2018年後半顛末記
○12月28日、30日納竿
新幹線から大船渡線に乗り換え、県境を越えたあたりで雪が舞い始めた、夜の底が白くなるような雪国じゃないにしても、そこは間違いなく東北だった。どうということはない山里に雪が降っている寂しげな風景がなぜにこんなにも美しく心を打つんだろう?とか思いながら気仙沼駅に着くと、隣のホームにピカチュウ電車が止まってて、なぜか大船渡線はピカチュウ推しのようだった。気仙沼ならご当地ゆるキャラ”ホヤボーヤ”に出迎えてほしかったところだがまあいいだろう。
翌朝、横で寝ていた同居人のお兄さんところのチビ共の「雪積もったー!!」という歓声で朝もはよから叩き起こされるが、雪積もってると車の運転が危なっかしいので動けずふて寝しようとするが、子供達は許してくれず折り紙で手裏剣折らされたりなんだり。予報では29日から”年末寒波”で太平洋側でも雪が降るとのことで、子供達のはしゃぎ様からもわかるように、それほど雪は降らない気仙沼なら28日は天気崩れる前で1日釣りできるだろうと読んでいたが、読み損ねた。
それでも昼頃には日が射してきて、外の道をいく車がビシャビシャと溶けた雪を跳ね上げている音も聞こえてきたので出撃。
あてにしていた、よく乗せてもらった大きな港の遊漁船のつく桟橋は工事中で入れず、ちょっと走ってリアス式の海岸の小さな漁港を巡ることにする。何カ所か様子見て、2カ所本命ポイントあったうちの1カ所がやっぱり工事入ってて、小さな川の河口に港がある典型的なリアス式の湾の奥のかわいい漁港なんだけど、工事の濁りで釣りにならず。
この規模の砂の堆積したような浅い河口があるのは実は珍しく、普通は渓流のような小河川か三面護岸の排水溝化した川が直接ジャボジャボと海に注いでいて、浅い河口があるからこそチチブだのハゼ科の魚やらが多く、当然他の餌の生物も多く海側にも明らかに釣りの対象となるようなアイナメやソイ類の魚影が濃い。道なおしたりの必要な工事はあるんだろうけど、とにかく余計なことはせずに放置しておいて欲しい。地元の人にしてみればどうってことない場所で、川幅狭くして護岸してしまった方が土地も増えて良いぐらいに思うかもしれないけど、同じ様なリアス式の小さな湾の奥に、もうこのぐらいの釣り人目線で見て良い環境は岩手南部から宮城にかけて二桁も残っていないはずである。
もう一カ所あてにしていたところはまだ堤防の工事も始まっておらず、おかげで冬の澄み切った三陸の海の底まで覗き込むことができる。嬉しいことに昔そうであったようにアマモが生えている。津波で根こそぎ持って行かれても環境さえ戻れば、なぜか自然は戻ってくる。アマモはご存じのように海藻じゃなくて”草”なんだけど種なんてどっから流れてくるんだろう?
漁港では底の石周りや桟橋周り護岸の足下とともに藻場は重要な狙いどころである。それは漁港の岩場に多いホンダワラ系モク系のガラモ場は誰でも根魚狙うなら注目するけど、実はアマモ場が結構穴場なんである。アイナメやらソイやらも意外なぐらいアマモ場好きだし、根魚でもカジカ類は砂地も好きでよく潜んでるし、運が良いとカレイとかまでがワームを食ってくる。アマモ場が復活している時点でなにかしらの魚が相手してくれるのはほぼ確定である。
大きめ重めのジグヘッドにガルプの1インチぐらいのグラブをつけてアマモ場周辺でピロピロピロ〜っと上下させていると、懐かしい魚が集まってくる。”マラダシ”ことアナハゼ類である。こいつらの反応の仕方は独特で、付近にいる何匹もが上下させているワームを取り囲むように壁面や底から浮いて寄ってきて突っつくんだけど、なかなかしっぽの先咥えたりしてハリがかりしない。だけど、ワームの上下を止めて水中にぶら下げるとガシガシと食い込んでハリがかりする。
大したことない獲物だと言ってしまえばそれまでだけど、東北の小さな漁港でこいつがいないと寂しくてダメだ。
アナハゼの仲間は似たようなの多いけど、こいつらは腹側の白点が目立つのでアサヒアナハゼだろう。
右の個体のように輸卵管が外に出てることも多く、ちょうどこの港で昔”釣りの上手い人”が漁師の爺ンチャンに「ほーれこれがマラダシだ〜」とか今なら訴えたら裁判勝てるようなセクハラをうけていたことも懐かしく思い出される。
3つほど釣って、港の中をあちこち探って、ロープについてたメバルの群に1投目で食わせたけど、魚が小さいのもあってかけきれず、昼間のメバルは今のワシの根魚力ではどうにもならず、底に石が入っている場所で1回小さめのアイナメかソイが食ったけどこれもかけきれず。そうこうしているうちに雪が激しくなってきたので、マラダシに相手してもらったし、そこそこ満足して撤収。
翌日はがっちり雪で暖かい室内でうだうだして、その翌30日は午後は晴れるようなので、8時頃まだ雪溶けてないけど、到着する頃には溶けるだろうと出撃。1日気温は低くて正午頃に道の温度表示は0度だった。
とある半島の南側の港を順次巡っていこうという作戦だったのだけど、とにかく工事中が多くて道が途切れて港までなかなか降りていけない上にナビも調子悪くて同じところをグルグル回らされたり、1時間もかからないはずの場所に2時間近くかかって到着。
最初の場所はこれもまたショボい水路が流れ込む港の奥の捨て石が入っている浅場。釣り人って遠くの深くに魚がいると思いがちだけど、深くて遠い見えない水中の細かい地形変化や障害物などを把握するにはそれなりの年期がいる。地元の手練れが遠投して釣っていたとしてもちょろっとやってきたヨソモンが真似して釣れるほど甘くない。ところが誰もが無視するような浅い場所でも条件が合いさえすれば魚はいるのである。そういう場所は冬の三陸なら底が見えるので狙うべきところが明確に分かる。あとはよい条件の場所って言ったって季節や日によって変わるので、足使って数打って当てるだけである。
この場所では前回数年前に来たときに、岸から釣れたらそこそこ嬉しい大きさのを釣っているので期待しつつ、雪もちらつく中、底の大きめの石の横を一つ一つ訪問してドアをノックするぐらいのつもりで探っていく。しかし寒くって440ssgのグリスが固まってるのか巻きも重いし逆転防止も効いたり効かなかったり。予想はしてたけど掛けたらグリグリ巻いてそのまま引っこ抜くので、ハンドルから手を離さないし大丈夫だろうとグリス抜いてオイルのみの寒冷地仕様にはせず持ってきた。まあ結論先に書くとやっぱりそれほど問題にはならなかった。
小さいクサフグが追ってくるぐらいしか魚の気配がなく、あれ、今日はダメかなと思い始めたあたりで、一匹あわてて石の下に隠れたのがいた。こっちから見えるけどあっちからも当然見える。でも隠れた場所が分かっているので狙うと出てきて食った。でも潜られるとまずいので早合わせですっぽ抜け。やる気のある魚のようなので再度同じところを狙ってちょっと着底させて止めていると食った。ちょっと間をおいてアワセ入れたら今度は潜られてしまった。失敗したと分かったけど後の祭りで急いで道糸出しながら対岸に渡って引きずりだそうと試みるも引いても緩めても動かない。思い切り引っ張ったら切れた。今年は切れて取り逃しというのはなかったのに最後の最後でやってしまった。ハリがはずれるのやら早合わせで掛からないのはイヤっちゃイヤだけど別に誰に迷惑かかるわけじゃないし良いといえば良い。でもかけた魚にハリと糸つけたままにして逃げられるのは、魚にも釣り場にも悪影響あるし、何よりラインシステム組みなおしたりするのがめんどくさくルアーがなくなるのがもったいない。
やっぱりあまり石とかの障害物に”深く”絡ませずに曳いて、早アワセで潜られたり根がかったりを避ける方が楽しく釣れる。ということで気を取り直してピロピロと泳がせ気味にワームを曳いていると、しばらくして、また小さいのが食った。今度は早アワセでも乗ってくれてアワセから一気に寄せきって無事水揚げ。
まあちっちゃいけどワシ釣れれば何でもええねん。魚種は”ベッコウゾイ”ことタケノコメバルの子供。
その後は反応なく、場所変え2カ所目。ホタテの出荷作業が終わったところのようで海水が岸壁から海に流れている。冬場狙うべきは河口と遊漁船の桟橋とホタテ出荷作業場だと思っているぐらいなので、雪降って寒いけど車から降りてテトラを中心に水揚げ場の岸壁際とかも探っていく。ここでは沖に遠投しているルアーマンを見かけた。2日釣って他の釣り人みたのはこの時だけ。工事中で立ち入り禁止が多かったとはいえ釣り場はほぼ独占。
割とすぐにテトラの下からひったくったのがいて掛からなかったけどやっぱり魚はやってきてそうな雰囲気なので護岸から足下丁寧に狙って粘っていく。足下だと根掛かりほとんどはずせるけど、1回牡蛎ガラにかけてしまい切れた。ジグヘッドをもっと軽くてバーブレスのに変える。
しばらくして排水の流れ込むあたりのテトラで穴から顔を出したのがいたが食わなかった。ソイなら手のひらぐらいだけど”ネウ”ことアイナメなら尺ぐらいありそう。
ワーム変えるかとガルプの1インチぐらいのエビっぽい赤ラメのホッグ系に変えてみる。
食ってこなかったので横にずれて付近のテトラを狙って下に入っている石の隙間の上でワームを踊らせていると食った。1発目かけ損ねて2回目でかけると同時に引っこ抜く。
このぐらいあればオカズにはなるだろうってぐらいの20前後。黄色斑が見て取れるのでオウゴンムラソイかな。年越しに食うモノは冷蔵庫にたんまりあったので元の穴にお帰り願う。
その後は反応なかったんだけど、顔が見えた穴にしつこくワームを落としてみる。石の隙間の穴で底をちょっと切って止めていると”コンッ”という硬い感じのアタリ。即アワセで引っこ抜こうとするも竿ギュンと曲がるだけであがってこない。割と良い引きしてる。テトラの下に潜ってラインがすれるのを1ミリもライン出さず、かつ巻かずにじっと待ってるとテトラの下から出てきたので、ここぞと巻いて引っこ抜く。
冬の産卵期の浅場には産卵後の個体が入っているという定石どおりで、痩せてるけどそれなりに長い個体。手尺で尺あるかないか。東北じゃこのぐらいの”ネウ”は食卓にもあげてもらえない小物なので穴にお帰り願ったけど、正直言ってとても嬉しい1匹。
この程度の、東北ならどこにでもあるような(でも実は案外貴重)、普通に魚が釣れる場所が、どれだけ価値があるかっていうのを、もうちょっと地元の人にも知ってもらいたいところである。
その後は良い流れ込みがあった港が岸壁修繕されたら流れ込みが暗渠になっててどこか分からなくなってたり、やっぱり工事中で入れなかったりというなか、最後に入ったスロープのある港で、雲が厚くなってきて雪も強くなってきたので、反省点もあるけどいい感じで釣れたのでこれにて納竿とした。
根魚釣るのに根掛かりはある程度避けられない部分はあるけど、それでも「根掛かり覚悟で」なんていう傍迷惑な姿勢で釣り場に臨むのはいかがなものかと思うので、足下の穴を狙い、深くまで突っ込まずに誘い出す穴釣りと、浅場の藻場とか捨て石とかで見える底の変化狙いとを、岸から根魚狙うときの第一選択としたい。写真見てて後半使ってた軽い方のジグヘッドはちょっと小さすぎてひょっとすると水鳥が砂利と一緒に飲むサイズだったかなと思ったりもした。次回はマルトのジグフックでも買って鉛じゃない頭のジグヘッドを用意してみたい。
まあ、なんでも完璧にできるわけはないんだろうけど、それに近づける努力ぐらいはできるんじゃないかと思う。
とりあえず今年の釣りも完璧には遠かったけど、魚釣れてるし楽しい釣りだった。来年も早々にバチ抜けシーバスの季節だし良い釣りしていきたい。
○12月25日
メリークリスマスってワシ神も仏も信じてないから関係ないからなということで、今年のヘラ釣り最終戦に出撃。
7時前に到着。今日も端は先客ありで前回と同じ釣れる釣り座。2日前釣れて今日釣れないってことはないだろうといつものごとく楽観的に始める。前回食う暇なくて持ち帰った「しろもちたい焼き」がなぜこっちを使わなかったと後悔するようなもっちりネッチョリ感で「コレは釣れる!」と性懲りもなく刺し餌に追加。調子に乗って白玉とわらび餅のぜんざいというのも買って試してみる。クリームと餡は美味しくいただきました。
一日使っての結果を先に書くと、しろもち鯛焼き釣れるッ!軽くて沈降速度遅くハリ持ちは良くて前半ダントツにアタった。ワラビ餅は当たり前だけど力玉と差がなくてわざわざ入手する必要性が感じられない。白玉団子は前回の餅と一緒でベタ付いてハリにつけにしくい。しろもち鯛焼きシラタキの代わりにレギュラー化決定だなこりゃ。
最初は前回同様メーターウドンセットで入って、カラツンで掛からなくなったらしっかりバラケ付けてなじませてたのを、バラケゆるめて抜き気味にして浮子も細いトップのでハリス緩め気味で釣るというのを試そうとしたけど、そもそも前回ほどアタらない。不思議なくらい前回好釣のサナギ玉が嫌われて沈黙。まだハードUの方がアタる。力玉はそこそこで安定してて、新戦力のタイ焼きがよくあたって早めのデコ脱出もタイ焼きで。
浮子はナジミが遅くなって揺れたりして確実に魚はいるんだけどアタリは遠目。周りも釣れてないのでそういう日なんだろうなと地道に拾っていく。時速5匹ペース。口が変なのやら鰓やら目やらが欠けたのやら痛々しいのも釣れてくる。自分のやってる遊びの罪深さをいつもながら感じるけどやめられないのよね。地獄に落とされるとしても釣る。池も川もあるみたいだし天国よりは地獄の方が居心地よさそうだし。
なんか変えるかとハリスを前回の終了時のまま35センチぐらいだったのを、45センチに伸ばすも、30分ぐらいで1匹追加のみでかつカラツンが多くなってスレ始めたのでヨシキタッとばかりに浮子を細いパイプトップに変更してハリス0.2号、イズナ1号に変更。バラケも手水入れて柔くする。
しばらくしてアタリ始めてスレもありつつ1匹追加。しかしその後適度に柔くなったバラケがお気に召したのか、上バリスレと2連続うわっパリで、それじゃあとハリス35ぐらいに縮めて刺し餌をグルテンにしたら一瞬アタリ出した感じだったけど、1発ホッペでその後アワせ切れ。0.2号短いともたんのかも。
ハリス0.3号50センチコム2号に戻して、アタらないので徐々に詰めていって結局35センチぐらいでやっと追加。イライラしながらハリスブチブチ切りつつ詰めるのを久しぶりにやってしまった。穏やかになることを学べ。
コレでどうにかこうにかつ抜け、お昼近いしもう一手うって帰るかとトイレ休憩後に8尺出して提灯風ウドンセット。ハリスは0.3号40センチ、コム2号で最初なじませ気味で入る。
これが良い感じにアタってくれて、タイ焼きそれ程アタらなくなったけど力玉が人気上昇で1匹目は縦誘いで居食いしてて、その後4匹はぶら下がった直後ぐらいにツンときた。1匹バラケ食ってた。
釣れてない時間帯に連発したのでナニやってるのか聞かれるという光栄に預かった。まあたいしたことはやってないけどこの池では縦誘いとか水深浅いしヤル人いないので感心された。先入観が育つほどの経験がないからね。
カラツンになってきたのでハリス0.2号50センチ、イズナ2号に変えて餌もゆるめて抜き気味にしてみる。変えたらアタらなくなって、その後ずいぶんと時間が空いてまたイラつく。だから穏やかになることを学べって。
バラケにちょっかい出してるような浮子の揺れは続いているので、ハリスだんだん短くしていって35センチぐらいにして、抜くのはダメなのかと持たせてなじませてみたらちょっとアタリ回復して、最近結果出してねえからこのままだとレギュラー外すぞとハードUにハッパかけて投入して、やっと1匹追加。計16匹。
周りも底釣りの人が1人だけ釣れ始まってたけど、他は渋めで夕方まで状況変わりそうにないので釣れて気持ち良いところで今年のアガリベラとして店じまい。写真で確認したら1時間ぐらい間空いてた。縦誘いの釣りは集中力いるので肩が凝って腰が痛い。
昨年今頃、魚ぎっしりいる「箱」で1匹釣れるかどうかで必死になってたことを思えば格段の進歩がみられ、今日も上位階級に踏みとどまったと思う。
ヘラ釣り、金かけなくても楽しめるし、餌も餌屋の口上無視して単純な要素だけで遊んでるけど結構釣れるし面白い。まあ餌屋からしてみたら残った餌持ち帰って冷凍してまた使って大丈夫とか書いたら暗い夜道で刺されかねんかもだけど見逃してつかあさい。ちなみにバラケと刺し餌は冷凍して問題なし。グルテンが解凍すると繊維がなくなってグルテンの用をなさなくなる他はだいたいOK。人間の食べられる餌なら余ったら食えば良い。
って調子こいてると年開けて冷え込んで渋くなるとまた泣きそうな目にあうのは見えてるけど、そん時はそん時よ。来年もユルく行くぜ。
といいつつ今年は久しぶりに年末気仙沼なのであっちでカレイかアイナメかチカあたりで納竿の予定。
○12月23日
昨日雨で、今日も午後から雨との予報だけど午前中は気温も10度以上あって釣りやすそうなので再度公園池にヘラ釣りに。
7時過ぎ到着すると、休日だからといって混雑しないのか、いつもの端っこは埋まってたけど前回良く釣れてた釣り座が空いていたので入る。
今日もまだ底より宙と読んで前回良く釣れたメーターウドンセットから入る。底取らなくて良いのですぐ始められる。餌はいつもの力玉、サナギ玉、ハードUに追加して、塩大福の餅の部分が先日食ってて「このネッチョリモッチリ感は釣れる!」と思ったので試してみる。結果先に書いておくとアタリはあったけど卓効があるというほどでもなく餌もちやや悪く手にネトついて餌付けしにくかった。余った餡と鯛焼きは今日の甘シャリ。
「浮子が動かない」とぼやく底釣り諸氏を尻目に、小さめしっかり目にバラケをつけてなじませて釣っていくと、すぐに寄った感じで浮子がなじみにくくなってコンスタントにアタリだし。開幕ダッシュ成功。ってほどでもないけど、8時頃には6ゲット。なじみきったあたりでピコか戻してる最中にピコが多かった。スレはほとんどなかった。ハリスは0.3号ナイロン35センチと前回終了時のまま。餌はまんべんなくアタルけど力玉、サナギ玉がやや好釣。
ペースダウンするも、それなりに釣れてくるので同じように狙って2匹ほど追加したあたりからカラツンばかりで掛からなくなる。
ハリスを50センチに伸ばすも、アタリが戻しきってからしばらくしてしかでなくなり、かつカラツン。ハリス40センチに詰めて餌をグルテン堅めに練ったので1匹追加して、これで連チャンかと思ったらそうでもなくて、餌変えながら粘って8時40分頃つ抜け。
ちなみに浮子はパ30でそれなりの太さのパイプトップの小さめ軽めで素直に反応良く動く。
つ抜け後アタルけどコンって感じの鋭角なアタリでカラツンになって掛からない。しばらく穴が空く。
途中から隣に入った釣り人が、最初スレばかりでたいしたことない腕だなと思ってたら、浮子変えてなんか仕掛けもいじってると思ってたら、コンスタントにあげはじめてちゃんと修正してやがんの。こっちはカラツンばかりなのに腕の差が出てムカつく。かといってハリス伸ばして縮めてをもう少し細かくとかは面倒だし勘所が分からない。どうも明確なコンってアタリで空ぶるときは、サッと咥えて走って吐いてというのが一瞬で起こってるような気がして、ゆっくりモソッと食わせて地味なアタリを出させた方が良いかもと考えて、思い切って提灯ウドン風セットにしてみる。
8尺出して前回のままナイロン0.2号ハリス50センチにイズナ1号。最初はやや大きめしっかり目につけて、グ45の長いトップの真ん中へんを餌落ちにして2回ぐらい縦誘いしたら餌落ち、しばし待って打ち返し。というのをネチネチとやっていたらトップがなじむのが遅くなってきたなと思ったら、なじんでるときや縦誘い後にピっと小さくアタリ始めて、1匹スレの後縦誘いしたら食ってた状態。1時間半ぐらい釣れない時間が空いてしまった。
その後は渋めながらもスレたりしながらハリス40につめて、2匹追加したあたりで、曇ってた空がいよいよ降り出しそうな感じになってきた。
とっとと15匹まで釣って上がろうと思うも反応薄めで、もっと寄せなダメかと深ナジミをやめて、バラケ手水打って緩めて抜け気味にして、バンバン餌打っていく。明らかに浮子の動きが活発になって1匹釣って方向性はとりあえずコレで良さそうだと狙うも次はスレで、雨がパラついてきて焦ると、ハリス絡めて切れたりなんだりで気持ちとは裏腹にテンポ良く釣っていけない。でも何とかドンピシャのピッという小さいアタリを拾って11時半頃アガリベラ。
急いで片付けて駅に向かうころにはみんな傘さしてた。まあカッパ着てるので釣りはできるけどずぶ濡れで電車乗るのとか迷惑かなと今更思ったりもするのであった。
釣果的には後半失速したとはいえ前半の貯金で上位階級に踏みとどまったと思う。上出来の部類。隣に入った人がキッチリ釣り出す前ぐらいまでは多分トップ走ってたので今日は天下とったる!という勢いだったけど3時間ほどの天下だった。
魚はいるし活性もそこそこだけどカラツンというのをどう対処するか?今日みたいに釣り方変えるのが手としては一つあるけど、せっかくメーターの棚に寄せた魚はもうちょっと釣り込みたいと思うと、もう一工夫いるのかも知れない。地味なアタリを出すためにライン細くハリと餌小さく、ハリスは緩めてアタリは出にくいところを細いトップで拾う、というのを次回同じような状況なら試してみたい。要するに今日の提灯風ウドンセットの最後のほうで抜き気味にしたら良いアタリがでるようになったので、なじませてダメなら抜いてみろをメーターウドンセットでも試してみるという方向。
天気次第だけど、年内もう一回行ってその辺を練習してみたい。魚は良く釣れているので調子の良いうちにあれこれ技を身につけたい。
○12月20日
寒い日が続いていたけど2、3日良い天気が続いて15度近くまで上がりそうな暖かい日。早起きして公園池にヘラ釣りに。
7時頃到着すると、釣り人少なめで端に入る。久しぶりなので釣り方忘れそうになっていて、昨晩過去の顛末記とか読んで予習して臨んだ。ハリスとかは結んであるのがあったし、餌も封切ってないのがあったのでバラケはA:Bを1:1にしたのを粉のままで袋に小分けして三桶分持ち込んだ。刺し餌は春のを冷凍保存してあったので解凍。サナギ玉、力玉、ハードU。加えてグルテン堅めに練ったのとコンビニで焼きうどんも買って追加。
作戦としては段底でデコ脱出してそのままある程度釣れたらメーターウドンセットを練習。余裕があれば提灯風ウドンセットもという感じ。
7時半頃から開始。最初は11尺出して感度の良いフロロ0.8号の仕掛けで魚の反応を見る。ハリス0.3号フロロ45センチにアスカ3号、浮子はパ70段底竹。
割とすぐにトップがユラユラとしてサワリ始めて期待大なんだけど、いきなり右一つ空いて向こうの釣り人がメーターウドンセットでバンバンかけ始める。左向こうに見える段底のオッチャンは反応ないと言っているので、この人が上手いだけだろうととりあえず無視して餌を打っていく。
魚は寄ったようで、アタリも出始めたけどカラツンになるので、早めに手を打って緩め気味の仕掛けにチェンジ。道糸ナイロン1号、ハリス0.3号ナイロン50センチにコム2号、浮子はポ70段底竹。
下バリトントンぐらいで初めて、良い感じのアタリが何度かあってやっと食わせたと思って、写真撮ってからハリ外そうとしたら”アッパー”で、その後は上のハリにスレで掛かってくるので、うわずったかなと餌を締め気味小さめを意識してしっかりなじませて釣っていく。どうもバラケに反応しているような、なじむ途中のアタリがあるけど、魚を底に向かわせたいのに餌の重さ調整するようなのは用意してなかったので、とりあえずハリス40センチに詰めてみる。スレて上がってこないのが何度かあったあと釣れた。9時過ぎまでかかって、やっとデコ脱出だけど上バリ食ってた。
右のメーターウドンの人だけ最初ほどではないけど確実に追加している。こちらも間違いなく魚は寄っているようで、ややウケてなじみにくくなってきたのでハリ重いのにして餌を底に落ち着かせるかと、ハリス0.3ナイロン50センチ、アスカ3号に戻して。アタリが大きくてカラツンになる感じなので、下バリトントンから2センチぐらい弛ませて地味なアタリを拾うように心がける。
しばらくして、やっと刺し餌食わせた。力玉でアタリはハードU以外はそれなりにある。
どうにも小さいアタリを拾い切れていないのか、アタってないのかアワせまでいく率が低い。試しに浮き下短くしてハリス張ってみたらアタリは増えた。でもスレが多い。
魚はいるので食わせる方法がありそうに思って、餌手水で緩めてみたら、バラケ食ってきて2匹追加でついでに金魚も掛けて、10時頃好釣してたメーターウドンセットの人がさっさと帰ったのを横目で見て、今日は自分の段底では上手く釣れないとあきらめて一旦トイレ休憩。
休憩後、バラケ食ってきてるので両ダンゴの底という線もあるかなと思ったけど、なんとなく底の餌食わすより宙で食わす方が今日は良さそうに思うので、玄人衆のようには上手くできんかもしれないけど、メーターウドンセットで行く。
竿は11尺のまま、ハリス0.3ナイロン45センチ、コム2号で浮子はパ30を4目盛出しで、最初はしっかりとバラけつけて棚に入れてなじませてみる。
寄せるというほどでもなくすぐに浮子がなじみにくくなって揺れ始め、ハードU今日はダメな日かなとサナギ玉にかえてしばらくしていると、揉まれてなじんですぐにピコッとアタってアワセも決まって無事ゲット。シッポが変な形。
すぐに同じような感じで追加。メーターウドンセットの日だったのか。
しかし、その後カラツンとスレの時間に突入。やっぱりバラケ食ってるでしょ?なスレかたとウケかたしているように思ったので、刺し餌煽られにくいようにハリスを35につめてみたけど好転せず。ところがこれで刺し餌をグルテンにしたら好反応で、11時頃パタパタと4匹ゲットでつ抜け。メーターバラグルセットだな。
その後あたるけど掛からなくなり、アタリが遠のいたので昼休憩後に、つ抜けもして充分釣れたので、最後提灯風ウドンセットの練習をして適当なところであがろうとしたら、これがちょっと良い感じで、バラケしっかり目で深ナジミさせつつ縦誘いで、誘った後一呼吸置いてツンな感じでアタって釣れる。正午頃から30分ぐらいで5匹追加。ハリス0.3ナイロン50センチ、コム2号、浮子は細いトップのグ45。竿は8尺。
午後から来た隣の釣り人にもお褒めにあずかって良い気分。刺し餌はサナギ玉が安定、力玉が次点ぐらい。
5匹釣ったらさすがに反応あるけど掛からなくなって、まずはハリスを40に詰めて、ダメなので60に伸ばしてハリスを0.2号、イズナ1号にしてもいまいちで、ハリスを50に詰めて、ハリス交換ではあんまり変化ないなと、深ナジミさせていたのを、棚に入ってすぐ抜けるぐらいにバラケを緩めて餌落ち目盛をトップ近くに調整してみたら、しばらくしてアタリ始めサナギ玉で小さいの2匹追加して14時頃終了。
だいぶご無沙汰してたけど、意外に釣り方忘れてなくて、ちゃんと技術が身についていた気がして嬉しい。
今日は底釣りの日じゃなくて、宙で活発に餌食ってくるけどそれなりに目先変えてやらないとすぐ飽きられる感じだった。
大出世で多分今日は上位階級だと思う。バカスカ釣れるって程ではなくて、あれこれ試して食わせていく感じでちょうど工夫のしがいがあって面白かった。
ゆるふわ的には17匹はちょっと釣りすぎたぐらいだ。
○12月11日
夕方から雨のようで、ドラグの試験をしたいリールが2個あるのでその前にでかける。いつまでも寒くならないと思ってたけど、ここ数日グッと寒くなって腰の具合がイマイチ。
近所でドラグ試験に付き合ってくれる魚といえばコイなのでオイカワポイントへ。アユ釣りの時にはさんざん邪魔してくれやがったのでお仕置きだべ。
リールは「スプリンターマックスST-600M」と「アクションM」でどちらも樹脂製のワゴンで売ってるような廉価版。このへんのリールはまたブログネタにする予定だけど、ブログでスピニングリールネタ消化するのが追いついてないのでいつになるやら。
投げられる浮子使ってパン餌の”パンプカ”で釣る。まずはアクションMで道糸のレグロン5LBはナイロンのナマジ的には一番細いラインで0.8号。ヤマメ釣っててサクラマス掛けてもとりたいし、メバル釣っててスズキ掛けてもとりたいので、ルアー投げるときとか1号以下は使わない方針だったけど、ラインの方が進化して、昔1号で4LBだったのが今時は0.8号で5LBと強くなってるので、ちょっと試しに0.8号を使ってみる。ハリは管付きチヌ4号をカエシ潰して、ハリスはレブロン0.8号。
1匹目はあんまり警戒してなくてすぐに来た。ドラグ試験らしく走り回ってくれてとりあえずこのリールはそれなりのドラグが元から入っていたので危なげなくやりとりできて無事タモで掬う。ちょっと滑り出しが引っかかる感じの時もあったけど5LBなら問題なく許容範囲で滑らかで充分なドラグ性能だと思う。
次のリールがドラグというほどのものが入ってなかったのを改造しているので、どうだかなと心配だけど、それよりも一匹釣って警戒して食いがイマイチで、寒い中プカプカ浮いてる浮子を眺めてる時間が長い。
やっと食わせて、それなりにドラグも効いてくれて大丈夫だなと思ったら、対岸の茂みに突っ込んで、さすがに0.8号では止めきれずにじっと出てくるのを待って道糸張ってたら、擦れてかハリスが飛んだ。ヘタクソ。コイさんゴメン。
その後はさらに警戒して食ってこなくなったので、寒さにめげて帰ろうとしたら、投げそこねで落ちたパンを拾い始めたのが見えたので、道具しまいかけてたのをまた用意して、ちょっとハリス太くして1.2号でややドラグ強めで行く。
見えてたヤツには無視されたけど、別のが食ってくれた。ドラグちょっと強めがこのリールにはあってたようで、滑り出しも滑らかだしダッシュしたときにはちゃんとライン出て行くし、意外なぐらいまともなドラグになってた。タモしまった後だったので水中でボガで拘束してハリ外して終了。
あー寒かったと自転車飛ばして帰宅。ドラグはやっぱりそんなに複雑な仕組みじゃないし、適度な滑りの素材を使って、必要な直径なり厚みなりを確保してやれば、釣りになる程度のモノは素人の工作でも充分できる。
次は寒さが落ち着いたらヘラ釣り行きたいところ。
○12月8日
雨がわりとしっかり降って、あがったら暖かくて風もない日なので泣きのもう一回。
産卵参加しないセイゴぐらいいるだろうと、夕まずめ排水ポイントから始めるも無反応でコレは外したかなという感じ。
商業施設の灯り下に移動して、結構ゴミが多く流れてて潮も効いてて濁りもそこそこでイナッコもたまに泳いでる、と釣れそうな条件揃ってるので、ルアーをおとなしめと良く動くの織り交ぜて行ったりきたりするも、ボイルもなくアタリもないので19時前に移動。
3本目橋、水門、ネット蛇篭反応なく、ボチボチ良い潮位になったので過ちポイントに移動。
フッコスシャルで釣り上がるも、最初いつもの岬でセイゴがパチャっとでたのみでコリャダメだと思いつつも折り返してラパラJ9で釣り下って行くと、わりとすぐに水中の石組み手前で食った。
釣れないだろうと思ってたので最初ゴミかと思ってたけど、締めたドラグのせいで潜れずすぐに水面で暴れ出したので「魚やンケ!」と驚きつつアワセ食らわせてサイズもそれ程じゃないのですぐ寄せて無事水揚げ。
このポイントでは濁り出るとJ9がよく働いてくれる。サイズは50ないぐらいだけど嬉しい。痩せてて産卵参加できずに居残ってた個体か?
