスは27、35スタート。
昨日も渋かったという情報が飛びかっているが、それでも30枚近く釣った人もいたようで、ここは基本渋い釣り場だという心づもりでいくのだが、それにしても渋い。1時間ぐらいしてやっと当たりっぽいのが1度あっただけで周りも釣れていない。
9時近くになってやっと周りでチラホラ釣れだしたのだが、私の浮子は20分に1回ぐらいしかアタリらしい動きがない。ジャミアタリもややおとなしい感じ。餌を手水打って柔らかくしたり、ずらし幅を調整してみたりしても思わしくない。アタった時には逃さずアワせてるのだがかからんもんはかからん。
ハリスを伸ばすついでに、浮子もせっかく作ったのを試そうと細いボディーの「ゆるふわ4パ145底竹」にチェンジ。いつもの太さの70ミリボディー相当の浮力だと計算していたけどなぜか75ミリボディーよりオモリを背負った。
たまにサワリっぽい動きがある中、やっとかけたと思ったらスレで鱗だけゲット。スレで魚が散ったのかその後はまた反応無い時間が続く。まわりもコレといって釣れていない中、アタリがある底釣りで粘るべきか提灯両ダンゴに切り替えるべきか迷うが、とりあえず浮子をまた変更で「ゆるふわパ80底竹」。浮子大きくしてストンと落としてハリスも短くしてアタリを明確に出させようという方針でなじみ幅も大きめに。
でもいかんともしがたいので、10時過ぎにアワせるチャンス少なくてまだ餌残っているけど、一旦底釣り終了して8尺出して提灯両ダンゴ。「B」単品。浮子は「ゆるふわパ60」。
「B」単品の集魚力は凄くて、水面モツゴボールができるぐらいにジャミが寄った。餌が棚に届いていない感じでなじまないので、しばらくそれでも寄せるつもりで餌を打ったあと、グルテン振りかけたり練ったりして棚まで届けてなじませようとするけど、なかなかモツゴボールを突破できない。
ただ、今日はこれだけモツゴがいるのに食いアタリっぽい動きがほとんど出ない。前回とかアワせて空ぶったり、モツゴがかかってくるからジャミアタリだと思っていた食いアタリっぽい浮子の動きが、どうもヘラが食ってたんじゃないかという気がしてきた。でも良いアタリと思って貴重なアタリにあわせるとやっぱりモツゴだったりして頭の中が疑問でいっぱいになる。
モツゴボール突破がなかなか難しいので、試しに底釣り用のダンゴを付けてみるとあっさりと浮子のトップが水没するぐらいになじむ。モツゴでさえ餌は選ぶようだ。「B」に底釣りの基餌状態のをちょっとづつ混ぜていって、削られつつギリギリ突破する加減を探ってみたら、割と思うような餌にできたけどヘラの反応はなく、可哀想なモツゴが何匹かお腹に針が刺さってコイの餌となった。
1桶打ちきって両ウドンにして放置しつつ飯休憩。
「今日は半分近い人間がデコってるんじゃないか?」とか聞こえてくる状況の中、それでも10匹以上釣っている人もいたようだ。沖目じゃないと駄目とかいう声も聞こえたので、メシ休憩後は13尺出してまた底釣り。ダンゴは試供品でもらったクロレラ配合とかいうやつを試してみる。
両隣も段底でたまにスレぐらいでデコってる。っていうぐらいで正解というほどの方法はなさそうなのでバランス底釣りで押し通そうと決める。けど全然反応少ない。たまにユラユラッとなっても食いアタリにつながらない。少ないけど魚はいる。でも食ってこない。餌ユルくしてみたり「B」混ぜてみたりグダグダと1時頃までやってみたが、反応自体少なく、竿が長めだと振り切るとナジミが大きすぎたり手前に落とすとなじまなかったりでイマイチコントロールできていない。
そろそろ切り上げ時だなと、最後10尺で餌使い切って帰ろうと細い浮子で始めると、1投目ジャミにつつかれまくりながらなじんで「ツン」ときた。反射的にアワせたら乗った。
デコ脱出していた隣の釣り人にも「竿換えたかいがあったね」とねぎらいの言葉をいただいたが、上げてきたらアッパーでした。ガックシ。
ヘラ釣りのスレ判定は厳しくて口の外だと全部「スレ」。ルアーだったらなんの疑問も無く「食った」と思うような口周りにかかっていても駄目。別に競技会に出るわけじゃないし「自分ルール」で釣れたことにしても良いようなものだけど、そこは初心者とはいえ「ヘラ釣り師」として修行を始めたのなら厳しくするのは良くても甘くするのは釣りをいい加減なものにしてしまいかねないので駄目。ということであと2センチをつめる方法を考えつつ次の魚を待ったけど、餌打ちきって2時前に終了。
オデコ転落。実に厳しいけど釣果以外でもそろそろ暑さが厳しい。今日はそれでもまだ曇りがちだったけど今の体力では限界近い感じで、デコったし次回「箱」で今まで学んだことをおさらいして一旦「管理池」でのヘラ釣りは涼しくなるまで中断。ヘラブナはテナガついでの朝一「自由池」でちょろっとやるぐらいでしばらくいきたい。