トゥルーテンパーはライン抜いて仕舞ったんじゃないの?と思った人はよく見てね。このリールについてはまたそのうちブログで書きます。初陣飾りました。
その後は反応なく、排水ポイント相変わらずボラはいてちょっと粘るも反応ないので20時過ぎ撤収。
やっぱり雨は吉と出た。
○12月1日
もう12月。今期シーバス最終戦のつもりで、前回よりは潮が動くし夕まずめ前には引き始めるので、17時頃暗くなると同時に商業施設の灯り下へ。
潮はそこそこ効いていて、しばらくすると沖目をイナッコがポーンポーンと飛んだりして餌ッケないでもない。ルアーおとなしめとちょっと動くの交互に投げつつ護岸を行きつ戻りつ。
反応ないうえにえらく風が出てきてしんどくなってきたので、18時半頃そろそろ良い潮位のはずの過ちポイントへ。
過ちポイントも異常なしで、排水ポイントはボラ結構いたけどシーバスの気配はなく、20時前にあきらめて早めの撤収。
最後スカ食って、これで今期のシーバスは予定終了。去年と違って過ちポイント以外では地形変化や構造物にシーバスまったくついてなくて苦戦したけど、灯りに寄った餌がらみでなんとか釣りを組み立てて、結果的には面白い釣りが展開できたように思う。そこそこの満足感とちょっと悔しさもあったりと、そこはいつもどおりという感じ。
道具達もお疲れさん。トゥルーテンパー727はおかげであれこれ遊べて楽しかった。次使うのはいつになるか分からんけどライン抜いて油注して蔵に眠ってもらおう。
って書いてたら、天気予報見たら週明け一雨来そうで、釣れそうに感じる降り方なら泣きのもう一回ありかも。でなければヘラ釣り再開の予定。
○11月29日
雨は期待したほどは降らなかったけど、午後潮が高いまま動かない好きな潮周りだし暗くなると同時に出撃。風はやや強めで手袋なしではキツくなってきた。排水ポイントから始めるも反応なく、今日も異常なしの1日になるのかとウンザリしかかるが、やること淡々とやっておこうと商業施設の灯り下へ。
潮はタラッと流れている程度でたまにボラが跳んでいる。濁りはそれ程ではなくゴミも少なく雨の影響は少なめかなとルアーおとなしめを中心にあれこれ変えて狙うも反応得られず。たまにイナッコも追われてる感じじゃない連続ジャンプしてて、沖にはシーバス居ないなと沖よりは護岸際にやや多めに投げていく。
18時半頃そろそろ移動しようかと思ったあたりで、護岸際上流に投げていたフッコスペシャルにバコンと出た。アワセも決まって一旦水面で暴れた魚がちょっとドラグ出して下流へ下るので追いかけるようにカニ移動しつつ落としダモ用意して、コレ逃したら今期もうチャンスないぞと緊張のあまりもたつくも、ハリも掛け重視の真っ直ぐなハリ先だったけど、バレないときはバレないもので何とかねじ込んだ。
秋らしく肥えた個体で60ぐらいあって大満足。
割とすぐ、足下近くにきたルアーにゴミがかかってたのを竿先あおってはずしたら、その動きに反応してやや小型のがギラッとしたけど口には入らず。今日は魚おるやンけと気合いを入れて粘るもその後は異常なしで、19時半頃に砂州ポイントへ。
餌ッけは見えてなかったけど、セイゴはいるのかフッコスペシャルに2度ほど小さなアタリ。なぜか今日は釣り人いない。いつもは入れない橋のたもとも狙ったけど反応なし。
工場は今日も早上がりだったようで消灯済みで、再度商業施設の灯り下に戻るも異常なし。雨降った後で岸際に寄ってるのかもと仮定して、昨年実績の3本目橋周辺やら水門やらネット蛇篭やらを探るも異常なしで、この秋は結局これらの場所では一つも反応とれていない。
ついでに1本目橋も異常なしで、ちょっと潮位高めだけど、過ちポイントに移動。
最初フッコスペシャル投げながら釣り上がって、魚入ってないなと思いつつも、ルアー派手な動きのも試してみようとラパラJ9投げながら下ってくると杭のあるあたりでボシュッと出た。出たけど食い切らず。魚入ってるやンケ!とその後ルアーをあれこれ変えて粘るもそれっきり。
排水ポイントは寒くなってきて暖をとりにきたのかボラがいっぱいいて、なんか捕食音っぽいのも混ざってるけどボラが跳ねてるのと区別がつかない。
フッコスペシャルにセイゴっぽいアタリはあって、魚おるはずだと粘っているとグッと重くなってアワせたらゴンゴンと首を振った。良い重さでこれはそこそこ良い型だなと突進に備えるもぜんぜん走らず。寄せてきたらコイだった。そういえば以前にも同じ場所でコイ掛けてタモ入れ失敗やらかしてるのを思い出して、リベンジとばかりに慎重に空気吸わせて弱らせて無事落としダモにねじ込んだらタモの中で暴れまくった。しかしもう遅いのだよコイ君。
これも60ぐらいあってなかなかの獲物。起き上がって歩く系の個体で写真撮ってる間にくねりながらズンズン前進していくのが妖怪じみてて笑えた。
その後は反応なく21時半ころ撤収。
終盤はキッチリ連敗して終わる予定だったけど、良い魚2匹が相手してくれて嬉しい。トゥルーテンパーの出番もあと少しだけど最後まで調子よく回ってくれそうだ。潮の良いうちにもう一度行って今期終了か、釣れたらもうちょっとやるか、いずれにせよそろそろ終わりが見えてきた。
○11月26日
やっと冬っぽくなってきたら腰が痛いしちょっと不調で週末釣りに行けず、こんなことではいかんと月曜出撃。天気良く風も無く穏やかな日で、夕まずめ潮位が高い排水ポイントから始めると一発セイゴのアタリありで今日はいけるかもとの期待を胸に18時頃に商業施設の灯り下に移動。上げ止まりでタラッとしている。
しばらくしてボラがバンバン跳び始めたけどシーバスの反応はない。ないんだけど一匹シーバスっぽいのが見える範囲にいてルアーあれこれ変えて狙うも動かず、最終的に反射食い狙いでスプーン投げて目の前通したけど嫌がってどっか行った。沖目も岸際も狙うも反応なく19時過ぎ砂州ポイントへ。
中古屋で手製の木製リップレスミノーが安く売ってたのをいくつか買ったけどなかなか良くできてる。動き自体は良くあるおとなしめの今時のシーバスミノーで特筆するほどじゃないんだけど、重心移動じゃないけどやや後方重心気味で浮力弱めに浮くぐらいに造ってあって飛距離が出しやすくて、ダブルフックを2個リングで繋いでフッキングの良さと根がかりにくさを考えてある細かい工夫とか、塗りも単純な配色だけど綺麗でいろいろとツボが押さえらててかなりヤル感じで良い買い物だった。
釣れてる状況には思えないんだけど砂州ポイント上流の橋はキッチリ上下上下4人貼り付いていて感心する。餌ッケも反応もなく、異常なし。工場は今日は既に消灯してたので対岸下流の排水ちょっと探って再度商業施設の灯り下。良い感じに潮が効いて沖と岸側が逆流して潮目っぽくなってるんだけど沖目も護岸際も特に反応なし。
過ちポイントと排水前もオオバンとか水鳥が警戒音で鳴き交わしていただけで異常なしで21時前終了。
いつまでも暖かかったから後半盛り上がるかもとちょっとだけ期待してたけど、雨降りそうなのでその後と、週末の午後動かない潮を狙って異常なしで終わりッぽいなコリャ。
○11月21日
夕方から雨の予報だけど良い天気で暖かい。夕方満潮で潮が動く日で今期は潮あんまり関係ない気がしているけど夕方から下げは昨年実績あるので日没から始める。
夕まずめ潮位が高い時は排水ポイントよかった記憶があるので最初入るけどウンともスンともで18時頃には商業施設の灯り下に移動。下げが効いている。
しばらくして餌ッケが沖に出始め、よっしゃ今日は魚ッケあるぞと思ったら、そのままボイルも何もないまま終息してしまい、19時近くなり過ちポイントへ移動。しかし反応なく砂州ポイントへ。
今日も砂州ポイント周辺は人山だけどたまにボラが飛ぶほかに反応なく、いつも入ってる対岸下流にも人がいたので、一旦工場の灯り下に行くも無反応で戻ってきてポイント空いたので狙うも不発。
再度商業施設の灯り下はかなり引いてて足下底が露出しそう。反応なし。
1本目橋下流今日も静かな状態で22時前終了。アグリースティックライトはトップガイド換装の復帰戦飾れず。
今年は終わったということだろうか?あと3回ぐらいは行く予定。
○11月19日
昨夜雨が降って、日中は止んでたけど日没ぐらいにまた降り始めて今日は釣りまくるぞと出撃。
明るい時間から引き始める潮なので、商業施設の灯り下に到着時には既に結構下げが効いている。が、餌ッケもボイルも何もないまま19時近くなり、途中実績ポイント探りながら良い潮位になってるはずの過ちポイントへ移動。昨秋実績の3本目橋まわりやネット蛇篭はこの秋全くの不発。
過ちポイント、最初に入った対岸の水深ある場所、自作シンペン反応なく、フッコスペシャルも数投反応なく、今日も留守かと思ったら足下でコツンと食ったけど、アワセが早かったのか掛からず。貴重な反応を釣果に繋げられず。
対岸渡って上流見て、下って排水ポイントも探るけど反応なし。あきらめて再度商業施設の灯り下を少し様子見てから砂州ポイントへ。
しばらく小さめの餌が安定してついていてセイゴもいたので期待したけど全くの無反応。小さめの餌はひょっとしてサッパとか塩水系の小魚で雨水嫌うのか?塩水系なら午後余り引かない潮が良いはずだけどそこまで明確な傾向は読み取れない。
下流に移動して雨降ってるなら排水かもと、工場の下流対岸の排水を探るもボラ跳ねてるだけで反応なく、工場の灯り下に移動すると到着直前に消灯。21時前に消灯のようだ。暗くなった変化で明るいところに溜まってた餌を狙いに入ってくるかもとちょっと粘るも不発。
砂州ポイントに移動。上流橋桁は今日も釣り人有りでこのクソ寒い雨の中ご苦労さんである。まあワシもなんやけどナ。
異常なしで再度商業施設の灯り下、ちょっと沖目上流にイナッコっぽい動きが見えて期待するもナニも起こらず、潮もだいぶ引いたので干潮時魚溜まってたりする1本目橋下流を探りに行くも静かな状態で、最後悪あがきで唯一反応あった過ちポイントの深い場所を狙って終了。
雨降ってても全然良くなかった。餌ッケほとんどなし。昨秋とも全然違って、今年の傾向もよくわからん状態で、とりあえず行き続けるしか方針が立たないので11月いっぱいは通っておきたい。厚手のインナーとフリースに手袋もだして防寒はしっかりしてたけどさすがに寒くなってきて雨の中体力も消耗し疲れました。あと一盛り上がり欲しいところだけどコレばっかりは魚のご機嫌次第というところか。まあ淡々と行きます。
○11月17日
1日で状況どう変わるか見たいというのもあって連戦。もちろん良い方に変わるのを期待してだが、あんんまり変わらず。
最初入った商業施設の灯り下は餌ッケもなく移動する羽目になるのは一緒。
砂州ポイント対岸は今日は回遊してるイナッコの群れもいて小型の魚もあいかわらずいて魚ッケある。ここの橋周りはいついっても人が入ってるけど、それだけ安定して魚が居るということか。明るい上流側から下りながら狙っていくと、フッコスペシャルに1投目からアタリがあって、でも掛からないのはセイゴなのか食いが浅いのか、しっかり食わせようと自作シンペンに換えると好反応で、何発か食ってきたけど全てセイゴっぽかった。2匹掛けて1匹ゲット。とりあえず魚触れてよかった。
下流側の暗い辺りにもうちょっと良い型がいないかと期待するも不発。移動して工場の灯り下は不発で砂州ポイント砂州の終わりの水深変化狙って異常なしで商業施設の灯り下に戻る。
昨夜と同様、多少沖目に餌ッケが出てきていて期待したけどボイル等なく、1度セイゴっぽいのが自作シンペンの後ろをついてきたのみ。死にかけのイナッコがヨタヨタと泳いでいくのを眺めていたけど食われない。ラウリ翁言うところの真っ先に狙われる動きをしている本物が食われんのなら釣れるシーバスおらんなと良い潮位になった過ちポイントに移動。
過ちポイントと排水ポイントどちらも異常なしで22時前に終了。
月曜雨の予報なので、状況好転に期待。
○11月16日
一昨日も釣れたしいけるやろと、18時頃から始める。今日もタラッとした潮。
19時過ぎまで粘るも前回とうってかわって餌ッケもなければシーバスも見えない。コイが底でモフモフしているだけなので移動。
砂州ポイント対岸はいきなり上流側の明るいあたりでボイルしている。ただ魚が小さそうだなという感じで、自作シンペン投げたらいきなり出たけど、パチュっという感じの可愛い捕食音でかからず。
これは明るいところは元気なセイゴ達でちょっと暗くなった辺りで小マシなサイズが餌待ってると想定して探った方がイイかなと自作シンペン、フッコスペシャル、ワンダー小と投げてみるが不発。餌はイナッコじゃなくてもっと小さい魚が水面にチョロチョロしている。
あきらめて、工場の灯り下の下流対岸の水門はボラはいたけど反応なく、工場灯り下も反応なし。
20時頃商業施設の灯り下に戻るも、あいかわらず魚ッケ少なく、沖目に若干餌っぽい波が立ってるなとフッコスペシャル遠投して狙ってたら、いきなり目の前10mくらいのところでイナッコ水面に追い上げてボイルが始まったので、速攻で投げ込んだら食ったけどアワセた時にはもう吐いてた。まだ近くにいるはずで、ルアー動かす距離が少ないぐらいの場所なのでチョイチョイと誘ってから落とし込んだら、横っ飛びで食ってきた。落とし込むのに道糸緩めてたのが良かったのか、しっかり食ってくれててアワセも決まってバタバタ暴れるのをカニ移動しながらいなして落としダモに収める。
60弱ぐらい。今日はスカかなと思ってたので少ない機会をものにできて良かった。
その後はやっぱり反応なく、3本目橋周り、水門、ネット蛇篭、1本目橋下と探って行くも異常なし。
21時半頃ちょうど良い潮位の過ちポイントに入るも反応なく、今日は魚いないなと思いつつも、最後にいつも付いてる岬でセイゴでも良いからもう一匹と重めに作ったセイゴスペシャル投げても反応なく、逆にセイゴもアタらないってのが違和感あったのでちょっと粘ってから、上流から狙ってたのを逆に下流側から狙ってみたら一投目で食ってきた。
沈んでる矢板をかわすのに失敗して矢板の向こうで潜られてラインがこすれてる嫌な感触。そのうち浮くだろうと無理に引っ張らずにしばらく待つけど、我慢ができなくなって上流に立ち位置移してちょっと引っ張ってみると嫌がって暴れてビビったけど浮いて水面で首振ってくれたので、ここぞと寄せて矢板かわして後は足下突っ込ませつつ落としダモ用意して無事水揚げ。
これも60弱ぐらいか。ヒヤヒヤしつつも最後に気持ちよく釣れて22時頃終了。
魚ッケ少なくて”ハズレ日”っぽかったけど良い季節なので、終わってみればちゃんと釣れてて楽しめた。日によって状況全然違っててまったく読めてない。代打竿のブローショットは好釣でアグリースティックライトの修理が来週初めぐらいになりそうなのでもう一回ぐらい登場願う。
○11月14日
降ったりやんだりの天気も一段落になりそうで、前夜ちょっと降ったのもあってとりあえず出撃。
商業施設の灯り下、最初潮上げ気味でタラッとしてて魚ッケ薄かったけど、18時半頃から上げたり下げたりしながらも下げが効き始め、そこそこ餌ッけでてきた。うろついてるフッコも1匹見えたけど反応せず。
ただ、魚は明らかにいる雰囲気になってきたので、ルアーをフッコスペシャル、ワンダー小、自作シンペン、サスケ7S、ラパラF9改等色々試してたところワンダー小でセイゴ臭いアタリとフッコスペシャルで小マシな感じのアタリのかけ損ね。
これは水面でバシッとしっかり食わせた方が食いが浅くならなくて良いかなと考えて、19時前ぐらいからたまに追われる動きが見えてきたのもあり、自作シンペンに換えてモグラ叩きをしてると、餌の群れのあたりをゆっくり横切らせてたのにバシュッと出た。ガシガシあわせて頭こっち向いて寄ってくるのを必死でリール巻いて足下何度か突っ込まれて何とかゲット。50弱。
いつものアグリースティックライト7fのトップガイドが糸溝できてたのでトップガイド発注して代打は久しぶりのスミスブローショットGSX−70。癖竿のアグリースティックと違って優等生な感じのナイロン時代の竿で軽すぎない軽さと抜けの良さと適度な粘り腰。3本確保してるけどやっぱり良い竿。
その後追加しようと粘るも1度小さいのが出ただけで20時過ぎ下流へ、砂州ポイント餌ッけすくなくアタリっぽいの1度、工場の灯り下は水曜ノー残業デーとかなのか灯りがなく不発。
22時前に商業施設の灯り下に戻ってきたら、散発的にボイルがあって15センチぐらいの大きめのイナッコの群れや徘徊するフッコも見えたので粘る。けど、1度近距離で起こったボイルをモグラ叩きしたら足下まで追ってきて、護岸の影に入ったので8の字書いたりして誘うも、直前まで突っ込んでくるけど見切られて食わせ切れず。どうも沖でもルアー見切られてる感じでモグラ叩きにも食ってこずで11時前に消灯。
最後過ちポイント方面、魚入ってるようで1投目の自作シンペンに後ろで反転。そこからあれこれルアー換えて粘るも、足下に1匹、やや下流に1匹いるようでたまに本物の餌が追われるけど不発。
上流を探りに行って、フッコスペシャルでググッと重くなる良いアタリに重さを感じながらガシッとあわせると乗った。追いアワセかけて障害物から引き離すと重量感あるんだけど引きは弱々しい。老成したヨボヨボの個体かもとワクワクしながら寄せてきたら亀でした。ちゃんとクチバシ?の所に掛かってた。
ミシシッピアカミミガメ実は美味い説があってどうも本当らしいけど、亀はまた違う意味で「神殺し」的な禁忌感が強く、しばし迷ったけど川にお帰り願った。駆除が必要だと思う人は自分で釣ってくれ、ワシャこんな都市河川で在来種か外来種かとか今更グダグダ言ってもしょうがないと思うので今のところ後近所づきあいしていく方針で。
戻りつつ投げてたら、杭の横でバコンと出て久しぶりに伝家の宝刀抜いてビックリアワセ。亀に決めたように重み感じてからしっかりあわせろって何度言ったら分かるのか。ガックシ。
亀で終わりでも良いかと思ったけど悔しくなってちょっと粘る。最後のチャンスと岬の沖に投げたフッコスペシャルがむなしく戻ってきたなと思ったら足下近くに来てバコンと出た。今度は冷静に竿先送って魚反転させてからガシガシあわせる。元気な個体できつめのドラグをチチッと短く鳴らす突っ込みを何度か見せてくれて無事ゲット。
ちょっとサイズアップで50真ん中ぐらい。終わりよければ全てよしで撤収。
秋の午後あまり潮位が下がらない潮は川に水位がある時間が長いので粘れて良い気がする。おかげで0時過ぎまで粘ってしまい疲れたけど。トゥルーテンパーも6時間労働でも問題ない感じ。魚ッケある割に苦戦したけど2匹も釣ってりゃ好釣。
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○11月10日
降ったりやんだりの天気が続いてて、昨日はちょっと降って、今夜もちょっと降るようだ。明日出かけるのでとりあえず商業施設の灯り下と過ちポイントだけサクッと様子見ておくかと日暮れとともに出撃。
恒例のセイゴ釣りは今日も反応なし。移動していくと休日とあって橋周りはどこも人が入っているけど、商業施設の灯り下は先行者なしで18時頃から始める。濁りは良い感じに入っててルアー動きある方がイイかもとあれこれ横移動しつつ投げていく。
ワンダーの6センチだかの小さいのにセイゴっぽいアタリがあったので、魚ッケないわけじゃないなと思いかつ表層よりチョイ沈めた方がイイのかなとフッコスペシャルに換えて沖目を狙っていると、しばらくしてガツガツッと首振った感じのアタリがあったのでガシガシとアワせる。
のったなと思ったら、異様な力で走り始めて沖に出て行く。あきらかにシーバスが食ったアタリだったのにコイなのか?とにかくあげてみれば分かるしやることは一緒、とドラグが鳴くのを聞きながら止まるのを待つけど延々と走る。
ドラグちょっといじってきたんだけど、部屋で手で引き出したときは多少は改善したかな?ぐらいにしか思えなかったけど実際に魚に走られてみると劇的に良くなったのが実感できる。滑り出しも引っかからなかったし走ってる間もぜんぜんシャクらず滑らかな作動。ドラグネタはブログでまた書く予定。
しかしなかなか止まらんなとじれるぐらい走られて、60m位巻いてた道糸が出切りそうになってやっと止まる気配が見えてきたのでポンピングを開始。でも竿でためて稼いだ巻き取り分をすぐに引き出しやがる。ドラグ締めたくなるけど、なんとなく掛かってるのがコイじゃない気がしててコイなら口に掛かってれば多少ドラグ締めても外れないけど、シーバスのスレ掛かりで頭とかに掛かってるなら「赤子泣いてもドラグいじるな」で無理せず時間をかけてやるしかない。幸い橋桁とか構造物のない広い場所なので走らせるのは問題ない。
ポンピングしても出る方が多く、ズルズルとバッキングまで引き出されたあたりでようやくラインが回収でき始めたのでちょっとスプールに指掛けて慎重に力入れて頭をなんとかこっち向かせようとすると、頭こっちむくまではいかなかったけど下流に下り始めたので、カニ移動しながら距離を詰めていく。
やっとこさっとこ15m沖ぐらいまで寄せてきたら水面に浮いた。銀色でかつ明らかにデカい。浮いた時点でだいぶおとなしくなってて寄せてきて、一度入れ損ねたけど2度目で頭から落としダモに滑り込ませた。
一旦手すりに舫っておいてビニール敷いてから水揚げ。
重さでひしゃげた60枠から尻ビレ以降がはみ出てて、久しぶりの大型スズキ。85ありました。
ただ、フックが掛かってる位置が肛門のあたりの体側で、自分の中のルールとしては魚がルアーなり餌なりオトリなりに寄ってきてハリ掛かりしたのなら「釣った」と数える。としててそのルールには合致するので「久しぶりにスズキ釣りました」で喜んでおけば良いのかも知れないけど、さすがに口に掛けようとしてておケツあたりに掛かってるのはどうなのよと思ってしまう。魚が良い魚だけにちゃんと口の良いところに掛けたかったと思ってしまい、ルールに則って試合にゃ勝ったけど勝負には負けた感が漂う。皆さんご存じかと思いますが魚って口で餌食って肛門から排泄するんです。
まあ、今後も修練を積みなさいということか。次は口の横にガッチリ掛けて文句なしの釣果を得るようはげもう。
ということで、その後もあれこれ投げて、途中Kさんも合流して追加を狙うもセイゴがキラッと食ってきたぐらい。
19時頃にKさんは下流へ、私は帰りがてら過ちポイントへ。Kさん1ゲットとのこと、当方セイゴバイトのみで撤収。
という感じのホロ苦めの秋のスズキ釣り。
○11月7日
昨日は結構降って朝ジョギング時に見た感じではそれ程増水してなくて良い塩梅の濁り。今日はさすがに活性上がってるだろうと鼻息荒く日没とともに出撃。
入れこみすぎをセイゴでも釣って収めようとまず排水ポイント入るも反応なく出鼻くじかれる。
商業施設の灯り下は先行者有りで、挨拶してやや上流に入ったところ早々に先行者が1匹釣って、これは期待できると思うも、その後ウンともスンともで、18時半頃には移動して砂州ポイント対岸は餌ッけ減ってて反応なし、工場の灯り下も今日は反応なし。どないなっとるねン。
潮が良く動く日なのでもう過ちポイントは良い時間のハズで、20時ころ過ちポイントに。自作シンペンで反応ないので魚いないのかなとフッコスペシャルに換えたら1発バイトあったけど食い損ね。
1本目橋下は魚ッケなく、最後ケモノ道作ってルート工作がてら干潮時に魚の溜まる淵を探っておこうと暗い中苦労して河原に降りるも反応なく、最後の最後でセイゴを掛けて魚触って終われると思ったら水面で暴れてバレた。ガックシ。
雨降って良い濁り方でもあんまり良くなくどう攻めれば良いのかわからん感じ。どうにも読めん。
○11月5日
前日雨降った。今日も曇ってて降り出しそうな空。釣れる気しかしない。
午前中ジョギング中に見た感じだと濁りも薄く良い塩梅だった排水前にまずはメバルタックルでセイゴ狙いに。これがなぜか不発。イナッコっぽいベイトがワサワサしてるので小マシなサイズも入ってきてるかとメバルタックル仕舞って狙うも無反応。まあいいやと本命ポイントの商業施設の灯り下に移動。
18時過ぎからチョロチョロと餌ッケは見え始めるも全然追われる気配がなくルアーあれこれ試すも反応なく19時半近くなって諦めて下流へ移動。
砂州ポイント対岸、餌ッケは多いけどやっぱり追われてない感じ。あとイナッコよりだいぶ小さい魚のようで移動途中死にかけて水面ヨタッてるのがいたけど5センチ前後のサッパ系。ていねいに明るいところから暗くなるあたりまで狙ってフッコスペシャルに2度ほどセイゴ臭いアタリのみで、それならとメバルタックル出してセイゴ狙って見るも不発。
さらに下流工場の灯り下に移動。こちらも上流の橋の灯りのあたりは結構餌ッけありで、ちょっと投げつつ下って行くも反応なく、過去魚の反応があった工場の灯りが建物で遮られて影になってる場所でフッコスペシャル投げてたら、護岸際より5、6m沖ぐらいで食った。ガシガシアワせるとレギュラーサイズが跳ねる。慎重によせて無事ゲット。
下から食ってくるのの対策にフック追加でぶら下げてたまさに下のフックが良いところに掛かってた。
その後は反応なく、要所要所投げつつ3本目橋まで戻って、潮位が下げすぎたぐらいなので一旦過ちポイントを見に行くもやっぱり下げすぎな感じで、数投してからとりあえず1本目橋下に移動。潮位低いときに魚ッケある場所でボラ跳ねてるしたまに捕食音ポイのも聞こえたけど反応はなし。
最後過ちポイント前後を狙ってみて異常なしで撤収。
爆釣かと期待したけどイマイチ渋かった。スカは逃れて魚の顔見ているので充分ではある。しばらく雨降ったり止んだりの天気のようなので良い群が入ってくれるのを期待したい。
○11月3日
魚も入ってきたようだし、Kさんと合流して近所ポイント。18時頃に商業施設の灯り下に入る予定で少し早めに出て排水ポイントでセイゴ釣ってから行こうとしたら2名ルアーマンが貼り付いてた。休日だからね。
商業施設の灯り下には17時半頃について準備してたらKさんも到着。ちょっと早いけど適当に投げながら待つ。潮は下げてるけど岸近くが反転して逆流している変な潮。
18時半頃からちらほら餌ッケは見え始めたけど追われてないなと思ってたら、19時半頃沖じゃなくて護岸近くで2度ほどボイル。すぐに水面狙ってたKさんのルアーに派手にバイトするもかからず、でもコレからだろと期待するけど、これがなぜかそれっきりで30分ほどで餌ッケも見えなくなって移動。
砂州ポイント反応なく、工場の灯り下はセイゴがパシャッと出たのみ。戻りがてら砂州ポイント対岸の灯り下を目指すと途中、潮がぶつかってるのか川面を横断するように波立ってるのでなんだろうと投げてみたら、コンッとアタったのかボラの群れに乗ったのか2回ほど。何かおる。
その後そこから上流砂州ポイント対岸にかけて割と水面餌ッケあってたまにセイゴっぽいアタリもあるので2人して粘るも、もう一歩足りない感じで断念。
再度商業施設の灯り下は単発のボイルあってKさんには追いもあったようだけど釣れず。ここでKさん撤収。Kさん来るときに釣れずに面目ない。
最後に排水ポイントと過ちポイントを探って帰ろうと移動。魚触って帰りたいなとメバルタックル出して排水ポイント小ニョロ投げて行くもアタリ少なく、やっと掛けたと思ったらえらい勢いで走り出してボラスレのようでしばらくして外れた。
あきらめて一旦過ちポイントにシーバスタックル持って狙いに行くも5時間労働を過ぎたあたりのトゥルーテンパーがライントラブルで予備リール持ってたけどシーバスの気配もなかったので、最後メバルタックル出してしつこく排水ポイントでなんとかして1匹セイゴでもいいから釣って帰ろうと、セイゴスペシャル投げていると明らかに小ニョロよりアタるんだけどコレがかからない。今日はナニやってもダメな日かと意気消沈しつつも投げ続けていたらやっと1匹掛かった。バレないようにドキドキしつつプルプルとした引き味を楽しんで無事ゲット。釣れてないときはチビセイゴでも嬉しかったりする。嘘です。釣れてる時でも嬉しい。何でも釣れれば嬉しい節操のなさよ。
潮も前回よりは動いてたし、なにが悪かったのか良く分からん。今日は難しい日だった。まあこういう日もある。ちょっと雨もきそうなので引き続きシーバス狙っていきたい。
○10月31日
ハゼかシーバスかで迷ったけど、ちょっと何かを掴みかかってる気がしてるのでシーバスを選択。夜潮があまり動かない潮周りだけど、秋の午後長い時間水位が高めの潮は内房の運河では実績の潮なので悪くはないはずと、近所ではこれまで実績ないけどとりあえずやってみる。
暗くなって出撃。まずは前回同様排水ポイントのセイゴ釣りから。30分弱でサクサクッと3匹釣って楽しむ。メバルタックルだと結構小気味よく引いてくれて良い塩梅。
今日はボイルあるのか?本命の商業施設の灯り下。若干潮は上げてる時間だけど、まあ大きく上げるわけじゃないので川の流れが勝っててタラッと流れている。ベイトっけはなくてやっぱり大きく下げ始めて潮が効く遅い時間の方が良いか?それとも今日はダメなのか?と思ってたら、なんかイナッコらしき動きがチラホラ水面に見えだした。移動しながらイナッコ見えるあたりにフッコスペシャルの下から食ったときに掛かりが良いように腹にシングルフックをぶら下げた版を投げていると一回アタったけど乗らず。たまに追われている動きも見え始めた。
なんとなく水面に貼り付いて引き波立てるぐらいの棚の方がガッチリ食ってくる気がしているので重さ控えめの自作シンペンのサイズ大きい方10センチを投げていく。追われているイナッコがいたらルアー回収してぶち込むけど食ってこないので、これはルアー投げられるようにして待っておいて、追われたら即投げる方が良いかなと、ボイル待ちで目をこらす。
ここかと思えばはたまたあちらという感じで行きつ戻りつ何回か投げても食ってこず、半分諦めつつ追われてないイナッコの群れを狙って、群れのあたりでちょっと首振らせて止めたらバコーンと出た。重み感じてアワせると回転大ジャンプ。着水後潜るので追いアワセをガシガシ。寄せ始めると頭こっち向いて向かってきたので必死でリール巻いて足下突っ込みを何度かいなして無事落としダモに収める。
50真ん中ぐらい。この場所雨上がりの水たまりでもないとコンクリ剥き出しの地面でクッションになるような草もないので、今回鯉釣り師にならってビニール袋に風で飛ばされないように重し入れたものを用意して、タモに入ったら一旦ロープを手すりにもやって生け簀状態にしておいて敷いてから水揚げするというのを試してみた。魚傷つけたくないなら釣りなんかするナだし、もたついて時間かかったら本末転倒だと思うけど、落としダモは生け簀状態作りやすいので割といける感じ。ただ何回もやるとビニールぐちょぐちょでリュックの中が臭くなりそうではあった。ペットボトルの水撒いたらさらに良いかもしれない。地面に降ろさず網の中かボガで吊して撮影というのも前回試してみたけど道具と一緒に写すのが難しい。道具一緒に写しておくと、どんな道具だったか情報が一目瞭然なので、その日の最初のほうの魚だけでもヤル価値はあるか。写真の見栄えとか正直優先度低い。魚を丁寧に扱う心構えの方が自分としては重要。確保して持ち運ぶの面倒なのでリリースしているという要素が自分の場合大きいので、気をつけていないと「魚を捨ててる」状態になってしまいかねない気がしてちょっと試行錯誤してみた。まあ自己満足の世界ではあるな。
よっしゃ今日も魚おるやんけ、こっからバコバコとボイル祭り開催か、と思ったらその後イマイチ盛り上がりにかける渋めの展開で、一発明らかに小さいのが出たぐらいで良い反応得られずに20時前に魚ッケ全くなくなったので移動。
下流の砂州ポイントが人山の具合からして魚来てそうなので、砂州ポイント対岸のこれまた商業施設の灯りのあるあたりに入る。平日なのにチョイ上の橋周りも含めて4、5人いて人山。遠慮気味に一番下流に入って、ボイルもないしこりゃダメだなと思いつつも下って行って灯りの影響も薄くなり始めたあたり。斜め下流沖に投げてターンさせてた自作シンペンをチョイチョイと動かして止めを入れたらバシュッと。「止め」が明らかに効く気がしてきてる。
ちょっと長さ的には長くなったけど痩せた個体でルアーガッポリ口の中。ハリ外してたら食道からなんか見えてたので引っ張り出したら小さめの消化しかかった魚。
しばらくやって追加はないのでさらに下って、工場の灯りの下。しばらく粘って、建物の影が落ちてるところで良さそうなサイズのが足下で食い損ね。セイゴっぽいアタリが沖目で2回。
21時ぐらいになってそろそろ潮も下げ始めたようなので、上流へ移動しつつ途中砂州ポイントは2度ほど単発の捕食音あったけど食ってこず。風が出てきてラインがフケてライントラブル1回。ベールアームの当たる場所の自作クッションのシリコンゴム管が潰れてしまってたので、ビニール管で作り直したけど微妙に高さが高すぎてラインローラーの手前のあたりでラインを拾って巻いてしまい気付くとスプールの下の方にラインが寄ってることがあった。その影響もあったのかも。ラインシステム組み直して、クッションは帰ってから高さ調節。
商業施設の灯り下に戻って様子を見るも、下げが効き始めても全く反応なし。多分暗くなってしばらくすると餌のイナッコたちが集まり始めて、シーバスもそれを狙ってやってくる。1時間も追い回されればイナッコもどっか逃げていくのでシーバスもいなくなって試合終了ということだろうか?まあそう仮定して情報集めていきたい。まだ今期の必勝法とまではいかないけど、最初に切る手札にはなってきた。
寒いのでアユシャツ着込んで上流へ要所要所数投しながら移動するも反応なく、22時頃過ちポイントへ。まだ潮位が高いけど下げが効いてるので上流行ったり何だりで、杭の頭が出てくる良い時間まで粘ったけど今日は魚入ってないようなので下がっていく。
岬の沖のいつの場所に魚付いてたけど、今日は30センチないぐらいのセイゴだった。10センチの自作シンペンに果敢に食ってきた。
ついでに、排水前も狙っておくかと投げてると、護岸際でモゾッと重くなりアワせると重量感のある首振り。こりゃデカいと追いアワセくらわして走るのに備えるもグネグネしてるばかりで走らない。コイだったかなと水面照らして寄せてみると70UPのコイがイヤイヤしている。下からルアーを襲ったようで前のフックに掛かっている。手頃な草むらのところであげようと犬の散歩状態で引っ張っていきタモ降ろして頭を入れた瞬間に大暴れ。入るやろとロープをたぐったけど魚は入らんしリアフックがロープに絡むしの最低の状態で、竿折られないように右手小指で逆転スイッチ切ってライン出しつつ、なんとかタモを上下して収めようとするも水飛沫蹴立てて暴れて結局前のフックが伸びて逃げられた。お粗末。網引きずったままちょっと泳がせて疲れさせてから収めなおしを試みるべきだったか。次回に生かそう。
ちょっとばかり悔しかったので再度上流いって戻ってきて終了。
魚入ってきた感じがあって、良い感じに釣れてはいるのでハゼ追っかけるのは諦めてシーバスに集中するかナ。もう11月になるけどあと一月ぐらい楽しむ予定。
○10月29日
前回スカの悔しさを晴らすため連夜出撃も考えたけど体力と月曜の方が人が少ないことを考慮して1日おいての出撃。
潮が下げ始めるのは少し遅くなってるはずなので、日が暮れて少し排水ポイントで懐かしい道具出してきてセイゴ釣って遊ぶ。リールはダイワのスポーツラインST-600X、竿もダイワでシルバークリークの振り出し5.3f。
小一時間ほど小ニョロ投げて4、5回アタリはあって2匹ゲット。メバルとか釣ってた竿なのでセイゴにゃちょうど良い。いちおうフッコ掛かってもこの場所は障害物あまりないので走らせて獲るつもりで4ポンドにリーダー2号。
そろそろ良いだろうと、鼻息も荒く商業施設の灯り下に移動。まだ潮があまり動いてない感じでタラッとしてたけど徐々に効き始めたら、ところどころでバシャッとかイナッコが追われ始める。
フッコスペシャルにセイゴじゃないようなアタリが2回ほどあったけど、どうも下から吸い込んでる感じでボイル増えてきた中フッキングしないので中ニョロを色変えながら投げていくがなぜか不発。こりゃリベンジするつもりが返り討ちかと覚悟し始めたあたりで、水面を引ける自作シンペンに換えてボイル直撃して止めて首振らしてみたらバシュッと食った。
オリャオリャオリャって感じでしつこく合わせてバタバタ暴れてるのをバレないでくれと祈りながらよせてくる。無事落としダモに収まってくれた。40チョイ位で大きくないけど超嬉しい。
ボイルは続いているので変な動きのイナッコの群れを狙ってモグラ叩き。ちょくちょく食ってくるけど食い損ねもある。タダ引きにたまに止めて首振らせる動きを入れると首振らせたときに食ってくるような気がする。なんとか追加してチョイ大きくなって50ぐらいか。
3つめは回収中のタダ引きで割と近くでくった。ちょっと小さめで40弱ぐらい。
何匹か釣ってやや警戒されたのか、ボイルが遠くなったので遠投してたら遠目で派手に食った。潜ってるのを合わせたけど浮いてきて最初のジャンプでポロリ。もいっちょ遠目で掛けたけどこれはフッキング中の首振り一発でバレた。アワセは後ずさりしながら思いっきりしつこめに入れているので掛かりどころが悪かったのか?まあ5発掛けて3つ獲ってりゃ上出来か?
だんだんボイルがなくなってきたので場荒れしたかなと場所換えて戻ってきたりしてもボイル復活せず餌ッケもあまりなくなってたので、時間帯が関係してるのかも。下げが効き始めてから1時間強ぐらいが良かったと思う。アオサギもイナッコの集まる場所と時間はちゃんとおさえているようだ。今日は1人と1羽で仲良く操業。
諦めて移動。いつものコースで3本目橋、水門、ネット蛇篭、2本目橋、1本目橋と探ってみるも今期はやっぱり餌ッケある場所が限られてて1本目橋でちょっとイナッコが見えたぐらいで他は魚の気配がない。
諦めて過ちポイントに移動。土手の上に自転車駐めるてるとバシャバシャという音が聞こえてきて、しまった先行者が入ってて魚掛けてるな、と思ったらそうじゃなくて、派手なボイルが起こってた。レギュラーサイズじゃなさそうな4、5匹の群らしくて捕食音が何カ所かで響いていて10センチぐらいのイナッコが逃げ惑っている。心臓バクバクする。
コレはもらったとはやる心を抑えぬままに突撃。今日好調の自作シンペン水面引きは近くで動きが乱れた本物が襲われるだけで食ってこず、それではと実績のフッコスペシャルは音沙汰なく。でも本物はスゴイ勢いで追い回している。こういう高活性の魚には一発アピール勝負でロングA12センチしかあるまいて。
向こう岸側の浅い所には杭とか多くてこちらの深いところで食わせたいので1投目その境のかけ上がり上を狙うも食ってこず。多分その辺にいて浅い方に食い上げてるような感じだけど、浅い方から引いてこないと食わないか?と浅い方に投げたら、浅い場所に出てたみたいですぐに食ってきた。
首振るのをしゃにむにリール巻いて杭のある場所から遠ざけて深い方に引きずり出して一安心、と思ったら下流に突っ込み始めて、トゥルーテンパーのドラグ素直に滑り出してくれたのは良いけど、きつめに締めてたつもりが出始めたら止まらず。さすがにコルクかなにかのドラグパッドがペッタンコになってるのか抑えが効かない感じ。ちょっと焦ったけど今日のワシ冷静やモンね。スプール左手でしっかり押さえて竿でためる。止まって頭がこっちに向いてきたらポンピングで急いで寄せる。障害物際で止めるのを想定して粘り腰のアグリースティックを選択してるんだもんね。突っ込んだら左手でスプール押さえてためて止まったらポンピングの繰り返しでほどなく足下まで寄ってきて水面魚が見えると70前後ありそう。
落としダモさすがに焦って出すのもたつくも、後ろ2本のハリが口の中なのでバレやしないだろうと努めて冷静を装ってタモを降ろして無事ゲット。
ブリッと太い個体で顔がでかいんだけど、長さはあんまりない感じで測ってみたら67センチ。文句言わなあかんような魚じゃないです。満足。
やや下流に放して、まだたまにボイルしているので他の魚を狙うもさすがに警戒されたようで、ペンシルやらも試してちょっと粘ったけどボイルも静かになってしまったので、上流へ移動しながら探っていく。
上がり自作シンペン水面引きで、奥まで行って下りフッコスペシャルを投げて、杭の際でフッコスペシャルに食った。ドラグ出ず、バタバタ暴れるのを寄せてコイツは痩せてる50あるかないか。
過ちポイント戻ってくると、まだたまに餌が追われてて魚イルっぽいので今度はミノー中心に投げて、フラットラップで1回食ったけど食いが浅い感じで掛けきれず。下流へ下っていって反応なく、10時頃撤収。
ちょっと釣りすぎたぐらいの好釣。釣れやン時やらにとっておきたくても今日の魚は今日釣るしかないから仕方ない。過ちポイントはまぐれ当たり感があるけど商業施設の灯り下はハマったんじゃないだろうか、今期の必勝パターンに育てたい。なにげにセイゴ釣って最初に何でもイイから魚に触っておくのは”入れこみすぎ”が適度に緩和されて良いかもしれない。ハゼの動きも釣れなくなるまで追いたいしシーバスは佳境に入ってきたし次どちらに行くか迷う。
○10月27日
午前中まで雨でシーバス釣るにゃ良い条件。Kさんも合流して夕方潮止まりあたりから始めて下げを釣る。
とりあえず2本目橋から入って今期魚がついてないネット蛇篭、水門、3本目橋を軽くチェックしつつ本命の商業施設の灯り下に到着すると、なんと先行者有り。しまったちょっと出遅れたけど、2人して下流側に入る。割と広い範囲に灯りの影響はあるのでまあ釣れるだろうと思っていたら、久しぶりに甘さの比喩を考えなければならないぐらい甘かった。ジュクジュクに熟した柿より甘かった。
魚は間違いなくいた。餌ッケもあって目の前で追われてる動きもちょくちょくあった。にもかかわらず食わせられない。食わせられないのはままあるっちゃあるけど、なぜか先行してたほんの20mかそこら上流のオッチャンはサクサク掛けてて4つぐらいは釣ってたんじゃなかろうか。
結構粘ったけど2人ともメゲた。移動して今期やや魚ッケのある1本目橋下。やっぱり多少魚ッケはあってKさんは1バイトとったようだった。でも展開がないので、過ちポイントへ移動も反応なく、再度商業施設の灯り下に移動。オッチャン居なくなってたけど餌もいなくなってて雨上がりのゴミが絡むのみ。
予想外の方向に苦戦して苦杯。釣れると思ってたんだけど面目ない。今年餌のイナッコが少ないのかいるところが限られてて昨秋ついてたような地形変化にシーバス付いてないのでやや難しい状況が続いている。新しい手も考えながら情報収集していくしかないか。Kさん懲りずにまた行きましょう。
○10月22日
良い天気だし、朝からハゼ釣り。10時頃干潮を挟んで8時頃からお昼までの予定でテナガポイントへ。
人山は落ち着いたようで橋の上から見える釣り人は1人。まずは上流の柳の下ポイントに向かうが、途中いつもいる玄人衆が居ないので、これは釣れなくなったなという懸念。釣り始めてみると懸念通りで全くアタリがないので10分ほどで見切って下流へ移動。
橋の下に入る。こちらはすぐにポポンと3匹ぐらい釣れてきて楽勝かと思ったけど、その後はアタリが少ない時間に突入。岸際ダメで沖に振り切って流すとポツポツという感じでアタリはグーッと持っていくのをアワせると素直に掛かってくれる。9時前につ抜けして時速10匹ペース。
沖目の障害物上手で連発するもすぐにアタらなくなり、ポツポツ拾って20匹は10時前と平均で時速10匹ペースから上げられない。
潮が止まった感じになってきて、浅い方はどうかとたまに探っていたのがアタり初めて、くるぶしぐらいの水深の岸近くで連発した。
アタリが止まっても浅場岸際の別のところでハマるだろうとウロウロするもしばらく釣れない時間。近くで釣ってたオッチャンも帰って行く。そろそろ時期的にも釣れなくなってきたとのこと。
浅場あきらめて、橋の影のチョイ下流沖目でなんとかアタる場所を見つけたけど、今日はアワセは簡単だと思ってたけど苦戦し始めて、グーッと持ってくのでは遅くてその前のプルッか浮子のもたれでアワせるか糸張って重さ感じながらチョイアワセのどっちかで何とか拾う。30匹は11時前。結局ペース変わらず。
お昼近くなって潮が逆転し始めると見る間に満ち始めて、後退しながら橋の影前後を狙って、正午過ぎに45匹で終了。
潮の上げ下げで魚も動いていて、釣れると思ったパターンがそれ程長く続かない。魚の数も夏ほどではないのか次釣れ始める場所と狙い方を探っている時間が長くなって数はあまり稼げなかった。逆に常に魚探してあれこれ試して釣っているのは面白くもあり。暑くも寒くもなく快適で、今日天ぷら明日南蛮漬けぐらいで楽しめるオカズも確保できたし、半日楽しく釣らせてもらって満足。
○10月20日
晴れたらどんな塩梅か確認しに行くつもりで夕暮れ出かけようとしたら大粒の雨。「海快晴」の予報では夕方から降るとなってたけど秋晴れだったのでハズしたと思ってたら見事に当ててた。金払う価値がある情報。
雷だけ鳴ってこないか気に掛けつつ、爆釣を期待して豪雨の中出撃。
降り始めなのでまだ濁りは出ていない排水ポイントをチェックするもセイゴのアタリもない。また後で濁りの中釣ることにして移動。
3本目橋は反応なく、寒くなってきたのでアユシャツ着込んで期待の商業施設の灯り下へ。下げてる中最初魚ッケなかったけど、徐々にイナッコが水面チラホラし始めてたまにセイゴっぽいのが追っている。
しかし反応ないので自作シンペン水面引き、フッコスペシャルと下がって上って粘るけど音沙汰なしで、まだ濁りって程濁ってないけど動きのあるルアーの方がいいかとインビンシブルDRに変えるもやっぱり違う気がして、おとなしめに戻して中ニョロ蛍光黄色。
1発足下でバコッと食い損ねて、ちょっと上流に上がって沖目上流斜めに投げて流れ横切らせていたら下から出て掛かってグネグネしているのをオラオラとしつこめにアワせておく。バレるなよと祈りつつ寄せてきたらなぜかポロッと外れた。追いアワセもしっかりかけたのにバレるときはバレる。
粘ったけどその後反応がないので、水門、ネット蛇篭、2本目橋下、1本目橋下と探るも反応得られず意外に渋め。
底りちかく良い時間だと思って過ちポイントに移動すると、少しタイミングが遅すぎてこちらは既に濁流状態でしばらくラパラJ9で粘るも反応得られず。
雨も小降りになり、再度2本目橋から下っていくと、ネット蛇篭上流あたりの浅場にイナ・ボラが溜まってて期待したけど追われている様子もなく反応得られず。
再度、商業施設の灯り下にはいるとセイゴサイズの魚がパシッパシッと散発的に水面で何か小さい餌を拾ってるのに混じって、ごくたまにバシュッと小マシな捕食音。しばらく自作シンペンとフッコスペシャルで粘ってフッコスペシャルに足下でバシュッと出たけど掛からず。セイゴでも釣るかとサイズ下げたルアーをあれこれ試すも不発。
22時前に諦めて撤収。昨夜ほど活性高くなくイマイチ法則が見えてこない。雨ならイイってモンでもないのか?人は少なくて釣り場がどこでも入れるのはありがたいので今後も雨ならとりあえず行っとけだとは思う。
○10月19日
あの雨ばっかりの9月はなんだったのかというぐらい雨が降らない。かといって秋晴れでもない日が続くが今日は降りそうな予報だったので期待したけど、たまにパラつく程度で増水や濁りは期待できない。けど、準備も整ってるし季節もイイしで日暮れとともに出撃。今日は明るいうちから下げ始める潮。
17時過ぎまだ薄明かりの中、過ちポイントひとつ上流から始めるが反応なくすぐ過ちポイントへ。こちらも反応なく魚入ってないかなと暗くなったなか排水ポイント。セイゴっぽいアタリがたまにあるなと思ってたらヒット。やっぱりセイゴ。
今日は濁りも出てないので、フッコスペシャル主体にたまにインビンシブルと自作シンペン水面引き波たててという感じ。
移動して良い感じに下げが効いてる3本目橋前後はセイゴっぽいアタリのみ。今年魚の入ってることの多い商業施設の灯り下はやっぱり魚ッケあって、あまり見たことないプランクトン食ってるような動きの15センチぐらいの魚と10センチぐらいのイナッコが居てイナッコたまに追われるくさい動きがあるので、徐々に下がりながら沖目、岸際と下流側に投げているとセイゴ臭いアタリはあるもののフッキングしないので、ハリを真っ直ぐなハリ先のにしたフッコスペシャルで「掛け重視」で狙ってみる。
そろそろ灯りの影響が途切れるあたりの護岸際で食った。ガシガシ追いアワセ食らわせて首振って沖に出て行ったのを寄せてくると割とあっさり寄ったけど、足下で結構突っ込んでタモに誘導できずにもたつく。直前で反転して仕切り直しで再度浮かせたらポロッと外れた。クッソなんでやねン。掛かりどころは口の横で良いように見えたけどやっぱりねむったハリの方がバレにくいってのは影響するのか?ホントの所はもっと数こなさないと分からないけど、こういう痛い目にあうと印象が悪くて投げる気が失せる。ということでねむったハリに戻すもその後は反応なく移動。
水門、ネット蛇篭は今期魚が付いてたことがないけど好転するのだろうか。2本目橋も空いてたので狙ったけど反応なく、1本目橋下も今日は魚ッケなし。再度過ちポイントに移動。21時近くなってそろそろ下げ止まりか。
下流側入ったすぐの岬沖でセイゴっぽいアタリ。上流側杭周りと地形変化を狙って2発ほどセイゴじゃないだろなバイトをとるも掛けられず。最近掛け損ないが多い気がするなとフック2本の自作シンペンにするも水面引きで出たけどやっぱり掛からず。今日はそういう日なのか。戻って、入ったすぐの岬沖、再度フッコスペシャルで通すと食った。あまり暴れないけどセイゴじゃないサイズ。潜ってる間に念のため追いアワセ食らわせてゆっくり寄せて無事タモに収める。
50真ん中ぐらいのレギュラーサイズ。先刻セイゴしかいない感触だったけど、あれも掛けてたらこのぐらいあったりして。まさかね。
魚ッケはある夜なので再度商業施設の灯り下へ。自作シンペンしばらく投げてて、沖目遠投で食った。最初なんか水面で食ってるのがいるなと思ってたら首振り始めてルアーに食ってるんだと分かって慌てて追いアワセ食らわすけど珍しく遠投してて掛けたのでナイロンラインが伸びてアワセが効いてるんだか効いてないんだか。寄せてから追いアワセだなと上流に泳いでいくのをカニ移動しながらライン回収。サイズは60ありそうな良い感じ。だいぶ寄ってきて魚体が浮いてきたなと思ったら反転して突っ込んでポロリ。クッソやっぱり掛かり甘かったか。シーバス釣りでバラしは税金みたいなモンやけど、遠くで掛けたらもっと護岸走りながらライン張って大あわせせんといかんナ。
その後は反応なく、灯りが効いてるんなら下流の砂州ポイントの対岸も結構明るい照明あったよなと移動。こちらは釣れてるのか人山状態で橋周り3人ぐらい釣り人貼り付いてたけど、狙うのはそれよりやや下流。狙いは合ってたのかセイゴはどこにでも居るのかセイゴっぽい2バイト。
22時過ぎて帰りがてら再度商業施設の灯り下は反応なく、過ちポイントも反応なく、最後フッコ釣れた岬周りはまたセイゴ臭いアタリがあって、でも1回のみで掛からなかったので下流に回って狙ったら、足下でゴミ掛けたような重み。ライン張ってみると魚がイヤイヤと首を振るのであわせるとドラグ締め目なのでその場でグネングネンと暴れる。変な暴れかたしてるなと思ったらマルタ。60弱の今日一サイズで楽しませてくれた。
排水ポイントも探って終了。雨は途中パラパラッと降った程度だったけど、意外に魚の活性は良かった気がする。濁り出るほどでなくても雨の日は吉なのか、たまたま時期的に良かったのか、間置かずに確かめに行っておきたいところだけど、ちょっとお疲れ気味なので体調と相談だな。バラした2匹のうちどっちか獲れてるとより良い感じだけど悪くはない釣れ具合。
○10月17日
一気に涼しくなって秋めいたのはいいけどイマイチ体がついて行けない。午前しか潮動かないのでハゼ釣りの用意して寝たけど、起きたらダルくてグダグダしてしまい潮上げてる時間には間に合わなくなって夕まずめ狙いになってしまう。
15時過ぎにテナガポイント、橋の下で始める。すぐに1匹釣れてきて楽勝かと思ったら、沖目流すと反応は良いんだけど、ウグイ系、モロコ系、ニゴイとコイ科魚が高活性でマハゼは小一時間で2匹の貧果。
コレではオカズ確保にならないと場所移動。釣り座が限定されてしまうほどには潮位が高くないけど人山立ってないということは釣れてないのか、まともな釣り人なら午前中に釣ってたということか、と思ってたけど、上流移動していくといつも釣ってるオッチャン2人組は今日も操業中で頼もしい。そのやや上流の夏良かった柳の下ポイントに入る。
ここはそれなりにアタリあって、ニゴイ混じりでポツポツと拾っていく。早合わせはスッポ抜けてむしろ1回目のアタリ見送るぐらいの遅アワセで飲ませるぐらいが良かった。
17時頃につ抜けしたけど、つるべ落としな秋の日はもう沈みつつありシモリ浮子が見えない。とりあえず天ぷらする分ぐらい確保したけど、ちょっと試したかった裏技があるので再度橋の下に。
すっかり暗くなって橋の灯りが水面に落ちている。ハゼナイターを試してみる。ハゼ灯りがあれば結構夜でも食ってくるのでここはどうか。
今日はニゴイの日なのかニゴイの方が多かったけど浮子はさすがにもう見えないので、道糸張って手元にくるアタリを拾って小1時間で2匹追加。釣れなくはないという程度だったけど活性高い日なら狙う価値充分ありそう。
渋めだったけどまだ魚いるようなので、次回はちゃんとイイ潮の時に釣りたい。
○10月小遠征12日、13日←クリックしてください!
○10月9日
秋の長雨も一段落か、しばらく暑かったりして好天が続いている。そろそろテナガポイントの濁りは落ち着いてるはずなので昼前の干潮をはさんで3時間ほどの予定でハゼ釣りに。
橋の上から眺める範囲に立ち込んでハゼ釣ってる釣り人2名。おそらく川沿いの木で見えない要所要所にも居て人山立ってる。
10時頃人山の一番下流になる橋の下で始める。私より下流で操業しているのはアオサギ。
だいぶ引いていて、沖目かなと振り切って流すも反応ないので、ここはダメなのかなと思ったけど、ちょっと濁りの入った岸際との境目ぐらいの浅場を狙ったら連発しだす。
15分ぐらいでつ抜け。
これは束釣り狙えるかと思ったらそこまで甘くはなく、ややペースダウンでアタっても空振り多くなる。最初の連発はアタリ即アワセで掛かったのでしばらくこだわったけど、どうも掛からないのでハリサイズ6号から4号に落として、誘って誘ってグーッと持ってくのを遅あわせか居食いしてる臭い重くなったのをチョイと聞きアワセでポツポツ拾えるようになる。20匹は11時頃。
11時過ぎると潮止まりっぽくなって反応減ってしまったので、前後移動しつつ探っていくが沖目でややアタるもののニゴイ連発も挟んで10匹釣るのに1時間ほど。
12時過ぎて、ちょっと上げ始まってそろそろ沖目じゃなくて浅場かなと流しきってから岸向きに誘ってくると釣れたので、下流向いて岸と並行に投げてくるぶし上ぐらいの水深を逆引きで誘ってくると良いペースでアタってきて遅アワセで拾っていく。
40過ぎたあたりで反応途切れる時間がきたので、小移動したり沖目狙ったり探ってたら、上流浅場に投げて誘ってくると良い感じに釣れて、13時ちょうどぐらいにきりよく50匹釣れたので撤収。
数が多すぎるのかこの時期にしてはあまり育ってなくて、食いは下げ止まり除くと時速20匹ぐらいで悪くなく、もうしばらく今年のこのポイントはハゼ釣り楽しめそうだ。
○10月6日
台風2連発直撃は関東は避けられたようで、日本海側に抜けそうになってて(自分ところだけ大丈夫ならいいんかって話だけどね)雨は今日ぐらいしか降らないようだ。ご近所シーバスこれまでパッとせず今期はあかんのとチャウか?という気もしてきたところだけど、それでも定点観測的に行っておくのがシーバス野郎というものだろうと日没17時半頃に小雨の中カッパ着て出撃。けっこう寒い。
明るいうちから下げてる潮周りで、下げで雨なら実績有りの3本目橋周辺から始める。濁りもゴミもたいしたことなくて、ベイトもいなけりゃバイトもない。フッコスペシャルとハードコアリップレス。
1時間ほどで見切りつけて、今期唯一と言っていいぐらいましな魚ッケがある商業施設の灯り下に移動するも、コイが餌食ってるだけでセイゴ臭いアタリすらないなと、下流岸際、やや沖目とじりじり下りつつフッコスペシャルで探っていくと、しばらくして岸際で明確なアタリ。アワセ食らわすと乗った。水面首振ってから沖にゆっくり泳いで行く中追いあわせ。トルゥーテンパーのドラグ割とというか充分に滑らかでヂィーィッという感じのいい音させてくれる。
何度か沖に走ったけどそれ程大きくもないので割とすぐに寄ってきて落としダモに収まってくれた。
50ぐらいのレギュラーサイズだけど苦戦が続いてたから嬉しい。調整も良い感じに仕上がってきたトゥルーテンパーでの初の獲物というのもまた喜びひとしお。我が顛末記でスピニングがPENNじゃないってのもひょっとして初か?
とりあえず今日はこれっきりかもしれんけどモノにしたなと、引き続き投げていくとすぐに沖目でギラッと食ったけど掛からず。魚おるおる。
下げ潮がきつい感じに効いてるのが良いのか、その後も上下移動しながら粘ってるとポツポツとアタルけど小さいのか食いが浅いのか掛からない。あまり濁ってないのでおとなしいフッコスペシャルの日だと思ってたけどもっと動くルアーで強く反応させた方が良いのかとインビンシブルDRに変えると沈黙。やっぱりおとなしめかとフックぶら下げて2本付いている自作シンペンに換えると水面でセイゴが派手に出たけど掛からず。
反応なくなってきたので、上流へ移動しながら水門、ネット蛇篭と狙うも不発。2本目橋は相変わらずの人気で雨の平日夜に両岸釣り人あり。
そろそろ下げ止まり近くなってきて、魚が入ってきたなら過ちポイント方面も気になるので移動。しかし、良い感じの潮位なんだけど、過ちポイント前後も排水ポイントも不発で、再度商業施設の灯り下に戻る。
21時過ぎて下げ止まりから上げ始まって、一発あたったけどそれっきりなので雨も激しくなってきたし撤収かなと思いつつ、今日まだ攻めてない1本目橋は下げた時間に実績あるので最後狙ってみるかと移動。途中2本目橋やや下流で水面なんか食ったくさい動きが2度ほどあったので狙うも不発で1本目橋下へ。
橋の灯り下からフッコスペシャルで狙っていき、やや下って明かりが届かなくなるあたりでヒット。50ないぐらいだけど元気に跳ね回ってる。だがしかし、落としダモ出すのにアタフタしてたら足下でバラした。クッソ。
その後、フッコスペシャルとハードコアリップレスでちょっと粘るけど一発アタったのみで終了。
魚やっと近所にもやってきたようで結構反応とれたけど食いが浅めで苦戦した。でもまあ1匹釣れたので文句はない。あんまり爆釣するような状況になると人山立って釣りにくくなるので、そこそこ反応拾えて1匹2匹釣れる今晩ぐらいの釣れ方がちょうど良いように思う。
トゥルーテンパーの糸ヨレはラインローラーの角度を水平近く調整したことで全く問題なくなったと思う。40年以上前のリールだけどドラグもちゃんとしてるし、魚釣るのになんの不自由もない。40年でスピニングリールもかなり進化したことは確かだと思うけど、40年前には既に基本的な機能とかは備えてたんだと得心。まあ当時の人も釣って楽しんでたんだろうから当たり前だわな。40年分の道具の進化の差違なんて釣り場に魚が居るかどうかの差と比べたら、まったくもって取るに足らない差違だと思う。好きな道具で釣りゃ良いジャンといつも書いてるけどまた書いておく。
○10月3日
そろそろ近所は水も澄んできてハゼ釣れるかなと朝から上げる潮なので、朝出発。とりあえず魚の多いテナガポイントの方が釣りになれば良いんだけどと、定点カメラでは泥濁りか笹濁りか判別つきかねたので橋まで行って覗いてみると、泥濁りでこりゃダメだで近所ポイントへ。
いつもの対岸ポイントで始めるも、なぜか反応なく、コイに一発ハリス切られて、セイゴかと思ったら珍しくラージマウスバスが釣れたのみで、歩いて探るも反応得られない。
こりゃ、増水で一端下流に流されたか?と下流に下って砂州ポイント。イナッコとかいていかにも釣れそうな感じなんだけど反応なく、どうにもこうにも。
しかたなくダメ元で泥濁りのテナガポイント橋の下に大移動。増水は治まってるけど、濁りはきついし流れてきた倒木やら泥やらで歩きにくい。
ややワンド状になっている場所で、濁流から逃げるならここだろうと探ってみるも反応なく、セイゴがイナッコを追い回しだしたので、急いでルアー準備して投げるも、準備してるとどっか行っちゃうのよね。
地形とかゴミとかどんな感じになったか、上流の柳の下ポイントも見に行く。折れた木もあり流れてきたゴミが多い。
そんな中、上がってきた常連のオッチャンに話を聞いたら「朝から4匹しか釣れなかった」とボヤいていたけど、この状況下で釣ってくるとは驚きである。ご立派。
10時過ぎにあきらめて帰る。近所はハゼが少なくて動きが追い切れない感じで、テナガポイントの方がまだ濁りさえ治まれば期待できる。頼みの綱のハゼもスカ食って不調である。もうちょっとシーバスとハゼは狙ってみるけど、ハゼがダメなようならしばらく手をつけてなかったヘラをまた練習するか?秋の良い時期にトホホな感じである。
○10月1日
猛烈な風の台風が過ぎて、ベランダのバケツで果肉を腐らせていたギンナンがバケツ大破で朝からベランダでギンナン拾いするはめに。
ジョギング行くと、川の看板が根元のコンクリから折れて倒れてたり、結構太い木の枝が折れて落ちてたり、せっかく咲いてたキンモクセイが散りまくってたり。近所の濁りはすでに笹濁り程度で良い感じなので、アユの「浜松式」仕掛けの調整もしなきゃなので、いつもの上流のポイントへ。
市販のモノは普通に底にコマセ用の螺旋が付いてるサビキ仕掛けなんだけど、アユに限らず短バリスってアタリ弾くことがあるように感じるので、長ハリスも使えるようにとパイプつけて小遠征では釣ってたんだけど、ハリスが長いとどうしても螺旋やらに絡みがちで、思い切ってパイプを長くして錘までくるようにした。
とりあえずこれでハリスがらみは気にならない程度に減った。長くても絡まないようにしておけば短くするのは問題ない。止める浮きゴムずらして高さ調整もできるようにした。
来る途中にみていると、魚分散してるかんじで、いつもの淵は数自体減って淵尻に固まっているので、いつもより下流側に釣り座を構えて、コマセを螺旋で撒きながらアタリを待つ。
しばらくしてアタリが出だしたのは良いんだけど、ことごとくヌマチチブ。アユもチラチラ泳いでるのは見えるんだけど食ってこない。
底を攻めるとヌマチチブに先に食われそうなので、単純玉浮子仕掛けにしてやや底を切って流すも、結局淵尻のかけ上がりまで流れて餌が底近くに流れるとヌマチチブ。最終的に10以上釣ったと思う。釣れると癒やされる系の魚だけど、アユの仕掛け調整なのでいかんとも。
そうこうするうちにどこか水門でも開いたのか濁りが出始めて、増水するとやばいので2時間ほどで撤収。仕掛けとしては底とれてるし絡まず魚も食ってきてアタリも分かるので、まあ及第点ということにしておく。
近所のアユは明らかに下りつつ散りつつの状況で、この増水した好条件で釣れないとなるとちょっと厳しい。今期近所でも存分楽しんだけど、そろそろ終わりか。
夕方、アユが下ってんならシーバスは登ってくるだろうと、近所ポイント出撃。風強いのでリールは430ssg。夕まずめちょっと過ちポイントチェックして、暗くなって最近セイゴでも魚の付いている商業施設の灯り下にはいるも無反応。3本目橋回り、水門、ネット蛇篭、2本目橋と反応無く、排水ポイント、過ちポイントも反応無しで、増水して水かさはあるのでさらに上の橋2本探ったけど、餌ッケも見えないしなんとも奈良漬け。
近所ポイントのシーバスが見えてこない。アユは終わった臭い、と不調だけど、雨が多いのが効いているのかキノコ狩りは好調。後はハゼに期待しつつ、シーバス待って、アユ最終戦を13、14日という体制。
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○9月22,23日
秋雨が2日ほど降ってあがって秋晴れの土曜は適度に濁りも出てるだろうと近所ポイントにシーバス狙いに。
日没後に出かけると、濁りは笹濁りぐらいの良い塩梅でゴミはそれなりに流れている。とりあえずここのところ2本目橋には人が入ってて、商業施設の灯り下は魚が入ってるのでフッコスペシャルで狙っていくと、やっぱりいて足下近くで30前後のセイゴが出たけどかからず。しばらく粘っているとイナッコが追われ始めたのでルアーをフッコスペシャル、インビンシブル、ハードコアリップレスと換えながら狙っていると1発当たったけどまた掛からず。追ってるシーバス小さいのばかりなのか捕食音がチュボッっとかショボい。
潮が下げ始めて魚どっか行ってしまったので、3本目橋まわり、水門、ネット蛇篭、1本目橋と回って、良い感じの潮位になったので過ちポイントに移動。今一魚入ってないのかたまにセイゴ臭いアタリがあるのみで、排水脇ポイントと行き来しながら23時前まで粘るも、セイゴ1バラしのみ。
トゥルーテンパーは前回とあわせて7時間労働のナイロンラインがそれほど縒れていないので、ラインローラーを水平に調整したのは効いてるみたいだなと思ってたら、竹串が耐えきれずに折れてしまってた。
ベールが返ったときにガシャンとかなり強くベールアームがぶつかるので耐久性が必要なようだ。色々と考えて、我が家の一番太いショックリーダー270lbの先をアブってキノコのようにして、高さ調節兼衝撃吸収でゴム管を噛ませ、リーダーの太さをせき糸と瞬間接着剤で穴に合わせてはめ込んだ。
これなら丈夫だし抜けもないだろう。
シーバスなかなか小マシな大きさのが見えてこない。コレからなのか今期はハズレなのか。とにかく雨降ったら様子見続けるしかないか。
翌朝、秋分の日は前夜スカ食った分、きっちりハゼ釣って楽しませてもらおうと、10時の下げ止まりまで2時間ほどを狙おうと近所ポイントいつもの対岸へ。先行者ありで橋桁に貼り付いているので、一旦下流に探りに行って反応ないので上流へ。
割とあっさり食ってきて楽勝かと思ったら意外に渋くて苦戦する。ただ食いが悪いんじゃなくて数が少ない感じで、アタると即アワセでだいたい素直に掛かってくれる。
カーブの裏のちょっと岸がへこんだ砂地の範囲20mぐらいが割と反応良くて、上流に投げて誘ってこまめに移動してという感じで、時速5匹ペースで地味に堅く釣っていく。
10時前につ抜けして、型はそこそこ良いので悪くはないけど、もう一つ釣り足りない気がするので延長して大移動することにする。帰り道1匹追加。
潮止まってるうちにと自転車飛ばしてテナガポイント。橋の上から眺めると、見える範囲に3人ぐらいハゼ釣りっぽい釣り人が立ち込んでいて、河原に降りて入れる場所を探して行くも、川に降りられる場所には釣り人の自転車か原付が止まっていて、かつてないほどの人山状態。釣れてるようだ。
結局、一番上流側の柳の下ポイントに入るも、ガッチリ引きすぎてて魚がいないのか反応無し。
それではと人山の一番下手になる橋の下までとって返して釣り始めると、ここは魚影濃くて良いペースで釣れてくる。サイズも8月のデキハゼからは育っていてハリ掛かりも良くなった感じ。早合わせよりはググーッと持ってったときに竿で魚の重さを感じながらチョイアワセという感じが今日はよかった。
なんだかんだで11時頃に始めて正午には20匹追加。その後潮がガンガン上げ始めたら活性さらに上がって、30分で15匹追加。
ちょっとアタリが止まったなと思ったら、次掛かったのはニゴイで明らかにハゼのアタリは遠のいた感じなので終了。近所ポイントのと合わせて46匹。
場所替えながら釣っていけば100匹狙えそうな感じだったけど、オカズにゃ充分なだけ釣ったし、今日はこのくらいで許しといたるワ。
今年は断然テナガポイントの方が数が多い。近所ポイントは見切るべきか悩ましいところだけど、どっちも行けば良いか。
○9月19日
2日連続で夜雨が降った。昨日はアユ釣ったので、シーバスも様子見ておきたい。リールも調整したし。
ラインローラーが水平になるように手のひらの上の方のつまみのような感じでベールアームを受けるゴム栓にゴムチューブで下駄を履かせたけど、差し込む足が短くなって落ちそうな不安があったので竹串とゴムチューブで新たに作成した。2枚目の写真ラインローラーの下の蛍光黄色の部分が装着した状態。
20時前から始める。今宵は潮は上げてからそれ程動かない潮。でも2本目橋は両岸釣り人入っていて人気。
3本目橋から始めて、上流明暗でコツンとセイゴっぽいアタリがあり期待するもそれっきり。フッコスペシャル中心に、ハードコアリップレス、ラパラJ9も適宜混ぜつつ移動していく。
商業施設の灯り下は今日も2発ほどアタったけどセイゴっぽい。追われてはいない。
水門、ネット蛇篭、空いてたので2本目橋と無反応で、1本目橋はイナッコはいてルアーに驚いているのか追われてるのか微妙な動きはあったけど食ってこず。
排水ポイントから過ちポイント周辺、2回ぐらいセイゴっぽいアタリがあったけどそれなりサイズの気配はなく終了。
3時間でライントラブルは一度軽くワッカが出てたぐらいで、すぐほどけて割といいかんじ。次回も巻き替えずに使ってどのぐらいの時間でラインがヨレヨレになるか把握したい。
まだ魚の動きが上手くとらえられていない感じで調子が出ないけど、コレからだんだん状況は良くなると期待したい。
○9月18日
夜のうちにゲリラ豪雨でだいぶ増水してるので、朝からアユ釣りに。正治さんから22センチを餌釣りで釣ったとのメールがありワシも大きいの釣りたい。良い塩梅に濁り残ってて釣れそうな感じ。
いつもの釣り座を上から見るとコサギ操業中でコサギ飛んでいったら淵の中にかなりの数の魚が溜まっているのが確認できた。流れの緩い淵に避難していたのだろうか。
はやる心で降りていくとヘビ発見。今日は秋の捕食者祭り開催中のようだ。ワシにも参加資格ありじゃ。
目も黄色いしおとなしい顔してるしアオダイショウだな。と思ってつかまえても噛みついてはこないので写真だけ撮らせてもらって解放。多分以前にも見た個体だろう。顔なじみのヘビがいる釣り座。
8時半ころからシラス餌で始めるも、少なくともオイカワは高活性で食ってくるだろうという予想に反して低調な滑り出しで、いつもより早い流れの向こうがわをゆっくり流す感じでポツポツとアタって、20分ぐらいしてやっと1匹目。
その後もペース上がらず。オイカワは全く釣れず、餌を底を転がす感じにするとヌマチチブは掛かる。
1時間半ほど粘って3匹と低調なので何か変えるかと考える。流量増えているので流れの真ん中じゃないほうがいいのは間違いなさそうなので、下流手前の緩い流れが狙えるように釣り座を少し下流に移動して岸際から狙っていく。
これが当たったようで、3つほど良い感じで釣れてこれで行けるかと思ったらまた沈黙。
流しきって回収時にアタってスッポ抜けるのが2回続いたので、流しきってゆっくり上げる誘いを掛けたら3連発。
その後は流しきってその場で糸張ったまま粘っていると食ってくるのを掛けてつ抜け。
もう一匹同じようにして釣ったあたり10時頃に明らかにライズが増え始めオイカワかなと思っていたけど、頭出して乗りかかるようにして食っていてアユのようだったので、流し毛鉤仕掛けを出して粘って見るも、流しても逆引きしても、水面毛鉤で叩いても、はてはオモリ付けて水底から浮き上がる感じで誘っても本物は食っているのに食ってこない。
30分ほどであきらめて撤収。2時間半ほどでつ抜けしてオカズ確保できたら上出来だろう。やはり増水時は釣れる。
大きさは結局、この川は15センチ前後までの様子。月末に正治さんところに小遠征の予定なので大きいの狙いたい。
部屋に戻って腑分け。
小さいユスリカ系の蛹、成虫が見える。秋になって再度虫食ってくるようになるという予想はあたったのだけど、毛鉤では食わせ切れず。初夏はこういう小さい虫食ってても毛鉤にも食ってきたのだが、時間帯とかのタイミングがあるのだろうか?それともアタリ毛鉤があるのだろうか?とりあえず餌では釣れているので余力あればそのあたりも探ってみたい。
○9月15日
雨が降ったり止んだりの秋の空シトシト。土曜は夕方には雨上がって濁流になるほどは降ってないのでシーバス釣るには良い塩梅かなと、夕ご飯食って20時頃近所ポイントへ。
さすがに休日秋の雨上がりとあって釣り人多く、2本目橋は2人ほど先行者有りだけど対岸が空いてたのですかさず入る。
今宵は自分の中で盛り上がってる「インスプール熱」の症状が悪化して買ってしまった「トゥルーテンパー727」と竿はいつものアグリースティックライト7fで、ルアーはとりあえず濁りあるかなとロングAで始める。
キャストは最初やっぱり左手でベール戻そうとしてしまったり左手でサミングしてたりで、ミッチェル買ってたら何台壊してたかという感じ。ベールを返す方向を逆にしないと指が突っ込みにくかったりと、ぎこちなくも右手の人差し指でライン放出を調整してハンドルくるっと回してベールを戻すというのにもだんだんと慣れてきた。と思って油断してルアーを重心移動搭載のハードコアリップレスにして遠投を楽しんでいたらライントラブル。
明るいところで投げてみて分かったけど、しっかり右手人差し指でラインを止めて竿立てながら糸張ってベール戻さないとワッカがチョロッと出た状態で巻いてしまってトラブルにつながる感じ。いつものベール手で戻す方法ならラインを手放してからベールが戻るまでの時間差がほとんどないので問題ない程度でも、指離してからハンドルくるっと回す時間の分は間が空くので駄目っぽい。その後はキッチリ意識して投げたら大丈夫な感じだった。ライン最初なのでスプールいっぱいぐらいに巻いてたのをトラブった分切ったのでライン巻き量もちょうど良くなったのかも知れない。
機関良好で回転も重いとか不具合はなく良い感じっていうか軽い。飛距離も結構出てるし今のところ良い感じ。ドラグも自転車のカゴにハリ掛けて試した範囲では滑り出しも良くシャクリもせず上デキで、自分と同世代の40年選手なリールだけど投げて巻いてぐらい問題なくできていてちょっと感動的。
濁りは思ったほどでもなく笹濁りていどで、たまに捕食音が遠く聞こえたりするのでフッコスペシャルに換えて粘っていると下流側で、ピシャッと小さいのが出たけどかからず、活性はそれなりに良さそうなので他の場所も探らねばと移動。
3本目橋上流下流の岬まわり不発。
商業施設の灯り下はコイがゴミ拾ってるなとおもいつつ、下流護岸際ながしているとコンッと2度ほどアタって、いるなと思ってフッコスペシャル投げていると、水面バシャッと出てヒット。しかし最初の首振りでバレてしまう。40チョイナぐらいだったけど惜しい。
その後おなじような感じでやや下流で2度ほどアタったけど小さい感じで掛からず。ただたまに10センチ前後のイナッコが追われているので、ルアーローテしながらモグラ叩きして粘るも不発。イナッコ追われなくなって移動。
3本目橋には釣り人入ってたのでちょっと端で投げただけで、また移動で水門、ネット蛇篭まわりを狙うも不発。2本目橋1本目橋は人貼り付いていて入れず、さらに上流の橋の下の明かりと流れ込み周辺は入れたけど不発。
11時頃になって、増水の影響でまだ潮引いてないけど過ちポイントへ移動。
結構魚ッケあってたまに良いサイズっぽい捕食音が聞こえるけど、フッコスペシャルとラパラJ9で狙って行くも反応せず、地道に障害物回りと地形変化撃っていくとたまにセイゴっぽいアタリがあって、そのうち小マシなサイズも食ってくると粘るもこれがどうにもこうにもで、24時くらいに本日2度目のライントラブル。
今度は、ちょっとラインを切ったぐらいでは修復できない感じにラインが酷くヨレててスプールから引き出すそばからビミニツイストできるぐらいにヨレていく。ラインに縒りが入るのってラインローラーのところでラインが傾斜を転がりながら巻かれると起こるんだそうで、だからラインを真っ直ぐ巻けるように今時のスプールには角が作ってあったり溝が掘ってあったり1カ所で巻き取ってラインが転がらないようになっているらしい。
このリールは写真のようにラインローラーの部分が傾いてしまっている。ローラー自体は回っているけど傾きを何とかするのが必要かなと今のところ思っている。ベールを戻したときにカシャンとベールアームがぶち当たるところに設置されている衝撃吸収するゴム系の樹脂の出っ張りがペッタンコになってベールアームが戻り過ぎてるんじゃないかと思う。なのでゴムを上手く外して細いパイプかなんかを切ったモノで下駄を履かせるのかなと思案している。
スピニングのラインが縒れるのって久しぶりの感覚で、最近(っていってもssgですら10年前の設計だけど)のリールは良くなってるんだなと実感。昔、村田基先生がラインはスピニングなら4時間労働、ベイトなら8時間労働が目安と書いてくれてたけど、その通りに4時間でラインが駄目になって残業なしは働きが悪いと思うブラックな雇い主。なので、替えスプールもないし調整して4時間越えて余裕を持って働いてくれるように仕上げていきたい。
使えなくなる事態は想定されていたので予備に持ってきていたいつもの430ssgに登場願う。ウォームギアが「巻き上げ効率は悪いけど滑らか」というのを実感できた。今時のリールと一緒のハイポイドフェースギアのトゥルーテンパーは意外なぐらい軽快で、比べると430ssgはちょっと重いぐらいに感じたけどネチョッと滑らかな感じの巻き心地。
良い感じの潮位になったなか25時くらいまで粘るもスカ。夏は猛暑で鳴りを潜めていた蚊にも刺されながら頑張ったけど無念。このぐらいの魚ッケがあったら1匹2匹釣っておかないと近所ポイントでは釣りにならないので、インスプールでクンフー積みながらキッチリ釣れるように調子上げていきたい。スカ食ったのは心底悔しいけど、シーバス釣りで久しぶりに新しい(古いけど)リールを導入するのは新鮮な温故知新的体験で楽しい。
○9月11日
月火と雨の予報が、降ったのは月曜だけで思ったより降らなかったので増水もイマイチせずアユ釣るには今一パンチが足りないかという感じで、でも秋雨前線貼り付き始めて気温も25度くらいまでとめっきり秋めいてきたので、そろそろシーバス釣っとかないかんかなと、火曜夕方18時頃から近所に出撃。
ガッチリ夕方満潮なので、過ちポイントのこれでもかという上流から始めるも反応なく、排水前は先行者2名、2本目橋も先行者有りで下っていく。
濁りは笹濁りぐらいの良い塩梅で、水面枯れ草とかのゴミがちょっと邪魔くさいけどゴミの切れる隙を狙って投げていく。とりあえずフッコスペシャルとインビンシブルのローテーションに各種他のルアーも混ぜつつネット蛇篭周辺、3本目橋とその上下の岬回り、商業施設の灯り下と狙うも全く無反応で、餌ッけも3本目橋のたもとにちょっとイナッコがいたくらいで薄め。
一気に上流に移動して、2本目橋は立ち込んでる釣り人もいて何か釣れてるんだろうか?と思いつつ1本目橋を狙うも魚ッケなく、人いなくなったので排水ポイント狙うも反応なく、21時頃になったんだけどちょうど良い潮位になる予定の過ちポイントがまだ1時間がとこはかかりそうな水の多さで、思い切って大移動で春にチェックしていたサギ操業ポイントまで20分ぐらい自転車ヒーコラ言いつつ漕いで行くもこちらも3本ほど橋を探ったけど反応なし。
22時過ぎて良い水深になった過ちポイントに下流側から入る。前回セイゴのアタリは結構あったのでセイゴの反応ぐらいはあると思ってフッコスペシャルで丁寧に杭とか地形変化を狙っていくけど反応無し。餌のイナッコも少なくとも浮いてはいない。上流歩きで行けるつきあたりまで行って、こりゃダメだなと戻りつつラパラジョイントJ9で水面引き。
特に反応なく、23時まで粘ってスカかよと思ったら、最後の岬の沖でグイッとアタってあわせたらなにやら水面パシャパシャしているので掛かったようだ。そのままグリグリ巻いて抜き上げてゲット。
セイゴだけどとりあえず1匹釣れて、ご近所シーバス秋の陣もショボく開幕。もうちょっと秋が深まればまともな型も入ってくるはず、と信じて行き続けるしかないと思うので、まあボチボチと。
障害物が水面直下に多く存在する過ちポイント周辺用として、ラパラJ9が潜らなくてかつ動き出しが早くてグネグネ良く動くので、動きの無いフッコスペシャルとローテを組むのに好適でかなりいけそうな感触。飛距離いらない場所なら超優秀。魚さえ来てくれれば働いてくれそうで楽しみ。
○9月9日
潮の高い朝まずめから昼前の下げ止まりぐらいまで釣ろうと思うも起きたら9時前。朝は弱いのよアタイ。
仕方なくユルユルと準備して10時頃から始める。今日も風は強く、近所いつもの橋の下方面は2名ほど釣り人ありで対岸が誰もいなかったので、風表で濁り出て餌とかゴミとか吹き寄せられてそうでもあり、そちらに入る。
ガッチリ引いててまだ下げが効いてる感じで、濁り気味の足下は反応ないので、沖目に振り切って手前に寄せてくる感じで流すけど、仕掛けが流れる速度が速すぎる気がしたのでオモリ重くして浮き下伸ばす。でもしばらく反応なく嫌な雰囲気。足使って探るしかないかと徐々に下がっていく。
泥底で変化ない場所だという認識だったけど意外に石垣の崩れたようなのとかが沈んでてシーバス釣るときは狙わなあかんなという感じ。とか思ってたらアタッて1回からぶって2回目で何とか1匹目。
やや沖目の潮の速くなってるあたりを流すと来る感じでセイゴとハゼをポンポンと追加。
最近マイクロプラスチックによる海洋環境の汚染がどうとか言われているけど、マイクロもクソもなく水辺はプラゴミだらけである。根がかったらラインゴミ出している分際でエラそうなことは言えないけど、どうにかならんのか?
潮止まりに近くなったのか流れが緩んだらとたんに反応なくなり、こちらは流れの裏になるので流れ当たってそうな上流へ移動しながら探っていくと、小さな流れ込みの周辺でポツポツとあたってきて何匹か追加。やや沖目深めでアタるので回転数は上がっていかない渋めの展開。
しばらく粘った後、さらに橋向こうの上流へ移動して、しばらく底がゴロタで根掛かりしそうなところを越えて、流れのぶち当たる砂泥底の場所、思いっきり岸近くの浅場でたまにセイゴ混じりで連発し始めた。風表で岸際濁ってるのが良いのか活性高く結構飲まれる。浅いのでオモリを軽いのに換えて上流に投げて岸際並行に誘ってくるとグググーッと素直な持っていき方でアタる。
つ抜けは1時間半ほど掛かったけど、完全にハマった感じでちょっとずつ上流へ移動しながらコンスタントに追加していく。
岸際の濁った感じと、シモリ浮子の位置が写真で分かるだろうか?ちなみに余裕こいて撮影してる最中にもアタってきて釣れた。
10から20は30分ぐらいで時速20匹ペースと良い感じで、そのまま25まで数伸ばしたけど、オカズは十分確保したし釣れてる時には新場所開拓かなと、正午過ぎ一旦上がる。
25匹は1食分にはちょっと多い気がしたので骨が硬い大きめで元気なのを放流して数調整。
上がる頃には3人組と親子連れが釣り始めてて、やっぱり上げの時間をみんな狙っているようだ。どこでもバンバン釣れる状況なら並んで釣っても問題ないけど、今年の近所ポイントは足使ってある程度固まってる場所を探っていかないと釣りにならないし、時間経過で釣れる場所も変わるので多少食いが悪くても混雑しない時間を狙った方が正解かも知れない。満潮だと入れない場所も多いので、ある程度下げてからド干潮前後が良い時間帯かも。あと夕まずめよりは朝まずめが混雑しない。なぜなら近所の釣具屋が10時開店だから。でも朝は弱いノ。
一旦道具仕舞って、昨年はハゼが落ちていくのを追っかけて下流へ下流へと場所開拓したので、今回は上流に探りに行く。いくつかシーバス釣ってて目星付けてた場所に入る。1カ所目の流れ込みは不発、ずいぶん上流まで行って結局戻ってきて、橋のたもとからガマの茂るあたりに入っていけるところがあったのでジャブジャブ入って行く。あんまり反応なかったけどハゼ1匹、セイゴ一匹で魚はいるのは確認できた。
浅い場所があれば釣れると思うのだけど都会の川なので護岸でドン深が多い。帰りがてらいつもシーバス釣ってる過ちポイント周辺も試しに狙ってみたら、アタるンだけど掛けきれずに粘ってたらコイに食われてハリス飛んだので終了とした。
昨日は悔しかったけど、今日は良い感じに釣れて秋のハゼ釣りを堪能できた。明日から2日ほど雨のようなので、アユかそろそろ本腰入れて秋のシーバスか。ちょっと疲れ気味なのでしっかり休養取って準備したい。
○9月8日
えらく風が吹いているけど、週明けには前線活発化で雨模様のようで、この土日はハゼ釣っておこうと潮も大きく動く日なので、昼前の干潮からガンガン上げてくるはずの15時過ぎから夕方までという感じで近所ポイントへ出撃したんだけど、これが強風で川に潮が寄せられているのか何なのか既に潮位が高く、かついつもの2本目橋下も対岸もポツポツ人が入っている。今年の近所ポイントの魚の少なさだと足使って釣れる場所さがさねばならないので人が入ってるとやりにくい。竿出さずにテナガポイントに移動。
こちらも橋の下で始めるも、潮位が高いのは同じで普段なら陸地である土手の斜面あたりまで水があるので深くて立ちこめず、岸近くでも結構水深あってオモリを重めにして探っていく。
上流側でポツポツあたるので粘るけどすっぽ抜けが多く、鉢巻き掛けから通し刺しにかえてやっと掛けたと思ったらニゴイ稚魚。もういっちょニゴイ稚魚でこれはハゼあんまりいないなと移動。
上流に移動しながら、降りられてなだらかな浅場が広がっていそうな場所を探すけど、この潮位だと少なくて、1カ所移動してすぐの場所でまたニゴイ稚魚釣るも、その後3カ所ほどは深くてアタリもない。いつもの柳の下は岸辺の草むらまでガッチリ沈んでて竿が出せなかったので思い切って下流に大移動。
住民の桟橋ポイント、桟橋が水没しているのをみて異常な潮位だなと思いつつ、手前側のなるべく浅い所を狙ってやっと1匹目。
その後も水深深めで手返しが良くないなかネチっこく探って2匹追加したけど、18時過ぎて反応なくなったので撤収。3匹ではオカズにならないので元気な2匹は放流、ひっくり返ったのは猫にショバ代として進呈。
ハゼ釣り佳境のはずの9月この時期に予想外の苦戦。でもまあスカ逃れたら良しか。良い日もあればこんな日もある。餌も残ってるので明日リベンジマッチだな。
○9月5日
風の強い台風も過ぎ去って、関東はほどほどに降ったのでアユ釣るには良い塩梅かなと、朝ジョギングの時様子を見たらまだ濁りがきつかったので、夕方ぐらいでちょうど良いかとおもったらこれが間違いで、昼過ぎ買い物に出かけたらすっかり濁りとれているので、慌てて14時頃出撃。
この程度の雨量では苔落ちないのか既に通常営業っぽい感じで平瀬の石周りとか群れアユが苔喰んでる。こりゃダメ臭いなと思いつつもいつもの釣り座に向かっていると、いつも釣ってる淵からの流れだしのあたりで縄張りアユっぽい動きをしているのがいる。明確に喧嘩しかけてる感じじゃないけどたまにユルく追っ払うような動き。これは何とかオトリを確保して狙わねばという気がしてとりあえずシラス餌で始める。
魚が下り始めて散って、いつもの釣り座前の魚の数が減ったのもあるだろうけど、なかなかアユ釣れず。オイカワはそこそこ活性高くてそれなりに魚の引きは楽しめるんだけどオトリ鮎が欲しい。底の方に流すかと浮き下伸ばすとヌマチチブがキッチリ食ってくる。
それでもしつこく粘って小一時間かかってやっと1匹目。
もう一匹ぐらいオトリ確保しておいた方がイイかなと粘るもその後はオイカワとヌマチチブのみで諦めて1匹持って下流へ移動。
オトリ付けるのも手慣れてきて、さすがに元気なアユは底に潜ってくなァと感心しつつ、下流に移動していくように仕向けて石がゴロゴロしている良さそうなアタリで落ち着かせると、いきなりグイグイと目印が下流に走って、竿を立てると何か掛かった感じがする。追う魚がいたら一発かよと寄せてきて引き抜くと、何か黒い。
ヌマチチブでございました。ハゼ系はやっぱり縄張り意識強いから友釣りで釣れる。
気を取り直して、オトリはちゃんと底近くを泳いでるようなので徐々に下流に移動して、戻ってきて上手の淵の中狙って、小一時間ほど粘るも追加はなく諦めてオトリもまだ元気なので放流。
多分、釣れる時はすぐ釣れるような気がしてきた。仕掛け自体は機能していてオトリに突っかかってくるのがいたら掛かるのも実感できている。縄張りつくるアユが近所にはあんまりいないので、とりあえずこれ以上は突っ込みようがないか。縄張り作るようなコケよく喰んでる日には餌でも毛鉤でもアユは釣りにくく、餌とかで釣りやすい日には縄張りあんまり作られずという感じで、オトリ自前で確保して友釣りは以外に難易度高いのかも知れない。オイカワオトリだとアユ狙うには微妙に泳層が浅い気もする。
魚散ってるのを付き場確認しつつ下っていく。以前逃がした個体だと思うけどスッポンもいた。元気に泳いでるのを見ると逃がして正解だったかなと思わなくもない。
アユがいるところはそれなりにあるけど、降りられるところは限られていて、だいぶ下流で3面護岸の堰からの流れ込み底の苔喰んでる群れアユがいるところで再度餌釣り。少量シラスを撒くとだんだん白い粒が消えてなくなるので食ってるハズなんだけどアユはそれっぽい動きをしてないので、目の前来たのだけ食ってるのかなと釣り始めてみると、何のことはない底にヌマチチブ沢山いて喜んでシラス食ってたようだ。
しばらく少量撒き餌しながら釣り続けるもヌマチチブばかりなので諦める。近所では結構な数が、群れて苔を喰む「群れアユ」なんだけど、こいつら基本餌にも食ってこないし、かといって友釣りで釣れるようにも思えない、こういう釣れないアユは垢ぐされとか増水後とか特殊な状況以外ではちょっと釣れる気がしない。
秋が深まって、水温下がって苔の増殖速度が落ちて、アユ自体は産卵に向けて食い気が上がって、そこにユスリカとかの羽化が夏より明確化するのも絡みつつ、雨と風が影響しながら「釣れる日」が来るはずと予想しているので、雨降ったりしたらまた定点観測的に状況みておきたい。アユ釣れなくてもオイカワとヌマチチブが相手してくれるので楽しく修行できる。
○8月29日
前夜セイゴにおちょくられたのが思いのほか後を引く。アタイやっぱりくやしいの。
ということで辛抱たまらんくなって連日出撃なんだけど、昨日ジョギング筋トレ夜釣りでお疲れ気味のところというか体調今一。でも行く。いかずにおりゃりょうかなんだけど、あんまり体にきつくないのをと考えて、近所ポイントに買い物出かけたついでにハゼ釣りを選択。前回見つけたゴミ滞留ポイントの上げ3分くらい15時ころからサクッと1時間ほどでオカズ分10匹ぐらい釣って一緒に天ぷらにする野菜買って帰るという予定。
結構潮引いてて土手から降りて岸際からユルく上げ始めているなか橋の影あたりを狙っていくと、ほどなくして1匹目ゲット。
楽勝と思ったら、その後パッタリの時間が来る。しばらく上流行ったり下流行ったりして探り入れて、いつもより沖目の4.5mで振り切ったあたりから誘ってくるとアタると判明。連発しだした。
ビクビクッとその場で首振ったようなアタリの後、ググーッと持っていくのをあわせるか、持っていかないのは居食いなので空合わせで掛かる感じがたまにあるという割と素直な食い方。魚は多くはないけど食いは良くて結構飲まれるのでハリを4号から6号に上げてみたけど飲まれるときは飲まれる。
だいぶ育ってきて引き味も堪能できた。
16時くらいまでやって15匹で終了。満足じゃ。スッキリ。帰りスーパーでオクラを買ったらビンチョウマグロのサクが売ってたので天ぷら翌日昼飯に回して夜はビンチョの刺身を堪能。
○8月28日
前夜、ゲリラ豪雨的に結構な雨降ったので朝一ジョギングしてからアユ釣りに行くかと思ったけど、上流方面あまり濁ってなくて雨の影響は思ったより小さそう。下流方面走っているとシーバス釣るには良い塩梅の濁りが入っている。夕方には濁りとれちゃうかもだけど、ここしばらく川に水が多めの状況で8月もそろそろ終わりと考えるとシーバス川に入ってきててもおかしくないなと、夕方からのシーバス狙いにする。
18時頃明るいうちから始める。潮位が高いのでとりあえず過ちポイントのだいぶ上を探ってから、暗くなる頃排水ポイント、潮が下げ始めてから3本目橋周辺、商業施設灯り下、ネット蛇篭、2本目橋、1本目橋、2本目橋対岸と探っていくも、全然餌ッケもなくて反応なし。ハゼ釣りしてるとイナが泳いでたりするから餌はいないわけじゃなさそうだけど、明かりの下に集まって浮いてきてたりしないのは捕食者であるシーバスが来てないからか。濁りはほとんどとれてしまっているけどゴミは多めでコイは水面でゴミを拾ってたりする。
20時過ぎに排水ポイントから、過ちポイントとその上下を潮引くの待ちながら探っていると、過ちポイントの上流、杭やら地形変化やらのある場所でフッコスペシャルにバイト。水面で食ったけどパチュッと小さい音。セイゴでも釣れればいいやと、小さいセイゴスペシャルとフッコスペシャルで粘って4,5回バイトさせたけど、どうもハゼ釣りの時に釣れてくるようなハゼサイズのセイゴのようで1回バラしたのみで掛かりきらなかった。22時頃諦めて撤収。セイゴとはいえ魚はいたのに釣りきれずに悔しい。
フッコサイズは入ってきてないのか秋の御近所シーバスシーズンインはもう少し後の様子。良い雨降ったら様子見ておきたい。
○8月26日
台風行ったらまた35度を超えるような猛暑日がやってきてうんざり。午前中からエアコンかけてグダってたけど意を決して、午後からハゼ釣り。なーに橋の下で風に吹かれて釣っていれば猛暑の夏も涼やかに健やかに過ごせるというものサ。
14時頃近所ポイントいつもの橋の下。涼しくていい塩梅なんだけどビタいちアタんねぇんでやんの。まだガッチュリひいているはずの時間なのに雨後の増水の影響か潮位も高く、上げ潮に乗せてシモリ仕掛けで流して行くもいつもの上流側ではダメと判断して、下流側に移動して比較的浅いゴロタでやっとたまにアタるようになって1匹目。
しかし後が続かず、こりゃテナガポイントに移動だなと思いつつも、道中だしと対岸も試してみる。これが雨の後のゴミがたまりまくってて釣りにくいんだけど、ハゼの反応は悪くなくゴミの際を誘ってくる感じで釣れ始める。増水時に流れの緩やかなゴミのたまるような場所にハゼも避難していたということだろうか?
理屈はどうあれボチボチペースで釣っていくと、つ抜けしたあたりで活性あがった感じでアタるし掛かる。潮位が高くて土手から釣っているので4.5mが橋桁にあたりそうなこともあり3.3m出して、ついでに久し振りの脈釣り試してみる。スズハンダ製のオモリ、沈降速度がゆっくりで結構良いかも。
ゴミ際誘ってくると明確にブルルッとあたるんだけど即アワセはすっぽ抜け、持ってくのを待ってると餌とられる。結局しばらく試行錯誤してブルルでちょいと竿先送り込んで1拍あけてから空アワセ気味にアワセると良く掛かった。
順調に追加していって16時半頃に20匹越えたと思ったら、上げ止まりなのか潮がゆるんで反応めっきり減ってしまう。シモリ仕掛けに戻して17時半近くまでかかって3つほど追加したけど、どうにもアタらなくなったので、日も傾いて涼しくなっても来ていたので橋の下を出て下流の護岸の方に移動。
ちょっと水深があって、いつも仕掛け斜めに入れて流している感じなのが、そこまでやると沈めるのに時間かかるのでシモリ玉縦に並ぶ感じでチョイチョイと餌を上げ下げさせて誘うと、渋いながらもアタってくれて、何とか18時過ぎに31匹まで釣ってアタリもとぎれて終了。
帰り際、猫にショバ代払って撤収。
雨の後に一時的に反応悪くなることもあるのは昨年も感じてたけど、今年よりは魚多かったのでいつもの場所でどうにかしてたけど、流れの緩い場所に溜まっているのかもしれないというのはなかなか良い発見だった。近所のハゼ釣りもだいぶ情報蓄積してきて良い感じに釣れている。秋までミッチリ楽しめそう。
○8月25日
台風が過ぎて風は強いけど良い天気。関東はあんまり降らなかったので、濁りはすでに治まってるけど「増水したらアユ餌釣り」という方針なのでいつもの近所上流ポイントへ。途中、コレまでいなかったような場所にも群れアユがいて、流れで分散したのか「アユはお盆までは雨降ったら上がってお盆過ぎると下がる」と言われているとおり下り始めたのか?
いつもの淵も魚は多くて、でも、結局このポイントのアユは20センチ越えるような大きさには育たないし、縄張りも作らないようだ。
7時過ぎに、いつものようにシラス餌で始めると、すぐにオイカワ。オイカワ活性高く連発。
オイカワばっかりかなと思ったらアユも食ってきた。アユの方がオイカワより走り回る気がする。大きさたいして違わないとはいえさすがは回遊魚。
オイカワがコンスタントに釣れてるあいだにアユも3匹まで釣ったけど、だんだんアタリがわからんうちに餌が消え始めて釣れない時間に突入。
8時頃バシバシッと水面で餌食ってるのが増えてきたのでオイカワっぽい派手なライズだなと思いつつも毛鉤流してみるも不発。なぜかこのポイントはアユもオイカワも水面の毛鉤に食ってこない。
餌に戻しつつも何か変えるかと、手前にシラス多めに撒いてその中に浮き下短くした仕掛けを流し込む感じでアユ2匹追加で、この釣り方で行けるかと思ったけどそれっきり。
それじゃまた何か変えるかと、今度は底狙ってみようとガラスビーズの金玉付きのハリにしたら、ちゃんと底流せているのかヌマチチブ連発。
深めはそれなりに餌がとられるのでヌマチチブ以外も食ってるように思うので、しばらくしてハリス長めの25センチ弱金玉無しにして流してオイカワ何匹か追加してアユも釣れた。
その後、釣り座を下流にズラしたりするも好転せず、9時過ぎにアユ6匹のほかオイカワ、ヌマチチブをワシャワシャという感じで終了。
濁り出た後か、垢ぐされの状況下なら2時間でサクッと5〜10は手堅く釣れる感じでそれはそれで文句はないんだけど、アユって餌少ない状況では10センチぐらいで成熟するらしく、ここのアユはこれ以上大型化することは期待できないので、別の場所で大きいのを狙ってみたいけど、ちょっと他の場所は追い切れてなくて手詰まり気味である。
帰りにコイ釣りポイントとかも覗いてみたけど大型のアユはいない。オイカワは増水して砂礫の苔が落ちてちょうど産卵するタイミングだったのか、コイ釣りポイントの上の早瀬のアタリで3匹ぐらいの雄を中心に追いかけっこしていた。よく見ると雌のおケツのあたりを雄が突っついていたりもする。産卵を促しているのだろうか?産卵行動にあわせれば雌オトリで雄オイカワ釣れるかも。逆に群れアユとオイカワの混成軍は特にアユがオイカワ追うわけでもなく併走。アユ友釣りするには縄張り良く作られる場所の知識が足りてない。
台風すぎてしばらく暑い日のようなので、次は橋の下の日陰に潜り込んでハゼ釣りかな。
○8月21日
体調崩し気味だったけど何とか復活してきたので、買ってあったミミズもあるし朝からハゼ釣りへ。
手長ポイント橋の下に入る。ちょうど下げきって上げ始めの8時前スタート。
いきなり下流側の影の外で連発で、ググーッと持ってくのをアワセるとほぼ掛かる。
15分ぐらいでつ抜けして今日は1束狙っちゃうかと思ったらそんなに甘くなく、やや渋い時間帯になり、いつものようにスッポ抜けやら食ってこない時間やらを、横移動したり、沖目狙ったり手前狙ったり、餌付け方換えてみたりしてポツポツ拾っていく。
ハゼも最初ほど食ったら掛かる状態じゃないのに加えて、今日はニゴイ稚魚猛攻。ギラギラと群れているのが見えていて群れがやってくるとハゼより先に食ってくる。まあ楽しいんだけど。
影の上流側の日なたは泥っぽい底が良くないのかダメで、影の中と影の下流側はニゴイがいなければポツポツ拾え、こまめに移動しつつ、最後の方は移動した足跡の濁りに寄ったのを狙って9時過ぎ20匹で場所移動。時速20匹なら悪くはないんだけど、今期これまで不発気味の近所ポイント周辺を下流の方から様子見ておきたくて、オカズも確保できたし第2部へ。
まずは、砂州ポイント。良い感じに砂州が浅く沈んで釣れる時の水深になっているんだけど、一通り流してみても全く反応なく、上流へ移動。
3本目橋は、ちょうど釣りにくい潮位でパスしていつもの橋の下目指す。途中、オッチャンが護岸際が浅くなってるあたりで釣ってて、バケツみたら2匹ほどだけど結構大きい。
橋の下、護岸から釣れる場所に2人ほど釣り人いて、どうもご近所も釣れだしたような感じの小規模人山。
早速、ジャブジャブと入りながらハゼを探していく。いつも釣れる日なたの沖目、上流側の岸側と反応ないので日も昇ってきて暑いこともあって橋の下に潜り込んでタルンとしている潮が効いてくるのを待とうと思ったら1匹目。結構引いてセイゴかなと思ったけどマハゼでだいぶ育った感じ。
その後も爆釣とはいかないけど、流れがないときは沖目から手前に丁寧にさそい、流れているときはオモリ調整しながらゆっくり流すという感じでポツポツと拾える。それなりに潮位があって深い所から良いサイズのを上げてくると、柔らかい清流竿がグッと曲がってハゼがデキハゼのプルルルルッじゃなくてグイグイグイッという感じに引いてくれて、なかなかに乙。
1時間半ほどで15匹釣ってちょっとアタリが途切れたのとそろそろお昼ご飯なので終了。近所ポイントもお盆の頃の数釣りという状況じゃないけど、すでにそこそこ育ったハゼが竿を絞ってくれる秋のような釣りになってきている感じで、数釣りなら手長ポイント、それなりの型狙いなら近所ポイントとどちらも楽しめる感じでしばらく通うことになりそうだ。
同じ東京湾に注ぐ隣り合った川でも、こうも魚の数や大きさに差が出るというのも面白いモノである。
(延長戦)
昼寝して起きたら良い感じに夕方で、もういっちょ行っとくかと出撃。
17時過ぎ、午前中は中途半端な潮位だった3本目橋に潮も満ちてるしでまず入る。しかし足使って探るもコトヒキ2匹。
見切って上流に移動しながら浅くなってる護岸を試すも反応なく、2本目の橋にはチョイ投げ勢が2名いるので、午前釣れた同じ場所攻めてもつまらんしどうしたモンかと悩んで、2本目対岸に入る。この時点で18時過ぎで、もう30分も時間なさそうだけど、この場所替えが正解で結構良い型のが連発。
18時半過ぎて「今日はこのぐらいにしといたるワ」と撤収。
数えたら9匹で夕まずめらしい釣果に満足。
○8月18日
土曜は、いきなり秋になったかのよな爽やかな日よりで最高気温が30度いかない予報。まだ夏が終わったわけじゃないだろうけど、そろそろ夏の釣りモノは終わりだろうからオイカワの雄が喧嘩上等なうちに再度友釣り行っとくかと、ちょっと早めの15時頃手長ポイント上流に到着すると結構増水していて流れも若干変わっている。
股ぐらいの早瀬をヒヤヒヤと渡って、オイカワ雄のついている早瀬がぶつかる中州を狙おうとしたら水没していて近づけない。手前の早瀬を派手目の毛鉤流し釣り仕掛けで狙うとそこそこ釣れたが雄がこない。
早瀬の上の平瀬を狙って雌でも大きめのは確保しつつ釣っていたら、アユがヨタって流れてきた。獲物を見つけたサギのごとく駆け寄ってタモで掬ってオトリとする。
初のオトリ鮎使用だったけどいかんせんヨタっていて最初それなりに潜って期待したけど半時もしないうちにクルクル回って浮き始めてシーバスバイトしてきそうな水面系の動きになってしまい諦める。せっかくなので確保して食ってみたけど独特の香料臭さがあって近所のややドブ臭いアユとはまた違う趣で「アユは川毎に味が違う」という噂はあながちホラじゃないことを実感する。ワシのバカ舌も案外イケてるのか?
その後大きめの雌を使ったり、ルアー投げたり粘ってみるも反応得られず。
アユはどうも縄張り作ってない臭いのでやっぱりオイカワ雄を確保してオイカワ友釣りだなと、オイカワいそうな対岸の小さな瀬からの早瀬を狙うと好反応だったけど雄が来ない。一応大きめの雌確保したけど再度雌オトリでやる気にならず放流。
時間も18時ごろと良い時間になってきたので店じまいしつつ、帰り道オイカワ釣りながら帰っていると今日初の雄ゲット。時すでにお寿司。
上がる頃には長袖Tシャツ1枚では肌寒いくらいで、猛暑の日々が嘘のよう。体は楽で良いけど、友釣りは今一掴めていない感じがするけどこんなもんか?とりあえずアユも苔専食になってなければ餌でも毛鉤でも釣れそうなのが分かってきてるので焦らずボチボチ行こう。しばらく涼しそうだし雨が来ないうちにハゼか。
○8月16日
天気は良いけど風が強い。今日はSUZUKIさんを案内して、手長ポイントでハゼ釣りなんだけどちょっと不安なぐらいの強風時々爆風。柳の下の定位置で上げてる潮のなか夕マズメを狙う予定で15時頃から始める。
風濁りのおかげか活性自体は悪くない感じでアタリは結構あるんだけど、すっぽ抜けが多くてやや苦戦しながらも小一時間でつ抜け。SUZUKIさんもポツポツ釣れているようでとりあえず一安心。
もうちょっとペース上げられないかなと餌の付け方を鉢巻き縫い刺し、通し刺し、チョン掛けと変えたり狙う水深変えたりしてたんだけど、どうにも風が強くて4.5mの竿が片手で持ってると煽られて持ち重りする。3.3mの予備竿に換えて、やや沖目を流すと良い調子でかかり始めて時速20匹強にペースアップ。
潮満ちてきて16時頃から上流側の浅場でも誘ってやると良い感じに釣れて17時過ぎに50匹。
SUZUKIさんの釣ってるあたりの杭にセイゴの群れが付いたのかセイゴばかりのようなので場所交替する。
18時半頃アタリもなくなり終了。59匹でSUZUKIさんも30匹ぐらいは釣って楽しんでもらえたようでなにより。また行きましょう。強風は若干釣りにくいけど猛暑よりずいぶん体が楽だし魚の活性も良いしで悪くない。
ハゼ釣り、アワセの難しさとか仕掛けの工夫とかどうにも玄人好みで楽しくて仕方ない。
ハゼのサイズが小さいうちに佃煮また作りたいと思っていたのでちょうど良い釣果だった。前回の佃煮と数的には変わらないのにタッパが満タン近くなってハゼの成長を感じたところ。頭ごと食べられるデキハゼの味もまた乙なのである。
○8月11日
天気が変わりがちだけど、朝起きて雨は降ってないのでハゼ釣りに。8時過ぎ手長ノッコミポイント上流のヤナギの下で始める。正午にかけてガッチリ引く潮だけど、まだ潮位高くて濁りも笹濁りよりちょっときつめ。でも浅い所に流したら1発で食ってくる。流れの強い沖側より岸近くの緩い流れをヨリモドシだけで流してやるほうが良い。餌咥えた動きが浮子に出たら構えて、グーッと走ったらあわせる感じが今日は正解のようだ。ミミズは鉢巻きあたりに縫い刺しで1匹そのままという派手なのが食いがよい。デキハゼでもしっかりハリごと食ってくる。
セイゴも混じって20分ほどでつ抜け。
しかし、つ抜けしたあたりから見る間にガンガン潮が引き始め、魚の反応のある流れが一定せず、ウロウロしながら拾わざるを得ない。意外に礫底の石に引っかかる。やや上流の浅場とか狙って何とか21匹まで釣って柳の日陰にも入れなくなったので移動。
すぐ下流に砂泥底のワンドがあってハゼ釣れそうなんだけど、常連さん2名が陣取っているので、前回ポイント開拓しておいた橋の下の日陰に入ろうとするも、こちらはシーバスマンが貼り付いている。確かに今日の濁りならシーバス狙い時かもだが、わしゃハゼ釣りたいねん。その上流に入ってみるが炎天下は暑くてすぐにくじけて、近所ポイントの橋の下に水系変えて大移動。
10時過ぎでド干潮。橋の陰から始めるも反応なく、仕方なく陰から出て上流へ探りに行くと浅瀬を逃げていくハゼもいるのだが、目の前餌流しても食ってこない。
沖目の流れの中に仕掛けぶち込んで流して、何とか1時間ほどで3匹ゲットした。魚のサイズは1回り大きくて反応少ないながらも魚はいるんだけど、日なたで釣ってるとミミズが目に見えて弱っていきクタッとなってから溶けていく。自分も暑さでクタッとなっていく。
11時過ぎ暑さにめげて撤収。近所のマハゼは今年はハズレ臭い渋さ。手長ポイントは数は多い。潮位低いと土手の木陰が使えないので橋の下ぐらいしか厳しい暑さをしのげる場所が思いつかない。朝夕涼しい時間に釣っておけということか。
帰ってきて、洗濯物干してたら通り雨。しばらく天気は不安定のようだ。
○8月10日
台風が前日の朝には抜けて、思ったほど雨が降らず濁りが夕方には治まりつつあったけど暑くて日和って翌朝出撃。
7時頃上流ポイント到着して上から覗いてみると、あんまり増水しなかったので水垢流れず残っているのか、いつも釣ってる淵の下の平瀬の辺りで群れで苔喰んでいる。こりゃ餌には食ってこない状況かもと思いつつもオイカワは相手してくれるだろうと、いつもの釣り座でシラス餌で始めると、予想通りオイカワは釣れてくる。
水面バシッと虫食ってるようなヤツもいてオイカワの活性は良く、ハリス短くしてまたのばしたり、オモリ外してふかせてみたりと、手変え品替えで釣れども釣れどもオイカワで多分1時間ほどでつ抜けするぐらい釣った。その後ウンともスンともな時間に突入。
2時間ほどの予定だったので、あと30分でなにか違うことヤルかと、釣り座を淵への流れ込みが狙える場所から前にズイッと押し出して、淵尻の辺りを狙ってみる。最初ヌマチチブ連発だったけど、対岸流木際でアタり始めて15分ぐらいでアユ5ゲット。今日はオイカワもそうだったけど、シラス太めのをちぎったのより細めのを1匹掛けか半分にしたのがなぜか効いた。
苔喰ってるようだったし、前半オイカワばかりだったしで、今日はまずアユは釣れないだろうと思ってたけどなんとか釣れて良かった。朝の涼しい時間2時間の釣りは体も楽で良い塩梅だ。
○8月6日
朝一ジョギング行ってシャワー浴びて天気予報見てみたら、台風またくるようで今日の夕方くらいから大気が不安定とか言ってるので、ちょっと曇ってるし午前中上げてくる潮のうちにハゼ釣っとくかとミミズ買って手長ポイントへ。
あんまり動かない潮で既に結構満ちてて、草も水没している前回入ったあたりに立ち込んで釣り始める。魚が小さいのでミミズ小さくちぎって小さいハリにチョン掛けのほうが手返し良いかと、手長釣りで使って好釣の「早掛けハエスレ秋田キツネタイプ」の2.5号を使ってみる。
最初、サクサクッと2、3匹釣れて、こりゃ良いわと思ったんだけど、その後なぜかグーッと持ってってるのにスッポ抜けが連発し、それではと一回アワセを見送って2度目の食い込みであわせようとするとアタらなくてあげてみると餌なくて1回目のアタリで餌取られている。ニゴイ稚魚は回ってくると連発して掛かりは良いようにも思うんだけど、餌取られすぎてるのでチョン掛けやめて鉢巻き掛けにしてもやっぱりダメで、通し刺しにしてこきあげるのはハリが小さくて無理。
何とか粘ってアワセのタイミングとかも含めて調整してみたけど、つ抜けしてしばらくして諦めていつもの「ハゼ夜光」4号に戻す。
「ハゼ夜光」や「アカハゼ」とかの流線系のハリはチモトが長くて餌付けしやすく、ミミズこき上げて餌取られにくくできる。やっぱりハゼ釣りにはこの形なのか。鉢巻き縫い刺しとかでも明らかにハエスレより餌もち良くて、軸が太いこと自体が効いてる気がした。軸の細いハヤスレはミミズ切ってしまってる印象。
ややペース持ち直して釣っていくけど、雲が晴れてヤナギの下の陰で釣っていたらヤブ蚊に刺されて20匹で場所を変える。2時間ぐらいで平均時速10匹とやや苦戦。
11時くらいで日差しが暑いので、あんまり釣れそうに思えないけどダメ元で橋の下に潜り込む。地形変化もないのっぺりとした泥底の浅場だけど、橋の下というのはそれだけで陰があって魚が付くのか意外に魚ッケあってすぐにアタッたし、釣ってると浅場にセイゴがニゴイ稚魚かイナッコか追いあげてきたりもした。
ここで釣れるならそれ程暑くなくて非常に良い。試してみるもんである。
正午ぐらいに31匹で終了。時速10匹はデキハゼの釣りとしては苦戦だろうけど、ハリ変えたりガン玉外したり、餌の刺し方変えたり、アワセのタイミングをズラしたりと種々試しながら釣っていけたので退屈せずに釣れて、オカズも確保できたし悪くない釣りだった。デキハゼ頭落とさず佃煮風に炊いたのがなかなかに美味しかったので、今夜は頭つきの天ぷらを試してみたい。
○8月4日
前日の夕方ゲリラ豪雨があって、濁りやすく澄みやすい近所の川は泥濁りになっていたので、こういう時アユはどうなのか試さずにはいられないので朝7時半頃に上流ポイントいつもの釣り座で始める。既に朝には笹濁り程度で理屈どおりなら濁ってたのは普段から餌食ってないような夜だけで苔食って腹一杯ならあんまり釣れないはずだがどうだろうか?
いつも通りシラス餌で浅めの棚で手前の流れ込みから始めるとすぐにヒット。コレはオイカワでオイカワは笹濁りだと活性あがるので予想通り。でも次はアユで、アユもなんだかんだで釣れるのかなと期待するけど、その後5匹くらい連続でオイカワ釣れたと思ったら、その後ぱったりな時間に突入。オイカワは活性あがってるけど数が少なくてアユはやっぱり活性低めかなと思ってたけど、どうも早い段階で餌が落ちてる気配があって、流しきって待っててもアタらなくてあげると餌落ちしている。
10センチぐらいの短めのハリスの方がアタリわかりやすい気がしていたので短めにしていたけど、違和感感じて食い込んでないのかもと20センチにのばすとポツポツと拾えるようになった。たまにオイカワも混じりつつ、浮き下変えたり、撒き餌多めにして刺し餌紛れ込まして流したり、なかなか連発はしないけど「変えるとくる」感じで予定の2時間で12匹とまずまずの釣果。
飲んでるのも1匹いて、何匹か腑分けしたらシラスと少しの苔しか入ってなくて、餌今一食えてない様子。大きいので15センチ無いぐらいであんまり育った感じがなくて、アユの好きな種類の苔(藍藻とか)があまり生えない状況になっているのかもしれない。もしくは縄張り争い負けて苔食えてない個体ばかりが腹すかせて食ってくるということか?いずれにせよ真夏になっても思ったより釣りになるっていうか簡単。
朝涼しいうちに2時間ほどでサクッと昼飯のオカズぐらい釣るというのは当初想定していた理想型で実にいい塩梅だ。友釣りは長期的課題でやってくとして当面は餌釣りで楽しく釣れそう。
シャワー浴びて昼飯食って昼寝して、15時頃前回の残りのミミズを持って、テナガノッコミポイントにハゼ釣りに。デキハゼ結構たくさん見えてたので数釣り期待。
干潮時干上がる浅くなってるあたりに立ち込んで始めるとすぐにヒット、カマツカ釣れたぜ初物ゲットだぜ!と盛り上がるがよく見るとカマツカほど顔がなんというかプレコっぽくないし体高も高い。これニゴイの稚魚だな。ニゴイなんて放流してないから当然なんだけどちゃんと再生産しているようで嬉しい。その後も釣れてきて計3匹ほど。
本命のデキハゼもちゃんと釣れてきて、小さいのでアタリ取るのに苦労しつつも、時速20匹強で着実に釣っていき18時頃61匹で終了。
沖目の流れに乗せて仕掛け流すより、流れの緩い手前浅場でチョイチョイと誘いを入れてやる方がアタリを出せた気がする。アワセは最初のビビッというのではアワせきれず、グーッと持ち込んだ時にアワセるかそれでも掛からなければ糸張って竿に重みが乗ってる状態まで待ってアワせると掛かる感じだった。
秋になってきたら渋いのを拾っていく釣りで良いけど、シーズン当初はデキハゼ数釣りで感覚つかんでおきたいので実にいい感じの釣りになった。ちょっと風も吹いていて涼しめで、くそ暑い真っ昼間をかわして実にいい感じに朝も夕も釣れて小物釣り師として完璧な夏の日だったように思う、と自画自賛しておく。
デキハゼ小さい型で揃ったので、頭残して腹だけだして鱗とってフライパンで佃煮にしてみたら、予想以上に美味しくできた。頭から良い出汁でてるようだし、頭も骨も柔らかくてご飯のお供に抜群の仕上がりである、とこれまた自画自賛しておく。
○8月1日
8月もクソ暑い日が続く。ハゼ釣り行っとかねばということで近所ポイントへ。テナガノッコミポイントではデキハゼ結構沢山見えてて今年は期待できるかも。潮もそこそこ動くので干潮挟んで下げ終わりと上げ始めのタイミングを狙うつもりで13時前にいつもの橋の下の陰で始めるけど、これが下流方向からの風の影響か既に下げてなくてダラッと潮止まりっぽくなっている。
上げ始めるの待ちながら釣るしかないかと橋陰の上流から始めるも反応なくジャブジャブ浅瀬を歩いて行ってもハゼもたまにしか見えない。これは今年はダメなのかと思いつつ下流側に移動してやっと今期1匹目。流れがないのでオモリ外してヨリモドシだけの重さで沈めてシモリ浮子仕掛けをチョイチョイとさびきながら探っていく。
魚いないわけではなさそうで、ポツポツとアタるけど今一食い切らないのでペースが上がっていかない。遅アワセにして飲まれるぐらいのタイミングの方が掛かりは良かった気がする。サイズはデキハゼというよりはもうちょっと育っている感じでテナガポイントより明らかに大きい。
2時間ほどでつ抜けで時速5匹の渋いペース。潮が上げ始めて流れが出たら仕掛け流して効率的に探れるはずだけど、流れ始めたと思ってもすぐに停滞する感じで常時さびいてないとアタリが出せない。
日陰で椅子出して座って釣りながら潮が効き始めるのを待つも、全然流れないまま潮位だけ上がってくるという状況で痺れ切らして上流側の日なたに出てネックガードガッチリ目の下まで上げて暑いの我慢して釣っていく。ちょっとペース上がって16時頃20匹。
常連さんが2人きて下流の護岸の上から釣っている。やっぱり夕まずめかと期待するも特にペースが上がるわけでもなく、1匹釣ると反応なくなるので椅子に座りつつもこまめに移動しながらアタリ拾って拾って18時頃30匹釣って力尽きた。
暑いし渋いし苦戦のハゼ開幕戦だったけど、しぶとく拾ってオカズ分ぐらいは釣って割と満足。ただシーズン始めは数釣りしておきたいので次はテナガノッコミポイントも様子見ておこうか、日陰で釣れる近所で定点観測か迷うところ。たいして距離離れてないし両方やっておけか?とにかくこの夏も楽しみたい。
○7月29日、30日
東からやってきた変な台風は関東ではそれ程の雨量をもたらさず、日曜朝には雨も上がって、濁りやすく澄みやすい近所のポイントはすぐに水量も濁りも落ち着きそうで、明日の朝では遅いかもという状態なので、昼過ぎ買い物行ったついでに様子を見ると、すでに濁りはほぼない感じなのでシラス買って準備して出撃。
16時過ぎに上流ポイントいつもの場所に釣り座を構える。やや水量増えてビロビロとしていた垢は流れて垢ぐされは解消されている感じ。シラス撒きつつ釣り始めると、すぐに1匹目つれてきて一安心。やはり雨の後は食ってくる。
ただ、サイズは10〜13センチぐらいのばかりで15センチクラスが釣れてこない。
1時間ほどでつ抜けして、オカズ分ぐらいは釣れたしと上から見た時いつも釣っている流れ込みからの淵の、下流の平瀬にそれなりに魚が多かったように思うので、釣り座移動で狙ってみるもなぜか食ってこない。水面でライズしているのもいて魚はいるのだが掛けられなかった。
あきらめて日没まで1時間強をもとの釣り座で釣る。前半は1匹飲まれたぐらいの食いの良さだったけど、後半は割と渋くてシラスがアタリ分からないうちに取られるのでハリス詰めたり、浮き下調整したりしながらポツポツ拾っていく。意外に流しきって仕掛け下流に張ったまま待っていると食ってくることがある。毛鉤でも感じたけど流れたりターンしたりしている時の方が食ってくる印象が他の魚から頭に染みついているけど「流しきって待つ」はアユでは「有り」なのかもしれない。
20匹まで釣って、天ぷら用に小さめのを10ぐらい選んで他は放流。腹の中はシラスが胃にみっちりだった。
増水後のアユが腹減らしている状態のうちに釣ってしまえと、翌朝もオイカワポイントに出撃。餌で可能ならアユをダメならオイカワを釣ってオトリにして友釣りをと考えた。
自転車でオイカワポイント周辺を見て回っていると、どうも今回の増水程度ではこのポイントは苔は落ちきらないようで、群れアユが苔を喰ンでいるのも、イナが首振って苔を削っているのも見てとれる。こりゃアユ食ってこないかもと思いつつ、上流の淵への流れ込みから始めると、割とすぐに来てオイカワゲット。シラス撒きつつ3匹まで釣ったけど、アユは足下でも苔喰んでるけど食ってこない。流れ込みの流れがぶち当たっている石の周りを狙ってヌマチチブゲット。ヌマチチブとかのハゼの仲間も住処を巡って喧嘩するので友釣りできるカモだけど、とりあえずオイカワも確保しているのでオイカワで友釣り初めてみる。
流れがぶち当たっている石のアタリからその下流にかけてがアユが良く苔を喰んでいた場所なので、その辺りを狙う。今日もやや笹濁りの中でアユがギラギラしているけど、縄張りアユって感じじゃなくて群れアユかなという感じで、このポイントは縄張り作んないのか?という感じ。流れはそれ程きつくなく、大きめの雌オイカワは元気に泳いでくれるのだが、ハリの付いてないオイカワもその辺り泳いでいるけど追い払われていなくて、当然オトリも追われない。2時間近く頑張ってみたけどアタらず。
まあ、小遠征でルアーにぶつかってきたアユは明らかに上から見ても縄張り守ってる動きしてたから、そういう縄張り個体を見つけられるかどうかが一つの鍵になりそう。そろそろ玄人衆のお知恵を拝借するべきか?
場所を変えて、下流の淵への流れ込み、長い平瀬の瀬尻と狙ってみたたけど、オイカワポイント名物の大型オイカワが釣れたのみで正午前終了。
これまでの釣りで、アユは夏でも垢ぐされや逆に増水で垢が流された時には餌を食ってくるらしいこと、アユの友釣りは「縄張りアユ」がいないと成立させづらいことぐらいが分かってきた。餌釣りはある程度堅い感じなので、餌釣りを中心に「友釣り」のチャンスを待つという感じだろうか。秋になったら多分水面系の毛鉤も喰ってくるはず。それまではアユが釣れなさそうな日にはマハゼに集中かな。とりあえず早めにマハゼの様子を見に行きたい。
○7月26日
予想最高気温が30度くらいだと「今日は涼しそう」とか思ってしまう。10時干潮ごろからテナガノッコミポイントへ。今日は前回夕方に入った上流の方から始める。2人ほど先行者あってまだ釣れてるなと思っていたらよく見たらハゼ釣ってる。そういう時期だということか。干潮時干上がる砂州の沖の砂底に転がっている大きめの石周りを1本竿で探っていくけど無反応。しばらく何もない時間で今日は丸坊主かと思ったら、そろそろ早瀬の始まるあたりに沈められているホームベース型のブロックの一つで餌が引っ張り込まれた。しばらく我慢して聞いてみたら重かったのでアワセとともに引きずりだした。
片手が途中で折れてて繁殖期間中の激闘ぶりが忍ばれる。20センチ弱でそれほど大きくないけどこの一匹で終わって今季のテナガシーズン終わりでもいいやと思ったけど、このホームベース型のブロックが5,6個落ちてる付近だけ妙にエビがいて結構釣れてくる。しかも釣れてくる個体が1匹目のような黒く汚れてぼろっちい感じじゃなくて、ピチピチな感じで餌への反応も良い。
こいつなんて脱皮直後でまだ殻が固まりきってないのでハサミ脚を自由に振り上げることができていない。
シーズン終わりの今時期は1匹目のような薄汚れたのが釣れてくる印象だったのだが、今年は雨降らないのでノッこんできてた場所から下っていけなくなってまだ繁殖活動してて活性高いとかだろうか。よくわからん。分からんけど今日は一発大物のつもりで来たのでリリースしながら釣ってたけど、コレならオカズ分ぐらいは釣れそうなので、魚籠持ってきてなかったけどビニール袋に水入れて生かしておいて餌冷やしてた保冷材で持ち帰ることにする。
ホームベース型ブロックは安定して釣れてきて9匹まで数をのばしたけど、その後雌2匹とオスは釣りきった臭くなってきたので移動する。雌はまだ抱卵している。
最初から確保しておけば良かったのにという感じだが、オスだけ選んで4匹というのはオカズにはちと寂しいか。
葦の生える泥底の場所で葦の根元が陸になってる時間、沖に沈んでる土嚢にエビが密集する場所があったはずなので探しに行くと、アオコっぽく緑に濁っていて沈んだ土嚢が見つけられず断念。いつものネット蛇篭のポイントへ移動するも一匹ポロッと釣れただけ。
すっかり歩いているテナガも見えなくなって、この場所のテナガは終了のようだ。今期はアユが忙しくてあまり時間をとれなかったけど、小遠征でヒラテテナガエビ釣ったのは大金星で、近場でも今年も自分の得意なポイントにエビが来てそれなりに楽しむことができて悪くはなかった。ここからはアユと並行してマハゼの季節だな。デキハゼ結構見えてたので今年はマハゼは良いかもしれない。
○7月25日
水曜日ぐらいに雨が来るという予報を「海快晴」は先週から出していて直前までハズすだろうと思ってたけど、水曜起きたら道湿ってて夜の間に降ったようで見事に当ててて感心した。雨降らなくても久しぶりに猛暑日じゃなさそうなので朝早く起きて釣りに行く準備してあったので出かけると、割としっかり降ったようで近所の川はまだ結構濁っている。ちょっと遡ると濁り薄れてきて上流ポイントはそれ程濁ってなさそうなので最悪上流ポイントへ移動することにして、オイカワポイントに自転車漕いで行ってみるも結構濁っててとって返して上流ポイントへ。
7時頃から始める。濁りはあるけど笹濁りよりちょっと濁ってるぐらいで良い感じ。ビロビロに育った垢は流れきってなくて水垢はまだ少ないだろうし、流量は若干増えて水質的には良さそうで活性上がってることを期待。既にライズしている個体もいてシラス餌ですぐに来たと思ったらオイカワ。
2発目良い引きして上がってきた婚姻色出たオイカワ雄を手元で落として、3発目はアユ。
良い感じでアタリがあったので、やっぱり活性高いのかと思ったけど、このあと予想外に大苦戦。浮き下変えたりハリス短くしてみたり伸ばしたりでポツポツと4匹まで拾ったけど、そこからウンともスントもで、ライズはたまに思い出したように始まるので毛鉤流し釣りとかも試すも不発で、1時間半ほどで手もつきたので餌変えてみるかとオキアミ小さくちぎってつけて、左手でちぎって潰したのを撒き餌しながら釣ってみる。
餌変えたら来たと思ったらヌマチチブ。餌が違うとここまで違うかというぐらいにヌマチチブばかり食ってきて6匹ゲット。こんなにいるとは思ってなかった。
そろそろ時間も予定の2時間でアユの反応が全く得られないこともあり、ちょっと多めに餌撒いてそこに仕掛けを流してたらしばらくして2匹オイカワで終了。
川の魚って渇水の後の増水は良く釣れると思ってて、実際オイカワとヌマチチブはこの場所にしてはいつになく釣れたんだけど、アユは垢が流れきってなくなる程じゃない中途半端な増水よりは渇水で「垢ぐされ」のほうが食ってくるって結果は意外に感じた。魚増水で散ったのかなと帰り際上から覗くとワラワラといて、なぜかそいつらが食ってこない状態になっている。雨降るまでは流れの緩い下流側はアオコ浮いてたりしてかなり水が悪くなってる感じだったので、一雨来てくれなかったらさすがにアユも酸欠で釣れなくなったりしてたかもしれない。とか思ってたら週末台風来そうな予報になってきて、テナガ最終戦の予定を前倒しして明日ぐらいやっておかねば機会逃しそうになってきた。台風、関東は水不足が心配なので災害にならない程度でしっかり降って欲しいところ。
○7月21日、22日
連日猛暑日で近所は渇水気味で藻類がダラッと伸びて「垢ぐされ」状態。コイ釣りポイントを上から見てると魚それなりにいる。「垢ぐされ」で水垢の状態が悪くなると餌釣りで釣れるらしいけど、正直水温も上がって溶存酸素量も減るはずで魚の活性自体落ちそうでイマイチ釣れないんじゃないかという気がする。でも多少条件悪くても釣れなきゃ話にならないのはどんな釣りでも同じで「垢ぐされ」なんてのはバス釣りでいうところの「ターンオーバー」とかと一緒で下手くその言い訳の定番だけど、上手いヤツはそんな状況でも釣ってるはずだ。
高水温時にはアユが夕方に縄張りを作るとも聞くし、何より日中は命の危険を感じる暑さなので、土曜15時頃に水量多くて多少はマシなはずのテナガ上流ポイントに自転車で出撃。毛鉤でオイカワ釣ってオトリにして友釣りを試してみたい。
ジャブジャブと入っていくと、雄オイカワが釣れた早瀬の上流の広い平瀬で2人で投網打ってる。なかなか上手な2人組で綺麗に同期して網が広がっていく。都会の投網師なかなかにやりおる。
こちらも負けじと早速毛鉤を流していくと、それなりに釣れるんだけど雄が来ない。
仕方ないので、大きめの雌を選んでオトリにする。竿は5.4m仕掛けはナイロン0.8、0.5号。鼻管付けるのが難しいというのを目にするけど、今時の道具は良くできてる感じで特に難しくもなくサッと付けて逆バリも掛けて早瀬が護岸のテトラにぶつかっている荒瀬っぽい流れを泳がせる。
まあ予想通りだけど10センチそこらのオイカワには荷が重くて下流に流されていく。仕方なく流心じゃなく前回ルアーで掛けそこなった岸近くの流れが緩くなるあたりのギラギラしている群れアユっぽいのを狙ってみるけど、徐々に下がりながら底近くを泳ぐように仕向けるけど、オイカワの性質なのか道糸に引かれるのか浮き気味で釣れる気がしない。水量はやや減ったかなという程度でそれ程「垢ぐされ」的な感じではない。
しばらくやってさすがにもう少し大きい魚じゃないと遊泳力不足だなと再度オトリ確保に向かう。オイカワの反応自体は良くなってきて16時前に雄確保。
15センチ弱ぐらいはあって流心では流されるけど脇の方では結構潜ってくれる。ただ前回来たときに比べてもアユっぽい魚影が少なくて、何ら反応が得られない時間が続き、逆に浅くて速い流れのチャラ瀬でギラギラしてる群れでも狙った方がイイかと狙ってみたりもしたけどそれも反応なし。チャラ瀬ならオイカワ雄が掛かる可能性もあると思ってたけどそんなに甘くないか。
とりあえず暗くなったら再開することにして、オトリは岸近くに泳がせたまま竿を石で押さえておいて、4.5mで毛鉤流し釣り。オイカワはそれなりにバシッと気持ちよく出てくれて仕掛け派手な毛鉤付いてるのに換えたりもして手堅く楽しむ。
17時半頃、そろそろ夕まずめだし友釣り再開するかと毛鉤仕掛けをリュックにもたせかけて友釣りの竿を持とうとしたら、目印が下流に吹っ飛んで竿先が絞り込まれた。泡食って竿を立てると何か掛かってる。とうとう来たかと掛けバリが抜けないうちにと岸に引っこ抜いた。なんか赤い。
オイカワ雄が釣れた。本命はアユだったけど、婚姻色でた雄ならオイカワの友釣りってのも成立するんじゃないだろうかと思ってて裏本命的な釣果だったので嬉しい。婚姻色バリバリで「喧嘩上等」で泳いでる雄に他の雄が喧嘩ふっかけない理由はないし当然なのかもしれないけど実際自分で確かめられたことが意義深い。風雲児さんやっぱり釣れましたよ!
その後、オトリ交替で新しい「野オイカワ」でアユも釣りたいと粘るも反応得られず終了。なかなかオトリは思うように泳いでくれないけど、道糸張らずに泳がせる方法とか逆にちょっと逆引き気味に流れの中に強引に定位させる方法とかも、これでいいんだかわからんながらも練習できてまあ独学で一歩ずつ楽しみながら進んでるので、今日の一歩はちょっとばかり嬉しい。
翌朝起きられたら近所の上流ポイント行こうと思ってたら、ちゃんと目覚めて6時頃釣り座到着でシラス餌で始める。日が昇ると藻が浮き始めてちぎれて釣りにならなくなるので2時間勝負ぐらいか。
水があからさまに悪い感じで、デロデロッと伸びた茶色いノロのような水垢がたなびいていて、30分ぐらいはチビチビ撒き餌しながら流して狙ってもウンともスンともで「垢ぐされ」はやっぱり釣れないのかな?と思ってたけど、何か水面でバシッと食ってるヤツが出始めたなと思ったら、それまであまり落ちずに残ってた刺し餌が落ち始めて、魚来たなと集中してピコッと浮子が入ったのをあわせて1匹目。
多分時合いなんだと思うけどライズも続く中ボチボチと釣れ始める。3匹目が大きめで4.5mの清流竿だとなかなか上がってこなくて気持ちよかった。後で測ったら16センチと自己最大。太っててだいぶ育ってきた感じ。
途中釣れない時間が来て餌だけとられる状態だったので、こりゃアタリ出てない時に餌食われてるなとハリス短くしてアタリ出やすくして地味に追加していく。
8時頃切れた藻も仕掛けに絡み始めたのでつ抜けしときたかったけど9匹で終了。
新しい大きなアユ用タモは座ってる股の間に出しておくと具合が良い。「垢ぐされ」活性は同じく苔食ってないだろう増水の後と比べると悪いけど、腹は減ってるのか食ってきて釣りにはなるようだ。夏になって本格的に苔食うようになってきたら毛鉤も餌も厳しいかなと縄張りアユを狙う方法を画策していたけど、少なくとも餌では釣れるジャンという感じ。朝の涼しい時間の2時間でオカズ分ぐらい釣れるなら何も問題はない。
腑分けしてみるとやっぱり胃にはシラスぐらいしか入ってなくて、そういう個体だから釣れるのかもしれないけど、意外とデロデロの垢で腹一杯だったりしてという疑念があったけど「垢ぐされ」てるときは餌あんまり食えてないというのは少なくとも近所ではあてはまるようだ。
近所はアユが縄張り作るような場所が少ないので、餌でオトリを確保して友釣りというのがしたいんだけど難しい。オイカワポイントがテナガ上流ポイントほどだだっ広くなく近所との中間ぐらいの感じで餌釣りも友釣りもできそうに思うので次回はオイカワポイントに朝から入るかな。一雨来て欲しいけど来週もまとまった雨は来そうにないのよね。テナガ最終戦もハゼの偵察もやっときたいし忙しいな。
○7月19日
クソ暑いがな。アユは次の雨かもしくは逆に垢腐れたときがチャンスかなと思っているけど、次の雨はいつになるやら。テナガはノッコミポイントで最後に大きいのが釣れる時期なのでテナガ行っとく。
炎天下はなるべく避けたいので午後の干潮からのあげを夕方まで狙おうと16時前にネット蛇篭ポイントを狙うも、テナガ歩いてなくて1匹障害物脇で見つけてやっと釣った。
ただ後が続かずダメ臭いので、住民の桟橋ポイントにサッサと移動。
こちらはチラホラ歩いているのがいて、1匹目は大きいのが釣れた。手のひらオーバー21センチぐらいとまずまず。
その後もポツポツとは釣れてきてつ抜けしたあと2連発でそこそこのオスが釣れてきた。
12匹釣れればとりあえず数はもう良いかなという感じなので、夕まづめは上流の大物狙えるポイントへ移動。
満ちていると岸際葦とか杭とかが多くてエビが分散してしまって狙いにくいけど、上げで薄暗くなってきたせいか、歩いているエビはたまにいるので狙う。
オスでもハサミ脚の長さは差があるけど、明らかに長いタイプと短いタイプがあるように思う。この個体など体の長さ自体は21センチと大差ないけどハサミ脚が短いので20センチに届かない。もう一回脱皮して「手長雄戦闘形態」になるとかだろうか?
2匹歩いてた大型オスが足下の木の下で喧嘩始めて狙ったら、25クラスの大きい方が勝って餌も食い始めたけど木下の逆側に歩いて行くので充分食い込ませることができずに掛け損なう。再度歩いているのを見つけて狙うも今度は反応せず。今期一番だったけど惜しい。
その後は夕方暗くなってきて満ちて水深が深くなってきたこともありエビが見えにくくなり、抱卵メスが釣れてきたので大型雄はいなくなったなと判断して終了。
やはりこの付近には数は少なめだけど大型雄がいるように思う。まだメスも抱卵しているので釣れそうで、次は潮がガッチリ引いて隠れる障害物が石ぐらいしかない時に狙ってみたい。その間アユは垢ぐされ状態での釣れ方チェックをすることになりそうか?それとも縄張り個体を狙うか。いずれにしても死なない程度に短い時間で釣っておきたい。
○7月小遠征14日、15日←クリックしてください!
○7月11日
朝からサクッと昼のオカズでも釣って涼しいうちにジョギングもすませてしまおうと早起きして6時頃出発。前回雨の直後は良く釣れた近所上流ポイント。
定位置に釣り座を構えてシラス餌で始める。浮子は少し小さめの「ゆるふわ玉浮子」を作ってきたので使ってみたけどなかなか良い具合にできた。
小さく餌づけしてシラス数匹分を手で潰して流して、という感じで繰り返して、しばらくして1匹目。この場所はまだ晴れが続いても苔専食ではなく、それなりに刺し餌も食ってくれる個体がいるようで一安心。
2匹目14センチぐらいで良い感じの引きを楽しむ。このサイズが釣れると嬉しいんだけど、その後は10センチ前後ばかり。さすがに濁ってる間餌食えなかっただろう雨上がりと比べるとやや渋いか。アタリもピコッとか明確なのが少なくて波にもまれたかなとか底に引っかかったかなというのをアワせると食ってたのも結構あった。
とはいえ、1時間半ほどでつ抜けしてお昼ご飯分ぐらいは確保できた。
8時過ぎたアタリからライズ始まってたので、これはチンチン釣りとか毛鉤で釣れるかもと試して見るも不発。でもライズは続いているので流し釣り仕掛けに換えて試すもコレも不発。食ってきそうなライズなんだけどなぜなんだろう?とりあえず予定の2時間で終了。帰り際、上から釣ってた流れ込み周辺見るとアユいっぱいいて食ってくるのはごく一部なんだなと実感。ここはサイズは大きくても15センチ前後のようだ。
ついでに下流のコイ釣りポイントの状況も見ておく。いつものチャラ瀬は上から見てもそれと分かるヒレを広げた婚姻色の出たオスが活発に泳いでいて嫁さん探しだろうか?アユもそれなりにいるけどライズしているのは少なく、苔喰ってる動きが多い。対岸渡って淵の中はコイとボラが多いなと見ていたら、黒い鳥が低空飛行してきて、デカいカラスだなと思ったら着水してカワウだった。遅れてもう1匹来て、つがいで操業始めたのでお手並み拝見させてもらう。
上流の平瀬の方に餌探りながら上がっていったので自転車で追いながら写真撮っていく。2匹並んで水面を泳ぎながらたまに頭を水中に突っ込んで魚を探して、魚見つけたらドブンと潜って潜水艦のように魚を追っていく。相棒が潜るともう1匹も潜って2匹で魚を追い回していた。比較的近距離で上から観察できて面白かった。嘴の先とか鉤状に曲がった凜々しい顔をしていてなかなかに格好いい鳥だ。下流は彼らの漁場になったようなので上流主体に操業するかなという近所での今後の方針。同じ漁場を共有する漁仲間としてともに良い漁をしたいモノである。
ちなみに恒例の腑分けはこんな感じで、結構大きなシラスそのまま食ってるジャン。
気温上がりきる前にジョギングして、やっぱり暑くてグダって鮎天ぷら食って昼寝後15時頃から夕方操業に出撃。
テナガノッコミポイントの上流、前回暑い中目星を付けておいたあたりに自転車で行く。思ったより遠くて一時間弱かかる。一カ所目の支流との合流は思ったほど流量なくて魚も少ないのでパスして、斜めに蛇行しつつ平瀬が早瀬になって護岸のテトラにぶつかっている複雑な流路のあたりに入る。いくつか中州で分断された早瀬を端から探っていくと、オイカワらしい魚も跳ねていて魚ッケは充分。
早瀬を毛鉤流し仕掛けで探っていくとあっさりオイカワゲット。
この川昔コイ釣りしてた頃はこんなにオイカワいなかった印象だったけど増えてきているのだろうか?ジリジリと移動しながら釣っていくとコンスタントに釣れてくる。下流側でターンしている時にアタリが集中するので、流れを横切らせる感じで狙う。
三本目の一番奥の早瀬が流量も多く特に良かった。良いサイズの婚姻色出たオスも釣れた。
流れがぶち当たってる護岸の際は深くて強い流れでテトラも入っていて、アユ居るならここだろうなと覗いてみると、やっぱり居た。ルアータックル出してきて奥のテトラに付いているのを狙おうとするけど流れの関係でルアーを向こう岸近くには定位させられない。でもこちら側のかけ上がりになっているあたりにも15センチ前後のアユが苔を喰んでいるので、上流側に立って狙っていく。しばらく見えているアユの付近でシュガーディープ7センチを前後させていたら水中でアユがギラギラッと暴れて手元にググッと衝撃が来て、ついにヤッタ!と喜びもつかの間、すぐに外れてしまった。やっぱりナノスムースコートなんて抜けやすいだけでダメなんじゃないかと、ハリのせいにしつつまだアユはいるのでしばらく狙ってみるけど、その後は掛からず。でも、かなり近づいてきた気がする。もう一歩二歩詰めれば釣れるんじゃないだろうか?
アユを諦めて18時頃で良い塩梅に夕まずめな感じになってたので、真面目にオイカワ狙い。一番良かった早瀬を再度狙う。活性も良くバシバシと釣れる。大型のオスが釣れる場所は同じ場所で、多分産卵に適した流速と底質なんだと思うけど中州に流れがぶちあたるあたりの浅くなってるところで食ってきた。産卵場所周りでメスを待ってるんだろうか?オスの方が大型なので友釣りのオトリに使うなら泳ぐ力強くて良さそう。
19時頃までやって60匹越えたので撤収。上陸地点まで移動中にも5匹追加して65匹で終了。
毛鉤流し釣りでのオイカワ釣りは水面での出方も良くてかなり面白い。苔喰って縄張り作ってるようなアユの攻略は上手くいくか未知数だけど、そっちがダメでもオイカワ釣れれば片道1時間弱の自転車漕ぎも苦にはならない。週末は小遠征でそろそろ聖地のアユも毛鉤には食わなくなりつつあるとの情報だけど、まあそれはそれでどう攻略するか楽しんできたい。
○7月8日
増水後の苔の少ない状態のうちに狙っとけ、ということでテナガポイント上流の激戦区に行ってみることにした。ただ良い天気で暑そうなので15時頃から夕まずめにかけてやることにして、電車で出撃。
駅からはそこそこ近くて、河原の草むら突っ切るケモノ道を見つけるのにちょっと迷ったけど、15時過ぎには河原に着いた。釣り人そんなに多くなくて、日曜日に人山立ってないってことは釣れてねえんじゃ無いだろうか?
とりあえずは下見だなと上流の堰堤の上下何10mかは禁漁のはずなので、釣り人いる上流側の平瀬は見送って、下流の方の平瀬尻から荒瀬、その下の長めの平瀬あたりを見ていく。
平瀬尻デカい玉ウキで一番下にコマセカゴを付けたアユ狙いの釣り人、バーベキューしつつぶっ込みコイ釣りっぽいグループともに釣れていない。荒瀬の釣り人は友釣りのようで、しばらく見ていたらタモを腰から抜いたので「掛かってるのか?」と注目してたらホントに釣れてて、いつもテナガ釣りしてる都会の川で友釣りというのが知識では知ってたけど実際に目にするとちょっと新鮮で感動した。20センチぐらいあってちゃんと縄張り作るサイズのアユ居るようだ。ただ荒瀬の区間は短くてそんなに混雑もしてないので近くで釣るのはためらわれさらに下っていく。
荒瀬からの落ち込みの終わったあたりの平瀬、魚ピチャピチャとライズというより跳んでいる。死にかけのアユ流れてきたり、岸近くでも大きくはないけど底の苔喰っているアユの群れも見えたりして魚ッケは充分なので岸近くに大きめの石がいくつか入って流れがよれている場所でとりあえず竿出してみる。水面の跳ねは餌食ってる感じじゃないのでシラス餌で始める。
これが、魚ッケはあるのにウンともスンともで30分ほどで諦めてルアーでアユ狙い。アユの付く場所がピンポイントで分かれば上流に立って流し込んで一カ所でルアーを泳がせるんだと思うけど、どこに居るのか分かりゃしないので斜め下流に投げてゆっくり流れを横切らせてみる。しばらくやってもこれまた反応なく、さらに下流にも1人釣り人いるのでルアーで流れの変化する大きな石周りとかは狙いつつ下っていく。石とか上流から狙うときは水遊び用の靴底に排水穴が空いた靴で速乾性のズボンのままジャブジャブ立ち込む。暑いしウェーダーとか電車移動には荷物が多くなって邪魔なので家から履いてきている。
平瀬の流れユルくなったあたりには小魚多い。群れアユが苔喰みながら移動しているのもたまに見える。釣り人は玉ウキにコマセカゴのスタイルで、どうもこれがこの辺りの定番のアユ釣り仕掛けのようだ。やや上流にオモリの付いたコマセカゴを着底させて斜めに下流に伸びた仕掛けのハリに喰わせるという、天竜川スタイルのコマセ螺旋仕掛けの重量上げたような感じ。でも釣れてないそうでハヤばかりとボヤいてた。これは明らかに餌釣りで釣れる時期を過ぎて後の祭り状態だな。
でも、さらに下流の平瀬尻のあたりから、明らかに苔喰ってる斜めにシュッシュという動きの15センチぐらいはあるアユが割と岸近くにも見えてきたので上流立ち込んで結構狙ったけど、単独じゃない群れアユはやっぱり釣りにくいのか掛からなかった。結局平瀬が終わってチャラ瀬で次の平瀬に流れ込んでいるアタリまできて操業中の鳥も多いし、このチャラ瀬の周りで夕まずめを狙うかと思っていると、なんかさっきまで跳んでるだけだったのがバシッと餌食ってるような音が混じりだしたような気がする。17時近くなってたのでそろそろ水面食いだしたかと、流し毛鉤仕掛け4番目派手目を流してみる。
1投目からターンしているあたりでコツコツというアタリがあって、数投目で小さいウグイが釣れた。スカは逃れてやれやれだゼ。
なんか、けっこうアタリ多い。小さいので掛からないのが多いけど2匹目はオイカワ。
チャラ瀬を下っていくと反応無くなったので、上流側平瀬の方にアガリながら狙っていくとオイカワ連発し始める。夕まずめに入った感じでターン中ぐらいに派手に出るのが多い。何匹か釣ると反応悪くなるので上流移動して釣ってまた移動という感じ。
出方が凄くいい感じでバシュッとか飛沫上げて出るのもいて、サイズは大きくて10センチ前後だけどカナリ興奮する。
ただアユは全く釣れてこない。カウンターで数えておけば良かったと思うも時既に遅しな感じで試しにタモに貯めてみたら20分かそこらでオイカワ長者状態。毛鉤は一番後ろの「借苦角鴨」だけなぜかダメで、流れてる間は先頭の「赤尻の御者」がターン中はケツから2番目の「水の女王」が良かった気がする。
コレはコレで大変面白いんだけど、アユ釣りに来たんだし他の場所も探らねばと上流に戻っていく。平瀬尻の流速があるあたりが反応良くて、トロッと流れているところに入るとアタらなくなった。荒瀬の友釣りの人は帰ったようなので狙ってみる。そこそこ反応あってオイカワはボチボチ釣れてくる。友釣りサイズのアユを期待して上下移動繰り返しつつ粘っていると、ガツンと良いサイズのが掛かった。オイカワではあり得ないサイズなのでひょっとしたら良型アユかとドキドキしつつ慎重に寄せてきたら25センチぐらいのウグイだった。タモですくって写真撮ろうとしたらタモから飛び出て逃げていった。タモやっぱりもう少し深いのが良いかもしれない。
18時過ぎて良い時間のようで、荒瀬の上の平瀬尻のぶっ込みグループはマルタ釣れて盛り上がってたし、その上流にも毛鉤流している釣り人2人居る。状況変わらずオイカワポツポツなので、さらに上流のチャラ瀬の上が空いたので入る。
ここが時間が良かったのもあってか、オイカワ爆釣でほぼ毎投掛かってくる。アユはどうにも釣れる気がしない。けっこうポロリがあるので上手にタモに入れる練習とかしてみた。上の方のハリにかかったときにタモに入れにくい。竿持つところを上の方にするかタモで迎えに行くか、ゆっくりやればどちらでも良いけど手返し重視するとイマイチしっくりこない。
最後は毛鉤絡まって2本死んだ状態でも釣れてきて19時頃までやって終了。オイカワ5、60は釣ってたと思う。こんなに沢山釣ったのは初めて。アユは沢山いてかつ明らかに苔喰ってて、もう苔生えてたようだ。苔が流された直後とか苔腐った状態とかじゃないと餌も毛鉤も食ってこない時期になったのだろうか?苔がふんだんに食える状態だとコマセカゴにコマセ詰めて撒いたところで食ってこないようなので、大量にコマセが必要とかだと面倒くせえなと思ってたけど釣れる時はそんなにコマセいらん気がしてきた。
とりあえずオイカワ大量に居るのは分かったので、アユについては苔の消える状況とルアーと友釣りも念頭にちょくちょく探りを入れておきたい。オイカワ囮だと荒瀬で仕掛け引っ張るのはキツそうだけど、平瀬でも縄張り作るようになるんだろうか?本では作るときは瀬でも淵でもどこにでも作ると書いてあるけど、実際には分からんことだらけだ。自転車で行ける下流とも比較してみたいしやること一杯あって楽しみだ。
○7月7日
6月に梅雨が明けてしまい、これは水不足待ったなしかと心配した次の週に、各地で記録的な豪雨で被害にあった地域の方々にお見舞い申し上げるとともに、これ以上の被害がないように祈らざるを得ない酷い状況。天気図見るとここ数日低気圧と絡みつつ前線貼り付いてて、これ「梅雨の戻り」って言葉的にあるのか知らんけど梅雨だよね。自然は制御不能とはいえちょっとなんとかならんのか?と思わずにいられない。
関東はそれほど大雨ではなかったので、増水もたいしたことなくて苔流れてちょうど良い餌釣り日和かなと朝7時頃出撃。とりあえずコイ釣りポイント様子見てみると、チャラ瀬じゃなくて淵への流れ込みのところで久しぶりにまとまった群れのライズがあったけど、今日は餌釣りをしてみたいので夕方にとっておいて上流へ。
橋の上から見ると繁茂していた藻が消えてアユが流れの脇に固まって泳いでいるのが見える。濁りはほぼない。アユが嫌うぐらいの濁りって透明度が30〜50センチ以下になった時らしく、脛ぐらい立ち込んで爪先見えなかったらアユ的にはダメと考えた方が良いと聞く。昨日午後に雨は止んでたけどまだ濁ってたので今朝まで待ったところ。
さっそく、前回同様に釣り座を構えてシラスちょっと摘まんでこねて撒き餌しつつ釣り始める。チンチン餌釣りは毛鉤食ってくるアユも餌食ってくるアユもどちらも狙えるけど、仕掛けが絡みやすいのと、どっちつかずで潔くないのとで、超単純な餌釣り仕掛けを「川釣りの極意」を参考に用意してきた。道糸0.8号に中通しの玉ウキ6号(直径約18mm)、スズ製ガン玉、道糸の端に8の字で輪っか作っておいて、ハリス0.3、がまかつ金袖1号(メーカーによってサイズがだいぶ違う)8の字で道糸と輪っかくぐらせて接続。餌はシラス干しの小さくちぎったの。
最初、多分釣り座作ったときに警戒して逃げてたんだと思うけど、座って釣ってると戻ってくるようで、棚微調整しながらアタる浮き下を探って、しばらくして1匹釣れたら普通に釣れだした。
2匹目えらく良く引くのでドキドキしながら上げると14センチぐらい。だいぶ育ってきた。
シラス干し数匹摘まんでもみほぐして撒いて、ちぎった餌を付けてその後に流す感じで釣っていく。流しきってアタリないなと上げてみると餌落ちていたりして、結構ウキに出ないけど食ってるのもありそう。浮子の大きさもう少し小さい方が良いかも。中通し玉ウキ、絡まないしピコッというアタリの出方も楽しいし優れものだけど、木製のある程度重さのあるのがあんまり売ってるところがない。作るか?
順調に数伸ばして1時間前後でつ抜け。
多分最大はコイツかな。15.5センチは自己記録。たももう少し大きくても良かったかも。魚大きくなってきたので25センチ枠が小さくなってきつつある。
見栄張って小さいの写してないけど、実際には小さいのも釣れてる。でも、半分ぐらいは14センチ前後で型が良く嬉しい。
8時過ぎぐらいからライズも始まって、チンチン釣りにしようか迷うが餌でもアタるので餌で続ける。ただ虫食ってる小型の活性が上がったのか、大きめの群れがどっか行ったのかつ抜け以降は小型が多くなる。
上の道からなんか言ってるジジイがいて何だろなと思ったら「許可取ってるのか」とか何とか言っている。「この川に漁業権は設定されてません」と答えたら「ここのアユは放流している警察に通報するぞ」とかほざいているので「どうぞご自由に」と返答しておいた。何の根拠もなく他人を犯罪者扱いしてあげくアユ放流しているとか嘘までついて自分の主張を曲げないって何なんだろうね?理屈じゃなくて川で釣りされると嫌な人種っているんだろうね。そういうヤツらが子供らまで川に近寄るなとか生き物は取らないようにとか小うるさいこと言うんだろうと思うけど、せっかく魚も居る川があるのにガキが川入って遊ばんでどうするよ。魚なんてガキの頃にいじり倒して殺しまくっとけって。そうした方が「人を殺せば特別な人間になれる」とかアホな妄想にとりつかれたりしないって。命なんてほんとたわいもないもので、別に魚とかなら法も犯さず怒られもせず奪えるけど、でも死んだモノは決して生き返らないし、自分にもそのたわいのない命が宿ってるのは魚と同じでって考えたら、たわいもないんだけど人の命も他の生き物の命も大事にしないとマズいわナって感覚として分かるはずである。考えるな感じろってブルース・リーも言ってる。理屈じゃないだろそのへん。
9時過ぎに20匹釣って、まだ釣れそうだけど充分満足したので、ちょっと大きめを釣って終わろうと23匹目で終了。
大きいのと飲まれたので8匹だけ確保してあとは放流。そう、餌だとたまに飲まれるのである。毛鉤で釣ってると飲まれることはなかったので新鮮な感じがした。あと返しのついたハリはポロリが少ない。ただタモに刺さると取りにくいので、ハリ数多いならスレ針しかないなと思うけど、単純明快餌釣り仕掛けならバレにくいという利点を考えれば許容できるか。
アユ餌釣り簡単じゃん。やっぱり増水後で苔がないというのは餌釣りには絶好の機会とみて間違いないようだ。アユって遡上量さえ多ければ優占的に良い場所に入るし群れてるしで釣りやすい魚だと思うんだけど、そう思うのは傲岸不遜か?少なくともこの水系でオイカワ釣るのはもっと苦労したし、こんなに匹数も釣れなかった。今年限定でこの水系で一番数釣りやすいのはマハゼかアユだと思うけどどうなんだろう。まあ釣れる魚釣るだけか。考えるなってネ。
でもって恒例の腑分けコーナー。左小っちゃい飲まれた個体は普通に虫食ってた。でも大っきい方には胃がふくれてなんか白いモノが入ってるなと思ったらシラス鱈腹食ってて笑えた。胃の後端の方に苔が残ってて、増水の間苔食えなくて腹減ってたのがシラス流れてきてがっついていたんだろう。撒き餌かなり少ないと思うけど流れてくるモノに反応する個体には充分効いているようなので、100も200も釣るつもりじゃなければ刺し餌兼用で200円のシラス干し一パックで1日持ちそう。アユ餌釣りも切る手札としてだいぶモノになってきた気がする。
昼寝してブログなど書いて、夕まずめコイ釣りポイントはまあ堅いだろうと17時頃出撃。よしんばライズがなくても餌のシラス干しもまだ余ってるし何とでもなるだろうと朝釣れたから気が大きくなっている。
上から覗くとあんまりライズしてない。朝のように群でライズしていて欲しかったけど、岸際とかでポツポツという感じ。
まあ、魚はいるのは朝確認してるし、そのうち群も回ってくるだろうと降りていつものチャラ瀬に釣り座を構えて、とりあえず餌撒いて様子みるかと餌釣りの手札を早速切ってみる。
コレが予想に反して、コイがたまに拾うだけでアユの動きに変化なくアタリもない。
しばらくして群が回ってきたけど、撒き餌も刺し餌も全く無視で水底でギラギラと苔食ってる動き。もう苔はえたんだろうか?餌撒ききってしょぼいライズはずっとあるので、毛鉤流し釣り仕掛けに換えると、たまにアタるんだけどかからず。ライズの主も小さい感じがする。まあ食ってくる時間がくるだろうと、のんびり構える。
目の前、ナマズが泳いでいって、浮子に食わせたら仕掛けに絡んで釣れるかもと、目の前で浮子ピチャピチャとしたけど興味示さず。
やっとかけたらオイカワ。まあ何でも釣れれば楽しい。
日が落ちそうになった19時前にライズがちょっと激しくなって、流している状態で食い始めて、3連続オイカワ。
最後いい引きのがかかって、寄せてきたら婚姻色でたオイカワだったけど手元ポロリ。
オイカワどの個体も太ってて産卵期真っ最中かもしれない。雨降って砂礫底のチャラ瀬も苔が落ちて産卵に適した状態のはずだし今日産卵してたのかも。真相は分からないけど今日はオイカワの日だった。アユ食わなかったのはなんなんだろう?群で苔食い始めると極端に難易度が上がる気がする。でも今朝は結構釣れて、夕方には釣れなくなってるってのはどう解釈すべきか?まあすぐに分かるわけない。場所とか時間帯とかもからんで種々あるんだろう。朝は簡単じゃんと思ったけど、やっぱり餌釣り当たり前に難しい。餌釣りに限らず群れ全体の活性が上がってバカスカに釣れる時と苔ばっかり食いやがって食ってこないときの差が激しいような気はしている。
テナガポイントの上流の年券も買ったし、激戦区の釣り場を見に行ってどうやって他の釣り人は釣ってるのか見てきたいところ、と思ってるけどまだ行けてないので明日行くか。夏場でも渓流域とは違ってユスリカ系は一定の量羽化するはずなので、鮎毛鉤は夏場も「苔がないとき」は釣れると思ってるんだけど、さすがに厳しくなってきた気がする。まずめ時以外は餌釣りとルアーをしばらく練習していきたい。とか言いつつ来週末は3度目の遠征で毛鉤流してくる予定。
○7月3日
台風また来てたりして風の強い日が続いているが、前日午前ジョギングにでると久しぶりに凪いでいて、そうすると桶屋は儲からず虫も羽化するのか、いつものコイ釣りポイントのチャラ瀬の上の長い平瀬ではライズがチラホラ。その平瀬でなんか変なのが潜水艦みたいに泳いでるなと思ったらカワウ。サギは足跡あったけどカワウにもバレてしもたか。浅い場所を羽をたたんだままガニ股じゃないカエル泳ぎ?してて、映像で見るガラパゴスコバネウの泳ぎと一緒やなと変な感心の仕方をしてしまう。潜ってるところ見られる機会って普通ないからね。でもそこからやや下流いつものチャラ瀬は数は減ったけどそれなりにアユ居いてライズしている。正直この場所はもう見限られたと思ったけどまだ虫さえ飛べば魚来るようだ。夕方には吹きそうな予報は外れてくれると期待して、ジョギング後へばって寝てたけど「海快晴」バッチリ当てて昼寝から起きたら風吹いてた。18時頃に一応様子見に行くとやっぱり桶屋が繁盛してるとライズがないっていうか魚どっか行ってしまってる。風とこんなに密接に連動するとは予想以上で面白い。
翌朝午前中ぐらいは、また凪の予報なので今日は朝起きて7時前頃出撃。
上から見たときにライズしててこれなら釣れるなと下流側から回っていつもの釣り座に。しかしライズしてないし底に見えていた群れもやけに警戒してて、減水気味なのでその影響かなぐらいに思って、しばらくシラス撒いたりしつつ待ってりゃそのうちまたライズし始めるだろうと思っていたら、チャラ瀬の下の方でライズし始めたけどなかなか寄らない。なんでだろ?と思ってたら直下の淵でカワウが操業中。昨日はやや上流だったけど、とうとうコイ釣りポイントも見つかってしまった。まああるていど予想通り。いつまでも独り占めできるわきゃないわな。すぐに食い尽くすこともないだろうけど操業中はさすがにアユも警戒して釣れンだろうということで今日は諦めて場所移動。下流ちょっと見に行ったらこっちはアオサギ操業中で捕食者増えたなという感じ。
じゃあ上流行ってみるかと大移動。カルガモが前回見たときはヒナ小さかった気がするが若鶏サイズになっていた。成長早い。別の家族か?
コサギは、木化けして待ち伏せの多いアオサギに対して、安来節でも流れてきそうな足使いで物陰とかの獲物を追いだして食ってるんだけど、ナニ食ってんだろうなと思ってたけどゴクラクハゼとかハゼ系なんだろうなと理解できた。ひょっとしてコサギの足が足袋はいたみたいに黄色いのって足で餌追い出すのと関係あるんだろうか?
だいぶ苔というか藻が伸びて垢ぐされに近く、上流の降りられる場所3カ所のうち2カ所まではイマイチ魚見えず。でも一番奥は魚多くてライズあり。コレはここで正解だなと上流側の3面護岸の所の階段降りてテクテク歩いていって段差の流れ込みになっているところが今回のポイント。
ドコから釣ろうかなと釣り座の位置を選んでいると、浅い岸際にスッポン発見。ここの捕食者はスッポンか。写真撮って水中なので写り悪いなとじわじわ距離を詰めながら撮影していると、スッポン石化けに自信あるのか手が届く至近距離に寄れてしまった。
ゆーっくりとカメラをポケットに入れ、予備動作なしの流れるような一気の詰めで甲羅両側やや後ろをガッシと掴んで必死で逃れようとするのを「無駄無駄無駄〜」と反撃許さず水から引き上げる。
スッポン獲ったど〜!
写真撮りつつも、頭の中では、鍋そして雑炊、帰りにスーパーでネギと他になに買おう?スッポンなんて高級食材人生で2回ぐらいしか食ったことないぞ、このサイズなら5000円はするな、とかウッキウキである。
撮影タイムも終わり興奮も収まって、とりあえずスッポンは置いておいて、まずはアユ攻略だな、と思ってハタと行きづまる。「置いてってゆうてもドコにどうやって置いとくんや?」布バケツには斜めにすればギリギリ入りそうだけど、スッポン予想外に力がある。スピード特化型だと思ってたのにパワーもあるとはやるなという感じだ。kazuさんが蓋して重石してたのに逃げられたらしいけど、さもありなんな馬鹿力で後ろ足の先でけっ飛ばす力だけで結構持ってるのも難儀する。布バケツぐらい破壊されそう。リュックも同様。じゃあ締めてしまうか、というと保冷剤が心許ない。状況を整理すると今すぐ釣りをやめてナイフで締めてスッポン鍋の準備に帰宅してしまうか、スッポンは逃がして釣りを続行するかのどちらかで、まあワシ、ジビエを求めて川に来た食通じゃなくて釣り師やからな、と即断でリリース決定。また明日からしばらくというか午後にはもう強風の予報で桶屋繁盛してしまうのでなおさらね。竜宮城にも行ってみたいとは思ってたしそれでよし。まあ虐めてたんワシやから恩返しがある理屈はないけどな。
逃がすときに後ろ姿も撮っておいたけど、さすがは鉄壁の盾である堅くて重い甲羅を捨てて機動性を取った亀界の異端児っぷりは伊達じゃないという早さで、これ水面の波紋がちゃんと焦点合ってるのみたら分かると思うけど手ぶれじゃなくてスッポンダッシュをコンデジがとらえ切れてないのである。スピードに加えてパワー、そして持久力についても、ライギョ釣りに行ったら朝一2匹のスッポンが組んず解れつしてて喧嘩かなと思ってたら交尾で、たまに2匹そろってプハーと息吸ってるのとかみて、その半日後釣り終わって撤収時に見たらまだヤってたという絶倫ぶり。そら食ったら精がつくって言われるわけである。暑さにバテ気味だったので食べたかったけど、目の前のライズほどの重要性はない。今考えてもいろんな意味で逃がして正解で、この水系では私が確認できている亀は、明らかにバランス狂っている圧倒的多数のアカミミガメ系とスッポンと1匹だけ見たことがあるカミツキガメで、順番からいって増えすぎてるのを間引く必要のありそうなアカミミガメ系が先でスッポン最後だろという気がする。アカミミガメ系もカミツキガメも甲羅をなんとかする捌き方が手間だろうけど味は良いらしい。少なくなって希少になってる種をありがたがって高い金出したりするのは愚かだと魚関係では日頃から思うところである。スッポンはもっと増えたら食えば良い。日本ではスッポン除くと池の亀を食べるのは禁忌とされてきた。その理由は以前にもちょっと書いたけど成長や増殖の速度が遅くつかまえやすい亀を普段は食べないことにしておいて、飢饉の時とかに食べる救荒作物的な役割を持たせていたんだと思っている。だから今の情勢にあわせるなら既に繁殖しまくってて根絶が難しいのなら「外来の亀は禁忌から外す」と考えて積極的に食べて数を調整していくというのは真っ当なやりかただと思う。旨いと認識されて食べ始められればスッポン程度にまで数は減るはずで悪影響もかなり限定的に押さえられるはずだ。「在来種原理主義者」はよく「利用を進めると、利用できるなら居ても良いじゃないかと言い出す人が増えるから利用もダメ」とかほざくけど、既に繁殖して定着してる膨大な数を「駆除」だけでどうにかできるんなら苦労しないだろ、現実的に考えろよって話だと思う。いいジャン別に、被害が最小限に押さえられるならお目こぼしして利用しながらヤツらが生きてくのも大目に見てやろうよ。
話戻して、とりあえずアユ狙いはまずは葦の陰からシラスをちょいちょい投げながら、チンチン餌釣り。毛鉤は上から「水の女王」「うさ耳」「雉」という打順。魚見えているけどあまりシラス食われてない感じ。でもしばらくして浮子が沈んで1匹目。「雉」食ってた。ライズしてるくらいだし毛鉤の方がいいのか?よく分からんけどとにかくこのポイントでは初の釣果でうれしい。
葦の間では立ったまましか狙えそうにないので、対岸に渡って釣り座構えて腰据えていこうと移動してたらヘビ発見。なんなの今日は?「夏だワッショイ捕食者祭り!」とか開催中なのか?回覧板にそんなん案内なかったぞ。まあ、案内なしで今日の天気で出てくる奴にこそ参加資格があるということか。
写真撮りながら接近。目が赤くないやさし目の顔なのでのでアオダイショウかな?捕まえて愛でさせてもらおうと壁際に追いつめていく。「へっへっっへ、なにもしないから逃げちゃダメだよ」嘘である。つかまえて撫でさすって恥ずかしい総排泄口周りをじっくりと観察してオスメス判定したりするんである。追いつめて躊躇せず必殺の予備動作なしの右で頭押さえたら良かったんだけど、けっこう大きくて150はないけど130かそこらはありそうなドブネズミ食えますサイズでちょっとビビって、かみつく個体かどうか靴で確かめようとしたらダッシュで藪に逃げられた。昔ならためらわなかったけどジジイになると怪我の治りも遅いし噛まれたらどうしよとか考えてしまう。アオダイショウはシマヘビほどは噛まないんだけどね。
気を取り直して浅瀬に釣り座を設定。足下をちょろちょろと水が流れ護岸の陰になっている涼しい釣り座で非常に快適。
思い出したようにたまにシラスを撒きつつ、引き続きチンチン餌釣りを続ける。割とすぐにピコッとアタってヌマチチブ。ハゼ釣りポイントではたまにみたけど上流にもいた。なんとはなしに嬉しい気持ち。稚魚として遡上しているハゼはウキゴリ系が目立つけど、底にへばりついてるゴクラクハゼとかヌマチチブとかもいるんだなというのはアユ釣り始めたから分かった事実。
そしてしばらくして浮子が横スライドしたのを合わせたら結構いい引きで上がってきたのは、13センチぐらいのまずまずのアユ。一番下のシラスを食ってた。しかし手元でポロリして苔の中を暴れているのを金魚網で右へ左への大トリモノのすえなんとか掬ってホッとした。
何とかなってきたなと思うのだけど、これがなかなか追加ができない。浮き下調整しながら狙っているとたまにピコッとなるけどからぶる。
ライズが急に増えたので、浮き下短くして一番上の「水の女王」が水面直下ぐらいにくるようにして流したら読み通りにヒットしたけど抜き上げ時にばれた。これも続かず意外に連発しない。
そうこうしているうちに、日が上がるにつれて藻が光合成で酸素の気泡を含んで浮き始め、ちぎれて流れたのが仕掛けに絡んで釣りにくくなってきた。
10時頃にシラスもなくなったし撤収。
このポイントはコイも今のところおらず、小場所で狙いやすいうえに午前中は日陰になり涼しい。藻が邪魔なのはしばらく雨がないといつものコイ釣りポイントでも同様なので、基本日が高くなる前の朝一勝負と、あとは雨で藻が流れた後はアユの主食の苔がないということでもあり、絶対狙うべきだと思う。
下流のコイ釣りポイントはカワウ、アオサギ、ナマジが競合する激戦区になりつつあるので、上流に軸足移していくのかなと思っている。アユが大きくなっていくのを楽しんで釣ってみたい。
餌釣り意外と難しくて毛鉤に食ってくる方が多いという体たらくで「フライやルアーは餌より釣れない」とかいうのが下手くその言い訳でしかないのをあらためて痛感するが、今の釣り方で良いのかどうか、人の釣りみて我が釣り直せで、一回年券買った川の激戦区に見学にいって学んでこようかなとも考えている。
でもって、久しぶりの腑分け。
右が大きい方で左が小さい方。どちらも虫系見あたらず。大きい方には藻の繊維っぽいのも入ってた。苔食ってても毛鉤も餌も食うようではあるけど、たくさんいるうちの一部が食ってくる感じで、もうちょっと上手くなって、食ってくる条件やら食わせ方やらで、朝の2、3時間で5〜10ぐらい釣ってちょうど良いオカズ釣りになればいいなと思っている。
ちなみに上流の方がドブ臭さが薄くなるかと期待してたけどあまり変わらず。まあ文句いうほどでもなく美味しく食える。
今日はいろんな生き物がいて「夏休み」っぽかったし、釣果も数は少ないけど今後につながる良い釣果で超楽しめた。
カワウの話はブログで別途書くつもりだけど、多少釣れる魚が少なかったって、捕食者仲間と競り合って釣った方が絶対楽しいと思う。鳥もいないような川で魚釣って楽しいかって話で、そういう釣りがしたかったら釣り堀の「箱」にでもいくのが本筋のはずで、天然河川では魚を食う鳥という要素も込みで楽しんどけばいいと思っている。
○7月1日
毎年違う川が流れるとは知ってるつもりだったけど、まさか梅雨が6月に明けるとは、どないなっとるねん?しかも毎日暑いのは当たり前としてなぜか風が強い。近所のコイ釣りポイントのアユたちはすっかり見限ったのか夕方も水面の虫にはライズしなくなって、どっか見えない淵にでも移動しているようだ。買い物行くときとかにマメに見ているけど、こりゃしばらく雨でも降らないと魚どこ行ったか分からんな。ちなみに前回みえてた20センチぐらいの餌食んでるヤツらはイナでした。苔喰ってるイナとか縄張り作るわけでもなし、群れアユ同様今のオラの「アユ釣り力」ではかなわねえだ。
ということで「アユ釣り力」を上げるのに、いっちょ近場の有名アユ釣り場にノッコミテナガポイントの様子見つつ行ってみるかと、昼過ぎ干潮に合わせて出撃。
定番のネット蛇篭ポイントに着いてテナガ狙い。そそくさといつものように竿2本で始める。風波で岸際濁っていて歩いているエビが確認しにくいが、いりゃすぐ釣れるだろうという予想どおりすぐ釣れてくる。写真撮ろうとしたらカメラ忘れてて、携帯電話のカメラで良いかと思ったらそれも忘れている。カメラはまあ良いけど携帯は何かあったときの命綱になるし忘れんなよと思う。6月全力出しすぎたのと夏の暑さで頭が熱暴走して機能してないのと違うか?
エビは活性高く次々釣れてくるんだけど、なぜかメスばっかり。見えてたらオス狙うし見えてなくても基本先に食ってくるのが大型のオスなのでメスが釣れたら移動をこまめに繰り返せばオスが選べるはずなのに選べない。メスは抱卵しているし時期的にはよさそうんなんだけど何なのか?12匹釣ってオスが3匹しか釣れなかったので1時間弱で切り上げてテナガの部終了。今年はデキハゼがすでに見え始めているという情報を目にしていたが、確かに釣れてきて3匹釣って1匹飲まれたのでお土産に確保。チチブも2匹ほど釣れた。
自転車で上流に行くと、遊漁料を払う必要あるけどアユの釣れる中流域に出るので年券奮発してアユ釣れるのを今年は買った。申し込みのページ見ているとちょっとお高いけど「投網」をうてる年券もあってかなり惹かれたけど、そこまで今年は手はがまわらんだろうから釣り券にしておいた。今でも投網うてるんだろうか?あぐる指は覚えてくれているか?
自転車でちんたら行くけどとにかく暑い。かつ都会の川なので球技に興じるスポーツ勢からバーベキューのウェーイ勢から沢山いて、良さげな瀬とかには要所要所にアユ釣りっぽい釣り勢がいて、橋の下の陰とかアユ竿入れる長いパイプ股下に装着の自転車が止まっている。
夕方まで場所下見して、夕まずめに毛鉤流してみようと思ってたけど暑さでめげて15時過ぎに撤収。毛鉤釣りと餌釣りするには電車でもうすこし上流のほうまで行った方がよさそう。昼間はあんまり釣れてる気配がなかった。
写真なしも寂しいのでお土産喰らってご満悦の我が家のペットのコウタイの写真など。
後半戦、ショボく始まったけど挽回するぜ。とりあえず暑さに慣れないとどうもならんナ。